JP2004254259A - 撮像装置及び小型電子機器 - Google Patents

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Sadahito Katagiri
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Abstract

【課題】小型の撮像装置において、高画質を図りながらも、組み付け時の手間を減らすことができる撮像装置及び小型電子機器を提供する。
【解決手段】光学部材1の脚部1dを撮像素子2bに当接させることで、凸レンズ部1aの光軸と、撮像素子2bの受光面2dとを精度良く直交させることができるため、波長の異なる光を、光軸方向に変位して配置された異なる層でそれぞれ受光し、その受光量に応じた電気信号をそれぞれ出力する撮像素子を用いた場合でも、誤った画像信号が出力されることを抑制できる。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、撮像装置及び小型電子機器に関し、特に携帯電話やパソコンなどに内蔵可能な撮像装置及びそれを搭載した小型電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、ビデオカメラ、電子スチルカメラ、カメラ内蔵携帯端末、スキャナー等の光学機器において、CCD(Charged Coupled Device)型イメージセンサやCMOS(Complementary Metal―Oxide Semiconductor)型イメージセンサ等の固体撮像素子が広く使用されてきた。
【0003】
これらの撮像素子は、カラー画像を得るために、撮像部の最小単位であるフォトセンサ個々の上にカラーフィルタを被せ色を検出するようになっている。このカラーフィルタとして、R(レッド)・G(グリ―ン)・B(ブルー)を用いた原色系タイプと、Y(イエロー)・M(マゼンタ)・C(シアン)を用いた補色系タイプの2種が知られていた。
【0004】
一方、新方式のCMOS撮像素子が開発されカメラに搭載されて販売されるようになった。この方式の撮像素子は、シリコンが持つ、異なる波長(色)の光を異なる深さで吸収する、という特性を利用し、一つのフォトセンサから、R・G・Bの3原色の色成分情報を得るようにしたものである(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】
特公平6−52802号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述の特許文献1に記載の撮像装置は、光起電力セル上にカラーフィルタを被せずとも色情報を取り出すことができる。このため従来の撮像素子で偽色やモアレ現象の発生を防ぐために不可欠であったオプチカルローパスフィルタ(OLPF)を不要とでき、撮像装置の前方に配置される撮像光学系の解像力等の性能をそのまま生かした撮影ができるという特徴を有している。
【0006】
しかし一方で、この方式の撮像素子に、従来用いられてきた一般的な撮像光学系を組み合わせた場合、同じ色の被写体が撮像素子中心にある場合と周辺にある場合とで、得られる色成分情報が異なってしまうという問題がある。この問題を図を用いて以下に説明する。
【0007】
図10は、異なる波長(色)の光を異なる深さで吸収する方式の撮像素子に従来の一般的な撮像光学系を組み合わせた場合の主光線の経路を簡略化して示した図である。
【0008】
同図において、Lは撮像光学系の最終面、28は赤外カットフィルタ、13B、13G、13Rは、撮像素子中心付近の光起電力セルで、それぞれ図示しない透明電極層の接続端子を介して直列接続されている。一方、14B、14G、14Rは、撮像素子周辺付近の光起電力セルで、同様に図示しない透明電極層の接続端子を介して直列接続されている。これら直列接続された3種の光起電力セルの両端の電圧を検出した後、所定の演算を行うことで、光起電力セルに入射した光の色成分B(ブルー)・G(グリーン)・R(レッド)を検出するようになっている。なお、赤外カットフィルタ28及び光起電力セルへの入射時の屈折による微妙な光線経路の変化は省略して図示してある。
【0009】
同図において、従来の撮像光学系はテレセントリックな光学系ではないため、撮像素子中心付近に入射する光束R0と周辺部に入射する光束R1はその入射角が異なり、図示のように中心付近ではほぼ垂直に入射し、周辺部では傾斜して入射する。このため、同じ厚さの光起電力セルに対する光束の通過距離が異なることとなる。それ故に撮像素子中心と周辺で、同じ色成分の光に対して各光起電力セルの両端の電圧が異なることとなり、この電圧から所定の演算を行い、入射した光の色成分B(ブルー)・G(グリーン)・R(レッド)を検出すると中心と周辺で出力が異なってしまうという問題がある。この問題は言い換えると、光学系がテレセントリックではない時、この撮像素子は撮像素子周辺で、色成分の検出を誤ってしまうということである。
