JP2006251292A - 剥離紙を利用した多層ラベル - Google Patents

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JP2006251292A JP2005066902A JP2005066902A JP2006251292A JP 2006251292 A JP2006251292 A JP 2006251292A JP 2005066902 A JP2005066902 A JP 2005066902A JP 2005066902 A JP2005066902 A JP 2005066902A JP 2006251292 A JP2006251292 A JP 2006251292A
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Koji Uno
幸治 鵜野
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Abstract

【課題】簡単な構造で横流し経路を突き止めることができ、あるいはラベルの表面を保護することができ、しかも安価な多層ラベルを提供する。
【解決手段】透視可能または透視不可能な素材の表面に、図柄が描かれたラベル印刷層を有し、透視不可能にしたラベル本体12、あるいは、透視可能な素材の表面に図柄が描かれたラベル印刷層を有し、またはラベル印刷層を有さないラベル本体12があり、ラベル本体12の裏面に粘着剤22が設けられ、ラベル本体12の裏面に積層された剥離シート24と、剥離シート切断線26で区切られた小剥離シート部28と、小剥離シート部28に設けられ、ラベル本体12からは視認不可能、または可能な情報が設けられた印刷層30を備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、ラベルのラベル本体と剥離シート部を利用し、ラベルに付加機能を付けることができる多層ラベルに関する。
従来、医薬品、健康食品、化粧品などの容器または包装には、商品名が印刷され裏面に粘着剤が塗布されたラベルが貼り付けられている。またパソコンや電化製品などには、固有のナンバーを印字したラベルが貼り付けられている。
上記、医薬品、健康食品、化粧品などは、固有のナンバーやロット番号などが容器に直接印字されたり、貼着されているラベルに印字されたりしている。例えば、特定の販売店や美容院などでのみ扱っているシャンプーやリンス等を、不当な流通経路を通して、一般のドラッグストアーで安い価格で販売する、いわゆる横流しがある。
また、パソコンなど長期間に渡って使用するものに対し、ラベルに固有のナンバーを印字して貼るか、製造番号など印刷されたラベルを貼る場合がある。
実用新案登録第3003597号公報
上記横流し業者に対しては、商品に固有のナンバーなどを容器やラベルに印字して商品を管理し、流通経路を突き止めている。しかし、印字されたナンバーを消すなどして、管理ナンバーを判らなくしてしまうことがある。
また、パソコンなどに貼るラベルは、長期に渡ってその商品を使用するため、印字や印刷が剥がれ落ちて、読めなくなる事がある。上に透明なフィルムを貼りあわせる場合もあるが、コスト高になる。
この発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、簡単な構造で横流し経路を突き止めることができ、あるいはラベルの表面を保護することができ、しかも安価な多層ラベルを提供する。
表面に図柄が描かれた印刷層を有し裏面に粘着剤が設けられたラベル本体と、前記ラベル本体の裏面に積層された剥離シートと、前記剥離シートを貫通した剥離シート切断線で区切られ前記ラベル本体より小さい小剥離シート部と、小剥離シート部には印刷層および固有のナンバー等の印字部が設けられていることを特徴とした多層ラベル。
前記ラベル本体表面は印刷層が設けられるか、または透視不可能な素材でできており、前記ラベル本体表面からは前記小剥離シート部および前記小剥離シート部に施された印刷層およびナンバリング等の印字部が視認不可能である。
前記ラベル本体表面は透視可能な素材に印刷層を設け透視不可能にするか、もしくは印刷層が設けられておらず、前記小剥離シート部に施された印刷層あるいはナンバリング等の印字部が視認可能である。
本発明の多層ラベルは、簡単な構造で多層ラベルを形成することができ、コストを安価に抑えることができる。そして、小剥離シート部に施された印刷層やナンバリング等の印字部が、ラベル表面からは視認不可能である。このため横流し業者等に、商品の管理ナンバーなどの記載を判らなくし、ナンバーを故意に消されることもない。また、小剥離シート部に印字するので、ラベル本体の裏面、つまり粘着面に直接印字する場合と比べ、剥離シートを一度剥がす必要がなく、特殊な装置等も必要でなくなる。
また、ラベル本体が透視可能な素材でできており、小剥離シートに施された印刷層やナンバリング等の印字部が、ラベル本体の表面から視認可能な場合は、ラベル本体が上記印刷層や印字部を保護する役割をし、印刷層や印字部を擦れ等から保護することができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1から図6は、この発明の一実施形態を示すもので、この実施形態の多層ラベル10はラベル本体12から成る。ラベル本体12は、紙や合成樹脂で作られたシート状のラベル基材を一方向に長い矩形に打ち抜いて形成されている。ラベル本体12の表面12aには図示しない各種の印刷層が形成される。ラベル本体12の裏面12bには、粘着剤22が設けられ、裏面12bには粘着剤22を介して剥離シート24が貼り付けられている。剥離シート24は、紙または樹脂フィルム等で作られた剥離シート基材表面24aに、剥離剤が塗布または印刷されたものである。剥離シート24は、例えば、ラベル本体よりも大きく形成され、一枚の剥離シート24の長手方向に等間隔にラベル本体が複数枚貼り付けられている。
