JP5481283B2 - 内燃機関のシリンダヘッド構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動二輪車等に搭載される内燃機関のシリンダヘッド構造に関する。
シリンダヘッドの吸気ポートに接続するキャブレタージョイントを備え、このジョイントに吸気通路に連通する配管を設ける構造が開示されている(特許文献1参照)
特開平3−172509号公報
ところで、シリンダヘッドに接続される吸気管おいては、キャブレター仕様と燃料噴射装置仕様とで、取付け方向や重量の関係で異なる取付け構造(ボルトピッチ)とする必要があり、シリンダヘッドも夫々の吸気管に合わせた専用のシリンダヘッドとする必要があった。
ここで、特許文献1に係る構造では、ジョイントに配管を取付けるため、ジョイントのみを取り替えれば、異なる吸気管をシリンダヘッドを専用のものとすることなく取り付けられるとも考えられる。しかし、特許文献1に係る構造では、配管取付けのためのジョイントにおける取付け部については異なる吸気管に合わせたものを設ける必要があるので、ジョイント形状が複雑になってしまい、製造コストがかかってしまうという問題が生じる。
本発明は係る実情に鑑みてなされたものであり、シリンダヘッドにおいて仕様の異なる複数の種類の吸気管を簡易的な構造で取り付け可能とし、異なる吸気管を使用する内燃機関の間でのシリンダヘッドの流用を可能とする内燃機関のシリンダヘッド構造を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載の発明は、燃焼室(21A)に吸気を導入する吸気ポート(37)を備え、一対のボルト挿通孔が形成された締め付けフランジを有する吸気管(22)を、前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトを介して前記吸気ポート(37)に接続し、吸気を導入する内燃機関(17)のシリンダヘッド(21)において、前記吸気ポート(37)の入口側開口(100)の周囲に、ボルト挿通孔間距離及び取付け位置の異なる複数の前記一対のボルト挿通孔を当接させる複数組のボス部(102,104)が形成され、前記複数組のボス部(102,104)が、前記吸気ポート(37)の中心(C4)を通る第1直線(L4)に沿って略対向配置される一対の第1ボス部(102)と、前記吸気ポート(37)の中心(C4)を通る第2直線(L6)に沿って略対向配置される一対の第2ボス部(104)とで構成され、前記第2ボス部(104)間の距離が、前記第1ボス部間の距離よりも長く設定され、前記第1ボス部(102)のうちの一方の第1ボス部(102)と、該第1ボス部(102)に隣接する前記第2ボス部(104)とを連結し、前記吸気ポート(37)内に連通する細管(114)を支持するための細孔(115)が形成される細管支持部(113)が形成されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記第1直線(L4)と前記第2直線(L6)とがなす角度が、45°以下とされていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、前記第1ボス部(102)が、前記吸気ポート(37)の前記吸気管端面を当接させる座面(101)に連続して面一に形成され、前記第2ボス部(104)と前記座面(101)との間に溝(105)が形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、前記第1ボス部(102)と前記第2ボス部(104)のうちの一方が、キャブレター(23)に使用される吸気管(22)を接続するために形成され、他方が、燃料噴射装置(110)に使用される吸気管(112)を接続するために形成されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、前記細管(115)は、エバポレーションシステムのタンク(16)内圧力を前記吸気ポート(37)へ放出するための細管であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、前記第1直線(L4)と前記第