JP5035673B2 - 荷物タグ - Google Patents

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本発明は、ICタグを利用したラベルの技術分野に属し、詳しくは、航空手荷物に貼り付けて使用するための荷物タグに関するものである。
従来、航空手荷物に貼り付ける荷物タグとしては、層構成が例えば「感熱材層/基材層/粘着剤層/剥離紙」からなるタグが一般的に広く用いられてきた。この荷物タグは、航空会社、荷物の認識番号、出発空港、乗換え空港、到着空港当の情報が感熱紙に記録されるようになっており、これらの情報の一部を管理するために、ハーフカット、ミシン目、プレ印刷、バックスリット等の各種の加工を施したものが使用されている。
一方、最近では様々な物品にICタグをつけて物流過程、保管時等における情報管理を行うことが提案されており、航空手荷物用の荷物タグについても、乗換え時に多発するいわゆる荷物ロスを極力無くすようにするため、ICタグを取り付けたものが利用されるようになってきている。そして、このようなICタグ付きの荷物タグとしては、いわゆるICタグインレットを従来の荷物タグに一体化させたものが用いられている。このICタグインレットとは、通常、PETフィルム等をベースとし、それにアンテナパターンを印刷又はエッチング等により形成するとともにICチップを装着したものである。
特開2004−317544公報 特開2003−162221公報
このような航空手荷物用の荷物タグは、次のような手順で作製される。まず、感熱紙等からなる感熱材層とOPPフィルム等からなる基材層を接着剤を介してドライラミネートする。そして、その積層物における基材層側に粘着剤を施して剥離紙を貼着した後、その積層物に対して印刷、ハーフカット、ミシン目、バックスリット等の加工を施す。次に、バックスリットの部分から剥離紙の一部をめくり、ICタグインレットを挿入する。このICタグインレットの剥離紙がくる面には粘着剤が設けられているが、この粘着剤は予め設けられていてもよいし、剥離紙を貼り込む直前に設けるようにしてもよい。
従来の航空手荷物用の荷物タグは、前記のような製造工程を採っているため、剥離紙を一旦めくり、その剥離紙の下にICタグインレットを貼着し、また剥離紙を元に戻すという工程が必要であることから、加工装置が複雑となり、加工途中でのトラブルが発生しやすいという問題がある。したがって、ICタグインレットを一体化した荷物タグは、納期、コストにおいても問題が多かった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、製造工程の簡略化を図った航空手荷物用の荷物タグを提供することにある。
請求項1に記載の発明である荷物タグは、基材層の表面側に感熱材層を有するとともに裏面側に粘着剤層を介して剥離紙を積層してなる荷物タグにおいて、剥離紙の表面にICタグインレットが貼着され、そのICタグインレットを囲むようにして剥離紙にスリットが形成されており、ICタグインレットを貼着する部位に対応して粘着剤層と対向する面にシリコーン未塗布領域を設けた剥離紙が用いられていることを特徴としている。
請求項2に記載の発明である荷物タグは、請求項1に記載の荷物タグにおいて、ICタグインレットの表側が保護層で覆われていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明である荷物タグは、基材層の表面側に感熱材層を有するとともに裏面側に粘着剤層を介して剥離紙を積層してなる荷物タグにおいて、剥離紙の表面にICタグインレットが貼着され、そのICタグインレットを囲むようにして剥離紙にスリットが形成されており、ICタグインレットを貼着する部位に対応して粘着剤層と対向する面にシリコーン未塗布領域を設けた剥離紙が用いられていることを特徴としているので、使用時に剥離紙を剥がすとICタグインレットが一部の剥離紙とともに荷物タグ側に残ることから、従来の荷物タグと同様にそのまま貼り付けるか或いはリング状にして荷物に取り付けることができ、しかも、剥離紙にスリットを設ける際にICタグインレットの周りに対応する部位にも同時にスリットを設けるだけで、剥離紙を剥がすことなく、荷物タグの裏面に直接ICタグインレットを貼着して簡単に製造することができる。また、荷物タグ裏側から剥離紙を剥がす時や剥がした後で、残った剥離紙の一部分が粘着剤層から剥がれないことから、ICタグインレットが脱落するのを防止することができる。
請求項2に記載の発明である荷物タグは、請求項1に記載の荷物タグにおいて、ICタグインレットの表側が保護層で覆われていることを特徴としているので、荷物に取り付けるまでの取扱い時にICタグインレットが保護されるという効果を奏する。
