JPH11142844A - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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JPH11142844A
JPH11142844A JP9305574A JP30557497A JPH11142844A JP H11142844 A JPH11142844 A JP H11142844A JP 9305574 A JP9305574 A JP 9305574A JP 30557497 A JP30557497 A JP 30557497A JP H11142844 A JPH11142844 A JP H11142844A
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JP
Japan
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light
liquid crystal
display device
microlenses
microlens
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JP9305574A
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Takanori Watanabe
高典 渡邉
Katsumi Kurematsu
榑松  克巳
Osamu Koyama
理 小山
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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    • G02F1/01Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour 
    • G02F1/13Devices or arrangements for the control of the intensity, colour, phase, polarisation or direction of light arriving from an independent light source, e.g. switching, gating or modulating; Non-linear optics for the control of the intensity, phase, polarisation or colour  based on liquid crystals, e.g. single liquid crystal display cells
    • G02F1/133Constructional arrangements; Operation of liquid crystal cells; Circuit arrangements
    • G02F1/1333Constructional arrangements; Manufacturing methods
    • G02F1/1335Structural association of cells with optical devices, e.g. polarisers or reflectors
    • G02F1/133526Lenses, e.g. microlenses or Fresnel lenses
    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02FOPTICAL DEVICES OR ARRANGEMENTS FOR THE CONTROL OF LIGHT BY MODIFICATION OF THE OPTICAL PROPERTIES OF THE MEDIA OF THE ELEMENTS INVOLVED THEREIN; NON-LINEAR OPTICS; FREQUENCY-CHANGING OF LIGHT; OPTICAL LOGIC ELEMENTS; OPTICAL ANALOGUE/DIGITAL CONVERTERS
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    • G02F1/133509Filters, e.g. light shielding masks
    • G02F1/133512Light shielding layers, e.g. black matrix

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイルロレンズの収差部が遮光され、アライ
メント精度の向上が図られた液晶表示装置を提供する。 【解決手段】 画像信号に応じて帯電し半導体基板上に
平面配列された複数の画素電極と、複数の画素電極の上
面の液晶と、液晶の上面の透明導電膜と、上方から入射
する偏光した光を複数の画素電極の各々に結像させ透明
基板上に配列され透明導電膜の上面にある複数のマイク
ロレンズを具備する液晶表示装置において、複数のマイ
クロレンズの上方に複数のマイクロレンズの各々の周縁
部に入射する光を遮る遮光層を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像を表示する液