2直線(L6)とが前記シリンダヘッド(21)を固定するシリンダブロック(20)のシリンダ軸線(C2)に直交する直線に対して相互に異なる方向に傾斜するように、前記第1ボス部(102)と前記第2ボス部(104)とが形成され、前記細管(115)が、シリンダ軸線(C2)に直交する直線に略平行、かつ、前記第1ボス部(102)と前記第2ボス部(104)とが形成されるシリンダヘッド側壁部(71)に沿うように配置されていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記複数組のボス部(102,104)の少なくともいずれかに、前記吸気管の一対のボルト挿通孔に挿通されるボルトを締結するためのボルト締結孔(103)が形成されていることを特徴とする。
請求項1,7に記載の発明によれば、仕様の異なる複数の種類の吸気管をシリンダヘッドに取り付け可能とし、異なる吸気管を使用する内燃機関の間でのシリンダヘッドの流用を可能にできる。また、吸気管接続のために特別な部品を用意する必要の無い簡易な構造のため、製造コストを抑えることができる。また、細管支持部とボス部とを相互に補強でき、剛性を高くすることができる。また、細管支持部に支持される細管の支持長を長くすることができ、細管を長くする場合でも細管の倒れを防止し、支持を良好とすることができる。
請求項2に記載の発明によれば、第1ボス部と第2ボス部とを隣接して配置することで、第1ボス部と第2ボス部とを形成するための肉厚部を双方で共有でき、シリンダヘッドの小型化を図ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ボス部間距離の短い第1ボス部を座面と面一に形成することで、第1ボス部間距離を小さくしつつ座面及びボス端面の加工を容易とすることができる。また、座面と第2ボス部との間に溝を形成することで、シリンダヘッドの軽量化を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、キャブレター及び燃料噴射装置仕様の吸気管を接続するためのボス部を備えることで、これら仕様の異なる場合においてもシリンダヘッドを流用できる。
請求項5に記載の発明によれば、細管を長くした場合の支持を良好にしつつ、長くした細管によりエバポレーションシステムへの熱伝導を少なくできる。
請求項6に記載の発明によれば、シリンダヘッド側壁に沿って配置される細管の長さを極力短くしつつも、細管の端部をシリンダヘッドから十分に離間させて細管に対する熱影響を小さくすることができる。

本発明の実施形態に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車のエンジン周囲の左側面図である。 図2のA−A線に沿うエンジンのシリンダヘッドの縦断面図である。 シリンダヘッドの正面図である。 シリンダヘッドの左側面図である。 シリンダヘッドの右側面図である。 図4のB−B線に沿う断面図である。 図6のC−C線に沿う断面図である。 図4のD−D線に沿う断面図である。 シリンダヘッドの上面図である。 図5のE−E線に沿う断面図である。 自動二輪車の吸気量調整装置の仕様を変更した場合の吸気管の接続を説明するための説明図であり、自動二輪車の左側面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ車両における向きと同一とする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印LHは車両左方を、矢印UPは車両上方をそれぞれ示す。
図1は本実施形態に係る構造を備える自動二輪車1の左側面図である。自動二輪車1は所謂アンダーボーン型の車体フレーム2を備え、車体フレーム2の前端部に位置するヘッドパイプ3には、前輪4を軸支する左右一対のフロントフォーク5がステアリングステム6を介して操舵可能に枢支されている。ステアリングステム6の上部には、操舵用のバーハンドル7が取り付けられている。
