JP7264800B2 - ラベルの使用方法、システム及びラベル - Google Patents

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本発明は、ラベルの使用方法、システム及びラベルに関する。
スーパーマーケットや小売店等の店舗では、商品の購入者に対して、景品抽選に参加するための応募券、商品の割引、ポイント還元等のような特典サービスの提供が行われることがある。そのための方法の一例として、互いに引き剥がし可能に構成された二層ラベルが用いられる。
二層ラベルにおいては、下層の表面に情報が印字され、下層に重ねて上層が貼付されることによって、下層の情報を秘匿することができる。
そこで、下層の表面に商品の製造元のホームページやポイント還元を受けるためのウェブページ等のURL(Uniform Resource Locator)、或いはURLがコード化された二次元コード等を印字しておき、これを上層で覆ってなる二層ラベルを該当商品に貼付して販売する。
購入者は、商品を購入した後に、商品に貼付されている二層ラベルの上層を剥がすことにより、下層に印字されている二次元コード等の情報を利用することができる。
特開2005-70731号公報
しかしながら、上述した二層ラベルの構造は、複雑であるため、製造コストが嵩んでいた。このため、二層ラベルにより特典サービスを提供しようとする製造元や店舗にとっては、導入困難な場合があった。
そこで、本発明は、商品に貼付されて購入者に特典サービス等を提供するために利用されるラベルを簡便な構造にて実現することを目的とする。
本発明のある態様によれば、中央領域と、前記中央領域の両端部から延設された貼付領域と、前記中央領域と前記貼付領域との間に形成された切取り線と、を有する第一部と、前記第一部の前記中央領域に連接して設けられた第二部と、を有し、前記第二部には、特典情報として、ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)がコード化された二次元コードが印字され、前記第一部の前記貼付領域には、前記二次元コードに紐付けされ、管理サーバに記憶された、前記URLを管理するための管理情報が印字され、前記第二部が前記第一部と被着体との間に折り畳まれた状態で前記被着体に貼付される、ラベルの使用方法であって、前記二次元コードが使用された際には、使用された前記二次元コードと、前記二次元コードに対応する前記管理情報とを前記管理サーバにおいて照合する、ラベルの使用方法が提供される。
上記態様によれば、第一部の中央領域に連接して設けられた第二部を第一部の中央領域の裏面側に折り畳むことができる。また、第一部の中央領域と貼付領域との間には切取り線が形成されており、切取り線により第一部の中央領域を貼付領域から切り離すことができる。これにより、第二部を第一部に隠して被着体に貼付することができ、必要に応じて、中央領域を貼付領域から切り離すことができる。
したがって、上記態様によれば、商品に貼付されて購入者に特典サービス等を提供するために利用されるラベルを簡便な構造にて実現することができる。
図1は、本実施形態に係るラベルを表面側からみた平面図である。 図2は、図1のII-II断面図である。 図3は、ラベルの第二部が第一部の裏面側に折り畳まれた状態を説明する平面図である。 図4は、本実施形態に係るラベルの使用方法を説明する模式図である。 図5は、食料品のパッケージに貼付されたラベルを説明する模式図である。 図6は、本実施形態の第一変形例のラベルを表面側からみた平面図である。 図7は、本実施形態の第二変形例のラベルを表面側からみた平面図である。 図8は、本実施形態の第三変形例のラベルを表面側からみた平面図である。 図9は、本実施形態の第四変形例のラベルを裏面側からみた平面図である。 図10は、本実施形態の第四変形例のラベルを裏面側からみた平面図である。 図11は、本実施形態の第五変形例のラベルを表面側からみた平面図である。 図12は、図11のXII-XII断面図である。
[ラベルの説明]
本発明の実施形態に係るラベルの使用方法に適用されるラベル1について、図1~図3を用いて説明する。
図1は、本実施形態に係るラベル1を表面側からみた平面図である。図2は、図1のII-II断面図である。
ラベル1は、図1に示すように、ラベル基材10から形成され、第一部20と第二部30とを備える。また、図2に示すように、ラベル基材10の裏面10aには、粘着剤層11が形成されている。なお、図2には、ラベル1の切断されていない第一部20の側面も表されている。
