JP2002059676A - 葉書付き粘着ラベル及びその製造方法 - Google Patents
葉書付き粘着ラベル及びその製造方法Info
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- JP2002059676A JP2002059676A JP2000248730A JP2000248730A JP2002059676A JP 2002059676 A JP2002059676 A JP 2002059676A JP 2000248730 A JP2000248730 A JP 2000248730A JP 2000248730 A JP2000248730 A JP 2000248730A JP 2002059676 A JP2002059676 A JP 2002059676A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 商品の販促キャンペーン用の葉書等を商品に
直接貼着できるようにすること。 【解決手段】 裏面に粘着剤層(22)が設けられている台
紙片(27)と、片面に宛名表示部及び通信記事記載部が形
成された郵便用記事記入欄が設けられた郵便葉書大の葉
書用紙(1)とからなり、葉書用紙(1)は前記郵便用記事記
入欄が内面側となるように縦横に折り畳まれて折り畳み
ラベルを構成すると共に、前記折り畳みラベルの最上層
(11)の表面にはラベルとしての所要の印刷表示が施され
ており、前記折り畳みラベルは台紙片(27)の表面に剥離
自在に貼着されていること。
直接貼着できるようにすること。 【解決手段】 裏面に粘着剤層(22)が設けられている台
紙片(27)と、片面に宛名表示部及び通信記事記載部が形
成された郵便用記事記入欄が設けられた郵便葉書大の葉
書用紙(1)とからなり、葉書用紙(1)は前記郵便用記事記
入欄が内面側となるように縦横に折り畳まれて折り畳み
ラベルを構成すると共に、前記折り畳みラベルの最上層
(11)の表面にはラベルとしての所要の印刷表示が施され
ており、前記折り畳みラベルは台紙片(27)の表面に剥離
自在に貼着されていること。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、葉書付き粘着ラベ
ル、特に、商品に葉書を直接貼付することができるよう
にするための葉書付き粘着ラベル及びこれの製造方法に
関する。
ル、特に、商品に葉書を直接貼付することができるよう
にするための葉書付き粘着ラベル及びこれの製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】商品の販促キャンペーン期間中に懸賞の
応募やアンケートの回答等に葉書が利用される場合、表
面に応募先の住所や社名等が印刷されており、裏面にキ
ャンペーン内容等が印刷された定形郵便葉書大の葉書用
紙が用意される。これら葉書用紙は、多数枚束ねられる
と共に、各用紙に突設させた附属片に設けた挿通孔に紐
が連続して通されるか、又は、状差し状のケースに収容
されて、商品の陳列棚やレジ付近に吊るされたり、設置
されたりしているのが現状である。
応募やアンケートの回答等に葉書が利用される場合、表
面に応募先の住所や社名等が印刷されており、裏面にキ
ャンペーン内容等が印刷された定形郵便葉書大の葉書用
紙が用意される。これら葉書用紙は、多数枚束ねられる
と共に、各用紙に突設させた附属片に設けた挿通孔に紐
が連続して通されるか、又は、状差し状のケースに収容
されて、商品の陳列棚やレジ付近に吊るされたり、設置
されたりしているのが現状である。
【0003】この方法では、キャンペーンを知って興味
を示した人は、前記束ねられた葉書用紙群から1枚抜き
取って持ち帰り、応募や回答等に利用するが、キャンペ
ーンを知らない人や店頭で知ったがよく理解しなかった
人などは前記葉書用紙を持ち帰ることがない。このた
め、前記葉書用紙が懸賞の応募やアンケートの回答に利
用される確率が低く、キャンペーンの告知やこれに伴う
懸賞等の応募率やアンケートに対する回答率が低いとい
う問題がある。
を示した人は、前記束ねられた葉書用紙群から1枚抜き
取って持ち帰り、応募や回答等に利用するが、キャンペ
ーンを知らない人や店頭で知ったがよく理解しなかった
人などは前記葉書用紙を持ち帰ることがない。このた
め、前記葉書用紙が懸賞の応募やアンケートの回答に利
用される確率が低く、キャンペーンの告知やこれに伴う
懸賞等の応募率やアンケートに対する回答率が低いとい
う問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、商品の販促
キャンペーンの需要者への告知を促進し、懸賞等への応
募率やアンケート等への回答率を高めるために、キャン
ペーン対象商品に直接貼着させることができる葉書付き
粘着ラベルを提供することを課題とする。
キャンペーンの需要者への告知を促進し、懸賞等への応
募率やアンケート等への回答率を高めるために、キャン
ペーン対象商品に直接貼着させることができる葉書付き
粘着ラベルを提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】*1項 上記課題を解決するための本発明の技術的手段は、『裏
面に粘着剤層が設けられている台紙片と、片面に宛名表
示部及び通信記事記載部が形成された郵便用記事記入欄
が設けられた郵便葉書大の葉書用紙とからなり、前記葉
書用紙は前記郵便用記事記入欄が内面側となるように縦
横に折り畳まれて折り畳みラベルを構成すると共に、前
記折り畳みラベルの最上層の表面にはラベルとしての所
要の印刷表示が施されており、前記折り畳みラベルは前
記台紙片の表面に剥離自在に貼着されている』ことであ
る。
面に粘着剤層が設けられている台紙片と、片面に宛名表
示部及び通信記事記載部が形成された郵便用記事記入欄
が設けられた郵便葉書大の葉書用紙とからなり、前記葉
書用紙は前記郵便用記事記入欄が内面側となるように縦
横に折り畳まれて折り畳みラベルを構成すると共に、前
記折り畳みラベルの最上層の表面にはラベルとしての所
要の印刷表示が施されており、前記折り畳みラベルは前
記台紙片の表面に剥離自在に貼着されている』ことであ
る。
