JP5044586B2 - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体記憶装置に関し、より詳しくは、ダイオードと可変抵抗素子を直列接続してなるメモリセルを配列してなる半導体記憶装置に関する。
近年、半導体装置の集積度が高くなることに伴い、これを構成するトランジスタ等の回路パターンはますます微細化している。このパターンの微細化には、単に線幅が細くなるだけではなく、パターンの寸法精度や位置精度の向上も要請される。この事情は半導体記憶装置に関しても例外ではない。
従来知られており、市場にも投入されているDRAM、SRAM、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置は、いずれもMOSFETをメモリセルに使用している。このため、パターンの微細化に伴い、微細化の比率を上回る比率での寸法精度の向上が要請されている。このため、これらのパターンを形成するリソグラフィー技術にも、大きな負荷が課せられており、製品コストの上昇要因となっている。
近年、このようなMOSFETをメモリセルとして用いる半導体記憶装置の後継候補として、抵抗変化メモリが注目されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、抵抗変化メモリには、遷移金属酸化物を記録層としてその抵抗値状態を不揮発に記憶する狭義の抵抗変化メモリ(ReRAM:Resistive RAM)の他、カルコゲナイド等を記録層として用いてその結晶状態(導体)と非晶質状態(絶縁体)の抵抗値情報を利用する相変化メモリ(PCRAM:Phase Change RAM)も含むものとする。
抵抗変化メモリの可変抵抗素子には、2種類の形態があることが知られている。1つは、印加電圧の極性を切り替えることにより、高抵抗状態と低抵抗状態とを設定するもので、これはバイポーラ型といわれる。もう1つは、印加電圧の極性を切り替えることなく、電圧値と電圧印加時間を制御することにより、高抵抗状態と低抵抗状態の設定を可能とするもので、これはユニポーラ型といわれる。
高密度メモリセルアレイを実現するためには、ユニポーラ型が好ましい。ユニポーラ型の場合、トランジスタを用いることなく、ビット線及びワード線の交差部に可変抵抗素子とダイオード等の整流素子とを重ねることにより、セルアレイが構成できるからである。さらにこのようなメモリセルアレイを三次元的に積層配列することにより、トランジスタが不要で、このためセルアレイ面積を増大させることなく、大容量を実現することが可能になる。
ユニポーラ型のReRAMの場合、メモリセルに対するデータの書き込みは、可変抵抗素子に所定の電圧を短時間印加することにより行う。これにより、可変抵抗素子が高抵抗状態から低抵抗状態へと変化する。以下、この可変抵抗素子を高抵抗状態から低抵抗状態へ変化させる動作をセット動作という。
一方、メモリセルMCに対するデータの消去は、セット動作後の低抵抗状態の可変抵抗素子に対し、セット動作時よりも低い所定の電圧を長時間印加することにより行う。これにより、可変抵抗素子が低抵抗状態から高抵抗状態へと変化する。以下、この可変抵抗素子を低抵抗状態から高抵抗状態へ変化させる動作をリセット動作という。メモリセルは、例えば高抵抗状態を安定状態(リセット状態)とし、2値データ記憶であれば、リセット状態を低抵抗状態に変化させるセット動作によりデータの書き込みを行う。
リセット動作時においては、メモリセルにリセット電流として1μA以上の大電流を流す必要がある。しかしこの場合、リセット動作完了後にメモリセル間に発生する電圧が、前述のセット動作に必要なセット電圧と極めて近い値になってしまい、動作マージンが小さいという問題がある。動作マージンが小さいことは、リセット動作の完了後に再度メモリセルが誤ってセット動作されてしまうことが生じ得ることを意味し、好ましくない。
また、従来の抵抗変化メモリでは、書き込み時にトランジスタを流れる逆方向リーク電流が十分低減されておらず、消費電力が大きいという問題があった。
特表2005−522045号公報
本発明は、リセット動作時において誤セット動作が生じることを効果的に抑制しつつ消費電力を低減し、信頼性の高い高集積記憶装置を提供することを目的とする。
本発明に一態様に係る半導体記憶装置は、互いに交差するように形成された複数の第1配線及び複数の第2配線と、前記第1配線と前記第2配線との各交差部に配置され且つ整流素子と可変抵抗素子とを直列接続してなるメモリセルを含むメモリセルアレイとを備え、前記整流素子は、p型の第1半導体領域と、n型の第2半導体領域とを含む積層構造により構成され、前記p型の第1半導体領域がシリコン−ゲルマニウム混合物(Si1−xGe(0<x1))で構成され、前記n型の半導体領域がシリコン(Si)で構成されている。更に、 前記第1半導体領域にショットキー接合をもって直接接触する金属電極が備られる。 前記金属電極を構成する金属の仕事関数qΦよりも、前記第1半導体領域を構成するSi1−xGeの仕事関数qΦが大きい。
