JP2019055612A - ステアリングホイール - Google Patents

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Yuichi Nanbu
勇一 南部
健志 長田
Kenji Osada
健志 長田
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Abstract

【課題】リムに内蔵される振動源を簡素化したステアリングホイールを提供すること。【解決手段】環状のリムと、前記リムに内蔵される振動機構と、前記振動機構を制御する振動制御部とを備え、前記振動機構は、筒部と、前記筒部に巻かれるソレノイドと、前記筒部の内部を移動することにより前記リムを振動させる鉄心とを有し、前記振動制御部は、前記鉄心を移動させる電流を前記ソレノイドに流す、ステアリングホイール。例えば、前記ソレノイドは、第1のコイルと第2のコイルとを含み、前記振動制御部は、前記電流を前記第1のコイルと前記第2のコイルに交互に流す。【選択図】図3

Description

本発明は、ステアリングホイールに関する。
従来、運転者が把持するリムと、リムに内蔵された振動器とを備え、リムを振動器で振動させることによって運転者に対して警告を与えるステアリングホイールが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特表2013−523534号公報
しかしながら、従来の技術は、比較的構造が複雑で体格が大きなモータを振動源として使用するので、モータをリムに内蔵することが難しい場合がある。
そこで、本開示では、リムに内蔵される振動源を簡素化したステアリングホイールが提供される。
本開示の一態様では、
環状のリムと、
前記リムに内蔵される振動機構と、
前記振動機構を制御する振動制御部とを備え、
前記振動機構は、筒部と、前記筒部に巻かれるソレノイドと、前記筒部の内部を移動することにより前記リムを振動させる鉄心とを有し、
前記振動制御部は、前記鉄心を移動させる電流を前記ソレノイドに流す、ステアリングホイールが提供される。
本開示の一態様によれば、比較的簡素に振動機構を実現できるので、リムに内蔵される振動源を簡素化したステアリングホイールを提供することができる。
ステアリングホイールの構成の一例を示す正面図である。 リムの断面図である。 第1の実施形態における振動機構の動きを示す断面図である。 第1の実施形態における振動機構の動きを示す断面図である。 鉄心を移動させる電流をソレノイドに流すための回路の一例を示す図である。 第2の実施形態における振動機構の動きを示す断面図である。 第2の実施形態における振動機構の動きを示す断面図である。
以下、本開示に係る実施形態を図面を参照して説明する。なお、各図面において、X軸、Y軸及びZ軸は、互いに直交する。X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向は、それぞれ、X軸に平行な方向、Y軸に平行な方向及びZ軸に平行な方向を表す。XY平面、YZ平面、ZX平面は、それぞれ、X軸とY軸を含む平面、Y軸とZ軸とを含む平面、Z軸とX軸とを含む平面を表す。
図1は、ステアリングホイールの構成の一例を示す正面図である。図1に示されるステアリングホイール40は、車両を操舵するために運転者により操作される操作部材である。ステアリングホイール40は、例えば、リム50、ハブ70、右スポーク61、左スポーク62、下スポーク63とを備える。
リム50は、運転者に把持される環状の部分であり、例えば、円環状に形成された部分でもよいし、楕円等のその他の環状形状に形成された部分でもよい。リムは、グリップとも呼ばれる。
リム50は、右リム部51、左リム部52、上リム部53、下リム部54、右上リム部55、左上リム部56、右下リム部57、左下リム部58を有する。
なお、ステアリングホイール40において、「上」「下」「左」「右」は、ステアリングホイール40を中立位置(車両を直進させる位置)にした状態で、ステアリングホイール40を正面側(運転者側)からの視点で見たときの向きを表す。図1でリム50に描かれた梨地模様は、これらの各リム部の大凡の範囲を示す。
