JP2008059459A - 車両用注意喚起システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ステアリングホイールを把持しているか否か等に応じて、適切な手段で注意喚起する車両用注意喚起システムを提供すること。
【解決手段】複数の警報手段10、5により運転者に注意喚起する車両用注意喚起システム1において、ステアリングホイール4の円周に沿って配設された運転者がステアリングホイール4を把持しているか否かを検出する把持検出手段14i,14o、21と、把持検出手段によりステアリングホイール4の把持が検出されか否かに応じて、警報手段を選択的に作動させる制御部(例えば、ECU2)と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、乗員の注意を喚起する車両用注意喚起システムに関し、特に、運転者の状態に応じて適切な手段で注意を喚起する車両用注意喚起システムに関する。
他車両との接近や運転者の漫然運転等を注意喚起するため、警報を吹聴したり音声メッセージを出力する注意喚起システムが知られている。走行中の運転者は、音楽やラジオを聴いていたり、音による注意喚起は煩わしさを感じさせる場合もあることから、音による注意喚起に加え、振動による注意喚起が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1記載の注意喚起システムは、ステアリングホイールのスポーク部に振動モータを設け、所定の条件下で振動モータが回転することで、運転者に注意喚起するものである。
しかしながら、特許文献1記載の注意喚起システムは、振動する部位が振動モータの近くに制限されるため、振動モータの近くを握っていない場合、注意喚起性が低下するおそれがあった。そこで、ステアリングホイールの全体に亘って振動部材を配設した注意喚起システムが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。特許文献2記載の注意喚起システムは、ステアリングホイールの外周部にドーナツ状のゴムチューブを配設し、ゴムチューブ内に収納された流体圧等を変化させることで、振動を生じさせる。
特開平7−10007号公報 特開2001−80436号公報
しかしながら、特許文献1又は2記載の注意喚起システムでは、運転者がステアリングホイールを握っているか否かを判別していないため、運転者がステアリングホイールから手を放している場合であっても振動により注意喚起することになり、有効に注意喚起していない場合があるという問題がある。例えば、運転者が居眠りしておりステアリングホイールを適切に把持していない場合、振動でなく音声等により注意喚起した方が、運転者が早期に運転に復帰できると考えられる。
本発明は、上記課題に鑑み、ステアリングホイールを把持しているか否か等に応じて、適切な手段で注意喚起する車両用注意喚起システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、複数の警報手段により運転者に注意喚起する車両用注意喚起システムにおいて、ステアリングホイールが把持されているか否かを検出する、該ステアリングホイールの円周に沿って配設された把持検出手段と、把持検出手段によりステアリングホイールの把持が検出されたか否かに応じて、警報手段を選択的に作動させる制御部(例えば、ECU2)と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ステアリングホイールを把持しているか否かに応じて、適切な手段で注意喚起する車両用注意喚起システムを提供することができる。
また、本発明の一形態において、把持検出手段は、ステアリングホイールの円周に沿った2本のリング状接点(例えば、ワイヤ14iと14o、ワイヤ14oと芯金15)と、2本のリング状接点を離間するよう介装された付勢手段と、運転者の把持力による2本のリング状接点の接触を検出する接触検知手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成によりステアリングホイールを把持していることを検出できる。
また、本発明の一形態において、警報手段は、警報音により警報する警報音発生装置と、把持検出手段の触感を変更する触感警報手段(例えば、モータ3、伝達ロッド17、振動部材10)と、を有し、制御部は、把持検出手段によりステアリングホイールの把持が検出された場合は、触感警報手段を作動させ、把持が検出されない場合は、警報音発生装置を作動させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、注意喚起する上でより効果的な警報手段を適切に使い分けることができる。
