JP5045385B2 - ロックアップクラッチの油圧制御装置 - Google Patents

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Description

本発明はロックアップクラッチの油圧制御装置に係り、特に、低油温時にエアの混入により流体式動力伝達装置の伝達トルクが低下して車両の駆動性能が損なわれることを改善する技術に関するものである。
(a) トルクコンバータやフルードカップリングのような流体式動力伝達装置に備えられ、油圧に基づいて係合、解放されるロックアップクラッチと、(b) そのロックアップクラッチの係合側油室に連通させられて、そのロックアップクラッチの係合時にその係合側油室に係合油圧を供給する第1油路と、(c) 前記ロックアップクラッチの解放側油室に連通させられて、そのロックアップクラッチの解放時にその解放側油室に解放油圧を供給する第2油路と、(d) 前記ロックアップクラッチの係合側油室に連通させられて、そのロックアップクラッチの係合時にその係合側油室内の作動油を排出する第3油路と、を有するロックアップクラッチの油圧制御装置が知られている。特許文献1に記載の装置はその一例で、ロックアップクラッチの係合時、解放時共に第3油路から作動油が排出され、オイルクーラーを経てオイルパンへ戻されるようになっている。
特開昭63−190972号公報
ところで、このようなロックアップクラッチの油圧制御装置として、未だ公知ではないが、上記第1油路、第2油路、および第3油路に接続され、ロックアップクラッチの係合時には、所定のライン油圧が供給されるライン油路を第1油路に接続するとともに、第2油路および第3油路を排出用油路に接続するON側連通状態とされ、ロックアップクラッチの解放時には、前記ライン油路を前記第2油路に接続するとともに、前記第1油路および前記第3油路をオイルクーラーに接続するOFF側連通状態とされるロックアップリレーバルブが考えられている。
図10の油圧制御装置200はその一例で、ロックアップリレーバルブ202には、第1油路130、第2油路132、第3油路134が接続されており、ソレノイドバルブSLからの信号油圧によって実線で示すON側連通状態と破線で示すOFF側連通状態とに択一的に切り換えられるようになっている。そして、そのロックアップリレーバルブ202がON側連通状態とされると、ライン油路118が第1油路130に接続され、第2ライン油圧PL2が係合油圧として第1油路130からロックアップクラッチ28の係合側油室120に供給されるとともに、第2油路132および第3油路134がそれぞれ排出用油路136、138に接続される。それ等の排出用油路136、138はロックアップコントロールバルブ104に接続されており、リニアソレノイドバルブSLUから出力される信号油圧によって排出用油路136の油圧が連続的に制御されることにより、ロックアップクラッチ28の解放側油室122内の油圧Poff が調整され、ロックアップクラッチ28が完全な係合状態、或いは所定のスリップ状態とされる。第3油路134に連通させられた排出用油路138は、ロックアップクラッチ28のスリップ状態に応じてロックアップコントロールバルブ104によって開閉され、トルクコンバータ32内の作動油をロックアップクラッチ28のスリップ状態に応じた流量でドレーンし、新たな作動油が第1油路130からトルクコンバータ32内に導入されるようにすることにより、スリップによる温度上昇を抑制している。
一方、上記ロックアップリレーバルブ202がOFF側連通状態とされると、図11に示すように、ライン油路118が第2油路132に接続され、第2ライン油圧PL2が解放油圧として第2油路132からロックアップクラッチ28の解放側油室122に供給されるとともに、第1油路130および第3油路134は、途中で連結されたクーラー油路140および204を介してオイルクーラー142に接続される。ロックアップクラッチ28の解放時には、タービン翼車32tとポンプ翼車32pとの相対回転によりトルクコンバータ32内の作動油が攪拌されて油温が上昇するが、その作動油がオイルクーラー142を経てオイルパン112へ戻されることにより、作動油の温度上昇が抑制される。
