JP5043146B2 - 撮像レンズおよび撮像モジュール - Google Patents

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Description

本発明は、携帯端末のデジタルカメラ等への搭載を目的とした、撮像レンズおよび撮像モジュールに関する発明である。
近年、撮像モジュールとしては、CCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)またはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor:相補型金属酸化膜半導体)により構成される固体撮像素子を備えた、コンパクトなデジタルカメラまたはデジタルビデオユニットを内蔵した装置が、種々開発されている。特に、情報携帯端末および携帯電話機が普及している昨今、これらの情報携帯端末および携帯電話機に搭載される撮像モジュールに対しては、小型、低背、かつ高解像性能である撮像レンズを備えることが要求されている。
上記要求を満足することが可能な撮像レンズのタイプとして、コンパクトさと良好な光学特性とを実現する、4枚のレンズにより構成された撮像レンズが注目されている。
4枚のレンズにより構成された撮像レンズは、5M(メガ)クラス向けのものから始まり、高画素カメラモジュール(撮像モジュール)に用いられている。特に、最近では、高画素カメラモジュールの、高画素化および低背化が進んでおり、高画素カメラモジュール向けの、該撮像レンズに対する需要は、今後更に大きくなることが予測される。
ミドルクラスからハイエンドモデルのカメラに搭載される上記撮像レンズは、4枚のプラスチックレンズから成る、いわゆる4P、もしくは、1枚のガラスレンズと3枚のプラスチックレンズとから成る、いわゆる1G3Pが主流となると考えられる。これは、撮像レンズの、製造コストおよびサイズの都合上、4枚以上もしくは4枚以下のレンズ枚数では、該撮像レンズの実現が困難であると考えられるためである。
また、1G3Pは、ガラス材料が良好な光学特性を有する故、魅力的な選択ではあるものの、ガラス材料を用いることに伴う、高コスト化および生産性の悪化が懸念されるため、限られた機種のみへの適用となることが予想される。従って、4枚のレンズにより構成された撮像レンズは、その多くが4Pとなる見込みである。
従来技術に係る、4枚のレンズにより構成された撮像レンズは、例えば、特許文献1〜14に開示されている。
特開2005‐24581号公報(2005年1月27日公開) 特開2005‐24889号公報(2005年1月27日公開) 特開2006‐317916号公報(2006年11月24日公開) 特開2007‐65374号公報(2007年3月15日公開) 特開2008‐33376号公報(2008年2月14日公開) 特開2008‐46526号公報(2008年2月28日公開) 特開2008‐107616号公報(2008年5月8日公開) 特開2008‐242180号公報(2008年10月9日公開) 特開2008‐281873号公報(2008年11月20日公開) 特開2009‐14899号公報(2009年1月22日公開) 特開2009‐53592号公報(2009年3月12日公開) 特開2009‐251515号公報(2009年10月29日公開) 特開2009‐258286号公報(2009年11月5日公開) 特開2009‐282223号公報(2009年12月3日公開)
特許文献1〜14に係る各撮像レンズにおいてはそれぞれ以下の問題が発生する。
特許文献1〜3、6〜13に係る各撮像レンズでは、撮像レンズの光軸外にて発生する収差の補正が不十分であり、特に、歪曲および像面湾曲の補正が不十分であるという問題が発生する。
特許文献4、5、7、14に係る各撮像レンズでは、色収差の補正が不十分であるという問題が発生する。
特許文献9に係る撮像レンズでは、入射瞳が像面と近くなるため、撮像レンズの低背化と、像面への光線入射角度を小さくすることと、の両立が困難であるという問題が発生する。
特許文献14に係る撮像レンズでは、第1レンズの焦点距離、換言すれば、第1レンズにおける屈折力の配分が最適化されていないため、コマ収差、球面収差、および色収差の補正が困難となるという問題、または、低背化が困難となるという問題が発生する。
以上のことから、特許文献1〜14に係る各撮像レンズにおいては、4枚のレンズにより構成された撮像レンズにおいて、諸収差が良好に補正された高い解像力を有し、かつ低背化された撮像レンズの実現が困難であるという問題が発生する。
本発明は、上記の問題に鑑みて為された発明であり、その目的は、4枚のレンズにより構成された撮像レンズにおいて、諸収差が良好に補正された高い解像力を有し、かつ低背化された、撮像レンズおよび撮像モジュールを提供することにある。
本発明の参考の撮像レンズは、レンズが4枚であり、物体側から像面側へと向かって順に、開口絞り、該レンズの1枚であり正の屈折力を有する第1レンズ、該レンズの別の1枚であり負の屈折力を有する第2レンズ、該レンズのさらに別の1枚であり正の屈折力を有する第3レンズ、および、該レンズの残りの1枚であり負の屈折力を有する第4レンズからなり、上記第2レンズは、像面側に向けた面が凹形状であり、上記第3レンズは、像面側に凸面を向けたメニスカスレンズであり、上記第4レンズは、物体側に向けた面が凹形状であり、かつ、像面側に向けた面の中央部分が凹形状であると共に該中央部分の周辺部分が凸形状である撮像レンズであって、上記第3レンズは、像面側に向けた面が非球面であり、上記第4レンズは、物体側に向けた面および像面側に向けた面の両方が非球面であり、数式(1)〜(3)
0.51< f1/f ≦0.58 ・・・(1)
−1.04≦ f2/f <−0.97 ・・・(2)
ν1−ν2>20 ・・・(3)
但し、
f:撮像レンズの焦点距離
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
ν1:第1レンズのアッベ数
ν2:第2レンズのアッベ数
を満足するように構成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、開口絞りを、撮像レンズにおける最も物体側に配置することにより、入射瞳を像面から離れた位置とすることができるため、撮像レンズの全長を低背化しつつ、像面への光線入射角度を小さくすることが可能となる。
また、第1レンズは、正の屈折力を有している。また、負の屈折力を有している第2レンズは、像面側に向けた面が凹形状である。さらに、第1レンズに低分散材料を、第2レンズに高分散材料をそれぞれ適用して、数式(3)に示すとおり、第1レンズのアッベ数と第2レンズのアッベ数との差が20を超える構成とする。これにより、本発明の撮像レンズでは、色収差を良好に補正することが可能となる。
また、正の屈折力を有している第3レンズは、像面側に凸面を向けたメニスカスレンズである。また、負の屈折力を有している第4レンズは、物体側に向けた面が凹形状であり、かつ、像面側に向けた面のうち、中央部分が凹形状であると共に、その周辺部分が凸形状である、いわゆる変曲点を有している形状(変極面)である。これにより、撮像レンズの光軸外にて発生する収差の補正に対して有効であり、特に、歪曲および像面湾曲を良好に補正することが可能となる。
さらに、撮像レンズの焦点距離に対して、第1レンズおよび第2レンズの焦点距離をそれぞれ、各々数式(1)および(2)を満足する値とすることにより、第1レンズおよび第2レンズの材料の組み合わせにより奏する色収差の補正効果と同時に、その他の諸収差に対しても良好な補正効果が得られた、撮像レンズを実現することが可能となる。
なお、f1/fが0.51以下である場合、撮像レンズでは、第1レンズにおけるパワー(屈折力)の配分が大きくなり過ぎて、コマ収差、球面収差、ならびに色収差の補正が困難となる。
また、f1/fが0.78以上である場合、撮像レンズでは、第1レンズにおけるパワーの配分が小さくなり過ぎて、全長が増加し、低背化が困難となる。
また、f2/fが−1.63以下である場合、撮像レンズでは、色収差をバランスよく補正することが困難となる。
また、f2/fが−0.97以上である場合、撮像レンズでは、第2レンズにおける負の屈折力が大きくなり過ぎて、撮像レンズの光軸外にて発生する収差が大きくなる。
また、ν1−ν2が20以下である場合、撮像レンズでは、第1レンズおよび第2レンズによる色消し効果が小さくなり、色収差の補正が困難となる。