【0006】上記技術的手段は次のように作用する。葉
書用紙の片面には郵便番号記入欄や宛名又は差出人の住
所氏名記入欄等の葉書表面を表す郵便用記事記入欄が設
けられており、そのまま郵便葉書として利用することが
できる。尚、前記葉書用紙の他面に例えば、販促キャン
ペーン等を告知する内容の印刷を施す場合には、前記葉
書用紙の表裏両面に印刷が施される。
書用紙の片面には郵便番号記入欄や宛名又は差出人の住
所氏名記入欄等の葉書表面を表す郵便用記事記入欄が設
けられており、そのまま郵便葉書として利用することが
できる。尚、前記葉書用紙の他面に例えば、販促キャン
ペーン等を告知する内容の印刷を施す場合には、前記葉
書用紙の表裏両面に印刷が施される。
【0007】前記葉書用紙は郵便用記事記入欄が内面と
なるように縦横に小さく折り畳まれて折り畳みラベルと
なる。このとき、前記販促キャンペーン等を告知する内
容の印刷表示面は外面に現れることとなるが、前記折り
畳みラベルの最上層の表面に、例えば、前記キャンペー
ンの内容がわかる部分が露出するような折り畳み方とす
る。これにより、前記折り畳みラベルは、1枚のラベル
として機能することとなる。
なるように縦横に小さく折り畳まれて折り畳みラベルと
なる。このとき、前記販促キャンペーン等を告知する内
容の印刷表示面は外面に現れることとなるが、前記折り
畳みラベルの最上層の表面に、例えば、前記キャンペー
ンの内容がわかる部分が露出するような折り畳み方とす
る。これにより、前記折り畳みラベルは、1枚のラベル
として機能することとなる。
【0008】前記折り畳みラベルは台紙片の表面に剥離
自在に貼着される。前記台紙片の裏面には粘着剤層とこ
れを被覆する剥離シートとが具備されているから、前記
剥離シートを剥離させて、所定の商品の側面等に貼着さ
せれば、葉書用紙は前記台紙片を介して商品毎に貼着さ
れることとなる。尚、前記台紙片の表面に所定の印刷が
施された印刷部を形成する場合は、前記折り畳みラベル
は前記印刷部の上に貼着されることとなる。
自在に貼着される。前記台紙片の裏面には粘着剤層とこ
れを被覆する剥離シートとが具備されているから、前記
剥離シートを剥離させて、所定の商品の側面等に貼着さ
せれば、葉書用紙は前記台紙片を介して商品毎に貼着さ
れることとなる。尚、前記台紙片の表面に所定の印刷が
施された印刷部を形成する場合は、前記折り畳みラベル
は前記印刷部の上に貼着されることとなる。
【0009】前記葉書用紙は前記台紙片に対して剥離自
在に貼着されているから、葉書用紙は容易に台紙片から
剥すことができ、折り畳まれた状態から開くことによ
り、通常の郵便葉書と同様に、応募葉書やアンケート回
答葉書等として利用することができる。ロール状に巻き
取られた剥離シートに台紙片と折り畳みラベルからなる
製品ラベルを一定間隔で配列させたものでは、製品ラベ
ルの商品への自動張りが可能である。
在に貼着されているから、葉書用紙は容易に台紙片から
剥すことができ、折り畳まれた状態から開くことによ
り、通常の郵便葉書と同様に、応募葉書やアンケート回
答葉書等として利用することができる。ロール状に巻き
取られた剥離シートに台紙片と折り畳みラベルからなる
製品ラベルを一定間隔で配列させたものでは、製品ラベ
ルの商品への自動張りが可能である。
【0010】[その他] *2項 1項において、『前記折り畳みラベルの前記最上層の端
縁の一辺に沿って糊代片がミシン目を介して延長形成さ
れ、前記糊代片が前記台紙片の表面の一辺に沿って接着
されると共に、前記折り畳みラベルの最下層における前
記糊代片の反対側の端縁近傍が前記一辺に対向する前記
台紙片の他方の辺に沿って剥離可能に接着されている』
ものでは、打ち抜かれた後の折り畳みラベルはその最上
層の端縁から延びる糊代片によって台紙片に貼着される
と共に、反対側の部分は部分的に台紙片に剥離可能に貼
着されるものとなる。前記最上層の端縁からの延長片た
る前記糊代片が台紙片に貼着されるから、前記折り畳み
ラベルはその折り畳み状態が維持されることとなる。ミ
シン目に沿って糊代片を切断することにより、折り畳み
ラベルは台紙片から容易に分離することができ、葉書大
に開放することができる。又、『前記台紙片の表面に応
募券が印刷され、前記葉書用紙の前記郵便用記事記入欄
に応募券貼付欄が設けられ、前記応募券は、前記折り畳
みラベルを剥離させた後の前記台紙片から切り取られる
と共に前記応募券貼付欄に貼付されて使用される』もの
では、1枚の葉書付き粘着ラベルを、懸賞付きキャンペ
ーン等の応募券とそれを貼付して応募する応募葉書の両
方に利用することができる。
縁の一辺に沿って糊代片がミシン目を介して延長形成さ
れ、前記糊代片が前記台紙片の表面の一辺に沿って接着
されると共に、前記折り畳みラベルの最下層における前
記糊代片の反対側の端縁近傍が前記一辺に対向する前記
台紙片の他方の辺に沿って剥離可能に接着されている』
ものでは、打ち抜かれた後の折り畳みラベルはその最上
層の端縁から延びる糊代片によって台紙片に貼着される
と共に、反対側の部分は部分的に台紙片に剥離可能に貼
着されるものとなる。前記最上層の端縁からの延長片た
る前記糊代片が台紙片に貼着されるから、前記折り畳み
ラベルはその折り畳み状態が維持されることとなる。ミ
シン目に沿って糊代片を切断することにより、折り畳み
ラベルは台紙片から容易に分離することができ、葉書大
に開放することができる。又、『前記台紙片の表面に応
募券が印刷され、前記葉書用紙の前記郵便用記事記入欄
に応募券貼付欄が設けられ、前記応募券は、前記折り畳
みラベルを剥離させた後の前記台紙片から切り取られる
と共に前記応募券貼付欄に貼付されて使用される』もの
では、1枚の葉書付き粘着ラベルを、懸賞付きキャンペ
ーン等の応募券とそれを貼付して応募する応募葉書の両
方に利用することができる。
【0011】*3項 このものは上記課題と同様な課題を解決するために講じ
た葉書付き粘着ラベルの製造方法に関するものであり、
その技術的手段は、『短辺が郵便葉書の長辺長さに略一
致し且つ長辺が郵便葉書の短辺長さの2倍よりも長く設
定された略長方形のラベルシートの前記両短辺側に、一
対の葉書部が一定幅のスペース部を介して並列するよう
に、所定の印刷を施す葉書印刷工程と、前記葉書印刷工
程で前記所定の印刷が施された前記ラベルシートを前記
