JP5039019B2 - 手振れ補正装置及び光学機器 - Google Patents

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Description

本発明は、撮影時の手振れを補正する手振れ補正装置と、手振れ補正装置を用いた光学機器とに関する。
デジタルカメラ等の光学機器には、手振れ等の振動によって生じる像ぶれを補正する手振れ補正装置を備えたものがある。手振れ補正装置は、振動を検出する角速度センサと、撮影レンズまたは撮像素子等の光学部品を保持して撮影光軸に直交する方向で移動できるようにする光学部品保持機構と、光学部品を撮影光軸に直交する方向で移動させる駆動機構を備えている。駆動機構は、角速度センサによって検出された振動情報に基づき、像ぶれを補正する方向に撮影レンズを移動させる。
従来の光学部品保持機構は、撮影レンズを保持したレンズホルダをガイド軸と軸受け部材とでスライド自在に保持して、撮影光軸に直交するピッチ、ヨーの2方向に移動できるようにしている。しかし、ガイド軸及び軸受けは、ガタつき、摩擦が大きく、駆動機構に対する追随性が低いという問題があった。この問題を解決するため、撮影光軸方向に配設した弾性部材によって撮影レンズ等の光学部品を保持することにより、光学部品が撮影光軸に直交する方向で移動する際の摩擦を小さくた手振れ補正装置が発明されている(例えば、特許文献1〜5参照)。しかし、これらの手振れ補正装置は、撮影光軸方向のサイズが大きくなるという問題があった。
光学部品移動時の摩擦と、撮影光軸方向のサイズとを小さくするため、撮影光軸に直交する面上で弾性変形自在にした板バネにより撮像素子を保持した手振れ補正装置が発明されている(例えば、特許文献6〜8参照)。特許文献6記載の手振れ補正装置は、互いに直交する方向で弾性変形自在にされた二対の板バネで撮像素子を保持している。対をなしている各板バネは、固定片や移動片などの棒状体に両端が取り付けられて平行に配置されている。
特許文献7記載の手振れ補正装置は、二対の板バネをプラスチックで一体に成形し、もしくはインサート成形により一体化している。また、コ字状に折り曲げた金属板バネにより、一対の板バネを一体に形成する例も記載されている。特許文献8記載の手振れ補正装置は、帯状の板バネを折り曲げてロ字状にした矩形枠状の板バネを上下の水平な2辺でレンズ鏡筒に固定し、左右の垂直な2辺で撮像素子が取り付けられた基板を保持している。板バネの上辺には、基板に取り付けられたコイルとともにボイスコイルモータを構成する磁石が取り付けられている。ボイスコイルモータは、板バネを弾性変形させて、基板を撮影光軸に直交する面上で移動させる。
特開平02−066536号公報 特開2002−207148号公報 特開2007−199388号公報 特開2005−176293号公報 特開2007−065147号公報 特開平06−046314号公報 特開2006−067562号公報 特開2008−003221号公報
特許文献6〜8記載の手振れ補正装置は、一対の板バネが精度よく平行に配置されている必要がある。一対の板バネが平行に配置されていない場合、一方の板バネが他方の板バネの弾性変形を阻害するように作用し、光学部品の移動がスムーズに行われなくなるためである。特許文献6記載の発明は、固定片や移動片の成形精度、板バネの取付精度の影響により、一対の板バネを精度よく平行に配置するのが難しい。
特許文献7記載のプラスチックで一体成形した板バネは、射出成形を使用して板バネを薄く成形するには限度があり、適正な弾性を有する板バネを得るのが難しい。また、板バネのインサート成形では、成形金型に対して一対の板バネをそれぞれ組み込まなければならないので、やはり精度よく平行に配置するのが難しい。一対の板バネをコ字型に形成した板バネは、コ字形状が開いてしまうため、精度よく平行に配置するのが難しい。
