JP5049737B2 - 車両用燃料タンクの給油口装置 - Google Patents

車両用燃料タンクの給油口装置 Download PDF

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Description

本発明は、エンジン用燃料としてエタノール燃料を貯留する車両用燃料タンクの上壁に給油口と、この給油口から燃料タンク内に延びて給油ガンを受容する給油案内筒とを設けた、車両用燃料タンクの給油口装置の改良に関する。
最近、エタノールを燃料とする車両の研究開発が盛んに行われている。ところで、エタノール燃料を貯留する燃料タンク内では、エタノール濃度が略100%の場合、常温での空燃比が可燃範囲にある場合が多いので、この燃料タンクを搭載した車両では、万一何らかの原因で火が燃料タンクの給油口に近接することがあっても、その火が燃料タンク内に入ることを抑止することが望まれている。
自動車では、一般に、燃料タンクから上方に長く延びる給油案内筒に、通常閉鎖状態に保持され、給油ガンが給油案内筒に挿入されたとき開放されるシャッタ等の装置が設けられている(特許文献1参照)ので、火が燃料タンク内に入る虞はない。しかしながら、オートバイ等の自動二輪車では、燃料タンクのレイアウト上、燃料タンクに長い給油案内筒を取り付けることは現実的でないため、自動車のようなシャッタ等を設けることは実際上、困難である。
特開2001−138755号公報
本発明は、かゝる事情に鑑みてなされたもので、フレイムアレスタを使用して、燃料タンク内への火の侵入を抑止するようにすると共に、長い給油案内筒を使用することなく、給油口に挿入される給油ガンのフレイムアレスタに対する接触を防ぐことを可能にした、車両用燃料タンクの給油口装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、エンジン用燃料としてエタノール燃料を貯留する車両用燃料タンクの上壁に給油口と、この給油口から燃料タンク内に延びて給油ガンを受容する給油案内筒とを設けた、車両用燃料タンクの給油口装置において、前記給油案内筒に、その下方開口部を覆って前記燃料の流通を許容する一方、火の侵入を防ぐフレイムアレスタと、前記給油案内筒に挿入された前記給油ガンの前記フレイムアレスタへの当接を阻止するガンストッパとを取り付け、前記フレイムアレスタを、これが前記給油案内筒の下端から下方へ延びる中空部を持つように形成すると共に、この中空部に前記ガンストッパを配置したことを第1の特徴とする。
また本発明は、エンジン用燃料としてエタノール燃料を貯留する車両用燃料タンクの上壁に給油口と、この給油口から燃料タンク内に延びて給油ガンを受容する給油案内筒とを設けた、車両用燃料タンクの給油口装置において、前記給油案内筒には、その下方開口部を覆って前記燃料の流通を許容する一方、火の侵入を防ぐフレイムアレスタと、前記給油案内筒に挿入された前記給油ガンの前記フレイムアレスタへの当接を阻止するガンストッパとを取り付け、上面開放の椀状に形成した前記フレイムアレスタと、このフレイムアレスタ内に配置される前記ガンストッパとを環状の取り付け板に結合してフレイムアレスタ組立体を構成すると共に、前記取り付け板を前記給油案内筒の下端部に取り付けたことを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記ガンストッパを、板面が前記給油案内筒の軸方向に沿うように配置される帯板部材で構成したことを第3の特徴とする。
さらにまた本発明は、第3の特徴に加えて、前記ガンストッパを、板面を平行させる2枚の前記帯板部材で構成し、各帯板部材には、互いに反対方向に突出して内側を凹部とする突起を屈曲形成したことを第4の特徴とする。
さらにまた本発明は、第4の特徴に加えて、前記2枚の帯板部材を、それらの板面同士を接合すると共に、凹部同士を対向させるように配置したことを第5の特徴とする。
さらにまた本発明は、第1又は第2の特徴に加えて、前記ガンストッパを、互いに交差もしくは平行するように配置される複数の帯板部材で構成し、各帯板部材の、前記給油案内筒内を横断する部分の横断面を上方に凸となる逆V字状に形成したことを第6の特徴とする。