スペース部の幅が確保された状態で所定形状に折り畳ん
で折り畳みシートを構成する折り畳み工程と、裏面に粘
着剤層が形成され且つ前記粘着剤層は剥離シートによっ
て被覆された構成の台紙シートの表面に、前記スペース
部と略一致する幅の間隔部を介して並列する一対の印刷
部を形成する台紙印刷工程と、前記間隔部上に前記スペ
ース部が位置し且つ、前記一対の印刷部上に前記一対の
葉書部が位置するように前記折り畳みシートを前記台紙
シートの表面に重ね合わせて剥離可能に貼着させる貼着
工程と、前記貼着工程後、折り畳みシート内で折り畳ま
れた状態の前記葉書部を各々囲む範囲に沿って、前記剥
離シートより上層の前記ラベルシートと前記台紙シート
のみを共に打ち抜く打抜き工程とからなる』ことであ
る。これにより、1項に記載された葉書付き粘着ラベル
が製造されることとなり、同項に記載された作用と同様
の作用が生じることとなる。
た葉書付き粘着ラベルの製造方法に関するものであり、
その技術的手段は、『短辺が郵便葉書の長辺長さに略一
致し且つ長辺が郵便葉書の短辺長さの2倍よりも長く設
定された略長方形のラベルシートの前記両短辺側に、一
対の葉書部が一定幅のスペース部を介して並列するよう
に、所定の印刷を施す葉書印刷工程と、前記葉書印刷工
程で前記所定の印刷が施された前記ラベルシートを前記
スペース部の幅が確保された状態で所定形状に折り畳ん
で折り畳みシートを構成する折り畳み工程と、裏面に粘
着剤層が形成され且つ前記粘着剤層は剥離シートによっ
て被覆された構成の台紙シートの表面に、前記スペース
部と略一致する幅の間隔部を介して並列する一対の印刷
部を形成する台紙印刷工程と、前記間隔部上に前記スペ
ース部が位置し且つ、前記一対の印刷部上に前記一対の
葉書部が位置するように前記折り畳みシートを前記台紙
シートの表面に重ね合わせて剥離可能に貼着させる貼着
工程と、前記貼着工程後、折り畳みシート内で折り畳ま
れた状態の前記葉書部を各々囲む範囲に沿って、前記剥
離シートより上層の前記ラベルシートと前記台紙シート
のみを共に打ち抜く打抜き工程とからなる』ことであ
る。これにより、1項に記載された葉書付き粘着ラベル
が製造されることとなり、同項に記載された作用と同様
の作用が生じることとなる。
【0012】*4項 3項において、『前記剥離シート及び台紙シートは帯状
シートとし、前記一対の印刷部は、前記帯状シートの表
面の長手方向の両側辺に沿って一定の間隔をおいて多数
配列されるものとし、前記打抜き工程の後に、前記ラベ
ルシートと前記台紙シートのスクラップを剥離シートか
ら取り除くスクラップ除去工程を設け、前記スクラップ
除去工程の後に、前記剥離シートをその長手方向に平行
な略中心線に沿って裁断する裁断工程を設けた』もので
は、一対の印刷部が台紙シートの長手方向の両側辺にそ
れぞれ沿うように、帯状シートの幅を設定すればよい。
この場合、スクラップ除去工程後には、帯状の剥離シー
トの剥離表面の長手方向の両側辺に沿うように、葉書付
き粘着ラベルが一対ずつ貼着状態に配列される態様とな
る。この帯状の剥離シートの長手方向に沿った略中心線
上を切断することにより、幅が約半分となった1枚の帯
状剥離シートに、葉書付き粘着ラベルが1つずつ一定の
間隔ごとに多数連続して貼着して取り出されることとな
る。よって、これを通常の自動ラベリング装置に組み込
むことができる。
シートとし、前記一対の印刷部は、前記帯状シートの表
面の長手方向の両側辺に沿って一定の間隔をおいて多数
配列されるものとし、前記打抜き工程の後に、前記ラベ
ルシートと前記台紙シートのスクラップを剥離シートか
ら取り除くスクラップ除去工程を設け、前記スクラップ
除去工程の後に、前記剥離シートをその長手方向に平行
な略中心線に沿って裁断する裁断工程を設けた』もので
は、一対の印刷部が台紙シートの長手方向の両側辺にそ
れぞれ沿うように、帯状シートの幅を設定すればよい。
この場合、スクラップ除去工程後には、帯状の剥離シー
トの剥離表面の長手方向の両側辺に沿うように、葉書付
き粘着ラベルが一対ずつ貼着状態に配列される態様とな
る。この帯状の剥離シートの長手方向に沿った略中心線
上を切断することにより、幅が約半分となった1枚の帯
状剥離シートに、葉書付き粘着ラベルが1つずつ一定の
間隔ごとに多数連続して貼着して取り出されることとな
る。よって、これを通常の自動ラベリング装置に組み込
むことができる。
【0013】*5項 3項又は4項において、『前記折り畳み工程は、前記ラ
ベルシートを、前記葉書部の縦中心線に沿ってそれぞれ
二つ折りにする第1の工程と、前記ラベルシートの長辺
に平行な各折り曲げ線に沿って三つ折りにする第2の工
程とからなる』ものでは、ラベルシートに設ける葉書部
の大きさは定型の郵便葉書大としてあるから、上記折り
畳み方法により折り畳むことにより、折り畳まれた状態
の葉書部の大きさは、縦約54mm、横約60mmの矩
形状となる。
ベルシートを、前記葉書部の縦中心線に沿ってそれぞれ
二つ折りにする第1の工程と、前記ラベルシートの長辺
に平行な各折り曲げ線に沿って三つ折りにする第2の工
程とからなる』ものでは、ラベルシートに設ける葉書部
の大きさは定型の郵便葉書大としてあるから、上記折り
畳み方法により折り畳むことにより、折り畳まれた状態
の葉書部の大きさは、縦約54mm、横約60mmの矩
形状となる。
【0014】
【発明の効果】本発明は、上記構成であるから次の特有
の効果を有する。台紙片の裏面の粘着剤層を用いて、葉
書付き粘着ラベルを商品に直接貼着することができるの
で、販促キャンペーン用に用いた場合には、キャンペー
ン用の応募葉書やアンケート回答用の葉書用紙を確実に
商品と共に持ち帰らせることができ、その結果、葉書用
紙を商品から剥がして内容が確認される確率、つまり、キ
ャンペーン等の告知効率も高くなる。さらに、その葉書
用紙はそのまま応募葉書や回答葉書として利用すること
ができるので、懸賞等の応募率やアンケート等の回答率
もアップする。
の効果を有する。台紙片の裏面の粘着剤層を用いて、葉
書付き粘着ラベルを商品に直接貼着することができるの
で、販促キャンペーン用に用いた場合には、キャンペー
ン用の応募葉書やアンケート回答用の葉書用紙を確実に
商品と共に持ち帰らせることができ、その結果、葉書用