【0010】
図19は、白色光を垂直入射と斜め入射させ、それぞれの場合に得られる色成分の概要を示した図である。図19(a)は垂直入射の場合の光起電力セル群から得られた色成分スペクトルであり、図19(b)は斜め入射の場合の光起電力セル群から得られた色成分スぺクトルである。同図に示すように、斜め入射では短波長側で高く、長波長側へゆくに従い低めの検出結果となる。
【0011】
以上の問題は、テレセントリックな光学系を用いることで解消できるが、例えば携帯電話のような小型電子機器にはテレセントリックな光学系を用いることは困難であるから、別な手法により問題を解消する必要がある。ここで、上述の問題は、撮像光学系を撮像素子に対して直交させることである程度緩和することができるが、そのためには、部品精度を高め且つ高精度な組み立てを行う必要が生じ、コスト高を招くこととなる。
【0012】
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、小型の撮像装置において、高画質を図りながらも、組み付け時の手間を減らすことができる撮像装置及び小型電子機器を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
第1の本発明の撮像装置は、基板と、前記基板上に取り付けられた同一撮像素子であって、前記撮像素子における受光素子のピクセル単位毎に、波長の異なる光を、光の入射方向に配置された異なる吸収層でそれぞれ受光し、その受光量に応じた電気信号をそれぞれの層から出力するようになっている撮像素子と、前記撮像素子の表面に当接するように取り付けられ、前記撮像素子に対して入射光を集光する光学部材と、前記光学部材を覆って前記基板に取り付けられた外枠部材と、を備えたので、前記撮像素子の表面に前記光学部材を当接させることで、前記表面と光軸の直交度が確保され、更に前記撮像素子を用いることで、画素数が小さくても高画質画像を形成できる電気信号を出力でき、例えば薄型の携帯電話などの小型電子機器に搭載されると好適な撮像装置が提供される。
【0014】
第2の本発明の撮像装置は、開口部が形成された基板と、前記基板の裏面側に、前記開口部の少なくとも一部を塞ぐように取り付けられた撮像素子であって、前期撮像素子における受光素子のピクセル単位毎に、波長の異なる光を、光の入射方向に配置された異なる吸収層でそれぞれ受光し、その受光量に応じた電気信号をそれぞれの層から出力するようになっている撮像素子と、前記撮像素子の表面に当接するように取り付けられ、前記撮像素子に対して入射光を集光する光学部材と、前記光学部材を覆って前記基板に取り付けられた外枠部材と、を備えたので、前記撮像素子の表面に前記光学部材を当接させることで、前記表面と光軸の直交度が確保され、更に前記撮像素子を用いることで、画素数が小さくても高画質画像を形成できる電気信号を出力でき、例えば薄型の携帯電話などの小型電子機器に搭載されると好適な撮像装置が提供される。
【0015】
上記撮像装置は、携帯電話、デジタルスチルカメラ、パソコンカメラ、マイクロカメラユニット等の小型電子機器に搭載されると好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態につき、図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態にかかる撮像装置を示す図である。図2は、図1の撮像装置をII−II線で切断して矢印方向に見た図である。かかる撮像装置は、光学部材1と、撮像ユニット2とから構成される。
【0017】
外枠部材を兼ねる光学部材1は、透明な樹脂材を素材とし、角管状の脚部1bと、その脚部1bの上端を塞ぐ矩形板状の上面部1cと、上面部1cの中央に形成された凸レンズ部1aとから一体的に形成されている。尚、上面部1cの上面であって、凸レンズ部1aの周囲には、遮光部材からなり、凸レンズ部1aのFナンバーを規定する絞り板3が配置されている。脚部1bと上面部1cとで支持部を構成する。
【0018】
図2から明らかなように、光学部材1の脚部1bの下端内側には、切欠1dが形成されており、かかる切欠1dに、撮像ユニット2の肩部(後述する保護板2a)が係合している。脚部1bの下端と、基板PCの上面との間には、スキマΔが形成されており、すなわち光学部材1は、基板PCではなく撮像ユニット2上に取り付けられている。かかる取り付けは、接着剤を用いて行われると好ましいが、それに限られない。尚、保護板2aは、撮像ユニット2の必須の構成ではなく、保護板2aを設けていない撮像ユニットの場合には、撮像素子2bの肩部に切欠1dが係合することとなる。