右リム部51は、ステアリングホイール40の中心を通り左右方向に延びる仮想線に対して、上下に所定角度(例えば、50°)ずつ広がった右側部分である。左リム部52は、ステアリングホイール40の中心を通り左右方向に延びる仮想線に対して、上下に所定角度(例えば、50°)ずつ広がった左側部分である。上リム部53は、ステアリングホイール40の中心を通り上下方向に延びる仮想線に対して、左右に所定角度(例えば、20°)ずつ広がった上側部分である。下リム部54は、ステアリングホイール40の中心を通り上下方向に延びる仮想線に対して、左右に所定角度(例えば、20°)ずつ広がった下側部分である。右上リム部55は、右リム部51と上リム部53との間の右上部分である。左上リム部56は、左リム部52と上リム部53との間の左上部分である。右下リム部57は、右リム部51と下リム部54との間の右下部分である。左下リム部58は、左リム部52と下リム部54との間の左下部分である。
ハブ70は、リム50の内側中央部に位置する部分である。ハブ70には、車体側のステアリングシャフトが結合されるとともに、エアバッグモジュールが固定されるホーンプレートが取り付けられる。ハブ70は、リム50に対してステアリングシャフト側(運転者から見て奥側)にオフセットしている。
右スポーク61は、ハブ70と右リム部51とを連結する部分である。左スポーク62は、ハブ70と左リム部52とを連結する部分である。下スポーク63は、ハブ70と下リム部54とを連結する部分である。なお、スポークの本数は、3本に限られず、例えば4本でもよい。
リム50には、リム50を振動させる振動機構10が内蔵されている。振動機構10がリム50を振動させることによって、リム50を把持する運転者に対して注意を喚起することができる。本実施形態では、振動機構10は、下リム部54に内蔵されている。右リム部51及び左リム部52が運転者に把持される頻度は、リム50のうちの他のリム部の頻度に比べて高い。また、下リム部54は、右リム部51までの長さと左リム部52までの長さとが略等しい箇所に位置する。したがって、振動機構10が下リム部54に配置されていることによって、振動機構10による振動を右リム部51と左リム部52に略均等に伝えることができる。その結果、例えば、右手と左手とで感じる振動の強さが相違することによる運転者の違和感を緩和することができる。
振動機構10が下リム部54に配置される場合と同様の考えに基づき、振動機構10は、上リム部53に配置されてもよい。振動機構10が上リム部53に配置されていることによって、振動機構10による振動を右リム部51と左リム部52に略均等に伝えることができる。
なお、振動機構10は、リム50のうち、下リム部54及び上リム部53以外の他のリム部に配置されてもよい。また、リム50に配置される振動機構10の個数は、一つに限られず複数でもよい。
ステアリングホイール40は、振動機構10を制御する振動制御部11を備える。振動制御部11は、振動機構10が振動するように振動機構10に供給する電流を制御する。本実施形態では、振動制御部11は、ハブ70に設けられている。振動機構10を振動させる電流は、振動制御部11と振動機構10とを結ぶ複数の配線(本実施形態では、配線23〜26)を流れる。配線23,24は、左スポーク62と左リム部52と左下リム部58とを経由する。配線25,26は、右スポーク61と右リム部51と右下リム部57とを経由する。
なお、振動制御部11は、リム50に内蔵されてもよい。また、振動制御部11は、右スポーク61、左スポーク62又は下スポーク63に設けられてもよい。また、振動制御部11と振動機構10とを結ぶ複数の配線のうちの一部又は全部は、下スポーク63を経由してもよい。
図2は、図1のA−Aにおけるリムの断面図である。リム50は、環状の芯材である芯金43と、芯金43を被覆する被覆部45とを有する。リム50に内蔵される芯金43は、YZ平面に略U字状の断面を有し、芯金43の外周は、被覆部45によって覆われている。芯金43は、例えば、マグネシウム合金又はアルミニウム合金等の金属によって形成されている。被覆部45は、芯金43よりも柔らかい素材によって形成されており、例えば、ウレタン樹脂等の弾性の樹脂材によって形成されている。
芯金43は、リム50の環状形状に沿って延在する溝部46を有し、X軸方向を長手方向とする振動機構10は、溝部46に配置されている。振動機構10が溝部46に配置されていることによって、リム50が振動機構10の配置により太くなることを抑制することができる。
