JP5073750B2 - タッチパネルおよびタッチパネル型表示装置 - Google Patents

タッチパネルおよびタッチパネル型表示装置 Download PDF

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Description

本発明は、たとえば液晶ディスプレイなどの表示画面上に配置されるタッチパネルに関する。本発明はさらに、表示装置上にタッチパネルを配置してなるタッチパネル型表示装置に関する。
タッチパネル型表示装置としては、たとえば押圧操作による抵抗変化で入力座標を検知するタッチパネルを液晶表示装置に配置してなるものがある(たとえば特開2003−196030号公報および特開2003−216339号公報参照)。
タッチパネルは、基盤側パネルに入力側パネルを対向配置した構成である。基盤側パネルには、入力側パネルとの対向面に、ソーダーガラス板からなる透明絶縁基材と、上記対向面の中央部に形成するITOからなる透明電極と、その対向する辺に接続し且つ透明電極の外側の絶縁部分に配列される引き回し配線と、透明電極の外側の絶縁部分に配設される連絡電極と、が設けられている。入力側パネルには、基盤側パネルとの対向面に、マイクロガラス板からなる透明絶縁基材と、上記対向面の中央部に形成するITOからなる透明電極と、その対向する辺に接続し且つ透明電極の外側の絶縁部分に配列される引き回し配線とが設けられている。このような構成のタッチパネルでは、タッチパネルの所定位置を押圧することによって入力側パネルが撓み、この押圧箇所で入力側パネルの透明電極と基盤側パネルの透明電極とが接触する。この接触箇所は、透明電極の電気抵抗の測定によって検知され、入力情報として読み取られる。
タッチパネルでは、入力側パネルと基盤側パネルとがシール剤を介して対向配置されている。特開2003−196030号公報に開示のタッチパネルでは、基盤側パネルの連絡電極と入力側パネルの引き回し配線とがシール剤の内側で導電性接着剤により電気的に接続されている。このような構成では、電気的接続部をシール剤の内側に設ける必要があるため、タッチパネルの小型化を充分に図ることができなかった。一方、特開2003−216339号公報に開示のタッチパネルでは、シール剤として異方導電性接着剤を用いている。そのため、シール剤の内側で電気的接続部を必要としないため、小型化を図ることができる。
しかしながら、特開2003−216339号公報に開示のタッチパネルでは、基盤側パネルの連絡電極と入力側パネルの引き回し配線との電気的接続を図るべき部位以外で不要な電気的接続が発生するのを防ぐべく、引き回し配線をシール剤の外部にまで引き回す必要がある場合もあり、そのような場合は小型化を充分に図ることができないという問題があった。
本発明は、小型化を図るのに優れたタッチパネルおよびタッチパネル型表示装置を提供する、ことを課題とする。
本発明の一形態に係るタッチパネルは、第1抵抗膜を有する第1基体と、第2抵抗膜および配線電極を有する第2基体と、前記第1抵抗膜と前記配線電極とを電気的に接続する導電性接着部材と、を備えたタッチパネルに関する。前記タッチパネルは、前記第1抵抗膜と前記第2抵抗膜とが対向するように、前記第1基体と前記第2基体とが前記導電性接着部材によって接着されている。前記導電性接着部材は、前記第1基体および前記第2基体とともに、内部空間と、該内部空間と外部空間とを連通する開口部を規定している。前記配線電極は、前記外部空間側に位置する部位と前記内部空間側に位置する部位とを連結する連結部を有している。前記連結部は、前記開口部に対応する位置に形成されている。前記開口部は、絶縁性封止部材により封止されている。
前記タッチパネルでは、第1基体の第1抵抗膜と第2基体の配線電極とを電気的に接続する導電性接着部材により、第1基体と第2基体との貼り合わせを行っている。そのため、本タッチパネルでは、第1基体の第1抵抗膜と第2基体の配線電極とを電気的に接続するための領域を、導電性接着部材より内方(内部空間側)に別途確保せずにすみ、結果として小型化を図ることができる。
本発明の一形態に係るタッチパネル型表示装置は、前記タッチパネルを備えているため、上述のタッチパネルの有する効果を享受することができる。すなわち、本タッチパネル型表示装置は、小型化を図るうえで好適である。
本発明の実施形態に係るタッチパネルの一例の概略構成を表す分解斜視図である。 タッチパネルの組み立て状態において、図1のII−II線に沿った断面に相当する断面図である。 タッチパネルの組み立て状態において、図1のIII−III線に沿った断面に相当する断面図である。 タッチパネルの組み立て状態において、図1のIV−IV線に沿った断面に相当する断面図である。 図1に示したタッチパネルの要部を拡大して示した平面図である。 図1に示したタッチパネルの第1基体と第2基体とを接着する際の一連の工程を説明するための断面図である。 図1に示したタッチパネルを備えたタッチパネル型表示装置の概略構成を表す断面図である。 図7に示したタッチパネル型表示装置における液晶表示装置の液晶表示パネルの概略構成を表す斜視図である。 図7に示した液晶表示パネルの要部を拡大して示した断面図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネルの第1の他の例を示す図4に相当する断面図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネルの第2の他の例を示す図2に相当する断面図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネルの第2の他の例を示す図3に相当する断面図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネルの第2の他の例を示す図4に相当する断面図である。 本発明の実施形態に係るタッチパネルの第3の他の例を示す図4に相当する断面図である。