この発明によれば、リセット動作時において誤セット動作が生じることを効果的に抑制つつ消費電力を抑制し、信頼性の高い高集積記憶装置を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモリのブロック図である。 メモリセルアレイ1の一部の斜視図である。 図2におけるI−I′線で切断して矢印方向に見たメモリセル1つ分の断面図である。 この可変抵抗素子VRの例を示す図である。 この可変抵抗素子VRの例を示す図である。 メモリセルアレイ1の別の構成例を示す。 メモリセルアレイ1の別の構成例を示す。 メモリセルアレイ1及びその周辺回路の回路図である。 メモリセルMCのダイオードDIの構成を説明する。 ダイオード10の動作を示すグラフである。 本実施の形態の効果を示すグラフである。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の一製造工程を示す工程説明図である。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の一製造工程を示す工程説明図である。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の一製造工程を示す工程説明図である。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の一製造工程を示す工程説明図である。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の一製造工程を示す工程説明図である。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の一製造工程を示す工程説明図である。 本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の一製造工程を示す工程説明図である。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る不揮発性メモリのブロック図である。
この不揮発性メモリは、後述するReRAM(可変抵抗素子)を使用したメモリセルをマトリクス状に配置したメモリセルアレイ1を備える。メモリセルアレイ1のビット線BL方向に隣接する位置には、メモリセルアレイ1のビット線BLを制御し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しを行うカラム制御回路2が設けられている。また、メモリセルアレイ1のワード線WL方向に隣接する位置には、メモリセルアレイ1のワード線WLを選択し、メモリセルのデータ消去、メモリセルへのデータ書き込み、及びメモリセルからのデータ読み出しに必要な電圧を印加するロウ制御回路3が設けられている。
データ入出力バッファ4は、図示しない外部のホストにI/O線を介して接続され、書き込みデータの受け取り、消去命令の受け取り、読み出しデータの出力、アドレスデータやコマンドデータの受け取りを行う。データ入出力バッファ4は、受け取った書き込みデータをカラム制御回路2に送り、カラム制御回路2から読み出したデータを受け取って外部に出力する。外部からデータ入出力バッファ4に供給されたアドレスは、アドレスレジスタ5を介してカラム制御回路2及びロウ制御回路3に送られる。
また、ホストからデータ入出力バッファ4に供給されたコマンドは、コマンド・インターフェイス6に送られる。コマンド・インターフェイス6は、ホストからの外部制御信号を受け、データ入出力バッファ4に入力されたデータが書き込みデータかコマンドかアドレスかを判断し、コマンドであれば受け取りコマンド信号としてステートマシン7に転送する。ステートマシン7は、この不揮発性メモリ全体の管理を行うもので、ホストからのコマンドを受け付け、読み出し、書き込み、消去、データの入出力管理等を行う。また、外部のホストは、ステートマシン7が管理するステータス情報を受け取り、動作結果を判断することも可能である。また、このステータス情報は書き込み、消去の制御にも利用される。
また、ステートマシン7によってパルスジェネレータ9が制御される。この制御により、パルスジェネレータ9は任意の電圧、任意のタイミングのパルスを出力することが可能となる。ここで、形成されたパルスはカラム制御回路2及びロウ制御回路3で選択された任意の配線へ転送することが可能である。なお、メモリセルアレイ1以外の周辺回路素子は配線層に形成されたメモリアレイ1の直下のSi基板に形成可能であり、これにより、この不揮発性メモリのチップ面積はほぼ、メモリセルアレイ1の面積に等しくすることも可能である。
[メモリセルアレイ及びその周辺回路]
図2は、メモリセルアレイ1の一部の斜視図、図3は、図2におけるI−I′線で切断して矢印方向に見たメモリセル1つ分の断面図である。複数本の第1の配線としてワード線WL0〜WL2が平行に配設され、これと交差して複数本の第2の配線としてビット線BL0〜BL2が平行に配設され、これらの各交差部に両配線に挟まれるようにメモリセルMCが配置される。第1及び第2の配線は、熱に強く、且つ抵抗値の低い材料が望ましく、例えばW、WSi、NiSi、CoSi等を用いることができる。
[メモリセルMC]