本発明によれば、タンクキャップを外した状態にあるとき、万一、火花等の火が給油案内筒内に入ったとしても、給油案内筒を下方から覆うフレイムアレスタがその火の通過を阻止する効果が期待できる。一方、燃料タンクへの給油に際して、給油ガンを給油口から給油案内筒内に無造作に挿入しても、給油ガンの先端が、フレイムアレスタの上方に配置されるガンストッパに当接することで、給油ガンとフレイムアレスタとの接触を防ぐことができる。即ち、給油ガンの給油案内筒への挿入深さをガンストッパにより一定に規制することで、比較的短い給油案内筒の使用が可能にしながら、フレイムアレスタの保護を図ることができる。
また特に本発明の第の特徴によれば、フレイムアレスタの中空部にガンストッパを配置したことで、スペース効率が上がり、ガンストッパ及びフレイムアレスタを給油案内筒の下端部にコンパクトに取り付けることができる。しかも、中空部内のガンストッパは、給油案内筒の下方位置を占めることになるから、ガンストッパによる給油案内筒の流路面積の減少を抑え、総合的に燃料の流通抵抗を少なくすることができ、給油の迅速化を図ることができる。
また特に本発明の第2の特徴によれば、取り付け板、フレイムアレスタ及びガンストッパよりフレイムアレスタ組立体を構成し、その取り付け板を給油案内筒の下端部に取り付けるようにしたので、フレイムアレスタ組立体の製作を、給油案内筒に干渉されることなく容易に行うことができ、生産性の向上を図ることができる。しかも、上面開放の椀状に形成したフレイムアレスタは、燃料の流通面積を広く確保して、燃料の流通抵抗を少なくすることができるのみならず、このフレイムアレスタが、その中空部にガンストッパを収めることで、フレイムアレスタ組立体のコンパクト化を図ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、ガンストッパを、板面が給油案内筒の軸方向に沿うように配置される帯板部材で構成した、ガンストッパ周りでの燃料の流れを阻害せずに、ガンストッパに、給油ガンの当接衝撃力に対する大なる強度を付与することができる。
本発明の第4の特徴によれば、ガンストッパを、板面を平行させる2枚の帯板部材で構成し、各帯板部材には、互いに反対方向に突出して内側を凹部とする突起を屈曲形成したことで、ガンストッパの強度を高めると共に、ガンストッパの給油ガンとの広い当接領域を確保することができ、燃料の流通抵抗を少なくしながら、ガンストッパの機能を効果的に高めることができる。
本発明の第5の特徴によれば、ガンストッパを構成する2枚の帯板部材を、それらの板面同士を接合すると共に、凹部同士を対向させるように配置したことで、ガンストッパの強度を更に高めることができ、また相対向する凹部が燃料の流路を形成することになり、燃料の通過を促進することができる。
本発明の第6の特徴によれば、ガンストッパを構成する複数の帯板部材の給油案内筒内を横断する主要部には、上方に凸とする逆V字状の横断面形状が付与されるので、各帯板部材の曲げ強度を高めると共に、給油案内筒内に流入する燃料を各帯板部材の両外側斜面に沿わせてスムーズに流下させ、燃料の流通抵抗を少なくすることができ、給油の迅速化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に示した好適な実施例に基づいて説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る給油口装置を備える燃料タンクを搭載した自動二輪車の側面図、図2は図1の燃料タンクの給油口装置部の縦断側面図、図3は図2の要部拡大図、図4は図3の4−4線断面図、図5は本発明の第2実施例を示す、図3との対応図、図6は図5の6−6線断面図、図7は第1参考例を示す、図3との対応図、図8は図7の8−8線断面図、図9は第2参考例を示す、図3との対応図、図10は図9の11−11線断面図、図11は本発明の第実施例を示す、図3との対応図、図12は図11の12−12線断面図、図13は第3参考例を示す、図3との対応図、図14は図13の14−14線断面図、図15は第4参考例を示す、図3との対応図、図16は図15の16−16線断面図、図17は第5参考例を示す、図15との対応図、図18は図17の18−18線断面図、図19は本発明の第実施例を示す、図3との対応図、図20は図19の20−20線断面図、図21は第6参考例を示す、図11との対応図、図22は第7参考例を示す、図4との対応図、図23は第8参考例を示す、図3との対応図である。
