JP5923020B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関に関する。
クランクシャフトの駆動力を利用して回転し、回転により生じる遠心力を利用して内燃機関内部に供給するオイル内の塵埃等の不要物を分離する遠心オイルフィルタを備えた内燃機関が従来から知られている(特許文献1参照)。
特開2010−151003号公報
上記特許文献1に係る内燃機関では、クランクケース内に設けられるベアリングにクランクシャフトが回転可能に支持され、クランクシャフトのベアリングから突出する部位の先端に遠心オイルフィルタが設けられている。このため、クランクシャフト軸方向での寸法を比較的大きく確保する必要があり、クランクシャフト軸方向での寸法が比較的大きくなっている。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、遠心オイルフィルタを備える内燃機関であって、クランクシャフト軸方向での寸法を小さくし易くすることができる内燃機関を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、クランクケース(21)と、前記クランクケース(21)内に設けられるベアリング(33)に回転可能に支持され、前記クランクケース(21)内に収容されるクランクシャフト(23)と、前記クランクシャフト(23)における前記ベアリング(33)から突出する部位に取り付けられて、前記クランクシャフト(23)の駆動力を伝達するドライブギヤ(35)と、を備える内燃機関において、円盤状の遠心オイルフィルタ(34)が、前記ベアリング(33)と前記ドライブギヤ(35)との間で、前記クランクシャフト(23)に取り付けられ、前記遠心オイルフィルタ(34)は、前記ドライブギヤ(35)と噛合うドリブンギヤ(37)と、このドリブンギヤ(37)が前記クランクシャフト(23)の軸方向で対向する前記クランクケース(21)の壁部(21R)と、の間の空間に延出し、かつ前記クランクシャフト(23)の軸方向視で、前記ドリブンギヤ(37)に重なるように配置され、さらに、前記遠心オイルフィルタ(34)は、前記ベアリング(33)側に配置され、中央に貫通孔(80)が形成されるとともに、外周縁部に前記貫通孔(80)側に向けて折り返る折り返し部(81)が形成される第1円盤プレート(82)と、前記ドライブギヤ(35)側に配置され、中央に貫通孔(83)が形成されるとともに、内周縁部が外周縁部と前記貫通孔(83)の軸方向でずれた皿ばね状に形成され、かつその外径が前記第1円盤プレート(82)の外径よりも小径に設定される第2円盤プレート(84)と、前記クランクシャフト(23)に外嵌されるとともに、前記第1円盤プレート(82)及び前記第2円盤プレート(84)それぞれの前記貫通孔(80,83)に挿通されるカラー(85)と、を備え、前記カラー(85)の前記クランクシャフト(23)軸方向における前記ベアリング(33)側の端部には、前記クランクシャフト(23)径方向の外側に張り出すフランジ部(86)が形成され、前記カラー(85)の前記クランクシャフト(23)軸方向における前記ドライブギヤ(35)側の端部には、前記クランクシャフト(23)径方向の内側に凹むとともに、前記クランクシャフト(23)軸方向で、前記ドライブギヤ(35)側に開放する段部(87)が、前記カラー(85)の周方向全域にわたって形成され、前記フランジ部(86)に、前記第1円盤プレート(82)の内周縁部が前記クランクシャフト(23)軸方向で当接し、前記第2円盤プレート(84)は、前記クランクシャフト(23)軸方向で、その外周縁部が、その内周縁部よりも前記第1円盤プレート(82)側に近い状態となるように配置されるとともに、その外周縁部が、前記第1円盤プレート(82)の前記折り返し部(81)の内側に嵌合され、その内周縁部が、前記ドライブギヤ(35)に前記第1円盤プレート(82)側に向けて押されることで、前記ドライブギヤ(35)に当接した状態で、前記段部(87)と前記ドライブギヤ(35)とで囲まれる空間に収容され、前記第2円盤プレート(84)は、前記ドライブギヤ(35)に押されることで、前記クランクシャフト(23)軸方向で圧縮され、弾性力をもって、その内周縁部が前記ドライブギヤ(35)に押し当るように構成されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