メモリセルMCは、図3に示すように、可変抵抗素子VRとダイオードDIの直列接続回路からなる。可変抵抗素子VRとしては、電圧印加によって、電流、熱、化学エネルギー等を介して抵抗値を変化させることができるもので、上下にバリアメタル及び接着層として機能する電極EL1,EL2が配置される。電極EL1、EL3の電極の材料としては、Pt,Au,Ag,TiAlN,SrRuO,Ru,RuN,Ir,Co,Ti,TiN,TaN,LaNiO,Al,PtIrOx, PtRhOx,Rh/TaAlN、W等が用いられる。また、電極EL2の電極の材料としては、仕事関数を考慮して、W、WN、TaN、TaSiN、TaSi、TiC、TaC、Nb−TiO2等が用いられる。電極EL1、EL3の材料も、電極EL2の材料と同様にすることができる。また、配向性を一様にするようなメタル膜の挿入も可能である。また、別途バッファ層、バリアメタル層、接着層等を挿入することも可能である。
[可変抵抗素子VR]
可変抵抗素子VRは、遷移元素となる陽イオンを含む複合化合物であって陽イオンの移動により抵抗値が変化するもの(ReRAM)を用いることができる。
図4及び図5は、この可変抵抗素子VRの例を示す図である。図4に示す可変抵抗素子VRは、電極層11、13の間に記録層12を配置してなる。記録層12は、少なくとも2種類の陽イオン元素を有する複合化合物から構成される。陽イオン元素の少なくとも1種類は電子が不完全に満たされたd軌道を有する遷移元素とし、且つ隣接する陽イオン元素間の最短距離は、0.32nm以下とする。具体的には、化学式AxMyXz(AとMは互いに異なる元素)で表され、例えばスピネル構造(AM)、イルメナイト構造(AMO)、デラフォサイト構造(AMO)、LiMoN構造(AMN)、ウルフラマイト構造(AMO)、オリビン構造(AMO)、ホランダイト構造(AxMO)、ラムスデライト構造(AMO)ぺロブスカイト構造(AMO)等の結晶構造を持つ材料により構成される。
図4の例では、AがZn、MがMn、XがOであり、ZnMnを用いている。その他、NiO、TiO、SrZrO、Pr0.7Ca0.3MnO等の材料の1つからなる薄膜により、可変抵抗素子VRを構成することも出来る。
図4において、記録層12内の小さな白丸は拡散イオン(Zn)、大きな白丸は陰イオン(O)、小さな黒丸は遷移元素イオン(Mn)をそれぞれ表している。記録層12の初期状態は高抵抗状態であるが、電極層11を固定電位、電極層13側に負の電圧を印加すると、記録層12中の拡散イオンの一部が電極層13側に移動し、記録層12内の拡散イオンが陰イオンに対して相対的に減少する。電極層13側に移動した拡散イオンは、電極層13から電子を受け取り、メタルとして析出するため、メタル層14を形成する。記録層12の内部では、陰イオンが過剰となり、結果的に記録層12内の遷移元素イオンの価数を上昇させる。これにより、記録層12はキャリアの注入により電子伝導性を有するようになってセット動作が完了する。再生に関しては、記録層12を構成する材料が抵抗変化を起こさない程度の微小な電流値を流せば良い。プログラム状態(低抵抗状態)を初期状態(高抵抗状態)にリセットするには、例えば記録層12に大電流を充分な時間流してジュール加熱して、記録層12の酸化還元反応を促進すれば良い。また、セット時と逆向きの電場を印加することによってもリセット動作が可能である。
図5の例は、電極層11,13に挟まれた記録層15が第1化合物層15aと第2化合物層15bの2層で形成されている。第1化合物層15aは電極層11側に配置され化学式AxM1yX1zで表記される。第2化合物層15bは電極層13側に配置され第1化合物層15aの陽イオン元素を収容できる空隙サイトを有している。
図5の例では、第1化合物層15aにおけるAがMg、M1がMn、X1がOである。第2化合物層15bには、遷移元素イオンとして黒丸で示すTiが含まれている。また、第1化合物層15a内の小さな白丸は拡散イオン(Mg)、大きな白丸は陰イオン(O)、二重丸は遷移元素イオン(Mn)をそれぞれ表している。なお、第1化合物層15aと第2化合物層15bとは、2層以上の複数層となるように積層されていても良い。
この可変抵抗素子VRにおいて、第1化合物層15aが陽極側、第2化合物層15bが陰極側となるように、電極層11,13に電位を与え、記録層15に電位勾配を発生させると、第1化合物層15a内の拡散イオンの一部が結晶中を移動し、陰極側の第2化合物層15b内に進入する。第2化合物層15bの結晶中には、拡散イオンを収容できる空隙サイトがあるため、第1化合物層15a側から移動してきた拡散イオンは、この空隙サイトに収まることになる。このため、第1化合物層15a内の遷移元素イオンの価数が上昇し、第2化合物層15b内の遷移元素イオンの価数が減少する。初期状態において、第1及び第2の化合物層15a,15bが高抵抗状態であるとすれば、第1化合物層15a内の拡散イオンの一部が第2化合物層15b内に移動することにより、第1及び第2化合物の結晶中に伝導キャリアが発生し、両者共に電気伝導性を有することになる。なお、プログラム状態(低抵抗状態)を消去状態(高抵抗状態)にリセットするには、先の例と同様に、記録層15に大電流を充分な時間流してジュール加熱して、記録層15の酸化還元反応を促進すれば良い。また、セット時とは逆向きの電場を印加することによってもリセットは可能である。