ラベル1は、例えば、商品としての被着体に貼付されて、景品抽選のための応募券、商品の割引、或いはポイント還元等のような特典サービスを、当該商品を購入した購入者に提供するために用いることができる。
ラベル基材10として、リボン印字用若しくはサーマル印字用の紙基材、又はリボン印字用若しくはサーマル印字用の樹脂フィルム基材等を用いることができる。
紙基材としては、クラフト紙、上質紙、上質紙の表面に顔料をコートしたアート紙及びコート紙、上質紙の表面に光沢のある顔料をコートしたグロス紙、紙に金属箔を貼り合わせたホイル紙、特殊紙、グラシン紙、感熱紙等を用いることができる。
また、樹脂フィルム基材としては、ポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム、塩化ビニルフィルム、ポリスチレンフィルム、合成樹脂を主原料とした紙状フィルム、ABSフィルム、ポリプロピレンフィルム等を用いることができる。
これらのなかでは、容易に折曲げることのできる材料であることが好ましい。また、ラベル基材10の厚さは、容易に折曲げることができる厚さであればよい。
本実施形態においては、ラベル基材10として感熱紙が用いられる。これにより、サーマルプリンタを用いることでラベル1に印字を行うことができる。
図2に示すように、粘着剤層11は、ラベル基材10の裏面10aに形成される。粘着剤層11を形成するための粘着剤としては、アクリル系粘着剤、ウレタン系粘着剤、シリコーン系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤等を適用できる。
また、第一部20は、図1に示すように、中央領域21と貼付領域22A,22Bとを有する。貼付領域22A,22Bは、中央領域21の両端部から中央領域21の外側に向けて延設されている。
第一部20は、中央領域21と貼付領域22Aとの間に形成された切取り線23Aと、中央領域21と貼付領域22Bとの間に形成された切取り線23Bとを有する。本実施形態においては、切取り線23A,23Bとしてミシン目が形成されている。
この切取り線23A及び切取り線23Bによって、被着体に貼付された貼付領域22A,22Bから中央領域21を切り離すことができる。
また、第一部20の表面(表面10b)には、文字情報24と、第三情報としてのバーコード25と、第二情報としての管理情報26とが印字されている。バーコード25は、貼付領域22A,22Bの少なくとも一方と中央領域21とに亘って印字されている。また、管理情報26は、貼付領域22A又は22Bの少なくとも一方に印字される。
本実施形態において、バーコード25は、一例として、商品等に関する情報がコード化されたインストアマーキングとよばれるものであり、店舗毎に作成可能である。本実施形態では、インストアマーキングの一例として、13桁の数字列で表される「JAN13」を使用することができる。
また、管理情報26は、第二部30に印字される第一情報としての特典情報(後述する)と紐付けされており、この特典情報を有効にしたり無効にしたりする等の管理のために用いられる。
第二部30は、第一部20の中央領域21に連接して設けられている。第二部30は、中央領域21から貼付領域22A,22Bが延設される延設方向Xと交差する方向Yに向けて連接されている。
折れ線Kの延びる方向(X方向)において、第一部20の長さW1は、第二部30の長さW2よりも大きい。また、X方向において、第二部30の長さW2は、中央領域21の幅(すなわち、貼付領域22A,22Bの間隔)W11と同じになるように形成されている。
また、X方向に交差する方向(Y方向)において、第二部30の長さd2は、第一部20の長さd1以下になるように形成されている。
また、第二部30の表面(表面10b)には、上述した特典サービスの提供を可能とするための特典情報として、二次元コード31が印字されている。
また、本実施形態においては、二次元コード31は、上述した特典サービスを受けるためのウェブページ等のURL(Uniform Resource Locator)がコード化されたものである。
二次元コード31は、携帯端末等に備えられた撮像装置で撮像されることにより読み取られ、URLを示すテキスト情報にデコードすることができる。
