JP2016068303A - 配送ラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】損傷なく確実に分離させることができる一体化された配送ラベルを提供する
【解決手段】下紙13に設けられたスリット52A〜52Cで第2伝票部27と一体に分離剥離片53を剥離させるスリット52A〜52Cの内、スリット52B、52Cの形成位置を、第2伝票部27と余剰片28A、28Bとを分離させるスリット33A,33Bの形成位置より平面方向で異ならせて形成し、重ね合わされた下紙13から剥離した後に第1伝票部21の裏面側の第1情報記載部(往路用配達票25、往路用送付票26)の領域内に第2伝票部27及び分離剥離片53を収めるように折り線24Aで折り曲げて配送物に貼着させ、配送後に第1情報記載部を分離して表出した第2伝票部27を分離剥離片53と共に切取り線24B,24Cより分離させるような構成とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、配送物に貼付され、二種の伝票ラベルが一体化された配送ラベルに関する。
近年、例えばゴルフ場にゴルフバックを配送(往路)し、その後に返送(復路)する配送形態が一般化している。このような配送形態においては、配送物に貼付される配送ラベルは往路用及び復路用を一体化し、かつ、一方面で一括に配送情報を形成させることが効率的である。この場合、往路の配送時に貼付される配送ラベルは、美観的にも復路用ラベルを表面化することなく、いわゆるラベルインラベルの形態が望まれ、そのためには当該復路用ラベルが剥離紙に接着したままの状態とさせる必要があることから、往路ラベルに対応剥離紙より復路用ラベル対応の剥離紙を破損することなく剥離させることが望まれる。
従来、配送伝票には種々の構成のものが知られており、例えば特許文献1に記載されているシートは、基紙の裏面では粘着剤層を介して剥離紙が存在し、また、基紙の表面には上紙が配置され、上紙が相互に分離可能な貼付票、配送票及び発店控から構成される。そして、基紙の表面側全面に第2粘着剤層を存在させ、貼付票の裏面側にこの第2粘着剤層によって基紙に直接貼付けられると共に、配送票及び発店控の裏面に剥離層を存在させてこれらを剥離可能とした構造として知られている。このようなシートは、剥離紙より基紙及び上紙を剥離して配送物に貼付し、配送後に配送票及び発店控をそれぞれ剥離させるために基紙と発店控えに対応する同位置に切込線を形成させている。
特開2010−131869号公報
ところで、特許文献1に記載されているような配送伝票の構造を配送ラベルに適用させようとする場合、基紙の存在有無に拘わらず、後に使用されるラベルを対応する区分の剥離紙共々分離する必要があり、上紙(基紙)に形成した切込線と同時に切り取る切込線を剥離紙に対しても形成する必要がある。しかしながら、特許文献1のシートとする構造の技術のように、上紙において後に分離されるラベルとの切込線と、剥離紙に形成される切込線とが同位置にあると、切り取る際に、各切込線の切取り部分の近傍で破れを生じ易いという問題がある。
そこで、本発明は上記課題に鑑みなされたもので、少なくとも二種のラベルを備えて後に分離するラベルを損傷なく確実に分離させる配送ラベルを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1の発明では、上紙と下紙とが重ね合わされる配送ラベルであって、前記上紙は、表面に所定の情報を記載させる第1情報記載部が分離自在に設けられると共に、裏面側における前記第1情報記載部に対応する領域以外の所定の領域に第1粘着層が形成される第1伝票部と、前記第1伝票部と連設され、表面に所定の情報を記載させる第2情報記載部が設けられると共に、裏面側における当該第2情報記載部に対応する領域の周縁に第2粘着層が形成されて前記第1情報記載部の領域内に収まるサイズで形成される第2伝票部、及び、当該第2伝票部と分離線を介して連設される所定数の余剰片を備える連設伝票部と、後に前記第1伝票部の第1情報記載部が分離されたときに前記第2伝票部が表出されるように、当該第2伝票部を当該第1伝票部の裏面側における前記第1粘着層の非形成部分で折り込ませる折り線と、後に前記第1伝票部の第1情報記載部が分離されたときに前記折り線で折り込まれた前記第2伝票部が表出され、表出した第2伝票部を当該第1伝票部より当該第1伝票部より切り取らせる切取り線と、を有し、前記下紙は、前記上紙の対向面の前記第1粘着層に対応した部分に形成される第1剥離層と、前記第2粘着層に対応した部分に形成される第2剥離層と、前記第2剥離層の外縁に、後に前記上紙が剥離される際に前記第2伝票部とは剥離されずに一体となって分離する分離剥離片を形成するものであり、前記第2伝票部と余剰片とを分離させる分離線に対して平面方向の位置で異ならせて形成される分離線と、を有する、構成とする。