特許文献8記載の発明は、基板を撮影光軸に直交する面上で移動させるため、ボイスコイルモータの駆動力をロ字形状の板バネの重心位置に対して正確に発生させる必要がある。しかし、コイルや磁石の位置ずれや板バネの歪み等により、ボイスコイルモータの駆動力が基板を回転させる方向に発生することがある。ロ字状の板バネに対し、基板が回転する方向の力が加わると、板バネ全体が変形してしまう。
本発明の目的は、光学部品が撮影光軸に直交する面上で移動できるように保持する一対の板バネを平行に配置することにある。
本発明の手振れ補正装置は、光学部品保持部材、第1板金部材、中間部材、第2板金部材、ベース部材、駆動手段を備えている。光学部品保持部材は、撮影光軸上に配した光学部品を保持している。第1板金部材は、略ロ字形状をした板金の平行な一対の辺を他の2辺に対して直角に折り曲げて一体に形成した平行な一対の第1板バネ部と、折り曲げられなかった2辺からなる2つの第1取付部とを有し、一対の第1板バネ部が光学部品保持部材を撮影光軸に直交する方向で挟み込み、かつ撮影光軸に直交する面上で弾性変形するように、第1取付部の一方が光学部品保持部材に取り付けられている。中間部材は、第1取付部の他方を保持している。第2板金部材は、略ロ字形状の板金の平行な一対の辺を他の2辺に対して直角に折り曲げて一体に形成した平行な一対の第2板バネ部と、折り曲げられなかった2辺からなる2つの第2取付部とを有し、一対の第2板バネ部が中間部材を撮影光軸に直交する方向で挟み込み、かつ一対の第1板バネ部の弾性変形方向と直交する方向に弾性変形するように、第2取付部の一方が中間部材に取り付けられている。ベース部材は、第2取付部の他方を保持し、撮影光軸に対して固定されている。駆動手段は、光学部品保持部材に作用した振動を検出する振動検出手段と、光学部品保持部材の位置を検出する位置検出手段との検出結果に基づいて、振動を打ち消す方向に光学部品保持部材を移動させる。
第1板金部材、第2板金部材及び中間部材は、1枚の板金を折り曲げて一体に形成した光学部品移動用板金部材により構成してもよい。これによれば、一対の第1板バネ部及び一対の第2板バネ部を直交させた状態で、精度よく光学部品保持部材等に取り付けることができる。また、部品点数を削減することができる。光学部品移動用板金部材には、補強板を取り付けてもよい。
第1取付部の一方に、光学部品保持部材の背後まで延長された腕部を一体に形成し、この腕部に、光学部品を背後から押圧して光学部品保持部材に押し付ける押圧部を設けてもよい。これによれば、光学部品を押し付けるための部材を省略することができる。また、光学部品と押圧部との間には、光学部品の熱を押圧部に伝達する熱伝導部材を配してもよい。これによれば、光学部品保持部材とともに移動する光学部品を効果的に冷却することができる。
本発明の光学部品として、撮像素子を用いることができる。駆動手段には、駆動コイルと、駆動コイルに対面するように配置され、駆動コイルに磁界を与える磁石とを備えたボイスコイルモータを用いることが好ましい。位置検出手段には、磁石の磁気を検出して、光学部品の移動量に応じた信号を出力するホール素子を用いることが好ましい。
本発明の光学部品は、上述した手振れ補正装置を備えている。よって、手振れ補正精度が向上する。
本発明によれば、一対の板バネを精度よく平行に配置することができる。これにより、一対の板バネがスムーズに弾性変形するので、手振れ補正精度が向上する。また、一対の板バネを一体に形成しているので、部品点数の削減が可能である。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1に示すように、デジタルカメラ10は、本体11の前面に光学系12を内蔵したレンズ鏡筒13、撮影時にストロボ光を被写体に向けて発光するストロボ発光部14等が設けられている。
本体11の上面には、操作ダイヤル17、シャッタボタン18等の操作部材が設けられている。操作ダイヤル17は、電源のオン/オフ、及び動作モード(撮影モード、再生モード等)の切り替えに用いられる。シャッタボタン18は、撮影操作に用いられ、押圧式の2段スイッチになっている。デジタルカメラ10は、シャッタボタン18の押圧により第1段目のスイッチSW1がオンすると、撮影準備動作(露出調整やフォーカス調整)を行う。また、シャッタボタン18がさらに押圧されて第2段目のスイッチSW2がオンすると撮影動作を行う。
