JP5001782B2 - 値下げ価格バーコードラベル及びその貼付方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に、小売り流通業界で、客寄せのために行われる商品の値下げ(通称「マークダウン」、「見切」などとも呼ばれる)を行う際に適した値下げ価格バーコードラベル及びその貼付方法に関する。
従来の値下げ価格バーコードラベル及びその貼付方法としては、例えば図11に示されるようなものが知られている(特許文献1参照)。
図11は、元売価ラベルL51の一部に値下げ価格バーコードラベルL52を貼り付けた状態を示す平面図であり、元売価ラベルL51は、図示省略の商品に貼り付けられ、その表面には商品名(図示の例では、「国内産 牛肩 小間切」)、加工日、消費期限、価格、製造者、販売者などの有用情報と、値下げ前の価格情報を含んだバーコード41が表示されている。
一方、値下げ価格バーコードラベルL52は、値下げ価格情報を含んだ上下二段のバーコード42(42a、42b)や広告情報45(図示の例では、「お買い得品」)などが印字されたラベル本体43と、該ラベル本体43から突出するように一体形成された目隠し部44とを備えており、ラベル本体43には、前記上下二段のバーコード42のほか、値下げ後価格46(図示の例では、「値引き後価格149円」)が印字されている。
前記値下げ価格バーコードラベルL52を用いてマークダウンを行うには、同図に示すように、ラベル本体43を元売価ラベルL51の縁に沿わせるとともに、値下げ価格バーコードラベルL52の目隠し部44の貼付位置が、元売価ラベルL51の値下げ前価格のバーコード41の先頭部分を覆い隠してこれを読み取り不能にするように貼り付ける。このとき値下げ価格バーコードラベルL52の裏面には、強い粘着剤が塗布されており、商品に貼り付けた際、容易に剥がれないようにされている。すなわち、値下げ価格バーコードラベルL52を剥がして他の商品に貼り替える、いわゆる「不正貼り替え」が実行しにくいようになっている。
ところで、値下げ価格バーコードラベルL52は、レジにて対象商品がマークダウン(値下げ、見切り)品であることに気付き易く、かつ、前述したように元売価ラベルL51の値下げ前の価格情報を含んだバーコード41が読み取れないよう元売価ラベルL51の縁に沿わせ隣接して表示しており、元売価ラベルL51と値下げ価格バーコードラベルL52が図示省略の商品の表面に貼り付け・表示されるため、対象商品が小さいもの(例えば、「少量パック」など)であると商品の中身が見えにくいという問題があった。
さらに、「不正貼り替え」防止のため裏面全体にわたって形成された粘着剤を介して商品に貼り付けているため、剥がれにくいという利点はあるものの表示が「平面的」にならざるを得ず、折角の広告情報45が消費者にアピールしにくいものであった。
特開2006−215236号公報
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、値下げ商品(見切商品)についてレジにおける値引き忘れを防止できる上、消費者に広告商品であることをアピールして購買意欲を促すことができる値下げ価格バーコードラベル及びその貼付方法を提供することを課題とする。
本発明に係る値下げ価格バーコードラベルは、ラベル基材が透明PET樹脂で作製され少なくとも値下げ価格情報を含んだラベル本体と、ラベル基材が透明PET樹脂で作製され前記ラベル本体から突出するように一体成形された目隠し部とを備えた値下げ価格バーコードラベルにおいて、前記ラベル本体を、裏面に白色の着色印刷を施すとともに、表面に形成された感熱発色剤層により価格などの情報印字が可能な価格情報表示エリアと、広告情報が赤色、橙色などの目立つ地色で着色印刷可能な広告情報表示エリアとミシン目により区画するとともに、前記価格情報表示エリアおよび目隠し部の裏面は白色もしくは灰色に着色された材料の粘着剤層とし、かつ、前記広告情報表示エリアの裏面は糊なしとすることを特徴とする