紙を商品から剥がして内容が確認される確率、つまり、キ
ャンペーン等の告知効率も高くなる。さらに、その葉書
用紙はそのまま応募葉書や回答葉書として利用すること
ができるので、懸賞等の応募率やアンケート等の回答率
もアップする。
【0015】さらに上記の効果に加えて、2項において
は、台紙シートに貼着された状態にある葉書用紙は折り
畳まれた状態においては不用意に開放することがないか
ら、通常のラベルと同様に商品に貼着して扱うことがで
きる。又、葉書用紙を剥離させるときには容易に剥離さ
せることができ、葉書用紙側に接着剤が付着することも
ない。又、台紙片に応募券を印刷するようにしたもので
は、1枚の葉書付き粘着ラベルを無駄なく利用すること
ができる。
は、台紙シートに貼着された状態にある葉書用紙は折り
畳まれた状態においては不用意に開放することがないか
ら、通常のラベルと同様に商品に貼着して扱うことがで
きる。又、葉書用紙を剥離させるときには容易に剥離さ
せることができ、葉書用紙側に接着剤が付着することも
ない。又、台紙片に応募券を印刷するようにしたもので
は、1枚の葉書付き粘着ラベルを無駄なく利用すること
ができる。
【0016】3項においては、1項と同様な効果を有す
る葉書付き粘着ラベルを製造することができる。4項に
おいては、葉書付き粘着ラベル単体が一定の間隔ごとに
多数、帯状の剥離シート上に貼着させて取り出せるよう
にしたから、自動ラベリング装置を利用することができ
る。これにより、葉書付き粘着ラベルの商品への貼着が
自動的に且つ迅速に行うことができる。5項において
は、折り畳まれた状態の葉書用紙は上記寸法の小さな略
矩形状となるから、これを商品に貼着させた場合、邪魔
になることなく且つ貼付状態においてはラベルとして目
立つといった適度なサイズのラベルを提供することがで
きる。
る葉書付き粘着ラベルを製造することができる。4項に
おいては、葉書付き粘着ラベル単体が一定の間隔ごとに
多数、帯状の剥離シート上に貼着させて取り出せるよう
にしたから、自動ラベリング装置を利用することができ
る。これにより、葉書付き粘着ラベルの商品への貼着が
自動的に且つ迅速に行うことができる。5項において
は、折り畳まれた状態の葉書用紙は上記寸法の小さな略
矩形状となるから、これを商品に貼着させた場合、邪魔
になることなく且つ貼付状態においてはラベルとして目
立つといった適度なサイズのラベルを提供することがで
きる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、上記した本発明の実施の形
態を図面に従って詳述する。図1に示すものは、本発明
実施の形態の葉書付き粘着ラベル(10)が、帯状の剥離シ
ート(3)の剥離表面に、一定の間隔ごとに複数枚連続し
て貼着している様子を示す斜視図である。この葉書付き
粘着ラベル(10)は、裏面の粘着剤層(22)で剥離シート
(3)に直接貼着している台紙片(27)とその上に貼着され
且つ折り畳まれた状態の葉書用紙(1)とからなり、葉書
用紙(1)は、折り畳まれた状態における最上層(11)の一
辺からミシン目(13)を介して延長形成された糊代片(12)
と、最下層(16)とによって部分的に接着剤(20)(21)によ
って台紙片(27)に貼着する構成となっている。
態を図面に従って詳述する。図1に示すものは、本発明
実施の形態の葉書付き粘着ラベル(10)が、帯状の剥離シ
ート(3)の剥離表面に、一定の間隔ごとに複数枚連続し
て貼着している様子を示す斜視図である。この葉書付き
粘着ラベル(10)は、裏面の粘着剤層(22)で剥離シート
(3)に直接貼着している台紙片(27)とその上に貼着され
且つ折り畳まれた状態の葉書用紙(1)とからなり、葉書
用紙(1)は、折り畳まれた状態における最上層(11)の一
辺からミシン目(13)を介して延長形成された糊代片(12)
と、最下層(16)とによって部分的に接着剤(20)(21)によ
って台紙片(27)に貼着する構成となっている。
【0018】葉書用紙(1)は、図2に示すように、葉書
大の用紙の片面に、切手貼付欄(1a)、郵便番号記載欄(1
b)、宛先記載欄(1c)、差出人住所氏名記入欄(1d)や、場
合によっては、応募券貼付欄(1e)等の郵便用記事記入欄
が印刷されていると共に、他面には、例えば、プレゼン
トのお知らせやアンケートのお願い等、葉書用紙(1)を
葉書として使用する目的を告知する告知記事が印刷され
ているものとする。
大の用紙の片面に、切手貼付欄(1a)、郵便番号記載欄(1
b)、宛先記載欄(1c)、差出人住所氏名記入欄(1d)や、場
合によっては、応募券貼付欄(1e)等の郵便用記事記入欄
が印刷されていると共に、他面には、例えば、プレゼン
トのお知らせやアンケートのお願い等、葉書用紙(1)を
葉書として使用する目的を告知する告知記事が印刷され
ているものとする。
【0019】そして、前記郵便用記事記入欄が内面とな
るように、葉書用紙(1)は、同図の一点鎖線で示す長辺
に平行な中心線(14)に沿って二つ折りにされた後、長辺
を三等分する2本の折り線のうち下方側の折り線(15a)
に沿って折り曲げられ、さらに上方の折り線(15b)に沿
って折り曲げられる。これにより、葉書用紙(1)は、郵
便葉書の約6分の1の大きさ(縦約54mm、横約60
mm)に折り畳まれた折り畳みラベルとなる。折り畳み
ラベルの最上層(11)には、前記告知記事の一部分が現れ
ることとなるから、この最上層(11)に現れる記事の内容
を、それだけで葉書用紙(1)の目的が理解できるように
ビジュアル的に告知記事の印刷レイアウトを工夫してお
けば良い。
るように、葉書用紙(1)は、同図の一点鎖線で示す長辺
に平行な中心線(14)に沿って二つ折りにされた後、長辺
を三等分する2本の折り線のうち下方側の折り線(15a)
に沿って折り曲げられ、さらに上方の折り線(15b)に沿
って折り曲げられる。これにより、葉書用紙(1)は、郵
便葉書の約6分の1の大きさ(縦約54mm、横約60
mm)に折り畳まれた折り畳みラベルとなる。折り畳み
ラベルの最上層(11)には、前記告知記事の一部分が現れ
ることとなるから、この最上層(11)に現れる記事の内容
を、それだけで葉書用紙(1)の目的が理解できるように