先ず、図1〜図4に示す本発明の第1実施例の説明より始める。
図1において、自動二輪車Mの車体フレーム1は、フロントフォーク2を操向可能に支持するヘッドパイプ1hと、このヘッドパイプ1hから後方へ略水平に延出してから下方に屈曲するメインフレーム1mと、このメインフレーム1mの水平部後端から後方に略水平に延出するシートレール1sと、ヘッドパイプ1hから斜め下方に延出するダウンチューブ1dとよりなっており、メインフレーム1m上に燃料タンク3が、その後方に連ねて配置されるシート4がシートレール1s上にそれぞれ取り付けられ、燃料タンク3に直下に配置されるエンジン5を含むパワーユニット6がダウンチューブ1dと、メインフレーム1mの下方屈曲部との間に搭載される。前輪7は、フロントフォーク2の下端に軸支され、パワーユニット6からチェーン9を介して駆動される後輪8は、メインフレーム1mの下端部に上下揺動可能に支持されるリアフォーク10の後端に軸支され、そのリアフォーク10及びシールレール1s間にリアクッション11が介装される。
図2及び図3に示すように、前記燃料タンク3は、エンジン用燃料としてエタノール燃料を貯留するものであって、その上壁3aには、それを貫通するようにして給油案内筒15が液密に溶接される。この給油案内筒15の、燃料タンク3上面より突出した上端部は、その全周に亙り給油案内筒15内に180°折り曲げられて給油口15aを形成する。この給油口15aは、通常、タンクキャップ16により閉鎖されるが、給油時、そのタンクキャップ16を外せば、図3に示すように、給油ガンGの給油案内筒15への挿入を許容するようになっている。
給油案内筒15の大部分は燃料タンク3内に突入しており、その下端部周縁には、フレイムアレスタ組立体17が取り付けられる。
このフレイムアレスタ組立体17は、該組立体17の製作後、給油案内筒15の下端部周縁に溶接部19を介して取り付けられる環状の取り付け板18と、この取り付け板18の下面に溶接されて給油案内筒15の下方開口部を横断するように配置されるガンストッパ20と、このガンストッパ20より半径方向外方で取り付け板18の下面に結合されてガンストッパ20を収容しながら給油案内筒15の下端開口部を覆うフレイムアレスタ21と、このフレイムアレスタ21を収容して、それより下方へ延び円筒状のスカート27とで構成される。
詳しくは、図3及び図4に示すように、フレイムアレスタ21は2枚の帯板部材22,22よりなるもので、これら帯板部材22,22は、給油案内筒15の下方開口部を横断する主要部22aが板面を給油案内筒15の軸方向に沿って配置されると共に、互いに重ねて溶接される。そして一方の帯板部材22の一端と、他方の帯板部材22の他端とに、取り付け板18の下面に重ねられる支持片22b,22bが形成され、これら支持片22b,22bが取り付け板18の下面にそれぞれ溶接される。両帯板部材22,22の、給油案内筒15の軸線上に位置する部分には、互いに外方に突出して内側を凹部23,23とする突起24,24が屈曲形成され、これら突起24,24は、それらの内側の両凹部23,23が互いに対向して1本の通路25を形成するように配置される。こうすることで、両帯板部材22,22は相互に互換性を有することになり、同一部品で構成することができる。尚、上記各突起24は、図示例では半円状に形成したが、V形、コ字形等、他の形状に形成することができる。
フレイムアレスタ21は、燃料の通過を許容するが、火の通過は阻止するもので、図示例では、亜鉛メッキされた金網製であり、その素線の直径は0.28mm、網目の数は1平方インチ当たり16個である。このフレイムアレスタ21は、上記ガンストッパ20を収容する中空部15aを画成すべく上面開放の椀状をなしており、このフレイムアレスタ21の上端に、半径方向外向きのフランジ26が形成される。図示例の場合、このフレイムアレスタ21の椀状は球面の一部で構成される。またスカート27は、フレイムアレスタ21を収容して、それより下方に延びる円筒状をなしており、その上端にもフランジ28が形成され、またスカート27の下端には、下方に向かって拡径するファンネル部27aが形成される。
而して、前記フランジ26及びフランジ28を、相互に重ねると共に取り付け板18の下面に重ねた後、この取り付け板18と、この取り付け板18の外周部を下方及び半径方向内方に屈曲させてなるカシメ部18aとで両フランジ26,28を挟持することにより、前記フレイムアレスタ組立体17が構成される。このフレイムアレスタ組立体17の構成後に、取り付け板18は給油案内筒15の下端部に溶接される。