ダイオードDIは、図3に示すように、p+型層D1、n−型層D2、及びn+型層D3を備えたPINダイオードからなる。ここで、「+」「−」の符号は、不純物濃度の大小を示している。ここにもバリアメタル層、接着層を形成する電極EL2,EL3を挿入しても良い。
[メモリセルアレイの変形例]
また、図6に示すように、上述したメモリ構造を複数積層した三次元構造とすることもできる。図7は、図7のII−II′断面を示す断面図である。図示の例は、セルアレイ層MA0〜MA3からなる4層構造のメモリセルアレイで、ワード線WL0jがその上下のメモリセルMC0,MC1で共有され、ビット線BL1iがその上下のメモリセルMC1,MC2で共有され、ワード線WL1jがその上下のメモリセルMC2,MC3で共有されている。
また、このような配線/セル/配線/セルの繰り返しではなく、配線/セル/配線/層間絶縁膜/配線/セル/配線のように、セルアレイ層間に層間絶縁膜を介在させるようにしても良い。なお、メモリセルアレイ1は、幾つかのメモリセル群のMATに分けられることも可能である。前述したカラム制御回路2及びロウ制御回路3は、MAT毎、セクタ毎、又はセルアレイ層MA毎に設けられていても良いし、これらで共有しても良い。また、面積削減のために複数のビット線BLで共有することも可能である。
図8は、メモリセルアレイ1及びその周辺回路の回路図である。ここでは、説明を簡単にするため、1層構造であるとして説明を進める。
図8において、メモリセルMCを構成するダイオードDIのアノードはワード線WLに接続され、カソードは可変抵抗素子VRを介してビット線BLに接続されている。各ビット線BLの一端はカラム制御回路2の一部である選択回路2aに接続されている。また、各ワード線WLの一端はロウ制御回路3の一部である選択回路3aに接続されている。
選択回路2aは、ビット線BL毎に設けられた、ゲート及びドレインが共通接続された選択PMOSトランジスタQP0及び選択NMOSトランジスタQN0からなる。選択PMOSトランジスタQP0のソースは、高電位電源Vccに接続されている。選択NMOSトランジスタQN0のソースは、書き込みパルスを印加すると共にデータ読み出し時に検出すべき電流を流すビット線側ドライブセンス線BDSに接続されている。トランジスタQP0,QN0の共通ドレインは、ビット線BLに接続され、共通ゲートには、各ビット線BLを選択するビット線選択信号BSiが供給されている。
また、選択回路3aは、ワード線WL毎に設けられた、ゲート及びドレインが共通接続された選択PMOSトランジスタQP1及び選択NMOSトランジスタQN1からなる。選択PMOSトランジスタQP1のソースは、書き込みパルスを印加すると共にデータ読み出し時に検出すべき電流を流すワード線側ドライブセンス線WDSに接続されている。選択NMOSトランジスタQN1のソースは、低電位電源Vssに接続されている。トランジスタQP1,QN1の共通ドレインは、ワード線WLに接続され、共通ゲートには、各ワード線WLを選択するワード線選択信号/WSiが供給されている。
なお、以上は、メモリセルが個別に選択されるのに適した例を示したが、選択されたワード線WL1につながる複数のメモリセルMCのデータを一括で読み出す場合には、各ビット線BL0〜BL2に対して個別にセンスアンプが配置され、各ビット線BL0〜BL2は、ビット線選択信号BSで、選択回路2aを介して、個別にセンスアンプに接続される。また、メモリセルアレイ1は、図7に示した回路とは、ダイオードDIの極性を逆にして、ビット線BL側からワード線WL側に電流が流れるようにしても良い。
[ダイオードDI]
次に、図9を参照して、メモリセルMCのダイオードDIの構成に関し、更に詳しく説明する。図9は、第1の実施の形態に係わるメモリセルMCのダイオードDIのエネルギーバンドの状態を、メモリセルMCの断面図と共に示している。メモリセルMCは、前述したように、互いに直列接続された可変抵抗素子VR、ダイオードDI及び金属電極El1〜EL3により構成されている。
ダイオードDIは、p+型層D1、n−型層D2、及びn+型層D3を備えたPINダイオードからなる。以下、このようなp+/n−/n+構造のPINダイオードを例に取って説明するが、p+/p−/n+構成のPINダイオードであっても構わない。本実施の形態では、p+型層D1をシリコン−ゲルマニウム混合物Si1−xGe(0<x≦1)で構成し、n−型層D2、n+型層D3をシリコン(Si)で構成する。このため、ダイオードDIを構成する各層D1〜D3のエネルギー準位を表すと、図9のようになる。このような構成にすることにより、逆方向リークを悪化させることなく、p+側電極界面の抵抗を小さくして、順方向電流−電圧特性を急峻にすることができる。また、p+型層D1と金属電極EL2との間のショットキー障壁が低下することにより、ダイオードDIの導通時における順方向電圧Vfを低下させることができる。なお、p+型層D1を構成するSi1−xGe(0<x≦1)の不純物には、格子歪を緩和し、格子欠陥を抑制する観点から、ホウ素(B)が好適である。