ビジュアル的に告知記事の印刷レイアウトを工夫してお
けば良い。
【0020】尚、最上層(11)を囲む辺のうち、前記折り
線(15b)に相当する辺に対向する開放端辺から延長形成
されている糊代片(12)と、折り畳みラベルの最下層(16)
のうち前記折り線(15b)に相当する辺の近傍域を、台紙
片(27)の表面にそれぞれ貼着させているから、前記要領
で折り畳まれた葉書用紙(1)は、台紙片(27)の表面に貼
着した状態において、不用意に開くことがない。尚、糊
代片(12)は永久接着剤(20)によって貼着されると共に、
最下層(16)の所定域は再剥離性の接着剤(21)によって貼
着されるものとする。これにより、葉書用紙(1)は、台
紙片(27)に対して剥離可能に貼着されることとなる。
尚、葉書用紙(1)の利用時において、最下層(16)におけ
る印刷面を損傷させることなく、葉書用紙(1)を台紙片
(27)から剥離させ易くするために、前記告知記事の印刷
後の最下層(16)の所定範囲には剥離用のニス(17)を印刷
しておく。
線(15b)に相当する辺に対向する開放端辺から延長形成
されている糊代片(12)と、折り畳みラベルの最下層(16)
のうち前記折り線(15b)に相当する辺の近傍域を、台紙
片(27)の表面にそれぞれ貼着させているから、前記要領
で折り畳まれた葉書用紙(1)は、台紙片(27)の表面に貼
着した状態において、不用意に開くことがない。尚、糊
代片(12)は永久接着剤(20)によって貼着されると共に、
最下層(16)の所定域は再剥離性の接着剤(21)によって貼
着されるものとする。これにより、葉書用紙(1)は、台
紙片(27)に対して剥離可能に貼着されることとなる。
尚、葉書用紙(1)の利用時において、最下層(16)におけ
る印刷面を損傷させることなく、葉書用紙(1)を台紙片
(27)から剥離させ易くするために、前記告知記事の印刷
後の最下層(16)の所定範囲には剥離用のニス(17)を印刷
しておく。
【0021】この台紙片(27)は、上記したように、帯状
の剥離シート(3)の表面に多数連続して貼着させて取り
出せるようにしておけば、この剥離シート(3)をロール
状に巻き取ることにより、通常の自動ラベリング装置を
利用して、PETボトル等の商品の側面に葉書付き粘着
ラベル(10)を自動貼着することができる。
の剥離シート(3)の表面に多数連続して貼着させて取り
出せるようにしておけば、この剥離シート(3)をロール
状に巻き取ることにより、通常の自動ラベリング装置を
利用して、PETボトル等の商品の側面に葉書付き粘着
ラベル(10)を自動貼着することができる。
【0022】これにより、葉書付き粘着ラベル(10)は各
商品毎に1枚ずつ貼着させることができ、前記商品の購
買者に必然的に葉書用紙(1)を持ち帰らせることができ
る。商品に付着させた葉書付き粘着ラベル(10)の葉書用
紙(1)の最上層(11)には、上記したように、葉書用紙(1)
の利用目的を表示する記事が印刷されていると共に、最
下層(16)は台紙片(27)に対して剥離自在であることか
ら、折り畳まれた状態の葉書用紙(1)は、最下層(16)を
台紙片(27)から容易に剥離させることができると共に、
ミシン目(13)に沿って、糊代片(12)から切断させること
ができる。これにより、葉書用紙(1)は台紙片(27)から
容易に分離され、これを開放することにより、葉書用紙
(1)の告知記事全体を見ることができ、キャンペーンの
内容等を理解することができる。そして、郵便用記事記
入欄の差出人住所氏名記入欄(1d)に差出人の住所や氏名
等必要事項を記入すれば、葉書用紙(1)はそのまま郵便
葉書として利用することができる。
商品毎に1枚ずつ貼着させることができ、前記商品の購
買者に必然的に葉書用紙(1)を持ち帰らせることができ
る。商品に付着させた葉書付き粘着ラベル(10)の葉書用
紙(1)の最上層(11)には、上記したように、葉書用紙(1)
の利用目的を表示する記事が印刷されていると共に、最
下層(16)は台紙片(27)に対して剥離自在であることか
ら、折り畳まれた状態の葉書用紙(1)は、最下層(16)を
台紙片(27)から容易に剥離させることができると共に、
ミシン目(13)に沿って、糊代片(12)から切断させること
ができる。これにより、葉書用紙(1)は台紙片(27)から
容易に分離され、これを開放することにより、葉書用紙
(1)の告知記事全体を見ることができ、キャンペーンの
内容等を理解することができる。そして、郵便用記事記
入欄の差出人住所氏名記入欄(1d)に差出人の住所や氏名
等必要事項を記入すれば、葉書用紙(1)はそのまま郵便
葉書として利用することができる。
【0023】このように、葉書付き粘着ラベル(10)を各
商品毎に貼着させることにより、その商品の販促キャン
ペーン等の企画を購買者に広く告知することができる上
に、懸賞の応募率やアンケートの回答率は、返信用葉書
を売り場に設置する従来の様式に比べて確実に向上させ
ることができる。
商品毎に貼着させることにより、その商品の販促キャン
ペーン等の企画を購買者に広く告知することができる上
に、懸賞の応募率やアンケートの回答率は、返信用葉書
を売り場に設置する従来の様式に比べて確実に向上させ
ることができる。
【0024】葉書用紙(1)を剥離させた後には商品の所
定個所に台紙片(27)のみが貼着したまま残ることになる
が、台紙片(27)の表面に所定の印刷を施しておけば、葉
書用紙(1)を剥離させた後も商品が見苦しくない。又、
台紙片(27)に設ける印刷として、葉書用紙(1)に貼着さ
せる応募券を設けた場合、葉書用紙(1)を剥離させた後
の台紙片(27)から前記応募券を切り取り、前記葉書用紙
(1)の応募券貼付欄(1e)に貼着させて応募する要領とな
る。
定個所に台紙片(27)のみが貼着したまま残ることになる
が、台紙片(27)の表面に所定の印刷を施しておけば、葉
書用紙(1)を剥離させた後も商品が見苦しくない。又、
台紙片(27)に設ける印刷として、葉書用紙(1)に貼着さ
せる応募券を設けた場合、葉書用紙(1)を剥離させた後
の台紙片(27)から前記応募券を切り取り、前記葉書用紙
(1)の応募券貼付欄(1e)に貼着させて応募する要領とな
る。
【0025】次に、上記したような葉書付き粘着ラベル