の内燃機関において、前記クランクケース(21)の側方を覆うとともに、前記クランクシャフト(23)における前記ベアリング(33)から突出する部位を覆うクランクケースカバー(55)をさらに備え、前記クランクケースカバー(55)には、オイルポンプ(60)を収容する収容室(61)が形成され、前記ドライブギヤ(35)には、前記オイルポンプ(60)を駆動させるオイルポンプ駆動ギヤ(63)が噛合い、このオイルポンプ駆動ギヤ(63)は、前記クランクシャフト(23)の軸方向視で、前記遠心オイルフィルタ(34)に重なるように配置されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の内燃機関において、前記遠心オイルフィルタ(34)は、前記ベアリング(33)と前記ドライブギヤ(35)とによって、前記クランクシャフト(23)軸方向で圧縮される状態で、前記クランクシャフト(23)に取り付けられることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項4に記載の内燃機関において、前記遠心オイルフィルタ(34)は、前記カラー(86)を前記クランクシャフト(23)に挿通し、前記第1円盤プレート(82)を、その内周縁部が前記フランジ部(86)に当接するように前記カラー(86)に挿通し、前記第2円盤プレート(84)を、その外周縁部が、その内周縁部よりも前記第1円盤プレート(82)側に近い状態にして、前記カラー(85)に挿通するとともに、その外周縁部を、記第1円盤プレート(82)の折り返し部(81)の内側に嵌合させ、前記ドライブギヤ(35)を前記クランクシャフト(23)に挿通して、前記第2円盤プレート(84)を前記第1円盤プレート(82)側に向けて押し込む、ことで構成されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、ベアリングから突出するクランクシャフトの先端に遠心オイルフィルタが設けられる場合に比べて、遠心オイルフィルタのクランクシャフトの軸方向での張り出しを抑制し易くすることができるので、クランクシャフト軸方向での寸法を小さくし易くすることができる。また、デッドスペースを利用して遠心オイルフィルタの容量を確保することができる。また、簡易な構造で遠心オイルフィルタのシール性を確保できる。
請求項2に記載の発明によれば、デッドスペースを利用して遠心オイルフィルタの容量を確保することができる。
請求項3に記載の発明によれば、簡単な方法で遠心オイルフィルタを取り付けることができる。また、遠心オイルフィルタの取り外しが容易で、遠心オイルフィルタのクリーニング等の作業を効率的に行えるようにすることができる。
請求項4に記載の発明によれば、簡易な構造で遠心オイルフィルタのシール性を確保できる。



本発明の実施形態に係る内燃機関を搭載した自動二輪車の左側面図である。 上記内燃機関の縦断面図である。 図2のA−A線に沿う展開断面図である。 図2のB−B線に沿う展開断面図である。 図4の拡大図である。 上記内燃機関に設けられる遠心オイルフィルタの組立て方法を説明する図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。また、本実施形態では、車両の向きを用いて内燃機関の向きを説明するが、本発明に係る内燃機関の向きは、車両の向きに限定されるものではない。
図1は本実施形態に係る内燃機関を搭載した自動二輪車1の左側面図である。まず、この自動二輪車1について説明すると、自動二輪車1の車体フレーム2は、前端に位置するヘッドパイプ3と、ヘッドパイプ3から後方に延びた後に、下方に延びるメインフレーム4と、ヘッドパイプ3から下方に延びるダウンフレーム5と、を有している。ヘッドパイプ3には、前輪6を軸支する左右一対のフロントフォーク7がステアリングステム8を介して操舵可能に枢支されている。ステアリングステム8の上部には、操舵用のバーハンドル9が取り付けられている。一方で、メインフレーム4の下端には、下方に延びるピボットプレート10が設けられ、ピボットプレート10には、図示省略するスイングアームが上下方向に揺動可能に支持される。
上記自動二輪車1において、本実施形態の内燃機関20はピボットプレート10とダウンフレーム5との間に配置される。内燃機関20は空冷単気筒エンジンであり、クランクケース21と、クランクケース21の前側上部から前上方に突出するシリンダ部22と、を備えている。