らに、本発明に係る値下げ価格バーコードラベルの貼付方法は、ラベル基材が透明PET樹脂で作製され少なくとも値下げ価格情報を含んだラベル本体と、ラベル基材が透明PET樹脂で作製され前記ラベル本体から突出するように一体成形された目隠し部とを備えた値下げ価格バーコードラベルの貼付方法であって、前記ラベル本体を、裏面に白色の着色印刷を施すとともに、表面に形成された感熱発色剤層により価格などの情報印字が可能な価格情報表示エリアと、広告情報が赤色、橙色などの目立つ地色で着色印刷可能な広告情報表示エリアとミシン目により区画するとともに、前記価格情報表示エリアおよび目隠し部の裏面は白色もしくは灰色に着色された材料の粘着剤層とし、かつ、前記広告情報表示エリアの裏面は糊なしとして形成したラベル基材の前記目隠し部を、対象商品における値下げ前の価格情報を含んだバーコードに掛かるように貼り付けて値下げ前価格のバーコードを読み取り不能とするとともに、前記広告情報表示エリア部分を引き起こし立設することを特徴とする。

本発明の値下げ価格バーコードラベルは、価格情報表示エリアおよび目隠し部の裏面に形成された粘着剤層を介して商品に貼り付け・表示するとともに、商品に対し糊なしの広告情報表示エリア部分を立設するので、立体的となって目立ち消費者に対する商品の販売および購買意欲を促進するために必要な宣伝効果をもたせることができるという効果がある。
また、ラベル基材を透明PET樹脂で作成すれば、ラベル基材が商品を覆ったとしても、視認性がよいものである。
また、少なくとも広告情報表示エリアの広告情報を、赤色、橙色などの目立つ地色で着色印刷すれば、消費者に対する商品の宣伝効果が向上する。
また、価格情報表示エリアの裏面に白色の着色印刷を施すようにすれば、価格情報としてバーコードを印字した場合もスキャナによる読取りは支障なく行え、また、目視可能な文字などを印字した場合でも透けることなく視認できる。
また、少なくとも価格情報表示エリアの表面に感熱発色層を形成すれば、印字が容易に行える。
また、粘着剤層を、白色もしくは灰色に着色された材料とすれば、価格情報としてバーコードを印字した場合もスキャナによる読取りは支障なく行え、また、目視可能な文字などを印字した場合でも透けることなく視認できる。
さらに、本発明に係る値下げ価格バーコードラベルの貼付方法は、価格情報表示エリアおよび目隠し部の裏面に形成された粘着剤層を介して、ラベル基材の前記目隠し部を、対象商品における値下げ前の価格情報を含んだバーコードに掛かるように貼り付けて値下げ前価格のバーコードを読み取り不能とするとともに、広告情報表示エリア部分を引き起こし立設するようにしたので、値下げ前価格のバーコードを読取り不能にした上で、消費者に対する商品の販売および購買意欲を促進するために必要なアピールができるという効果がある。
以下、本発明の値下げ価格バーコードラベルの一実施の形態を図1ないし図4に基づき説明する。
なお、以下において、背景技術(従来技術)と同様の部分には同一符号を付すに止め、詳説は省略する。
図1は、本発明に係る値下げ価格バーコードラベルL2が台紙に仮着された状態を示す平面図、図2は、図1中、矢示II−II線に沿う概略断面図である。
主に、図1に示すように、値下げ価格バーコードラベルL2は、長尺状の台紙1に連続して仮着されており、矩形状のラベル本体3と、該ラベル本体3から突出するように一体形成された目隠し部4とを備えている。
ラベル本体3は、広告情報45を印刷・表示する広告情報表示エリア2と、バーコード42や値下げ後価格46を印字・表示する価格情報表示エリア5より成っており、このラベル本体3から突出した状態で目隠し部4が一体的に形成されている。
また、前記広告情報表示エリア2と価格情報表示エリア5の間にはミシン目6が形成され、このミシン目6により広告情報表示エリア2と価格情報表示エリア5が区画・形成されるとともに、切断可能になっている。
次に、主に、図2に示すように、ラベル本体3のうち価格情報表示エリア5の裏面、およびこの価格情報表示エリア5より突出して形成された目隠し部4の裏面は、粘着剤が塗布された粘着剤層7となっており、他方、広告情報表示エリア2の裏面は糊がない状態となっており、前記ラベル本体3および目隠し部4、並びに粘着剤層7にて構成された「ラベル基材」としての値下げ価格バーコードラベルL2は、前記台紙1に前記粘着剤層7を介して仮着されている。また、値下げ価格バーコードラベル(ラベル基材)L2は上質の紙製であり、図示省略のインクリボン付きのプリンタにて印字できるようになっている。