晶表示装置に関し、特にマイクロレンズアレーを備えた
液晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマイクロレンズアレイとしては、
特開平7−261164号公報にあげられるに、透明基
板上の所定のパターンに遮光膜を構成し、その上にマイ
クロレンズを形成することが可能である。マイクロレン
ズの形成は上述の従来例にも示されるように、樹脂を溶
融させて表面張力によりレンズ形状となす方法がある。
しかしながら、この方法ではレンズの周辺部の収差は大
きくなる。従来の方法では、各マイクロレンズの周辺領
域については、下に遮光層を設けることにより解決をは
かっている。しかしながら、この方法では以下の問題が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図7に従来のマイクロ
レンズの断面構造を示す。透明基板701上に遮光層7
02を形成後、感光性樹脂を露光、現像により各画素に
対応する部位に選択的に残存させた後、この残存した感
光性樹脂を溶融させその表面張力によりマイクロレンズ
形状に変形させ、図13中の703に示す構造を成すこ
とができる。この場合、マイクロレンズの中心付近に入
射された光線704,705,706は焦点707に集
光される。しかしながら、マイクロレンズの周辺部は大
きな収差をもち、光線708は焦点707には集光され
ず709の光線をとる。このため集光スポットの径は大
きくなる。この場合、光線708は遮光層702によっ
て遮られるべきであるが、図からもわかるように遮光層
の無い部分を通り下側に出射されてしまう。従来の技術
によるマイクロレンズを液晶表示装置に応用した場合、
表示装置の多画素化を狙って各画素のサイズが小さくな
ると、より小さなスポットに集光することが必要となる
が、上記の問題は著しく表示装置の明るさやコントラス
トを劣化させる結果となる。
【0004】さらに、液晶表示装置、光センサーなどに
従来のマイクロレンズを応用した場合、以下の問題も発
生する。通常、表示装置の回路基板、光センサーの回路
基板は半導体プロセスによって、マイクロレンズアレイ
とは別々に形成され、後に貼り合わせなどによって一体
となる。この時の合わせ精度(アライメント精度)は各
画素のサイズが小さくなればなるほどより正確であるこ
とが要求される。たとえば、TNタイプの透過型液晶表
示装置において1画素のサイズが10ミクロンである場
合を例にとると、隣接画素同士を分離するため画素電極
のサイズは9ミクロン程度となり、液晶のディスクリネ
ーションと呼ばれる画素電極周辺部では液晶配向が均一
に制御されない現象により、有効に利用できない領域が
周辺2.5ミクロン程発生する。この領域に対する遮光
が完全でないと、表示装置のコントラストや階調性を低
下させることとなる。また、最初にあげたスポット径の
問題により、スポット径が3ミクロンあったとすると9
−2.5−2.5−3=1となり、アライメントに要求
される精度は誤差1ミクロン以下となる。このため、マ
イクロレンズと回路基板のアライメントには厳しい精度
が要求される。遮光層を用いてアライメントマークを形
成する方法があるが、遮光層形成後にマイクロレンズを
パターニングするため、この遮光層で形成されたマーク
を用いてマイクロレンズのパターニングおよび回路基板
とのアライメントの両者を行うことになる。図14の8
01にアライメントマークの断面を示すが、回路基板と
のアライメントの精度を1ミクロン以下に高めても、マ
イクロレンズとアライメントマークの位置関係がずれて
いると(図中802)、画素電極とマイクロレンズの位
置関係を所望の精度に抑えることが困難である。
【0005】これらの問題は、従来のマイクロレンズを
液晶表示装置に応用した場合の、多画素化、輝度向上、
コントラスト向上の妨げとなっている。
【0006】本発明はこの問題に鑑み、マイルロレンズ
の収差部が遮光され、アライメント精度の向上が図られ
た液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による液晶表示装
置は、光源、透明基板上に形成された遮光層と複数個配
列されたマイクロレンズにより構成されるマイクロレン
ズアレイ、複数個配列された画素電極をもつ回路基板、
前記透明基板と前記回路基板に挟持された液晶によりな
る液晶表示装置において、前記光源からの光は、前記遮
光層の開口部を透過した後に、前記マイクロレンズを透
過することを特徴とする。
【0008】また、本発明による液晶表示装置は、前記
光源は複数の方向から入射され、かつ、前記マイクロレ
ンズの配置されるピッチが前記画素電極の配列されるピ
ッチの整数倍であることを特徴とする。
【0009】更に、本発明による液晶表示装置は、前記
マイクロレンズと同じ材料で、前記透明基板と前記回路
基板の貼り合わせ用のアライメントマークを形成したこ
とを特徴とする。
【0010】更に、本発明による液晶表示装置は、前記
遮光層と同じ材料で、前記透明基板と前記回路基板の貼
り合わせ用のアライメントマークを形成したことを特徴
とする。
【0011】更に、本発明による液晶表示装置は、画像
信号に応じて帯電し半導体基板上に平面配列された複数
の画素電極と、前記複数の画素電極の上面の液晶と、該
液晶の上面の透明導電膜と、上方から入射する偏光した
