JP5254736B2 - 撮像レンズ - Google Patents
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Description
0.25<r1/r2≦0.45 (1)
0.35≦r1/FL≦0.42 (2)
0.85≦f1/FL≦1 (3)
0.1≦d 3 /FL≦0.3 (7)
但し、
r1:第1レンズの物体側の面の中心曲率半径
r2:第1レンズの像面側の面の中心曲率半径
FL:レンズ系全体の焦点距離
f1:第1レンズの焦点距離
d 3 :第2レンズの中心厚
を満足する点にある。
0.6≦d2/d1≦1.25 (4)
但し、
d1:第1レンズの中心厚
d2:光軸上における第1レンズと第2レンズとの間隔
を満足する点にある。
0.65≦d2/d3≦1.1 (5)
但し、
d2:光軸上における第1レンズと第2レンズとの間隔
d3:第2レンズの中心厚
を満足する点にある。
0.1≦d1/FL≦0.3 (6)
但し、
d1:第1レンズの中心厚
を満足する点にある。
0.9≦L/FL≦1.2 (8)
但し、
L:レンズ系の全長(最も物体側の面から撮像面までの光軸上の距離)
を満足する点にある。
0.35≦r1/FL≦0.42 (2)
0.85≦f1/FL≦1 (3)
但し、(1)式および(2)式におけるr1は、第1レンズ3の第1面3aの中心曲率半径である(以下、同様)。また、(1)式におけるr2は、第1レンズ3の第2面3bの中心曲率半径である(以下、同様)。さらに、(2)式および(3)式におけるFLは、レンズ系全体の焦点距離である(以下、同様)。さらにまた、(3)式におけるf1は、第1レンズ3の焦点距離である(以下、同様)。
但し、(4)式におけるd1は、第1レンズ3の中心厚である(以下、同様)。また、(4)式におけるd2は、光軸6上における第1レンズ3と第2レンズ4との間隔である(以下、同様)。
但し、(5)式におけるd3は、第2レンズ4の中心厚である(以下、同様)。
ここで、d1/FLの値が(6)式に示す値(0.1)よりも小さくなると、第1レンズ3の中心厚が小さくなり過ぎることになり、第1レンズ3を射出成形によって製造する場合における第1レンズ3の製造が困難となる。一方、d1/FLの値が(6)式に示す値(0.3)よりも大きくなると、光学系の全長に比して第1レンズ3の中心厚が大きくなり過ぎることになり、小型軽量化が困難となる。
ここで、d3/FLの値が(7)式に示す値(0.1)よりも小さくなると、第2レンズ4の中心厚が小さくなり過ぎることになり、第2レンズ4を射出成形によって製造する場合における第2レンズ4の製造が困難となる。一方、d3/FLの値が(7)式に示す値(0.3)よりも大きくなると、光学系の全長に比して第2レンズ4の中心厚が大きくなり過ぎることになり、小型軽量化が困難となる。
但し、(8)式におけるLは、レンズ系の全長、すなわち、最も物体側の面から撮像面5までの光軸6上の距離である。
+AX4 +BX6 +CX8 +DX10 (9)
また、以下の実施例において、円錐係数および非球面係数を表す数値に用いられる記号Eは、その次に続く数値が10を底としたべき指数であることを示し、その10を底としたべき指数で表される数値が、Eの前の数値に乗算されることを示す。例えば、7.93E+1は、7.93×101であることを示す。
図2は、本発明の第1実施例を示したものであり、本実施例のレンズ1は、図1に示した構成のレンズ1と同一のレンズ1である。本実施例においては、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.67mm、FL=1.477mm、f1=1.444mm、f2=−36.26mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.615 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 2.400 0.260
4(第2レンズ第1面) -24.000 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) 100.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.88 7.93E+1 -2.22E+3 3.07E+4
3 0 -1.00 -1.17E+1 -1.90E+2 4.46E+3
4 0 -7.55E-2 -1.63E+2 3.84E+3 -5.85E+4
5 0 -6.61E-1 -2.62 -1.72E+1 2.00E+2
図4は、本発明の第2実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.69mm、FL=1.496mm、f1=1.467mm、f2=−46.88mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.620 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 2.350 0.260
4(第2レンズ第1面) -25.000 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) ∞
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.88 7.96E+1 -2.24E+3 3.09E+4
3 0 -1.08 -1.06E+1 -2.17E+2 4.66E+3
4 0 -9.78E-2 -1.60E+2 3.79E+3 -5.83E+4
5 0 -5.79E-1 -3.44 -1.29E+1 1.86E+2
図6は、本発明の第3実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.68mm、FL=1.49mm、f1=1.466mm、f2=−59.42mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.6195 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 2.3467 0.260
4(第2レンズ第1面) -25.8700 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) -141.6000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.81 7.89E+1 -2.23E+3 3.09E+4
3 0 -1.27 -1.69 -3.40E+2 5.29E+3
4 0 -8.35E-1 -1.37E+2 3.49E+3 -5.66E+4