図3に示すように、給油案内筒15の周壁上部には、その内外を連通する第1通気孔29が設けられ、またスカート27の周壁上部にも、その内外を連通する第2通気孔30が設けられる。その際、第2通気孔30は、その直径を第1通気孔29より大きくするか、個数を第1通気孔29より多くして形成される。
次に、この第1実施例の作用について説明する。
タンクキャップ16を外した状態にあるとき、万一、火花等の火が給油案内筒15内に入ったとしても、フレイムアレスタ21がその火の通過を阻止する効果が期待できる。
しかも、給油案内筒15の下端には、フレイムアレスタ21を全周に亙り囲繞しながら、その下方に延出するスカート27を連設したので、給油案内筒15内と燃料タンク3内上部との間でフレイムアレスタ21を介しての生じる空気の対流をスカート27により防ぐことができる。
而して、スカート27による上記対流の防止を、より効果的に図るために、スカート27の下端部に下方に向かって拡径するファンネル部27aを設けたり、スカート27の軸方向長さをフレイムアレスタ21の軸方向長さの略2倍以上とすることは有効である。
一方、燃料タンク3への給油に際して、給油ガンGを給油口15aから給油案内筒15内に無造作に挿入しても、給油ガンGの先端が、フレイムアレスタ21の上方に配置されるガンストッパ20に当接することで、給油ガンGとフレイムアレスタ21との接触を防ぐことができる。このように、給油ガンGの給油案内筒15への挿入深さをガンストッパ20により一定に規制するようにしたので、比較的短い給油案内筒15の使用が可能にしながら、フレイムアレスタ21の保護を図ることができる。
またフレイムアレスタ21は、給油案内筒15より大径の椀状をなしているから、流体の流通面積を広く確保でき、給油時、フレイムアレスタ21において、給油案内筒15から燃料タンク3側に流入する燃料と、燃料タンク3から給油案内筒15側に排出する空気との交換がスムーズに行われることになり、給油の迅速化を図ることができる。
しかも、上面開放の椀状をなすフレイムアレスタ21は、給油案内筒15の下端から下方へ延びる中空部15aを持ち、その中空部15aにガンストッパ20が配置されることで、スペース効率が上がり、ガンストッパ20及びフレイムアレスタ21を給油案内筒15の下端部にコンパクトに取り付けることができる。その上、中空部15a内のガンストッパ20は、給油案内筒15の下方位置を占めることになるから、ガンストッパ20による給油案内筒15の流路面積の減少を抑え、総合的に燃料の流通抵抗を少なくすることができ、給油の迅速化を図ることができる。
またガンストッパ20は、板面が前記給油案内筒15の軸方向に沿うように配置される帯板部材22で構成されるので、ガンストッパ20周りでの燃料の流れを阻害せずに、ガンストッパ20に、給油ガンGの当接衝撃力に対する大なる強度を付与することができる。
その際、特に、ガンストッパ20は、板面を平行させる2枚の前記帯板部材22,22で構成され、各帯板部材22には、互いに反対方向に突出して内側を凹部23とする突起24を屈曲形成されるので、ガンストッパ20の強度を高めると共に、ガンストッパ20の給油ガンGとの広い当接領域を確保することができ、ガンストッパ20の機能を高めることができる。
さらに、ガンストッパ20を構成する上記2枚の帯板部材22,22は、それらの板面同士を接合すると共に、凹部23,23同士を対向させるように配置されるので,2枚の帯板部材22,22の接合により、ガンストッパ20の強度を効果的に高めることができ、また相対向する凹部23,23が燃料の流路を形成することになり、燃料の通過を促進することができる。2枚の帯板部材22,22の接合により、ガンストッパ20を取り付け板18に取り付ける一対の支持片22b,22bは、両帯板部材22,22の互いに反対側の一端部に一個宛形成するだけで足り、ガンストッパ20の取り付け構造の簡素化を図ることができる。