ここで、このような油圧制御装置200においては、作動油の油温が低いエンジン始動初期等に例えばDレンジ等の駆動レンジで車両が長時間停止していると、低油温時にはオイルパン112の油面(オイルレベル)が低くなるためエアの吸込みによって気泡が混ざった作動油が第2油路132からトルクコンバータ32へ供給されるとともに、第1油路130および第3油路134からクーラー油路140、204を経てオイルクーラー142へ排出されるが、車両停車時にはタービン翼車32tの回転が停止しているため、気泡がトルクコンバータ32内に停留、蓄積し易い。すなわち、回転時には遠心力で作動油が外周側へ押圧されることによって気泡が中心側に集まり、第2油路132から作動油が供給されることにより、中心部分の回転軸に設けられた第1油路130や第3油路134へ気泡混じりの作動油が押し出される形で排出されるが、回転停止時には気泡がタービン翼車32tに付着して停留し易く、徐々に集まって大きくなるのである。
また、低油温時には作動油の粘性が高くてオイルクーラー142の管路抵抗が大きくなるため、図11に白抜き矢印で示すようにオイルクーラー142へ行かずに第1油路130およびクーラー油路140と、第3油路134およびクーラー油路204との間で作動油が一方から他方へ循環し、気泡混じりの作動油がそのままトルクコンバータ32内に滞留し易い。そして、長時間の停車により、このような気泡がトルクコンバータ32内に大量に滞留すると、車両発進時に気泡の存在でトルクコンバータ32の伝達トルクが十分に得られず、発進駆動性能が損なわれるという問題があった。
本発明は以上の事情を背景として為されたもので、その目的とするところは、低油温時の車両停車時に気泡が流体式動力伝達装置内に滞留、蓄積し、発進時に十分な伝達トルクが得られずに車両の駆動性能が損なわれることを改善することにある。
上記目的を達成するために、第1発明は、(a) 流体式動力伝達装置に備えられて油圧に基づいて係合、解放されるロックアップクラッチの係合側油室に連通させられて、そのロックアップクラッチのスリップ状態を含む係合時にその係合側油室に係合油圧を供給する第1油路と、(b) 前記ロックアップクラッチの解放側油室に連通させられて、そのロックアップクラッチの解放時にその解放側油室に解放油圧を供給する第2油路と、(c) 前記ロックアップクラッチの係合側油室に連通させられて、そのロックアップクラッチをスリップ状態とする時にその係合側油室内の作動油を排出する第3油路と、を有するロックアップクラッチの油圧制御装置において、(d) 前記第2油路から前記ロックアップクラッチに前記解放油圧が供給されるロックアップクラッチの解放時に、前記第3油路から作動油が排出されることを禁止する排出禁止手段を備えていることを特徴とする。
第2発明は、第1発明のロックアップクラッチの油圧制御装置において、前記排出禁止手段は、前記ロックアップクラッチに前記解放油圧が供給されるロックアップクラッチの解放時に前記第3油路を遮断するものであることを特徴とする。
このようなロックアップクラッチの油圧制御装置においては、第2油路からロックアップクラッチに解放油圧が供給されるロックアップクラッチ解放時には、第3油路から作動油が排出されることが禁止されるため、低油温時の車両停車時にエア混じりの作動油が第2油路から流体式動力伝達装置内に供給された場合に、第1油路および第油路を通って作動油が循環することが阻止され、低粘性による大きな管路抵抗に拘らず流体式動力伝達装置内の作動油が確実に第1油路からオイルクーラー等へ排出されるようになり、その作動油の排出に伴って流体式動力伝達装置内の気泡が低減される。これにより、流体式動力伝達装置内の気泡に起因する発進時の伝達トルクの低下が抑制され、低油温時における車両発進時の駆動性能が改善される。
第2発明では、上記第3油路を遮断するため、例えばロックアップクラッチの係合(ON)、解放(OFF)を切り換えるロックアップリレーバルブを利用し、ロックアップクラッチ係合時には、所定のライン油圧が供給されるライン油路を前記第1油路に接続するとともに、前記第2油路および前記第3油路を排出用油路に接続するON側連通状態とされ、ロックアップクラッチ解放時には、前記ライン油路を前記第2油路に接続するとともに、第1油路をオイルクーラーに接続し、第3油路を遮断するOFF側連通状態とされるようにすれば良いなど、既存の切換弁の油路を僅かに変更するだけで簡単且つ安価に構成できる。