ヘッドパイプ3からは斜め下後方に向けて一本のメインフレーム8が延び、該メインフレーム8の後端部からは左右一対のピボットプレート9が下方に向けて延びている。ピボットプレート9の上下中間部に、後輪10を軸支するスイングアーム11の前端部が揺動可能に枢支され、メインフレーム8及びピボットプレート9の後部には、シートフレーム12における左右一対のシートレール12a及び左右一対のサポートパイプ12bの前端部がそれぞれ接合されている。
シートフレーム12の前後中間部とスイングアーム11の後端部との間に、左右一対のクッションユニット13がそれぞれ配置され、シートフレーム12の上方に乗員着座用のシート14が配置されている。自動二輪車1の車体は、合成樹脂製の車体カバー15により覆われる。なお、図中符号14aはシート14前部下方に配置されるラゲッジボックスを、符号16はシート14後部下方に配置される燃料タンクをそれぞれ示している。
車体フレーム2のメインフレーム8の下方に本実施形態に係る構造を備える空冷単気筒エンジン17が搭載され、エンジン17は、そのクランク軸18の回転軸線(クランク軸線)C1を左右方向に沿わせた状態に配置され、クランクケース19の前端部からシリンダブロック20を略水平に(詳細にはやや前上がりに)前方へ突出させた基本構成を有している(水平シリンダ)。なお、図中符号C2はシリンダブロック20内のシリンダの突出方向に沿う軸線(シリンダ軸線)を示している。
エンジン17においてシリンダブロック20は、その前端部にシリンダヘッド21が取り付けられ、シリンダヘッド21は側面視で台形形状をなし、ヘッドカバーとシリンダヘッダとを一体に有する構造を備えている。
シリンダヘッド21の上側(吸気側)には吸気管22の一端が接続され、吸気管22の他端はキャブレター23の下流側が接続されている。キャブレター23の上流側には、コネクティングチューブ24の一端が接続され、コネクティングチューブ24の他端はエアクリーナケース25に接続されている。
また、シリンダヘッド21の下側(排気側)には、排気管26の一端が接続され、排気管26は、エンジン17下方において後方に延びた後、その他端を後輪10右側に配置されたサイレンサ27に接続している。なお、エアクリーナケース25はメインフレーム8の上部に図示しないブラケットを介して支持されている。
図2を参照し、シリンダブロック20内には、シリンダ軸線C2に沿うシリンダボア28が形成され、該シリンダボア28内にはピストン29が摺動可能に嵌装されている。ピストン29はコンロッド30を介してクランク軸18に連結されている。
クランク軸18の回転動力は、クランクケース19内右側に配置された図示しないクラッチ及びクランクケース19内後部に配置された変速機31を介して、クランクケース19の後部左側に配置されたドライブスプロケット32に出力され、該ドライブスプロケット32からドライブチェーン33を介して後輪10左側のドリブンスプロケット34に伝達される(図1参照)。
図2において、図中符号35は変速機31を構成するメインシャフト、符号36は変速機31を構成するカウンタシャフトを示している。また、クランクケース19の上部略中央はメインフレーム8に形成されたエンジンハンガ48によって支持され、クランクケース19の後部はピボットプレート9に形成された上下一対の締結部49によって支持されている。
シリンダヘッド21の上部には、キャブレター23が接続される吸気ポート37が形成され、シリンダヘッド21の下部には、排気管26が接続される排気ポート38が形成されている。各ポート37、38はシリンダヘッド21の側壁から開口するとともに、シリンダヘッド21内の燃焼室21Aに開口する。各ポート37、38のシリンダ内側開口(燃焼室21A側開口)は、吸気バルブ39、排気バルブ40によりそれぞれ開閉可能とされる。各バルブ39、40による各ポート37、38の開閉作動は、吸気ロッカーアーム41、排気ロッカーアーム42を介して単一のカム軸44により行われる。
カム軸44は、その回転軸線C3を左右方向に沿わせて(クランク軸18と平行にして)配置され、図3に示す図2のA−A線に沿うシリンダヘッド21の縦断面図に示すように燃焼室21Aの上側(シリンダヘッド21の頂部側を上としてみた場合に)に配置されている。エンジン17はSOHCエンジンとなっている。