符号の説明
X タッチパネル
Y タッチパネル型表示装置
10 第1基体
12 第1抵抗膜
20 第2基体
20a 外部導通領域
22 第2抵抗膜
23,24 配線電極
23a,24a (配線電極23,24の)連結部
25,26 配線電極
25a,26a (配線電極25,26の)連結部
27 絶縁層
28,29a,29b ドットスペーサ
30 導通性接着部材
34 封止部材
40 液晶表示パネル
S1 内部空間
S2 外部空間
G 導通部材
M 開口部
以下、本発明の実施形態に係るタッチパネルおよびタッチパネル型表示装置について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施形態に係るタッチパネルXおよびタッチパネル型表示装置Yを、図1ないし図9を参照しつつ説明する。
図1ないし図4に示したように、タッチパネルXは、第1基体10と、第2基体20と、導電性接着部材30とを備えている。
第1基体10は、全体として可撓性を有しており、平面視形状が略矩形状とされている。第1基体10の平面視形状は、略矩形状には限定されず、その他の形状であってもよい。第1基体10は、絶縁基板11および第1抵抗膜12を備えている。
絶縁基板11は、第1抵抗膜12を支持する役割を担う部材であり、その主面に対して交差する方向(たとえばAB方向)への透光性および電気的絶縁性を有している。ここで、透光性とは、可視光に対する透過性を有することを意味する。絶縁基板11の構成材料としては、ガラスおよび透光性プラスチックなどが挙げられるが、中でも耐熱性の観点においてガラスが好ましい。絶縁基板11の構成材料としてガラスを採用する場合、絶縁基板11の厚みは、充分な形状安定性および可撓性を確保すべく、0.1mm以上0.3mm以下に設定するのが好ましい。
第1抵抗膜12は、後述する第2基体20の第2抵抗膜22との接触点における電位の検出に寄与するものであり、その主面に対して交差する方向(たとえばAB方向)への透光性を有している。本実施形態における第1抵抗膜12は、所定の電気的抵抗を有する導電性材料により、絶縁基板11のB方向側に位置する主面の略全面に拡がるように形成されている。第1抵抗膜12の抵抗値は、たとえば200Ω/□以上1500Ω/□以下とされる。本実施形態において第1抵抗膜12は、高抵抗化の観点から、その厚さが2.0×10−2μm以下に設定されている。第1抵抗膜12の構成材料としては、たとえばITO(Indium Tin Oxide)、ATO(Antimony trioxide)、酸化錫、および酸化亜鉛などの透光性導電部材を挙げられる。
第2基体20は、平面視形状が略矩形状とされており、第1基体10に対向配置されている。第2基体20の平面視形状は、略矩形状には限定されず、その他の形状であってもよい。第2基体20は、絶縁基板21と、第2抵抗膜22と、配線電極23,24と、配線電極25,26と、絶縁層27と、ドットスペーサ28とを備えている。第2基体20には、導通部材G(例えばFPC(Flexible Printed Circuit))と接続される領域である外部導通領域20aが設けられている。
絶縁基板21は、第2抵抗膜22と、配線電極23,24と、配線電極25,26と、絶縁層27と、ドットスペーサ28とを支持する役割を担うものであり、その主面に対して交差する方向(たとえばAB方向)への透光性および電気的絶縁性を有している。絶縁基板21の構成材料としては、ガラスおよび透光性プラスチックなどが挙げられるが、中でも耐熱性の観点においてガラスが好ましい。絶縁基板21の構成材料としてガラスを採用する場合、絶縁基板21の厚みは、充分な形状安定性を確保すべく、0.7mm以上に設定するのが好ましい。
第2抵抗膜22は、第1基体10の第1抵抗膜12との接触点における電位の検出に寄与するものであり、その主面に対して交差する方向(たとえばAB方向)への透光性を有している。第2抵抗膜22は、所定の電気的抵抗を有する導電性材料により、絶縁基板21のA方向側に位置する主面において周縁部を除いた領域(平面視において第1抵抗膜12の形成領域内)に形成されている。第2抵抗膜22に要求される透光性および電気的抵抗値は第1抵抗膜12と同様である。また、第2抵抗膜22の構成材料としては、第1抵抗膜12と同様のものが挙げられる。
配線電極23,24は、後述の導電性接着部材30を介して第1抵抗膜12に電圧を印加する役割を担うものであり、第2抵抗膜22の周囲に形成されている。配線電極23は、その一端部が絶縁基板21における後述の導電性接着部材30による接着領域(図1に二点鎖線で囲まれた領域)の矢印C方向側の端部領域に位置しており、その他端部が第2基体20の外部導通領域20aに位置している。配線電極24は、その一端部が導電性接着部材30による接着領域の矢印D方向側の端部領域に位置しており、その他端部が第2基体20の外部導通領域20aに位置している。