従って、本発明の撮像レンズは、第1レンズ〜第4レンズという、4枚のレンズにより構成された撮像レンズにおいて、諸収差が良好に補正された高い解像力を有し、かつ低背化された撮像レンズであると言える。
また、本発明の撮像レンズは、上記第1レンズは、物体側に向けた面および像面側に向けた面の両方が非球面であり、上記第2レンズは、像面側に向けた面が非球面であり、上記第3レンズは、物体側に向けた面が非球面であることを特徴としている。
また、本発明の撮像レンズは、上記第2レンズは、物体側に向けた面が非球面であることを特徴としている。
上記の構成によれば、第1レンズの両面、第2レンズにおける像面側に向けた面、および、第3レンズにおける物体側に向けた面は、非球面であるため、諸収差をより良好に補正することが容易となる。同様に、上記の構成によれば、第2レンズにおける物体側に向けた面は、非球面であるため、諸収差をより良好に補正することが容易となる。
また、本発明の撮像レンズは、上記の問題を解決するために、上記数式(1)〜(3)ならびに数式(4)および(5)
1.74≦ f3/f <1.89 ・・・(4)
−0.9< f4/f ≦−0.75 ・・・(5)
但し、
f3:第3レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
を満足するように構成されていることを特徴としている。
上記の構成によれば、数式(4)および(5)を満足した撮像レンズは、光軸外にて発生する収差の補正に対してさらに有効であり、特に、歪曲および像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
また、本発明の撮像レンズは、上記第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、および第4レンズはいずれも、プラスチックから成ることを特徴としている。
上記の構成によれば、製造コストの低減された撮像レンズを実現することが可能となる。一般的に、プラスチックレンズに比べてガラスレンズの方が、色分散の小さい材料を選ぶことができるが、その反面、ガラスレンズは、ガラス材料および適用プロセスによる製造コストが、共に高価となる。上記の構成においては、第1レンズおよび第2レンズによって色消しが十分に行われる構成であるため、全てのレンズの材料に対してプラスチックを適用しても、良好に色収差の補正された撮像レンズを得ることができる。
また、本発明の撮像レンズは、Fナンバーは、3.5未満であることを特徴としている。
上記の構成によれば、Fナンバーは、3.5未満であるため、受光光量を増大させることができ、かつ、色収差が良好に補正されるため、高い解像力を得ることが可能となる。特に、本発明の撮像レンズのFナンバーは、2.8であるのが好ましい。
また、本発明の撮像モジュールは、本発明の撮像レンズと、上記撮像レンズが形成した像を、光信号として受光する固体撮像素子と、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、撮像モジュールにおいて、本発明の撮像レンズと同様の効果が得られるため、解像力が高く、かつコンパクトなカメラモジュールを実現することができる。
また、本発明の撮像モジュールは、上記固体撮像素子の画素数は、3メガピクセル以上であることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の撮像レンズの高い解像力を活かした、撮像モジュールを実現することができる。特に、本発明の撮像モジュールは、固体撮像素子の画素数が、5メガピクセルであるのが好ましい。
また、本発明の撮像モジュールは、上記固体撮像素子の画素のサイズは、2.5μm未満であることを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明の撮像レンズの高い解像力を活かした、撮像モジュールを実現することができる。特に、本発明の撮像モジュールは、固体撮像素子の画素のサイズが、1.4μmであるのが好ましい。
以上のとおり、本発明の撮像レンズは、レンズが4枚であり、物体側から像面側へと向かって順に、開口絞り、該レンズの1枚であり正の屈折力を有する第1レンズ、該レンズの別の1枚であり負の屈折力を有する第2レンズ、該レンズのさらに別の1枚であり正の屈折力を有する第3レンズ、および、該レンズの残りの1枚であり負の屈折力を有する第4レンズからなり、上記第2レンズは、像面側に向けた面が凹形状であり、上記第3レンズは、像面側に凸面を向けたメニスカスレンズであり、上記第4レンズは、物体側に向けた面が凹形状であり、かつ、像面側に向けた面の中央部分が凹形状であると共に該中央部分の周辺部分が凸形状である撮像レンズであって、上記第3レンズは、像面側に向けた面が非球面であり、上記第4レンズは、物体側に向けた面および像面側に向けた面の両方が非球面であり、数式(1)〜(
0.51< f1/f ≦0.58 ・・・(1)
−1.04≦ f2/f <−0.97 ・・・(2)
ν1−ν2>20 ・・・(3)
1.74≦ f3/f <1.89 ・・・(4)
−0.9< f4/f ≦−0.75 ・・・(5)
但し、
f:撮像レンズの焦点距離
f1:第1レンズの焦点距離
f2:第2レンズの焦点距離
ν1:第1レンズのアッベ数
ν2:第2レンズのアッベ数
f3:第3レンズの焦点距離
f4:第4レンズの焦点距離
を満足するように構成されている。
従って、本発明は、4枚のレンズにより構成された撮像レンズにおいて、諸収差が良好に補正された高い解像力を有し、かつ低背化された、撮像レンズおよび撮像モジュールが実現可能であるという効果を奏する。
本発明の参考の形態に係る撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の参考の形態に係る撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の参考の形態に係る撮像レンズの構成を示す断面図である。 本発明の、一実施の形態に係る撮像レンズの構成を示す断面図である。 図1に示す撮像レンズの、MTF(Modulation Transfer Function:変調伝達関数)‐空間周波数特性を示すグラフである。 図1に示す撮像レンズの、デフォーカスMTFを示すグラフである。 図1に示す撮像レンズの、MTF‐像高特性を示すグラフである。 図1に示す撮像レンズの各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。 図1に示す撮像レンズの球面収差の特性を示すグラフである。 図1に示す撮像レンズの色収差の特性を示すグラフである。 図1に示す撮像レンズにおける周辺光量比の特性を示すグラフである。 図2に示す撮像レンズの、MTF‐空間周波数特性を示すグラフである。 図2に示す撮像レンズの、デフォーカスMTFを示すグラフである。 図2に示す撮像レンズの、MTF‐像高特性を示すグラフである。 図2に示す撮像レンズの各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。 図2に示す撮像レンズの球面収差の特性を示すグラフである。 図2に示す撮像レンズの色収差の特性を示すグラフである。 図2に示す撮像レンズにおける周辺光量比の特性を示すグラフである。 図3に示す撮像レンズの、MTF‐空間周波数特性を示すグラフである。 図3に示す撮像レンズの、デフォーカスMTFを示すグラフである。 図3に示す撮像レンズの、MTF‐像高特性を示すグラフである。 図3に示す撮像レンズの各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。 図3に示す撮像レンズの球面収差の特性を示すグラフである。 図3に示す撮像レンズの色収差の特性を示すグラフである。 図3に示す撮像レンズにおける周辺光量比の特性を示すグラフである。 図4に示す撮像レンズの、MTF‐空間周波数特性を示すグラフである。 図4に示す撮像レンズの、デフォーカスMTFを示すグラフである。 図4に示す撮像レンズの、MTF‐像高特性を示すグラフである。 図4に示す撮像レンズの各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。 図4に示す撮像レンズの球面収差の特性を示すグラフである。 図4に示す撮像レンズの色収差の特性を示すグラフである。 図4に示す撮像レンズにおける周辺光量比の特性を示すグラフである。 図1に示す撮像レンズの設計データを示した表である。 図2に示す撮像レンズの設計データを示した表である。 図3に示す撮像レンズの設計データを示した表である。 図4に示す撮像レンズの設計データを示した表である。 図1〜図4に示す各撮像レンズに対して、像面に固体撮像素子を配置して、撮像モジュールを構成する場合の、該撮像モジュールの仕様の一例を示した表である。 図1〜図4に示す各撮像レンズにおける、f1/f、f2/f、f3/f、f4/f、および、ν1−ν2の各値を示した表である。 図1〜図4に示す各撮像レンズにおける、第1レンズの焦点距離、第2レンズの焦点距離、第3レンズの焦点距離、および、第4レンズの焦点距離を示した表である。
