JP5038490B2 - タッチパネルおよびタッチパネル型表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば液晶ディスプレイなどの表示画面上に配置されるタッチパネルに関する。本発明はさらに、前記タッチパネルを備えるタッチパネル型表示装置に関する。
画面入力型表示装置としては、タッチパネルを備えるものがある。タッチパネルは、例えば押圧操作による抵抗変化で入力座標を検知するものである。タッチパネルの構造として、透明導電膜を設けた上部基板および下部基板を、それらの透明導電膜を互いに対向するように配置したものがある。
近年、高画質化あるいは耐久性向上の観点から、特開平09−146707号公報に示すように上部基板がガラスからなるタッチパネルが提案されている。このようなタッチパネルは、上部基板が樹脂製フィルムからなるタッチパネルに比べて、画質あるいは耐久性の観点で優れている。その反面、タッチパネルへの映り込み(外光反射)が発生し易いという問題があった。
一方、タッチパネルにおける映り込みを抑制する技術としては、特開平08−332649号公報に示すものがある。該技術は、押圧されるタッチ側基板を透明性樹脂を用いて射出成形することにより、タッチ側基板の上面(タッチ面)に微細凹凸を形成するものである。
しかしながら、タッチ側基板に微細凹凸を形成する技術を適用すると、微細凹凸を設けない場合に比べて、タッチ側基板が脆弱化してしまう。そのため、例えばタッチ側基板を押圧変形させるような場合に、タッチ側基板にクラックなどの破損が発生し易くなり、タッチパネルの信頼性が低下してしまう。
本発明は、タッチパネルにおいて、映り込みを低減するとともに、信頼性を高めることを課題としている。
本発明の一形態に係るタッチパネルは、第1主面および前記第1主面とは反対の第2主面を有し、前記第2主面に凹部が形成された第1基板と、前記第1主面に対向配置される第2基板と、を備えたタッチパネルに関する。
前記タッチパネルは、少なくとも一部が前記凹部に位置している光散乱粒子をさらに備え、前記光散乱粒子の断面積が、前記凹部の開口面積よりも小さい
本発明の一形態に係るタッチパネルでは、光散乱粒子および第1基板の凹部が存在することにより、映り込みを低減することができる。また、本タッチパネルでは、第1基板の凹部内に光散乱粒子の少なくとも一部が位置しているため、押圧操作などにより第1基板が変形する際に該第1基板に作用する押圧力が分散され、凹部の角部などに応力が集中するのを低減することができる。したがって、本タッチパネルは、映り込みを低減するとともに、信頼性を高めることができる。
本発明の一形態に係るタッチパネル型表示装置は、前記タッチパネルと、表示パネルと、を備えたタッチパネル型表示装置に関する。
本発明の一形態に係るタッチパネル型表示装置は、前記タッチパネルを備えているため、上述のタッチパネルと同様の効果を奏することができる。すなわち、本タッチパネル型表示装置では、映り込みを低減するとともに、信頼性を高めることができる。
本発明の一形態に係るタッチパネルの分解斜視図である。 図1のII−II線に沿った断面図である。 図1のIII−III線に沿った断面図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図である。 図1に示すタッチパネルにおける第1基体と第2基体とを接着する工程を示す断面図である。 図1に示すタッチパネルを備えるタッチパネル型表示装置の断面図である。 図6に示すタッチパネル型表示装置における液晶表示装置の液晶表示パネルの斜視図である。 図7に示す液晶表示パネルの要部拡大断面図である。
符号の説明
X タッチパネル
Y タッチパネル型表示装置
10 第1基体
11 透明絶縁基板(第1基板)
13 接着部材
14 偏光フィルム(光学フィルム)
15 第1主面
16 第2主面
17 凹部
18 光散乱粒子
20 第2基体
21 透明絶縁基板(第2基板)
40 液晶表示パネル
以下、本発明の実施形態に係るタッチパネルおよびタッチパネル型表示装置について、図面を参照しつつ説明する。
まず、本発明の一実施形態に係るタッチパネルについて、図1ないし図4を参照して説明する。
タッチパネルXは、第1基体10、第2基体20、および導電性接着部材30を備えている。