内燃機関20は、クランクケース21の前部がダウンフレーム5に支持されるとともに、クランクケース21の後部がピボットプレート10に支持されることで、車体フレーム2に支持されている。クランクケース21には、その前方側内部にクランクシャフト23が収容されるとともに、クランクシャフト23の後方に変速機Mが収容されている。すなわち、内燃機関20は、駆動源と変速機とが一体化される所謂パワーユニット型となっている。
シリンダ部22は、クランクケース21と直接的に連結されるシリンダブロック24と、シリンダブロック24に連結されるシリンダヘッド25と、で構成されている。
図2を参照し、シリンダブロック24にはシリンダボア26が形成されている。図中L1は、シリンダボア26のシリンダ中心軸線を示し、シリンダ中心軸線L1は、垂直方向に対して前方側にやや傾斜している。また、図中C1はクランクシャフト23の中心軸線(以下、クランク軸線と呼ぶ)を示し、クランク軸線C1は、車幅方向に沿って延びている。また、本実施形態のシリンダヘッド25では、その先端側の壁部が所謂ヘッドカバーとして機能し、シリンダヘッド25がヘッドカバーとシリンダヘッドとを一体に有する構造となっている。なお、本実施形態では、シリンダブロック24とクランクケース21とが一体に形成され、シリンダブロック24とシリンダヘッド25は着脱可能に連結される構成であるが、シリンダブロック24とクランクケース21は、別体で連結される構成であってもよい。
図1及び図2を併せて参照し、シリンダヘッド25の後壁には、吸気管の一端が接続される吸気ポート25INが形成され、シリンダヘッド25の前壁には、排気管29の一端が接続される排気ポート25EXが形成されている。吸気管の他端はキャブレター等の吸気量調整装置の下流側が接続され、排気管29はシリンダヘッド25の前壁から車両後方に延びている。
図2及び図3を参照し、シリンダブロック24のシリンダボア26内にはピストン30が摺動可能に嵌装され、ピストン30はコンロッド31を介してクランクシャフト23に連結されている。コンロッド31は、ピストン30の往復動を、クランクシャフト23の回転動に変換する。
図2に示すように、シリンダヘッド25の後壁に一端を開口させる吸気ポート25IN、及びシリンダヘッド25の前壁に一端を開口させる排気ポート25EXはそれぞれの他端を、シリンダヘッド25内に形成された燃焼室42に開口させている。燃焼室42は、シリンダヘッド25の底面におけるシリンダ中心軸線L1の延長線上に形成され、シリンダボア26に面してこれに連通している。吸気ポート25IN及び排気ポート25EXの燃焼室42側の開口は、吸気バルブ43、排気バルブ44によりそれぞれ開閉可能とされている。吸気バルブ43による吸気ポート25INの開閉動作は、吸気ロッカーアーム45の揺動によって行われ、排気バルブ44による排気ポート25EXの開閉動作は、排気ロッカーアーム46の揺動によって行われ、吸気ロッカーアーム45及び排気ロッカーアーム46は、単一のカムシャフト47によって揺動される。
図3に示すように、クランクケース21は、エンジン幅方向中央(図中、直線CL上の位置)を挟んで対向する左壁部21L及び右壁部21Rを有し、これら左壁部21L及び右壁部21Rによってクランクシャフト23が支持されている。詳しくは、クランクシャフト23は、クランクケース21の左壁部21Lに貫通して形成された左保持孔101に嵌合された左ベアリング32、及び右壁部21Rに貫通して形成された右保持孔102に嵌合された右ベアリング33に挿通され、回転可能に支持されている。
クランクシャフト23において右ベアリング33から車幅方向外側に突出する右端部には、遠心オイルフィルタ34とドライブギヤ35とが設けられ、クランクシャフト23において左ベアリング32から車幅方向外側に突出する左端部には、発電機Gが設けられている。
遠心オイルフィルタ34は中空の円盤状に形成され、右ベアリング33とドライブギヤ35との間で、クランクシャフト23に取り付けられている。クランクシャフト23におけるドライブギヤ35が取り付けられた位置の車幅方向外側の位置には、位置決めナット35Aが螺着されており、この位置決めナット35Aによりドライブギヤ35が位置決めされている。このドライブギヤ35の回転動は、変速機Mに伝達される。なお、左ベアリング32及び右ベアリング33の間にはクランクシャフト23のクランクピン23Aが位置し、このクランクピン23Aにコンロッド31が連結されている。また、図3〜図6においては、説明都合上、遠心オイルフィルタ34にハッチングを付していない。