配線電極23,24の両端間における抵抗値は、タッチパネルXの検出精度の観点から、第1抵抗膜12の両端間における抵抗値の0.01倍以下に設定されるのが好ましい。本実施形態における配線電極23,24は、硬質性および形状安定性の観点から、たとえば金属薄膜(線幅:0.5mm以上2mm以下、厚さ:0.5μm以上2μm以下)で構成されている。金属薄膜としては、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、およびクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜などが挙げられる。第1抵抗膜12をITOにより形成する場合、金属薄膜は、ITOとの密着性の観点から、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜(クロムをITOとアルミニウムとの間に配置)またはクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜(クロムをITOとアルミニウム合金との間に配置)が好ましい。金属薄膜の形成法としては、たとえばスパッタリング法、蒸着法、および化学気相成長(CVD)法が挙げられる。
配線電極25,26は、第2抵抗膜22に電圧を印加する役割を担うものである。配線電極25は、その一端部が透明電極22の矢印E方向側の端部に接続されており、その他端部が第2基体20の外部導通領域20aに位置している。また、配線電極26は、その一端部が透明電極22の矢印F方向側の端部に接続されており、その他端部が第2基体20の外部導通領域20aに位置している。
配線電極25,26の両端間における抵抗値は、タッチパネルXの検出精度の観点から、第2抵抗膜22の両端間における抵抗値の0.01倍以下に設定されるのが好ましい。配線電極25,26は、配線電極23,24と同様に金属薄膜(線幅:0.5mm以上2mm以下、厚さ:0.5μm以上2μm以下)で構成されている。金属薄膜としては、配線電極23,24を構成する金属薄膜と同様のものが挙げられる。
配線電極23〜26を金属薄膜により形成すれば、配線電極23〜26の表面における凹凸高さがドットスペーサ28の高さに比べて充分に小さくすることができる。したがって、タッチパネルXでは、配線電極23〜26の表面における凹凸高さとドットスペーサ28の高さとの差が小さいことに起因する、配線電極23〜26と第1抵抗膜12との不要な接触の発生を充分に抑制することができる。
また、金属薄膜をアルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、またはクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜により形成すれば、薄膜形成の容易性および薄膜加工(パターニングなど)の容易性も高めることができるのに加え、相対的に配線抵抗を低いものとすることができる。
絶縁層27は、配線電極23,24の一端部(導電性接着部材30による接着領域)および他端部(第2基体20の外部導通領域20aに位置する領域)以外の所定領域と、配線電極25,26の他端部(第2基体20の外部導通領域20aに位置する領域)以外の所定領域とにおいて、配線電極23,24あるいは配線電極25,26と第1抵抗膜12とが電気的に接続するのを防ぐためのものであり、これらの所定領域を覆うように形成されている。絶縁層27の構成材料としては、後述するドットスペーサ28と同材料が挙げられ、具体的にはポリエステル系樹脂などの熱硬化性樹脂、アクリル系樹脂などの紫外線硬化性樹脂などが挙げられる。特に製造プロセスにおける作業効率の観点から熱硬化性樹脂が好ましい。また、絶縁層27の厚さは、タッチパネルXの平坦性の観点から、10μm以下とするのが好ましい。なお、図1では、図面の見易さの観点から絶縁層27が省略されている。
ドットスペーサ28は、第1抵抗膜12と第2抵抗膜22とを所定位置で接触させる(情報を入力する)場合に、該所定位置以外の領域において第1抵抗膜12と第2抵抗膜22との不要な接触を抑制する役割を担うものである。本実施形態においてドットスペーサ28は、絶縁基板21上において、CD方向およびEF方向に略一定間隔で配列された行列状に配置されている。
ドットスペーサ28は、第1抵抗膜12と第2抵抗膜22との間の不要な接触防止機能を果たしつつ視認困難なものとするのが好ましく、たとえば直径40μm以下、高さ1.0μm以上3.5μm以下の半球状とされている。また、CD方向あるいはEF方向において隣り合うドットスペーサ28の離間距離(配設ピッチ)Pは、たとえば2mm以上4mm以下とされる。
ドットスペーサ28は、必ずしも絶縁基板21(第2基体20)上に形成する必要はなく、絶縁基板11(第1基体10)上に形成してもよい。また、ドットスペーサ28は、必ずしもマトリクス状(行列状)に略一定間隔で配列する必要はない。
このようなドットスペーサ28は、絶縁層27と同様な材料(たとえば熱硬化性樹脂あるいは紫外線硬化性樹脂)を用いて、スクリーン印刷、オフセット印刷、あるいはフォトリソグラフィ法により形成することができる。ドットスペーサ28の構成材料として熱硬化性樹脂を採用すると、耐熱性あるいは耐薬品性などの耐環境性を高めることができるため、たとえば高い長期信頼性を確保することが可能となる。この熱硬化性樹脂としては、たとえばエポキシ樹脂系、不飽和ポリエステル系、ユリア樹脂系、メラニン樹脂系、およびフェノール樹脂系を挙げることができる。一方、ドットスペーサ28の構成材料として紫外線硬化性樹脂を採用すると、たとえば熱硬化性樹脂に比べて硬化時間を短くすることができるため、その製造効率をより高めることが可能となる。この紫外線硬化性樹脂としては、たとえばアクリル樹脂系およびエポキシ樹脂系を挙げられる。