第1基体10は、透明絶縁基板(第1基板)11、透明電極12、接着部材13および偏光フィルム(光学フィルム)14を備えており、全体として可撓性を有している。この第1基体10の平面視形状は、実質的に矩形状をなす。ただし、第1基体10の平面視形状は、矩形状には限定されない。
透明絶縁基板11は、透明電極12を支持する役割を担うものであり、電気的な絶縁性を充分に有する。この透明絶縁基板11は、第2基体20に対向する第1主面15および第1主面15とは反対側に位置する第2主面16を有している。第1主面15と第2主面16との距離(透明絶縁基板11の厚み)は、充分な形状安定性および可撓性を確保すべく、例えば0.1mm以上0.3mm以下に設定されている。このような透明絶縁基体11の構成材料としては、例えばソーダガラス、再生ガラス、クリスタルガラス、セミクリスタルガラス、強化ガラス、無アルカリガラス、石英ガラス、およびホウ珪酸ガラスなどのガラス材料が挙げられる。透明絶縁基体11は、ガラスに限らず、樹脂材料により形成してもよい。
この透明絶縁基板11は、厚み方向(AB方向)への透光性を有しており、第2主面16に形成された凹部17を有している。
凹部17は、ニュートンリングの発生を抑制し、映り込みを抑制するためのものである。この凹部17は、第2主面16の実質的に全面に散在している。例えば、凹部17は、第2主面16のうち、透明電極12と後述する透明電極22とが対向する領域と、透明電極12と透明電極12と対向しない領域とに、散在して設けられる。もちろん、凹部17は、ニュートンリングの発生を適切に低減し得る範囲で、第2主面16のうち透明電極12と透明電極22とが対向する領域に偏在させてもよい。なお、凹部17が第2主面16の実質的に全面に散在すると、透明絶縁基板11の基板表面における外光反射状態や光沢などを均一化することもできる。さらには、透明絶縁基板11の剛性を、基板全域にわたって一定に保つことができ、応力集中を低減することもできる。その結果、更なる信頼性の向上が図れる。
凹部17は、例えばエッチング加工、研削加工、および研磨加工により形成することができる。この凹部17を形成することにより、第2主面14の表面粗さRaは、例えば0.2nm以上0.35μm以下とされている。表面粗さRaは、JIS−B−0601により測定される。
透明電極12は、該透明電極12と後述する第2基体20の透明電極22との接触点における電位の検出に寄与するものであり、AB方向への透光性を有している。透明電極12は、所定の電気的抵抗を有する導電性材料により、透明絶縁基板11の第1主面15の略全面に拡がるように形成されている。透明電極12の抵抗値は、例えば200Ω/□以上1500Ω/□以下とされる。透明電極12は、高抵抗化の観点から、厚さが2.0×10−2μm以下に設定されている。透明電極12の構成材料としては、たとえばITO(Indium Tin Oxide)、ATO(Antimony Tin trioxide)、酸化錫、および酸化亜鉛などの透光性導電材料が挙げられる。
接着部材13は、偏光フィルム14を透明絶縁基板11の第2主面16に貼着するためのものである。この接着部材13は、接着材料と、該接着材料中に分散される複数の光散乱粒子18と、を有している。光散乱粒子18は、部分的に第2主面16の凹部17に入り込んでいる。
接着部材13の構成材料としては、例えばアクリル感圧接着剤、ウレタン感圧接着剤、およびシリコーン感圧接着剤などの感圧接着剤と、ポリビニルアルコール系接着剤などの水溶性接着剤とが挙げられる。
光散乱粒子18は、光を散乱させる機能を担うものであり、接着材料中に実質的に均一に分散しているのが好ましい。この光散乱粒子18の少なくとも一部は、凹部17に位置している。例えば、複数の光散乱粒子18のうち1個の光散乱粒子18の全体が、1個の凹部17に入り込んでいても、複数の光散乱粒子18のうち1個の光散乱粒子18の一部が、1個の凹部17に入り込んでいても良い。また、1個の凹部17には、複数の光散乱粒子18が入り込んでいても良い。1個の凹部17に複数の光散乱粒子18が入り込んでいることで、光散乱粒子18と凹部17の内面との間におけるデッドスペースを低減することができる。
光散乱粒子18の構成材料としては、例えばガラス材料、シリカ、およびシリコン樹脂を挙げることができる。光散乱粒子18のためのガラス材料としては、透明絶縁基板11の構成材料と同様のガラス材料を採用することができる。