図3に示すようにカム軸44は、シリンダヘッド21に一体に形成された左右一対の左側支持壁50、右側支持壁51に支持され、左側支持壁50にはカム軸44の左端部側を回転可能に支持するボールベアリング52の嵌合孔53が貫通して設けられ、右側支持壁51にはカム軸44の右端部を回転可能に支持するボールベアリング54の嵌合孔55が穿設されている。
左側支持壁50の左側にはカムチェーン室56が形成され、カムチェーン室56の左方において外部に露出する左側側壁70には、カム軸44の組付け或いは受け入れ用の開口57が形成されている。カム軸44は開口57から挿入され、左側支持壁50の嵌合孔53を通過した後、左右支持壁50,51においてボールベアリング52、54を介して支持される。左側支持壁50にはボルト締結孔50Aが形成され、左側支持壁50及びボールベアリング52に跨るプレート50Bがボルト50Cによって締結されている。これにより、カム軸44の位置固定がされている。
カム軸44の左端部には比較的大径の図示しないカムドリブンスプロケット45が同軸固定され、このカムドリブンスプロケット45とクランク軸18の左側部に同軸固定された比較的小径のカムドライブスプロケット46(図2参照)とに無端状のカムチェーン47が巻き掛けられている。
スプロケット45、46及びカムチェーン47により、カム軸44がクランク軸18と連係駆動して、各バルブ39、40が開閉される。なお、カム軸44は鋳造により形成された中実の軸体であり十分な剛性が確保されている。また、カムドリブンスプロケット45は、カム軸44の左端面から軸方向に穿設された一つのボルト締結孔44Aに締結されたボルト45Aによって固定支持されている。
カム軸44をシリンダヘッド21内に支持した後は、開口57を閉塞するようにヘッドキャップ58がシリンダヘッド21の左側壁に取り付けられる(図2も参照)。ヘッドキャップ58は、その裏面に開口57の内周縁に係合する環状の係合壁59を一体に有し、この係合壁59を開口57に係合した上で螺合されて取り付けられる。また、係合壁59の外周側には溝60が形成され、溝60にはシール部材61が設けられている。
シリンダヘッド21において左側支持壁50及び右側支持壁51は、カム軸44の軸方向に一定距離離間して平行に並び、燃焼室21Aが形成された底壁部62に一体に立設されている。底壁部62には、右側から凹むエアジャケット63が形成され、このエアジャケット63の燃焼室21A側は、燃焼室21Aの外縁に沿うよう湾曲するように形成されている。
エアジャケット63を形成することで凹むように形成された底壁部62において右側に位置する湾曲した側壁部62Aには、燃焼室21Aに連通する点火プラグ締結孔65が形成されている。点火プラグ締結孔65には点火プラグ66が締結され、この点火プラグ66はエンジン17の車両搭載状態において右前方に基端側を指向させる。また、底壁部62において燃焼室21Aに左側には、カムチェーン室56の一部を構成する空洞部分が形成されている。
左側支持壁50及び右側支持壁51は、その先端側を、カム軸44を覆うように設けられた上壁67により一体に連結され、ここで、エンジン17を車両に搭載した場合には、前記上壁67は前方に指向するが、シリンダヘッド21を単体のものとして見た場合を基準に「上壁」と呼ぶものとする。なお、以下シリンダヘッド21の説明においては、引き続き車両の向きを用いてシリンダヘッド21の向きを説明する。
図4はシリンダヘッド21をシリンダ軸線C2方向に車両前方から見た正面図、図5、図6はそれぞれシリンダヘッド21の左側面図、右側面図である。図4〜図6に示すようにシリンダヘッド21において、上壁67には、前記左側側壁70、左側支持壁50及び右側支持壁51が結合されている。また、上壁67、左側側壁70、左側支持壁50及び右側支持壁51には、車両搭載時に上側に位置する上側側壁71、及び、下側に位置する下側側壁72が結合されている。なお、右側支持壁51は外側に露出する壁部を兼ねる。
シリンダヘッド21は前述したように側面視で台形形状をなし、上側側壁71が、側面視でシリンダ軸線C2に略平行に延出する平面部73と、平面部73の前端から上壁67に向けて前下がりに延出する傾斜面部74とを有し、また、下側側壁72が、側面視でシリンダ軸線C2に略平行に延出する平面部75と、平面部75の前端から上壁67に向けて前上がり延出する傾斜面部76とを有することで、かかる形状を呈している。