光を前記複数の画素電極の各々に結像させ透明基板上に
配列され前記透明導電膜の上面にある複数のマイクロレ
ンズとを具備する液晶表示装置において、前記複数のマ
イクロレンズの上方に前記複数のマイクロレンズの各々
の周縁部に入射する前記光を遮る遮光層を具備すること
を特徴とする。
【0012】更に、本発明による液晶表示装置は、画像
信号に応じて帯電し半導体基板上に平面配列された複数
の画素電極と、前記複数の画素電極の上面の液晶と、該
液晶の上面の透明導電膜と、上方から入射する偏光した
光を前記複数の画素電極の各々に結像させ透明基板上に
配列され前記透明導電膜の上面にある複数のマイクロレ
ンズとを具備する液晶表示装置において、前記複数のマ
イクロレンズの上面は平面状で前記複数のマイクロレン
ズの下面は凸状で、前記複数のマイクロレンズの各々の
境界の凹部に前記複数のマイクロレンズから出射する光
を遮る遮光層を具備することを特徴とする。
【0013】更に、本発明による液晶表示装置は、画像
信号に応じて帯電し半導体基板上に平面配列された複数
の画素電極と、前記複数の画素電極の上面の液晶と、該
液晶の上面の透明導電膜と、上方から入射する偏光した
光を前記複数の画素電極の各々に結像させ透明基板上に
配列され前記透明導電膜の上面にある複数のマイクロレ
ンズとを具備する液晶表示装置において、前記複数のマ
イクロレンズの上面は凸状で前記複数のマイクロレンズ
の下面は平面状で、前記複数のマイクロレンズの各々の
境界の凹部に前記複数のマイクロレンズに入射する光を
遮る遮光層を具備することを特徴とする。
【0014】更に、本発明による液晶表示装置は、上記
の液晶表示装置において、前記複数の画素電極と同一プ
ロセスで前記半導体基板状に形成された電極状のアライ
メントマークと、前記複数のマイクロレンズと同一プロ
セスで前記透明基板上に形成されたマイクロレンズ状の
アライメントマークとを更に具備し、前記電極状のアラ
イメントマークと前記マイクロレンズ状のアライメント
マークとが重なっていることを特徴とする。
【0015】更に、本発明による液晶表示装置は、上記
の液晶表示装置において、前記マイクロレンズのピッチ
が前記画素電極のピッチの整数倍であることを特徴とす
る。
【0016】更に、本発明による液晶表示装置は、上記
の液晶表示装置において前記整数は2であることを特徴
とする。
【0017】本発明による液晶表示装置の製造方法は、
前記マイクロレンズは凹凸をもち、前記凹凸を覆って光
反射性もしくは遮光性の材料を塗布し、研磨もしくはエ
ッチングにより前記光反射性もしくは遮光性材料を前記
凹凸の凹部には残して取り去ることにより前記遮光層を
形成することを特徴とする。
【0018】また、本発明による液晶表示装置の前記マ
イクロレンズと前記遮光層とを形成する方法は、前記透
明基板状に樹脂を塗布する工程と、前記樹脂の形成すべ
き前記マイクロレンズの境界部を露光又は現像により除
去する工程と、前記樹脂を溶解して表面張力により前記
マイクロレンズを形成する工程と、前記マイクロレンズ
に遮光性材料を塗布する工程と、前記遮光性材料をエッ
チング又は研磨により前記マイクロレンズの凹部を除い
て除去する工程と、を有することを特徴とする。
【0019】本発明による液晶プロジェクタは、上記の
液晶表示装置を備えることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態]図1を用いて
本発明による第1の実施形態を説明する。駆動回路を構
成する回路基板には、透明性基板上に薄膜トランジスタ
を形成したもので構成することも可能であるが、ここで
は半導体基板を用いた場合について説明する。101は
半導体基板であり、図には省略してあるが、駆動回路と
各画素毎の画素トランジスタが形成されている。画素ト
ランジスタは画素電極102が接続され、所望の映像信
号が印加される。画素電極102には透明電極を用いる
ことも可能であるが、本実施形態では反射金属電極を用
いることで、反射型の液晶表示装置を構成することが可
能である。103は絶縁膜である。104は透明基板で
あり、透明基板には遮光層105、マイクロレンズ10
6が形成され、さらにマイクロレンズ106を構成する
ものとは屈折率の異なる透明性材料107を介してガラ
スプレート108が配置されている。透明性材料107
は透明基板104およびマイクロレンズ106とガラス
プレート108を接着するための接着剤の役目をはたす
ことも可能である。ガラスプレート108表面には透明
導伝膜109が成膜されており、電位が与えられ、対向
電極の役割をはたす。透明基板104と半導体基板10
1はシール材110によって貼り合わせられている。こ
こで101,102,103によって構成される部位を
回路基板120と呼ぶことにするが、本実施形態では回
路基板120および透明基板側121の透明導伝膜10
9上には配向膜111が形成されている。両者120,
121の間には液晶112が形成されている。配向膜1
11と液晶112の選択によっては、無電界時に液晶を
垂直に配向させ、画素電極102と透明導伝膜109と
の間の電界によって液晶分子を水平方向に寝かせること
により入射光の偏光を制御し、画像を表示することも可
能である(DAP方式)。この場合、光源113の光と
しては偏光板もしくは偏光ビームスプリッタにより偏光