請求項2の発明では、前記第2伝票部は、所定回数で折り重ね自在とされ、折り重ねられたサイズが、前記第1伝票部の第1情報記載部の領域内に収まるサイズとされる構成とする。
請求項1の発明によれば、重ね合わされた下紙より上紙を剥離するに際して、下紙に設けられて第2伝票部と一体に分離剥離片を剥離させる分離線の形成位置を、第2伝票部と余剰片とを分離させる分離線の形成位置より平面方向で異ならせて形成し、重ね合わされた下紙から剥離した後に第1伝票部の裏面側の第1情報記載部の領域内に第2伝票部及び分離剥離片を収めるように折り線で折り曲げて配送物に貼着させ、配送後に第1情報記載部を分離して表出した第2伝票部を分離剥離片と共に切取り線より分離させる構成とすることにより、形成位置を異ならせた分離線とすることで少なくとも二種のラベルを備えて後に分離するラベルを剥離紙共々損傷なく確実に分離させることができるものである。
請求項2の発明によれば、第2伝票部を、所定回数で折り重ね自在とされ、折り重ねられたサイズが、第1伝票部の第1情報記載部の領域内に収まるサイズとすることにより、第2伝票部のラベル面(第2情報記載部やその他の情報面)を拡大することができ、情報量を増大させることができるものである。
本発明に係る配送ラベルの第1実施形態の構成図である。 図1の配送ラベルにおけるラベル本体の剥離紙からの剥離形態の説明図(1)である。 図1の配送ラベルにおけるラベル本体の剥離紙からの剥離形態の説明図(2)である。 図3のラベル本体の貼付形態の説明図(1)である。 図3のラベル本体の貼付形態の説明図(2)である。 図5のラベル本体の使用形態の説明図(1)である。 図5のラベル本体の使用形態の説明図(2)である。 図5のラベル本体の使用形態の説明図(3)である。 本発明に係る配送ラベルの第2実施形態の構成図である。 図9の配送ラベルにおけるラベル本体の剥離紙からの剥離形態の説明図である。
以下、本発明の実施形態を図により説明する。本実施形態おける各図は、本発明を理解しやすいように、特に厚さ寸法を無視して表している。また、配送ラベル11は、往路用と復路用の二種の配送伝票を備えたものとして説明する。
図1に、本発明に係る配送ラベルの第1実施形態の構成図を示す。図1(A)〜(C)において、配送ラベル11は、上紙12及び下紙13が重ね合わされる形態で構成される。上紙12と下紙13とは同一大である。
上紙12は、第1伝票部21と連設伝票部22とが、分離線であるスリット23A、23B及び折り兼切取り線24Aにより連設されて一体化された形態である。当該第1伝票部21は、周縁部21Bを確保して、表面12Aに所定の情報(往路用の配送に関する情報)が記載される第1情報記載部となる往路用配達票25及び往路用送付票26がスリット32A〜32Dにより、当該周縁部21B及び連設部24から分離自在に形成される。
また、周縁部21Bの連設伝票部22側の一部が上記折り兼切取り線24A及び切取り線24B,24Cで連設部24が形成される。上記往路用配達票25と往路用送付票26とは、スリット32Eにより分離自在に形成される。なお、スリットは、粗いミシン目線、一部接続断裁線、厚み方向でのハーフカットを意味する。そして、配達票25には角部の一に摘み上げて分離させるための切欠き部25Aが形成され、送付票26には角部の一に摘み上げて分離させるための切欠き部26Aが形成される。
上記連設伝票部22には、両側に余剰片28A、28Bが設けられ、当該余剰片28A、28B間に第2伝票部27が設けられる。第2伝票部27と連設部24とは折り兼切取り線24Aを介して連設される。当該折り兼切取り線24Aは、後に第1伝票部21の往路用配達票25及び往路用送付票26が分離されたときに第2伝票部27が表出されるように折り込ませる役割と、後に連設部24より切り取る役割となる。