図2に示すように、本体11の背面には、液晶モニタ(LCD)21の他、ズームボタン22、カーソルボタン23、決定ボタン24等の操作部材が配設されている。LCD21は、動作モードに応じて、撮影画像、再生画像、各種設定メニュー等の表示を行う。ズームボタン22は、ズーム倍率の変更操作に用いられる。カーソルボタン23は、各種の設定の切り換えや、LCD21に表示されるメニュー画面上の項目の選択操作に用いられる。決定ボタン24は、カーソルボタン23によって選択した項目を決定する決定操作に用いられる。
本体11の側面には、データ記録媒体としてのメモリカード26が挿入されるメモリカードスロット27が設けられている。
図3は、デジタルカメラ10の電気的構成を示している。CPU30は、前述の各操作部材から入力される指示信号に応じてデジタルカメラ10の各部の動作制御を行う。具体的には、操作ダイヤル17の操作に応じた電源の起動/停止や動作モードの切り替え動作、シャッタボタン18の操作に応じた撮影動作、カーソルボタン23及び決定ボタン24に応じた各種動作の制御を行う。
光学系12は、固定レンズ12a、ズームレンズ12b、フォーカスレンズ12cを備えている。固定レンズ12aは、レンズ鏡筒13の最前部に固定配置されている。ズームレンズ12b及びフォーカスレンズ12cは、光学系12の撮影光軸Lに沿って移動自在に保持されており、それぞれステッピングモータ33,34によって駆動される。CPU30は、モータドライバ35を制御して、ズームレンズ12b及びフォーカスレンズ12cの位置調整(ズーミング及びフォーカス調整)を行う。
光学系12の撮影光軸L方向の後方には、撮影光軸Lに対して撮像面が垂直にされたCCD37が配されている。CCD37は、CCD駆動部39を介してCPU30により駆動制御され、光学系12を介して入射された被写体像を電気的な撮像信号に変換して出力する。なお、CCDに代えて、CMOS型等の撮像素子を用いてもよい。
CCD37は、後述するCCD保持機構によって、撮影光軸Lと直交するピッチ方向及びヨー方向に移動自在となるように保持されている。CCD保持機構には、CCD37を撮影光軸Lに直交する面上で移動させるボイスコイルモータ(VCM)42が設けられている。VCM42は、VCM駆動部43を介してCPU30により動作が制御される。
CCD保持機構には、CCD37の移動位置を検出する位置検出部46が設けられている。位置検出部46から出力されたCCD37の位置情報は、CPU30に入力される。振動検出部47は、デジタルカメラ10に加えられたピッチ方向及びヨー方向の振動を検出する2つの角速度センサを備えている。振動検出部47から出力された振動情報は、CPU30に入力される。
CCD保持機構、ボイスコイルモータ(VCM)42、位置検出部46、振動検出部47は、本発明の手振れ補正装置を構成している。CPU30は、手振れ補正モード時に、振動検出部47から入力された振動情報と、位置検出部46から入力された位置情報とに基づいてVCM42を駆動させ、CCD37の位置調整を行い、CCD37の撮像面に入射する被写体像の像ぶれを低減させる。
CCD37から出力された撮像信号は、アナログ信号処理部50に入力され、ゲイン補正や2重相関サンプリング等のアナログ信号処理が施される。アナログ信号処理部50から出力された撮像信号は、A/D変換器51に入力され、デジタル信号に変換される。A/D変換器51から出力された撮像信号は、バス52を介し、メモリ制御部53により画像データとしてメインメモリ54内に書き込まれる。
メモリ制御部53は、バス52に接続されたCPU30からの指示に基づき、メインメモリ54から画像データの読み出しを行う。この他、バス52には、デジタル信号処理部57、圧縮伸張処理部58、外部メモリ制御部59、及び表示制御部60が接続されている。