剥離シート24は、ラベル本体12に対向する部分に、剥離シート24を打抜いた剥離シート切断線26が形成されている。剥離シート24の、剥離シート切断線26の内側の粘着剤22側に貼付される面は、小剥離シート28となる。小剥離シート28の裏面28bには図示しない各種の印刷層またはナンバリング等の印字部30が設けられている。
次に、多層ラベル10の製造について説明する。まず、あらかじめ裏面に粘着層が設けられたラベル基材と、剥離層が設けられた透明な剥離シートの、粘着層面と剥離層面を貼り合わせた、シート状の原反を用意する。次にラベル基材の表面12aに、ラベル印刷層14を所定間隔で同じ位置に印刷する。次に剥離シート24の裏面12bに印刷層30を施す。ここで、シート状の原反は、ラベル基材の表面12aに印刷をしながら、ラベル基材の裏面12bに粘着剤を塗布し、剥離シートに貼着してもよい。また、剥離シート24は、表面24aの所定の位置にあらかじめ小剥離シート印刷層を印刷し、その上に剥離処理を施しておいてもよい。剥離シート24が透明な場合は、剥離シート24の裏面24bに小剥離シート印刷層を設け、剥離シート表面24aは剥離処理のみ行ってもよい。
次に、ラベル本体12のラベル基材と剥離シート24の二層構造となった状態で、ラベル基材側から、ラベル印刷層14を囲んでラベル基材を打ち抜いてラベル本体12の外郭線を形成する。さらに、剥離シート24側から、剥離シート切断線26を打ち抜いて、小剥離シート部28を形成する。そして、ラベル本体12の周囲にある、ラベル基材の不要な部分を剥離シート24から剥がして取り除く。
またこの時点で、小剥離シート部28の裏面28bには、印刷層を施さない替わりに、ナンバリング等の印字部を設けてもよい。
次に、この多層ラベル10の使用方法について説明する。まず多層ラベル10は、ラベル本体12が剥離シート24に取り付けられた状態で製造され、小剥離シート部28の裏面28bには、ナンバリング等の印字を施すか、もしくは印刷層を設け出荷される。そして商品の製造工場で、ラベラー等により、図3から図5に示すように剥離シート部24を曲げて、多層ラベル10を剥離シート24から剥がす。このとき、剥離シート24は、剥離シート切断線26で分断されて、剥離シート26の内側の小剥離シート部28が、ラベル本体12の裏面12bに残る。この状態で、図6に示すようにラベル本体を商品32の容器に貼着する。そして商品32は、病院や美容院、各種販売店などに出荷される。なお、使い終わった剥離シート24は破棄される。
例えば、美容院等でのみ扱っている、シャンプーやリンス等を、不当な流通経路を通して、一般のドラッグストアーで安い価格で販売する場合がある。この時、小剥離シート部28に印字されたナンバーを調べれば、流通経路を突き止めることができる。この時、ラベル本体12を不透明な透視不可能な素材や、印刷を施して透視不可能にすると、ラベル本体12の表面からは、小剥離シート部28や印字された文字や数字を見ることができないため、流通業者は気づかずに横流しをする。
あるいは、パソコンなどに固有のナンバーをラベルに印字して貼る場合は、ラベル本体12の素材を視認可能な透明なものにし、表面の印刷なども、小剥離シート部28に施された、印字や印刷層を視認可能なものにする。このため、固有のナンバーはラベル本体12によって保護され、擦れ等で印字等が消えたりしなくなる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されるものではなく、印字を蛍光透明インキで印刷し、表面から特殊な装置を使用しないと透視不可能なものにし、偽造防止ラベルとして使用することもできる。
この発明の一実施形態の多層ラベルの斜視図である。 この実施形態の多層ラベルの分解斜視図である。 この実施形態の多層ラベルの使用方法を示す斜視図である。(実施例1) この実施形態の多層ラベルの使用方法を示す縦断面図である。(実施例1) この実施形態の多層ラベルの使用方法を示す背面図である。(実施例1) この実施形態の多層ラベルの使用方法を示す正面図(a)と縦断面図(b)である。(実施例1)
符号の説明
10 多層ラベル
12 ラベル本体
12a ラベル本体表面
12b ラベル本体裏面
14 ラベル本体印刷層
22 粘着剤
24 剥離シート
24a 剥離シート表面
24b 剥離シート裏面
26 剥離シート切断線
28 小剥離シート部
28b 小剥離シート裏面
30 小剥離シート印刷層
32 商品

Claims (3)

  1. 表面に図柄が描かれた印刷層を有し裏面に粘着剤が設けられたラベル本体と、前記ラベル本体の裏面に積層された剥離シートと、前記剥離シートを貫通した剥離シート切断線で区切られ前記ラベル本体より小さい小剥離シート部と、小剥離シート部には印刷層あるいは固有のナンバー等の印字部が設けられていることを特徴とした多層ラベル。
  2. 前記ラベル本体表面は透視可能な素材に印刷層を設けて透視不可能にするか、または透視不可能な素材でできており、前記ラベル本体表面からは前記小剥離シート部および前記小剥離シート部に施された印刷層あるいはナンバリング等の印字部が視認不可能であることを特徴とした多層ラベル。
  3. 前記ラベル本体表面は透視可能な素材でできており、印刷層が設けられているか、もしくは印刷層が設けられておらず、前記小剥離シート部に施された印刷層あるいはナンバリング等の印字部が視認可能なことを特徴とした多層ラベル。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015132716A (ja) * 2014-01-14 2015-07-23 株式会社マツザキ 粘着ラベルセット

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