(10)の製造方法について説明する。まず、帯状の印刷シ
ートに、片面に切手貼付欄(1a)、郵便番号記載欄(1b)、
宛先記載欄(1c)、差出人住所氏名記入欄(1d)、さらには
応募券貼付欄(1e)からなる郵便用記事記入欄が印刷され
ると同時に、その裏面に、例えば、懸賞付きキャンペー
ンを告知する告知記事が印刷されてなる葉書部(31a)(31
b)が、スペース部(32)の両側に並列するように一対ずつ
設ける。尚、前記葉書部(31a)(31b)の告知記事印刷面の
所定部分には、剥離用のニス(17)をさらに印刷する。
(10)の製造方法について説明する。まず、帯状の印刷シ
ートに、片面に切手貼付欄(1a)、郵便番号記載欄(1b)、
宛先記載欄(1c)、差出人住所氏名記入欄(1d)、さらには
応募券貼付欄(1e)からなる郵便用記事記入欄が印刷され
ると同時に、その裏面に、例えば、懸賞付きキャンペー
ンを告知する告知記事が印刷されてなる葉書部(31a)(31
b)が、スペース部(32)の両側に並列するように一対ずつ
設ける。尚、前記葉書部(31a)(31b)の告知記事印刷面の
所定部分には、剥離用のニス(17)をさらに印刷する。
【0026】前記一対の葉書部(31a)(31b)とスペース部
(32)を連続して囲む長方形の長辺の一方から糊代片(12)
が突設する形状に前記印刷シートを裁断する。これによ
り、図3に示すような形状のラベルシート(30)が形成さ
れる。尚、糊代片(12)と各葉書部(31a)(31b)及びスペー
ス部(32)との境界線上にはミシン目(13)を設けておく。
尚、糊代片(12)は、各葉書部(31a)(31b)の縦中心線(14)
相互間に相当する範囲に設けられるものとする。
(32)を連続して囲む長方形の長辺の一方から糊代片(12)
が突設する形状に前記印刷シートを裁断する。これによ
り、図3に示すような形状のラベルシート(30)が形成さ
れる。尚、糊代片(12)と各葉書部(31a)(31b)及びスペー
ス部(32)との境界線上にはミシン目(13)を設けておく。
尚、糊代片(12)は、各葉書部(31a)(31b)の縦中心線(14)
相互間に相当する範囲に設けられるものとする。
【0027】このラベルシート(30)は、折り畳み装置
(図示せず)により、まず、図4に示すように、前記縦
中心線(14)に沿って各葉書部(31a)(31b)が、前記郵便用
記事記入欄が内面となるように、縦に二つ折りにする。
その後、葉書部(31a)(31b)の長辺を三等分する二本の折
線(15a)(15b)に沿って、同図の矢印の順に折り畳
む。これにより、ラベルシート(30)は、図5に示すよう
な折り畳みシート(33)となる。
(図示せず)により、まず、図4に示すように、前記縦
中心線(14)に沿って各葉書部(31a)(31b)が、前記郵便用
記事記入欄が内面となるように、縦に二つ折りにする。
その後、葉書部(31a)(31b)の長辺を三等分する二本の折
線(15a)(15b)に沿って、同図の矢印の順に折り畳
む。これにより、ラベルシート(30)は、図5に示すよう
な折り畳みシート(33)となる。
【0028】図5は、後述する台紙シートに貼着させる
際に、最下層(16)となる側から見た図であり、この最下
層(16)における糊代片(12)と対向する側の辺に沿った所
定範囲に、上述したニス(17)が設けられるように、前記
告知記事上におけるニス(17)の印刷範囲を設定してお
く。この折り畳みシート(33)は上記した折り畳み方によ
って折り畳まれているものであるから、スペース部(32)
の幅は折り畳みシート(33)においても確保された状態と
なっている。
際に、最下層(16)となる側から見た図であり、この最下
層(16)における糊代片(12)と対向する側の辺に沿った所
定範囲に、上述したニス(17)が設けられるように、前記
告知記事上におけるニス(17)の印刷範囲を設定してお
く。この折り畳みシート(33)は上記した折り畳み方によ
って折り畳まれているものであるから、スペース部(32)
の幅は折り畳みシート(33)においても確保された状態と
なっている。
【0029】次に、この折り畳みシート(33)を貼着させ
る台紙シート(2)について説明する。台紙シート(2)は、
図6に示すように、前記折り畳みシート(33)の横幅より
もやや幅広の帯状シートとし、その裏面には接着剤層(2
2)が設けられていると共に前記粘着剤層(22)は帯状の剥
離シート(3)によって被覆されている。
る台紙シート(2)について説明する。台紙シート(2)は、
図6に示すように、前記折り畳みシート(33)の横幅より
もやや幅広の帯状シートとし、その裏面には接着剤層(2
2)が設けられていると共に前記粘着剤層(22)は帯状の剥
離シート(3)によって被覆されている。
【0030】そして、前記台紙シート(2)の表面に、前
記スペース部(32)の幅と略一致する幅の間隔部(23)を介
して一対の印刷部(24)が、台紙シート(2)の幅方向に並
列するように印刷する。尚、印刷部(24)の大きさは、折
り畳みシート(33)における葉書部(31a)(31b)の大きさに
略一致する程度とする。尚、この実施の形態のもので
は、印刷部(24)は応募シールとして利用できる内容の印
刷を施しておくこととする。又、前記印刷部(24)の一辺
に沿って、永久接着剤(20)が、一対の印刷部(24)に連続
するように塗布されると共に、前記一辺に対向する他辺
に沿って、再剥離性の接着剤(21)がそれぞれ塗布され
る。
記スペース部(32)の幅と略一致する幅の間隔部(23)を介
して一対の印刷部(24)が、台紙シート(2)の幅方向に並
列するように印刷する。尚、印刷部(24)の大きさは、折
り畳みシート(33)における葉書部(31a)(31b)の大きさに
略一致する程度とする。尚、この実施の形態のもので
は、印刷部(24)は応募シールとして利用できる内容の印
刷を施しておくこととする。又、前記印刷部(24)の一辺
に沿って、永久接着剤(20)が、一対の印刷部(24)に連続
するように塗布されると共に、前記一辺に対向する他辺
に沿って、再剥離性の接着剤(21)がそれぞれ塗布され
る。
【0031】そして、図7に示す貼着工程Aにおいて、
表面に間隔部(23)を介して並列する一対の印刷部(24)が