傾斜面部74、76には、それぞれ吸気バルブ39、排気バルブ40の組付け作業時に用いる作業用開口77、78が形成され、これら作業用開口77、78は組付け作業終了時には蓋体をもって閉塞される。
上壁67の四隅、詳しくは、上壁67と上側側壁71とが結合する領域の近傍、及び、上壁67と上側側壁71とが結合する領域の近傍には、該上壁67からシリンダ軸線C2方向に突出する四つのボルトボス80・・・が形成されている。
図7は、図4のB−B線に沿う断面図であり、図8は、図6のC−C線に沿う断面図である。ボルトボス80には、一端をボルトボス80の先端面に開口して、上壁67からカム軸44側に向けてシリンダヘッド21の下部まで貫通するボルト挿通孔81・・・が形成されている。また、ボルト挿通孔81・・・は、カム軸44を囲むように形成され、各中心間を繋いだ場合に矩形をなすように配置されている。また、シリンダ軸線C2方向でボルトボス80を見た場合には、ボルトボス80の軸方向延長上はカム軸44を囲むように配置される。
シリンダヘッド21は、クランクケース19からシリンダ軸線C2方向に延びる図示しないスタッドボルトにボルト挿通孔81を挿通させ、ボルトボス80の先端面にナットを螺合することで、クランクケース19に締結されるようになっている。
なお、図8には、吸気ロッカーアーム41、排気ロッカーアーム42を揺動可能に支持する吸気側ロッカーアーム軸82、排気側ロッカーアーム軸83を支持する、吸気側ロッカーアーム軸支持部84、排気側ロッカーアーム軸支持部85が示されている。吸気側ロッカーアーム軸支持部84及び排気側ロッカーアーム軸支持部85は左側支持壁50からカム軸44の軸方向に穿設された穴であり、この吸気側ロッカーアーム軸支持部84及び排気側ロッカーアーム軸支持部85も、図8に示されるように四隅に配置されたボルト挿通孔81に囲まれている。
図4を再度参照し、シリンダヘッド21において上壁67の表面(外面)には、一対の凹部90と、この凹部90に対して高い面を設定された一対の凸部91とが一体に形成されている。図9は、図4のD−D線に沿う上壁67の一部断面を示した図である。同図に示すように、凸部91の底面は、凹部90に対して高く設定されている。
凹部90と凸部91の境目S1は、ボルトボス80を繋ぐ二本の対角線L1、L2に沿って形成され、詳しくは、凹部90は、ボルトボス80を繋ぐ二本の対角線L1、L2に二辺を沿わせる略三角形状に形成されており、対角線L1、L2に沿わせた二辺の頂点P1、P2が、対角線L1、L2の交点P3を挟んで向かい合うように、上壁67において一対形成されている。これにより、凸部91は水平方向及び鉛直方向に並ぶボルトボス80間を連結するように形成され、ボルトボス80が補強されている。
また、シリンダヘッド21の上壁67には、鉛直方向に並んで隣り合うボルトボス80を繋ぐ直線L3に平行な空冷フィン92が複数形成され、この空冷フィン92は、凹部90、凸部91に連なるように形成されている。なお、その他にも空冷フィンはシリンダヘッド21の各側壁適所に複数形成されている。
また、図4において、点火プラグ66(点火プラグ締結孔65)に隣接する右側支持壁51には、鉛直方向に並んで隣り合うボルトボス80を繋ぐ直線L3に沿って延出するヘッド内油路93が形成されている。図8も参照し、ヘッド内油路93は、一端を右側支持壁51において下側(排気ポート38側)に形成されたボルト挿通孔81に連通させるとともに、他端にシリンダヘッド21内側に折れ曲がってカム軸44が収容される動弁室94の上部に開口する連結油路95を有している。なお、動弁室94は、図3を参照し、底壁部62、左側支持壁50、右側支持壁51、及び上壁67で形成される空間をいう。
ここで、ヘッド内油路93が連通するボルト挿通孔81は、クランクケース19からオイルを供給されるオイル供給油路96として機能するものであり、このオイル供給油路96からヘッド内油路93に供給されたオイル(潤滑用)は、連結油路95から動弁室94に供給され、カム軸44等の潤滑がされるようになっている。また、図6、図8を参照し、右側支持壁51には、ヘッド内油路93に沿って延出して、かつ、右側支持壁51の外側からヘッド内油路93側に凹む側壁凹部97が形成されている。