【0019】
図7は、本実施の形態にかかる光学部材と撮像ユニットの位置決め構成を詳しく説明するための図である。図7では分離した状態で示しているが、光学部材1と撮像ユニット2とを組み付けたとき、上述したように、保護板2の上面が光学部材1の切欠1dに係合することで、凸レンズ部1aと撮像素子2bの受光面2b(図2)とは4箇所で当接し、それにより位置決め(焦点距離)と角度決め(光軸に対する受光面の直交度)が達成できる。また、切欠1dの下方における脚部1bの4つの内面1f、1gが、撮像ユニット2の側面に4箇所で当接することで、凸レンズ部1aの光軸と撮像素子2bの受光面2b(図2)の中心との位置決めを達成できる。
【0020】
図8は、光学部材と撮像ユニットの位置決め構成の変形例を示す図である。図7の実施の形態に対し、光学部材1’の脚部1b’における4つの下縁の中央に切り欠き1eを形成し、それにより内面1f’、1g’を小さくした点のみが異なっている。内面1f’、1g’が、撮像ユニット2の側面に当接することで、凸レンズ部1aの光軸と撮像素子2bの受光面2b(図2)の中心との位置決めを達成できる。尚、凸レンズ部1aの光軸と撮像素子2bの受光面2bの中心との位置決めは、少なくとも異なる方向に延びる一つずつの内面1f、1g(或いは1f’、1g’)が撮像ユニット2の側面に当接することで十分に達成されるので、全ての内面を精度良く仕上げる必要はない。それにより製造コストを減少できる。
【0021】
図2に示すように、撮像ユニット2は、CCD或いはCMOSなどの撮像素子2bの上面及び下面を、ガラス製又は樹脂製(素材はこれらに限られない)である保護板2aと、ガラス製又は樹脂製(透明である必要はなく、素材もこれらに限られない)の板2cでサンドイッチ状に挟持された構成となっている。
【0022】
撮像素子2bの上面中央には、受光面2d(図1)が形成されており、また、撮像素子2bの上面両側部近傍に配置され、受光面2dの画素(不図示)からの電気的信号を出力するための端子2fから、導電体である配線2eが保護板2aとの間を介して外方へと延在し、更に配線2eは、撮像ユニット2の側面に沿って下方に延在し、保護板2cの下面に回り込んで終端している。かかる終端には、下方に突出して基板PC上の銅箔(不図示)と接触する電極2gが形成されている。かかる銅箔はA/D変換回路(不図示)など基板PC上の所定の回路に接続されている。尚、本実施の形態の撮像素子2bは、波長の異なる光を、光軸方向に変位して配置された異なる層でそれぞれ受光し、その受光量に応じた電気信号をそれぞれ出力するものである。
【0023】
図9は、撮像ユニットの変形例を示す断面図である。変形例にかかる撮像ユニット2’は、配線の構成が異なっている。すなわち、撮像素子2b’の上面両側部近傍に配置され、受光面2dの画素(不図示)からの電気的信号を出力するための端子2fから、導電体である配線2e’が撮像素子2b及び保護板2cの内部を貫通してその下面に至り、電極2gで終端している。
【0024】
本実施の形態の動作について説明する。光学部材1の凸レンズ部1aは、被写体像を、撮像素子2bの受光面2dに結像する。撮像素子2bは、受光した光の量に応じた電気的信号を配線2eを介して出力し、これをA/D変換回路や画像処理回路で処理することによって、画像信号として出力できるようになっている。尚、撮像素子2bは、図10に示すタイプの撮像素子を用いることができる。すなわち、同図において、Lは撮像光学系の最終面、28は赤外カットフィルタ、13B、13G、13Rは、撮像素子中心付近の光起電力セルで、それぞれ図示しない透明電極層の接続端子を介して直列接続されている。一方、14B、14G、14Rは、撮像素子周辺付近の光起電力セルで、同様に図示しない透明電極層の接続端子を介して直列接続されている。これら直列接続された3種の光起電力セルの両端の電圧を検出した後、所定の演算を行うことで、光起電力セルに入射した光の色成分B(ブルー)・G(グリーン)・R(レッド)を検出するようになっている。
【0025】
ここで、光学部材1の凸レンズ部1aと、撮像素子2bの受光面2dとの間の距離Lが、所定の狭い範囲内に収まっていないと、かかる撮像装置から得られる画像は、ぼけたものとなってしまう。本実施の形態においては、光学部材1を基板PC上に取り付けるのではなく、撮像ユニット2上に取り付けているので、光学部材1の脚部1bの精度と、保護板2aの板厚とを管理することで、上述した距離Lを所定の範囲に収めることができる。従って、組み付け時に、凸レンズ部1aの合焦位置に関する調整を不要とできる。尚、ここで所定の範囲とは、撮像素子2bの受光面2dと、光学部材1の凸レンズ部1aの像点のズレが、空気換算長で±F×2P(F:レンズ部のFナンバー、P:撮像素子の画素ピッチ)程度の範囲をいう。