光散乱粒子18の形状としては、例えば略多面体形状および略球形状が挙げられる。また、光散乱粒子18の断面積は、例えば凹部17の開口面積よりも小さい。例えば、光散乱粒子18の最大の断面積が、凹部17の開口面積よりも小さい。光散乱粒子18の形状として略多面体形状を採用すると、隣接する光散乱粒子18間あるいは光散乱粒子18と凹部17の内面との間におけるデッドスペースを低減することができる。そのため、凹部17における光散乱粒子18の存在割合を高め、透明絶縁基板11の損傷を抑制することができる。これにより、タッチパネルXの信頼性を高めることができる。
タッチパネルXにおける光散乱粒子18としては、透明絶縁基体11の一部を研削加工あるいは研磨加工して生じる加工片を採用してもよい。
偏光フィルム14は、所定の振動方向の光を選択的に透過させるものであり、例えばヨウ素材料により形成されている。この偏光フィルム14は、表面粗さRaが0.2nm以上0.35μm以下となるように形成されている。表面粗さRaは、第2主面16と同様に、JIS−B−0601により測定される。上述した範囲の表面粗さRaを有する偏光フィルム14を使用したタッチパネルXでは、偏光フィルム14が波打つことに起因する光学的な影響を充分に低減することができる。
第2基体20は、透明絶縁基板(第2基板)21、透明電極22、ライン電極23,24,25,26、およびドットスペーサ27を備えている。第2基体20は、第1基体10に対向配置されている。この第2基体20の平面視形状も、実質的に矩形状をなす。ただし、第1基体10と同様、第2基体20の平面視形状も、矩形状には限定されない。また、第2基体20には、図外のFPC(Flexible Printed Circuit)などと電気的に接続される領域である外部導通領域20aが設けられている。
透明絶縁基板21は、透明電極22、ライン電極23〜26、およびドットスペーサ27を支持する役割を担うものであり、厚み方向(AB方向)への透光性および電気的絶縁性を有している。透明絶縁基板21の構成材料としては、透光性ガラスおよび透光性プラスチックなどが挙げられるが、中でも耐熱性の観点において透光性ガラスが好ましい。透明絶縁基板21の構成材料として透光性ガラスを採用する場合、透明絶縁基板21の厚みは、充分な形状安定性を確保すべく、0.7mm以上に設定するのが好ましい。
透明電極22は、該透明電極22と第1基体10の透明電極12との接触点における電位の検出に寄与するものであり、厚み方向(AB方向)への透光性を有している。透明電極22の構成材料としては、透明電極12と同様の材料が挙げられる。この透明電極22は、平面視において、第2基体20のうち、第1基体10の透明電極12の形成領域に対応する領域内に形成されている。
ライン電極23,24は、透明電極12に電圧を印加する機能を担うものである。ライン電極23の一端部は、第2基体20のうち、後述する導電性接続部材30による接続領域の矢印C方向側の端部領域に位置しており、ライン電極23の他端部は、第2基体20の外部導通領域20aに位置している。ライン電極24の一端部は、第2基体20のうち、後述する導電性接続部材30による接続領域の矢印D方向側に位置しており、ライン電極24の他端部は、第2基体20の外部導通領域20aに位置している。
ライン電極23,24の両端間における抵抗値は、各々、タッチパネルXの検出精度の観点から、透明電極12の両端間における抵抗値の0.01倍以下に設定されるのが好ましい。ここで、透明電極12の両端間とは、透明電極12のうちライン電極23,24に対応する領域における一端から他端の間を意味する。
ライン電極23,24は、硬質性および形状安定性の観点から、金属薄膜(幅:0.5mm以上2.0mm以下、厚さ:0.5μm以上2μm以下)で構成されている。金属薄膜としては、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、およびクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜などが挙げられる。透明電極22をITOにより形成する場合、金属薄膜は、ITOとの密着性の観点から、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜(クロム膜をITOとアルミニウム膜との間に配置)またはクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜(クロム膜をITOとアルミニウム合金膜との間に配置)が好ましい。金属薄膜の形成法としては、たとえばスパッタリング法、蒸着法、および化学気相成長(CVD)法が挙げられる。