流体式動力伝達装置は、例えば駆動力源と変速機との間に配設され、駆動力源としてはディーゼルエンジン、ガソリンエンジン等の燃料の燃焼で動力を発生する内燃機関が好適に用いられるが、電動モータや、電動モータおよび内燃機関を併用したものなど、種々の駆動力源を採用できる。変速機は、必ずしも必要ではないが、遊星歯車式等の有段変速機およびベルト式等の無段変速機の何れを採用することもできる。流体式動力伝達装置としてはトルクコンバータが好適に用いられるが、フルードカップリング等を採用することも可能である。
排出禁止手段は、例えば前記第1油路から前記ロックアップクラッチに係合油圧が供給されるロックアップクラッチ係合時には、前記第3油路から作動油が排出されることを許容するが、前記第2油路からロックアップクラッチに解放油圧が供給されるロックアップクラッチ解放時には、第3油路を遮断して作動油の排出を禁止する油路切換弁等にて構成される。この油路切換弁は、ロックアップクラッチ解放時には常に第3油路を遮断するものでも良いが、油温が低い時だけ遮断し、油温が所定値以上になったら排出を許容し、例えば第1油路に連結されてオイルクーラー等に接続されるようにしても良く、図10の油圧制御装置200においてクーラー油路140と204との連結部分に油温に応じてクーラー油路204を開閉する切換弁を設けるようにしても良い。排出禁止手段としては、第3油路を遮断する上記切換弁等が好適に用いられるが、その第3油路に所定の油圧、例えば第2油路から供給される解放油圧と同程度の油圧を作用させて、排出が禁止されるようにすることもできる。
上記油路切換弁は、ロックアップクラッチの係合、解放を切り換えるロックアップリレーバルブとは別個に、そのロックアップリレーバルブと流体式動力伝達装置との間に配設することもできるが、ロックアップリレーバルブに排出禁止手段の機能を持たせることもできる。例えば、ロックアップクラッチの係合時には、所定のライン油圧が供給されるライン油路を前記第1油路に接続するとともに、前記第2油路および前記第3油路を排出用油路に接続するON側連通状態とされ、ロックアップクラッチの解放時には、前記ライン油路を前記第2油路に接続するとともに、第1油路をオイルクーラーに接続し、第3油路を遮断するOFF側連通状態とされるように、ロックアップリレーバルブを構成すれば良い。このようなロックアップリレーバルブは、例えばソレノイドバルブから所定の信号油圧が供給されるか否かにより、スプールが2位置へ択一的に移動させられてON側連通状態とOFF側連通状態とに切り換えられるように構成されるが、ソレノイドによってスプールを直接移動させることもできる。
上記ON側連通状態の時に第2油路が接続される上記排出用油路は、例えばその排出用油路の油圧を制御することにより前記解放側油室内の油圧を調整して前記ロックアップクラッチを完全な係合状態、或いは所定のスリップ状態とするロックアップコントロールバルブに接続される。このようなロックアップクラッチの係合時(スリップ状態を含む)には、スリップによる摩擦でロックアップクラッチそのものや作動油の油温が上昇するが、第3油路から作動油が排出されるのに伴って第1油路から新たに作動油が供給されることにより、温度上昇が抑制される。
上記ロックアップコントロールバルブは、例えばリニアソレノイドバルブから供給される信号油圧の油圧が連続的に変化させられることにより、スプールの位置が連続的に変化させられ、上記排出用油路とドレーン油路およびライン油路との連通状態が連続的に変化させられることにより、排出用油路の油圧すなわち解放側油室内の油圧を調整できるように構成される。前記ロックアップリレーバルブを介して第3油路に接続される排出用油路は、ロックアップコントロールバルブを経由することなくオイルクーラーを介して或いは直接オイルパンへドレーンされるようになっていても良いが、ロックアップコントロールバルブに接続され、ロックアップクラッチのスリップ状態すなわちスプールの位置に応じて変化する流量で、作動油がドレーンされるようにすることもできる。第3油路から排出される作動油の流量は、第1油路から係合側油室に供給される係合油圧によってロックアップクラッチが所定の係合トルクで係合させられるように定められる。