請求項3に記載の発明である荷物タグは、請求項1又は2に記載の荷物タグにおいて、ICタグインレットを貼着する部位に対応してシリコーン未塗布領域を設けた剥離紙を用いたことをことを特徴としているので、荷物タグ裏側から剥離紙を剥がす時や剥がした後で、残った剥離紙の一部分が粘着剤層から剥がれないことから、ICタグインレットが脱落するのを防止することができる。
以下、具体例を挙げて本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る荷物タグの一例を示す正面図、図2は図1に示す荷物タグの背面図、図3は図1及び図2に示す荷物タグの断面図である。
図示の荷物タグ1は、OPPフィルムからなる基材層2の表面側に感熱紙からなる感熱材層3を有するとともに裏面側に粘着剤層4を介して剥離紙5を積層した層構成になっており、スリット6、ミシン目7等の荷物タグとして必要な各種の加工が施されている。
この荷物タグ1は、ICタグインレットを使用しており、図2,3において8で示す部分がICタグインレットである。ICタグインレット8は、PETやポリプロピレン、ポリエチレン、ポリスチレン、ナイロン等からなる透明プラスチックフィルムをベース8aとし、その表側にアンテナパターン8bが形成され、アンテナパターン8bの両端にバンプを介してICチップ8cが装着されたものである。
そして、剥離紙5の表面にICタグインレット8が接着剤により貼着され、そのICタグインレット8を囲むようにして剥離紙5にスリット9が形成されている。
この荷物タグ1は多面付けで作製された後、長さ方向に連続的に繋がった帯状に切断され、ロール状の巻取として供給されるものであり、その製造工程は次のようである。
まず、感熱紙からなる感熱材層3とOPPフィルムからなる基材層2とを接着剤を介してドライラミネートする。そして、その積層物における基材層2側に粘着剤層4を形成して剥離紙5を貼着した後、剥離紙5の表面における所定位置にICタグインレット8を接着剤で貼着する。剥離紙5としては、ICタグインレット8を貼着する部位に対応してシリコーン未塗布領域を設けたものを使用する。また、図3に示すように、樹脂シート等の保護層10により覆われたICタグインレット8を用いるのが好ましい。次いで、その積層物に対して所望の印刷を行い、スリット、ミシン目等の加工を施した後、剥離紙5以外の層における余計な部分をカス上げし、帯状に切断してロール状に巻き取る。このスリット、ミシン目等の加工時に、ICタグインレット8を囲むようにして剥離紙5にスリット9を形成する。
このような工程で荷物タグの巻取が製造される。そして、荷物タグ1を手荷物に貼着するに際しては、巻取から荷物タグ1を繰り出してミシン目7で1つずつ切り離した後、感熱材層3に所定事項を記載してから、剥離紙5を剥がして粘着剤層4を露出させるが、この時にスリット9で囲まれた剥離紙5の一部分が荷物タグ側に残り、それに貼着されたICタグインレット8も荷物タグ側に残ることになる。このようにICタグインレット8が付いた状態の荷物タグ1を使用し、そのまま貼り付けるか或いはリング状にして荷物に取り付けることができ、取付け状態においてICタグインレット8は従来の荷物タグと同様に隠蔽された状態となる。
この荷物タグ1は、従来の荷物タグと同様、使用時に際しては、剥離紙5を剥がして粘着剤層4を露出させるが、この剥がす時や剥がした後で、残った剥離紙5の一部分が粘着剤層4から剥がれるの確実に防止するため、上記のように、ICタグインレット8を貼着する部位に対応してシリコーン未塗布領域を設けた剥離紙5を用いるようにする。
以上、具体例を挙げて本発明を説明したが、本発明による荷物タグは、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることは当然のことである。
本発明に係る荷物タグの一例を示す正面図である。 図1に示す荷物タグの背面図である。 図1及び図2に示す荷物タグの断面図である。
符号の説明
1 荷物タグ
2 基材層
3 感熱材層
4 粘着剤層
5 剥離紙
6 スリット
7 ミシン目
8 ICタグインレット
8a ベース
8b アンテナパターン
8c ICチップ
9 スリット
10 保護層

Claims (2)

  1. 基材層の表面側に感熱材層を有するとともに裏面側に粘着剤層を介して剥離紙を積層してなる荷物タグにおいて、剥離紙の表面にICタグインレットが貼着され、そのICタグインレットを囲むようにして剥離紙にスリットが形成されており、ICタグインレットを貼着する部位に対応して粘着剤層と対向する面にシリコーン未塗布領域を設けた剥離紙が用いられていることを特徴とする荷物タグ。
  2. ICタグインレットの表側が保護層で覆われていることを特徴とする請求項1に記載の荷物タグ。
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