給油案内筒15の周壁上部に第1通気孔29が、またスカート27の周壁上部に第2通気孔30がそれぞれ設けられており、第2連通孔30は、その直径を第1通気孔29より大きくするか、個数を第1通気孔29より多くして形成されるので、燃料タンク3への給油に伴ない、燃料タンク3内の燃料油面がスカート27の下端面のレベル以上に上昇したときは、燃料タンク3内上部の空気が第1及び第2通気孔29,30をスムーズに通過して外部に流出することで、燃料タンク3への給油速度の低下を防ぐことができる。また燃料タンク3内の燃料油面が第2通気孔30のレベル以上に上昇すると、燃料タンク3内上部の空気の外部への流出は第1通気孔29により絞られることになるため、給油に伴ない、給油案内筒15内での燃料油面が急速に上昇し、その状態を見て給油作業者は燃料が燃料タンク3に満杯になったことを知り、給油作業を終了する。その後、燃料タンク3内の上部の空気は、第1通気孔29を通して外部に徐々に流出していくので、給油案内筒15内の燃料油面は、ゆっくり低下していき、燃料タンク3内の燃料油面と同レベルとなる。こうして燃料タンク3への過給油を防ぐことができる。
かゝる車両用燃料タンクの給油口装置において、取り付け板18に、ガンストッパ20を溶接すると共に、フレイムアレスタ21及びスカート27をかしめ結合して、フレイムアレスタ組立体17を構成し、その取り付け板18を給油案内筒15の下端部に溶接により結合するようにしたので、フレイムアレスタ組立体17の製作を、給油案内筒15に干渉されることなく容易に行うことができ、生産性の向上に寄与し得る。
次に、図5及び図6に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例は、ガンストッパ20を構成する2枚の帯板部材22,22の各両端に一対の支持片22b,22bが形成し、また各帯板部材22,22の突起24,24を給油案内筒15の軸線上から互いに反対方向へオフセットさせ、これら2枚の帯板部材22,22を互いに離して、それぞれの一対の支持片22b,22bを取り付け板18の下面に溶接したもので、その他の構成は前実施例と同様であるので、図5及び図6中、前実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第2実施例によれば、前実施例よりも、ガンストッパ20を構成する帯板部材22,22の支持片22bの個数が増加するが、ガンストッパ20の給油ガンGに対する当接領域を広く得ることができる。
次に、図7及び図8に示す第1参考例は、前記第1実施例のガンストッパ20を構成する2枚の帯板部材22,22の一対の支持片22b,22bを給油案内筒15の内周面に沿うように形成して、これらを給油案内筒15の下部内周面に溶接により固着したものである。その他の構成は第1実施例と同様であるので、図7及び図8中、第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第1参考例の場合、フレイムアレスタ組立体17は、取り付け板18、フレイムアレスタ21及びスカート27の三者で構成される。
次に、図9及び図10に示す第2参考例について説明する。
この第2参考例では、ガンストッパ20を構成する2本の帯板部材22,22には、上方に凸とする逆V字状横断面の主要部22aと、この主要部22aの両端から下向きに屈曲する平板状の一対の支持片22b,22bとがそれぞれ設けられ、これら2本の帯板部材22,22は、主要部22a同士が、給油案内筒15の上方から見て十字状に交差状態に配置されると共に、支持片22b,22bが給油案内筒15の下部内周面に溶接して取り付けられる。このガンストッパ20を除く他の構成は第1実施例と同様であるので、図9及び図10中、第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第2参考例によれば、ガンストッパ20を構成する2本の帯板部材22,22は、給油案内筒15内で上方から見て十字状に交差状態に配置されるので、ガンストッパ20の給油ガンGに対する当接領域を広く得ることができる。しかも、各帯板部材22,22の給油案内筒15内を横断する主要部22aには、上方に凸とする逆V字状の横断面形状が付与されるので、各帯板部材22,22の曲げ強度を高めると共に、給油案内筒15内に流入する燃料を各帯板部材22,22の両外側斜面に沿わせてスムーズに流下させ、燃料の流通抵抗を少なくすることができ、給油の迅速化を図ることができる。
次に、図11及び図12に示す本発明の第実施例について説明する。