デジタル信号処理部57は、メインメモリ54から読み出された画像データに対して、YC変換、ガンマ補正、輪郭補正、ホワイトバランス補正などの所定の画像処理を施す。圧縮伸張処理部58は、デジタル信号処理部57により画像処理が施された画像データに対して、JPEG圧縮等の所定の圧縮処理を施す。外部メモリ制御部61は、メモリカードスロット27に装着されたメモリカード26への画像データの書き込み、または、メモリカード26に書き込まれた画像データの読み出しを行う。表示制御部60は、LCD21への画像データの表示やメニュー画面の表示等を行う。
図4〜6に示すように、CCD保持機構64は、CCDホルダ65、CCDホルダ保持部材66、ベース部材67、ピッチ方向用板金部材68、ヨー方向用板金部材69、CCD押さえ板70を備えている。また、CCDホルダ65の側面及び底面には、VCM42と位置検出部46の一部を構成するピッチ方向用コイルユニット71、及びヨー方向用コイルユニット72が取り付けられている。
CCDホルダ65は、CCD37を保持して撮影光軸Lに直交する面上で移動する光学部品保持部材である。CCDホルダ65は、プラスチックで形成された板状部材であり、前面に矩形の露光開口65aが形成されている。CCDホルダ65の背面には、露光開口65aに連なるように、CCD37が収容される矩形の収容凹部65bが形成されている。CCDホルダ65の前面側方には、上下方向に配された一対のネジ孔65cが設けられている。
CCDホルダ保持部材66は、プラスチックで略L字状に形成されており、本発明の中間部材に相当する。CCDホルダ保持部材66には、水平方向に配された水平部66aと、この水平部66aに直交するように下方に向かって突出された垂直部66bとを有している。水平部66a及び垂直部66bの前面には、一対のネジ孔66c、66dがそれぞれ設けられている。
ベース部材67は、内側にヨー方向用板金部材69が収容可能な開口67aが形成されたロ字形状をしている。ベース部材67の下辺内側には、上方に向けて突出された板金部材取付部67bが形成されている。板金部材取付部67bは、ヨー方向用板金部材69が外側に嵌合可能な幅寸法を有しており、前面側に一対のネジ孔67cが形成されている。ベース部材67の四隅には、レンズ鏡筒に取り付けるために貫通された取付孔67dがそれぞれ設けられている。
ピッチ方向用板金部材68は、内側にCCDホルダ65が収容可能な開口68aと、この開口68aの上方及び下方に水平方向に沿って配された一対のピッチ方向用板バネ部68bと、幅方向の両端に垂直方向に沿って形成されたCCDホルダ取付部68c及び保持部材取付部68dとを備えている。CCDホルダ取付部68cと、保持部材取付部68dには、ネジ孔65c及び66dに対応する位置に、一対の取付孔68e及び68fがそれぞれ形成されている。
ピッチ方向用板金部材68は、略ロ字状に裁断された金属製板バネ材の上辺及び下辺を直角に折り曲げて、一対の平行なピッチ方向用板バネ部68bを一体に形成している。また、略ロ字状の金属製板バネ材のうち、折り曲げられなかった左右の辺がCCDホルダ取付部68c及び保持部材取付部68dとして用いられている。
一対のピッチ方向用板バネ部68bは、デジタルカメラ10に振動や衝撃が付与されたときに、撮影光軸Lに直交する面上で、Y方向(垂直方向)に弾性変形可能な弾性を有している。また、一対のピッチ方向用板バネ部68bは、撮影光軸L方向の撓み量がミクロンオーダーとなるような幅寸法を有している。
ヨー方向用板金部材69は、内側にCCDホルダ保持部材66等が収容可能な開口69aと、この開口69aの幅方向の両端に垂直方向に沿って配された一対のヨー方向用板バネ部69bと、上方及び下方に水平方向に沿って形成された保持部材取付部69c及びベース部材取付部69dとを備えている。保持部材取付部69c及びベース部材取付部69dには、ネジ孔66c及び67cに対応する位置に、一対の取付孔69e及び69fがそれぞれ形成されている。
ヨー方向用板金部材69は、略ロ字状に裁断された金属製板バネ材の左辺及び右辺を直角に折り曲げて、一対の平行なヨー方向用板バネ部69bを一体に形成している。また、略ロ字状の金属製板バネ材のうち、折り曲げられなかった上下の辺が保持部材取付部69c及びベース部材取付部69dとして用いられている。