次に、主に、図3に従い、値下げ価格バーコードラベルL2の印字状態を説明する。
図3は、図1の台紙1に仮着された値下げ価格バーコードラベルL2を図示省略のプリンタにて印字する状態を示す図1相当の平面図であり、無地で紙製の値下げ価格バーコードラベルL2aをプリンタ(図示省略)にて搬送方向Fに搬送させながら印字ヘッド8にてインクリボン9(いずれも想像線にて図示)のインクを熱転写するようになっており、広告情報表示エリア2には広告情報45(図示の例では、「お買い得品」)を、また、価格情報表示エリア5には値下げ情報の入ったバーコード42bおよび目視可能な値下げ後価格46(図示の例では、「値引き後価格149円」)を、各々印字するようになっている(L2bは印字後の値下げ価格バーコードラベルを表す)。
次に、主に、図4に基づき値下げ価格バーコードラベルL2の使用状態を説明する。
前記印字後の値下げ価格バーコードラベルL2b(L2)を台紙1より剥がし、ラベル本体3を図示省略の商品に貼り付け・表示されている元売価ラベルL51の縁に沿わせるとともに、値下げ価格バーコードラベルL2の目隠し部4の貼付位置が、元売価ラベルL51の値下げ前価格のバーコード41の先頭部分を覆い隠してこれを読み取り不能にするように粘着剤層7を介して貼り付ける。さらに、裏面に糊が付いていない(粘着剤層7が形成されていない)広告情報表示エリア2部分をミシン目6に沿って折り曲げて折り癖をつけるとともに、引き起こして立設する。
上述したように、目隠し部4にて元売価ラベルL51の値下げ前価格のバーコード41を読取り不能にした上で、価格情報表示エリア5および目隠し部4の裏面に形成された粘着剤層7を介して元売価ラベルL51に隣接して値下げ価格バーコードラベルL2を貼り付け・表示するとともに、商品(図示省略)に対し広告情報表示エリア2部分を立設するので、立体的となって目立つ上、微風によって揺れることもあって消費者に対する商品の販売および購買意欲を促進するために必要な宣伝効果をもたせることができるものである。
なお、「ラベル基材」が紙製で、折り曲げ易く、かつ、折り癖がつき易いので、ミシン目6は特に必要としないが、ミシン目6は別途「不正貼り替え」の防止に役立てることができる。すなわち、広告情報表示エリア2部分が立設することにより、これを指で摘むと値下げ価格バーコードラベルL2が剥がし易くなる懸念があるが、粘着剤層7を介して価格情報表示エリア5および目隠し部4が商品(図示省略)に貼り付いて容易に剥がれないようにされている上、広告情報表示エリア2と価格情報表示エリア5の間に切断可能にミシン目6が設けられており、剥がす方向に力を加えるとミシン目6から切断されるため、「不正貼り替え」の防止が図れることになる。
また、説明の都合上、上記実施の形態においては、広告情報表示エリア2の裏面は「糊なし」で説明したが、これに限定されないことは勿論であり、「疑似接着剤層」とすることができる。すなわち、台紙1に仮着されているときは馴染んで値下げ価格バーコードラベルL2を台紙1より容易に剥がれることがないようにして長尺状の台紙1ごと値下げ価格バーコードラベルL2を巻回しても剥がれにくく、しかも一度台紙1より「疑似接着剤層」部分を剥がすと接着力が失われ、今度は台紙1や商品(図示省略)などに二度と接着することがないようにされる、いわゆる「疑似接着糊殺し加工」の採用が可能である。
また、値下げ価格バーコードラベルL2に対し、図示省略のプリンタで印字する際、インクリボン9のインクを印字ヘッド8により熱転写する例で説明したがこれに限定されないことは勿論であり、値下げ価格バーコードラベルL2の表面に熱により発色する「感熱発色層」を設け、印字ヘッド8の熱を直接印加して印字する、いわゆるダイレクトサーマル方式とすることも可能である。
次に、図5および図6に基づき、他の実施の形態(第2の実施の形態)につき説明する。
なお、以下において、先の実施の形態および背景技術(従来技術)と同様の部分は同一の符号を付すに止め、詳説を省略する。
図5は、値下げ価格バーコードラベルL12が台紙1に仮着された状態を示す図1相当の平面図、図6は、図5中、矢示VI−VI線に沿う概略断面図である。
先の実施の形態の値下げ価格バーコードラベルL2が紙製であったのに対し、本実施の形態の値下げ価格バーコードラベルL12は、「ラベル基材」として透明なPET樹脂を採用している。