以下、本発明の実施例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用される車両用動力伝達装置8の概略構成を示す骨子図で、車両の左右方向(横置き)に搭載するFF車両に好適に用いられるものであり、エンジン30の出力はトルクコンバータ32および自動変速機10から、図3に示す差動歯車装置34、一対の車軸38を介して一対の駆動輪40へ伝達されるようになっている。エンジン30は駆動力源で、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジン等の内燃機関にて構成されている。また、トルクコンバータ32は流体式動力伝達装置で、入出力部材すなわちエンジン30のクランク軸に連結されるポンプ翼車32pと自動変速機10の入力軸22に連結されるタービン翼車32tとを一体的に、或いは所定の相対回転状態で連結するロックアップクラッチ28を備えている。
自動変速機10は、車体に取り付けられる非回転部材としてのトランスミッションケース26内において、シングルピニオン型の第1遊星歯車装置12を主体として構成されている第1変速部14と、ダブルピニオン型の第2遊星歯車装置16およびシングルピニオン型の第3遊星歯車装置18を主体としてラビニヨ型に構成されている第2変速部20とを同軸線上(共通の軸心C上)に有し、入力軸22の回転を変速して出力歯車24から出力する。出力歯車24は、自動変速機10の出力部材に相当するものであり、図3に示す差動歯車装置34に動力を伝達するためにそのデフドリブンギヤ(大径歯車)36と噛み合うデフドライブギヤとして機能している。なお、この自動変速機10やトルクコンバータ32は中心線(軸心)Cに対して略対称的に構成されており、図1の骨子図においてはその中心線Cの下半分が省略されている。
自動変速機10は、クラッチC1、C2、およびブレーキB1〜B3(以下、特に区分しない場合は単にクラッチCおよびブレーキBという)を備えており、第1変速部14および第2変速部20の各回転要素(サンギヤS1〜S3、キャリヤCA1〜CA3、リングギヤR1〜R3)の連結関係や固定要素が切り換えられることにより、図2に示すように第1速ギヤ段「1st」〜第6速ギヤ段「6th」の6つの前進ギヤ段および1つの後進ギヤ段「R」が成立させられる。すなわち、クラッチC1とブレーキB2との係合により第1速ギヤ段が、クラッチC1とブレーキB1との係合により第2速ギヤ段が、クラッチC1とブレーキB3との係合により第3速ギヤ段が、クラッチC1とクラッチC2との係合により第4速ギヤ段が、クラッチC2とブレーキB3との係合により第5速ギヤ段が、クラッチC2とブレーキB1との係合により第6速ギヤ段が、それぞれ成立させられるようになっている。また、ブレーキB2とブレーキB3との係合により後進ギヤ段が成立させられ、クラッチC1、C2、ブレーキB1〜B3の総てが解放されることにより、動力伝達を遮断するニュートラル状態となるように構成されている。図2は、複数のギヤ段と、その各ギヤ段を成立させる際のクラッチC1、C2およびブレーキB1〜B3の作動状態を説明する係合作動表で、「○」は係合を表している。
上記クラッチCおよびブレーキBは、多板式のクラッチやブレーキなど油圧アクチュエータによって係合制御される油圧式摩擦係合装置であり、油圧制御装置100(図3参照)内の電磁弁装置としてのリニアソレノイドバルブSLC1、SLC2、SLB1、SLB2、SLB3の励磁、非励磁や電流制御により、係合、解放状態が切り換えられるとともに係合、解放時の過渡油圧などが制御される。
図3は、図1の自動変速機10などを制御するために車両に設けられた電気的な制御系統の要部を説明するブロック線図である。電子制御装置90は、例えばCPU、RAM、ROM、入出力インターフェイス等を備えた所謂マイクロコンピュータを含んで構成されており、CPUはRAMの一時記憶機能を利用しつつ予めROMに記憶されたプログラムに従って信号処理を行うことにより、エンジン30の出力制御や自動変速機10の変速制御、ロックアップクラッチ28の係合、解放制御等を実行するようになっており、必要に応じてエンジン制御用や変速制御用等に分けて構成される。