ドライブギヤ35は、クランクシャフト23の後方に配置されたメインシャフト36に相対回転可能に支持されたドリブンギヤ37に噛合っている。メインシャフト36の右端部においてドリブンギヤ37よりも車幅方向で外側には、クラッチ38が設けられ、クランクシャフト23の回転動は、ドライブギヤ35からドリブンギヤ37を介してクラッチ38に伝達され、クラッチ38からメインシャフト36に伝達され、その後、メインシャフト36から変速歯車群39を介してカウンタシャフト40に伝達される。
なお、本実施形態において変速機Mは、主に上記メインシャフト36、カウンタシャフト40及び変速歯車群39によって構成される。また、図2において符号41は、変速機Mの変速段を切り替えるチェンジ機構を示している。また、図2に示すように、カウンタシャフト40は、メインシャフト36の後下方に配置されている。
ここで、上記ドリブンギヤ37は、右壁部21Rとクランクシャフト23の軸方向で離間しており、これらドリブンギヤ37と右壁部21Rとの間には空間が形成されている。そして、上記遠心オイルフィルタ34は、ドリブンギヤ37とクランクケース21の右壁部21Rとの間の空間に延出し、かつクランクシャフト23の軸方向視で、ドリブンギヤ37に重なるように配置されている。
また、本実施形態の内燃機関20では、クランクケース21の左壁部21Lに、左クランクケースカバー54が取り付けられ、右壁部21Rに、右クランクケースカバー55が取り付けられている。左クランクケースカバー54は、左壁部21L(左ベアリング32)から突出したクランクシャフト23の左端部及び発電機Gを覆っている。一方、右クランクケースカバー55は、右壁部21R(右ベアリング33)から突出したクランクシャフト23の右端部、遠心オイルフィルタ34、ドライブギヤ35、及びクラッチ38等を覆っている。なお、クランクシャフト23の右端部の先端は、右クランクケースカバー55の内壁に形成された軸受け部55Aに挿入され、この軸受け部55Aに回転可能に支持されている。
図2を参照し、符号60は、クランクシャフト23の下方に配置されたオイルポンプ60を示し、図4に示すように、このオイルポンプ60は、右クランクケースカバー55の内壁に形成されたオイルポンプ収容室61に収容されている。オイルポンプ60はトロコイドポンプであり、クランクケース21の右壁部21R側に向けてポンプ軸62を延ばし、ポンプ軸62の先端に設けられたオイルポンプ駆動ギヤ63は、ドライブギヤ35に噛合って、ドライブギヤ35によって駆動される。
ここで、ポンプ軸62の先端及びオイルポンプ駆動ギヤ63は、右壁部21Rとクランクシャフト23の軸方向で離間しており、これらポンプ軸62の先端及びオイルポンプ駆動ギヤ63と、右壁部21Rとの間には空間が形成されている。そして、ここで遠心オイルフィルタ34は、ポンプ軸62の先端及びオイルポンプ駆動ギヤ63と、右壁部21Rとの間に形成される空間に延出しており、また、オイルポンプ駆動ギヤ63は、クランクシャフト23の軸方向視で、遠心オイルフィルタ34に重なるように配置されている。
図4を続けて参照し、右クランクケースカバー55の内部には、クランクケース21の下部に形成されたオイルパン64とオイルポンプ収容室61の内部とを連通させる引き込み流路65が形成されている。またさらに、右クランクケースカバー55の内部には、オイルポンプ収容室61と右クランクケースカバー55においてクランクシャフト23の軸方向延長線上に形成された軸端給油室66とを連通させる吐き出し流路67が形成されている。そしてオイルポンプ60は駆動することで、引き込み流路65を通してオイルパン64に貯留されたオイルを引き込み、軸端給油室66に送り出し、軸端給油室66を介して遠心オイルフィルタ34にオイルを供給することが可能となっている。