本実施形態において、特典サービスとは、景品抽選のための応募券、商品の割引、或いはポイント還元等が挙げられる。一例として、本実施形態では、購入者が次回の買い物の支払の際に、10ポイントの還元を受けることができるサービスである。二次元コード31には、10ポイント還元に関する情報が含まれている。
また、管理情報26は、二次元コード31と紐付けされて、例えば、店舗又は製造元により提供される管理サーバ(図示せず)にテーブルとして記憶されている。
これにより、本実施形態においては、レジにてバーコード25が読み取られると、当該ラベル1が貼付された商品等に関する情報が読み取られる。また、管理サーバにおいて、管理情報26に対応する二次元コード31を利用可能(アクティブ)にすることができる。
また、この二次元コード31が使用された際には、使用された二次元コード31と、これに対応する管理情報26とを管理サーバにおいて照合することができる。例えば、管理サーバにアクセス可能なPC等の端末からの操作によって、この管理情報26に紐付けされた二次元コード31をアクティブにしたり、利用不可(非アクティブ)にしたりする操作が可能である。
なお、上述の文字情報24、バーコード25、管理情報26及び二次元コード31は、サーマルプリンタにより、店舗等において印字可能である。
図3は、ラベル1の第二部30が第一部20の裏面側に折り畳まれた状態を説明する平面図である。
上述した構成を備えたラベル1は、図3に示すように、第二部30が第一部20の中央領域21と被着体(図1から図3には図示せず)との間に折り畳まれて被着体に貼付される。本実施形態においては、第一部20と第二部30との境界に、X方向に沿って折れ線Kとして、ミシン目が形成されている。
本実施形態においては、Y方向において、第二部30の長さd2は、第一部20の長さd1以下とされている。このため、第二部30が第一部20の裏面側に折り畳まれた状態において、図3に示すように、二次元コード31が印字された第二部30が第一部20に隠される。
これにより、第二部30に印字された二次元コード31を、ラベル1の表面側に露呈させないようにすることができる。
[ラベルの使用方法]
次に、本実施形態に係るラベルの使用方法について説明する。
図4は、本実施形態に係るラベル1の使用方法を説明する模式図である。図4には、ラベル1を被着体300に貼付する際の様子が説明されている。
上述したラベル1は、第二部30が第一部20の中央領域21と被着体300との間に折り畳まれた状態で被着体300に貼付される。
図4(a)に示すように、本実施形態においては、ラベル1は、セパレータSに仮着された状態で提供される。なお、セパレータSは、少なくとも一方の表面に剥離を可能とする処理が施された長尺状シートであって、ラベル1は、剥離処理が施された表面に所定間隔で配置されている。長尺状シートは巻回されて、ラベルロールとして提供されている。
店舗において、店員は、例えば、図4(b)に示すように、ラベル1をセパレータSから剥離し、第二部30を第一部20の裏面側に折り畳み、被着体300に貼付することができる。
図4(c)に示すように、被着体300に貼付された状態では、第一部20の裏面側に折り畳まれた第二部30の表面と被着体300とが当接する。このため、ラベル1は、第一部20の中央領域21においては被着体300に貼着しないが、貼付領域22A,22Bにおいて被着体300に貼着することができる。
次に、本実施形態に係るラベルの具体的な使用方法について説明する。
図5は、食料品のパッケージ400に貼付されたラベル1を説明する模式図である。
パッケージ400は、食料品として肉が納められたトレーをラッピングフィルムで封止したものである。
本実施形態では、パッケージ400には、予め別のラベルLが貼付されている。別のラベルLとは、一例として、生鮮食品などの店内加工食品(被着体)のパッケージに貼付される、いわゆる計量ラベルである。ラベルLには、産地名、内容量、値段等の商品に関する情報がラベルプリンタを用いて印字されている。
図5に示すように、ラベル1は、第二部30を第一部20の裏面側に折り畳んだ状態でパッケージ400に貼付される。本実施形態においては、ラベル1のバーコード25は、予め貼付されたラベルLに印字されたバーコードに含まれる情報の一部が更新されたものとすることができる。
このため、ラベル1は、ラベルLのバーコードが読取り器によって読取られないように、バーコードの一部を覆って貼付される。すなわち、店舗においては、パッケージ400は、図5(B)の状態で陳列されている。
ラベル1は、図4を用いて説明したように、第一部20の中央領域21においては、パッケージ400に貼着しておらず、貼付領域22A,22Bにおいてパッケージ400に貼着している。