半導体と金属の接合界面では、それぞれの仕事関数の差に起因して、ショットキー障壁が形成されることがある。ダイオードDIの場合は、p+型層D1と電極EL2の界面、およびn+型層D3と電極EL3の界面に形成される。本実施の形態では、p+型層D1の材料をSi1−xGe(0<x≦1)とすることにより、その界面に形成されるショットキー障壁高さを低減し、寄生抵抗を抑え動作マージンを広げることができる。一方、n+型層D3については、材料はSi1−xGe(0<x≦1)ではなく、シリコン(Si)が好適である。Si1−xGe(0<x≦1)を用いることは、逆リーク電流を増加させる虞があるためである。なお、p+型層D1の厚さは、数nm程度で足りる。
p+型層D1と金属電極EL2の界面に、正孔に対するショットキー障壁が形成される条件は、金属電極EL2を構成する金属の仕事関数qΦよりも、p+型層D1を構成するSi1−xGeの仕事関数qΦが大きい場合であり、その障壁高さqΦは仕事関数差で与えられ、以下の式で与えられる。ここでqは電荷素量を表す。
[数1]
qΦ=qΦ−qΦ
p+型層D1の不純物濃度が極めて高く、このためp+型層D1のフェルミ準位が価電子帯上端に位置しているとするとき、qΦは約5.2eVとなる。従って、金属電極EL2の仕事関数が5.2eV以下の場合に、正孔に対してショットキー障壁が形成される。一例として、金属電極14を窒化チタン(TiN)で構成し、p+型層領域をシリコン(Si)で構成した場合は、窒化チタン(TiN)の仕事関数は4.5〜4.7eVであるので、qΦが正の値となり、正孔に対してショットキー障壁が形成される。その他、仕事関数が5.2eV以下となる金属としては、次のものを挙げることができ、いずれも金属電極EL2の材料として採用することができる。なお、括弧内の数字は、その材料の仕事関数を示している。
・W(4.6eV)
・WN(4.2〜5.0eV)
・TaN(4.5〜4.7eV)
・TaSiN(4.2eV)
・TaSi(4.0V)
・TiC(〜5.2eV)
・TaC(〜5.2eV)
・Nb−TiO2(〜5.2eV)
p+型層D1のフェルミ準位が価電子帯上端からqVだけ高い位置にあるとすると、p+型層D1の仕事関数qΦsはEg+qχ−qVとなる。ここで、Egはp+型層D1の禁制帯幅(バンドギャップ幅)、χはp+型層D1の電子親和力を表す。Si1−xGe(0<x≦1)の禁制帯幅はEgは、シリコン(Si)の禁制帯幅Egよりも小さく、xの増加(ゲルマニウムGeの割合の増加)に伴い減少する。
一方、電子親和力はシリコン(Si)とSi1−xGe(0<x≦1)でほぼ同じである。従って、同じフェルミ準位を持つp+型層D1をSi1−xGe(0<x≦1)で形成した場合とシリコン(Si)で形成した場合を比較すると、仕事関数qΦはSi1−xGe(0<x≦1)で形成した場合の方が小さくなる。従って、p+型層D1の材料としてSi1−xGe(0<x≦1)を用いると、シリコン(Si)を用いる場合に比べ、金属電極EL2との間において、正孔に対するショットキー障壁高さを低減することが可能となる。これにより、p+型層D1と金属電極EL2の界面での抵抗が減少し、ダイオードDIの寄生抵抗が減少する。従って、順方向電流が大きい領域でのダイオードD1の順方向電流−電圧特性(傾き)を急峻にすることが出来る。
また、Si1−xGe(0<x≦1)の伝導帯下端のエネルギー準位はシリコン(Si)とほぼ同位置にあり、価電子帯上端のエネルギー準位はシリコン(Si)よりも高い位置にある。価電子帯上端のエネルギー準位はxの増加に伴い高くなる。従って、価電子帯上端のエネルギー準位は、p+型層D1とn−型層D2の界面で不連続となる(図9の符号S参照)。
数十nmサイズの微細なダイオードにおいて、逆方向リーク電流は、pn接合間の空乏層を介したバンド間トンネルが大部分を占める。このバンド間トンネルの確率は空乏層を形成する領域の禁制帯幅が小さくなるほど増大する。しかし、本実施の形態で形成したダイオードでは、不純物濃度が小さいn−型層D2全体が空乏層となり、またn−型層D2がシリコン(Si)で形成されているため、バンド間トンネル確率はダイオード全体をシリコンで形成した場合と変わらない。従って、本実施の形態の構成によれば、逆方向リーク電流が、従来の構造に較べて悪化することはない。
このように構成されたダイオードDIの動作を、図10を参照して説明する。図10のグラフの横軸は、メモリセルMCの端子間に印加された電圧を示し、縦軸はメモリセルMCに流れる電流を表示している。なお、縦軸は対数表示のため、電流=0の点を定義できないが、ここでは説明のために、便宜上、縦軸の下端を電流≒0の点とする。
図10には、可変抵抗素子VRの低抵抗状態時における電流−電圧特性21、可変抵抗素子VRの高抵抗状態における電流−電圧特性22、ダイオードDIの寄生抵抗が大のときのダイオードDIの電流−電圧特性23、ダイオードDIの寄生抵抗が小のときのダイオードDIの電流−電圧特性24を示している。なお可変抵抗素子VRが低抵抗状態から高抵抗状態に変化するとき(リセットされるとき)に流れる電流をIresetと定義する。このときに可変抵抗素子VRにかかる電圧とダイオードDIにかかる電圧の区別を容易にするため、ダイオードDIの順方向電流−電圧特性23、24は、横軸の電圧の向きを反転し、電流Iresetが流れる点Aと交差するようにプロットしている。