図3において、アクセルペダル50の操作量(アクセル開度)Accを検出するためのアクセル操作量センサ52、エンジン30の回転速度NE を検出するためのエンジン回転速度センサ58、エンジン30の吸入空気量Qを検出するための吸入空気量センサ60、吸入空気の温度TA を検出するための吸入空気温度センサ62、電子スロットル弁の開度θTHを検出するためのスロットル弁開度センサ64、車速V(出力歯車24の回転速度NOUT に対応)を検出するための車速センサ66、エンジン30の冷却水温TW を検出するための冷却水温センサ68、常用ブレーキであるフットブレーキペダル69の操作の有無を検出するブレーキスイッチ70、シフト操作部材としてのシフトレバー72のレバーポジション(操作位置)PSHを検出するためのレバーポジションセンサ74、タービン回転速度NT すなわち入力軸22の回転速度NINを検出するためのタービン回転速度センサ76、油圧制御装置100内の作動油の温度であるAT油温TOIL を検出するためのAT油温センサ78などが設けられており、それらのセンサやスイッチなどから、アクセル操作量(アクセル開度)Acc、エンジン回転速度NE 、吸入空気量Q、吸入空気の温度TA 、スロットル弁開度θTH、車速V、出力回転速度NO UT、エンジン冷却水温TW 、ブレーキ操作の有無、シフトレバー72のレバーポジションPSH、タービン回転速度NT (=入力軸回転速度NIN)、AT油温TOIL などを表す信号が電子制御装置90へ供給されるようになっている。
シフトレバー72は、自動変速機10の作動状態を選択する選択操作手段として機能し、例えば駐車用の「P」ポジション、動力伝達を遮断する「N」ポジション、前進走行のための「D」ポジション、後進走行のための「R」ポジション等に択一的に移動操作されるようになっており、「D」ポジションへ操作されることにより、総ての前進ギヤ段「1st」〜「6th」を自動的に切り換えながら前進走行する自動変速モード(Dレンジ)が成立させられる。また、「R」ポジションへ操作されると、後進ギヤ段「R」が成立させられて、後進走行が可能となる。自動変速モードの他に、自動変速の変速範囲が制限された4レンジ、3レンジ等の他の駆動レンジを指定できる手動変速モードを選択できるようにすることもできる。シフトレバー72の代わりに押釦スイッチ等により、上記自動変速モード等を選択できるようにすることもできる。
一方、電子制御装置90からは、エンジン30の出力制御の為のエンジン出力制御指令信号SE 、たとえばアクセル操作量Accに応じて電子スロットル弁の開閉を制御するためのスロットルアクチュエータを駆動する信号や、燃料噴射装置から噴射される燃料の量を制御するための噴射信号、点火装置によるエンジン30の点火時期を制御するための点火時期信号などが出力されている。また、自動変速機10の変速制御の為の変速制御指令信号SP 、例えば自動変速機10のギヤ段を切り換えるために油圧制御装置100内のリニアソレノイドバルブSLC1、SLC2、SLB1、SLB2、SLB3を制御する信号などが出力されている。
上記変速制御について具体的に説明すると、電子制御装置90は、例えば前記自動変速モードでは、図4に示すように車速Vおよびアクセル操作量Accをパラメータとして予め記憶された関係(マップ、変速線図)から実際の車速Vおよびアクセル操作量Accに基づいて自動変速機10の変速を実行すべきか否かを判断し、その判断に従って変速制御を実行する変速制御手段を機能的に備えている。このとき、電子制御装置90は、例えば図2に示す係合作動表に従って目的とするギヤ段が成立するように、自動変速機10の変速に関与する油圧式摩擦係合装置を係合および/または解放させる指令(変速出力、油圧指令)すなわち油圧制御装置100内の変速用リニアソレノイドバルブSLC1、SLC2、SLB1、SLB2、SLB3を各々励磁または非励磁して油圧式摩擦係合装置の油圧アクチュエータへ供給する油圧を各々調圧制御させる指令を油圧制御装置100へ出力する。