図6Aおよび図6Bに示したように、導電性接着部材30は、第1抵抗膜12と配線電極23,24との電気的導通を図りつつ、第1基体10と第2基体20とを接合する役割を担うものである。導電性接着部材30は、第1基体10と第2基体20とを接合したときに、第1基体10および第2基体20とともに内部空間S1および開口部Mを規定している。本実施形態における内部空間S1は、第1基体10と第2基体20との離間状態を維持すべく、空気などを封入することによって所定の内圧(たとえば大気圧よりも大きな圧力)とされている。本実施形態における開口部Mは、各配線電極23〜26の引き回し長さを低減する観点から、外部導通領域20aに隣り合う領域に形成されている。
図1、図4および図5に示したように、本実施形態における導電性接着部材30は、一部が切り欠かれているものの、全体として矩形枠状に形成されている。本実施形態における導電性接着部材30は、平面視(AB方向視)において第1抵抗膜12の形成領域内で且つ第2抵抗膜22の形成領域を取り囲むように配設されている。導電性接着部材30における切欠部分は、開口部Mに対応している。図示した例において導電性接着部材30は、第1抵抗膜12と第2抵抗膜22との間における封止性の観点から、第2抵抗膜22を取り囲むように設けられているが、このような構成には限定されない。
開口部Mは、内部空間S1と外部空間S2とを連通する部分であり、内部空間S1への空気の注入に使用される。開口部Mに対応する領域には配線電極23,24の外部空間S2側に位置する部位と内部空間S1側に位置する部位とを連結する連結部23a,24aと、配線電極25,26の外部空間S2側に位置する部位と内部空間S1側に位置する部位とを連結する連結部25a,26aとが位置している。本実施形態における連結部23a〜26aは、開口部Mの奥行き方向(矢印F方向)に沿って延びている。そのため、タッチパネルXでは、第1基体10と第2基体20との間において所定の離間距離を確保すべく、開口部Mを介して内部空間S1に空気などの流体を注入する場合に、各配線電極23〜26が流体のガイド機能を果たす。したがって、タッチパネルXでは、よりスムーズな流体注入を行うことができ、製造効率をより高めることができる。
本実施形態における導電性接着部材30は、第1粒子31と、第2粒子32と、接着材料33とを含む矩形枠状に形成されている。
第1粒子31は、第1抵抗膜12と配線電極23,24とを電気的に接続する役割を担うものであり、少なくとも一部が導電性接着部材30に埋設されている。第1粒子31の形状は、該第1粒子31に接触する第1抵抗膜12あるいは配線電極23,24などに与えるダメージを低減する観点から、略球形状とされている。但し、第1粒子31の形状としては、略球形状には限られず、たとえば多面体形状としてもよい。第1粒子31としては、少なくとも表面に導電性を有していればよく、たとえばプラスチックボールなどの球状絶縁体の表面を導体材料(たとえば金あるいはニッケル)により被覆したものが採用される。
本実施形態における第1粒子31は、変形(圧縮)前におけるAB方向の粒子径D11(図6A参照)が変形(圧縮)前におけるAB方向の第2粒子32の粒子径D21(図6A参照)に比べて大きく、第2粒子32よりも圧縮された状態となっている。第1粒子31の圧縮前の粒子径D11(図6A参照)は、たとえば2μm以上25μm以下とされ、第1粒子31の圧縮後の粒子径D12(図6B参照)は、たとえば1.5μm以上24μm以下とされる。第1粒子31の圧縮前の粒子径D11は、上述した範囲に限定されるものではなく、第1抵抗膜12あるいは配線電極23,24に対する充分な接触面積を確保しつつ、第1粒子31自体を過剰に変形させない範囲内のものであればよい。
上述のように、第1粒子31は、第2粒子32に比べて圧縮された状態となっている。すなわち、第1粒子31は、下記数式1として定義される変形率(圧縮率)Dおよび下記数式2として定義されるアスペクト比Lが、後述する第2粒子32の変形率(圧縮率)D(数式3参照)およびアスペクト比L(数式4参照)より大きい。第1粒子31の変形率(圧縮率)Dは、たとえば0.03以上0.3以下とされ、第1粒子31のアスペクト比Lは、たとえば1.03以上3以下とされる。
Figure 0005073750
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第1粒子31は、第1抵抗膜12に直接接触するように構成されているが、このような構成には限られず、たとえば絶縁基板11上に配線電極23,24と同様の配線を形成し、該配線を介して第1粒子31と第1抵抗膜12とを電気的に接続するようにしてもよい。
第2粒子32は、第1基体10と第2基体20との離間距離を規定するのに寄与するものであり、少なくとも一部が導電性接着部材30に埋設されている。第2粒子32の形状は、第1粒子31と同様な理由から略球形状とされている。但し、第2粒子32の形状としては、略球形状には限られず、たとえば多面体形状としてもよい。第2粒子32としては、第1基体10と第2基体20との離間距離の規定容易性の観点から、シリカ球(主として二酸化珪素からなる球状粒子)が採用される。但し、第2粒子32としては、ガラスファイバなどの他のものを採用してもよい。
本実施形態における第2粒子32は、圧縮前における粒子径D21(図6A参照)が圧縮前における第1粒子31の粒子径D11(図6A参照)に比べて小さく、第1粒子31よりも圧縮の程度が小さい(本実施形態ではほとんど圧縮されていない)状態となっている。第2粒子32の圧縮前後の粒子径D21,D22(図6A,図6B参照)は、たとえば1.5μm以上24μm以下とされる。第2粒子32の圧縮前後の粒子径D21,D22は、上述した範囲に限定されるものではなく、第1基体10と第2基体20との離間距離を目的とする範囲に設定できるものであればよい。