一対のヨー方向用板バネ部69bは、デジタルカメラ10に振動や衝撃が付与されたときに、撮影光軸Lと一対のピッチ方向用板バネ部68bの弾性変形方向とに直交するX方向(水平方向)で、弾性変形可能な弾性を有している。また、一対のヨー方向用板バネ部69bは、撮影光軸L方向の撓み量がミクロンオーダーとなるような幅寸法を有している。
CCDホルダ65、CCDホルダ保持部材66、ベース部材67、ピッチ方向用板金部材68、ヨー方向用板金部材69は、各取付孔68e,68f,69e,69fに挿通されたネジ73が、対応するネジ孔に螺合されることにより、CCD保持機構64として組み立てられている。一対のピッチ方向用板バネ部68b及び一対のヨー方向用板バネ部69bは、ピッチ方向用板金部材68及びヨー方向用板金部材69としてそれぞれ一体に形成されているので、平行状態を維持したまま、CCDホルダ65、CCDホルダ保持部材66、ベース部材67に取り付けることができる。
ピッチ方向用コイルユニット71及びヨー方向用コイルユニット72は、CCDホルダ65に取り付けられた取付基板71a,72aと、この取付基板71a,72aの前面側に取り付けられた略ループ状の駆動コイル71b,72bと、駆動コイル71b,72bの内側に配置されたホール素子71c,72cとを備えている。図7(A)に示すように、各駆動コイル71b,72bは、ピッチ方向用コイルユニット71及びヨー方向用コイルユニット72に対面するように、本体11内に固定された固定磁石75、76とともに、VCM42を構成している。
VCM42は、周知のフラットコイル式VCMであり、固定磁石75、76は、駆動コイル71b,72bに適切な磁界を与えるように配置されている。駆動コイル71b及び72bには、前述のVCM駆動部43により通電されたときに、固定磁石75,76からの磁界によって、Y方向及びX方向のローレンツ力が生じる。このローレンツ力は、駆動コイル71b,72bに通電される電流の方向によって向きが変化し、また、電流量によってその力の大きさが変化する。
CCDホルダ65は、駆動コイル71bに生じるローレンツ力により、一対のピッチ方向用板バネ部68bを弾性変形させ、Y方向に移動する。また、CCDホルダ65及びCCDホルダ保持部材66は、駆動コイル72bに生じるローレンツ力により、一対のヨー方向用板バネ部69bを弾性変形させ、X方向に移動する。
ホール素子71c,72cは、固定磁石75、76とともに位置検出部46を構成している。ホール素子71c,72cは、固定磁石75、76の磁気を検出し、磁気の強さに応じた検出信号を出力する。図7(B)に示すように、振動等により、CCDホルダ65がX方向またはY方向に移動すると、ホール素子71c,72cに対する固定磁石75、76の磁気が変化し、ホール素子71c,72cから出力される検出信号も変化するので、検出信号からCCDホルダ65の位置を検出することができる。
図5に示すように、CCD37は、撮像面が設けられている面側から収容凹部65b内に挿入される。CCD37の背面には、CCD37を、CPU30,CCD駆動部39、VCM駆動部43等が設けられたメイン基板に電気的に接続するフレキシブルプリント基板(FPC)79が取り付けられている。FPC79には、CCDホルダ65の移動を妨げないようにするため、複数箇所で屈曲された撓み部79aが設けられている。
FPC79には、ピッチ方向用コイルユニット71及びヨー方向用コイルユニット72の背面に設けられた端子71d、72dに電気的に接続するための接続片79b、79cが一体に形成されている。これにより、駆動コイル71b,72b及びホール素子71c,72cは、メイン基板のVCM駆動部43及びCPU33に電気的に接続される。