電子制御装置90はまた、前記ロックアップクラッチ28を例えば図5に示す切換マップに従って係合、解放制御するロックアップ制御手段の機能を備えており、油圧制御装置100は、そのロックアップクラッチ28の係合、解放制御に関して、図6に示すようにソレノイドバルブSLによって作動状態が切り換えられるロックアップリレーバルブ102、およびリニアソレノイドバルブSLUによって作動状態が制御されるロックアップコントロールバルブ104等を備えている。図6において、ロックアップリレーバルブ102およびロックアップコントロールバルブ104には、エンジン30によって機械的に回転駆動されるオイルポンプ110によりオイルパン112からストレーナ114を介して汲み上げられるとともに、ライン油圧制御回路116により第2ライン油圧PL2に調圧された作動油が、ライン油路118を介してそれぞれ供給されるようになっている。ライン油圧制御回路116は、リニアソレノイドバルブSLTやプライマリレギュレータバルブ等を有して構成されており、電子制御装置90によってリニアソレノイドバルブSLTが制御されることにより、前記アクセル操作量Acc等に応じて第2ライン油圧PL2を調圧する。
前記トルクコンバータ32は、ロックアップクラッチ28の両側に係合側油室120および解放側油室122を備えており、その係合側油室120内の油圧Ponと解放側油室122内の油圧Poff との差圧ΔP(= Pon- Poff )により、ロックアップクラッチ28を所定の係合トルクで係合させる。係合側油室120には第1油路130および第3油路134が接続されている一方、解放側油室122には第2油路132が接続されており、それ等の油路130、132、134からの作動油の流出入によって上記差圧ΔPが制御され、ロックアップクラッチ28が係合(ON)、解放(OFF)される。
上記第1油路130、第2油路132、および第3油路134は、何れも前記ロックアップリレーバルブ102に接続されており、そのロックアップリレーバルブ102は、ソレノイドバルブSLからの信号油圧によって実線で示すON側連通状態と破線で示すOFF側連通状態とに択一的に切り換えられるようになっている。そして、ロックアップリレーバルブ102がON側連通状態とされると、図7に示すようになり、ライン油路118が第1油路130に接続され、第2ライン油圧PL2が係合油圧として第1油路130からロックアップクラッチ28の係合側油室120に供給されるとともに、第2油路132および第3油路134はそれぞれ排出用油路136、138に接続される。それ等の排出用油路136、138は、前記ロックアップコントロールバルブ104に接続されており、リニアソレノイドバルブSLUから出力される信号油圧によって排出用油路136の油圧が連続的に制御されることにより、ロックアップクラッチ28の解放側油室122内の油圧Poff が調整され、ロックアップクラッチ28が完全な係合状態、或いは所定のスリップ状態とされる。
上記ロックアップコントロールバルブ104の「EX」は、排出用油路136、138の作動油をオイルパン112へ還流させるドレーン油路で、そのドレーン油路およびライン油路118との連通状態が連続的に変化させられることにより、第2油路132を介して解放側油室122に連通させられた排出用油路136の油圧、すなわち解放側油室122内の油圧Poff が連続的に調整される。また、第3油路134に連通させられた排出用油路138は、ロックアップクラッチ28のスリップ状態に応じてロックアップコントロールバルブ104によって開閉され、トルクコンバータ32内の作動油をロックアップクラッチ28のスリップ状態に応じた流量でドレーンし、新たな作動油が第1油路130からトルクコンバータ32内に導入されるようにすることにより、スリップによる温度上昇を抑制している。ロックアップコントロールバルブ104は、リニアソレノイドバルブSLUから供給される信号油圧の油圧が連続的に変化させられることにより、スプールの位置が連続的に変化させられ、上記排出用油路136とドレーン油路およびライン油路118との連通状態が連続的に変化させられることにより、排出用油路136の油圧すなわち解放側油室122内の油圧Poff を調整するとともに、排出用油路138とドレーン油路との連通状態を連続的に変化させて、その排出用油路138から排出される作動油の流量を連続的に変化させる。