この第実施例では、ガンストッパ20を構成する2本の帯板部材22,22には、上方に凸とする逆V字状横断面の主要部22aと、この主要部22aの両端から上向きに屈曲する平板状の一対の支持片22b,22bとがそれぞれ設けられ、これら2本の帯板部材22,22は、主要部22a同士が一定間隔を置いて平行に並びながら椀状をなすフレイムアレスタ21の中空部15aに配置されると共に、支持片22b,22bが給油案内筒15の下部内周面に溶接して取り付けられる。このガンストッパ20を除く他の構成は第1実施例と同様であるので、図9及び図10中、第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第実施例によれば、前記第2参考例と同様の作用効果を達成し得る他、各帯板部材22,22の主要部22aが、給油案内筒15より大径のフレイムアレスタ21の中空部15aに配置されることで、ガンストッパ20による給油案内筒15の流路面積の減少を抑え、総合的に燃料の流通抵抗を少なくすることができる。
次に、図13及び図14に示す第3参考例について説明する。
この第3参考例は、ガンストッパ20を2本の丸棒部材32,32で構成したもので、これら丸棒部材32,32は、互いに一定間隔を置いて平行に並びながら給油案内筒15内の下部を横断するように配置され、これらの各両端部の下方もしくは上方に屈曲した支持片32a,32a;32a,32aが給油案内筒15の下部内周面に溶接して取り付けられる。このガンストッパ20を除く他の構成は第1実施例と同様であるので、図13及び図14中、第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第3参考例によれば、各丸棒部材32,32は、断面形状が円形であるので、曲げ強度が高い上、給油案内筒15内に流入する燃料を各丸棒部材32,32の滑らかな円筒面に沿って流下させ、燃料の流通抵抗を少なくすることができ、給油の迅速化を図ることができる。
次に、図15及び図16に示す第4参考例について説明する。
この第4参考例では、フレイムアレスタ組立体17の取り付け板18に、円板部34と、この円板部34の外周縁から下方に屈曲した環状壁部35とよりなるガンストッパ20が取り付け板18に一体に連設され、その円板部34には、給油案内筒15内に流入する燃料の通過を許容する多数の通孔36,36…が穿設されている。環状壁部35は、給油案内筒15の下端部内周面に嵌合される。このガンストッパ20を除く他の構成は第1実施例と同様であるので、図15及び図16中、第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第4参考例によれば、フレイムアレスタ組立体17の取り付け板18とガンストッパ20との一体化により、ガンストッパ20の取り付け板18への特別な取り付け工程が必然的になくなる。しかも、ガンストッパ20の環状壁部35は、給油案内筒15の下端部内周面に嵌合することにより、給油案内筒15及びフレイムアレスタ組立体17相互の同軸精度を容易に高めることができる。さらに、該環状壁部35は、ガンストッパ20の剛性強化にも貢献し、給油ガンGの当接衝撃による変形を防ぐのみならず、その変形による給油案内筒15及び取り付け板18間の溶接部19の歪み発生を防ぎ、該溶接部19の耐久性の向上に寄与し得る。
次に、図17及び図18に示す第5参考例は、上記第4参考例において、ガンストッパ20に、多数の通孔36,36…の周縁から下向きに突出する多数の環状リブ37,37…を形成したものであり、図17及び図18中、第4参考例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第5参考例によれば、各通孔36,36…周縁の環状リブ37,37…が円板状のガンストッパ20の剛性を更に高めると共に、通孔36,36…を通過する燃料の流れをスムーズに下方へ誘導することになる。
次に、図19及び図20に示す本発明の第実施例について説明する。
この第実施例は、上記各実施例のフレイムアレスタ組立体17を構成するに当たり、カシメ結合に代えて、取り付け板18、フレイムアレスタ21のフランジ26及びスカート27のフランジ28の三者を複数のウェルディングナット40及びボルト41により結合したものである。この場合、ガンストッパ20は、例えば図3の第1実施例のように取り付け板18の下面に取り付けられる。その他の構成も第1実施例と同様であるので、図19及び図20中、第1実施例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