【0026】
更に、本実施の形態においては、光学部材1の脚部1dを、保護板2aを介して撮像素子2bに当接させることで、凸レンズ部1aの光軸と、撮像素子2bの受光面2dとを精度良く直交させることができるため、波長の異なる光を、光軸方向に変位して配置された異なる層でそれぞれ受光し、その受光量に応じた電気信号をそれぞれ出力する撮像素子を用いた場合でも、誤った画像信号が出力されることを抑制できる。尚、光学部材1の脚部1dは、後述する実施の形態と同様に、撮像素子2bに直接当接させても良く、基板PCに当接させても同様な効果が得られる。又、光学部材1の脚部1dの当接は、幾何学的には3点で当接することで安定するが、当接する部品同士が精度良く形成されていれば、4点以上でもかまわない。
【0027】
更に、撮像素子2bは、透明な保護板2a、2cにより保護されているので、受光面2dに入射する光学像の透過を確保しながらも、撮像素子2bの運搬時や組み付け時などに、受光面2dを含む撮像素子2bの上下面が傷つくのを防止できる。又、図2に示す本実施の形態では、撮像素子2bの受光面2dからの配線2eは、受光面2dと上方の保護板2aとの間を介して外方に取り出され、下方の保護板2cの下面で、電極2gを介して基板PCの配線(銅箔)と接続されており、図9に示す変形例では、撮像素子2bの受光面2dからの配線2e’は、撮像素子2b及び保護板2cの内部を貫通してその下面に至り、電極2gを介して基板PCの配線(銅箔)と接続されているので、基板PCに撮像ユニット2を設置するだけで、その電気的接続が達成される。
【0028】
更に、本実施の形態においては、絞り板3を凸レンズ部1aの入射面側に設けているので、撮像素子2bに入射する光束を、垂直に近い角度で入射させ、すなわちテレセントリックに近いものとすることができ、それにより高画質な画像を得ることができる。また凸レンズ部1aの形状は、像側に強い曲率の面を向けた正レンズの形状とすることで、絞り板3と凸レンズ部1aの主点との間隔が大きくとれ、よりテレセントリックに近い望ましい構成となる。本実施の形態では、凸レンズ部1aを物体側に凸面を向けた正のメニスカス形状としている。
【0029】
尚、撮像ユニット2を、組み付けた状態で、光学部材1により密封されて保護することも考えられるが、その場合、温度変化による内部空気の圧縮・膨張による影響が心配である。そこで、光学部材1のいずれかに、外部と連通する小孔を設けることで、内部空気の圧縮・膨張による影響を回避できる。尚、外部の大きな異物は、小孔を通って内部に侵入できない。
【0030】
本実施の形態の変形例として、保護板2aもしくは光学部材1の素材を、赤外線吸収可能な部材とすることで、別個に赤外線吸収フィルタを設ける必要を無くし、撮像装置の構成をより簡素化することが考えられる。あるいは、保護板2aもしくは光学部材1の凸レンズ1aの表面に、赤外線をカットするコーティングを施すことにより、同様の効果が得られる。
【0031】
図3〜6は、第2の実施の形態にかかる光学部材の断面図である。上述した実施の形態のように、凸レンズ部1aと脚部1bとを一体の透明素材で形成すると、外部から侵入した不要光が、撮像素子2bの受光面2dに入射し、ゴーストやフレアなどを発生させて画質を低下させる恐れがある。そこで、以下に述べる第2の実施の形態では、光学部材の一部を遮光性を有する部材で構成することで、かかる不具合を抑制している。
【0032】
図3(a)の形態は、脚部1bと、レンズ部1a以外の上面部1cとを、遮光性を有する樹脂で形成し、これに透明樹脂で形成した凸レンズ部1aを射出成形により一体化したものである。かかる構成によれば、外部からの不要光の入射が抑制される。又、上面部1cも遮光性を有するため、絞り効果が得られ、絞り板3を不要とすることができる。尚、凸レンズ部1aは、温度変化により屈折率やレンズ形状が変化し、像点位置変動が生ずるが、それをうち消すように伸張又は縮長する素材を脚部1bに用いることで、撮像装置全体としての温度特性を向上させることができる。
【0033】
図3(b)に示す形態は、遮光性を有する樹脂を、光学部材1の外側に配置するように、射出成形によって一体化したものである。図3(c)に示す形態は、遮光性を有する樹脂を、光学部材1の内側に配置するように、射出成形によって一体化したものである。その効果は、外部からの不要光をカットすると同時に、絞りも兼ねることができる点にある。
【0034】