以下、図1〜図39を参照しながら、本発明の一実施の形態に係る撮像レンズ400について説明する。撮像レンズ1には、その具体的な設計に応じて、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400の4種類がある。なお、以下「撮像レンズ1」と表記する場合は、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400の総称とする。但し、撮像レンズ100、200、300は、本発明の参考の形態である。
図1は、撮像レンズ100の構成を示す断面図である。
図2は、撮像レンズ200の構成を示す断面図である。
図3は、撮像レンズ300の構成を示す断面図である。
図4は、撮像レンズ400の構成を示す断面図である。
撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400は、それぞれ以下の基本構成を有している。
〔撮像レンズ1の基本構成〕
図1〜図4はいずれも、撮像レンズ1の、Y(紙面上下)方向およびZ(紙面左右)方向から成る断面を示した図である。Z方向は、物体3側から像面S11側への方向、ならびに、像面S11側から物体3側への方向を示しており、撮像レンズ1の光軸Laは、このZ方向に伸びている。撮像レンズ1の光軸Laに対する法線方向は、ある光軸La上から、X(紙面に対して垂直である)方向およびY方向から成る面上を一直線に伸びていく方向である。
撮像レンズ1は、物体3側から像面S11側へと向かって順に、開口絞り2、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、および、カバーガラスCGを備えて構成されたものである。
開口絞り2は、具体的に、第1レンズL1における物体3側に向けた面(物体側面)S1の周囲に設けられている。開口絞り2は、撮像レンズ1に入射した光が、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、および、第4レンズL4を適切に通過することを可能とするために、入射した光の軸上光線束の直径を制限することを目的に設けられている。
物体3は、撮像レンズ1が結像する対象物であり、換言すれば、撮像レンズ1が撮像対象とする被写体である。図1〜図4では便宜上、物体3と撮像レンズ1とが非常に近接しているように図示されているが、実際、物体3と撮像レンズ1とは、その間隔が例えば無限遠で表される程に離れている。
第1レンズL1は、正の屈折力を有しているレンズである。また、第1レンズL1は、物体3側に向けた面S1、および、像面S11側に向けた面(像側面)S2の形状が特に限定されないが、少なくとも面S1が凸形状であるのが好ましい。第1レンズL1は、面S1および面S2の両方が非球面形状であるのが好ましく、これにより、撮像レンズ1において発生し得る諸収差を、より良好に補正することが容易となる。
ここで、厳密に言えば、開口絞り2は、第1レンズL1の凸形状である面S1が、開口絞り2よりも物体3側に突出するように設けられているが、このように面S1が開口絞り2よりも物体3側に突出しているか否かについては特に限定されない。開口絞り2は、その代表的な位置が、第1レンズL1における代表的な位置よりも物体3側となるような配置関係でさえあれば十分である。
第2レンズL2は、負の屈折力を有しているレンズである。また、第2レンズL2は、物体3側に向けた面S3の形状が特に限定されないが、像面S11側に向けた面S4が凹形状である。第2レンズL2は、面S3および面S4のうち少なくとも一方、特に面S4が非球面形状であるのが好ましく、これにより、撮像レンズ1において発生し得る諸収差を、より良好に補正することが容易となる。
第3レンズL3は、正の屈折力を有している、周知のメニスカスレンズである。第3レンズL3は、物体3側に向けた面S5が、該メニスカスレンズの凹面に対応し、像面S11側に向けた面S6が、該メニスカスレンズの凸面に対応する。第3レンズL3は、面S6が非球面形状である必要があり、さらに面S5については非球面形状であるのが好ましく、これにより、撮像レンズ1において発生し得る諸収差を、より良好に補正することが容易となる。
レンズの凹面とは、レンズが中空に曲がっている部分、すなわち、レンズが内側に曲がっている部分を示している。レンズの凸面とは、レンズの球状表面が外側に曲がっている部分を示している。
第4レンズL4は、負の屈折力を有しているレンズである。また、第4レンズL4は、物体3側に向けた面S7が凹形状である。さらに、第4レンズL4は、像面S11側に向けた面S8のうち、中心s8およびその近傍に対応する中央部分c8が凹形状であると共に、中央部分c8の周りである周辺部分p8が凸形状である。つまり、第4レンズL4の面S8は、窪んでいる中央部分c8と、出張っている周辺部分p8と、が切り替わる変曲点を有する変極面であると解釈することができる。ここで言う変曲点とは、レンズにおける有効半径内でのレンズ断面形状の曲線において、非球面頂点の接平面が光軸と垂直な平面となるような非球面上の点を意味する。
面S8に上記変曲点を有している第4レンズL4を備えた撮像レンズ1では、中央部分c8を通過する光線が、Z方向における、より物体3側にて結像可能となると共に、周辺部分p8を通過する光線が、Z方向における、より像面S11側にて結像可能となる。このため、撮像レンズ1は、中央部分c8における凹形状と、周辺部分p8における凸形状と、の具体的な形状に応じて、像面湾曲をはじめとする各種収差を補正することが可能となる。
第4レンズL4は、面S7および面S8の両方が非球面形状であり、これにより、撮像レンズ1において発生し得る諸収差を、より良好に補正することが容易となる。
カバーガラスCGは、第4レンズL4と像面S11との間に設けられている。カバーガラスCGは、像面S11に対して被覆されることで、物理的ダメージ等から像面S11を保護するためのものである。カバーガラスCGは、物体3側に向けた面(物体側面)S9と、像面S11側に向けた面(像側面)S10と、を有している。
像面S11は、撮像レンズ1の光軸Laに対して垂直で、像が形成される面であり、実像は、像面S11に置かれた図示しないスクリーン上で観察することができる。また、撮像レンズ1を備えた撮像モジュールにおいては、この像面S11に固体撮像素子が配置される。
以上の基本構成である撮像レンズ1は、以下の数式(1)〜(5)を満足している。
0.51< f1/f <0.78 ・・・(1)
−1.63< f2/f <−0.97 ・・・(2)
ν1−ν2>20 ・・・(3)
0.91< f3/f <1.89 ・・・(4)
−0.9< f4/f <−0.49 ・・・(5)
但し、
f:撮像レンズ1(レンズ系全体)の焦点距離
f1:第1レンズL1の焦点距離
f2:第2レンズL2の焦点距離
f3:第3レンズL3の焦点距離
f4:第4レンズL4の焦点距離
ν1:第1レンズL1のアッベ数
ν2:第2レンズL2のアッベ数
本発明が対象とする撮像レンズの場合、各焦点距離fおよびf1〜f4は通常、単位がmm(ミリメートル)となる。一方、アッベ数ν1およびν2は、無単位である。
レンズの焦点距離が正の値となることは、同レンズが正の屈折力を有していることを意味しており、レンズの焦点距離が負の値となることは、同レンズが負の屈折力を有していることを意味している。アッベ数とは、光の分散に対する屈折度の比を示した、光学媒質の定数である。すなわち、アッベ数とは、異なった波長の光を異なった方向へ屈折させる度合であり、高いアッベ数の媒質は、異なった波長に対しての光線の屈折の度合による分散が少なくなる。
撮像レンズ1では、開口絞り2を、撮像レンズ1における最も物体3側に配置することにより、入射瞳を像面S11から離れた位置とすることができるため、撮像レンズ1の全長を低背化しつつ、像面S11への光線入射角度を小さくすることが可能となる。