余剰片28Aは、スリット23Aにより第1伝票部21に対して分離可能とされ、スリット33A及びテーパ部23A−1により第2伝票部27に対して分離可能とされる。また、余剰片28Bは、スリット23Bにより第1伝票部21に対して分離可能とされ、スリット33B及びテーパ部23B−1により第2伝票部27に対して分離可能とされる。
また、第2伝票部27は、連設部24までと、余剰片28A,28Bまでの領域の周縁部27Aを確保して、表面12Aに所定の情報(復路用の配送に関する情報)が記載される第2情報記載部となる復路用配達票29及び復路用送付票30が、スリット34A〜34Dにより、当該周縁部27Aから分離自在に形成される。
上記復路用配達票29と復路用送付票30とは、スリット34Eにより分離自在に形成される。また、当該スリット34Eより周縁部27Aの両側方向の余剰片28A、28Bに達するまで折り線24D,24Eが形成される。後述するが、当該第2伝票部27は、第2伝票部27の上記スリット34E及び折り線24D、24Eで折り曲げた状態が、上記第1伝票部21の第1情報記載部(往路用配達票25及び往路用送付票26)の領域内に収まるサイズで形成される。
一方、上紙12の裏面12Bでは、図1(C)に示すように、第1伝票部21の裏面側における往路用配達票25及び往路用送付票26の領域以外の領域(周縁部27A)に対応して第1粘着層41Aが形成される。ここでは、上記連設部24に対応する裏面側の領域には部分的に第1粘着層41A−1を形成している。なお、第1粘着層41は、例えばホットメルトが塗布されて形成されたもので、以下、粘着層と称する部分では同様の粘着剤が使用される。
また、第2伝票部27の裏面側における復路用配達票29及び復路用送付票30に対応する領域の周縁、すなわち周縁部27Aに対応する領域に第2粘着層41Bが形成される。そして、各余剰片28A,28Bの裏面側にそれぞれ第2粘着層41Dが形成される。なお、第2伝票部27における周縁部27Aの裏面側に第2粘着層41Bを形成して復路用配達票29及び復路用送付票30の裏面側には粘着層を形成していないが、復路用送付票30の裏面側に粘着層を形成してもよく、また、復路用配達票29及び復路用送付票30の裏面側に疑似接着層を形成してもよいものである。
上記下紙13は、図1(B)に示すように、上紙12との重ね合わせ面上であって、上記第1粘着層41Aに対応する領域に第1剥離層54Aが形成され、上記第2粘着層41Bに対応する領域に第2剥離層54Bが形成される。第1剥離層54A及び第2剥離層54Bは、例えばシリコン含有の剥離剤が塗布されて形成されたものである。
また、第2伝票部27に対応した領域、すなわち第2剥離層54Bの外縁の両側と、上記切取り線24Aに対応する部分より第1伝票部21側に超えた上記連設部24の一部分までに、分離線としてのスリット52A〜52Cが形成される。このスリット52A〜52Cを形成することで、後に上紙12が下紙13より剥離される際に第2伝票部27とは剥離されずに一体となって分離する分離剥離片53が形成されるものであり、下紙13は分割剥離紙51となる。この場合、スリット52B,52Cは、連設伝票部22に形成された分離線33A,33Bとは平面上で同位置ではなく、形成位置を異ならせた形態、すなわち周縁部27Aより両サイド側に延長させた位置(図1(A)のα)に形成されるものである。
さらに、上紙12の折り兼切取り線24Aに対応した位置に折り兼切取り線52Dが形成される。また、上紙12に形成されたスリット23A,23B及びテーパ部23A−1,23B−1に対して、連設伝票部22側にずらせた、すなわち余剰片28A、28Bより短くする方向の位置にスリット52F、52Gが形成され、これに続いてスリット52B、52Cまでテーパ部52F−1,52G−1が形成されるものである。
そして、分離剥離片53内の領域であって、復路配達票29及び復路送付票30の領域に対応する領域を含み、その外側の第2剥離層54Bの一部を含ませた形態でスリット55A〜55Dが形成されると共に、上記スリット34Eに対応してスリット55B,55Cまで折り線52Eが形成される。なお、当該分離剥離片53の裏面に、「切取り線より切り取ってください」(この場合の切取り線は、切取り線24B,24Cである)との表示を予め印字しておいてもよい。なお、第2伝票部27の復路用送付票30の裏面側に粘着層を形成する場合には、分離剥離片53上の対応部分に剥離層が形成される。