方向が所望の向きにそろえられたものを使う。本実施形
態では、遮光層105はマイクロレンズ106に対して
光源113側に配置されているため、マイクロレンズ1
06の周辺の収差が発生する部位には光が入射されな
い。このため、マイクロレンズに入射される光は画素電
極102上の小さな領域114に集光される。これによ
り、隣接する画素電極境界付近の液晶分子の方向が十分
に制御されない領域に入射光があたることがなく、コン
トラストの向上、表示輝度の向上を図ることができる。
【0021】加えて、DAP方式の場合、入射光の偏光
方向に対して90度偏光方向が回転した光が明の状態と
して表現されるため、偏光方向が180度回転した光
(単純に鏡面反射した光)は黒レベルに大きな悪影響は
与えない。そのため、遮光層105は光反射性の材料を
用いることも可能である。
【0022】[第2の実施形態]また本発明によれば、
透明基板側121と回路基板120を貼り合わせる際の
貼り合わせの精度を向上することが可能である。本発明
による第2の実施形態を図2を用いて説明する。回路基
板120にはアライメントマーク201が形成されてい
る。アライメントマーク201は画素電極102と同じ
レイヤーで形成することもできるが、画素電極102よ
りも小さなサイズにしておくことが好適である。画素電
極102とアライメントマーク201とは同一のプロセ
スで作成することにより画素電極102とアライメント
マークとの相対位置がずれなくすることができる。透明
基板側121にはマイクロレンズと同じ材料でアライメ
ントマーク202が形成されている。貼り合わせの工程
では透明基板側121と回路基板120をこれらのアラ
イメントマークを用いて貼り合わせることでアライメン
トを行う。本実施形態によればマイクロレンズ106と
透明基板側121のアライメントマーク202は同一の
プロセスで形成することが可能なため、マイクロレンズ
106の位置とアライメントマーク202の位置関係が
ずれることがなく、正確なアライメントが可能となる。
透明基板側121のアライメントマークと回路基板側1
20のアライメントマークは必ずしも相対する場所にな
くても構わないが、図2に示すように相対する場所に配
置した場合、透明基板側アライメントマーク202の焦
点位置に回路基板側アライメントマーク201が来たと
きに、201がアライメントマーク202によって拡大
されて観察されるため、より正確なアライメントが可能
となる。
【0023】[第3の実施形態]本発明による第3の実
施形態を図3、図4を用いて説明する。ここでは、図3
は上面図であり、画素電極301、マイクロレンズ30
2、遮光層303は、図に示す通り画素電極301の配
列のピッチに対してマイクロレンズ302の配列のピッ
チは縦横ともに2倍となっている。この実施形態では光
源はR,B,Gの三色で異なる方向から入射される。そ
の光路を断面図4により説明する。Bの光線を303、
Gの光線を304とすると、Bの光線303はマイクロ
レンズ305を通って画素電極306で反射され、マイ
クロレンズ307を通って出射される。一方、Gの光3
04はマイクロレンズ308を通り画素電極309で反
射した後、再びマイクロレンズ308を通って出射され
る。この構成ではマイクロレンズのピッチが画素のピッ
チより大きいため、微細な画素サイズの表示装置を作っ
た場合にも、マイクロレンズは大きくて構わないため、
レンズ形状をより理想的な物にできる。しかしながら、
色ごとに異なる方向から光を入射する必要があるため、
収差のある外周部に入った光を遮光するためには従来の
方法では遮光層の面積が大きくなり、輝度の低下をまね
いてしまう。一方、遮光層の面積が十分で無い場合、本
来意図しない画素電極に光がまわりこみ、たとえば、G
の輝度が高く、Bが低い絵を表示すべきときに、マイク
ロレンズ305の収差部に入ったBの光が画素電極30
6以外の画素電極によって反射されて出射されてしま
い、色の再現性が劣化してしまう。ところが、本発明に
よれば、遮光層310によってマイクロレンズ305の
周辺には光が入射されない。このことにより、色再現性
を劣化させずに、輝度を向上させることが可能となる。
【0024】[第4の実施形態]本発明による第4の実
施形態を図5及び図6を用いて説明する。透明基板40
1上に樹脂402を塗布し、露光、現像により樹脂40
2を所望の形状にパターニングし、図5(b)の形状を
実現する。さらに、例えば加熱などにより溶解し、表面
張力によりレンズ形状をなし、図5(c)を得る。この
上に、遮光性材料403を塗布する。403は反射材料
であっても構わない(図5(d))。ここで、表面をエ
ッチングするかもしくは研磨することにより、マイクロ
レンズの凹部に遮光性材料を残し、その他の部分を除去
することができる。さらに、樹脂などの透明材料404
を塗り(図6(f))、ガラスプレート405を接着す
る。ここで、透明材料404に接着材を用いることも可
能であるが、透明材料404と樹脂402との屈折率差
がレンズの性能に影響するため、所望の屈折率の材料を
選択する必要がある。404を空間として、マイクロレ
ンズアレイ周辺部にて接着する方法も可能であり、この
場合屈折率差を大きくとることができ、レンズの焦点距
離を小さくすることが可能である。つぎに、透明電極4
06を例えばITOの成膜により形成することができる
(図6(h))。ちなみに、透明電極406をあらかじ