このため、購入者は、商品購入後、パッケージ400に貼着されていない第一部20の中央領域21と被着体300との間に指等を入れて剥離方向に力を加えることにより、図5(c)に示すように、ラベル1の中央領域21を貼付領域22A,22Bから分断することができる。
これにより、購入者は、第一部20の裏面側に折り返されている第二部30に印字された二次元コード31を利用することができる。
一方、ラベル1の分断が、商品の購入前に生じた場合には、図5(c)に示されるように、貼付領域22A,22Bが商品のパッケージ400に残されることになる。このため、購入者や店員は、二次元コード31が印字された部分が不正に持ち去れたことに気付くことができる。
パッケージ400に残された貼付領域22Aには、管理情報26が印字されているため、店舗では、PC等の端末から管理サーバにアクセスし、パッケージ400に残された管理情報26に紐付けされた二次元コード31を非アクティブにする等の対処をすることができる。
[作用効果]
次に、本実施形態による作用効果について説明する。
本実施形態に係るラベル1は、第一部20と第二部30とを備え、第一部20の中央領域21に連接して設けられた第二部30を第一部20の中央領域21の裏面10a側に折り畳むことができる。
これにより、ラベル1は、第二部30を第一部20に隠して被着体300に貼付することができる。
また、第一部20の中央領域21と貼付領域22A,22Bとの間には切取り線23A,23Bが形成されており、切取り線23A,23Bにより、第一部20の中央領域21を貼付領域22A,22Bから切り離すことができる。
これにより、ラベル1は、第二部30が第一部20に隠されて被着体300に貼付された状態から、必要に応じて、中央領域21を貼付領域22A,22Bから切り離すことができる。
ラベル1は、X方向において、第二部30の長さW2は、貼付領域22A,22Bの間隔(中央領域21の幅)W11と同じか又は間隔W11よりも小さく形成されている。そして、折れ線Kに交差する方向(Y方向)における第二部30の長さd2は、同方向における第一部20の長さd1以下に形成されている。
このため、ラベル1は、折り畳まれた第二部30を第一部20の中央領域21によって覆うとともに、貼付領域22A,22Bにおいて被着体300に貼着することができる。
したがって、第二部30の表面に二次元コード31を印字した場合には、この二次元コード31を第一部20の中央領域21によって秘匿することができる。
また、第一部20は、切取り線23A及び切取り線23B(ミシン目)によって、被着体300に貼付された貼付領域22A,22Bから中央領域21を切り離すことができるように構成されている。
このため、購入者は、商品購入後、被着体300に貼付されていない第一部20の中央領域21と被着体300との間に指等を入れて剥離方向に力を加えることにより、図5(c)に示すように、ラベル1の中央領域21を貼付領域22A,22Bから分断し、二次元コード31を利用可能にすることができる。
したがって、本実施形態に係るラベル1の第二部30の表面に二次元コード31を印字すれば、ラベル1を、商品の購入者に特典サービス等を提供するためのラベルとして使用することができる。
また、ラベル1において、第一部20の表面に印字されたバーコード25は、貼付領域22A,22Bの少なくとも一方と中央領域21とに亘って印字されている。また、管理情報26は、貼付領域22A又は22Bの少なくとも一方に印字されている。
このため、上述のように、ラベル1の中央領域21が貼付領域22A,22Bから切り離されると、バーコード25が分断されて不完全になる。これにより、バーコード25を読み取れなくすることができる。
したがって、中央領域21及び第二部30を貼付領域22A,22Bから切り離した後、中央領域21に残されたバーコード25の不正利用を防止することができる。
また、ラベル1では、中央領域21及び第二部30が貼付領域22A,22Bから切り離された後に被着体300に残される貼付領域22A,22Bに管理情報26が印字されている。
このため、万一、購入前の商品において、不正に、ラベル1が分断されて、二次元コード31が持ち去れた場合であっても、店舗では、PC等の端末から管理サーバにアクセスし、商品に残された管理情報26に紐付けされた二次元コード31を非アクティブにする等の対処をすることができる。