CCD押さえ板70は、角部に設けられた3つの孔70aにネジ82がそれぞれ挿通され、各ネジ82がCCDホルダ65の背面に設けられたネジ孔65eにそれぞれ螺合されることにより、CCDホルダ65に取り付けられている。CCD押さえ板70は、FPC79を介してCCD37の背面を押圧し、CCD37の前面を収容凹部65b内の位置決め面に65fに押し付ける。
次に、図8のフローチャートを参照しながら、上記実施形態の作用について説明する。デジタルカメラ10で撮影行う際、操作ダイヤル17が操作されることにより、デジタルカメラ10の電源がオンされ、かつ動作モードが撮影モード及び手振れ補正モードに設定される。
CPU30は、CCD駆動部39を制御してCCD37を駆動させる。CCD37は、光学系12により結像された被写体像を撮像し、アナログの撮像信号を出力する。CPU30は、アナログ信号処理部50、A/D51、デジタル信号処理部57により、CCD37の撮像信号からデジタルのスルー画データを作成し、表示制御部60を制御して、LCD21にスルー画を表示させる。
図7(B)に示すように、デジタルカメラ10に振動や衝撃が加えられると、一対のピッチ方向用板バネ部68b及び一対のヨー方向用板バネ部69bが振動等に応じて弾性変形し、CCDホルダ65がY方向に、CCDホルダ65及びCCDホルダ保持部材66がX方向に移動する。なお、CCDホルダ65及びCCDホルダ保持部材66がX方向及びY方向に移動するとき、Y方向及びX方向にもわずかに移動するが、このときの移動量はミクロンオーダーのレベルなので問題はない。
振動検出部47は、デジタルカメラ10の振れを検出し、検出結果をCPU30に入力する。位置検出部46を構成するホール素子71c,72cは、CCDホルダ65の移動により変化した固定磁石75、76の磁気を検出し、この検出結果に応じた検出信号をCPU30に入力する。
CPU30は、振動検出部47とホール素子71c,72cとの検出信号に基づいて、デジタルカメラ10に加えられた振動等を打ち消すために必要なCCD37の移動方向及び移動量を算出する。また、CPU30は、算出結果に基づいて、VCM駆動部43により駆動コイル71b,72bに通電し、CCDホルダ65を算出した方向に、算出した移動量だけ移動させる。これにより、LCD21には、振動等による振れが補正されたスルー画が表示される。
本発明のCCD保持機構64は、CCD37を一対のピッチ方向用板バネ部68b及び一対のヨー方向用板バネ部69bだけで保持しているので、移動時に摩擦やガタツキ等の問題が生じない。よって、VCM42に対する追従性が高い手振れ補正装置を得ることができる。また、一対のピッチ方向用板バネ部68b及び一対のヨー方向用板バネ部69bは、撮影光軸Lと直交する面上で弾性変形するように配置されているので、デジタルカメラ10の撮影光軸L方向の厚みを薄くすることができる。さらに、一対のピッチ方向用板バネ部68b及び一対のヨー方向用板バネ部69bは、それぞれピッチ方向用板金部材68及びヨー方向用板金部材69により一体に形成しているので、高い平行度を得ることができ、手振れ補正精度を向上させることができる。また、部品点数の減少によるコストを削減することができる。
[第2実施形態]
本発明のCCD保持機構を適切に構成するには、一対のピッチ方向用板バネと一対のヨー方向用板バネとが、XY平面上で精度よく直交するように取り付けなければならない。しかし、第1実施形態のCCD保持機構64は、一対のピッチ方向用板バネ部68b及び一対のヨー方向用板バネ部69bの平行度は向上するものの、これらを精度よく直交するように取り付けることは難しい。これを解決するため、ピッチ方向用板金部材及びヨー方向用板金部材を1枚の板金を折り曲げて一体に形成してもよい。
以下、ピッチ方向用板金部材及びヨー方向用板金部材を一体に形成した第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同じ部品については、詳しい説明を省略する。
図9に示すCCD移動用板金部材90は、第1実施形態のピッチ方向用板金部材68とヨー方向用板金部材69とを、CCDホルダ保持部材66に相当する連結部91によって連結するように、金属製板バネ材で一体に形成したものである。CCD移動用板金部材90には、水平方向に配された一対のピッチ方向用板バネ部68bと、垂直方向に配された一対のヨー方向用板バネ部69bとが設けられている。