めガラスプレート405に成膜した状態で透明材料40
4と接着することも可能である。図6(h)におけるマ
イクロレンズアレイ付きの透明基板を実施形態1もしく
は2に適用した場合には、光が反射電極において反射さ
れた後に、先に遮光層の開口を透過してからマイクロレ
ンズ入射するため、マイクロレンズの周辺の収差の悪影
響を抑制することができる。従来のマイクロレンズを液
晶プロジェクターに応用した場合、スクリーン上に映像
を集光する際に、マイクロレンズの収差によって各画素
からの光が散乱されてしまい解像度の劣化を引き起こ
す。本実施形態ではこのことも抑制することができ解像
度の高い表示を得ることができる。
【0025】[第5の実施形態]第4の実施形態におい
て、遮光層を用いてアライメントマークを形成すること
が可能である。図7(a)は第5の実施形態の断面図で
あり、図7(b)は上面図である。501は透明基板で
あり、マイクロレンズ502の凹部に遮光層503が形
成されている。画素部同様にアライメントマーク504
についても同様にマイクロレンズの凹部に遮光層505
を残すことが可能である。この場合、アライメントマー
ク部504の遮光層505はマイクロレンズに対してセ
ルフアラインで形成されるため、アライメントマークと
マイクロレンズの位置関係がずれることがない。これに
よって、精度良く透明基板と回路基板を貼り合わせるこ
とができる。
【0026】[第6の実施形態]図5(e)の状態で、
下側の面に透明電極を設けることで、実施形態1もしく
は2に適用することができる。実施形態2に適用した場
合を図8を用いて説明する。601は半導体基板、60
2は駆動回路を形成する領域、603は液晶層、604
は液晶層の幅を規定する絶縁体層、605は透明導伝
膜、606は透明基板、607はマイクロレンズ、60
8は遮光層であり、609は画素電極である。光源から
の光610はマイクロレンズの周辺部の収差のある領域
には遮光層608によって遮られるため遮断される。こ
れにより、コントラストが高く、混色のない液晶表示装
置を得ることが可能である。
【0027】[第7の実施形態]本発明による液晶表示
装置を液晶プロジェクターに応用した場合の例を以下に
説明する。
【0028】図9は本実施形態における回路基板の断面
の説明図である。図9において901は半導体基板、9
02,902′はそれぞれp型、n型ウエル、903,
903′はトランジスタのドレイン領域、904はゲー
ト、905,905′はソース領域である。図9からわ
かるように、表示領域のトランジスタは、ゲートに対し
て自己整合的にソース、ドレイン層が形成されず、オフ
セットをもたせその間に903′,905′に示すごと
く低濃度のn- 、p- 層が設けられる。ちなみにオフセ
ット量は0.5〜2.0μmが好適である。一方、周辺
回路部の一部の回路部が図9に示されているが、周辺部
の一部の回路は、ゲートに自己整合的にソース、ドレイ
ン層が形成されている。ここではソース、ドレインのオ
フセットについて述べたが、有無だけでなくオフセット
量をそれぞれの耐圧に応じて変化させたり、ゲート長の
最適化が有効である。この理由は、周辺回路の一部はロ
ジック系回路であり、駆動電圧が1.5〜5V程度でよ
いため、トランジスタサイズの縮小およびトランジスタ
の駆動力向上のために自己整合構造が設けられている。
半導体基板901はp型半導体からなり、最低電位(通
常は接地電位)である。n型ウエルは表示領域の場合、
画素に印加する電圧、すなわち10〜15Vかかり、一
方、周辺ロジック部はロジック駆動電圧1.5〜5Vが
かかる。この構造によりそれぞれ電圧に応じた最適なデ
バイスを構成でき、チップサイズの縮小のみならず駆動
スピードの向上による高画素表示が実現可能になる。9
06はフィールド酸化膜、907はデータ配線につなが
るソース電極、908は画素電極につながるドレイン電
極、909は画素電極である。910は表示領域、周辺
領域を覆う遮光層であり、Ti,TiN,W,Mo等が
適している。図9からわかるように、上記遮光層は表示
領域では一部映像信号、クロック線等、配線容量が重く
なる領域では上記遮光層を除き、上記遮光層が除かれた
部分は照明光の光が混入し、回路の誤動作を起こす場合
は画素電極層を覆う設計になっており、高速信号が転送
可能な工夫が為されている。
【0029】911は、遮光層下部の絶縁層であり、P
−SiO層上にSOGにより平坦化処理を施し、その層
をさらに、P−SiOでカバーし、絶縁層の安定性を確
保した。SOGによる平坦化以外に、P−TEOS膜を
形成し、さらにP−SiOをカバーした後、絶縁層をC
MP処理し、平坦化する方法を用いても良い事は言うま
でもない。
【0030】912は、反射電極と、遮光層との間に設
けられた絶縁層で、この絶縁層を介して反射電極の電荷
保持容量となっている。大容量形成のために、SiO2
以外に、高誘電率のP−SiN,Ta2 5 やSiO2
との積層膜等が有効である。遮光層にTi,TiN,M
o,W等の平坦なメタル上に設ける事により、500〜
5000オングストローム程度の膜厚が好適である。
【0031】913は、液晶材料、914,914′は
高濃度不純物領域、915は表示領域である。
【0032】図9からわかるように、トランジスタ下部
に形成されたウェルと同一極性の高濃度不純物層91
4,914′は、ウェルの周辺部及び内部に形成されて