5 0 -8.29E-1 -9.67E-1 -1.86E+1 1.55E+2
図8は、本発明の第4実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.74mm、FL=1.561mm、f1=1.52mm、f2=−34.41mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.630 0.370 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 2.250 0.260
4(第2レンズ第1面) -22.500 0.380 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) 100.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.85 7.74E+1 -2.20E+3 2.98E+4
3 0 -1.48 -7.51 -2.93E+2 5.17E+3
4 0 -6.43E-1 -1.52E+2 3.70E+3 -5.84E+4
5 0 -6.02E-1 -4.34 -8.84 1.89E+2
図10は、本発明の第5実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.72mm、FL=1.542mm、f1=1.51mm、f2=−46.88mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.625 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 2.200 0.240
4(第2レンズ第1面) -25.000 0.370 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) ∞
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.91 7.92E+1 -2.24E+3 3.06E+4
3 0 -1.54 -1.07E+1 -2.74E+2 5.03E+3
4 0 -5.41E-1 -1.69E+2 4.03E+3 -6.11E+4
5 0 -6.29E-1 -5.21 -2.94E-1 1.67E+2
図12は、本発明の第6実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.73mm、FL=1.541mm、f1=1.515mm、f2=−62.62mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.625 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 2.175 0.260
4(第2レンズ第1面) -25.000 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) -100.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.82 7.83E+1 -2.21E+3 3.00E+4
3 0 -1.25 -7.28 -2.75E+2 5.02E+3
4 0 -4.85E-1 -1.46E+2 3.58E+3 -5.73E+4
5 0 -6.14E-1 -2.56 -2.13E+1 2.22E+2
図14は、本発明の第7実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.74mm、FL=1.557mm、f1=1.531mm、f2=−62.62mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.625 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 2.100 0.260
4(第2レンズ第1面) -25.000 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) -100.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.78 7.65E+1 -2.14E+3 2.89E+4
3 0 -1.35 -1.54 -3.57E+2 5.49E+3
4 0 -1.02 -1.25E+2 3.26E+3 -5.54E+4
5 0 -7.43E-1 -2.87 1.85 3.79E+1
図16は、本発明の第8実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.34mm、FL=1.206mm、f1=1.18mm、f2=−32.12mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.030
2(第1レンズ第1面) 0.480 0.290 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 1.600 0.200
4(第2レンズ第1面) -20.000 0.300 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) 120.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -3.95 2.91E+2 -1.38E+4 3.19E+5
3 0 -3.01 -5.84 -2.31E+3 6.06E+4
4 0 -2.27 -4.74E+2 2.11E+4 -6.11E+5
5 0 -1.65 -1.09E+1 1.20E+1 4.19E+2
図18は、本発明の第9実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.80mm、FL=1.633mm、f1=1.604mm、f2=−62.62mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.6329 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 1.9231 0.260
4(第2レンズ第1面) -25.0000 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) -100.0000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -1.54 6.11E+1 -1.70E+3 2.31E+4
3 0 -1.34 -5.72 -2.41E+2 4.03E+3
4 0 -1.41 -1.07E+2 2.97E+3 -5.37E+4
