JP5362243B2 - 値下げラベル - Google Patents
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Description
パック商品は、フィルムなどで包装されて販売され、その包装面には、商品名・内容量・消費期限日・通常価格・バーコードなどを印字した商品ラベルが貼着されている。
生鮮食料品は、一定の期間または時間が経過すると、通常価格から価格を下げたマークダウン(値下げ)することが行われている。
またバーコードの一部を隠蔽するように値下げラベルを貼付しなければならないとともに、商品ラベルに印字された他の商品情報を極力隠さないようにしなければならず作業効率の向上が望めない。
また値下げラベルには、全面に粘着剤が塗布されているので、商品ラベルと重ねて貼付された部分が隠蔽されるので、商品ラベルに印字した商品情報を購入者が読めなくなる問題がある。
また、値下げ情報を表示した値下げラベルを商品に貼付のための貼着作業の効率を向上させることができる値下げラベルを提供することを課題とする。
また、商品ラベルに印字した商品情報を値下げラベルによって隠蔽されないようにした値下げラベルを提供することを課題とする。
また請求項2にかかる発明の要旨は、前記商品ラベルの前記バーコードの一部およびその近傍に印字された文字情報を含む位置に前記値下げラベルの非粘着領域を重ねるようにしたことを特徴とする請求項1記載の値下げラベルにある。
また請求項3にかかる発明の要旨は、前記値下げラベルの値下げ価格情報部は、前記商品の値下げ価格を特定する識別コードを印字またはICチップに記憶しあることを特徴とする請求項1または2記載の値下げラベルにある。
また、値下げラベルに有した非粘着領域を商品ラベルに重ねるので、商品の購入者は、値下げラベルを捲る操作するだけで商品ラベルに印字された商品情報を読み取ることができ、値下げ商品に対する必要な情報を読み取ることができる。
図1(a)は、本発明の値下げラベルの表面側からの平面図であり、(b)は、本発明の値下げラベルの裏面側からの平面図であり、図2は、本発明の値下げラベルの使用状態を示した説明図である。
商品ラベルMの印字面に印字された商品情報は、図示しないプリンタにより印字することができ、商品名1、消費期限日2、通常価格3、バーコード4、製造者5などが印字されている。
バーコード4には、商品名1および通常価格3をコード化した情報を印字することができ、レジ(図示せず)での精算時に、バーコード4をスキャンすることにより通常価格の「380円」として精算される。
このように印字された商品ラベルMは、裏面側に形成した粘着剤により、図示しない商品の包装面に貼着することができる。
値下げラベルSに印字した値下げ情報は、図示しないプリンタにより印字することができ、POP(Point of Purchase advertising)部8と、値下げ用バーコード部9と、値下げ価格部10と、指標11と、を印字することができる。
値下げ用バーコード部9は、商品名および値下げ価格としての「290円」をコード化したバーコード(識別コード)の情報を印字することができる。
また指標11は、値下げラベルSの対峙する一対の辺にショートライン12,12として各々形成されている。ショートライン12,12は、プレ印刷または図示しないプリンタにより値下げ情報とともに印字することができる。
また指標11は、値下げラベルSの裏面に形成した後述する粘着領域13と非粘着領域14との境界ラインとすることができる。
粘着領域13は、値下げラベルSの略長方形状の一辺を基準に所定の幅を有した略長方形状の粘着領域13を有している。粘着領域13は、裏面側全体の領域の1/5ないし1/3を有することができる。また粘着領域13は、商品(図示せず)の包装面に貼着することができる。
非粘着領域14は、商品ラベルMの印字面(表面)に貼り付かないように重ねて、粘着領域13を商品の包装面に貼付することができる。
商品としてパック商品(図示せず)の包装面に貼付された商品ラベルMに印字されたバーコード4部分と、値下げラベルSの裏面側に形成した非粘着領域14とを重ねるように値下げラベルSを商品ラベルMに近づけて値下げラベルSを包装面に貼付することができる。
次に、値下げラベルSの指標11としてのショートライン12を商品ラベルMの底辺(縁部)6に重ねるように値下げラベルSの体制を位置させる。(位置決めステップ)