長手方向に一定の間隔ごとに多数印刷された台紙シート
(2)の表面に、前記間隔部(23)上に前記スペース部(32)
が対応し且つ各印刷部(24)に、折り畳みシート(33)の葉
書部(31a)(31b)がそれぞれ対応するように、折り畳みシ
ート(33)を台紙シート(2)の表面に重ね合わせる。この
とき、折り畳みシート(33)の糊代片(12)が印刷部(24)上
の永久接着剤(20)に対応し且つ最下層(16)のニス(17)が
再剥離性の接着剤(21)に対応するように設定しておく。
これにより、折り畳みシート(33)は 糊代片(12)以外の
部分が台紙シート(2)に対して剥離自在に貼着されるこ
ととなる。
表面に間隔部(23)を介して並列する一対の印刷部(24)が
長手方向に一定の間隔ごとに多数印刷された台紙シート
(2)の表面に、前記間隔部(23)上に前記スペース部(32)
が対応し且つ各印刷部(24)に、折り畳みシート(33)の葉
書部(31a)(31b)がそれぞれ対応するように、折り畳みシ
ート(33)を台紙シート(2)の表面に重ね合わせる。この
とき、折り畳みシート(33)の糊代片(12)が印刷部(24)上
の永久接着剤(20)に対応し且つ最下層(16)のニス(17)が
再剥離性の接着剤(21)に対応するように設定しておく。
これにより、折り畳みシート(33)は 糊代片(12)以外の
部分が台紙シート(2)に対して剥離自在に貼着されるこ
ととなる。
【0032】貼着状態における折り畳みシート(33)の最
上層(11)には、告知記事の一部が露出する態様となって
おり、この最上層(11)に現れた表示のみで、前記告知記
事の内容が大略掌握できるように各葉書部(31a)(31b)の
裏面に設ける前記告知記事はレイアウトしておく。又、
最上層(11)の開放端側の一辺から延長形成された糊代片
(12)が台紙シート(2)に永久貼着させられると共に、こ
れに対向する折り線(15b)に沿った最下層(16)の所定範
囲が台紙シート(2)に再剥離性の接着剤(21)によって貼
着する態様となるから、折り畳みシート(33)は台紙シー
ト(2)に貼着した状態においては不用意に開放すること
がない。
上層(11)には、告知記事の一部が露出する態様となって
おり、この最上層(11)に現れた表示のみで、前記告知記
事の内容が大略掌握できるように各葉書部(31a)(31b)の
裏面に設ける前記告知記事はレイアウトしておく。又、
最上層(11)の開放端側の一辺から延長形成された糊代片
(12)が台紙シート(2)に永久貼着させられると共に、こ
れに対向する折り線(15b)に沿った最下層(16)の所定範
囲が台紙シート(2)に再剥離性の接着剤(21)によって貼
着する態様となるから、折り畳みシート(33)は台紙シー
ト(2)に貼着した状態においては不用意に開放すること
がない。
【0033】前記貼着工程後、次の打抜き工程Bにおい
て、折り畳みシート(33)の葉書部(31a)(31b)の各々を囲
む範囲が、同図の一点鎖線に沿って打抜かれる。この打
ち抜きによって、折り畳みシート(33)と台紙シート(2)
のみが打抜かれるように設定されており、台紙シート
(2)及び折り畳みシート(33)のスクラップ(25)は、次の
スクラップ除去工程Cにおいて除去される。
て、折り畳みシート(33)の葉書部(31a)(31b)の各々を囲
む範囲が、同図の一点鎖線に沿って打抜かれる。この打
ち抜きによって、折り畳みシート(33)と台紙シート(2)
のみが打抜かれるように設定されており、台紙シート
(2)及び折り畳みシート(33)のスクラップ(25)は、次の
スクラップ除去工程Cにおいて除去される。
【0034】スクラップ(25)が除去された後には、剥離
シート(3)の表面上に、台紙シート(2)の一部である台紙
片(27)と折り畳みシート(33)の一部である折り畳まれた
状態の葉書用紙(1)とからなる葉書付き粘着ラベル(10)
が左右一対に並んだ状態で、多数取り出されることとな
る。
シート(3)の表面上に、台紙シート(2)の一部である台紙
片(27)と折り畳みシート(33)の一部である折り畳まれた
状態の葉書用紙(1)とからなる葉書付き粘着ラベル(10)
が左右一対に並んだ状態で、多数取り出されることとな
る。
【0035】その後、剥離シート(3)の長手方向の中心
線に沿ってスリット(26)を形成して、剥離シート(3)を
細幅の帯状シート(3a)(3b)に分割する。これにより、図
1に示したような、葉書付き粘着ラベル(10)が一定間隔
ごとに帯状の剥離シート(3)に多数貼着した状態で取り
出せることとなる。これをそれぞれロール状に巻き取っ
て、前述した自動ラベリング装置に採用すれば、例え
ば、図8に示すように、ペットボトルからなる商品(4)
の側面に葉書付き粘着ラベル(10)を一つずつ自動貼着す
ることができる。
線に沿ってスリット(26)を形成して、剥離シート(3)を
細幅の帯状シート(3a)(3b)に分割する。これにより、図
1に示したような、葉書付き粘着ラベル(10)が一定間隔
ごとに帯状の剥離シート(3)に多数貼着した状態で取り
出せることとなる。これをそれぞれロール状に巻き取っ
て、前述した自動ラベリング装置に採用すれば、例え
ば、図8に示すように、ペットボトルからなる商品(4)
の側面に葉書付き粘着ラベル(10)を一つずつ自動貼着す
ることができる。
【図1】本発明実施の形態の葉書付き粘着ラベル(10)
が、帯状の剥離シート(3)の剥離表面に、一定の間隔ご
とに複数枚連続して貼着している様子を示す斜視図。
が、帯状の剥離シート(3)の剥離表面に、一定の間隔ご
とに複数枚連続して貼着している様子を示す斜視図。
【図2】葉書用紙(1)を開いた状態を示す説明図。
【図3】ラベルシート(30)を開いた状態を示す説明図。
【図4】ラベルシート(30)の折り畳み途中を示す説明
図。
図。
【図5】ラベルシート(30)の折り畳み完了を示す説明
図。
図。
【図6】台紙シート(2)に印刷部(24)を設けた様子を示
す平面図。
す平面図。
【図7】葉書付き粘着ラベル(10)を作成する工程を示す
説明図。
説明図。
【図8】葉書付き粘着ラベル(10)を商品(4)に貼着させ
た状態を示す説明図。
た状態を示す説明図。
(1) ・・・葉書用紙 (11)・・・最上面 (27)・・・台紙片 (22)・・・粘着剤層 (24)・・・印刷部