ライン電極25,26は、透明電極22に電圧を印加する役割を担うものである。ライン電極25の一端部は、透明電極22の矢印E方向側の端部に接続されており、ライン電極25の他端部は、第2基体20の外部導通領域20aに位置している。ライン電極26の一端部は、透明電極22の矢印F方向側の端部に接続されており、ライン電極26の他端部は、第2基体20の外部導通領域20aに位置している。ライン電極25,26は、ライン電極23,24と同様に金属薄膜(幅:0.5mm以上2mm以下、厚さ:0.5μm以上2μm以下)で構成されている。金属薄膜としては、ライン電極23,24を構成する金属薄膜と同様のものが挙げられる。
ライン電極25,26の両端間における抵抗値は、各々、タッチパネルXの検出精度の観点から、透明電極22の両端間における抵抗値の0.01倍以下に設定されるのが好ましい。ここで、透明電極22の両端間とは、透明電極22のうちライン電極25,26に対応する領域における一端から他端の間を意味する。
ドットスペーサ27は、情報入力時に透明電極12と透明電極22とを所定位置で接触させる場合に、所定位置外での透明電極12と透明電極22との不要な接触を低減するものである。ドットスペーサ27は、透明基板22上において、隣り合うドットスペーサ27間の距離(配設ピッチ)が、例えば2mm以上4mm以下であるマトリクス状に配置されている。もちろん、ドットスペーサ27は、第1基体10に形成するようにしてもよい。ドットスペーサ27は、上述の役割を果たしつつ視認困難なものとなるようにするのが好ましい。例えば、ドットスペーサ27は、直径40μm以下、高さ1.0μm以上3.5μm以下の半球状とされている。
このようなドットスペーサ27の構成材料としては、例えば熱硬化性樹脂および紫外線硬化性樹脂が挙げられる。ドットスペーサ27の構成材料として熱硬化性樹脂を採用すると、耐熱性あるいは耐薬品性などの耐環境性を高めることができるため、例えば高い長期信頼性を確保することが可能となる。この熱硬化性樹脂としては、たとえばエポキシ樹脂系、不飽和ポリエステル系、ユリア樹脂系、メラニン樹脂系、およびフェノール樹脂系が挙げられる。一方、ドットスペーサ27の構成材料として紫外線硬化性樹脂を採用すると、例えば熱硬化性樹脂に比べて硬化時間を短くすることができるため、その製造効率をより高めることが可能となる。この紫外線硬化性樹脂としては、たとえばアクリル樹脂系およびエポキシ樹脂系が挙げられる。
ドットスペーサ27は、絶縁性粒子を含む構成であってもよい。このような構成によると、ドットスペーサ27の絶縁性を不当に低減することなく、その形状安定性を高めることができる。そのため、より長期にわたって、ドットスペーサ27の機能を維持することが可能となる。
導電性接着部材30は、透明基板12とライン電極23,24との電気的導通を図りつつ、第1基体10と第2基体20とを接合するものである。導電性接着部材30は、全体として枠状に形成されており、透明基板12および透明基板22の封止性の観点から、平面視において透明電極22を取り囲むように設けられている。ただし、導電性接着部材30は、その役割を達成できる限りは、必ずしも矩形枠状に形成する必要はない。
全体として枠状に形成された導電性接着部材30は、開口30aを有するものである。開口30aは、導電性接着部材30を塗布して第1基体10と第2基体20との接着を行った後、空気などを注入する部分である。開口30aは、導電性接着部材30と同様な材料、あるいは非導電性接着部材(紫外線硬化性樹脂など)を用いて封止されている。
導電性接着部材30は、第1粒子31、第2粒子32、および接着材料33を含んでいる。