図3,4は、第1の実施形態における振動機構の構成の一例を示す図であって、図2のB−Bにおける断面図である。振動機構10Aは、溝部46に固定されている。振動機構10Aは、ソレノイド20と、筒部30と、鉄心80とを有する。
ソレノイド20は、導線を円筒状に巻いたコイルである。ソレノイド20は、筒部30の側面の周りに巻かれている。本実施形態では、リム50に内蔵されるソレノイド20は、第1のコイル21と、第2のコイル22とを含んでいる。第1のコイル21は、筒部30の長手方向の中央部に対して一方の底面部31側の側面の周りに巻かれている。第2のコイル22は、筒部30の長手方向の中央部に対して他方の底面部32側の側面の周りに巻かれている。筒部30の長手方向の中央部に位置する側面には、ソレノイド20が巻かれていない。
なお、図示の形態では、ソレノイド20は筒部30の側面の外周に巻かれている。しかし、ソレノイド20は、筒部30の内側に位置し、筒部30の側面の内周に沿うように筒部30に巻かれていてもよい。また、ソレノイド20は、筒部30の側面を形成する側壁に一部又は全部が埋まった状態で、筒部30に巻かれていてもよい。
筒部30は、本実施形態では、ソレノイド20の内部に配置されている。筒部30は、互いに対向する一対の底面部31,32を有する中空の柱体である。筒部30は、芯金43の溝部46に固定され、例えば、溝部46に圧入で固定されている。筒部30が溝部46に圧入で固定されることにより、振動機構10を溝部46に組み付けて固定することが容易になる。本実施形態では、筒部30は、ソレノイド20が巻かれていない中間部で、溝部46の内側の側面から内側に突出する突出部44に圧入で固定される。
なお、筒部30の溝部46への固定方法は、圧入に限られない。例えば、スクリュとボルトによる締結や、接着剤による接着など、他の固定手段によって筒部30は溝部46に固定されてもよい。
芯金43は、第1の壁部41と第2の壁部42とを有する。溝部46は、第1の壁部41と第2の壁部42との間に形成された窪みである。芯金43に形成された溝部46は、第1の壁部41と第2の壁部42とによって仕切られている。第1の壁部41は、筒部30の第1の底面部31と対向する第1の壁面11aを有し、第2の壁部42は、筒部30の第2の底面部32と対向する第2の壁面12aを有する。本実施形態では、第1の底面部31は、第1の壁面11aと接していないが、第1の壁面11aと接してもよい。同様に、第2の底面部32は、第2の壁面12aと接していないが、第2の壁面12aと接してもよい。これらの壁面と底面部とが接することにより、振動機構10で発生する振動が芯金43に伝わりやすくなる。
鉄心80は、筒部30の内部空間33を移動可能に配置された部品である。鉄心80は、内部空間33を移動することによりリム50を振動させる。鉄心80は、ソレノイド20に流れる電流によって、内部空間33を筒部30の長手方向に移動する。
振動制御部11(図1参照)は、鉄心80を移動させる電流をソレノイド20に流すことにより、リム50を振動させる。例えば、鉄心80は、筒部30の内部空間33を移動することにより、リム50に内蔵される芯金43を振動させる。このように、筒部30とソレノイド20と鉄心80とを用いて比較的簡素に振動機構を実現することができるので、リム50に内蔵される振動源を簡素化したステアリングホイール40を提供することができる。
例えば、振動制御部11は、鉄心80が芯金43に直接又は間接的に当たるように、鉄心80を移動させる電流をソレノイド20に流す。鉄心80が芯金43に直接又は間接的に連続的に打ち当たることによって、リム50を振動させることができる。また、鉄心80が芯金43に連続的に打ち当たることによって、リム50の振動だけでなく打音が連続的に発生するので、運転者に対する注意喚起効果が更に向上する。
例えば、鉄心80は、第1の底面部31に対向する底面から突出する第1のシャフト81と、第2の底面部32に対向する底面から突出する第2のシャフト82とを有する。第1の底面部31には、第1のシャフト81が貫通可能な底面孔31aが形成され、第2の底面部32には、第2のシャフト82が貫通可能な底面孔32aが形成されている。第1のシャフト81が第1の壁部41の壁面11aに当たることと、第2のシャフト82が第2の壁部42の壁面12aに当たることとが交互に連続して生じることによって、芯金43が振動し、芯金43の振動がリム50全体に伝わる。