詳しくは、クランクシャフト23の右端部の内部には、クランクシャフト23のクランク軸線C1上に形成され、軸端給油室66に連通するとともに、軸端給油室66側から遠心オイルフィルタ34側に延びる上流側メイン流路68が穿設されている。さらにまた、クランクシャフト23の右端部の内部には、上流側メイン流路68の遠心オイルフィルタ34側の端部からクランクシャフト23の径方向の外側に延びるに従いエンジン幅方向中央側に延びて、遠心オイルフィルタ34の内部に連通する上流側サブ流路69が穿設されている。すなわち、軸端給油室66は、上流側メイン流路68及び上流側サブ流路69を通して遠心オイルフィルタ34の内部に連通し、これにより、オイルポンプ60は、軸端給油室66から遠心オイルフィルタ34にオイルを供給することが可能となっている。なお、詳しくは、上流側サブ流路69は、遠心オイルフィルタ34の一構成部材であるカラー85を介して、遠心オイルフィルタ34の内部に連通するが、このカラー85の構成については後述する。
そして遠心オイルフィルタ34は、クランクシャフト23の駆動力を利用して回転し、回転により生じる遠心力を利用して、内部に供給されたオイル内の塵埃等の不要物をその内部における径方向の外側にはじき出すようにして分離する。そして遠心オイルフィルタ34は、クランクシャフト23の内部に形成された下流側第1サブ流路70、下流側メイン流路71及び下流側第2サブ流路72を通して、オイルをクランクシャフト23の外部に供給する。詳しくは、遠心オイルフィルタ34は、その一構成部材であるカラー85を介して、下流側第1サブ流路70に連通するが、このカラー85の構成については後述する。
下流側第1サブ流路70は、上流側サブ流路69の遠心オイルフィルタ34への連通位置からクランクシャフト23の軸方向でエンジン幅方向中央側に離間した位置で、遠心オイルフィルタ34の内部に連通し、遠心オイルフィルタ34からクランクシャフト23の径方向の内側に延びるに従いエンジン幅方向中央側に向けて延びて、下流側メイン流路71に連通している。
下流側メイン流路71は、クランクシャフト23のクランク軸線C1上に形成され、下流側第1サブ流路70との連通位置からエンジン幅方向中央側に向けて延びている。そして下流側第2サブ流路72は、下流側メイン流路71に連通し、下流側メイン流路71との連通位置からクランクシャフト23の径方向の外側に延びるに従いエンジン幅方向中央側に向けて延び、クランクピン23A内を貫通してクランクシャフト23の外部に開口している。このように本実施形態では、クランクピン23Aからその外部にオイルが供給されるようになっている。
図5を参照し、遠心オイルフィルタ34が拡大して示されている。遠心オイルフィルタ34について詳述すると、遠心オイルフィルタ34は、右ベアリング33側に配置され、中央に貫通孔80が形成されるとともに、その外周縁部に貫通孔80側に向けて折り返る折り返し部81が形成される断面ハット形状の第1円盤プレート82と、ドライブギヤ35側に配置され、中央に貫通孔83が形成されるとともに、その内周縁部がその外周縁部と貫通孔83の軸方向でずれた皿ばね状に形成され、かつその外径が第1円盤プレート82の外径よりも小径に設定される第2円盤プレート84と、クランクシャフト23に外嵌されるとともに、第1円盤プレート82及び第2円盤プレート84それぞれの貫通孔80,83に挿通されるカラー85と、を備えている。
カラー85のクランクシャフト23軸方向における右ベアリング33側の端部には、クランクシャフト23径方向の外側に張り出すフランジ部86が形成され、カラー85のクランクシャフト23軸方向におけるドライブギヤ35側の端部には、クランクシャフト23径方向の内側に凹むとともに、クランクシャフト23軸方向で、ドライブギヤ35側に開放する段部87が、カラー85の周方向全域にわたって形成されている。
そして遠心オイルフィルタ34では、フランジ部86に、第1円盤プレート82の内周縁部がクランクシャフト23軸方向で当接している。また、第2円盤プレート84は、クランクシャフト23軸方向で、その外周縁部が、その内周縁部よりも第1円盤プレート82側に近い状態となるように配置されるとともに、その外周縁部が、第1円盤プレート82の折り返し部81の内側に嵌合され、その内周縁部が、ドライブギヤ35に第1円盤プレート82側に向けて押されることで、ドライブギヤ35に当接した状態で、段部87とドライブギヤ35とで囲まれる空間に収容されている。
そして、第2円盤プレート84は、ドライブギヤ35に押されることで、クランクシャフト23軸方向で圧縮され、弾性力をもって、その内周縁部がドライブギヤ35に押し当るように構成されている。すなわち、遠心オイルフィルタ34は、右ベアリング33とドライブギヤ35とによって、クランクシャフト23軸方向で圧縮される状態で、クランクシャフト23に取り付けられている。