また、第1レンズL1に低分散材料を、第2レンズL2に高分散材料をそれぞれ適用して、数式(3)に示すとおり、第1レンズL1のアッベ数ν1と第2レンズL2のアッベ数ν2との差が20を超える構成とする。これにより、撮像レンズ1では、色収差を良好に補正することが可能となる。
また、上述した第3レンズL3および第4レンズL4の構成は、撮像レンズ1の光軸Laの範囲外にて発生する収差の補正に対して有効であり、特に、歪曲および像面湾曲を良好に補正することが可能となる。
さらに、撮像レンズ1の焦点距離fに対して、第1レンズL1および第2レンズL2の焦点距離f1およびf2をそれぞれ、各々数式(1)および(2)を満足する値とすることにより、第1レンズL1および第2レンズL2の材料の組み合わせにより奏する色収差の補正効果と同時に、その他の諸収差に対しても良好な補正効果が得られた、撮像レンズ1を実現することが可能となる。
なお、数式(1)に関して、f1/fが0.51以下である場合、撮像レンズでは、第1レンズL1におけるパワー(屈折力)の配分が大きくなり過ぎて、コマ収差、球面収差、ならびに色収差の補正が困難となる。
また、数式(1)に関して、f1/fが0.78以上である場合、撮像レンズでは、第1レンズL1におけるパワーの配分が小さくなり過ぎて、全長が増加し、低背化が困難となる。
また、数式(2)に関して、f2/fが−1.63以下である場合、撮像レンズでは、色収差をバランスよく補正することが困難となる。
また、数式(2)に関して、f2/fが−0.97以上である場合、撮像レンズでは、第2レンズL2における負の屈折力が大きくなり過ぎて、撮像レンズの光軸Laの範囲外にて発生する収差が大きくなる。
また、数式(3)に関して、ν1−ν2が20以下である場合、撮像レンズでは、第1レンズL1および第2レンズL2による色消し効果が小さくなり、色収差の補正が困難となる。
従って、撮像レンズ1は、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、および、第4レンズL4という、4枚のレンズにより構成された撮像レンズにおいて、諸収差が良好に補正された高い解像力を有し、かつ低背化された撮像レンズであると言える。
さらに、数式(4)および(5)を満足した撮像レンズ1は、光軸Laの範囲外にて発生する収差の補正に対してさらに有効であり、特に、歪曲および像面湾曲をさらに良好に補正することが可能となる。
撮像レンズ1は、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、および、第4レンズL4がいずれも、プラスチックから成る、いわゆる4Pの撮像レンズであるのが好ましい。
4Pの撮像レンズの構成によれば、製造コストの低減された撮像レンズ1を実現することが可能となる。一般的に、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、および、第4レンズL4はそれぞれ、プラスチックレンズに比べてガラスレンズの方が、色分散の小さい材料を選ぶことができるが、その反面、ガラスレンズは、ガラス材料および適用プロセスによる製造コストが、共に高価となる。撮像レンズ1は、第1レンズL1および第2レンズL2によって色消しが十分に行われる構成であるため、全てのレンズの材料に対してプラスチックを適用しても、良好に色収差の補正された撮像レンズ1を得ることができる。
撮像レンズ1は、Fナンバーが3.5未満であるのが好ましく、これにより、受光光量を増大させることができ、かつ、色収差が良好に補正されるため、高い解像力を得ることが可能となる。特に、撮像レンズ1のFナンバーは、2.8であるのが好ましい。Fナンバーとは、光学系の明るさを示す量の一種である。撮像レンズ1のFナンバーは、撮像レンズ1の等価焦点距離を、撮像レンズ1の入射瞳径で割った値で表される。
〔撮像レンズ100の光学特性〕
図5は、撮像レンズ100の、縦軸に示したMTF(単位:無)と、横軸に示した空間周波数(単位:lp/mm)と、の関係を示すグラフである。
図6は、撮像レンズ100の、デフォーカスMTF、すなわち、縦軸に示したMTFと、横軸に示したフォーカスシフト位置(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図7は、撮像レンズ100の、縦軸に示したMTFと、横軸に示した像高(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図8は、撮像レンズ100の各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。
図9は、撮像レンズ100の球面収差の特性を示すグラフである。
図10は、撮像レンズ100の色収差の特性を示すグラフである。
図11は、撮像レンズ100における周辺光量比の特性を示すグラフである。
なお、本実施の形態に示す像高は、撮像レンズ1によって物体3を結像して形成された像の中心を基準とした像の高さを、絶対値で、または、最大像高に対する割合で表現している。像高を、最大像高に対する割合で表現している場合、絶対値と該割合との間に、それぞれ、以下の対応関係を有しているものとする。
0.0000mm=像高h0(像の中心)
0.2268mm=像高h0.1(像の中心から、最大像高の1割に該当する高さ)
0.4536mm=像高h0.2(像の中心から、最大像高の2割に該当する高さ)
0.9072mm=像高h0.4(像の中心から、最大像高の4割に該当する高さ)
1.361mm=像高h0.6(像の中心から、最大像高の6割に該当する高さ)
1.814mm=像高h0.8(像の中心から、最大像高の8割に該当する高さ)
2.268mm=像高h1.0(最大像高)
図5、さらには後述する図12、図19、および図26はいずれも、空間周波数が0〜「ナイキスト周波数/2」である場合の、像高h0、像高h0.2、像高h0.4、像高h0.6、像高h0.8、および、像高h1.0の各々に関する、タンジェンシャル像面(T)およびサジタル像面(S)における各特性を例示している。
図6、さらには後述する図13、図20、および図27はいずれも、空間周波数が「ナイキスト周波数/4」である場合の、像高h0、像高h0.2、像高h0.4、像高h0.6、像高h0.8、および、像高h1.0の各々に関する、タンジェンシャル像面(T)およびサジタル像面(S)における各特性を例示している。
図7、さらには後述する図14、図21、および図28はいずれも、空間周波数が「ナイキスト周波数/4」、「ナイキスト周波数/2」、および、「ナイキスト周波数」である場合の、像高h0〜像高h1.0に関する、タンジェンシャル像面およびサジタル像面における各特性を例示している。
なお、上記ナイキスト周波数は、撮像レンズ1と組み合わされるのが好適であるセンサ(固体撮像素子)のナイキスト周波数に対応する値とされており、該センサの画素ピッチから計算される、解像可能な空間周波数の値である。具体的に、該センサのナイキスト周波数Nyq.(単位:lp/mm)は、
Nyq.=1/(センサ画素ピッチ)/2
により算出される。図5〜図32の各特性を測定するにあたって、該センサとしては、5M(メガ)クラスであり、サイズが1/4型であり、画素のサイズ(画素ピッチ)が1.4μmであり、D(対角)のサイズが4.536mmであり、H(水平)のサイズが3.629mmであり、V(垂直)のサイズが2.722mmであるものを適用するものとしている。
また、図5〜図32に示す各特性を得るために、物体距離が無限遠であると仮定すると共に、図示しないシミュレーション光源として、次の重みづけによる(白色を構成する各波長の混合割合が、下記のように調整された)白色光を用いた。
404.66nm=0.13
435.84nm=0.49
486.1327nm=1.57
546.07nm=3.12
587.5618nm=3.18
656.2725nm=1.51