5 0 -1.03 2.49 -4.80E+1 2.92E+2
図20は、本発明の第10実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.33mm、FL=1.213mm、f1=1.183mm、f2=−28.58mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.030
2(第1レンズ第1面) 0.465 0.280 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 1.400 0.190
4(第2レンズ第1面) -18.000 0.285 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) 100.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -3.89 2.85E+2 -1.47E+4 3.71E+5
3 0 -3.38 -2.67E+1 -2.08E+3 6.46E+4
4 0 -3.56 -4.99E+2 2.57E+4 -8.60E+5
5 0 -2.59 1.16E+1 -4.15E+2 4.67E+3
図22は、本発明の第11実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.38mm、FL=1.266mm、f1=1.237mm、f2=−33.75mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.030
2(第1レンズ第1面) 0.475 0.280 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 1.350 0.190
4(第2レンズ第1面) -18.000 0.280 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) ∞
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -3.56 2.56E+2 -1.33E+4 3.38E+5
3 0 -4.09 1.14E+1 -3.17E+3 7.59E+4
4 0 -4.57 -4.49E+2 2.44E+4 -8.48E+5
5 0 -2.62 1.34E+1 -4.52E+2 4.88E+3
図24は、本発明の第12実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.89mm、FL=1.734mm、f1=1.721mm、f2=−188mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.645 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 1.725 0.260
4(第2レンズ第1面) -50.000 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) -100.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -8.42E-1 1.51E+1 -2.70E+2 9.20E+2
3 0 -1.25 -2.38E+1 3.66E+2 -5.27E+3
4 0 -2.42 -7.03E+1 2.42E+3 -5.07E+4
5 0 -1.12 2.09 -2.38E+1 5.27E+1
図26は、本発明の第13実施例を示したものであり、本実施例においても、第1レンズ3の第1面3aの面頂(光軸6との交点)およびその近傍部分が絞り2を通して最も物体側に位置している。
L=1.95mm、FL=1.816mm、f1=1.776mm、f2=−48.82mm、Fno=2.8
面番号 r d nd νd
(物点)
1(絞り) ∞ -0.040
2(第1レンズ第1面) 0.650 0.380 1.531 56.0
3(第1レンズ第2面) 1.650 0.260
4(第2レンズ第1面) -50.000 0.390 1.531 56.0
5(第2レンズ第2面) 50.000
(像面)
面番号 k A B C D
2 0 -5.42E-1 3.24E-1 4.46E+1 -2.33E+3
3 0 -1.53 -2.29E+1 3.56E+2 -4.94E+3
4 0 -3.19 -5.34E+1 2.15E+3 -4.93E+4
5 0 -1.01 -2.28 2.64E+1 -2.73E+2
2 絞り
3 第1レンズ
4 第2レンズ
5 撮像面
Claims (5)
- 固体撮像素子の撮像面に物体の像を結像させるために使用される撮像レンズであって、
物体側から像面側に向かって順に、絞り、物体側に凸面を向けた正のパワーを有するメニスカスレンズとされた第1レンズ、および物体側に凹面を向けた負のパワーを有するレンズとされた第2レンズを配設し、次の(1)〜(3)および(7)に示す各条件式、
0.25<r1/r2≦0.45 (1)
0.35≦r1/FL≦0.42 (2)
0.85≦f1/FL≦1 (3)
0.1≦d 3 /FL≦0.3 (7)
但し、
r1:第1レンズの物体側の面の中心曲率半径
r2:第1レンズの像面側の面の中心曲率半径
FL:レンズ系全体の焦点距離
f1:第1レンズの焦点距離
d 3 :第2レンズの中心厚
を満足することを特徴とする撮像レンズ。 - 更に、次の(4)に示す条件式、
0.6≦d2/d1≦1.25 (4)
但し、
d1:第1レンズの中心厚
d2:光軸上における第1レンズと第2レンズとの間隔
を満足することを特徴とする請求項1に記載の撮像レンズ。 - 更に、次の(5)に示す条件式、
0.65≦d2/d3≦1.1 (5)
但し、
d2:光軸上における第1レンズと第2レンズとの間隔
d3:第2レンズの中心厚
を満足することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像レンズ。 - 更に、次の(6)に示す条件式、
0.1≦d1/FL≦0.3 (6)
但し、
d1:第1レンズの中心厚
を満足することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の撮像レンズ。 - 更に、次の(8)に示す条件式、
0.9≦L/FL≦1.2 (8)
但し、
L:レンズ系の全長(最も物体側の面から撮像面までの光軸上の距離)
を満足することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像レンズ。
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