図4の形態では、凸レンズ1aと撮像ユニット2との間に、遮光部材である遮光板4を設置することで、光学部材1の内面で反射する不要光が撮像素子2bの受光面2dに入射することを抑制できる。尚、遮光板4には、受光面2dの形状に応じて矩形の開口4aが設けられていると好ましい。更に、図3(a)〜(c)の構成も合わせると、外部からの不要光もカットでき、ゴーストやフレアのない良好な画像を得ることができる。
【0035】
図5の形態においては、光学部材1の脚部1bの内面の粗度を上げることで、内面反射の影響を抑制するようになっている。粗度を上げる手法としては、機械的加工もしくは化学的処理剤で、樹脂表面を処理することが考えられるが、光学部材を上下に切り離して示す図5(b)のごとく、型の抜き方向に延在する凹凸を成形することで、脚部1bの内面の粗度を向上することも考えられる。更に、図3(a)〜(c)の構成及び図4の構成も合わせると、外部からの不要光のカットと、内面反射の影響の抑制とを行うことができ、ゴーストやフレアのない更に良好な画像を得ることができる。
【0036】
図6に示す実施の形態においては、脚部1bの撮像素子2b(特に受光面)とのなす角θを減少させ、光学部材1のレンズ部1aに必要画角より大きな画角の光が入射した場合、その入射光が光学部材の内面で反射し、撮像素子2bの受光面2dに到達するのを防ぐことができる。尚、かかる構成では、図4に示す遮光板4を、凸レンズ1と撮像ユニット2との間に設置すると、より効果が増大する。更に、図3(a)〜(c)の構成及び図4の構成も合わせると、外部からの不要光のカットと、内面反射の影響の抑制とを行うことができ、ゴーストやフレアのない更に良好な画像を得ることができる。
【0037】
図11は、第3の実施の形態における撮像装置100の斜視図であり、図12は、図11のXII−XII線における撮像装置100の一部省略断面図である。図13は、撮像装置100の基板PCの一部省略上面図である。図14は、撮像装置100に備えられた光学部材101の斜視図であり、図15は、同光学部材101の下面図である。図16は、図12のXVI−XVI線における断面図である。
【0038】
図11から図13に示されるように、撮像装置100は、開口部110が形成された基板PCと、その基板PCの裏面側から開口部110を塞ぐように備えられた撮像素子102と、基板PCの表面側から開口部110を通じて、その撮像素子102の表面である受光面に当接し、撮像素子102に集光させるための光学部材101と、この光学部材101に入射する光の量を調節する絞り板103と、撮像素子102と開口部110とを覆い隠す外枠部材としての鏡枠104と、鏡枠104に備えられた遮光性を有する遮光板105と、遮光板105に支持されるフィルタ106と、遮光板105と光学部材101の間に備えられ、光学部材101を基板PC側へ押圧する押圧部材107と、光学部材101の位置決めを行うために基板PC上の所定位置に配置された位置決め電気部品108a・・・と、その他基板PC上に配置された電気部品108・・・等により構成されている。
【0039】
撮像素子102は、図10に示すタイプのイメージセンサからなり、矩形薄板状の撮像素子102の端部における上面が、基板PCの裏面側に取り付けられている。撮像素子102の上面中央には、画素が2次元的に配列され、撮像面としての光電変換部102aが形成されており、撮像素子102が基板PCの裏面に取り付けられた際、基板PCに形成された開口部110の位置に光電変換部102aが対応するようになっている。
【0040】
また、撮像素子102の端部における上面と、基板PCの裏面側とは、電極としてのバンプ112を介して取り付けられており、撮像素子102と基板PCとはバンプ112により電気的に接続されている。なお、撮像素子102と基板PCとは、ACF(導電性フィルム)等を用いた圧着や、溶着、溶接等により取り付けられ、接続されている。
【0041】
光学部材101は、透明なプラスチック材料を素材とし、図12及び図14から図16に示されるように、管状の脚部101cと、この脚部101cに支持される凸レンズ形状のレンズ部101aとが一体的に形成されている。脚部101cは、下端に形成された4つの当接部101dと、上端周囲に形成された上脚部101eと、当接部101dと上脚部101eとの間に形成された下脚部101fとを備えている。また、脚部101cの上端を塞ぐ板状の上面部101bの中央にレンズ部101aが形成されている。
【0042】
下脚部101fは、水平断面視において円の外周の2点を結ぶ線(弦)によって切り欠かれた略D字形状となっており、被嵌合部を形成している。
【0043】
