JP5035231B2 - ステアリングホイール - Google Patents
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Description
・燃料の残量が少ない等の車両自体に関する情報。
外部から振動子33に送られる信号には、同振動子33の振動レベル及び振動周波数に関する情報も含まれている。こうした振動レベル(振動の強度)及び振動周波数としては、リム部芯金16の振動と同期しないものが設定されることが望ましい。リム部芯金16の振動とは、車両の運行に伴い生ずる揺れがリム部芯金16に伝わったことによるものや、原動機(エンジン等)の運転に伴い生ずる振動がリム部芯金16に伝わったことによるものが代表的である。
(1)リム部13を、内部に中空部21を有し、かつ同中空部21及びリム部13の外部を連通する窓部25を有するリム本体22と、窓部25を塞ぐ板状の蓋体31とを備える構成としている。蓋体31と、蓋体31により窓部25が塞がれるリム本体22との間に振動吸収部材32を介在させている。そして、蓋体31の前面31Fについて振動吸収部材32から離れた箇所には、リム部13を構成する部材に対し、非接触状態で振動子33を固定している(図6(A),(B)参照)。そのため、振動子33を宙吊り状態とすることで、蓋体31のみを振動させ、リム本体22を振動させにくくすることができる。リム部13において振動させたい部位(蓋体31)と振動させたくない部位(リム本体22)との境界を明確にすることができる。運転手が振動を掌で感じた場合、その振動がどの情報に対応したものであるかが分りやすくなり、振動する領域によって、伝達する情報の意味合いを異ならせる際に有用である。
<中空部21について>
・前記実施形態では、リム本体22が、その全周にわたって中空部21を有する構成としたが、この中空部21は、リム本体22において少なくとも蓋体31が配置される箇所に設けられればよい。従って、中空部21は、上記の条件を満たす範囲でリム本体22の周方向の一部にのみ設けられてもよい。
・リム本体22における第1構成片23を、上記実施形態とは異なる手段によって第2構成片24に固定するようにしてもよい。例えば、第1構成片23及び第2構成片24の一方に係止凹部を設け、他方に係止突部を設ける。そして、係止突部を係止凹部に係止することで、第1構成片23を第2構成片24に固定するようにしてもよい。
・リム本体22において、前記実施形態とは異なる箇所に窓部25を設けてもよい。
例えば、リム本体22の周方向について、前記実施形態(左右両側部)とは異なる箇所に窓部25を設けてもよい。また、同方向について、左右両側部に加えて、他の箇所にも窓部25を設けてもよい。
・窓部25の周りの壁面が振動子33と直接接触しないことを条件に、同窓部25の大きさ・形状を変更してもよい。
・リム部13の周方向における蓋体31の位置を変更してもよい。この場合、掌に振動を確実に伝達する観点からは、リム部13において運転手が把持する機会の多い(可能性の高い)箇所に、蓋体31を配置することが望ましい。
・振動吸収部材32を、前記実施形態とは異なる手段によって、第1構成片23の段差部26に固定するようにしてもよい。この手段として、ねじを用いた例を図9(B)〜(D)に示す。なお、図9(B)〜(D)において、前記実施形態と同様の部材及び箇所には同実施形態と同一の符号が付されている。
・振動子33としては、外部からの指令に応じて振動するものであればよく、従って、前述した振動モータとは異なるものが用いられてもよい。例えば、ソレノイドにより振動するもの、圧電素子により振動するもの等が振動子33として用いられてもよい。
・振動子33を蓋体31の両側部の間の中央部分とは異なる箇所に固定してもよい。
<その他>
・本発明は、リム部芯金16が用いられずにリム部13が構成されるステアリングホイールにも適用可能である。この場合にも、蓋体31について振動吸収部材32から離れた箇所に、リム部13を構成する部材に対し、非接触状態で振動子33を固定する。
(A)請求項1〜3のいずれか1つに記載のステアリングホイールにおいて、前記振動吸収部材は前記リム本体に対し接着固定されている。
(B)請求項3に記載のステアリングホイールにおいて、前記第2構成片は、前記蓋体から前記リム部の周方向に離れた箇所において前記リム部芯金に固定されている。
Claims (4)
- ステアリングシャフトの軸線を中心とする略円環状のリム部の振動を通じて情報を伝達するステアリングホイールにおいて、
前記リム部が、内部に中空部を有し、かつ同中空部及び同リム部の外部を連通する窓部を有するリム本体と、前記窓部を塞ぐ板状の蓋体とを備えており、
前記蓋体と、同蓋体により前記窓部が塞がれる前記リム本体との間には振動吸収部材が介在されており、
前記蓋体について前記振動吸収部材から離れた箇所には、前記リム部を構成する部材に対し、非接触状態で振動子が固定されていることを特徴とするステアリングホイール。 - 前記蓋体は、前記リム部の周方向に沿った両側部において前記振動吸収部材を介して前記リム本体に固定されており、
前記振動子は、前記蓋体の両側部の間の中央部分に固定されている請求項1に記載のステアリングホイール。 - 前記リム本体は、前記中空部の内部にリム部芯金を有し、同リム部芯金の周りにおいて、前記ステアリングシャフトの前記軸線に沿って配置されるとともに、同リム部芯金を挟んで対向した状態で配置される、第1構成片及び第2構成片に分割されており、
前記窓部は前記第1構成片のみに設けられ、同窓部を塞ぐ前記蓋体は前記振動吸収部材を介して同第1構成片にのみ固定され、
さらに、前記第2構成片は前記リム部芯金に固定される一方、前記第1構成片は前記第2構成片に対してのみ固定されている請求項1又は2に記載のステアリングホイール。 - 前記第1構成片は乗員側に配置され、前記第2構成片は車両側に配置されている請求項3に記載のステアリングホイール。
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