ところで、図10を参照し、シリンダヘッド21の上側側壁71が示され、図2に示したキャブレター23の下流側からシリンダヘッド21側に延出する吸気管22は、上側側壁71の平面部73から開口する吸気ポート37に接続される。吸気管22の端部には外径方向に拡がる円板状のフランジが形成され、このフランジには吸気管22の中心(開口中心)を通る直線上において対向するように一対形成されたボルト挿通孔が形成されている(図示せず)。以下、吸気管22と吸気ポート37との接続構造について説明する。
吸気ポート37の入口側開口100の周囲には、平面部73から隆起するように設けられ吸気管22の端面を当接させる略円形の座面部101が形成され、また、入口側開口100の周囲には、座面部101に連続して面一に形成され、吸気ポート37の中心C4を通る第1直線L4に沿って中心C4を挟んで略対向配置される一対の第1ボス部102が形成されている。
第1ボス部102は、平面部73から隆起するように形成され、かつ、座面部101の外径方向に突出するように位置する。第1ボス部102には、それぞれボルト締結孔103が形成され、第1ボス部102の先端面は吸気管22のフランジに形成されたボルト挿通孔の座面とされ、このボルト挿通孔に挿通されたボルト120(図2)をボルト締結孔103に締結することで、吸気管22が接続されるようになっている。
ここで、直線L5は、シリンダ軸線C2に直交し、かつ、上側側壁71の平面部73に略平行に延出する(車両搭載時に略水平方向に延出する)直線を示している。第1直線L4は、直線L5に対して時計回りに所定角度傾斜して延出し、第1ボス部102は、詳しくは、かかる第1直線L4上において形成されている。
そして、ここでシリンダヘッド21においては、吸気ポート37の入口側開口100の周囲に、第1ボス部102と形成間隔及び形成位置の異なる第2ボス部104が形成され(図5、図11も参照)、この第2ボス部104は、第1直線L4と交差し、吸気ポート37の中心C4を通る第2直線L6上において中心C4を挟んで略対向配置されるように形成されている。
第2ボス部104は、第1ボス部102と同様に平面部73から隆起するように形成され、座面部101の外径方向に位置する一方、座面部101と第2ボス部104との間には溝105(図10)が形成され離間されている。第2ボス部104間を繋ぐ吸気ポート37の中心C4を通る第2直線L6は、直線L5に対して反時計回りに所定角度傾斜して延出しており、第1直線L4と第2直線L6とのなす角度θ1は本実施形態において40°となっているが、45°以下とすることが好ましい。また、ここで図から明らかなように、図第2ボス部104間の距離は、第1ボス部102間の距離よりも長く設定されている。
この第2ボス部104は、吸気管を締結するためのボルト締結孔を形成するための肉厚部であり、本実施形態においてボルト締結孔は形成されていないが、図10に示すようにボルト締結孔106を形成可能である。本実施形態においてはエンジン17がキャブレター仕様のものであるが、第2ボス部104は、燃料噴射装置(インジェクター)を使用する仕様である場合に、ボルト締結孔106を形成するために設けられている。
詳しく説明すると、図12には、インジェクタ110を搭載した自動二輪車111が示されている。この自動二輪車111は自動二輪車1の吸気量調整装置であるキャブレター23をインジェクタ110に代えたのみで、その他の構成は同様のものである。図2と図12を比較すると、自動二輪車1の吸気管22と自動二輪車111の吸気管112は形状が異なっている。このような場合に、第2ボス部104に対してボルト締結孔106を形成してボルト121によって締結すれば、シリンダヘッド21の基本構成を変更することなく吸気管112が取り付け可能となる。
また、図5、図10、図11を参照すると、吸気ポート37のシリンダ軸線C2を基準に左側に位置する第1ボス部102と、これに隣接する第2ボス部104との間には、これら第1ボス部102と第2ボス部104とを連結する細管支持部113が形成されている。