ところで、上記余剰片28A、28Bに対応した領域には剥離層は形成されない。すなわち、上紙12と下紙13とが重ね合わされた後に、上紙12を下紙13より剥離する際には、余剰片28Aの領域は下紙13のスリット52B,52F及びテーパ部52F−1で形成される分離剥離片53Aに接着した状態となると共に、余剰片28Bの領域は下紙13のスリット52C,52G及びテーパ部52G−1で形成される分離剥離片53Bに接着した状態となるものである。また、上記連設部24の裏面側に形成された第1粘着層41A−1に対応した領域においても剥離層が形成されず、上紙12を下紙13より剥離する際に分離剥離片53の一部を接着した状態とさせるものである。
なお、上記各スリット23A,23A−1,23B,23B−1,32A〜32E,33A,33B,34A〜34E,52A〜52C、切取り線24A〜24C、折り兼切取り線52D及び折り線52Eは、上紙12と下紙13とを重ね合わせた後に、カッタなどにより形成される。
そこで、図2及び図3に、図1の配送ラベルにおけるラベル本体の剥離紙からの剥離形態の説明図を示す。前提として、配送ラベル11において、往路用配達票25及び往路用送付票26、並びに、復路用配達票29及び復路用送付票30に対応の配送情報が一括で印字される。
当該配送ラベル11を所定の配送物に貼付させる場合、図2(A)において、まず、余剰片28A及び分離剥離片53Aの両方を摘み上げて、上紙12のスリット33Aと下紙13のスリット52Bとから分離させていき、図2(B)に示すように、完全に分離させる。また、図2(A)における余剰片28B及び分離剥離片53Bの両方を摘み上げて、上紙12のスリット33Bと下紙13のスリット52Cとから分離させていき、図2(B)に示すように、完全に分離させる。
この場合、上紙12のテーパ部23A−1,23B−1及び下紙13のテーパ部52F−1,52G−1が、引き裂き時の応力を横に展開させることから、当該部分の破損を防止することができるものである。そして、分離後において、第1伝票部21及び第2伝票部27の一部に分割剥離紙51が残存した状態となり、また、第2伝票部27の部分では、両側で延出した分離剥離片53が接着した状態となる。
そこで、図3(A)に示すように、第1伝票部21及び第2伝票部27の一部より、スリット52A、スリット52B、52Cの一部で、分割剥離紙51を剥離させることで、図3(B)に示すように、裏面に第1粘着層41Aが表出したラベル本体14となる。すなわち、ラベル本体14は、往路用配達票25及び往路用送付票26の第1情報記載部を備えた第1伝票部21と、当該第1伝票部21、連設部24及び折り兼切取り線24Aを介して連設され、復路用配達票29及び復路用送付票30の第2情報記載部備えた第2伝票部27及び分離剥離片53とで構成されることとなる。
続いて、図4及び図5に、図3のラベル本体の貼付形態の説明図を示す。図4において、図3に示すラベル本体14は、第1伝票部21に対して分離剥離片53が一体となった第2伝票部27を、まずスリット34Eに対応する折り線24D,24E(分離剥離片53の折り線52E)で表面12Aを重ね面として折り重ね(I)、折り兼折り線24A(分離剥離片53の折り線52D)で、図上の下方に折り込むようにして折り曲げ(II)、当該第1伝票部21の裏面側に折り込むように折り曲げていく(III)。なお、IとIIとは逆であってもよい。
そして、ラベル本体14は、図5(A)に示すような分離剥離片53が接着された第2伝票部27が第1伝票部21の裏面側に折り曲げられた状態では、図5(B)に示すように、第1伝票部21の裏面側において復路用配達票29及び復路用送付票30が第1伝票部21の往路用配達票25及び往路用送付票26の領域内に位置される。そして、往路用配達票25及び往路用送付票26の周縁部21Bに対応する裏面で第1粘着層41が表出しているものである。
次に、図6〜図8に、図5のラベル本体の使用形態の説明図を示す。図6に示すように、図5(A)、(B)に示すラベル本体14は、配送物61に貼着される。この状態は、往路用の第1伝票部21に分離剥離片53が接着された第2伝票部27が包含された、ラベルインラベルの形態として貼着されるものである。