また、本発明の一形態において、触感警報手段は、略左半分と略右半分の触感を独立に変更可能な触感分離手段(例えば、ワイヤ14の切断部、固定節)を有し、把持検出手段は、ステアリングホイールの略左半分と略右半分にそれぞれ接触検知手段を有し、制御部は、車両周辺を監視するセンサが検出した障害物の方向を把持検出手段が把持していると検出した場合、触感警報手段の障害物の側の触感を変更させ、車両周辺を監視するセンサが検出した障害物の方向でない方向を把持検出手段が把持していると検出した場合、触感警報手段の左及び右の触感を変更させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、注意喚起するだけでなく、障害物の方向の確実な報知を簡易な構成で実現することができる。
また、本発明の一形態において、触感警報手段は、略左半分と略右半分を独立に振動可能な振動分離手段(例えば、ワイヤ14の切断部、固定節)及び振動手段(例えば、モータ3、伝達ロッド17)を有し、把持検出手段は、ステアリングホイールの略左半分と略右半分にそれぞれ接触検知手段を有し、制御部は、把持検出手段が把持していると検出したステアリングホイールの略左半分又は略右半分を、振動手段により振動させる、ことを特徴とする。
本発明によれば、ステアリングホイールの右側を把持している場合には右側を振動させ、左側を把持している場合には左側を振動させることができるので、確実に注意喚起することができる。
ステアリングホイールを把持しているか否か等に応じて、適切な手段で注意喚起する車両用注意喚起システムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら実施例を挙げて説明する。
図1は、注意喚起システム1の機能ブロック図の一例を示す。注意喚起システム1はECU(Electronic Control Unit)2がモータ3及び警報音発生装置5を制御して実現される。ECU2はCAN(Controller Area Network)などの車内LANに接続されており、先行車両と相対距離が所定以下になった場合や、居眠りしたような場合に他のECUから信号を受信して、モータ3及び警報音発生装置5を駆動する。
なお、ECU2は、プログラムを実行するCPU、プログラム実行の作業領域となり又は一時的にデータを記憶するRAM、電源オフしてもデータを保持するNV(不揮発性)−RAM、各種センサ類とのインターフェイスとなる入出力インターフェイ、他のECUと通信する通信コントローラ、及び、プログラムを記憶するROM等がバスにより接続されたマイコンである。
居眠り検知装置101は、ステアリングコラムに搭載され運転者の顔を撮影するカメラ及び撮影された画像を解析する画像処理装置等から構成され、例えば、所定のサイクル時間毎に撮影される画像から運転者の眼を追跡し、眼の開度が所定以下になると居眠りを検出し、注意喚起すべき旨の信号を出力する。
また、距離制御ECU102はミリ波レーダ装置に接続され、ミリ波レーダ装置が検出する障害物との相対距離が所定以下になると衝突のおそれがあると判定し、注意喚起すべき旨の信号や障害物の方向を出力する。
ECU2は、このような信号を受信して、モータ3を駆動してステアリングホイール(以下、単にSTGという)4を振動させたり、警報音発生装置5から警報音や警報メッセージを吹聴して、運転者に注意を促す。
本実施形態の注意喚起システム1は、運転者がSTG4を把持しているか否か、把持しているSTG4の部位に応じて適切な注意喚起を行うものである。以下、実施例に基づき説明する。
本実施例では、STG4の把持の有無に応じて振動による注意喚起と警報音発生装置5よる注意喚起とを選択的に切り替える注意喚起システム1について説明する。
〔STG4の構造〕
始めに、STG4の構造について説明する。図2は、STG4の概略図を示す。STG4は、環状のリム部11を4本のスポークから成るスポーク部12が橋架した構造であって、スポーク部12はエアバッグ装置等が収納したパッドで覆われている。
リム部11の外周には全周にわたって半環状の溝が形成されており、一部がリム部11よりも高くなるよう、又は、リム部11と同程度の高さになるように振動部材10が埋設されている。したがって、運転者はSTG4のどこを把持しても振動部材10の一部に触れることができる。なお、半環状の溝は、運転者が触れるリム部11の外周側(半径方向外側)に形成されることが好ましいが、リム部11の幅の略中央や内周側などに設けてもよい。
図2(b)は、STG4に埋設された振動部材10の構成図を示す。振動部材10は、STG4の半環状の溝に沿うように、空洞の筒が環状に形成されたカバー13に、環状のワイヤ14が覆われて構成される。