細管支持部113は、座面部101の周部及び第1ボス部102の側部から、シリンダ軸線C2に直交し、かつ、上側側壁71の平面部73に略平行に延出する(車両搭載時に略水平方向に延出する)直線L5に沿って突出し、その一部を第2ボス部104に結合させている。細管支持部113には、吸気ポート37に連通する細管114を支持するための細孔115が直線L5に沿って形成され、細管114は、直線L5に沿って支持されている。すなわち、細管114は、シリンダ軸線C2に直交する直線L5に略平行、かつ、第1ボス部102と第2ボス部104とが形成される上側側壁71の平面部73に沿うように配置されている。
細管114は、端部をシリンダヘッド21を離間させるようにして、エバポレーションシステムを構成する燃料タンク16に連結した連結ホース116に接続する。エバポレーションシステムには弁体が含まれており、この弁体を適宜開閉することで、燃料タンク16内の圧力が吸気ポート37へ放出されるようになっている。
以上に記載した実施形態では、吸気ポート37の入口側開口100の周囲に、ボルト締結孔を形成可能な第1ボス部102と第2ボス部104とを、形成間隔及び形成位置を異なるように設けることで、仕様の異なる複数の種類の吸気管22又は112をシリンダヘッド21に取り付け可能とし、異なる吸気管を使用するエンジンの間でのシリンダヘッド21の流用を可能にできる。具体的には、本実施形態では、キャブレター及び燃料噴射装置仕様の吸気管を使用する内燃機関の間でのシリンダヘッド21の流用が可能となっている。また、吸気管接続のために特別な部品を用意する必要の無い簡易な構造のため、製造コストを抑えることができる。
また、吸気ポート37の中心C4を挟んで略対向配置される一対の第1ボス部102を繋ぐ吸気ポート37の中心C4を通る直線L4と、吸気ポート37の中心C4を挟んで略対向配置される一対の第2ボス部104を繋ぐ吸気ポート37の中心C4を通る直線L6とがなす角度を45°以下(この例では40°)に設定している。
これによれば、第1ボス部102と第2ボス部104とを隣接して配置することで、第1ボス部102と第2ボス部104とを形成するための肉厚部を双方で共有でき、シリンダヘッド21の小型化を図ることができる。
また、ボス部間距離の短い第1ボス部102を座面部101と面一に形成することで、第1ボス部102間距離を小さくしつつ座面部101及び第1ボス部102の端面の加工を容易とすることができる。また、座面部101と第2ボス部104との間に溝105を形成することで、シリンダヘッド21の軽量化を図ることができる。
また、一対の第1ボス部102のうちの一方の第1ボス部102と、該第1ボス部102に隣接する第2ボス部104とを連結し、吸気ポート37内に連通する細管114を支持するための細孔115が形成される細管支持部113が形成されており、これによれば、細管支持部113と第1ボス部102及び第2ボス部104とを相互に補強でき、剛性を高くすることができる。また、細管支持部113に支持される細管114の支持長を長くすることができ、細管114を長くする場合でも細管114の倒れを防止し、支持を良好とすることができる。また、細管114を長くした場合の支持を良好にしつつ、長くした細管114によりエバポレーションシステムへの熱伝導を少なくできる。
また、図4に明らかなように、上記直線L4と直線L6とがシリンダヘッド21を固定するシリンダブロック20のシリンダ軸線C2に直交する直線L5に対して相互に異なる方向に傾斜するように、第1ボス部102と第2ボス部104とが形成され、細管115が、シリンダ軸線C2に直交する直線に略平行、かつ、第1ボス部102と第2ボス部104とが形成される上側側壁71に沿うように配置されている。
これによれば、細管114の長さを極力短くしつつも、細管114の端部をシリンダヘッド21から十分に離間させて細管114に対するシリンダヘッド21からの熱影響を小さくすることができる。
なお、本実施形態では、第1ボス部102のみにボルト締結孔103を形成する構成を説明したが、第1ボス部102及び第2ボス部104に双方にボルト締結孔を形成してもよい。また、シリンダヘッド21がインジェクタ仕様で用いる場合には、第2ボス部104のみにボルト締結孔を形成し、第1ボス部102にはボルト締結孔を形成しなくてもよい。