第2粒子32はさらに、下記数式3として定義される変形率(圧縮率)Dおよび下記数式4として定義されるアスペクト比Lが第1粒子31の変形率(圧縮率)D(上記数式1参照)およびアスペクト比L(上記数式2参照)より小さい。第2粒子32の変形率(圧縮率)Dは、たとえば0以上0.01以下とされ、第2粒子32のアスペクト比Lは、たとえば1以上1.01以下とされる。
Figure 0005073750
Figure 0005073750
接着材料33は、第1基体10と第2基体20との接合に寄与するものである。接着材料33としては、エポキシ系樹脂などの熱硬化性樹脂、および、アクリル系樹脂などの紫外線硬化樹脂などが挙げられる。特に、接着材料33としては、製造プロセスにおける作業効率の観点から熱硬化性樹脂を使用するのが好ましい。
タッチパネルXでは、導電性接着部材30が第1粒子31と第2粒子32との2種類の粒子を含む構成となっているが、これには限られず、たとえば第1粒子31のみを含む構成としてもよい。このような構成によると、1種類の粒子を準備するだけで済むので、低コスト化を図るうえで好適である。
本実施形態における開口部Mは、封止部材34によって封止され、内部空間S1が封止空間となっている。したがって、タッチパネルXでは、開口部Mを介して内部空間S1に水分および異物などが入り込む可能性を低減することができる。また、本実施形態における開口部Mの平面視幅W1は、外部導通領域20aの平面視幅W2よりも小さくされている。このように開口部Mの平面視幅W1を外部導通領域20aの平面視幅W2よりも小さくすれば、封止部材34によって開口部Mを封止する場合の封止安定性を高めることができる。したがって、タッチパネルXでは、第1基体10の第1抵抗膜12と第2基体20の第2抵抗膜22との間に異物などが介在することに起因する不具合の発生を抑制することができる。
封止部材34としては、たとえば紫外線硬化樹脂および熱硬化性樹脂などの絶縁性樹脂が挙げられる。特に、封止部材34としては、紫外線硬化樹脂を採用するのが好ましい。このように封止部材34を紫外線硬化樹脂により形成すれば、たとえば熱硬化性樹脂に比べて熱に起因する影響を低減することができるのに加え、作業効率も向上する。
タッチパネルXでは、第1抵抗膜12と配線電極23,24とを電気的に接続する導電性接着部材30により、第1基体10と第2基体20との貼り合わせを行っている。そのため、タッチパネルXでは、第1基体10の第1抵抗膜12と第2基体20の配線電極23,24とを電気的に接続するための領域を、導電性接着部材30より内方(内部空間S1側)に別途確保せずにすみ、結果として小型化を図ることができる。
タッチパネルXの各配線電極23〜26は、連結部23a〜26aが開口部Mに対応する領域20bに位置している。つまり、タッチパネルXにおける連結部23a〜26aは、導電性接着部材30が存在していない領域に位置していることになる。そのため、タッチパネルXでは、たとえば絶縁基板11に形成される第1抵抗膜12をパターニングしなくても、導電性接着部材30が介在することに起因する不要な電気的接続の発生を防ぐことができ、製造効率を高めることができる。加えて、タッチパネルXでは、第1抵抗膜12をパターニングしなくてすむので、パターニングすることに起因する歩留まりの低下を防ぐこともできる。
次に、導電性接着部材30による第1基体10と第2基体20との接着方法の一例について説明する。
導電性接着部材30としては、未硬化状態の接着材料33に第1粒子31および第2粒子32を混入したものが使用される。以下の説明では、接着材料33として熱硬化性樹脂を採用しているものとする。第1粒子31としては、プラスチックボールなどの球状絶縁体の表面を導体材料で被覆したもので、比較的に容易に変形させることができるものが採用される。第2粒子としては、シリカ球などのように比較的に変形させ難いものが採用される。すなわち、第1粒子31と第2粒子32とを比較した場合、第2粒子32の方が第1粒子31より圧縮弾性係数が大きい。第1粒子31としては、たとえば圧縮弾性係数が300kgf/mm(約2.9×10MPa)以上600kgf/mm(約5.9×10MPa)以下のものが採用される。第2粒子32としては、たとえば圧縮弾性係数が1500kgf/mm(約1.5×10MPa)以上25000kgf/mm(約2.5×10MPa)以下のものが採用される。
ここで、第1粒子31および第2粒子32の圧縮弾性係数は、いわゆる10%K値を意味しており、下記数式5により定義されるものである。
Figure 0005073750
10%K値におけるF,S,Rは、室温で微小圧縮試験機(島津製作所製「PCT−200型」)を用いて第1粒子31および第2粒子32に相当する微粒子を圧縮することにより求めることができる。第1粒子31および第2粒子32に相当する微粒子の圧縮は、たとえばダイヤモンド製の直径50μmの円柱の平滑端面において、圧縮速度0.27gf/秒、最大試験加重10gfで行なわれる。
第1基体10と第2基体20との接着に当たっては、まず第2基体20の上面(配線電極23,24の形成面)における所定領域に導電性接着部材30を印刷(塗布)する。本実施形態において所定領域は、図1によく表れているように、第2抵抗膜22を取り囲むように位置する領域(二点鎖線で囲まれた領域)である。
次に、図6Aに示すように、導電性接着部材30が印刷された第2基体20に対して第1基体10を位置合わせしたうえで、導電性接着部材30を介して第1基体10と第2基体20とを貼り合わせ、貼り合わせ構造体を作製する。