また、上面部101bの上面であって、レンズ部101aの周囲には、遮光性のある素材からなり、凸レンズ部101aのFナンバーを規定する第1の絞りとしての開口103aを有する絞り板103が接着剤により固定されている。
【0044】
光学部材101の外側には、遮光性のある素材からなり外枠部材を構成する鏡枠104が配置されている。鏡枠104には、図11に示すように、角柱状の下部104aと、円筒状の上部104bとが設けられている。鏡枠104の上部104bの上端には、遮光板105が接着剤Bにより取り付けられている。遮光板105は、その中央に第2の絞りとしての開口105aを有している。遮光板105の中央の開口105aの下方に、赤外線吸収特性を有する素材からなるフィルタ106が接着剤Bにより接合されている。そして、この遮光板105とフィルタ106とでカバー部材111を構成する。
【0045】
また、下部104aの下端部104aaは、基板PC上に鏡枠104が取り付けられる際の接着部位となる箇所であって、鏡枠104の下部104aが基板PC上に当接され取り付けられる際には、下部104aの下端部104aaと、基板PCとの間に接着剤Bが塗布され、固着される。
【0046】
このように、基板PCと鏡枠104とカバー部材111とが密着し接合しているので、基板PCと鏡枠104とカバー部材111等に覆われる光学部材101や撮像素子102の表面は、環境外乱である埃などのゴミや湿気等の付着や傷等の損傷から防がれ、保護される。
【0047】
つまり、鏡枠104とカバー部材111とで構成される外枠部材が、光学部材101や基板PCの開口部110、撮像素子102の表面を覆うことにより、撮像装置100は、防塵、防湿の構造、光学部材1等の保護構造を有する。
【0048】
また、鏡枠104の下部104aと上部104bとの間の隔壁104cの内周面には、光学部材101の被嵌合部である下脚部101fに対応した嵌合部としてのD溝144が形成されており、図16に示されるように、このD溝144に下脚部101fが密着的に嵌合している。このような、下脚部101fとD溝144との嵌合により、光学部材101は、例えば、光学部材101のレンズ部101aの光軸を中心とした回転が防止されるように、鏡枠104に位置規制されている。
【0049】
また、光学部材101は鏡枠104に位置規制されているので、基板PCの所定位置に、例えば、後述する位置決め電気部品108aに基づき、鏡枠104を位置決めして配置することにより、基板PCの所定位置に光学部材101を配置することができ、例えば、基板PCに備えられた撮像素子102の光電変換部102aの中心と、鏡枠104に嵌合された光学部材101のレンズ部101aの光軸の中心を一致させるように備えることができる。
【0050】
また、光学部材101は鏡枠104に位置規制されているため、基板PCの所定位置に鏡枠104が配置され、固定された状態においては、光学部材101は所定の位置からずれにくく、例えば、光学部材101のレンズ部101aの光軸の中心と、撮像素子102の光電変換部102aの中心とが一致した状態を維持しやすい。
【0051】
図12において、光学部材101と、遮光板105との間には、例えば、コイルばねなどの弾性部材により構成された押圧部材107が配置されている。遮光板105が鏡枠104に取り付けられることで、遮光板105が押圧部材107を押圧して、押圧部材107が弾性変形する。この押圧部材107は、光学部材101を図12中、下方に向かって所定の押圧力により押圧して、光学部材101を撮像素子102に付勢する。ここで、遮光板105から下方の撮像素子102に向かう力が加わった際、押圧部材107が弾性変形することにより、その力を吸収する緩衝作用が働くので、その力は直接撮像素子102には伝達されず、撮像素子102が破損することを防ぐ効果がある。
【0052】
電気部品108・・・は、撮像装置100を動作させ、画像処理を行うために必要な電気部品である。このように電気部品108・・・が基板PC上に設けられているので、撮像装置100を一つのユニットとして、様々な電子機器に搭載しやすくなる。
【0053】
位置決め電気部品108a・・・は、例えば、コンデンサ、抵抗、ダイオード等であり、図12、図13において、基板PC上の鏡枠104と、開口部110との間であって、鏡枠104に近接し、鏡枠104の4隅に対応して配置されている。この位置決め電気部品108a・・・は、鏡枠104を基板PC上に固着する際の固定位置の近傍にあり、鏡枠104の位置決め指標となる。なお、位置決め電気部品108は、例えば、コンデンサ、抵抗、ダイオード等に限らず、撮像装置100に必要な電気部品であればよい。
【0054】
また、電気部品108・・・のうち、鏡枠104等からなる外枠部材の外部における環境外乱から保護したい電気部品108(例えば、CPUなどの電子部品)は、位置決め電気部品108aのように、鏡枠104(外枠部材)の内側に配置すればよい。