おり、高振幅な信号がソースに印加されても、ウェル電
位は、低抵抗層で所望の電位に固定されているため、安
定しており、高品質な画像表示が実現できた。さらにn
型ウェルとp型ウェルとの間には、フィールド酸化膜を
介して上記高濃度不純物層914,914′が設けられ
ており、通常MOSトランジスタの時に使用されるフィ
ールド酸化膜直下のチャネルストップ層を不要にしてい
る。
【0033】これらの高濃度不純物層は、ソース、ドレ
イン層形成プロセスで同時にできるので作製プロセスに
おけるマスク枚数、工数が削減され、低コスト化が図れ
た。
【0034】図10に本実施形態における投与型液晶表
示装置光学系の構成図を示す。本図はその上面図を表す
図10a、正面図を表す図10b、側面図を表す図10
cから成っている。同図において101は投影レンズ、
102は本発明によるマイクロレンズ付液晶パネルであ
り、実施形態1〜6および本実施形態に前述のマイクロ
レンズ、透明基板、回路基板と、その組み合わせにより
構成することが可能である。
【0035】1103は偏光ビームスプリッター(PB
S)、1040はR(赤色光)反射ダイクロイックミラ
ー、1041はB/G(青色&緑色光)反射ダイクロイ
ックミラー、1042はB(青色光)反射ダイクロイッ
クミラー、1043は全色光を反射する高反射ミラー、
1050はフレネルレンズ、1051は凸レンズ、11
06はロッド型インテグレーター、1107は楕円リフ
レクター、1108はメタルハライド、UHP等のアー
クランプである。ここで、R(赤色光)反射ダイクロイ
ックミラー1040、B/G(青色&緑色光)反射ダイ
クロイックミラー1041、B(青色光)反射ダイクロ
イックミラー1042はそれぞれ図11に示すような分
光反射特性を有している。そしてこれらのダイクロイッ
クミラーは高反射ミラー1043とともに図12の斜視
図に示すように3次元的に配置されており、後述するよ
うに白色照明光をRGBに色分解するとともに液晶パネ
ル1102に対して各原色光が3次元的に異なる方向か
ら該液晶パネルを照明するようにしている。
【0036】ここで、光束の進行過程に従って説明する
と、まずランプ1108からの出射光束は白色光であ
り、楕円リフレクター1107によりその前方のインテ
グレータ1106の入り口に集光され、このインテグレ
ーター1106内を反射を繰り返しながら進行するにつ
れて光束の空間的強度分布が均一化される。そしてイン
テグレーター1106を出射した光束は凸レンズ105
1とフレネルレンズ1050とによりx軸−方向(正面
図10b基準)に平行光束化され、まずB反射ダイクロ
イックミラー1042に至る。このB反射ダイクロイッ
クミラー1042ではB光(青色光)のみが反射されz
軸−方向つまり下側(正面図10b基準)にz軸に対し
て所定の角度でR反射ダイクロイックミラー1040に
向かう。一方B光以外の色光(R/G光)はこのB反射
ダイクロイックミラー1042を通過し、高反射ミラー
1043により直角にz軸−方向(下側)に反射されや
はりR反射ダイクロイックミラー1040に向かう。こ
こでB反射ダイクロイックミラー1042と高反射ミラ
ー1043は共に正面図10aを基にして言えば、イン
テグレーター1106からの光束(x軸−方向)をz軸
−方向(下側)に反射するように配置しており、高反射
ミラー1043はy軸方向を回転軸にxy平面に対して
丁度45°の傾きとなっている。それに対してB反射ダ
イクロイックミラー1042はやはりy軸方向を回転軸
にxy平面に対してこの45°よりも浅い角度に設定さ
れている。従って、高反射ミラー1043で反射された
R/G光はz軸−方向に直角に反射されるのに対して、
B反射ダイクロイックミラー1042で反射されたB光
はz軸に対して所定の角度(xz面内チルト)で下方向
に向かう。ここで、B光とR/G光の液晶パネル110
2上の照明範囲を一致させるため、各色光の主光線は液
晶パネル1102上で交差するように、高反射ミラー1
043とB反射ダイクロイックミラー1042のシフト
量およびチルト量が選択されている。
【0037】次に、前述のように下方向(z軸−方向)
に向かったR/G/B光はR反射ダイクロイックミラー
1040とB/G反射ダイクロイックミラー1041に
向かうが、これらはB反射ダイクロイックミラー104
2と高反射ミラー1043の下側に位置し、まず、B/
G反射ダイクロイックミラー1041はx軸を回転軸に
xz面に対して45°傾いて配置されており、R反射ダ
イクロイックミラー1040はやはりx軸方向を回転軸
にxz平面に対してこの45°よりも浅い角度に設定さ
れている。従ってこれらに入射するR/G/B光のう
ち、まずB/G光はR反射ダイクロイックミラー104
0を通過して、B/G反射ダイクロイックミラー104
1により直角にy軸+方向に反射され、PBS103を
通じて偏光化された後、xz面に水平に配置された液晶
パネル1102を照明する。このうちB光は前述したよ
うに(図10a、図10b参照)既x軸に対して所定の
角度(xz面内チルト)で進行しているため、B/G反
射ダイクロイックミラー1041による反射後はy軸に
対して所定の角度(xy面内チルト)を維持し、その角
度を入射角(xy面方向)として該液晶パネル1102
を照明する。G光についてはB/G反射ダイクロイック
ミラー1041により直角に反射しy軸+方向に進み、