一方、ロックアップリレーバルブ102がOFF側連通状態とされると、図8に示すようになり、ライン油路118が第2油路132に接続され、第2ライン油圧PL2が解放油圧として第2油路132からロックアップクラッチ28の解放側油室122に供給されるとともに、第1油路130はクーラー油路140を介してオイルクーラー142に接続され、第3油路134は遮断(閉塞)される。ロックアップクラッチ28の解放時には、タービン翼車32tとポンプ翼車32pとの相対回転によりトルクコンバータ32内の作動油が攪拌されてAT油温TOIL が上昇するが、その作動油がオイルクーラー142を経てオイルパン112へ戻されることにより、作動油の温度上昇が抑制される。ロックアップリレーバルブ102は、ソレノイドバルブSLから所定の信号油圧が供給されるか否かにより、スプールが2位置へ択一的に移動させられてON側連通状態とOFF側連通状態とに切り換えられる。
ここで、以上のように構成されたロックアップクラッチの油圧制御装置100においては、第2油路132からロックアップクラッチ28に第2ライン油圧PL2が供給されるロックアップクラッチ解放時には、図8から明らかなように第3油路134が遮断(閉塞)されて作動油の排出が禁止されるため、エンジン30の始動初期等の低油温時においてDレンジ等の駆動レンジでの車両停車時に、エア混じりの作動油が第2油路132からトルクコンバータ32内に供給された場合に、図11に示すように第1油路130、第3油路134、およびクーラー油路140、204を通って作動油が循環することが阻止され、低粘性による大きな管路抵抗に拘らずトルクコンバータ32内の作動油が確実に第1油路130からクーラー油路140を通ってオイルクーラー142へ排出されるようになり、その作動油の排出に伴ってトルクコンバータ32内の気泡が低減される。これにより、トルクコンバータ32内の気泡に起因する発進時の伝達トルクの低下が抑制され、低油温時における車両発進時の駆動性能が改善される。
また、本実施例では、ロックアップクラッチ解放時に第3油路134を遮断する手段として、ロックアップクラッチ28の係合、解放を切り換えるロックアップリレーバルブ102を利用し、そのロックアップリレーバルブ102がOFF側連通状態へ切り換えられることにより、ライン油路118を第2油路132に接続するとともに、第1油路130をクーラー油路140に接続し、且つ第3油路134を遮断(閉塞)するようにしたため、図10に示す既存のロックアップリレーバルブ202内の油路を僅かに変更するか、或いはロックアップリレーバルブ202はそのままで、その周辺の油路を僅かに変更するだけで、簡単且つ安価に構成できる。
なお、図10は、本発明が前提としている油圧制御装置200を示す図で、前記図6の油圧制御装置100に比較して、ロックアップリレーバルブ202が破線で示すOFF側連通状態とされた場合に、第3油路134がクーラー油路204を介してクーラー油路140に連結され、オイルクーラー142に接続される点が相違している。この場合には、エンジン30の始動初期等の低油温時においてDレンジ等の駆動レンジで車両が長時間停止していると、低油温時にはオイルパン112の油面(オイルレベル)が低くなるためエアの吸込みによって気泡が混ざった作動油が第2油路132からトルクコンバータ32へ供給されるとともに、第1油路130および第3油路134からクーラー油路140、204を経てオイルクーラー142へ排出されるが、車両停車時にはタービン翼車32tの回転が停止しているため、気泡がトルクコンバータ32内に停留、蓄積し易い。また、低油温時には作動油の粘性が高くてオイルクーラー142の管路抵抗が大きくなるため、図11に白抜き矢印で示すようにオイルクーラー142へ行かずに第1油路130およびクーラー油路140と、第3油路134およびクーラー油路204との間で作動油が一方から他方へ循環し、気泡混じりの作動油がそのままトルクコンバータ32内に滞留し易い。そして、長時間の停車等により、このような気泡がトルクコンバータ32内に大量に蓄積されると、車両発進時に気泡の存在でトルクコンバータ32の伝達トルクが十分に得られず、発進駆動性能が損なわれるのである。