次に、図6Bに示すように、作製された構造体の第1基体10と第2基体20とを互いに近接する方向に加圧する。本実施形態における加圧は、第2粒子32が第1基体10および第2基体20の両方に当接するまで、第1基体10および第2基体20により第1粒子31をその変形率(圧縮率)D(数式1参照)あるいはアスペクト比L(数式1参照)が大きくなるように変形させつつ行われる。
次に、加圧状態を維持しつつ、導電性接着部材30を接着材料33の硬化温度まで加熱して接着材料33を硬化させる。これにより、接着材料33が硬化し、第1基体10と第2基体20とが接着される。
次に、本発明に係るタッチパネル型表示装置の一例について図7ないし図9を参照しつつ説明する。
図7ないし図9に示したように、本実施形態におけるタッチパネル型表示装置Yは、タッチパネルXと液晶表示装置Zとを備えている。タッチパネルXは、図1ないし図6を参照して説明したものである。
液晶表示装置Zは、液晶表示パネル40と、バックライト50と、筐体60とを備えている。
液晶表示パネル40は、液晶層41と、第1基体42と、第2基体43と、封止部材44とを備えている。この液晶表示パネル40には、画像を表示するための複数の画素を含んでなる表示領域DAが設けられている。この表示領域DAは、第1基体42と第2基体43との間に液晶層41を介在させ、該液晶層41を封止部材44により封止することにより構成されている。
液晶層41は、電気的、光学的、力学的、あるいは磁気的な異方性を示し、固体の規則性と液体の流動性を併せ持つ液晶を含んでなる層である。このような液晶としては、ネマティック液晶、コレステリック液晶、およびスメクティック液晶などが挙げられる。液晶層41には、該液晶層41の厚さを一定に保つべく、たとえば多数の粒子状部材により構成されるスペーサ(図示せず)を介在させてもよい。
第1基体42は、透明基板421と、遮光膜422と、カラーフィルタ423と、平坦化膜424と、透明電極425と、配向膜426とを備えている。
透明基板421は、遮光膜422およびカラーフィルタ423を支持し且つ液晶層41の封止をするのに寄与する部材である。透明基板421は、その主面に対して交差する方向(たとえばAB方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされている。透明基板421の構成材料としては、たとえばガラスおよび透光性プラスチックが挙げられる。
遮光膜422は、光を遮る(光の透過量を所定値以下にする)役割を担うものであり、透明基板421の上面に形成されている。遮光膜422は、光を通過させるために、膜厚方向(AB方向)に貫通する貫通孔422aを有している。遮光膜422の構成材料としては、たとえば遮光性の高い色(たとえば黒色)の染料あるいは顔料と、カーボンが添加された樹脂(たとえばアクリル系樹脂)と、Crとが挙げられる。
カラーフィルタ423は、該カラーフィルタ423に入射した光のうち所定の波長を選択的に吸収し、所定の波長のみを選択的に透過させる役割を担うものである。カラーフィルタ423としては、たとえば赤色可視光の波長を選択的に透過させるための赤色カラーフィルタ(R)、緑色可視光の波長を選択的に透過させるための緑色カラーフィルタ(G)、青色可視光の波長を選択的に透過させるための青色カラーフィルタ(B)などが挙げられる。カラーフィルタ423は、たとえばアクリル系樹脂に染料あるいは顔料を添加させることにより構成される。
平坦化膜424は、カラーフィルタ423などを配置することにより生じる凹凸を平坦化する役割を担うものである。平坦化膜424の構成材料としては、たとえばアクリル系樹脂などの透明樹脂が挙げられる。
透明電極425は、後述の第2基体43の透明電極432との間に位置する液晶層41の液晶に所定の電圧を印加する役割を担うものであり、その主面に対して交差する方向(たとえばAB方向)への透光性を有している。透明電極425は、所定の信号(画像信号)を伝搬する役割を担うものであり、主として矢印CD方向に延びるように複数配列されている。透明電極425の構成材料としては、ITOおよび酸化錫などの透光性導電部材が挙げられる。
配向膜426は、マクロ的にランダムな方向を向く(規則性が小さい)液晶層41の液晶分子を所定方向に配向させる役割を担うものであり、透明電極425上に形成されている。配向膜426の構成材料としては、ポリイミド樹脂などが挙げられる。
第2基体43は、透明基板431と、透明電極432と、配向膜433とを備えている。
透明基板431は、透明電極432および配向膜433を支持し且つ液晶層41を封止するのに寄与する部材である。透明基板431は、その主面に対して交差する方向(矢印AB方向)に光を適切に透過することが可能な構成とされている。透明基板431の構成材料としては、透明基板421の構成材料と同様のものが挙げられる。
透明電極432は、第1基体42の透明電極425との間に位置する液晶層41の液晶に所定の電圧を印加する役割を担うものであり、一方側から入射した光を他方側に透過するように構成されている。透明電極432は、液晶層41への電圧印加状態(ON)もしくは電圧非印加状態(OFF)を制御するための信号(走査信号)を伝搬する役割を担うものであり、主として図7における紙面垂直方向(たとえば図1におけるEF方向)に延びるように複数配列されている。透明電極432の構成材料としては、透明電極425の構成材料と同様のものが挙げられる。
配向膜433は、マクロ的にランダムな方向を向く(規則性が小さい)液晶層41の液晶分子を所定方向に配向させる役割を担うものであり、透明電極432上に形成されている。配向膜433の構成材料としては、配向膜426と同様のものが挙げられる。
封止部材44は、第1基体42と第2基体43との間に液晶層41を封止するとともに、第1基体42と第2基体43とを所定間隔で離間した状態で接合する役割を担うものである。封止部材44としては、たとえば絶縁性樹脂およびシール樹脂が挙げられる。