CCD移動用板金部材90は、第1実施形態のCCD保持機構64において、CCDホルダ保持部材66、ピッチ方向用板金部材68及びヨー方向用板金部材69の代わりに使用される。一対のピッチ方向用板バネ部68b及び一対のヨー方向用板バネ部69bは、1枚の板金から一体に形成されているので、互いに直交するように精度よく組み立てることができる。また、CCDホルダ保持部材66が不要になるので、コストダウンが可能である。連結部91は、垂直方向の端縁91aを直角に折り曲げて補強しているので、CCDホルダ65等の重さによって、連結部91が変形することもない。
なお、CCD移動用板金部材90に使用する板バネ材の厚みによっては、連結部91に適切な強度を確保しえない場合が考えられる。図10に示すように、このような場合には、略L字状の補強板94を上辺90a及び連結部91の斜線部分に貼り付け、CCD移動用板金部材90の強度を補強してもよい。
[第3実施形態]
上記各実施形態では、CCDは、CCD押さえ板を用いてCCDホルダに取り付けている。しかしながら、第1実施形態のピッチ方向用板金部材68、または第2実施形態のCCD移動用板金部材90にCCD押さえ板の機能を付加し、CCD押さえ板を省略してもよい。以下、ピッチ方向用板金部材68にCCD押さえ板の機能を付加した第3実施形態について説明する。なお、第1、2実施形態と同じ部品については、詳しい説明を省略する。
図11に示すピッチ方向用板金部材100は、CCDホルダ取付部68cの上端から背面側に延ばされた腕部101を一体に形成している。腕部101は、CCDホルダ65の背面側に回り込むように折り曲げられ、先端がネジ102によってCCDホルダ65に固定されている。腕部101の中間部分には、腕部101の長手方向と直交する方向に突出するように、板状の押圧部103が一体に形成されている。押圧部103は、FPC79を介してCCD37の背面を押圧し、CCD37をCCDホルダ65内で位置決めしている。本実施形態によれば、CCD押さえ板等を省略することができるので、コストダウンが可能である。
従来のCCDシフト式手振れ補正装置は、CCD及びCCDホルダの軽量化を図るため、放熱構造を設けることができなかった。そこで、図12に示すように、押圧部103の前面に熱伝動性の高い材質で形成された伝熱板106を取り付けてもよい。これにより、CCD37の熱は、伝熱板106及びピッチ方向用板金部材100を介して放熱することができる。また、伝熱板106を追加するだけなので、CCD37及びCCDホルダ65の重量が大幅に増加することはない。
本実施形態では、ヨー方向用板金部材の下端をベース部材に固定して、一対のヨー方向用板バネ部の上端がX方向で移動するように構成しているが、一対のヨー方向用板バネ部の下端がX方向で移動するように構成してもよい。また、ボイスコイルモータとして、コイル側が移動するムービングコイルタイプのボイスコイルモータを例に説明したが、磁石側が移動するムービングマグネットタイプのボイスコイルモータを用いてもよい。上記実施形態の場合、CCDホルダ65に磁石を固定し、これに対面するようにコイルを配置することになる。また、手振れ補正装置を備えた光学機器としてデジタルカメラを例に挙げているが、本発明はこれに限定されることなく、銀塩カメラや望遠鏡等、他種の光学機器にも適用可能である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
本発明の光学機器の1例であるデジタルカメラを前面側から見た外観斜視図である。 デジタルカメラを背面側から見た外観斜視図である。 デジタルカメラの構成を示すブロック図である。 第1実施形態のCCD保持機構を前面側から見た外観斜視図である。 第1実施形態のCCD保持機構を背面側から見た外観斜視図である。 第1実施形態のCCD保持機構の分解斜視図である。 第1実施形態のCCD保持機構の正面図である。 デジタルカメラの手振れ補正時の動作手順を示すフローチャートである。 第2実施形態のCCD移動用板金部材を示す外観斜視図である。 補強板を備えたCCD移動用板金部材の外観斜視図である。 第3実施形態のピッチ方向用板金部材に設けた押圧部を示す背面側の外観斜視図である。 CCDと押圧部との間に挟まれた伝熱板を示す外観斜視図である。