次に、図21に示す第6参考例について説明する。
この第6参考例では、給油案内筒15の下端に、その下方に向かって拡径するテーパ部43又は給油案内筒15より大径の大径円筒部43′が連設される。ガンストッパ20を構成する2本の帯板部材22,22には、図11及び図12の第実施例と同様に、上方に凸とする逆V字状横断面の主要部22aと、この主要部22aの両端から上向きに屈曲する平板状の一対の支持片22b,22bとがそれぞれ設けられ、これら2本の帯板部材22,22は、主要部22a同士が一定間隔を置いて平行に並びながら前記テーパ部43又は大径円筒部43′内に配置されると共に、支持片22b,22bが給油案内筒15の下部内周面に溶接される。
テーパ部43又は大径円筒部43′の下端には、取り付けフランジ44と、その外周端に連なるカシメ部45とを一体に連設され、取り付けフランジ44の下面に、金網製で平板状のフレイムアレスタ21と、スカート27上端のフランジ28を順次重ねて、カシメ部45をカシメることにより、フレイムアレスタ21及びスカート27がテーパ部43又は大径円筒部43′に結合される。
この第6参考例によれば、給油案内筒15の下端にテーパ部43又は大径円筒部43′が連設されることで、給油案内筒15より大径の平板状のフレイムアレスタ21の使用が可能となり、フレイムアレスタ21の燃料に対する流通抵抗の軽減を図ることができる。しかも、フレイムアレスタ21の各帯板部材22,22の主要部22aが給油案内筒15内より広いテーパ部43又は大径円筒部43′内に配置されることで、ガンストッパ20による給油案内筒15の流路面積の減少を抑え、総合的に燃料の流通抵抗を少なくすることができる。
次に、図22に示す第7参考例について説明する。
この第7参考例では、給油案内筒15の下端部に取り付けフランジ47と、その外周端に連なるカシメ部48とを一体に連設され、取り付けフランジ47の下面に、上面開放の椀状をなすフレイムアレスタ21のフランジ26と、スカート27のフランジ28を順次重ねて、カシメ部48をカシメることにより、フレイムアレスタ21及びスカート27が給油案内筒15に取り付けられる。この場合、ガンストッパ20は、例えば図9及び図10の第2参考例のように給油案内筒15の下端部内周面に予め取り付けられる。その他の構成は、第2参考例と同様であるので、図22中、第2参考例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第7参考例によれば、給油案内筒15の下端部の取り付けフランジ47及びカシメ部48により、ガンストッパ20及びスカート27を給油案内筒15に結合することができ、第1実施例のような取り付け板18を省略して、構造及び加工の簡素化を図ることができる。
最後に、図23に示す第8参考例について説明する。
この第8参考例は、上面開放の椀状をなすフレイムアレスタ21の上端部に連結円筒部50を形成し、この連結円筒部50と、その外周面に嵌合するスカート27の上端部とを給油案内筒15の下端部外周面に嵌合して、連結円筒部50及びスカート27の両者を溶接部51を介して給油案内筒15の下端部に結合したものである。この場合もガンストッパ20は、例えば図9及び図10の第2参考例のように給油案内筒15の下端部内周面に予め取り付けられる。その他の構成は、第2参考例と同様であるので、図22中、第2参考例と対応する部分には同一の参照符号を付して、重複する説明を省略する。
この第8参考例によれば、同一の溶接部51により、ガンストッパ20及びスカート27を給油案内筒15に結合することができ、第1実施例のような取り付け板18を省略して、構造及び加工の簡素化を図ることができる。
以上、本発明の実施例および参考例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことができる。例えば、ガンストッパ20を構成する帯板部材22や丸棒部材32の本数は2本に限らず、給油案内筒15の太さに応じて適宜選定されるものである。