【0055】
このように、撮像装置100において、撮像素子102が基板PCの裏面側から基板PCの開口部110を塞ぐように備えられるとともに、基板PCの表面側から開口部110を通じて、その撮像素子102の受光面に当接するように光学部材101が備えられているので、基板PCの厚さ分、基板PC表面から垂直方向への光学部材101の突出を抑えることができる。よって、その光学部材101の突出を抑えた分、撮像装置100の厚みを薄くすることができる。
【0056】
特に、光学部材101や、光学部材101が備えられた撮像素子102の表面は、鏡枠104とカバー部材111等の外枠部材により覆われていることにより、光学部材101や撮像素子102は、撮像装置100の外部からの埃などのゴミや湿気等の付着や傷等の損傷から防がれ、保護されるので、光学部材101や撮像素子102の状態に起因する撮像情報への影響を排除することができる。
【0057】
また、光学部材101は、鏡枠104に嵌合され、位置規制されているので、鏡枠104を基板PCの所定の位置に固着することに基づき、光学部材101を基板PCや基板PCに備えられた撮像素子102に対し、所定の位置合わせを行うように備えることができるとともに、光学部材101が基板PCや基板PCに備えられた撮像素子102の所定位置からずれることを防ぐことができる。
【0058】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、第3の実施の形態と同様の箇所の説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。図17は、本発明の第4の実施の形態における撮像装置200の一部省略断面図である。
【0059】
図17に示されるように、撮像装置200における光学部材は、基板の表面側から開口部110を通じて、撮像素子102の表面に当接する第1の光学部材150と、この第1の光学部材150に入射する光の量を調節する絞り板133を介し、第1の光学部材150の上方に備えられた補助光学部材としての第2の光学部材160とにより構成されている。なお、第1の光学部材150と第2の光学部材160との光軸は一致している。
【0060】
第1の光学部材150は、レンズ部150aの周囲に管状の下脚部150fを備えたものであり、下脚部150fの下端部には撮像素子102に当接する当接部150dが設けられている。また、第1の光学部材150の外周部は、鏡枠104の隔壁104cに当接し嵌合されており、第1の光学部材150の位置決めを確実なものとしている。
【0061】
第1の光学部材150の管状の下脚部150fの上面であって、レンズ部150aの周囲には、遮光性のある素材からなり、レンズ部150aのFナンバーを規定する絞りとしての開口133aを有する絞り板133が接着剤により、固定されている。
【0062】
第2の光学部材160は、レンズ部160aの周囲に管状の上脚部160eを備えたものであり、上脚部160eの下面側には、絞り板133が接着剤により、固定されている。また、第2の光学部材160は、第2の光学部材160と、遮光板105との間に配置された押圧部材107により、第2の光学部材160を図17中、下方に向かって所定の押圧力により押圧して、絞り板133を介し第1の光学部材150を撮像素子102に付勢する。
【0063】
このように、撮像装置200において、第1の光学部材150と第2の光学部材160とを複合して用いることにより、第1の光学部材150と第2の光学部材160との、それぞれの光学素子としての機能等を複合することにより、光学部材としての機能の幅を広げることができる。よって、薄型化した撮像装置であっても、より高機能な撮像装置とすることができる。
【0064】
次に、撮像装置100を一例として、上記撮像装置を搭載した携帯端末(小型電子機器)について説明する。図18に示すように、携帯端末は、例えば、折り畳み式携帯電話機T(以下、携帯電話機Tという)であり、表示画面Dを備えたケースとしての上筐体171と、操作ボタンPを備えた下筐体172とがヒンジ173を介して連結されている。撮像装置100は、上筐体171の内表面側(表示画面Dを有する側)の表示画面Dの下方に内蔵されており、撮像装置100(光学部材101)が上筐体171の外表面から光を取り込めるものとされている。このように、携帯電話機Tに薄型化された撮像装置100を内蔵することにより、携帯電話機Tをより薄型化することができ、撮像対象との距離や、撮像環境に合わせて撮像装置100の機能を使い分けることにより、付加価値の高い携帯電話機Tとすることができる。なお、携帯電話機Tのその他の構成要素は、公知のものであるため、説明を省略する。