図5に示すとおり、撮像レンズ100は、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有しており、撮像レンズ100によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図6に示すとおり、撮像レンズ100は、0mmのフォーカスシフト位置に該当する像面S11(図1参照)において、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有しており、撮像レンズ100によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図7に示すとおり、撮像レンズ100は、「ナイキスト周波数」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ75に関して、像高h0.7(1.588mm)以上でのMTFが若干低くなっており、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ76に関して、像高h0.4(0.9072mm)以上でのMTFが若干低くなっている。
一方、撮像レンズ100は、「ナイキスト周波数/4」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ71、および、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ72に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。同様に、撮像レンズ100は、「ナイキスト周波数/2」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ73、および、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ74に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。従って、撮像レンズ100は、総合的な解像力としては、従来の撮像レンズと比較して、撮像レンズ100によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図8(a)および(b)、図9、ならびに、図10に示すグラフにおいて、縦軸は像高を、横軸は、光軸Laに対する法線方向への各波長の光線のズレを、それぞれ示している。また、図10に示すグラフにおいて、符号AIRYで示された、両サイドに存在する2つの曲線はいずれも、回折限界を示している。
図8(a)および(b)、ならびに、図9に示す各グラフによれば、いずれも残存収差量が小さい(光軸Laに対する法線方向に対する、各収差の大きさのズレが小さい)ことから、撮像レンズ100は、良好な光学特性を有していることが分かる。
図10に示すグラフによれば、回折限界近くまで色収差を良好に補正できているとみることができるため、撮像レンズ100は、良好な光学特性を有していることが分かる。
図11に示すグラフにおいて、縦軸は光軸La上(像高h0)の光量に対する該当像高での光量の比を、横軸は該当像高を、それぞれ示している。
一般的な撮像レンズでは、像の周辺に向かう(像高の値が高くなる)程に、周辺光量比ひいては光量が低下する。このこと自体は、撮像レンズ100でも例外ではないが、図11に示すグラフによれば、撮像レンズ100は、像の周辺に向かっても急激な光量の低下が見られず、像の周辺においても高い周辺光量比を確保することができているため、良好な光量比特性であると判断できる。
なお、撮像レンズ100は、撮像レンズ1の中でも、標準的な広さの画角を有する、通常画角設計であると解釈することができる。
〔撮像レンズ200の光学特性〕
図12は、撮像レンズ200の、縦軸に示したMTF(単位:無)と、横軸に示した空間周波数(単位:lp/mm)と、の関係を示すグラフである。
図13は、撮像レンズ200の、デフォーカスMTF、すなわち、縦軸に示したMTFと、横軸に示したフォーカスシフト位置(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図14は、撮像レンズ200の、縦軸に示したMTFと、横軸に示した像高(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図15は、撮像レンズ200の各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。
図16は、撮像レンズ200の球面収差の特性を示すグラフである。
図17は、撮像レンズ200の色収差の特性を示すグラフである。
図18は、撮像レンズ200における周辺光量比の特性を示すグラフである。
図12に示すとおり、撮像レンズ200は、120lp/mmを超える高い空間周波数帯域において、像高h1.0のタンジェンシャル像面でのMTFが若干低くなっているものの、それを除くと、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有している。従って、撮像レンズ200は、総合的な解像力としては、従来の撮像レンズと比較して、撮像レンズ200によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図13に示すとおり、撮像レンズ200は、0mmのフォーカスシフト位置に該当する像面S11(図2参照)において、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有しており、撮像レンズ200によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図14に示すとおり、撮像レンズ200は、「ナイキスト周波数/2」に相当する空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ144に関して、像高h0.9(2.041mm)以上でのMTFが若干低くなっている。また、撮像レンズ200は、「ナイキスト周波数」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ145に関して、像高h0.6(1.361mm)以上でのMTFが若干低くなっており、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ146に関して、像高h0.4(0.9072mm)以上でのMTFが若干低くなっている。
一方、撮像レンズ200は、「ナイキスト周波数/4」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ141、および、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ142に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。同様に、撮像レンズ200は、「ナイキスト周波数/2」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ143に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。従って、撮像レンズ200は、総合的な解像力としては、従来の撮像レンズと比較して、撮像レンズ200によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図15(a)および(b)、図16、ならびに、図17に示すグラフにおいて、縦軸は像高を、横軸は、光軸Laに対する法線方向への各波長の光線のズレを、それぞれ示している。また、図17に示すグラフにおいて、符号AIRYで示された、両サイドに存在する2つの曲線はいずれも、回折限界を示している。
図15(a)および(b)、ならびに、図16に示す各グラフによれば、いずれも残存収差量が小さい(光軸Laに対する法線方向に対する、各収差の大きさのズレが小さい)ことから、撮像レンズ200は、良好な光学特性を有していることが分かる。
図17に示すグラフによれば、回折限界近くまで色収差を良好に補正できているとみることができるため、撮像レンズ200は、良好な光学特性を有していることが分かる。
図18に示すグラフにおいて、縦軸は光軸La上(像高h0)の光量に対する該当像高での光量の比を、横軸は該当像高を、それぞれ示している。
像の周辺に向かう(像高の値が高くなる)程に、周辺光量比ひいては光量が低下すること自体は、撮像レンズ200でも例外ではないが、図18に示すグラフによれば、撮像レンズ200は、像の周辺に向かっても急激な光量の低下が見られず、像の周辺においても高い周辺光量比を確保することができているため、良好な光量比特性であると判断できる。
なお、撮像レンズ200は、撮像レンズ1の中でも特に、画角が広く、水平画角が約55度であり、歪曲が小さく、像の周辺における光学特性がやや劣っている設計であると解釈することができる。