これにより、購入前に持ち去られた二次元コード31を利用不可能にすることができる。
したがって、本実施形態によれば、商品に貼付されて購入者に特典サービス等を提供するために利用されるラベル1の不正利用を防止することができる。
また、本実施形態において、ラベル1の第一部20及び第二部30に印字される、上述した各種情報は、ラベルプリンタにより店舗等において印字可能である。
各種情報は、一枚のラベル1の所定領域に一体的に印字可能であるため、上述した各種情報のそれぞれを被着体300に貼付するために、個別のラベルを用意する必要がない。また、上述した各種情報は、ラベルプリンタにより店舗等において印字可能であるため、店舗や製造元が提供したい特典サービスに応じて、二次元コード31の変更を容易に行うことができる。
[変形例]
次に、本実施形態に係るラベル1の変形例について説明する。なお、ラベル1に備えられた構成と同様の作用効果を有する構成については、同一番号を付して詳細な説明を省略する。
(第一変形例)
図6は、本実施形態の第一変形例に係るラベル2を表面側からみた平面図である。
第一変形例のラベル2は、第一部20と第二部40とを備え、第二部40が中央領域21と被着体300との間に折り畳まれた状態で、第二部40の一部分が第一部20から突出するように形成されている。
ラベル2においては、Y方向における第二部40の長さd3が同方向における第一部20の長さd1よりも大きく形成されている。このため、第二部40が第一部20の裏面側に折り畳まれた状態では、図6に示すように、第二部40の一部分は、中央領域21と被着体300との間に折り畳まれた状態で、d3-d1の長さ分、第一部20から突出する。
これにより、購入者は、中央領域21を切り離す際に、第一部20から突出する第二部40の一部分を摘まむことができ、中央領域21の切り離しを容易に行うことができる。
(第二変形例)
図7は、本実施形態の第二変形例に係るラベル3を表面側からみた平面図である。
第二変形例のラベル3は、第一部20と第二部50とを備え、第二部50が中央領域21と被着体300との間に折り畳まれた状態で、第二部50の一部分が第一部20から突出するように形成されている。
ラベル3においては、Y方向における第二部50の長さd4が同方向における第一部20の長さd1よりも大きく形成されているとともに、第二部50の折れ線K方向における長さW2が第一部20との付け根部分から外側に遠ざかるにつれて、小さくなるように形成されている。すなわち、第二部50が台形に形成されている。
これにより、第二部50が第一部20の裏面側に折り畳まれた状態では、図7に示すように、第二部50の一部分が、d4-d1分、第一部20から突出する。また、第二部50の突出部分が台形になっている。
このため、購入者が中央領域21を切り離す際に、第一部20から突出する第二部50の一部分を把持しやすくなる。したがって、中央領域21の切り離しを、より一層、容易に行うことができる。
(第三変形例)
図8は、本実施形態の第三変形例に係るラベル4を表面側からみた平面図である。
第三変形例のラベル4は、第一部20と第二部60とを備え、第二部60が中央領域21と被着体300との間に折り畳まれた状態で、第二部60の一部分が第一部20から突出するように形成されている。また、第二部60には、折り畳まれた状態で第一部20から突出する半円形の突出部61が形成されている。
これにより、第二部60が第一部20の裏面側に折り畳まれた状態では、図8に示すように、第二部60の突出部61は、d5-d1分、第一部20から突出する。
このため、購入者が中央領域21を切り離す際に、第一部20から突出する突出部61を摘まむことができるため、中央領域21の切り離しを容易に行うことができる。
また、突出部61の裏面側には非粘着部SA又はSBが形成されていてもよい。
図9及び図10は、変形例3のラベル4を裏面側からみた平面図である。本変形例3のラベル4では、第二部60が第一部20の裏面側に折り返されて、第二部60の裏面が表面側に露呈した際、第二部60の裏面に形成された粘着剤層11が粘着しないように、少なくとも第二部60の一部分の裏面に非粘着部SA又はSBが形成されている。
図9に示す非粘着部SAは、少なくとも突出部61の裏面を覆うことのできる形状である。また、図10に示す非粘着部SBは、突出部61を含む第二部60の裏面全域を覆うことのできる形状である。
非粘着部SA又はSBは、非粘着剤を塗布して形成してもよいし、セパレータS(図4参照)の一部を残したものでもよい。