【0065】
なお、以上の実施の形態においては、光学部材101に形成された被嵌合部である下脚部101fは、断面略D字形状としたが、本発明はこれに限定されるものではなくその他の嵌合形状であってもよい。
【0066】
また、撮像装置200は、第1の光学部材150と第2の光学部材160とによるレンズ部2枚構成を例に説明したが、光学部材、レンズ部の数はこれに限らず、任意であり、複数の光学部材の積層形状、積層方法等も任意である。また、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
【0067】
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。本発明の撮像装置は、携帯電話、パソコン、PDA、AV装置、テレビ、家庭電化製品など種々の小型電子機器に組み込むことが可能である。
【0068】
【発明の効果】
本発明によれば、小型の撮像装置において、高画質を図りながらも、組み付け時の手間を減らすことができる撮像装置及び小型電子機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態にかかる撮像装置を示す図である。
【図2】図1の撮像装置をII−II線で切断して矢印方向に見た図である。
【図3】第2の実施の形態にかかる光学部材の断面図である。
【図4】第2の実施の形態にかかる光学部材の断面図である。
【図5】第2の実施の形態にかかる光学部材の断面図である。
【図6】第2の実施の形態にかかる光学部材の断面図である。
【図7】本実施の形態にかかる光学部材と撮像ユニットの位置決め構成を詳しく説明するための図である。
【図8】光学部材と撮像ユニットの位置決め構成の変形例を示す図である。
【図9】撮像ユニットの変形例を示す断面図である。
【図10】撮像素子の拡大断面図である。
【図11】本発明の第3の実施の形態における撮像装置を示す斜視図である。
【図12】本発明の第3の実施の形態における撮像装置を示す一部省略断面図である。
【図13】本発明にかかる撮像素子における基板の一部省略上面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における光学部材の斜視図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における光学部材の下面図である。
【図16】図12のVI−VI線における断面図である。
【図17】本発明の第4の実施の形態における撮像装置を示す一部省略断面図である。
【図18】本発明の撮像装置を搭載した携帯電話機の一例を示す正面図及び背面図である。
【図19】図10に示す撮像素子に対し、白色光を垂直入射と斜め入射させ、それぞれの場合に得られる色成分の概要を示した図であり、図19(a)は垂直入射の場合の光起電力セル群から得られた色成分スペクトルであり、図19(b)は斜め入射の場合の光起電力セル群から得られた色成分スぺクトルである。
【符号の説明】
1、1’、101 光学部材
1a、101a 凸レンズ部
1b、 脚部
2、2’、102 撮像ユニット
2b、102a 撮像素子

Claims (3)

  1. 基板と、
    前記基板上に取り付けられた同一撮像素子であって、前記撮像素子における受光素子のピクセル単位毎に、波長の異なる光を、光の入射方向に配置された異なる吸収層でそれぞれ受光し、その受光量に応じた電気信号をそれぞれの層から出力するようになっている撮像素子と、
    前記撮像素子の表面に当接するように取り付けられ、前記撮像素子に対して入射光を集光する光学部材と、
    前記光学部材を覆って前記基板に取り付けられた外枠部材と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 開口部が形成された基板と、
    前記基板の裏面側に、前記開口部の少なくとも一部を塞ぐように取り付けられた撮像素子であって、前期撮像素子における受光素子のピクセル単位毎に、波長の異なる光を、光の入射方向に配置された異なる吸収層でそれぞれ受光し、その受光量に応じた電気信号をそれぞれの層から出力するようになっている撮像素子と、
    前記撮像素子の表面に当接するように取り付けられ、前記撮像素子に対して入射光を集光する光学部材と、
    前記光学部材を覆って前記基板に取り付けられた外枠部材と、を備えたことを特徴とする撮像装置。
  3. 請求項1又は2に記載の撮像装置を搭載したことを特徴とする小型電子機器。
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