上記ラベル本体14が貼着された配送物61が、配送情報に従って目的地まで配送されると、図7(A)に示すように、往路用配達票25が切欠き部25Aより摘み上がられて周縁部21B及び連設部24より分離されると共に、往路用送付票26が切欠き部26Aより摘み上げられて周縁部21B及び連設部24より分離される。
上記往路用配達票25及び往路用送付票26が分離されると、図7(B)に示すように、包含されていた第2伝票部27と重ね合わされている分離剥離片53が折り曲げられた状態で表出する。そこで、図7(C)に示すように、適宜印字されている「切取り線より切り取ってください」の指示表示に従って、第1伝票部21に形成されている切取り線24B,24Cより引き裂くように分離剥離片53と共に第2伝票部27を切り取っていく。
一方、復路用の配送物61Aに対して、図8(A)に示すように、上記切り取った第2伝票部27から連設部24を折り兼切取り線24A(下紙13の折り兼切取り線52D)より切り取って分離する。また、分離剥離片53をスリット55A〜55Dの内部領域を残存させて剥離する。当該分離剥離片53の外側部分が剥離されることで、図8(B)に示すように第2粘着層41Bが表出する。そして、図8(C)に示すように、復路用の配送物61Aに貼着させるものである。なお、復路用の配送物61Aが目的地に到着して、少なくとも復路用配達票29を剥がした後には、分離剥離片53の一部がそのまま残ることとなることから、表出した当該部分に所定の情報を形成しておいてもよい。一方で、分離剥離片53内にスリット55A〜55Dを形成せずに第2伝票部27より当該分離剥離片53の全部を剥離させる構成としてもよいものである。
ところで、上記実施形態では、第2伝票部27を折り重ねて第1伝票部21の裏面に折り曲げる形態として説明したが、当該第2伝票部27を折り曲げないサイズであって、第1情報記載部(往路用配達票25及び往路用送付票26)の領域内に収まるサイズとしても同様である。
次に、図9に、本発明に係る配送ラベルの第2実施形態の構成図を示す。図9(A)〜(C)に示す配送ラベル11は、図1(A)〜(C)に示す構成のうち、上紙12の一角部に切欠き部21Aを設けると共に、第2伝票部29の両側に延長部27B,27Cを設け、当該延長部27B,27C間に周縁部27A及び第2情報記載部(復路用配達票29及び復路用送付票30)を位置させ、下紙13に形成させたスリット52B、52Cに対応する形成位置を、周縁部27Aと延長部27B,27Cとの境界線まで形成位置を異ならせた形態(図9(A)のβ)とするスリット71A〜71Cで形成し、当該スリット71B,71Cまで達するスリット71F,71G、テーパ部71F−1,71G−1を形成したものである。
また、上記延長部27B,27Cの裏面には粘着層は形成されず、下紙13においても対応位置に剥離層は形成されない。すなわち、後に上紙12を下紙13より剥離する際に、分離剥離片53が第2伝票部27よりその両側で延出することとなり、粘着層があってはならないからである。他の構成は、図1同様であり、説明を省略する。
そこで、図10に、図9の配送ラベルにおけるラベル本体の剥離紙からの剥離形態の説明図を示す。まず、当該配送ラベル11を所定の配送物に貼付させる場合、図10(A)において、上紙12(第1伝票部21)の切欠き部21Aを摘み上げて下紙13より剥離させていくと、上紙12の余剰片28A,28Bは第2粘着層41Dにより下紙13に接着した状態となっていることから、図10(B)に示すように、スリット23A,23B、テーパ部23A−1,23B−1、及び、スリット33A,33Bにより、当該余剰片28A,28Bが下紙13に残存され、さらに下紙13に形成されたスリット71A〜71Cにより分離剥離片53が第2伝票部27とは剥離されずに一体となって剥離、分離されていく。
上記スリット33A,33Bとスリット71B,71Cとは平面上で位置が異なっており、第2伝票部27の延長部27B,27Cに対応する領域には分離剥離片53は存在しない。なお、テーパ部23A−1,23B−1を形成することで、剥離の際に当該部分の応力を軽減させて破損を防止することができる。