非粘着部SA又はSBをセパレータSから構成する際には、セパレータSを非粘着部SA又はSBの形状にハーフカット加工しておく。これにより、セパレータSからカットされた非粘着部SA又はSBをラベル4側に仮着したまま、ラベル4をセパレータSから剥離することができる。
また、ラベル4は、非粘着部SA,SBを備えることにより、第二部60が第一部20の裏面側に折り返され、第二部60の裏面が表面側に露呈しても粘着しない。このため、第一部20から突出した第二部60の一部分が不要に粘着することがなく、店員や購入者による取り扱い性を妨げない。
(第四変形例)
図11は、本実施形態の第四変形例に係るラベル5を表面側からみた平面図であり、図12は、図11のXII-XII断面図である。なお、図12には、ラベル5の切断されていない第一部20の側面も表されている。
第四変形例のラベル5は、第一部20と第二部70とを備え、X方向において、第二部70の長さW2が中央領域21の長さW11よりも短く形成されている。第一部20の中央領域21の裏面10a及び第二部70の裏面10aには、粘着剤層11が形成されている。また、第一部20の裏面10aには、貼付領域22A,22Bから切取り線23A,23Bを超えて、中央領域21の貼付領域22A,22B側の一部分に及ぶ粘着剤層13,14が形成されている。
これにより、ラベル5は、第二部70が第一部20の裏面側に折り返された状態で、粘着剤層13,14により、貼付領域22A,22Bだけでなく中央領域21の一部分においても被着体300と貼着されることになる。
このため、図5に示した、トレーとラッピングフィルムによるパッケージ400にラベル5を貼付した場合には、ラベル5の中央領域21が貼付領域22A,22Bから分離された際、中央領域21と貼着したラッピングフィルムが引き延ばされて破断する。
これにより、購入前の商品から、不正に、二次元コード31が持ち去られたことを店員や購入者に気付きやすくすることができ、購入者や店員が二次元コード31の無いことに気付かないまま、商品を購入してしまうことを防止できる。
また、このような不正が発覚した場合、店舗では、PC等の端末から管理サーバにアクセスし、商品に残された管理情報26に紐付けされた二次元コード31を非アクティブにする等の対処をすることができる。
これにより、購入前に持ち去られた二次元コード31を利用不可能にすることができる。
なお、ラベル5において、第一部20の中央領域21の裏面10a及び第二部70の裏面10aの粘着剤層11は無くてもよい。
[その他の実施形態]
上述の本発明の実施形態は、本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
本実施形態では、X方向において、第二部30の長さW2が貼付領域22A,22Bの間隔(中央領域21の幅)W11より大きく形成されていてもよい。例えば、第二部30の長さW2が第一部20との付け根部分から外側に遠ざかるにつれて、大きくなるように形成されていてもよい。
また、第二部30の一部が、中央領域21の幅W11よりも大きくなるような形状に形成されていてもよい。
本実施形態において、第一部20と第二部30との境界に形成される折れ線Kは、ミシン目の代わりに筋押し加工によるものであってもよい。
本実施形態の第三変形例のラベル4において、突出部61の形状は、中央領域21を分断する際に、購入者が摘まむことが可能な構成であればよく、半円形に限定されない。
本実施形態の第三変形例のラベル4において説明した非粘着部SA又はSBは、第一変形例のラベル2及び第二変形例のラベル3にも適用可能である。
本実施形態の第三変形例において、非粘着部SBは、貼付領域22A,22Bを除く第一部20に及んで形成されていてもよい。
1,2,3,4,5 ラベル
10 ラベル基材
10a 裏面
10b 表面
11,13,14 粘着剤層
20 第一部
21 中央領域
22A,22B 貼付領域
23A,23B 切取り線
24 文字情報
25 バーコード
26 管理情報
30,40,50,60,70 第二部
31 二次元コード
61 突出部
300 被着体
400 パッケージ

Claims (12)

  1. 中央領域と、前記中央領域の両端部から延設された貼付領域と、前記中央領域と前記貼付領域との間に形成された切取り線と、を有する第一部と、前記第一部の前記中央領域に連接して設けられた第二部と、を有し、
    前記第二部には、特典情報として、ウェブページのURL(Uniform Resource Locator)がコード化された二次元コードが印字され、