本発明の第1実施例に係る給油口装置を備える燃料タンクを搭載した自動二輪車の側面図。 図1の燃料タンクの給油口装置部の縦断側面図。 図2の要部拡大図。 図3の4−4線断面図。 本発明の第2実施例を示す、図3との対応図。 図5の6−6線断面図。 第1参考例を示す、図3との対応図。 図7の8−8線断面図。 第2参考例を示す、図3との対応図。 図9の11−11線断面図。 本発明の第実施例を示す、図3との対応図。 図11の12−12線断面図。 第3参考例を示す、図3との対応図。 図13の14−14線断面図。 第4参考例を示す、図3との対応図。 図15の16−16線断面図。 第5参考例を示す、図15との対応図。 図17の18−18線断面図。 本発明の第実施例を示す、図3との対応図。 図19の20−20線断面図。 第6参考例を示す、図11との対応図。 第7参考例を示す、図4との対応図。 第8参考例を示す、図3との対応図。
G・・・・・・給油ガン
3・・・・・・エタノール燃料を貯留する燃料タンク
15・・・・・給油案内筒
17・・・・・フレイムアレスタ組立体
18・・・・・取り付け板
20・・・・・ガンストッパ
21・・・・・フレイムアレスタ
21a・・・・フレイムアレスタの中空部
22・・・・・帯板部材
23・・・・・凹部
24・・・・・突起

Claims (6)

  1. エンジン用燃料としてエタノール燃料を貯留する車両用燃料タンク(3)の上壁(3a)に給油口(15a)と、この給油口(15a)から燃料タンク(3)内に延びて給油ガン(G)を受容する給油案内筒(15)とを設けた、車両用燃料タンクの給油口装置において、
    前記給油案内筒(15)に、その下方開口部を覆って前記燃料の流通を許容する一方、火の侵入を防ぐフレイムアレスタ(21)と、前記給油案内筒(15)に挿入された前記給油ガン(G)の前記フレイムアレスタ(21)への当接を阻止するガンストッパ(20)とを取り付け
    前記フレイムアレスタ(21)を、これが前記給油案内筒(15)の下端から下方へ延びる中空部(21a)を持つように形成すると共に、この中空部(21a)に前記ガンストッパ(20)を配置したことを特徴とする、車両用燃料タンクの給油口装置。
  2. エンジン用燃料としてエタノール燃料を貯留する車両用燃料タンク(3)の上壁(3a)に給油口(15a)と、この給油口(15a)から燃料タンク(3)内に延びて給油ガン(G)を受容する給油案内筒(15)とを設けた、車両用燃料タンクの給油口装置において、
    前記給油案内筒(15)に、その下方開口部を覆って前記燃料の流通を許容する一方、火の侵入を防ぐフレイムアレスタ(21)と、前記給油案内筒(15)に挿入された前記給油ガン(G)の前記フレイムアレスタ(21)への当接を阻止するガンストッパ(20)とを取り付け
    上面開放の椀状に形成した前記フレイムアレスタ(21)と、このフレイムアレスタ(21)内に配置される前記ガンストッパ(20)とを環状の取り付け板(18)に結合してフレイムアレスタ組立体(17)を構成すると共に、前記取り付け板(18)を前記給油案内筒(15)の下端部に取り付けたことを特徴とする、車両用燃料タンクの給油口装置。
  3. 請求項1又は2記載の車両用燃料タンクの給油口装置において、
    前記ガンストッパ(20)を、板面が前記給油案内筒(15)の軸方向に沿うように配置される帯板部材(22)で構成したことを特徴とする、車両用燃料タンクの給油口装置。
  4. 請求項3記載の車両用燃料タンクの給油口装置において、
    前記ガンストッパ(20)を、板面を平行させる2枚の前記帯板部材(22)で構成し、各帯板部材(22)には、互いに反対方向に突出して内側を凹部(23)とする突起(24)を屈曲形成したことを特徴とする、車両用燃料タンクの給油口装置。
  5. 請求項4記載の車両用燃料タンクの給油口装置において、
    前記2枚の帯板部材(22)を、それらの板面同士を接合すると共に、凹部(23)同士を対向させるように配置したことを特徴とする、車両用燃料タンクの給油口装置。
  6. 請求項1又は2記載の車両用燃料タンクの給油口装置において、
    前記ガンストッパ(20)を、互いに交差もしくは平行するように配置される複数の帯板部材(22)で構成し、各帯板部材(22)の、前記給油案内筒(15)内を横断する部分の横断面を上方に凸となる逆V字状に形成したことを特徴とする、車両用燃料タンクの給油口装置。
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