そして、図10(C)に示すように、下紙13より完全に剥離された状態で、裏面に第1粘着層41Aが表出したラベル本体14となる。すなわち、ラベル本体14は、往路用配達票25及び往路用送付票26の第1情報記載部を備えた第1伝票部21と、当該第1伝票部21、連設部24及び折り兼24Aを介して連設され、復路用配達票29及び復路用送付票30の第2情報記載部備えた第2伝票部27及び分離剥離片53とで構成されることとなる。一方、下紙13では、上紙12の余剰片28A、28Bが分離剥離片53A,53Bと貼着状態となって残存し、スリット52A〜52Cで分離剥離片53が分離された状態となるものであり、その後の使用形態は、図4〜図8と同様である。
このように、下紙13において、第2伝票部27と一体に分離剥離片53を剥離させるスリット52A〜52C(71A〜71C)のうち、スリット52B、52C(71B,71C)の形成位置を、第2伝票部27と余剰片28A、28Bとを分離させるスリット33A,33Bの形成位置より平面方向で異ならせて形成させていることにより、少なくとも二種のラベルを備えて後に分離するラベルを剥離紙共々損傷なく確実に分離させることができるものである。
また、第2伝票部27を、所定回数で折り重ね自在とされ、折り重ねられたサイズが、第1伝票部21の第1情報記載部(往路用配達票25及び往路用送付票26)の領域内に収まるサイズとすることにより、第2伝票部27のラベル面(第2情報記載部(復路用配達票29及び復路用送付票30)やその他の情報面)を拡大することができ、情報量を増大させることができるものである。
本発明の配送ラベルは、所定の情報が表示されて配送物に貼付される伝票等のラベル及び当該ラベルを作製する産業に利用可能である。
11 配送ラベル
12 上紙
13 下紙
14 ラベル本体
21 第1伝票部(往路ラベル)
21A 切欠き部
21B 三辺周縁部
22 連設伝票部
23A,23B スリット
23B−1
24 連設部
24A,24B 切取り線
24C 折り兼切取り線
25 往路用配達票(第1情報記載部)
26 往路用送付票(第1情報記載部)
25A,26A 切欠き部
27 第2伝票部(復路ラベル)
27A 周縁部
27B,27C 延長部
28A,28B 余剰片
29 復路用配達票(第2情報記載部)
30 復路用送付票(第2情報記載部)
29A,30A 切欠き部
32〜34 スリット
41A 第1粘着層
41B 第2粘着層
51 分割剥離紙
52 スリット
53 分離剥離片
54A 第1剥離層
54B 第2剥離層
61 配送物

Claims (2)

  1. 上紙と下紙とが重ね合わされる配送ラベルであって、
    前記上紙は、
    表面に所定の情報を記載させる第1情報記載部が分離自在に設けられると共に、裏面側における前記第1情報記載部に対応する領域以外の所定の領域に第1粘着層が形成される第1伝票部と、
    前記第1伝票部と連設され、表面に所定の情報を記載させる第2情報記載部が設けられると共に、裏面側における当該第2情報記載部に対応する領域の周縁に第2粘着層が形成されて前記第1情報記載部の領域内に収まるサイズで形成される第2伝票部、及び、当該第2伝票部と分離線を介して連設される所定数の余剰片を備える連設伝票部と、
    後に前記第1伝票部の第1情報記載部が分離されたときに前記第2伝票部が表出されるように、当該第2伝票部を当該第1伝票部の裏面側における前記第1粘着層の非形成部分で折り込ませる折り線と、
    後に前記第1伝票部の第1情報記載部が分離されたときに前記折り線で折り込まれた前記第2伝票部が表出され、表出した第2伝票部を当該第1伝票部より当該第1伝票部より切り取らせる切取り線と、を有し、
    前記下紙は、
    前記上紙の対向面の前記第1粘着層に対応した部分に形成される第1剥離層と、
    前記第2粘着層に対応した部分に形成される第2剥離層と、
    前記第2剥離層の外縁に、後に前記上紙が剥離される際に前記第2伝票部とは剥離されずに一体となって分離する分離剥離片を形成するものであり、前記第2伝票部と余剰片とを分離させる分離線に対して平面方向の位置で異ならせて形成される分離線と、を有する、
    ことを特徴とする配送ラベル。
  2. 請求項1記載の配送ラベルであって、前記第2伝票部は、所定回数で折り重ね自在とされ、折り重ねられたサイズが、前記第1伝票部の第1情報記載部の領域内に収まるサイズとされることを特徴とする配送ラベル。
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