バックライト50は、液晶表示パネル40の一方から他方に向けて光を照射する役割を担うものであり、エッジライト方式を採用したものである。バックライト50は、光源51および導光板52を備えている。光源51は、導光板52に向けて光を出射する役割を担うものであり、導光板52の側方に配置されている。光源51としては、たとえばCFL(Cathode Fluorescent Lamp)と、LED(Light Emitting
Diode)と、ハロゲンランプと、キセノンランプと、EL(Electro-Luminescence)とが挙げられる。導光板52は、光源51からの光を液晶表示パネル40の下面全体にわたって略均一に光を導く役割を担うものである。導光板52は、通常、反射シートと、拡散シートと、プリズムシートとを含んでいる。反射シート(図示せず)は、光を反射する役割を担うものであり、裏面に設けられる。拡散シート(図示せず)は、より均一な面状発光とすべく光を拡散する役割を担うものであり、表面に設けられる。プリズムシート(図示せず)は、光を略一定方向に集光する役割を担うものであり、表面に設けられる。導光板52の構成材料としては、たとえばアクリル樹脂およびポリカーボネート樹脂などの透明樹脂が挙げられる。バックライト50としては、導光板52の側方に光源51を配したエッジライト方式には限られず、液晶表示パネル40の裏面側に光源51を配した直下方式などの他の方式のものを採用してもよい。
筐体60は、液晶表示パネル40およびバックライト50を収容する役割を担うものであり、上側筐体61および下側筐体62を含んで構成される。筐体60の構成材料としては、たとえばポリカーボネート樹脂などの樹脂と、アルミニウムなどの金属と、ステンレス(SUS)などの合金とが挙げられる。
次に、両面テープTによるタッチパネルXと液晶表示装置Zとの固定方法の一例について説明する。なお、タッチパネルXと液晶表示装置Zとの固定方法に使用される固定用部材としては、両面テープTには限られず、たとえば熱硬化性樹脂および紫外線硬化性樹脂などの接着部材を採用してもよいし、タッチパネルXと液晶表示装置Zとを物理的に固定する固定構造体を採用してもよい。
まず、液晶表示装置Zの上側筐体61の上面における所定領域に両面テープTの片面を貼り付ける。本実施形態において所定領域は、図8によく表れているように、液晶表示装置Zの表示領域DAを取り囲むように位置する領域Rである。
次に、両面テープTが貼り付けられた液晶表示装置Zに対してタッチパネルXを位置合わせしたうえで、両面テープTを介してタッチパネルXの絶縁基板21と液晶表示装置Zの上側筐体61とを貼り合わせる。これにより、タッチパネルXと液晶表示装置Zとの固定が行われる。
タッチパネル型表示装置Yは、タッチパネルXを備えているため、上述のタッチパネルXの有する効果と同様の効果を享受することができる。すなわち、タッチパネル型表示装置Yでは、タッチパネルXに外力(タッチパネル入力時の押圧力など)が作用したとしても、抵抗膜11,12と配線電極23,24あるいは配線電極25,26とが不要に接触してしまうのを抑制することができる。また、本実施形態におけるタッチパネル型表示装置Yでは、第1抵抗膜12の形状をパターニングにより工夫する場合に比べて、その製造効率を高めることが可能となる。
以上においては、本発明の具体的な実施形態を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々の変更が可能である。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に位相差フィルムを更に配置してもよい。位相差フィルムは、液晶の複屈折性(位相のズレ)などにより楕円偏光状態に変換される直線偏光を、楕円偏光状態から直線偏光に近い状態に変換するための光学補償用部材である。位相差フィルムの構成材料としては、たとえばポリカーボネート(PC)と、ポリビニルアルコール(PVA)と、ポリアリレート(PA)と、ポリサルフォン(Psu)と、ポリオレフィン(PO)とが挙げられる。特に、位相差フィルムの構成材料としては、液晶の波長分散との整合性の観点ではPCが好ましく、円偏光板への適応性の観点ではPCに比べ光弾性係数の小さいPOが好ましい。このような構成は、表示画像のコントラスト比を高めるうえで好適である。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に偏光フィルムを更に配置してもよい。偏光フィルムは、所定の振動方向の光を選択的に透過させる役割を担うものである。偏光フィルムの構成材料としてはヨウ素系材料などが挙げられる。このような構成は、偏光フィルムを透過する光のシャッタ機能を発揮するうえで好適である。
タッチパネルXでは、第1基体10および第2基体20の少なくとも一方に、アンチグレア処理あるいは反射防止コート処理を施したフィルムを更に配置してもよい。このような構成によると、外光反射を低減することができる。
タッチパネルXの絶縁基板11,21は、位相差フィルム、偏光フィルム、アンチグレア処理あるいは反射防止コート処理を施したフィルムのいずれかに置き換えてもよい。
図10に示したように、タッチパネルXの絶縁層27は、配線電極23〜26の連結部23a〜26aの全面も被覆するように形成してもよい。このような構成では、絶縁層27としてドットスペーサ28と同材料を採用すれば、絶縁層27とドットスペーサ28とを同一工程にて形成することができる。そのため、タッチパネルXでは、その製造効率を高い状態で維持することができる。加えて、タッチパネルXでは、開口部Mに対して外力が作用したとしても、第1抵抗膜12と連結部23a〜26aとの間の絶縁性をより確実に確保することができる。