    前記第一部の前記貼付領域には、前記二次元コードに紐付けされ、管理サーバに記憶された、前記URLを管理するための管理情報が印字され、
    前記第二部が前記第一部と被着体との間に折り畳まれた状態で前記被着体に貼付される、
    ラベルの使用方法であって、
    前記二次元コードが使用された際には、使用された前記二次元コードと、前記二次元コードに対応する前記管理情報とを前記管理サーバにおいて照合する、
    ラベルの使用方法。
  2. 請求項1に記載のラベルの使用方法であって、
    前記管理情報は、前記特典情報を有効にするか無効にするかを管理するために用いられる、
    ラベルの使用方法。
  3. 請求項1又は2に記載のラベルの使用方法であって、
    前記中央領域と、前記中央領域の両端部から延設された前記貼付領域のうち少なくとも一方の前記貼付領域とに亘って、バーコードが印字されており、
    前記バーコードが読み取られると、前記管理サーバにおいて、前記管理情報に対応する前記特典情報を有効にする、
    ラベルの使用方法。
  4. ラベルと管理サーバとを含むシステムであって、
    前記ラベルは、
    中央領域と、前記中央領域の両端部から延設された貼付領域と、前記中央領域と前記貼付領域との間に形成された切取り線と、を有する第一部と、前記第一部の前記中央領域に連接して設けられた第二部と、を有し、
    前記第二部には、特典情報として、ウェブページ等のURL(Uniform Resource Locator)がコード化された二次元コードが印字され、
    前記第一部の前記貼付領域には、前記URLを管理するための管理情報が印字され、
    前記第二部が前記第一部と被着体との間に折り畳まれた状態で前記被着体に貼付されるものであり、
    前記管理サーバは、
    前記二次元コードと前記管理情報とを紐づけて記憶しており、
    前記管理サーバは、前記二次元コードが使用された際に、使用された前記二次元コードと、前記二次元コードに対応する前記管理情報とを照合する、
    システム。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    前記第二部は、前記中央領域において、前記貼付領域の延設方向と交差する方向に連接して設けられた、
    ラベル。
  6. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    前記第二部を折り畳むための折れ線方向において、前記第二部の長さは、前記中央領域の長さ以下である、
    ラベル。
  7. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    前記第二部を折り畳むための折れ線に対する交差方向において、前記第二部の長さは、前記第一部の長さよりも長い、
    ラベル。
  8. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    前記第二部が前記中央領域の裏面側に折り畳まれた状態で前記第一部からはみ出る領域の少なくとも一部には、前記第二部を前記第一部に折り畳むための折れ線に対する交差方向に更に突出する突出部が形成された、
    ラベル。
  9. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    少なくとも前記第二部の裏面に非粘着部が形成された、
    ラベル。
  10. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    前記第二部を折り畳むための折れ線方向において、前記第二部の長さは、前記中央領域の長さよりも短く、前記中央領域の前記貼付領域側の少なくとも一部に粘着剤層が形成された、
    ラベル。
  11. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    前記切取り線はミシン目である、
    ラベル。
  12. 請求項1から3のいずれか1項に記載のラベルの使用方法に適用される前記ラベルであって、
    前記第一部と前記第二部との間にミシン目が形成された、
    ラベル。
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