因みに、図9は本実施例の油圧制御装置100および図10に示す油圧制御装置200を有する車両用動力伝達装置を用いて、ロックアップクラッチ解放時に、以下の試験条件で、Dレンジにて両車軸38を固定した状態でトルクコンバータ32のポンプ翼車32pを回転駆動し、出力トルクを測定した結果で、本発明では出力トルクの落ち込みが比較品(油圧制御装置200)に比較して小さくなるとともに、復帰も早くなる。なお、以下の試験条件で、油温を氷点下としたのは、寒冷地で低油温となった状況を想定したもので、アイドル回転速度は、寒冷地でのアイドルアップ中のエンジン回転速度を想定したものである。また、図9において、計測初期に出力トルクが頭打ちになっているのは、ストレインアンプの設定ミスによるもので、実際の出力トルクは凸状に上昇している。
《試験条件》
・油量:基準油量よりも所定量だけ少ない油量
・油温:氷点下
・入力回転速度:アイドル回転速度
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、これはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
本発明が好適に適用される車両用動力伝達装置の概略構成を説明する骨子図である。 図1の自動変速機の複数のギヤ段を成立させる際の摩擦係合装置の作動状態を説明する図表である。 図1の自動変速機などを制御するために車両に設けられた電気的な制御系統の要部を説明するブロック線図である。 図3の電子制御装置によって行われる自動変速機の変速制御で用いられる変速マップの一例を示す図である。 図3の電子制御装置によって行われるロックアップクラッチの係合、解放制御に用いられる切換マップの一例を説明する図である。 ロックアップクラッチの係合、解放制御に関して油圧制御装置が備えている要部構成を説明する回路図である。 図6の油圧制御装置において、ロックアップリレーバルブがON側連通状態とされた場合の回路構成を示す図である。 図6の油圧制御装置において、ロックアップリレーバルブがOFF側連通状態とされた場合の回路構成を示す図である。 本発明の油圧制御装置と図10に示す油圧制御装置とを用いて、ロックアップクラッチ解放時にDレンジにて所定の回転速度で回転駆動した場合の出力トルクを測定した結果を比較して示す図である。 本発明の前提となる油圧制御装置を説明する図で、図6に対応する回路図である。 図10の油圧制御装置において、ロックアップリレーバルブがOFF側連通状態とされた場合の回路構成を示す図である。
符号の説明
28:ロックアップクラッチ 32:トルクコンバータ(流体式動力伝達装置) 102:ロックアップリレーバルブ(排出禁止手段) 120:係合側油室 122:解放側油室 130:第1油路 132:第2油路 134:第3油路 PL2:第2ライン油圧(係合油圧、解放油圧)

Claims (2)

  1. 流体式動力伝達装置に備えられて油圧に基づいて係合、解放されるロックアップクラッチの係合側油室に連通させられて、該ロックアップクラッチのスリップ状態を含む係合時に該係合側油室に係合油圧を供給する第1油路と、
    前記ロックアップクラッチの解放側油室に連通させられて、該ロックアップクラッチの解放時に該解放側油室に解放油圧を供給する第2油路と、
    前記ロックアップクラッチの係合側油室に連通させられて、該ロックアップクラッチをスリップ状態とする時に該係合側油室内の作動油を排出する第3油路と、
    を有するロックアップクラッチの油圧制御装置において、
    前記第2油路から前記ロックアップクラッチに前記解放油圧が供給される該ロックアップクラッチの解放時に、前記第3油路から作動油が排出されることを禁止する排出禁止手段を備えている
    ことを特徴とするロックアップクラッチの油圧制御装置。
  2. 前記排出禁止手段は、前記ロックアップクラッチに前記解放油圧が供給される該ロックアップクラッチの解放時に前記第3油路を遮断するものである
    ことを特徴とする請求項1に記載のロックアップクラッチの油圧制御装置。
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