第1粒子31は、透明電極12とライン電極23,24とを電気的に接続する機能を担うものである。また、本実施形態においては、後述するように第1粒子31は、製造過程において、第1基体10及び第2基体20によって、圧縮されて変形するが、変形される前の状態において、第1粒子31の粒子径は、後述する第2粒子32に比べて粒子径が大きい。すなわち、第1基体10および第2基体20間にて、第1粒子31は第2粒子32よりも強く圧縮された状態となっている。つまり、本実施形態においては、第1粒子31は、導電性を有しており、かつ、第2粒子32より弾性変形率が大きい。第1粒子31は、プラスチックボールの表面を導体材料(金あるいはニッケルなど)で被覆したものを使用することができる。本実施形態における第1粒子31としては、第1粒子31に接触する透明電極12およびライン電極23,24などにダメージを与えるのを抑制する観点から略球形状のものが採用されているが、このような形状のものには限られず、例えば多面体状のものでもよい。第1粒子31の粒子径は、変形させる前の状態において、例えば3μm以上20μm以下の範囲とされる。
第2粒子32は、第1基体10と第2基体20との距離を規定する機能を担うものであり、第1粒子31に比べて粒子径が小さく、第1粒子31より弾性変形率が小さい。第2粒子32としては、第1基体10と第2基体20との距離の規定容易性の観点から、例えばシリカ球(主として二酸化珪素からなる球状粒子)が採用されるが、これには限られず、ガラスファイバなどを採用してもよい。本実施形態における第2粒子32としては、第2粒子32に接触する透明電極12およびライン電極23,24などにダメージを与えるのを抑制する観点から略球形状のものが採用されているが、このような形状のものには限られず、例えば多面体状のものでもよい。第2粒子32の粒子径は、例えば2μm以上19μm以下の範囲とされる。
接着材料33は、第1基体10と第2基体20との接合に寄与するものである。接着材料33としては、例えばエポキシ系樹脂などの熱硬化性樹脂、およびアクリル系樹脂などの紫外線硬化樹脂が挙げられる。特に、接着材料33としては、製造プロセスにおける作業効率の観点から熱硬化性樹脂を使用するのが好ましい。
導電性接着部材30は、第1粒子31および第2粒子32を含んでいたが、これには限られず、第1粒子31のみを含む構成としてもよい。このような構成によると、1種類の粒子を準備するだけで済むので、低コスト化を図るうえで好適である。
導電性接着部材30は、第1粒子31が透明電極12に直接接触する構成に限らず、例えば透明絶縁基体11上にライン電極23,24と同様にして形成されたラインを介して第1粒子31と透明電極12とを電気的に接続する構成にしてもよい。
ここで、導電性接着部材30による第1基体10と第2基体20との接着方法の一例について説明する。なお、導電性接着部材30は、接着材料33中に第1粒子31および第2粒子32を分散させたものである。接着材料33としては、熱硬化性樹脂を採用するものとする。
まず、第1粒子31および第2粒子32を含む接着材料33を、図1および図2に示したように、第2基体20の上面(ライン電極23,24の形成面)において、透明電極22を取り囲むように枠状に印刷する。
次に、図5Aに示すように、接着材料33が印刷された第2基体20に対して第1基体10を位置合わせした後、接着材料33によって第1基体10と第2基体20とを貼り合わせ、貼り合わせ構造体を作製する。
次に、図5Bに示すように、作製された構造体を、第1基体10と第2基体20とを互いに近接する方向に加圧する。本実施形態における加圧は、第2粒子32が第1基体10および第2基体20の両方に当接するまで、第1基体10および第2基体20により第1粒子31をその弾性変形率やアスペクト比が大きくなるように変形させつつ行われる。
次に、加圧状態を維持しつつ、接着材料33の硬化温度まで加熱して硬化させる。この接着材料33の硬化により第1基体10と第2基体20とが接着される。その一方で、透明電極12とライン電極23,24との間は、これらの間に介在する第1粒子31により電気的に接続される。
タッチパネルXでは、光散乱粒子18および第1基板11の凹部17が存在することにより、映り込みを低減することができる。また、タッチパネルXでは、第1基板11の凹部17内に複数の光散乱粒子18のうち、少なくとも一部が位置しているため、押圧操作などにより第1基板11が変形する際に第1基板11に作用する押圧力が分散され、凹部17の角部などに応力が集中するのを低減することができる。したがって、タッチパネルXは、映り込みを低減するとともに、信頼性を高めることができる。