主に、図5に示すように、値下げ価格バーコードラベルL12は、広告情報45を印刷・表示する広告情報表示エリア12、およびバーコード42や値下げ後価格46を印字・表示する価格情報表示エリア15を備えたラベル本体13と、このラベル本体13から突出した状態に設けられた目隠し部14とにより一体的に形成されている。
ラベル本体13は、広告情報表示エリア12および価格情報表示エリア15より構成されており、広告情報表示エリア12には、予め赤色や橙色などの目立つ色で広告表示45(図示の例では、「お買い得品」)が着色印刷されている。
また、前記広告情報表示エリア12と価格情報表示エリア15の間にはミシン目16が形成され、このミシン目16により広告情報表示エリア12および価格情報表示エリア15が区画・形成されるとともに、切断可能になっている。なお、ミシン目16の両端部には、内側に深く切り込んだ切込み部11が形成されている。
次に、主に、図6の概略断面図に示すように、ラベル本体13のうち価格情報表示エリア15の裏面、およびこの価格情報表示エリア15より突出して形成された目隠し部14の裏面には、白色の着色印刷層18が形成されており、さらに、この着色印刷層18の表面(台紙1との間)は、粘着剤を塗布した粘着剤層7となっている。他方、広告情報表示エリア12の裏面は糊がない状態となっており、前記ラベル本体13および目隠し部14、並びに着色印刷層18および粘着剤層7にて構成された「ラベル基材」としての値下げ価格バーコードラベルL12は、前記台紙1に前記粘着剤層7を介して仮着されている。
マークダウンの図示は省略するが、上記のバーコードラベルL12を使ってマークダウン(値下げ、見切り)を行うには、台紙1に仮着されたバーコードラベルL12をプリンタ(図示省略)にて搬送させながら印字ヘッド8にて「ラベル基材」に直接、熱を印加して価格情報表示エリア15に値下げ情報の入ったバーコード42bおよび目視可能な値下げ後価格46を印字し、さらに、印字後の値下げ価格バーコードラベルL12を台紙1より剥がして目隠し部14にて元売価ラベルL51の値下げ前価格のバーコード41を読み取り不能にするように隣接して貼り付ける。そして、広告情報表示エリア12部分をミシン目16に沿って折り曲げて折り癖をつけるとともに、引き起こして立設する。
上述したように、予め赤色や橙色などの目立つ色で広告表示45が印刷されている広告情報表示エリア12を引き起こし立設して表示するので、消費者に対する商品の宣伝効果(アピール)がより向上するものである。
また、広告情報表示エリア12は、広告表示45が印刷されている部分を除いて透明なPET樹脂で作製されているため、折り癖が戻って商品(図示省略)の表面を覆ったとしても、視界を遮る紙製とは異なり透かして商品が見え易いので、視認性が良いものである。
また、ミシン目16の両端に切り込み部11を設けたので、広告情報表示エリア12は折り曲げ易く、かつ、同エリア12部分を引っ張って「不正貼り替え」を行おうとした場合、切断し易いものである。
また、広告表示45の印刷は、前記広告情報表示エリア12の裏面に白色の着色印刷層18を施す際、同時に印刷を行えば印刷効率が良い。この場合、広告表示45は、逆文字、逆デザインとなる。
なお、透明な「ラベル基材」の価格情報表示エリア15および目隠し部14の裏面に白色の着色印刷層18を設けたことにより、印字ヘッド8を介して同エリア15にバーコード42bや値下げ後価格46を印字したとしても透けることがないので、スキャナ(図示省略)によるバーコード42bの読取りや広告表示45の視認、および目隠し部14による値下げ前価格のバーコード41の「目隠し」(読取り不可能にする点)に影響はないものである。
その他の構成、作用、効果については、先の実施の形態とほぼ同様につき詳説を省略する。
次に、図7ないし図10に基づき、さらに他の実施の形態(第3の実施の形態)につき説明する。
なお、以下において、先の実施の形態および背景技術(従来技術)と同様の部分は同一の符号を付すに止め、詳説を省略する。
図7は、値下げ価格バーコードラベルL22が台紙1に仮着された状態を示す図1相当の平面図、図8は、図7中、矢示VIII−VIII線に沿う概略断面図である。