図3は、第1のシャフト81が第1の壁部41の壁面11aに当たり、第2のシャフト82が第2の壁部42の壁面12aに当たっていない状態を示している。図4は、第2のシャフト82が第2の壁部42の壁面12aに当たり、第1のシャフト81が第1の壁部41の壁面11aに当たっていない状態を示している。
振動制御部11は、例えば、第1のコイル21と第2のコイル22とに、鉄心80を移動させる電流を交互に供給することによって、リム50を振動させる。第1のコイル21又は第2のコイル22に電流が流れることよって、鉄心80は磁化されて内部空間33を筒部30の長手方向に移動する。
例えば、振動制御部11が第1のコイル21に電流を流すと、筒部30の中央部に対して第1の底面部31側に向かう向きの磁界が発生するので、鉄心80は、筒部30の中央部に対して第1の底面部31側に向かう向きに移動する。一方、振動制御部11が第2のコイル22に電流を流すと、筒部30の中央部に対して第2の底面部32側に向かう向きの磁界が発生するので、鉄心80は、筒部30の中央部に対して第2の底面部32側に向かう向きに移動する。
第1のコイル21の一端は、配線23に接続され、配線23を介して振動制御部11に接続されている。第1のコイル21の他端は、配線24に接続され、配線24を介して振動制御部11に接続されている。同様に、第2のコイル22の一端は、配線25に接続され、配線25を介して振動制御部11に接続されている。第2のコイル22の他端は、配線26に接続され、配線26を介して振動制御部11に接続されている。
配線23,24は、例えば、第1の壁部41に形成された窪み部41aを通る。配線25,26は、例えば、第2の壁部42に形成された窪み部42aを通る。このように、配線を窪み部に通すことによって、複数の配線がばらばらになることを抑制することができる。
振動機構10Aは、第1の底面部31と鉄心80との間に配置される弾性体91を有し、第2の底面部32と鉄心80との間に配置される弾性体92とを有する。弾性体91,92を設けることによって、鉄心80を移動させる電流をソレノイド20に流さないときに、鉄心80が第1の底面部31又は第2の底面部32に当たることによって生ずる異音を防止することができる。弾性体91,92は、スプリングでもよいし、ゴムでもよいし、それ以外の弾性部材でもよい。
図5は、鉄心を移動させる電流をソレノイドに流すための回路の一例を示す図である。振動制御部11は、例えば、直流電源部13と、スイッチ14と、スイッチ15と、制御部12とを有する。直流電源部13は、例えば、車両に搭載されたバッテリの直流電圧を所定の電圧値に降圧する電源回路である。制御部12は、直流電源部13から供給される電圧によって動作する。スイッチ14は、配線23に直列に挿入されている。スイッチ15は、配線25に直列に挿入されている。
制御部12は、所定の信号が入力されると、リム50を振動させる電流がソレノイド20(図5では、第1のコイル21と第2のコイル22)に流れるように、スイッチ14,15のスイッチ動作を制御する。制御部12は、スイッチ14をオンにすると、第1のコイル21に電流を流し、スイッチ14をオフにすると、第1のコイル21に流れる電流を遮断する。制御部12は、スイッチ15をオンにすると、第2のコイル22に電流を流し、スイッチ15をオフにすると、第2のコイル22に流れる電流を遮断する。
所定の信号とは、例えば、運転者に注意を喚起するため、リム50を振動させることを指令する信号である。所定の信号は、例えば、障害物の検知や車両の動作モードの切り換わりに伴って、制御部12に入力される。
制御部12は、第1のコイル21と第2のコイル22に交互に電流が流れるように、スイッチ14,15を制御する。例えば、制御部12は、例えば、第1のコイル21と第2のコイル22のそれぞれに印加される電圧をスイッチ14,15のスイッチ動作を制御することにより調整することで、鉄心80が筒部30の内部空間33を移動する時間を変化させる。
スイッチ14,15は、例えば、トランジスタ等のスイッチング素子である。制御部12の機能は、例えば、論理回路によって実現されてもよいし、プログラムに従ってCPUが実行する処理によって実現されてもよい。また、スイッチ14,15は、リム50に内蔵され、制御部12は、ハブ70又はスポークに設けられてもよい。