〔撮像レンズ300の光学特性〕
図19は、撮像レンズ300の、縦軸に示したMTF(単位:無)と、横軸に示した空間周波数(単位:lp/mm)と、の関係を示すグラフである。
図20は、撮像レンズ300の、デフォーカスMTF、すなわち、縦軸に示したMTFと、横軸に示したフォーカスシフト位置(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図21は、撮像レンズ300の、縦軸に示したMTFと、横軸に示した像高(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図22は、撮像レンズ300の各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。
図23は、撮像レンズ300の球面収差の特性を示すグラフである。
図24は、撮像レンズ300の色収差の特性を示すグラフである。
図25は、撮像レンズ300における周辺光量比の特性を示すグラフである。
図19に示すとおり、撮像レンズ300は、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有しており、撮像レンズ300によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図20に示すとおり、撮像レンズ300は、0mmのフォーカスシフト位置に該当する像面S11(図3参照)において、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有しており、撮像レンズ300によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図21に示すとおり、撮像レンズ300は、「ナイキスト周波数」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ215に関して、像高h0.75(1.701mm)以上でのMTFが若干低くなっており、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ216に関して、像高h0.4(0.9072mm)以上でのMTFが若干低くなっている。
一方、撮像レンズ300は、「ナイキスト周波数/4」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ211、および、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ212に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。同様に、撮像レンズ300は、「ナイキスト周波数/2」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ213、および、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ214に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。従って、撮像レンズ300は、総合的な解像力としては、従来の撮像レンズと比較して、撮像レンズ300によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図22(a)および(b)、図23、ならびに、図24に示すグラフにおいて、縦軸は像高を、横軸は、光軸Laに対する法線方向への各波長の光線のズレを、それぞれ示している。また、図24に示すグラフにおいて、符号AIRYで示された、両サイドに存在する2つの曲線はいずれも、回折限界を示している。
図22(a)および(b)、ならびに、図23に示す各グラフによれば、いずれも残存収差量が小さい(光軸Laに対する法線方向に対する、各収差の大きさのズレが小さい)ことから、撮像レンズ300は、良好な光学特性を有していることが分かる。図22(b)に示す撮像レンズ300の歪曲は、図15(b)に示す撮像レンズ200の歪曲よりもやや大きくなっているが、撮像レンズ300にとって致命的な悪化ではない。
図24に示すグラフによれば、回折限界近くまで色収差を良好に補正できているとみることができるため、撮像レンズ300は、良好な光学特性を有していることが分かる。
図25に示すグラフにおいて、縦軸は光軸La上(像高h0)の光量に対する該当像高での光量の比を、横軸は該当像高を、それぞれ示している。
像の周辺に向かう(像高の値が高くなる)程に、周辺光量比ひいては光量が低下すること自体は、撮像レンズ300でも例外ではないが、図25に示すグラフによれば、撮像レンズ300は、像の周辺に向かっても急激な光量の低下が見られず、像の周辺においても高い周辺光量比を確保することができているため、良好な光量比特性であると判断できる。
なお、撮像レンズ300は、撮像レンズ1の中でも特に、画角が広く、水平画角が約55度であり、歪曲がやや大きく、像の周辺における光学特性が優れている設計であると解釈することができる。
すなわち、撮像レンズ200および300はいずれも、H(水平)方向の画角が約55度と、撮像レンズ100におけるH(水平)方向の画角(約52度)よりも広い構成である。
こうした構成において、両撮像レンズ200および300の光学特性を比較すると、撮像レンズ200の歪曲特性(図15(b)参照)は、撮像レンズ300の歪曲特性(図22(b)参照)よりも小さく、良好である。一方、撮像レンズ200の像高h1.0近傍における各種光学特性(例えば、図13参照)は、撮像レンズ300の同各種光学特性(例えば、図20参照)よりも劣っている。
〔撮像レンズ400の光学特性〕
図26は、撮像レンズ400の、縦軸に示したMTF(単位:無)と、横軸に示した空間周波数(単位:lp/mm)と、の関係を示すグラフである。
図27は、撮像レンズ400の、デフォーカスMTF、すなわち、縦軸に示したMTFと、横軸に示したフォーカスシフト位置(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図28は、撮像レンズ400の、縦軸に示したMTFと、横軸に示した像高(単位:mm)と、の関係を示すグラフである。
図29は、撮像レンズ400の各種収差の特性を示すグラフであり、(a)に非点収差を、(b)に歪曲を、それぞれ示している。
図30は、撮像レンズ400の球面収差の特性を示すグラフである。
図31は、撮像レンズ400の色収差の特性を示すグラフである。
図32は、撮像レンズ400における周辺光量比の特性を示すグラフである。
図26に示すとおり、撮像レンズ400は、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有しており、撮像レンズ400によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図27に示すとおり、撮像レンズ400は、0mmのフォーカスシフト位置に該当する像面S11(図4参照)において、像高h0〜像高h1.0のどの像高でも、タンジェンシャル像面およびサジタル像面共に、0.2以上の高いMTF特性を有しており、撮像レンズ400によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図28に示すとおり、撮像レンズ400は、「ナイキスト周波数」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ285に関して、像高h0.7(1.588mm)以上でのMTFが若干低くなっており、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ286に関して、像高h0.25(0.5670mm)以上でのMTFが若干低くなっている。
一方、撮像レンズ400は、「ナイキスト周波数/4」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ281、および、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ282に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。同様に、撮像レンズ400は、「ナイキスト周波数/2」に相当する空間周波数のサジタル像面のMTFを示すグラフ283、および、同空間周波数のタンジェンシャル像面のMTFを示すグラフ284に関して、像高h0〜像高h1.0(2.268mm)のどの像高でも、0.2以上の高いMTF特性を有している。従って、撮像レンズ400は、総合的な解像力としては、従来の撮像レンズと比較して、撮像レンズ400によって物体3を結像して形成された像の中心から周辺まで、優れた解像力を有していると言える。