PBS1103を通じて偏光化された後、入射角0°つ
まり垂直に該液晶パネル1102を照明する。またR光
については、前述のようにB/G反射ダイクロイックミ
ラー1041の手前に配置されたR反射ダイクロイック
ミラー1040によりR反射ダイクロイックミラー10
40にてy軸+方向に反射されるが、図10c(側面
図)に示したようにy軸に対して所定の角度(yz面内
チルト)でy軸+方向に進み、PBS103を通じて偏
光化された後、該液晶パネル1102をこのy軸に対す
る角度を入射角(yz面方向)として照明する。また、
前述と同様にRGB各色光の液晶パネル1102上の照
明範囲を一致させるため、各色光の主光線は液晶パネル
1102上で交差するようにB/G反射ダイクロイック
ミラー1041とR反射ダイクロイックミラー1040
のシフト量およびチルト量が選択されている。さらに、
図11に示したようにB/G反射ダイクロイックミラー
1041のカット波長は570nm、R反射ダイクロイ
ックミラー1040のカット波長は600nmであるか
ら、不要な橙色光はB/G反射ダイクロイックミラー1
041を透過して捨てられる。これにより最適な色バラ
ンスを得ることができる。
【0038】そして後述するように液晶パネル1102
にて各RGB光は反射&偏光変調され、PBS1103
に戻り、PBS1103のPBS面103aにてx軸+
方向に反射する光束が画像光となり、投影レンズ110
1を通じて、スクリーン(不図示)に拡大投影される。
【0039】ところで、該液晶パネル1102を照明す
る各RGB光は入射角が異なるため、そこから反射され
てくる各RGB光もその出射角を異にしているが、投影
レンズ1101としてはこれらを全て取り込むに十分な
大きさのレンズ径及び開口のものを用いている。ただ
し、投影レンズ1101に入射する光束の傾きは、各色
光がマイクロレンズを2回通過することにより平行化さ
れ、液晶パネル1102への入射光の傾きを維持してい
る。ところが従来例の透過型では、液晶パネル1102
を出射した光束はマイクロレンズの集光作用分も加わっ
てより大きく広がってしまうので、この光束を取り込む
ための投影レンズはさらに大きな開口数が求められ、高
価なレンズとなっていた。しかし、本例では液晶パネル
102からの光束の広がりはこのように比較的小さくな
るので、より小さな開口数の投影レンズでもスクリーン
上で十分に明るい投影画像を得ることができ、より安価
な投影レンズを用いることが可能になる。
【0040】なお、実施形態は順をおって説明したが、
本発明の範囲を逸脱しない限りあらゆる実施形態の組み
合わせが可能である。例えば、第5の実施形態を第6の
実施形態に適用して図8に示すような透明基板側の構造
に図7に示すようなアライメントマーク504をつける
ことも可能である。
【0041】
【発明の効果】本発明によるマイクロレンズ付きの液晶
表示装置においては、マイクロレンズ周辺部の収差によ
る影響を最小限にしつつ、光利用効率を大きくすること
が可能なため、高輝度、高コントラスト、高解像度の液
晶表示装置を実現することが可能である。また、上記実
施形態に示したとおり、反射型液晶プロジェクターに本
発明を応用した場合に、本発明の効果はさらに有効とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による液晶表示装置の
断面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態による液晶表示装置の
断面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態による液晶表示装置の
平面図である。
【図4】本発明の第3の実施形態による液晶表示装置の
断面図である。
【図5】本発明の第4の実施形態による液晶表示装置の
透明基板側の製法を説明するための断面図である。
【図6】本発明の第4の実施形態による液晶表示装置の
透明基板側の製法を説明するための断面図である。
【図7】本発明の第5の実施形態による液晶表示装置の
断面図と平面図である。
【図8】本発明の第6の実施形態による液晶表示装置の
断面図と平面図である。
【図9】本発明による液晶表示装置半導体基板の断面図
である。
【図10】本発明による反射型液晶プロジェクタにおけ
る光学系と3原色の光路を示す図である。
【図11】本発明によるダイクロミラーの分光反射特性
を示すグラフである。
【図12】本発明による透過型の液晶プロジェクタにお
ける3原色の光路を示す斜視図である。
【図13】従来によるマイクロレンズの断面図である。
【図14】従来によるマイクロレンズのアライメントず
れを説明するための図である。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源、透明基板上に形成された遮光層と
    複数個配列されたマイクロレンズにより構成されるマイ
    クロレンズアレイ、複数個配列された画素電極をもつ回
    路基板、前記透明基板と前記回路基板に挟持された液晶
    によりなる液晶表示装置において、前記光源からの光
    は、前記遮光層の開口部を透過した後に、前記マイクロ
    レンズを透過することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記光源は複数の方向から入射され、か