符号の説明
10 デジタルカメラ
37 CCD
42 VCM
46 位置検出部
64 CCD保持機構
65 CCDホルダ
66、 CCDホルダ保持部材
67 ベース部材
68 ピッチ方向用板金部材
69 ヨー方向用板金部材
70 CCD押さえ板
71 ピッチ方向用コイルユニット
72 ヨー方向用コイルユニット
71b、72b 駆動コイル
71c、72c ホール素子
75、76 固定磁石
79 フレキシブルプリント基板
90 CCD移動用板金部材
94 補強板
101 腕部
103 押圧部
106 伝熱板

Claims (9)

  1. 撮影光軸上に配した光学部品を保持する光学部品保持部材と、
    略ロ字形状をした板金の平行な一対の辺を他の2辺に対して直角に折り曲げて一体に形成した平行な一対の第1板バネ部と、折り曲げられなかった2辺からなる2つの第1取付部とを有し、前記一対の第1板バネ部が前記光学部品保持部材を撮影光軸に直交する方向で挟み込み、かつ撮影光軸に直交する面上で弾性変形するように、前記第1取付部の一方が前記光学部品保持部材に取り付けられた第1板金部材と、
    前記第1取付部の他方を保持した中間部材と、
    略ロ字形状の板金の平行な一対の辺を他の2辺に対して直角に折り曲げて一体に形成した平行な一対の第2板バネ部と、折り曲げられなかった2辺からなる2つの第2取付部とを有し、前記一対の第2板バネ部が前記光学部品保持部材、前記第1板金部材及び前記中間部材を撮影光軸に直交する方向で挟み込み、かつ前記一対の第1板バネ部の弾性変形方向と直交する方向に弾性変形するように、前記第2取付部の一方で前記中間部材を保持した第2板金部材と、
    前記第2取付部の他方を保持し、撮影光軸に対して固定されたベース部材と、
    前記光学部品保持部材に作用した振動を検出する振動検出手段と、前記光学部品保持部材の位置を検出する位置検出手段との検出結果に基づいて、前記振動を打ち消す方向に前記光学部品保持部材を移動させる駆動手段とを備えたことを特徴とする手振れ補正装置。
  2. 前記第1板金部材、前記第2板金部材及び前記中間部材を、1枚の板金を折り曲げて一体に形成した光学部品移動用板金部材により一体に形成したことを特徴とする請求項1記載の手振れ補正装置。
  3. 前記光学部品移動用板金部材に、補強板を取り付けたことを特徴とする請求項2記載の手振れ補正装置。
  4. 前記第1取付部の一方に、前記光学部品保持部材の背後まで延長された腕部を一体に形成し、前記腕部に前記光学部品を背後から押圧して前記光学部品保持部材に押し付ける押圧部を設けたことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の手振れ補正装置。
  5. 前記光学部品と前記押圧部との間に、前記光学部品の熱を前記押圧部に伝達する熱伝導部材を配したことを特徴とする請求項4記載の手振れ補正装置。
  6. 前記光学部品は、撮像素子であることを特徴とする請求項1〜5いずれか記載の手振れ補正装置。
  7. 前記駆動手段は、駆動コイルと、前記駆動コイルに対面するように配置され、前記駆動コイルに磁界を与える磁石とを備えたボイスコイルモータであることを特徴とする請求項1〜6いずれか記載の手振れ補正装置。
  8. 前記位置検出手段は、前記磁石の磁気を検出して、前記光学部品の移動量に応じた信号を出力するホール素子であることを特徴とする請求項7記載の手振れ補正装置。
  9. 請求項1〜8いずれか記載の手振れ補正装置を備えたことを特徴とする光学機器。
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