20 シリンダブロック
21 シリンダヘッド
21A 燃焼室
22 吸気管
23 キャブレター
37 吸気ポート
71 上側側壁(シリンダヘッド側壁部)
100 入口側開口
101 座面部(座面)
102 第1ボス部(ボス部)
103 ボルト締結孔
104 第2ボス部(ボス部)
105 溝
110 インジェクタ
112 吸気管
113 細管支持部
114 細管
115 細孔

Claims (7)

  1. 燃焼室(21A)に吸気を導入する吸気ポート(37)を備え、一対のボルト挿通孔が形成された締め付けフランジを有する吸気管(22)を、前記ボルト挿通孔に挿通されるボルトを介して前記吸気ポート(37)に接続し、吸気を導入する内燃機関(17)のシリンダヘッド(21)において、
    前記吸気ポート(37)の入口側開口(100)の周囲に、ボルト挿通孔間距離及び取付け位置の異なる複数の前記一対のボルト挿通孔を当接させる複数組のボス部(102,104)が形成され
    前記複数組のボス部(102,104)が、前記吸気ポート(37)の中心(C4)を通る第1直線(L4)に沿って略対向配置される一対の第1ボス部(102)と、前記吸気ポート(37)の中心(C4)を通る第2直線(L6)に沿って略対向配置される一対の第2ボス部(104)とで構成され、前記第2ボス部(104)間の距離が、前記第1ボス部(102)間の距離よりも長く設定され、
    前記第1ボス部(102)のうちの一方の第1ボス部(102)と、該第1ボス部(102)に隣接する前記第2ボス部(104)とを連結し、前記吸気ポート(37)内に連通する細管(114)を支持するための細孔(115)が形成される細管支持部(113)が形成されていることを特徴とする内燃機関のシリンダヘッド構造。
  2. 前記第1直線(L4)と前記第2直線(L6)とがなす角度が、45°以下とされていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関のシリンダヘッド構造。
  3. 前記第1ボス部(102)が、前記吸気ポート(37)の前記吸気管(22)端面を当接させる座面(101)に連続して面一に形成され、前記第2ボス部(104)と前記座面(101)との間に溝(105)が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の内燃機関のシリンダヘッド構造。
  4. 前記第1ボス部(102)と前記第2ボス部(104)のうちの一方が、キャブレター(23)に使用される吸気管(22)を接続するために形成され、他方が、燃料噴射装置(110)に使用される吸気管(112)を接続するために形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の内燃機関のシリンダヘッド構造。
  5. 前記細管(115)は、エバポレーションシステムのタンク(16)内圧力を前記吸気ポート(37)へ放出するための細管であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の内燃機関のシリンダヘッド構造。
  6. 前記第1直線(L4)と前記第2直線(L6)とが前記シリンダヘッド(21)を固定するシリンダブロック(20)のシリンダ軸線(C2)に直交する直線に対して相互に異なる方向に傾斜するように、前記第1ボス部(102)と前記第2ボス部(104)とが形成され、前記細管(115)が、シリンダ軸線(C2)に直交する直線に略平行、かつ、前記第1ボス部(102)と前記第2ボス部(104)とが形成されるシリンダヘッド側壁部(71)に沿うように配置されていることを特徴とする請求項5に記載の内燃機関のシリンダヘッド構造。
  7. 前記複数組のボス部(102,104)の少なくともいずれかに、前記吸気管(22)の一対のボルト挿通孔に挿通されるボルトを締結するためのボルト締結孔(103)が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の内燃機関のシリンダヘッド構造。
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