また、1つの可変抵抗素子VRの低抵抗状態の抵抗値をR、高抵抗状態の抵抗値をRと定義する。また、ダイオードDIの順方向電流−電圧特性を関数fと表現し、その逆関数をf−1とし、ダイオードDIの電流Iと電圧Vの関係をI=f(V)あるいはV=f−1(I)のように表現する。この場合、メモリセルMCのリセット動作時におけるメモリセルMCへの印加電圧をVresetとすると、リセット直前(点A)の状態に関して、以下の式が成り立つ。
[数2]
reset+f−1(Ireset)=Vreset
上記[数2]の左辺第一項は、メモリセルMCに電流Iresetが流れるときに可変抵抗素子VRにかかる電圧を表し、左辺第二項がダイオードDIにかかる電圧を表している。
一方、ダイオードDIの寄生抵抗が大きい場合、リセット動作完了直後にメモリセルMCに流れる電流は、電流−電圧特性23に沿って、点Aで示す電流から、点Bに示す電流(I)に変化する。このときの電流をIとすると、印加電圧Vresetは変化しないので、以下の式が成り立つ。
[数3]
+f−1(I)=Vreset
従って、リセット直後に可変抵抗素子VRに加わる電圧Iは、以下の式で与えられる。
[数4]
=Ireset+f−1(Ireset)−f−1(I
ここで、もしIが、可変抵抗素子VRが高抵抗状態から低抵抗状態へ遷移する電圧VH→L(C点)を超えることがあると、リセット操作をしたにも拘らず再び低抵抗状態に戻る事態(誤再セット)が発生し、メモリセルが所望の動作をしない現象が発生する。この現象を防止し、動作マージンを十分に確保するためには、上記[数3]から明らかなように、f−1(Ireset)−f−1(I)が小さい、即ち、f−1の勾配が緩いほど良い。f−1はダイオードの順方向電流−電圧特性fの逆関数なので、この条件は、ダイオードのIresetに達するまでの順方向電流−電圧特性が急峻なほど望ましい、と言い換えることができる。
つまり、図2におけるダイオードの電流−電圧特性を、グラフ23からグラフ24の状態にして、リセット直後は点B’に移行するようにすれば動作マージンを広げることが可能になる。
ダイオードDIの寄生抵抗は、ダイオードDIを構成する半導体材料自体が持つ抵抗と、ダイオードDIと電極界面のショットキー障壁に起因する抵抗に分けることが出来る。この内、前者についてはダイオードDIの電流方向の膜厚、とりわけn−型層D2の膜厚を小さくすることが有効であるが、n−型層D2の膜厚を減少させることは、逆方向リーク電流が増加することを意味する。逆方向リーク電流が増加することは、セット時動作の非選択メモリの誤セット防止、消費電力の抑制の観点で課題が残ることになる。
一方、後者、すなわち電極界面におけるショットキー障壁に起因する抵抗は、ショットキー障壁の高さを小さくし、且つ障壁の厚さを薄くすることで低減できる。ショットキー障壁の厚さはp+型層D1およびn+型層D3の不純物濃度を大きくすることによって薄くすることが可能であるが、ショットキー障壁の高さは、p+型層D1およびn+型層D3と接触する金属電極の材料の仕事関数と、p+型層D1、n+型層D3の材料の仕事関数との差となる。それぞれの電極EL2、EL3には、なるべく仕事関数差が小さくなる材料を用いることが望ましい。しかし、上述のように、電極EL2、EL3はバリアメタルとしての機能も備えることに加え、プロセス上の要求から、単純にできるだけ仕事関数の小さい材料を選択すればよいという訳でもない。
デバイスシミュレータを用いた、本実施の形態のダイオードDIの電流−電圧特性の計算結果を図11に示す。ダイオードDIは22nm×22nmの断面を持ち、p+型層D1はSi0.85Ge0.15で構成し、その厚さを25nmとし、その不純物濃度を1×1020cm−3に設定した。また、n−型層D2はシリコン(Si)で構成し、その厚さを50nmとし、その不純物濃度を1×1017cm−3に設定した。更に、n+型層D3はシリコン(Si)で構成し、その厚さを25nm、その不純物濃度を1×1020cm−3に設定した。また、電極EL2の仕事関数は4.7eVとし、p+型層D1と電極EL2との界面に正孔に対するショットキー障壁が形成される条件に設定した。一方、電極EL3とn+型層D3の界面はオーミック接合として計算を行った。
図11より、本実施の形態で示したダイオードDIの構成では、ダイオードをシリコンのみで構成した場合に比べ、リセット電流として必要な1μA(1×10−6A)に達するときの電流−電圧特性(傾き)が急峻になっていることがわかる。一方、印加電圧が負の値である場合の逆方向リーク電流は、シリコンのみで構成した場合とほぼ同じになっていることがわかる。なお、本実施の形態では、p+型層D1の全体をSi1−xGe(0<x≦1)で形成することなく、電極EL2との界面に接する一部分のみをSi1−xGe(0<x≦1)で形成することでも、同様の効果を得ることが出来る。
[製造方法]
次に、図12A〜12Gを参照して、第1の実施形態に係わる記憶装置の1つの製造方法を説明する。図12A〜図12Eは、図2のI−I´方向の断面からみた説明図であり、図12F、図12Gは、I−I´方向とは垂直方向の断面から見た説明図である。まず、図12Aに示すように、厚さ720μmのシリコン基板101の片面に、各種CMOS回路等を含むCMOS回路層102を形成し、このCMOS回路層102上に、順次、絶縁膜103、複合膜104、窒化チタン膜105、n+型半導体領域106、n−型半導体領域107、p+型半導体領域108、窒化チタン膜109、抵抗変化材料膜110、窒化チタン膜111、絶縁膜112を形成する。