そして、値下げラベルSの粘着領域13を包装面に貼付させることにより、商品ラベルMと値下げラベルSとの重なった部分は、貼着することなく間隙を介して重なっている。(貼付ステップ)
尚、値下げラベルSのショートライン12を商品ラベルMの底辺6に重ねるように説明したが、底辺6のやや下方(包装面側)に位置させることができる。
この状態で、値下げラベルSの非粘着領域14を手操作で捲ることにより、商品ラベルMのバーコード4を含む他の商品情報を容易に目視確認することがでる。
この実施の形態では、値下げラベルSを捲ることにより、バーコード4と製造者5を目視確認することができる。購入者は、値下げされた商品であっても、値下げラベルSを捲ることにより商品ラベルMに印字された商品情報の全てを確認することができる。
広告情報部と値下げ価格情報部との境には、指標としてのPOPライン18を形成することができる。
値下げ用バーコード部16は、商品名および値下げ価格としての「290円」をコード化した情報を印字することができる。
このように構成した値下げラベルS1は、指標としてのPOPライン(境界ライン)18を境に、値下げ価格情報部の裏面を粘着剤で塗布した粘着領域と、POP部15の裏面を非粘着領域として形成することができ、前述のような効果を得ることができる。
POP部19には、「20%引」と印字され、値下げ用バーコード部20には、「21203007」をコード化したバーコードが印字されている。
POP部19と値下げ価格情報部20との境界には、指標21としての一対の切り欠き部21a,21aを形成することができる。
この指標(境界ライン)21を境に値下げ価格情報部20の裏面に粘着剤を有した粘着領域として、POP部19の裏面を非粘着領域として形成することができ、前述のような効果を得ることができる。
また、値下げラベルS3の印字面には、粘着領域22と非粘着領域23とを区分することが判断できる指標としての一対のショートライン24、24(破線部分)が形成されている。
このような構造にすることにより、商品ラベルMの側辺(縁部)7(図2参照)に沿って粘着領域22を包装面に貼着し、非粘着領域23を商品ラベルに重ねることができ、前述のような効果を得ることができる。
また、値下げラベルに印字したバーコードの識別コードは、スキャナーで読み取ることが可能な2次元コード・OCR文字あるいはアンテナと値下げ情報をICチップに記憶したRFID(Radio Frequency IDentification)などを含むことができる。
また、商品及び値下げ価格を特定する値下げ情報を記憶した上記RFID付の値下げラベルの場合には、値下げラベルを他の商品に貼り替えされても、レジでRFID読取装置(図示せず)により商品と照合ができ貼り替えされたことが判断できる。
またこの実施の形態のバーコードのコードは、適宜に表示したものである。
また、値下げラベルの粘着領域を商品の包装面に貼付する例で説明したが、商品自体に貼付することができる。
2 消費期限日
3 通常価格
4 バーコード
5 製造者
8 POP部
9 バーコード部(値下げ用)
10 値下げ価格部
11 指標
12 ショートライン
13 粘着領域
14 非粘着領域
18 POPライン(指標)
21 指標
21a 切り欠き部
M 商品ラベル
S 値下げラベル
Claims (3)
- 商品の包装面に貼付されるとともに、通常価格と、この通常価格を特定するバーコード
と、を印字された商品ラベルと、
略長方形状または略正方形の形状を有し、前記商品ラベルの少なくとも一部に重ねる値下げラベルにおいて、
前記値下げラベルは、
前記商品の値下げ価格情報部、広告情報部、および前記値下げ価格情報部と前記広告情報部との境にPOPライン、を有した印字面と、粘着剤を有した粘着領域および非粘着領域を有した裏面と、を備え、
前記値下げラベルの前記非粘着領域を前記商品ラベルに重ねるように前記値下げラベルに形成した前記POPラインを前記商品ラベルの底辺に位置合わせして、前記粘着領域を前記商品の包装面に貼着したことを特徴とする値下げラベル。 - 前記商品ラベルの前記バーコードの一部およびその近傍に印字された文字情報を含む位置に前記値下げラベルの非粘着領域を重ねるようにしたことを特徴とする請求項1記載の値下げラベル。
- 前記値下げラベルの値下げ価格情報部は、前記商品の値下げ価格を特定する識別コードを印字またはICチップに記憶してあることを特徴とする請求項1または2記載の値下げラベル。
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