このように、第1の実施形態によれば、比較的簡素な構成で振動源を実現できる。よって、リム50に内蔵させる振動源を簡素化したステアリングホイールが提供される。
図6,7は、第2の実施形態における振動機構の構成の一例を示す図であって、図2のB−Bにおける断面図である。第1の実施形態における振動機構10Aでは、鉄心80が芯金43に対して振動を加える方向は、主に、リム50の周方向である。これに対し、第2の実施形態における振動機構10Bは、リム50の周方向だけでなくリム50の径方向にも、芯金43に振動を加える。
振動機構10Bは、鉄心80の一端に設けられる重り83を有する。本実施形態では、鉄心80の一端から延びるシャフト82の先端部に重り83が固定されている。重り83に生じるモーメントMの大小は、重り83が第2の底面部32から突き出る長さによって変化する。図6が示す状態では、重り83が第2の底面部32から突き出る長さが短いので、モーメントMが小さい。図7が示す状態では、重り83が第2の底面部32から突き出る長さが長いので、モーメントMが大きい。モーメントMの大小変化によって筒部30が振動するので、リム50の径方向の力Fが突出部44を介して芯金43に伝達する。これにより、リム50を全体的に振動させることができる。
以上、ステアリングホイールを実施形態により説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。他の実施形態の一部又は全部との組み合わせや置換などの種々の変形及び改良が、本発明の範囲内で可能である。
10,10A,10B 振動機構
11 振動制御部
12 制御部
20 ソレノイド
21 第1のコイル
22 第2のコイル
23〜26 配線
30 筒部
31,32 底面部
33 内部空間
40 ステアリングホイール
41 第1の壁部
42 第2の壁部
43 芯金
45 被覆部
46 溝部
50 リム
70 ハブ
80 鉄心
81,82 シャフト
91,92 弾性体

Claims (9)

  1. 環状のリムと、
    前記リムに内蔵される振動機構と、
    前記振動機構を制御する振動制御部とを備え、
    前記振動機構は、筒部と、前記筒部に巻かれるソレノイドと、前記筒部の内部を移動することにより前記リムを振動させる鉄心とを有し、
    前記振動制御部は、前記鉄心を移動させる電流を前記ソレノイドに流す、ステアリングホイール。
  2. 前記ソレノイドは、第1のコイルと第2のコイルとを含み、
    前記振動制御部は、前記電流を前記第1のコイルと前記第2のコイルに交互に流す、請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記振動機構は、前記筒部の底面部と前記鉄心との間に配置される弾性体を有する、請求項1又は2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記振動機構は、前記リムの下リム部に内蔵されている、請求項1から3のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
  5. 前記鉄心は、前記筒部の内部を移動することにより、前記リムに内蔵される芯金を振動させる、請求項1から4のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
  6. 前記芯金は、前記振動機構が配置される溝部を有する、請求項5に記載のステアリングホイール。
  7. 前記筒部は、前記溝部に圧入で固定される、請求項6に記載のステアリングホイール。
  8. 前記振動制御部は、前記鉄心が前記芯金に直接又は間接的に当たるように前記電流を前記ソレノイドに流す、請求項5から7のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
  9. 前記振動機構は、前記鉄心の一端に設けられる重りを有し、
    前記リムは、前記重りのモーメントによって振動する、請求項1から7のいずれか一項に記載のステアリングホイール。
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