CMOS回路層112は、通常のCMOSプロセスを用いて形成される。CMOS回路層102は、図示しない周辺回路等に含まれるMOSFET、及びこれら周辺回路等に各種電圧や信号を供給するための多層配線に加えて、メモリセルアレイへの接続のための配線部等を含んでいる。
絶縁膜103は、このCMOS回路層102上に、TEOSを主原料とするCVD法を実行してシリコン酸化膜(SiO)を膜厚300nm程度堆積させることにより形成される。
複合膜104は、絶縁膜103上に形成される膜厚10nmの窒化チタン(TiN)の層と膜厚50nmのタングステン(W)の層との積層構造からなり、スパッタリング法により成膜される。
窒化チタン膜105は、複合膜104上に、膜厚10nmの窒化チタン(TiN)をスパッタリング法により成膜することにより形成される。この窒化チタン膜105はダイオードDIを構成するn+型層D3への不要な不純物の拡散を抑制するバリアメタルとして機能する。
n+型半導体領域106は、窒化チタン膜105上に、膜厚10nmのアモルファスシリコンを成膜した後、加速電圧1keVでヒ素(As)のイオン注入を行うことにより形成される。n+型半導体領域106は、ヒ素(As)を1020cm−3程度の不純物濃度となるよう注入して形成されるn+型シリコン層であり、前述したダイオードDIのn+型層D3として機能する。
このn+型半導体領域106の上に、n−型半導体領域107が形成される。n−型半導体領域107は、次のようにして形成される。まず、膜厚80nmのアモルファスシリコンを成膜した後、モノシラン(SiH)とモノゲルマン(GeH)を主原料とした減圧CVD法により、膜厚10nmのアモルファスシリコン−ゲルマニウム混合物(a−Si1−xGe(0<x≦1))からなる膜を成膜する。その後、この膜に対し、加速電圧75keVでヒ素(As)のイオン注入を行う。これにより、ヒ素(As)を平均して1017cm−3程度含む膜厚90nmのn−型半導体領域107が形成される。このn−型半導体領域107は、前述したダイオードDIのn−型層D2として機能する。
このn−型半導体領域107の上に、p+型半導体領域108が形成される。p+型半導体領域108は、n−型半導体領域107に対し、加速電圧1keVでホウ素(B)のイオン注入を行うことにより、n−型半導体領域107の上部を、p+型の半導体領域に変えることにより形成される。p+型半導体領域108は、例えば、ホウ素(B)を1020cm−3程度含む、膜厚10nmの領域とすることができる。p+型半導体領域108は、前述したダイオードDIのp+型層D1として機能する。
上記で示したn+半導体領域106、n−半導体領域107、p+型半導体領域108の最終構造における膜厚は、後の熱工程により、上述した膜厚から変化したものとなる。具体的には、アモルファスシリコンおよびアモルファスシリコン−ゲルマニウム混合物Si1−xGe(0<x≦1)の結晶化と不純物の活性化を目的とした高温処理において、不純物の拡散が引き起こされるため、全ての製造工程を経た最終段階では、n+型半導体領域106及びp+型半導体領域108の膜厚は初期値より20nm程度増加し、一方n−型半導体領域107の膜厚が40nm程度減少する。上述の膜厚は、これらの効果を予め考慮して設定したものである。
このp+型半導体領域108の上に、順に、膜厚10nmの窒化チタン膜109、膜厚10nmのZnMnからなる抵抗変化材料膜110、及び膜厚10nmの窒化チタン膜111を連続してスパッタリング法により成膜する。窒化チタン膜109、111は可変抵抗素子VRの電極となると共に、バリアメタルとして機能する。続いて、TEOSを主原料とするCVD法により、酸化シリコンからなる膜厚150nmの絶縁膜112が形成される。
次いで、図12Bに示すように、複合膜104、窒化チタン膜105、n+型半導体領域106、n−型半導体領域107、p+型半導体領域108、窒化チタン膜109、抵抗変化材料膜110、窒化チタン膜111、絶縁膜112のパターニングを行う。最初に、インプリントリソグラフィーの技術を用いて、ピッチ44nmのレジストパターンを形成し、得られたレジストパターンをマスクとしてCHF、及びCOガスを用いた反応性イオンエッチングにより絶縁膜112をパターニングする。ここでレジストを剥離処理した後に、形成されたシリコン酸化膜パターンをエッチングマスクとして、Cl、Ar、およびCOガスを用いた反応性イオンエッチングにより、窒化チタン膜110、109、p+型半導体領域108、n−型半導体領域107、n+型半導体領域106、窒化チタン膜105が順次パターニングされる。そして、CHFとSFガスを用いた反応性イオンエッチングにより、複合膜104をパターニングする。
次いで、図12Cに示すように、TEOSを主原料とするCVD法により、酸化シリコン(SiO)らなる絶縁膜115を形成する。次に、図12Dに示すように、CMP法により、窒化チタン膜111をストッパとして絶縁膜112及び絶縁膜115の平坦化を行う。そして、図12Eに示すように、膜厚10nmの窒化チタン(TiN)と膜厚50nmのタングステン(W)を積層させてなる複合膜116をスパッタリング法により成膜する。そして、TEOSを主原料とするCVD法により、酸化シリコンからなる絶縁膜117を形成する。