このような遠心オイルフィルタ34では、第2円盤プレート84の内周縁部は、弾性力をもって、ドライブギヤ35に押し当るため、第2円盤プレート84の内周縁部とドライブギヤ35との当接部分におけるシール性が確保される。また、ドライブギヤ35の遠心オイルフィルタ34側に向く面は、第2円盤プレート84の内周縁部に当接するとともに、カラー85のドライブギヤ35側に向く面に圧接しており、カラー85とドライブギヤ35との当接部分においてもシール性が確保される。
また、第2円盤プレート84は、ドライブギヤ35に押されることで、クランクシャフト23軸方向で圧縮され、その外周縁部も弾性力をもって、第1円盤プレート82の外周縁部に押し当てられ、これに伴い、その内周縁部もフランジ部86に押し当てられる。したがって、第2円盤プレート84の外周縁部と第1円盤プレート82の外周縁部との間、及び第1円盤プレート82の内周縁部とフランジ部86との間においてもシール性が確保される。
そして、カラー85には、クランクシャフト23径方向で貫通して、上流側サブ流路69に連通する受け入れ開口88と、クランクシャフト23径方向で貫通して、下流側第1サブ流路70と連通する吐き出し開口89とが形成されている。ここで、受け入れ開口88によって、上流側サブ流路69が遠心オイルフィルタ34の内部に連通し、吐き出し開口89によって、遠心オイルフィルタ34が、下流側第1サブ流路70に連通するようになっている。吐き出し開口89は、受け入れ開口88が上流側サブ流路69と連通する位置から、クランクシャフト23の軸方向でエンジン幅方向中央側に離間した位置で、下流側第1サブ流路70に連通している。
上記構成の遠心オイルフィルタ34では、軸端給油室66から上流側メイン流路68、上流側サブ流路69及び受け入れ開口88を通して、内部にオイルが供給され、遠心オイルフィルタ34が回転することで、オイル内の不要物が遠心オイルフィルタ34の内部において径方向の外側にはじき出される。その後、オイルは、吐き出し開口89から、下流側第1サブ流路70、下流側メイン流路71及び下流側第2サブ流路72を通して、クランクシャフト23の外部に供給される。
ここで、吐き出し開口89は、受け入れ開口88が上流側サブ流路69と連通する位置から、クランクシャフト23の軸方向でエンジン幅方向中央側に離間した位置で、下流側第1サブ流路70に連通しているので、吐き出し開口89から吐出されるオイルは遠心力によって不要物を分離されたものとなる。すなわち、遠心オイルフィルタ34では、軸端給油室66からのオイルの流れに沿って上流側に位置する受け入れ開口88からオイルを受け入れ、上記流れに沿って受け入れ開口88よりも下流側に位置するオイルを吐き出し開口89からオイルを吐出するため、吐き出し開口89から吐出されるオイルは遠心力の影響を受けるので、吐き出し開口89からは、不要物が分離されたオイルが吐出される。
次に図6を参照し、上記遠心オイルフィルタ34の組立方法について説明する。
まず、図6(A)に示すように、カラー85をクランクシャフト23の右端部に挿通する。この際、本実施形態では、カラー85のフランジ部86が形成される側の端面が、クランクケース21の右壁部21Rに形成された右保持孔102を通して右ベアリング33に当接するようになっている。
また、この際は、カラー85の受け入れ開口88を、上流側サブ流路69に位置合わせするとともに、吐き出し開口89を、下流側第1サブ流路70に位置合わせする。なお、カラー85は、クランクシャフト23に相対回転不能に取り付けられる。なお、カラー85を相対回転不能とする手段としては、圧入、スプライン嵌合、回り止め用のピンを設ける等すればよい。
次に、図6(B)に示すように、第1円盤プレート82を、その内周縁部がフランジ部86に当接するようにカラー85に挿通する。
次に、図6(C)に示すように、第2円盤プレート84を、その外周縁部が、その内周縁部よりも第1円盤プレート82側に近い状態となるようにして、カラー85に挿通するとともに、その外周縁部を、第1円盤プレート82の折り返し部81の内側に嵌合させる。ここで、この状態では、図6(C)に示すように、第2円盤プレート84は軸方向に圧縮されていない状態となっている。