タッチパネルXにおいて、光散乱粒子18の構成材料が第1基板11の構成材料と同じである場合、例えば第1基板11を構成するガラスより熱膨張係数の大きい接着剤などを介して第1基板11の第2主面16側に偏光フィルム14などを貼り付けたとしても、第1基板11の凹部17に存在する材料の熱膨張係数と第1基板11の熱膨張係数との差を小さくすることができる。つまり、タッチパネルXでは、上述の熱膨張係数の差に起因して第1基板11の凹部17に存在する材料から凹部17の内面に作用する力を低減することができる。したがって、タッチパネルXは、光散乱粒子18の構成材料として第1基板11の構成材料と同じものを採用すれば、信頼性をより高めることができる。
なお、ここでいう光散乱粒子18の構成材料が、第1基板11の構成材料と同じものである、とは、光散乱粒子18の構成材料が、第1基板11の構成材料と実質的に同じ材料であればよく、第1基板11の構成材料に研磨剤など製造上の不可避物質を含むものであってもよい。
次に、本発明の一実施形態に係るタッチパネル型表示装置Yについて、図6ないし図8を参照して説明する。
図6に示したタッチパネル型表示装置Yは、タッチパネルXおよび液晶表示装置Zを備えている。液晶表示装置Zは、液晶表示パネル40、バックライト50、および筐体60を備えている。
図7および図8に示したように、液晶表示パネル40は、画像を表示するための複数の画素を含んでなる表示領域Pを有するものであり、液晶層41、第1基体42、第2基体43、および封止部材44を備えている。
液晶層41は、第1基体42と第2基体43との間に配置されている。液晶層41は、電気的、光学的、力学的、あるいは磁気的な異方性を示し、固体の規則性と液体の流動性を併せ持つ液晶を含んでなる層である。この液晶としては、例えばネマティック液晶と、コレステリック液晶と、スメクティック液晶とが挙げられる。液晶層41の厚さを一定に保つべく、例えば多数の粒子状部材により構成されるスペーサ(図示せず)を、第1基板42と第2基板43との間に介在させてもよい。
第1基体42は、透明基板421、遮光膜422、カラーフィルタ423、平坦化膜424、透明電極425、および配向膜426を備えている。
透明基板421は、遮光膜422およびカラーフィルタ423を支持し且つ液晶層41を封止する役割を担うものである。この透明基板421は、厚み方向(AB方向)への透光性を有している。透明基板421の構成材料としては、例えばガラスおよび透光性プラスチックが挙げられる。
遮光膜422は、光を遮る(光の透過量を所定値以下にする)役割を担うものであり、透明基板421の上面に形成されている。遮光膜422は、所定領域において光を通過させるために、厚み方向(矢印AB方向)に貫通する貫通孔422aを有している。遮光膜422の構成材料としては、例えば遮光性の高い色(例えば黒色)の染料あるいは顔料、カーボンが添加された樹脂(例えばアクリル系樹脂)、およびCrとが挙げられる。
カラーフィルタ423は、入射した光のうち所定の波長を選択的に吸収し、所定の波長のみを選択的に透過させる役割を担うものである。カラーフィルタ423は、遮光膜422の貫通孔422a内に配置されている。このカラーフィルタ423としては、例えば赤色可視光の波長を選択的に透過させるための赤色カラーフィルタ(R)、緑色可視光の波長を選択的に透過させるための緑色カラーフィルタ(G)、青色可視光の波長を選択的に透過させるための青色カラーフィルタ(B)が挙げられる。カラーフィルタ423は、例えばアクリル系樹脂に、染料あるいは顔料を添加させることにより形成されている。
平坦化膜424は、遮光膜422やカラーフィルタ423などを配置することにより透明基板421の上面側に生じる凹凸を平坦化する役割を担うものである。平坦化膜424の構成材料としては、例えばアクリル系樹脂などの透明樹脂が挙げられる。
透明電極425は、液晶層41に電圧を印加する役割を担うものであり、AB方向への透光性を有している。透明電極425は、平坦化膜424上に形成されている。また、透明電極425は、所定の信号(画像信号)を伝搬する役割を担うものであり、図6の矢印CD方向に延びる部分を有している。透明電極425の構成材料としては、ITOおよび酸化錫などの透光性を有する導電材料が挙げられる。
配向膜426は、マクロ的にランダムな方向を向く規則性が小さい液晶層41の液晶分子を、所定方向に配向させる役割を担うものである。配向膜426は、透明電極425上に形成されている。配向膜426の構成材料としては、ポリイミド樹脂などが挙げられる。
第2基体43は、透明基板431、透明電極432、および配向膜433を備えている。