図29(a)および(b)、図30、ならびに、図31に示すグラフにおいて、縦軸は像高を、横軸は、光軸Laに対する法線方向への各波長の光線のズレを、それぞれ示している。また、図31に示すグラフにおいて、符号AIRYで示された、両サイドに存在する2つの曲線はいずれも、回折限界を示している。
図29(a)および(b)、ならびに、図30に示す各グラフによれば、いずれも残存収差量が小さい(光軸Laに対する法線方向に対する、各収差の大きさのズレが小さい)ことから、撮像レンズ400は、良好な光学特性を有していることが分かる。
図31に示すグラフによれば、撮像レンズ400は、回折限界近くにて、色収差の特性が劣化している。
図32に示すグラフにおいて、縦軸は光軸La上(像高h0)の光量に対する該当像高での光量の比を、横軸は該当像高を、それぞれ示している。
像の周辺に向かう(像高の値が高くなる)程に、周辺光量比ひいては光量が低下すること自体は、撮像レンズ400でも例外ではないが、図32に示すグラフによれば、撮像レンズ400は、像の周辺に向かっても急激な光量の低下が見られず、像の周辺においても高い周辺光量比を確保することができているため、良好な光量比特性であると判断できる。
なお、撮像レンズ400は、撮像レンズ1の中でも特に、画角が狭く、水平画角が約48度である設計であると解釈することができる。
〔撮像レンズ1の各々の設計データ〕
図33は、撮像レンズ100の設計データを示した表である。
図34は、撮像レンズ200の設計データを示した表である。
図35は、撮像レンズ300の設計データを示した表である。
図36は、撮像レンズ400の設計データを示した表である。
図37は、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400の各々に対して、像面S11にセンサ(固体撮像素子)を配置して、撮像モジュールを構成する場合の、該撮像モジュールの仕様の一例を示した表である。
図38は、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400のそれぞれにおける、f1/f、f2/f、f3/f、f4/f、および、ν1−ν2の各値を示した表である。
図39は、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400のそれぞれにおける、第1レンズL1の焦点距離f1、第2レンズL2の焦点距離f2、第3レンズL3の焦点距離f3、および、第4レンズL4の焦点距離f4の各値を示した表である。
図33〜図37の各データを測定するにあたって、センサとしては、5Mクラスであり、サイズが1/4型であり、画素のサイズ(画素ピッチ)が1.4μmであり、D(対角)のサイズが4.536mmであり、H(水平)のサイズが3.629mmであり、V(垂直)のサイズが2.722mmであるものを適用した。
また、図37および図38の各データを得るために、物体距離が無限遠であると仮定すると共に、図示しないシミュレーション光源として、次の重みづけによる(白色を構成する各波長の混合割合が、下記のように調整された)白色光を用いた。
404.66nm=0.13
435.84nm=0.49
486.1327nm=1.57
546.07nm=3.12
587.5618nm=3.18
656.2725nm=1.51
図33〜図36の項目「要素」において、「L1」と表記された行には第1レンズL1に関する設計データを、「L2」と表記された行には第2レンズL2に関する設計データを、「L3」と表記された行には第3レンズL3に関する設計データを、「L4」と表記された行には第4レンズL4に関する設計データを、「CG」と表記された行にはカバーガラスCGに関する設計データを、「センサ」と表記された行には像面S11に配置された上記センサに関する設計データを、それぞれ示している。
図33〜図36の項目「材料」において、「Nd」と表記された列には、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、および、カバーガラスCGのd線(波長:587.6nm)に対する屈折率を示している。図33〜図36の項目「材料」において、「νd」と表記された列には、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、および、カバーガラスCGのd線に対するアッベ数を示している。本項目から明らかであるとおり、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400はいずれも、第1レンズL1のアッベ数ν1(56)−第2レンズL2のアッベ数ν2(26)が、20を超える30であるため、好ましい。
図33〜図36の項目「面」における「S1」〜「S11」は、各々、面S1〜面S10、および、像面S11に対応しており、これらの各面に関する設計データを同行に示している。
図33〜図36の項目「曲率」は、面S1〜面S10、および、像面S11の曲率をそれぞれ示している。
図33〜図36の項目「中心厚」は、対応する面の中心から、像面S11側に向かって次の面の中心までの、光軸La方向(図1〜図4のZ方向参照)の距離を示している。
図33〜図36の項目「有効半径」は、面S1〜面S8の各有効半径、すなわち、光束の範囲を規制可能な円領域の半径を示している。
図33〜図36の項目「非球面係数」は、面S1〜面S10、および、像面S11のそれぞれの、非球面を構成する非球面式(6)における、i次の非球面係数Ai(iは4以上の偶数)を示している。非球面式(6)において、Zは光軸方向(図1のZ方向)の座標であり、xは光軸に対する法線方向(図1のX方向)の座標であり、Rは曲率半径(曲率の逆数)であり、Kはコーニック(円錐)係数である。
Figure 0005043146
図33〜図36の各々の各値「(定数a)E(定数b)」の表記は「(定数a)×10の(定数b)乗」を示しており、例えば「7.18E−01」は「7.18×10−1」すなわち、0.718を示しているものとする。
図33〜図36の項目「非球面係数」から明らかであるとおり、本実施の形態において、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、および、第4レンズL4はいずれも、その両面に対して一定の非球面係数が付与されており、これにより、面S1〜面S8は、全てが非球面形状となっている。第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、および、第4レンズL4全ての両面が非球面形状である撮像レンズ1は、諸収差をより良好に補正することが容易となり、好ましい構成であると言える。
なお、撮像レンズ1において、諸収差をより良好に補正する、という観点から、少なくとも、面S6、面S7、および、面S8に関しては、非球面形状である必要がある。さらに、
面S1、面S2、面S4、および、面S5
および/または
面S3
は、非球面形状であるのが好ましい。
図37に示すとおり、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400はいずれも、Fナンバーが、3.5未満である2.80となっているため、高い解像力が得られるものである。
図37の項目「焦点距離f」には、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400それぞれの(レンズ系全体の)焦点距離fを、単位:mmで示している。
図37の項目「画角」には、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400それぞれの画角、すなわち、対応する撮像レンズ1により結像可能な角度を、単位:deg(°)でそれぞれ示しており、D(対角)、H(水平)、および、V(垂直)という、3次元のパラメータで示している。
図37の項目「周辺光量比」には、図11、図18、図25、および、図32にそれぞれ示した、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400の周辺光量比のうち、像高h0.6、像高h0.8、および、像高h1.0のそれぞれにおける各周辺光量比(像高h0での光量に対する、光量の割合)を、具体的な数値で示している。撮像レンズ1はいずれも、像高h1.0において、像高h0の50%前後という高い光量が得られるものである。