本実施の形態の値下げ価格バーコードラベルL22は、第2の実施の形態と同様、「ラベル基材」として透明なPET樹脂を採用している。
同図に示すように、値下げ価格バーコードラベルL22は、広告情報45を印刷・表示する広告情報表示エリア22、およびバーコード42や値下げ後価格46を印字・表示する価格情報表示エリア25を備えたラベル本体23と、このラベル本体23から突出した目隠し部24とにより一体的に形成されている。
ラベル本体23のうち広告情報表示エリア22は、予め赤色や橙色などの目立つ地色で全体、あるいは同エリア22の周辺部分が着色印刷されており、一方、価格情報表示エリア25の表面には、熱により発色する感熱発色層21が形成されている。
また、前記広告情報表示エリア22と価格情報表示エリア25の間にはミシン目16が形成され、このミシン目16により広告情報表示エリア22および価格情報表示エリア25が区画・形成されるとともに、切断可能になっている。
なお、先の第2の実施の形態に比し、広告情報表示エリア22の価格情報表示エリア25に対する割合は小さく、逆に価格情報表示エリア25の割合を大きくとってある。
また、ラベル本体23の価格情報表示エリア25の裏面、およびこの価格情報表示エリア25より突出して形成された目隠し部24の裏面は、白色または灰色の粘着剤が塗布された着色粘着剤層27となっており、他方、広告情報表示エリア22の裏面は糊がない状態となっている。そして、前記ラベル本体23および目隠し部24、並びに着色粘着剤層27にて構成された「ラベル基材」としての値下げ価格バーコードラベルL22は、前記台紙1に前記着色粘着剤層27を介して仮着されている。
次に、主に、図9に基づき、値下げ価格バーコードラベルL22の印字状態を説明する。
同図は、台紙1に仮着された値下げ価格バーコードラベルL22(図7参照)をプリンタ(図示省略)にて搬送方向Fに搬送させながら印字ヘッド8にて印字を行うものであり、予め赤色または橙色の地色にて着色印字された広告情報表示エリア22に、印字ヘッド8の熱を印加して広告情報45(図示の例では、「お買い得品」)を直接印字し、さらに、価格情報表示エリア25には、値下げ前後の価格情報の入った上下二段のバーコード42(42a、42b)および目視可能な値下げ後価格46(図示の例では、「値引き後価格149円」)を表面の感熱発色層21に印字する(L22aは、印字前の値下げ価格バーコードラベル、また、価格L22bは、印字後の値下げ価格バーコードラベルを表す)。
次に、主に、図10に基づき、値下げ価格バーコードラベルL22を使用したマークダウン(値下げ、見切り)の方法を説明する。
前記印字後の値下げ価格バーコードラベルL22bを台紙1より剥がし、ラベル本体23を図示省略の商品に貼り付け・表示されている元売価ラベルL51の縁に沿わせるとともに、値下げ価格バーコードラベルL22bの目隠し部24の貼付位置が、元売価ラベルL51の値下げ前価格のバーコード41の先頭部分を覆い隠してこれを読み取り不能にするように着色粘着剤層27を介して貼り付け、さらに、広告情報表示エリア22部分をミシン目16に沿って折り曲げて折り癖をつけるとともに、引き起こして立設する。
上述したように、「ラベル基材」として透明なPET樹脂を採用したとしても、価格情報表示エリア25および目隠し部24の裏面に、白色または灰色の着色粘着剤層27を形成したので、この着色粘着剤層27を介して目隠し部24にて元売価ラベルL51の値下げ前価格のバーコード41の先頭部分を覆い隠した状態で貼り付け・表示すると、バーコード41を読取り不能にすることができ、かつ、透けることがないのでスキャナ(図示省略)によるバーコード42(42a、42b)の読取りや広告情報45の視認に影響はないものである。
また、予め赤色や橙色などの目立つ地色で全体、あるいは、周辺部分に着色印刷層21が施されている広告情報表示エリア22に印字ヘッド8を介して広告情報45を直接印字し、前記広告情報表示エリア22を立設するようにしたので、着色印刷層21の色が目立つことと相俟って広告情報45が消費者に目立つってアピールするものである。
また、裏面に糊のない広告情報表示エリア22の割合を小さくし、裏面に着色粘着剤層27が形成される価格情報表示エリア25の割合を大きくとったことにより、価格情報表示エリア25には、値下げ前後の価格情報の入った上下二段のバーコード42a、42bの印字が可能となるなど、先の実施の形態より多くの情報を印字・表示することが可能である。