透明基板431は、透明電極432および配向膜433を支持し且つ液晶層41を封止する役割を担うものである。この透明基板431は、厚み方向(AB方向)への透光性を有している。透明基板431の構成材料としては、透明基板421の構成材料と同様のものが挙げられる。
透明電極432は、透明電極425とともに液晶層41に所定の電圧を印加する役割を担うものであり、AB方向への透光性を有している。透明電極432は、液晶層41への電圧印加状態(ON)もしくは電圧非印加状態(OFF)を制御するための信号(走査信号)を伝搬する役割を担うものであり、図6のEF方向に延びる部分を有している。透明電極432の構成材料としては、透明電極425を構成する材料と同様のものが挙げられる。
配向膜433は、配向膜426とともに液晶層41の液晶分子を所定方向に配向させる役割を担うものであり、透明電極432上に形成されている。配向膜433の構成材料としては、配向膜426と同様のものが挙げられる。
封止部材44は、第1基体42と第2基体43との間に位置し、液晶層41を封止するよう枠状に設けられているとともに、第1基体42と第2基体43とを所定間隔で離間した状態で接合する役割を担うものである。封止部材44の構成材料としては、例えば絶縁性樹脂およびシール樹脂などが挙げられる。
図6に示したバックライト50は、液晶表示パネルXに対して、A方向に向けた光を照射するものであり、光源51と導光板52とを備えている。このバックライト50は、導光板52の側面に光源51を配したエッジライト方式を採用したものである。光源51は、導光板52に向けて光を出射する役割を担うものである。光源51としては、例えばCFL(Cathode Fluorescent Lamp)、LED(Light Emitting Diode)、ハロゲンランプ、キセノンランプ、およびEL(electro-luminescence)が挙げられる。導光板52は、光源51からの光を液晶表示パネル40の下面全体にわたって略均一に導く役割を担うものである。導光板52は、通常、その裏面に設けられる反射シート(図示せず)、その表面に設けられる拡散シート(図示せず)、およびその表面に設けられるプリズムシート(図示せず)を含んでいる。反射シートは光を反射するものであり、拡散シートはより均一な面状発光とすべく光を拡散するものであり、プリズムシートは光を略一定方向に集光するものである。導光板52の構成材料としては、例えばアクリル樹脂およびポリカーボネート樹脂などの透明樹脂などが挙げられる。バックライト50としては、エッジライト方式には限られず、液晶表示パネル40の裏面側に光源51を配した直下方式などの他の方式のものを採用してもよい。
筐体60は、液晶表示パネル40およびバックライト50を収容する役割を担うものであり、上側筐体61および下側筐体62を含んでいる。筐体60の構成材料としては、例えばポリカーボネート樹脂などの樹脂と、ステンレス(SUS)およびアルミニウムなどの金属とが挙げられる。
ここで、液晶表示装置Zに対するタッチパネルXの固定方法の一例について説明する。以下においては、両面テープTを用いた固定方法について説明するが、両面テープTを用いる方法には限られない。液晶表示装置Zに対するタッチパネルXの固定方法は、例えば熱硬化性樹脂および紫外線硬化性樹脂などの接着部材を用いた固定方法、あるいは、タッチパネルXと液晶表示装置Zとを物理的に固定する方法であってもよい。
まず、液晶表示装置Zの上側筐体61の上面における所定領域に両面テープTの片面を貼り付ける。本実施形態における所定領域は、液晶表示装置Zの表示領域Pを取り囲むように位置する領域Rである(図7参照)。
次に、両面テープTが貼り付けられた液晶表示装置Zに対してタッチパネルXを位置合わせしたあと、両面テープTを介して、タッチパネルXの透明絶縁基体21と液晶表示装置Zの上側筐体61とを貼り合わせる。これにより、液晶表示装置Zに対してタッチパネルXが固定される。
本発明の一実施形態に係るタッチパネル型表示装置Yは、タッチパネルXを備えているため、上述のタッチパネルXの効果と同様の効果を奏することができる。すなわち、タッチパネル型表示装置Yでは、映り込みを低減するとともに、信頼性を高めることができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