そして、図6(D)に示すように、ドライブギヤ35をクランクシャフト23に挿通して、第2円盤プレート84を、その内周縁部を介して、第1円盤プレート82側に向けて押し込む。これにより、第2円盤プレート84を、クランクシャフト23軸方向で圧縮させた状態としつつ、その内周縁部がドライブギヤ35に押し当るようにする。
以上に記載した本実施形態の内燃機関20では、右ベアリング33から突出するクランクシャフト23の先端に遠心オイルフィルタが設けられる場合に比べて、遠心オイルフィルタ34のクランクシャフト23軸方向での張り出しを抑制し易くすることができるので、クランクシャフト23軸方向での寸法を小さくし易くすることができる。
また、この内燃機関20では、ドライブギヤ35と噛合うドリブンギヤ37と、このドリブンギヤ37がクランクシャフト23の軸方向で対向するクランクケース21の右壁部21Rと、の間の空間に、遠心オイルフィルタ34が延出し、かつ、この遠心オイルフィルタ34が、クランクシャフト23の軸方向視で、ドリブンギヤ37に重なるように配置されるため、デッドスペースを利用して(スペースを有効利用して)、遠心オイルフィルタ34の容量を確保することができる。
また、この内燃機関20では、クランクケース21の側方を覆うとともに、クランクシャフト23における右ベアリング33から突出する部位を覆う右クランクケースカバー55に、オイルポンプ収容室61が形成され、ドライブギヤ35には、オイルポンプ60を駆動させるオイルポンプ駆動ギヤ63が噛合い、このオイルポンプ駆動ギヤ63が、クランクシャフト23の軸方向視で、遠心オイルフィルタ34に重なるように配置されるため、デッドスペースを利用して(スペースを有効利用して)、遠心オイルフィルタ34の容量を確保することができる。
また、本実施形態の内燃機関20では、遠心オイルフィルタ34が、右ベアリング33とドライブギヤ35とによって、クランクシャフト23軸方向で圧縮される状態で、クランクシャフト23に取り付けられ、簡単な方法で遠心オイルフィルタ34を取り付けることができ、取り付け作業の効率化が図れる。また、遠心オイルフィルタ34の取り外しが容易で、遠心オイルフィルタ34のクリーニング等の作業を効率的に行えるようにすることができる。
また、遠心オイルフィルタ34は、第1円盤プレート82、第2円盤プレート84及びカラー85からなるものであって、特段溶接等を必要とせずシール性を確保できる構造を有するものであり、簡易な構造でシール性を確保でき、製造コストを抑制できる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、内燃機関20が、クランクケース21の前側上部からシリンダ部22を上方に向けて立設させる構成であるが、シリンダ部22をクランクケース21から前方に突出させる水平シリンダの構成としてもよい。
20 内燃機関
21 クランクケース
23 クランクシャフト
33 右ベアリング(ベアリング)
34 遠心オイルフィルタ
35 ドライブギヤ
37 ドリブンギヤ
55 右クランクケースカバー(クランクケースカバー)
60 オイルポンプ
61 オイルポンプ収容室(収容室)
63 オイルポンプ駆動ギヤ
80 貫通孔
81 折り返し部
82 第1円盤プレート
83 貫通孔
84 第2円盤プレート
85 カラー
86 フランジ部
87 段部

Claims (4)

  1. クランクケース(21)と、
    前記クランクケース(21)内に設けられるベアリング(33)に回転可能に支持され、前記クランクケース(21)内に収容されるクランクシャフト(23)と、
    前記クランクシャフト(23)における前記ベアリング(33)から突出する部位に取り付けられて、前記クランクシャフト(23)の駆動力を伝達するドライブギヤ(35)と、
    を備える内燃機関において、
    円盤状の遠心オイルフィルタ(34)が、前記ベアリング(33)と前記ドライブギヤ(35)との間で、前記クランクシャフト(23)に取り付けられ、
    前記遠心オイルフィルタ(34)は、
    前記ドライブギヤ(35)と噛合うドリブンギヤ(37)と、このドリブンギヤ(37)が前記クランクシャフト(23)の軸方向で対向する前記クランクケース(21)の壁部(21R)と、の間の空間に延出し、かつ前記クランクシャフト(23)の軸方向視で、前記ドリブンギヤ(37)に重なるように配置され
    さらに、前記遠心オイルフィルタ(34)は、