その他の構成、作用、効果については、先の実施の形態とほぼ同様につき詳説を省略する。
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
本発明に係る値下げ価格バーコードラベルが台紙に仮着された状態を示す平面図である。 同、図1中、矢示II−II線に沿う概略断面図である。 同、プリンタにて値下げ価格バーコードラベルを印字する状態を示す図1相当の平面図である。 同、元売価ラベルの一部に値下げ価格バーコードラベルを貼り付けた状態を示す平面図である。 同、他の実施の形態に係る値下げ価格バーコードラベルが台紙に仮着された状態を示す図1相当の平面図である。 同、図5中、矢示VI−VI線に沿う概略断面図である。 同、第3の実施の形態に係る値下げ価格バーコードラベルが台紙に仮着された状態を示す図1相当の平面図である。 同、図7中、矢示VIII−VIII線に沿う概略断面図である。 同、プリンタにて値下げ価格バーコードラベルを印字する状態を示す図1相当の平面図である。 同、元売価ラベルの一部に値下げ価格バーコードラベルを貼り付けた状態を示す図4相当の平面図である。 従来の値下げ価格バーコードラベルの使用状態を示す平面図である。
符号の説明
L2、L2a、L2b 値下げ価格バーコードラベル(第1の実施の形態)
L12 値下げ価格バーコードラベル(第2の実施の形態)
L22 値下げ価格バーコードラベル(第3の実施の形態
L51 元売価ラベル
L52 値下げ価格バーコードラベル
F 搬送方向
1 台紙
2 広告情報表示エリア
3 ラベル本体
4 目隠し部
5 価格情報表示エリア
6 ミシン目
7 粘着剤層
8 印字ヘッド
9 インクリボン
11 切込み部
12 広告情報表示エリア(第2の実施の形態)
13 ラベル本体
14 目隠し部
15 価格情報表示エリア
16 ミシン目
18 着色印刷層
21 感熱発色層
22 広告情報表示エリア(第3の実施の形態)
23 ラベル本体
24 目隠し部
25 価格情報表示エリア
27 着色粘着剤層
41 バーコード
42 バーコード
43 ラベル本体
44 目隠し部
45 広告情報
46 値下げ後価格

Claims (2)

  1. ラベル基材が透明PET樹脂で作製され少なくとも値下げ価格情報を含んだラベル本体と、
    ラベル基材が透明PET樹脂で作製され前記ラベル本体から突出するように一体成形された目隠し部とを備えた値下げ価格バーコードラベルにおいて、
    前記ラベル本体を、裏面に白色の着色印刷を施すとともに、表面に形成された感熱発色剤層により価格などの情報印字が可能な価格情報表示エリアと、
    広告情報が赤色、橙色などの目立つ地色で着色印刷可能な広告情報表示エリアとミシン目により区画するとともに、前記価格情報表示エリアおよび目隠し部の裏面は白色もしくは灰色に着色された材料の粘着剤層とし、かつ、前記広告情報表示エリアの裏面は糊なしとすることを特徴とする値下げ価格バーコードラベル。
  2. ラベル基材が透明PET樹脂で作製され少なくとも値下げ価格情報を含んだラベル本体と、
    ラベル基材が透明PET樹脂で作製され前記ラベル本体から突出するように一体成形された目隠し部とを備えた値下げ価格バーコードラベルの貼付方法であって、
    前記ラベル本体を、裏面に白色の着色印刷を施すとともに、表面に形成された感熱発色剤層により価格などの情報印字が可能な価格情報表示エリアと、
    広告情報が赤色、橙色などの目立つ地色で着色印刷可能な広告情報表示エリアとミシン目により区画するとともに、前記価格情報表示エリアおよび目隠し部の裏面は白色もしくは灰色に着色された材料の粘着剤層とし、かつ、前記広告情報表示エリアの裏面は糊なしとして形成したラベル基材の前記目隠し部を、対象商品における値下げ前の価格情報を含んだバーコードに掛かるように貼り付けて値下げ前価格のバーコードを読み取り不能とするとともに、
    前記広告情報表示エリア部分を引き起こし立設することを特徴とする値下げ価格バーコードラベルの貼付方法。
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