Claims (6)
- 【請求項1】 裏面に粘着剤層が設けられている台紙片
と、 片面に宛名表示部及び通信記事記載部が形成された郵便
用記事記入欄が設けられた郵便葉書大の葉書用紙とから
なり、 前記葉書用紙は前記郵便用記事記入欄が内面側となるよ
うに縦横に折り畳まれて折り畳みラベルを構成すると共
に、前記折り畳みラベルの最上層の表面にはラベルとし
ての所要の印刷表示が施されており、 前記折り畳みラベルは前記台紙片の表面に剥離自在に貼
着されていることを特徴とする葉書付き粘着ラベル。 - 【請求項2】 請求項1に記載の葉書付き粘着ラベルに
おいて、前記折り畳みラベルの前記最上層の端縁の一辺
に沿って糊代片がミシン目を介して延長形成され、前記
糊代片が前記台紙片の表面の一辺に沿って接着されると
共に、前記折り畳みラベルの最下層における前記糊代片
の反対側の端縁近傍が前記一辺に対向する前記台紙片の
他方の辺に沿って剥離可能に接着されている葉書付き粘
着ラベル。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の葉書付き粘着ラ
ベルにおいて、前記台紙片の表面に応募券が印刷され、
前記葉書用紙の前記郵便用記事記入欄に応募券貼付欄が
設けられ、前記応募券は、前記折り畳みラベルを剥離さ
せた後の前記台紙片から切り取られると共に前記応募券
貼付欄に貼付されて使用される葉書付き粘着ラベル。 - 【請求項4】 短辺が郵便葉書の長辺長さに略一致し且
つ長辺が郵便葉書の短辺長さの2倍よりも長く設定され
た略長方形のラベルシートの前記両短辺側に、一対の葉
書部が一定幅のスペース部を介して並列するように、所
定の印刷を施す葉書印刷工程と、 前記葉書印刷工程で前記所定の印刷が施された前記ラベ
ルシートを前記スペース部の幅が確保された状態で所定
形状に折り畳んで折り畳みシートを構成する折り畳み工
程と、 裏面に粘着剤層が形成され且つ前記粘着剤層は剥離シー
トによって被覆された構成の台紙シートの表面に、前記
スペース部と略一致する幅の間隔部を介して並列する一
対の印刷部を形成する台紙印刷工程と、 前記間隔部上に前記スペース部が位置し且つ、前記一対
の印刷部上に前記一対の葉書部が位置するように前記折
り畳みシートを前記台紙シートの表面に重ね合わせて剥
離可能に貼着させる貼着工程と、 前記貼着工程後、折り畳みシート内で折り畳まれた状態
の前記葉書部を各々囲む範囲に沿って、前記剥離シート
より上層の前記ラベルシートと前記台紙シートのみを共
に打ち抜く打抜き工程とからなることを特徴とする葉書
付き粘着ラベルの製造方法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の葉書付き粘着ラベルの
製造方法において、 前記剥離シート及び台紙シートは帯状シートとし、 前記一対の印刷部は、前記帯状シートの表面の長手方向
の両側辺に沿って一定の間隔をおいて多数配列されるも
のとし、 前記打抜き工程の後に、前記ラベルシートと前記台紙シ
ートのスクラップを剥離シートから取り除くスクラップ
除去工程を設け、前記スクラップ除去工程の後に、前記
剥離シートをその長手方向に平行な略中心線に沿って裁
断する裁断工程を設けた葉書付き粘着ラベルの製造方
法。 - 【請求項6】 請求項4、又は5に記載の葉書付き粘着
ラベルの製造方法において、前記折り畳み工程は、前記
ラベルシートを、前記葉書部の縦中心線に沿ってそれぞ
れ二つ折りにする第1の工程と、前記ラベルシートの長
辺に平行な各折り曲げ線に沿って三つ折りにする第2の
工程とからなる葉書付き粘着ラベルの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000248730A JP2002059676A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 葉書付き粘着ラベル及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000248730A JP2002059676A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 葉書付き粘着ラベル及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002059676A true JP2002059676A (ja) | 2002-02-26 |
Family
ID=18738583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000248730A Pending JP2002059676A (ja) | 2000-08-18 | 2000-08-18 | 葉書付き粘着ラベル及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002059676A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002318541A (ja) * | 2001-04-20 | 2002-10-31 | Toppan Forms Co Ltd | 葉書付き貼着媒体 |
JP2005531552A (ja) * | 2002-05-07 | 2005-10-20 | エルジー・ケム・リミテッド | 新たな有機発光化合物及びこれを利用した有機発光素子 |
JP2008006621A (ja) * | 2006-06-27 | 2008-01-17 | Sato Corp | 応募券用シールおよび応募券用シール貼付け方法 |
JP2010032637A (ja) * | 2008-07-25 | 2010-02-12 | Toppan Forms Co Ltd | 葉書付きラベル |
-
2000
- 2000-08-18 JP JP2000248730A patent/JP2002059676A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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