    前記ベアリング(33)側に配置され、中央に貫通孔(80)が形成されるとともに、外周縁部に前記貫通孔(80)側に向けて折り返る折り返し部(81)が形成される第1円盤プレート(82)と、
    前記ドライブギヤ(35)側に配置され、中央に貫通孔(83)が形成されるとともに、内周縁部が外周縁部と前記貫通孔(83)の軸方向でずれた皿ばね状に形成され、かつその外径が前記第1円盤プレート(82)の外径よりも小径に設定される第2円盤プレート(84)と、
    前記クランクシャフト(23)に外嵌されるとともに、前記第1円盤プレート(82)及び前記第2円盤プレート(84)それぞれの前記貫通孔(80,83)に挿通されるカラー(85)と、を備え、
    前記カラー(85)の前記クランクシャフト(23)軸方向における前記ベアリング(33)側の端部には、前記クランクシャフト(23)径方向の外側に張り出すフランジ部(86)が形成され、
    前記カラー(85)の前記クランクシャフト(23)軸方向における前記ドライブギヤ(35)側の端部には、前記クランクシャフト(23)径方向の内側に凹むとともに、前記クランクシャフト(23)軸方向で、前記ドライブギヤ(35)側に開放する段部(87)が、前記カラー(85)の周方向全域にわたって形成され、
    前記フランジ部(86)に、前記第1円盤プレート(82)の内周縁部が前記クランクシャフト(23)軸方向で当接し、
    前記第2円盤プレート(84)は、前記クランクシャフト(23)軸方向で、その外周縁部が、その内周縁部よりも前記第1円盤プレート(82)側に近い状態となるように配置されるとともに、その外周縁部が、前記第1円盤プレート(82)の前記折り返し部(81)の内側に嵌合され、その内周縁部が、前記ドライブギヤ(35)に前記第1円盤プレート(82)側に向けて押されることで、前記ドライブギヤ(35)に当接した状態で、前記段部(87)と前記ドライブギヤ(35)とで囲まれる空間に収容され、
    前記第2円盤プレート(84)は、前記ドライブギヤ(35)に押されることで、前記クランクシャフト(23)軸方向で圧縮され、弾性力をもって、その内周縁部が前記ドライブギヤ(35)に押し当るように構成されることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記クランクケース(21)の側方を覆うとともに、前記クランクシャフト(23)における前記ベアリング(33)から突出する部位を覆うクランクケースカバー(55)をさらに備え、
    前記クランクケースカバー(55)には、オイルポンプ(60)を収容する収容室(61)が形成され、
    前記ドライブギヤ(35)には、前記オイルポンプ(60)を駆動させるオイルポンプ駆動ギヤ(63)が噛合い、このオイルポンプ駆動ギヤ(63)は、前記クランクシャフト(23)の軸方向視で、前記遠心オイルフィルタ(34)に重なるように配置されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関。
  3. 前記遠心オイルフィルタ(34)は、前記ベアリング(33)と前記ドライブギヤ(35)とによって、前記クランクシャフト(23)軸方向で圧縮される状態で、前記クランクシャフト(23)に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関。
  4. 前記遠心オイルフィルタ(34)は、
    前記カラー(86)を前記クランクシャフト(23)に挿通し、
    前記第1円盤プレート(82)を、その内周縁部が前記フランジ部(86)に当接するように前記カラー(86)に挿通し、
    前記第2円盤プレート(84)を、その外周縁部が、その内周縁部よりも前記第1円盤プレート(82)側に近い状態にして、前記カラー(85)に挿通するとともに、その外周縁部を、記第1円盤プレート(82)の折り返し部(81)の内側に嵌合させ、
    前記ドライブギヤ(35)を前記クランクシャフト(23)に挿通して、前記第2円盤プレート(84)を前記第1円盤プレート(82)側に向けて押し込む、ことで構成されることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の内燃機関。
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