タッチパネルXでは、上述の偏光フィルム14の代わりに、偏光フィルム14以外の光学機能フィルム(例えばAR(Anti-reflection)フィルム、位相差フィルム、あるいはこれらの積層体)、あるいはHC(Hard coat)フィルムを形成してもよい。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に、アンチグレア処理あるいは反射防止コート処理を施したフィルムを更に配置してもよい。このような構成によると、外光反射を低減することができる。
タッチパネルXの透明絶縁基板11,21を、位相差フィルム、偏光フィルム、アンチグレア処理あるいは反射防止コート処理を施したフィルムのいずれかに置き換えてもよい。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に、位相差フィルムを更に配置してもよい。位相差フィルムは、液晶の複屈折性(位相のズレ)などにより楕円偏光状態に変換される直線偏光を、楕円偏光状態から直線偏光に近い状態に変換する役割を担うものである。位相差フィルムの構成材料としては、例えばポリカーボネート(PC)と、ポリビニルアルコール(PVA)と、ポリアリレート(PA)と、ポリサルフォン(Psu)と、ポリオレフィン(PO)とが挙げられる。位相差フィルムの構成材料としては、液晶の波長分散との整合性の観点ではPCが好ましく、円偏光板への適応性の観点ではPCに比べ光弾性係数の小さいPOが好ましい。このような構成によると、表示画像のコントラスト比を高めるうえで好適である。
タッチパネルXでは、上述の抵抗膜方式の代わりに、静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、および電磁誘導方式などの他の方式を採用してもよい。
タッチパネル型表示装置Yでは、上述の液晶表示パネルの代わりに、表示パネルとして、EL(Electro Luminescence)表示パネル、プラズマ表示パネルなどの他の表示形式をもつ表示パネルを採用してもよい。

Claims (12)

  1. 第1主面と、前記第1主面とは反対側に位置する第2主面と、前記第2主面に形成された凹部と、を有する第1基板と、
    前記第1主面に対向配置される第2基板と、
    少なくとも一部が前記凹部に位置している光散乱粒子と、を備え
    前記光散乱粒子の断面積が、前記凹部の開口面積よりも小さい、タッチパネル。
  2. 前記第1基板は、ガラスを含む、請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記光散乱粒子は、多面体形状である、請求項1に記載のタッチパネル。
  4. 前記光散乱粒子の構成材料は、前記第1基板の構成材料と同じである、請求項1に記載のタッチパネル。
  5. 前記第1基板の前記第2主面に接着部材を介して貼着された光学フィルムをさらに有しており、
    前記光学フィルムは、非貼着面の表面粗さRaが0.35μm以下である、請求項1に記載のタッチパネル。
  6. 前記接着部材は、前記光散乱粒子を含む、請求項5に記載のタッチパネル。
  7. 表示パネルと、
    該表示パネルに対向配置されるタッチパネルと、
    を備えており、
    前記タッチパネルは、
    第1主面と、前記第1主面とは反対側に位置する第2主面と、前記第2主面に形成された凹部と、を有する第1基板と、
    前記第1主面に対向配置され、前記第1基板よりも前記表示パネルに対して近づけて配置される第2基板と、
    少なくとも一部が前記凹部に位置している光散乱粒子と、を有しており、
    前記光散乱粒子の断面積が、前記凹部の開口面積よりも小さい、タッチパネル型表示装置。
  8. 前記第1基板は、ガラスを含む、請求項7に記載のタッチパネル型表示装置。
  9. 前記光散乱粒子は多面体形状である、請求項7に記載のタッチパネル型表示装置。
  10. 前記光散乱粒子の構成材料は、前記第1基板の構成材料と同じである、請求項7に記載のタッチパネル型表示装置。
  11. 前記第1基板の前記第2主面に接着部材を介して接合された光学フィルムをさらに有しており、
    前記光学フィルムは、非貼着面の表面粗さRaが0.35μm以下である、請求項7に記載のタッチパネル型表示装置。
  12. 前記接着部材は、前記光散乱粒子を含む、請求項11に記載のタッチパネル型表示装置。
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