    つ、前記マイクロレンズの配置されるピッチが前記画素
    電極の配列されるピッチの整数倍であることを特徴とす
    る請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】 前記マイクロレンズと同じ材料で、前記
    透明基板と前記回路基板の貼り合わせ用のアライメント
    マークを形成したことを特徴とする請求項1に記載の液
    晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記遮光層と同じ材料で、前記透明基板
    と前記回路基板の貼り合わせ用のアライメントマークを
    形成したことを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装
    置。
  5. 【請求項5】 画像信号に応じて帯電し半導体基板上に
    平面配列された複数の画素電極と、前記複数の画素電極
    の上面の液晶と、該液晶の上面の透明導電膜と、上方か
    ら入射する偏光した光を前記複数の画素電極の各々に結
    像させ透明基板上に配列され前記透明導電膜の上面にあ
    る複数のマイクロレンズとを具備する液晶表示装置にお
    いて、 前記複数のマイクロレンズの上方に前記複数のマイクロ
    レンズの各々の周縁部に入射する前記光を遮る遮光層を
    具備することを特徴とする液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 画像信号に応じて帯電し半導体基板上に
    平面配列された複数の画素電極と、前記複数の画素電極
    の上面の液晶と、該液晶の上面の透明導電膜と、上方か
    ら入射する偏光した光を前記複数の画素電極の各々に結
    像させ透明基板上に配列され前記透明導電膜の上面にあ
    る複数のマイクロレンズとを具備する液晶表示装置にお
    いて、 前記複数のマイクロレンズの上面は平面状で前記複数の
    マイクロレンズの下面は凸状で、前記複数のマイクロレ
    ンズの各々の境界の凹部に前記複数のマイクロレンズか
    ら出射する光を遮る遮光層を具備することを特徴とする
    液晶表示装置。
  7. 【請求項7】 画像信号に応じて帯電し半導体基板上に
    平面配列された複数の画素電極と、前記複数の画素電極
    の上面の液晶と、該液晶の上面の透明導電膜と、上方か
    ら入射する偏光した光を前記複数の画素電極の各々に結
    像させ透明基板上に配列され前記透明導電膜の上面にあ
    る複数のマイクロレンズとを具備する液晶表示装置にお
    いて、 前記複数のマイクロレンズの上面は凸状で前記複数のマ
    イクロレンズの下面は平面状で、前記複数のマイクロレ
    ンズの各々の境界の凹部に前記複数のマイクロレンズに
    入射する光を遮る遮光層を具備することを特徴とする液
    晶表示装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の
    液晶表示装置において、前記複数の画素電極と同一プロ
    セスで前記半導体基板状に形成された電極状のアライメ
    ントマークと、前記複数のマイクロレンズと同一プロセ
    スで前記透明基板上に形成されたマイクロレンズ状のア
    ライメントマークとを更に具備し、前記電極状のアライ
    メントマークと前記マイクロレンズ状のアライメントマ
    ークとが重なっていることを特徴とする液晶表示装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の
    液晶表示装置において、前記マイクロレンズのピッチが
    前記画素電極のピッチの整数倍であることを特徴とする
    液晶表示装置。
  10. 【請求項10】 請求項2又は9に記載の液晶表示装置
    において前記整数は2であることを特徴とする液晶表示
    装置。
  11. 【請求項11】 前記マイクロレンズは凹凸をもち、前
    記凹凸を覆って光反射性もしくは遮光性の材料を塗布
    し、研磨もしくはエッチングにより前記光反射性もしく
    は遮光性材料を前記凹凸の凹部には残して取り去ること
    により前記遮光層を形成することを特徴とする請求項1
    に記載の液晶表示装置の製造方法。
  12. 【請求項12】 前記透明基板状に樹脂を塗布する工程
    と、 前記樹脂の形成すべき前記マイクロレンズの境界部を露
    光又は現像により除去する工程と、 前記樹脂を溶解して表面張力により前記マイクロレンズ
    を形成する工程と、 前記マイクロレンズに遮光性材料を塗布する工程と、 前記遮光性材料をエッチング又は研磨により前記マイク
    ロレンズの凹部を除いて除去する工程と、 を有することを特徴とする請求項6又は7に記載の液晶
    表示装置の前記マイクロレンズと前記遮光層とを形成す
    る方法。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至10のいずれか1項に記
    載の液晶表示装置を備えることを特徴とする液晶プロジ
    ェクタ。
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