タッチパネルXでは、図11〜図13に示すように、絶縁層27およびドットスペーサ28に代えて、ドットスペーサ29a,29bを採用してもよい。
ドットスペーサ29aは、第1抵抗膜12と第2抵抗膜22とを所定位置で接触させる(情報を入力する)場合に、該所定位置以外の領域において第1抵抗膜12と第2抵抗膜22とが接触するのを防ぐ役割を担うものである。図11〜図13に示したドットスペーサ29aは、第2抵抗膜22上でマトリクス状(行列状)に略一定間隔で配列されている。ドットスペーサ29aは、第1抵抗膜12と第2抵抗膜22との不当な接触防止機能を充分に果たしつつ視認困難なものとするのが好ましく、たとえば直径40μm以下、高さ1.0μm以上3.5μm以下の半球状とされる。また、矢印CD方向あるいは矢印EF方向において隣り合うドットスペーサ29aの離間距離はたとえば2mm以上4mm以下とされる。
ドットスペーサ29bは、第1抵抗膜12と各配線電極23〜26とが不当に接触するのを防ぐ役割を担うものである。図11〜図13に示したドットスペーサ29bは、主として第1抵抗膜12と各配線電極23〜26との対向領域(に形成されている。ドットスペーサ29bは、第1抵抗膜12と各配線電極23〜26との不当な接触防止機能を充分に果たすべく、たとえば直径40μm以上、高さ1.0μm以上5.0μm以下の半球状とされる。また、矢印CD方向あるいは矢印EF方向において隣り合うドットスペーサ29bの離間距離はたとえば0.3mm以下とされる。
このような構成によると、ドットスペーサ29bが開口部Mに対応する領域20bにも形成されているため、開口部Mに対して外力が作用したとしても、第1抵抗膜12と各配線電極23〜26との間の絶縁性を充分に確保することができる。
ドットスペーサ29a,29bの構成材料としては、ドットスペーサ28と同様のものが挙げられる。このような構成によると、ドットスペーサ29aおよびドットスペーサ29bを同一工程にて形成することができ、その製造効率を高い状態で維持することができる。
図14に示したように、タッチパネルXの封止部材34は、導通部材G(図外の外部回路と導通を図るもの)の少なくとも一部を覆うようにしてもよい。このような構成によると、封止部材34とは別の材料により導通部材Gを覆う場合に比べて、製造効率を高めることができる。加えて、図14に示したタッチパネルXでは、外部導通領域20a(導通部材G)と開口部Mとの離間距離を小さくでき、より小型化を図ることができる。
タッチパネルXの封止部材34は、配線電極23〜26と導通部材Gとの接続部の少なくとも一部(たとえば側方から露出する部分)を覆うようにしてもよい。このような構成によると、接続部における物理的強度を高めることができるのに加えて、接続部に対する水分などの付着量を低減することができ、ひいては腐食などの進行を抑制することができる。

Claims (14)

  1. 第1抵抗膜を有する第1基体と、
    第2抵抗膜および配線電極を有する第2基体と、
    前記第1抵抗膜と前記配線電極とを電気的に接続し、且つ、前記第1抵抗膜と前記第2抵抗膜とが対向するように前記第1基体と前記第2基体とを接着する導電性接着部材と、を備え、
    前記導電性接着部材は、前記第1基体および前記第2基体とともに、内部空間と、該内部空間と外部空間とを連通する開口部を規定し、
    前記配線電極は、前記外部空間側に位置する部位と前記内部空間側に位置する部位とを連結する連結部を有しており、
    前記連結部は、前記開口部に対応する位置に形成されており、
    前記開口部は、絶縁性封止部材により封止されている、タッチパネル。
  2. 前記連結部は、前記開口部の奥行き方向に沿って延びている、請求項1に記載のタッチパネル。
  3. 前記開口部は、外部回路と導通を図るための外部導通領域と隣り合う領域に形成されている、請求項1に記載のタッチパネル。
  4. 前記導電性接着部材は、導電性粒子を含んでいる、請求項1に記載のタッチパネル。
  5. 前記絶縁性封止部材は、外部回路と導通を図る外部導通領域に位置する導通部材の少なくとも一部を覆う、請求項に記載のタッチパネル。
  6. 前記絶縁性封止部材は、前記配線電極と前記導通部材との接続部の少なくとも一部を覆う、請求項に記載のタッチパネル。
  7. 前記開口部の平面視幅は、前記外部導通領域の平面視幅より小さい、請求項に記載のタッチパネル。
  8. 前記絶縁性封止部材は紫外線硬化樹脂である、請求項に記載のタッチパネル。
  9. 前記第1抵抗膜と前記第2抵抗膜との間に位置するスペーサを更に備えている、請求項1に記載のタッチパネル。
  10. 前記スペーサは前記開口部に対応する領域にも配置されている、請求項に記載のタッチパネル。
  11. 前記スペーサと同材料により構成され、且つ、前記連結部の全面を被覆する絶縁層を更に備える、請求項に記載のタッチパネル。
  12. 前記配線電極は金属薄膜からなる、請求項1に記載のタッチパネル。
  13. 前記金属薄膜は、アルミニウム膜、アルミニウム合金膜、クロム膜とアルミニウム膜との積層膜、またはクロム膜とアルミニウム合金膜との積層膜である、請求項1に記載のタッチパネル。
  14. 表示パネルと、
    前記第1基体または前記第2基体が前記表示パネルに対向配置される請求項1に記載のタッチパネルと、
    を備える、タッチパネル型表示装置。
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