図37の項目「主光線入射角」には、像高h0.6、像高h0.8、および、像高h1.0のそれぞれにおける、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400それぞれの主光線角度(Chief Ray Angle:CRA)を示している。
図37の項目「光学全長」には、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400それぞれにおける、開口絞り2が光を絞る部分から像面S11までの距離を示している。つまり、撮像レンズ1の光学全長とは、光学特性に対して或る影響を与える全構成要素の、光軸方向における寸法の総計を意味している。
図37の項目「CG厚み」には、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400それぞれにおける、光軸方向におけるカバーガラスCGの厚みを示している。
図38から明らかであるとおり、撮像レンズ1である、撮像レンズ100、撮像レンズ200、撮像レンズ300、および、撮像レンズ400はいずれも、上述した数式(1)〜(5)を全て満足するように構成されたものである。
図39において、「L1(f1)」と表記された行には、対応する撮像レンズ1の第1レンズL1の焦点距離f1を、「L2(f2)」と表記された行には、対応する撮像レンズ1の第2レンズL2の焦点距離f2を、「L3(f3)」と表記された行には、対応する撮像レンズ1の第3レンズL3の焦点距離f3を、「L4(f4)」と表記された行には、対応する撮像レンズ1の第4レンズL4の焦点距離f4を、それぞれ示した。
〔撮像モジュール〕
本発明の撮像モジュールは、撮像レンズ1と、撮像レンズ1が形成した像を、光信号として受光する固体撮像素子と、を備えるものである。固体撮像素子は、撮像レンズ1の像面S11(図1〜図4参照)に配置されるものであり、例えば、CCDイメージセンサまたはCMOSイメージセンサが挙げられる。
上記撮像モジュールは、撮像レンズ1と同様の効果が得られるため、解像力が高く、かつコンパクトなカメラモジュールを実現することができる。
また、上記撮像モジュールは、固体撮像素子の画素数は、3メガピクセル以上であるのが好ましく、これにより、撮像レンズ1の高い解像力を活かした、撮像モジュールを実現することができる。特に、上記撮像モジュールは、固体撮像素子の画素数が、5メガピクセルであるのが好ましい。
また、上記撮像モジュールは、固体撮像素子の画素のサイズは、2.5μm未満であるのが好ましく、これにより、撮像レンズ1の高い解像力を活かした、撮像モジュールを実現することができる。特に、上記撮像モジュールは、固体撮像素子の画素のサイズが、1.4μmであるのが好ましい。
上記撮像モジュールに係る技術は、従来一般的な撮像モジュールに適用可能である他、ウエハレベルレンズプロセスによって製造可能な撮像モジュールへの適用が期待できる。
ウエハレベルレンズプロセスとは、樹脂等の被成形物に対して、例えばアレイ金型を用いて、その同一面上に第1レンズL1を複数、成形または造形することで、第1レンズL1を複数備えた第1レンズアレイを作製する。第2レンズL2を複数備えた第2レンズアレイ、第3レンズL3を複数備えた第3レンズアレイ、および、第4レンズL4を複数備えた第4レンズアレイについても、同様の要領で作製する。さらに、同一面上にセンサを複数備えたセンサアレイを用意する。そして、各第1レンズL1と、各第2レンズL2と、各第3レンズL3と、各第4レンズL4と、各センサとが、1対1に対応して対向配置されるように、第1レンズアレイ、第2レンズアレイ、第3レンズアレイ、および、第4レンズアレイを貼り合わせ、それに、必要に応じてカバーガラスCGを介して、センサアレイを搭載すると共に、開口絞り2を取り付ける。対向配置された、開口絞り2、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3、第4レンズL4、および、センサの一組み合わせを単位として分割することにより、撮像モジュールを製造する製造プロセスである。この製造プロセスによれば、大量の撮像モジュールを一括して、かつ短時間で製造することが可能となるため、撮像モジュールの製造コストは、低減することが可能となる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、携帯端末のデジタルカメラ等への搭載を目的とした、撮像レンズおよび撮像モジュールに利用可能である。
1、100、200、300、および400 撮像レンズ
2 開口絞り
3 物体
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
S1 第1レンズにおける物体側に向けた面
S2 第1レンズにおける像面側に向けた面
S3 第2レンズにおける物体側に向けた面
S4 第2レンズにおける像面側に向けた面
S5 第3レンズにおける物体側に向けた面
S6 第3レンズにおける像面側に向けた面
S7 第4レンズにおける物体側に向けた面
S8 第4レンズにおける像面側に向けた面
S11 像面
c8 中央部分
p8 周辺部分

Claims (8)

  1. レンズが4枚であり、物体側から像面側へと向かって順に、開口絞り、該レンズの1枚であり正の屈折力を有する第1レンズ、該レンズの別の1枚であり負の屈折力を有する第2レンズ、該レンズのさらに別の1枚であり正の屈折力を有する第3レンズ、および、該レンズの残りの1枚であり負の屈折力を有する第4レンズからなり
    上記第2レンズは、像面側に向けた面が凹形状であり、
    上記第3レンズは、像面側に凸面を向けたメニスカスレンズであり、
    上記第4レンズは、物体側に向けた面が凹形状であり、かつ、像面側に向けた面の中央部分が凹形状であると共に該中央部分の周辺部分が凸形状である撮像レンズであって、
    上記第3レンズは、像面側に向けた面が非球面であり、
    上記第4レンズは、物体側に向けた面および像面側に向けた面の両方が非球面であり、
    数式(1)〜(
    0.51< f1/f ≦0.58 ・・・(1)
    −1.04≦ f2/f <−0.97 ・・・(2)
    ν1−ν2>20 ・・・(3)
    1.74≦ f3/f <1.89 ・・・(4)
    −0.9< f4/f ≦−0.75 ・・・(5)
    但し、
    f:撮像レンズの焦点距離
    f1:第1レンズの焦点距離
    f2:第2レンズの焦点距離
    ν1:第1レンズのアッベ数
    ν2:第2レンズのアッベ数
    f3:第3レンズの焦点距離
    f4:第4レンズの焦点距離
    を満足するように構成されていることを特徴とする撮像レンズ。
  2. 上記第1レンズは、物体側に向けた面および像面側に向けた面の両方が非球面であり、
    上記第2レンズは、像面側に向けた面が非球面であり、
    上記第3レンズは、物体側に向けた面が非球面であることを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。
  3. 上記第2レンズは、物体側に向けた面が非球面であることを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。
  4. 上記第1レンズ、第2レンズ、第3レンズ、および第4レンズはいずれも、プラスチックから成ることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  5. Fナンバーは、3.5未満であることを特徴とする請求項1〜のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の撮像レンズと、
    上記撮像レンズが形成した像を、光信号として受光する固体撮像素子と、を備えることを特徴とする撮像モジュール。
  7. 上記固体撮像素子の画素数は、3メガピクセル以上であることを特徴とする請求項に記載の撮像モジュール。
  8. 上記固体撮像素子の画素のサイズは、2.5μm未満であることを特徴とする請求項6または7に記載の撮像モジュール。
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