次いで、図12Fに示すように、各層をI−I´方向とは垂直方向に沿った各層の加工を実行する。すなわち、インプリントリソグラフィーの技術を用いて、ピッチ44nmのレジストパターンを形成し、得られたレジストパターンをマスクとして、CHF、及びCOガスを用いた反応性イオンエッチングによりシリコン酸化膜117をパターニングする。
レジストを剥離処理した後、絶縁膜117において形成されたシリコン酸化膜のパターンをエッチングマスクとして、CHFとSFガスを用いた反応性イオンエッチングにより、複合膜116をパターニングする。
引き続き、Cl、Ar、およびCOガスを用いた反応性イオンエッチングにより、窒化チタン膜111、抵抗変化材料膜110、窒化チタン膜109、p+型半導体領域108、n−型半導体領域107、n+型半導体領域106、窒化チタン膜105を、I−I´方向に沿って順次パターニングし、メモリセルMCを形成する。なお、この工程では、n+型半導体領域106や窒化チタン膜105は相互に完全にエッチングにより離間していなくても構わない。
次に、図12Gに示すように、回転塗布可能な酸化シリコン膜を用いて、メモリセルMCの間の溝を埋め込みながらウエハ全面に酸化シリコンからなる絶縁膜118を形成する。続いて、図示は省略するが、CMOS回路層12のCMOS回路、複合膜104、116の接続部の形成を行った後、最後に、800℃5秒の熱処理を行い、アモルファスシリコンとアモルファスシリコン−ゲルマニウム混合物の結晶化と不純物の活性化を一括で行う。その後、いわゆるパッシベーション膜の形成を行う。入出力部となる配線接続部を形成した後、検査やダイシング等のいわゆる後工程を行い、実施の形態の記憶装置が完成する。
なお、メモリセル部を多層構造とする場合(図6)には、以上の工程を繰り返すことにより、所望の構造を得ることが可能となる。以上、本実施の形態の一清蔵方法を説明したが、上記の工程において、n型不純物としてヒ素(As)を用いたが、リン(P)を用いても構わない。また、イオン注入で用いる注入原子を入れ替えることにより、異なる積層構造のダイオードを形成することが可能である。
また、上記の例では、ダイオードDIの形成に、ドーピング無しのCVD成膜により形成したシリコン膜に不純物原子をイオン注入する方法を用いたが、ドーピングしたCVD成膜を用いてダイオードを形成することも可能である。この場合、ヒ素(As)のドーピングにはAsHガスの添加を、リン(P)のドーピングにはPH3ガスの添加を、ホウ素(B)のドーピングにはBClガスの添加を用いることが可能であり、成膜中のドーピング量を調整することにより、所望の不純物濃度分布を得ることが可能である。
以上、発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更、追加等が可能である。
1・・・メモリセルアレイ、 2・・・カラム制御回路、 3・・・ロウ制御回路、 4・・・データ入出力バッファ、 5・・・アドレスレジスタ、 6・・・コマンド・インターフェイス、 7・・・ステートマシン、 9・・・パルスジェネレータ、 WL・・・ワード線、 BL・・・ビット線、 MC・・・メモリセル、 VR・・・可変抵抗素子、 DI・・・ダイオード、 EL・・・金属電極。

Claims (4)

  1. 互いに交差するように形成された複数の第1配線及び複数の第2配線と、
    前記第1配線と前記第2配線との各交差部に配置され且つ整流素子と可変抵抗素子とを直列接続してなるメモリセルを含むメモリセルアレイと
    を備え、
    前記整流素子は、
    p型の第1半導体領域と、
    n型の第2半導体領域と、
    この第1及び第2半導体領域に挟まれるように形成され前記第1半導体領域の不純物濃度及び前記第2半導体領域の不純物濃度よりも小さい不純物濃度を有する第3半導体領域と
    の積層構造により構成され、
    前記第1半導体領域が、少なくとも一部がシリコン−ゲルマニウム混合物(Si1−xGe(0<x1))で構成され、前記第2半導体領域及び前記第3半導体領域がシリコン(Si)で構成され
    前記第1半導体領域にショットキー接合をもって直接接触する金属電極を備え、
    前記金属電極を構成する金属の仕事関数qΦよりも、前記第1半導体領域を構成するSi1−xGeの仕事関数qΦが大きい
    ことを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 前記金属電極は、仕事関数が5.2eV以下である材料により形成されていることを特徴とする請求項記載の半導体記憶装置。
  3. 前記金属電極は、TiN、W、WN、TaN、TaSiN、TaSi、TiC、TaC、Nb−TiO2のいずれかを材料として構成される請求項1記載の半導体記憶装置。
  4. 前記第1半導体領域と前記第3半導体領域との境界におけるエネルギー準位は不連続とされている請求項1記載の半導体記憶装置。
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