ワイヤ14は、同心円状に配設された内周側のワイヤ14iと外周側のワイヤ14oとを有し、ワイヤ14iとワイヤ14oとの間には、互いに離間するように付勢する付勢部材16が介装されている。すなわち、ワイヤ14i及び14oは、ワイヤ14に外力が働かない状態では隔離され、付勢力以上の外力が働くと互いに接触するリング状の接点となる。なお、外周側ワイヤ14oの一部が断絶されていたりコイル状のバネで形成されていると内径方向への変形が容易になる。
図2(c)は、図2(a)のAA線及びBB線断面図の一例を示す。ウレタンや木材などで構成されるリム部11は、略中心に円形状の芯金15を全周にわたって有し、リム部11の外周側に上述した半環状の溝が形成されている。ワイヤ14iと14oは、断面視において所定間隔を有して図ではSTG4の半径方向に並設されているが、リム部11の厚み方向やその他の方向に並設されていてもよい。
なお、ワイヤ14は後述するように金属等の導通部材で構成され、カバー13は外周側のワイヤ14oがワイヤ14iに接触可能なように変形するゴム、樹脂等で構成される。なお、カバー13は、STG4の意匠性、防塵性、耐久性等を考慮して配置されるものであるため、必ずしもなくてもよい。
図3は、ワイヤ14iと伝達ロッド17の連結部の一例を示す。カバー13は内周側に貫通孔を有し、内周側のワイヤ14iにはその半径方向に伝達ロッド17の一端が連結されている。伝達ロッド17の他端は自由端であり、その近傍にモータ3が配置される。
モータ3の回転軸には偏芯カム18が取り付けられている。モータ3及び偏芯カム18の正面図に示すように、偏芯カム18と伝達ロッド17の自由端との距離はモータ3の回転位置に応じて変動するため、モータが1回転する毎に所定回数(図3では、1回転毎に1回)、偏芯カム18は伝達ロッド17を打撃する。偏芯カム18の形状に応じて1回転毎の打撃数が定まるので、ECU2は、「モータ3の回転数」×「1回転毎の打撃数」=ワイヤ14の振動数として、振動数を制御する。
ワイヤ14iと14oは付勢部材16を介して互いに力を作用させるので、ワイヤ14iが振動するとワイヤ14oも振動する。すなわち、偏芯カム18が伝達ロッド17の打撃を繰り返すことで、伝達ロッド17はワイヤ14i及び14oに振動を伝達することができる。運転者がSTG4を把持している場合、この振動により運転者の触感を直接的に刺激することができる。なお、図2及び図3ではモータ3及び伝達ロッド17をSTG4の左側に搭載したが、モータ3及び伝達ロッド17をSTG4の右側に搭載してもよい。
付勢部材16について説明する。付勢部材16は、それ自体が導通性を有さない弾性体であって、例えば、ゴム、樹脂製バネ、等で構成される。図4(a)は付勢部材16により介装されたワイヤ14の断面図を、図4(b)は斜視図の一例をそれぞれ示す。ワイヤ14i及び14oは、断面視上下1対のゴムにより左右方向に付勢されており、所定間隔毎に付勢部材16により介装されている。付勢部材16は、上下のいずれか又は中央部にのみ介装されていてもよい。また、その間隔は付勢部材16の付勢力等に応じて定められる設計的事項であって、例えば、図4(b)のように密であってもよいし、STG4の全周に4つ程度であってもよい。
このように構成されたSTG4により、ECU2は、運転者の把持によるワイヤ14i及び14oの接触を検出する。接触はどのように検出してもよいが、例えば、ワイヤ14i及び14oの一部から電線を引き出し、接触検知手段21がその間の抵抗をモニタする等で接触を検出する。
ワイヤ14の構造の変形例について説明する。図5(a)はワイヤ14の平面図の一部を示す。図5(a)では、ワイヤ14oと14iの間を付勢部材16として樹脂製バネが連結されていると共に、ワイヤ14oからワイヤ14iに向けて突起体19が設けられている。突起体19は金属などの導通体で構成されているため、運転者がSTG4を把持すると付勢部材16が圧縮され、突起体19がワイヤ14iと接触する。なお、突起体19は内周側のワイヤ14iに設けられていてもよいし、14oと14iの双方に設けられていてもよい。
また、図5(b)はワイヤ14の別の平面図の一部を示す。図5(b)では、付勢部材16はワイヤ14oに接続されておらず、把持により圧縮された場合に付勢力を作用させる構造になっている。この構成では、把持した場合にワイヤ14oとワイヤ14iの接触が検出されるが、把持しなくなると付勢部材16の付勢力によりワイヤ14oとワイヤ14iが離隔するので、同様にSTG4の把持を検出することができる。
また、これまでは互いに接触する2本のワイヤによりSTG4の把持を検出したが、接触対象は2つのワイヤ14に限られない。図5(c)、(d)はそれぞれSTG4の構造の一例を示す図である。図5(c)のリム部11は、略中央に芯金15を備え、芯金15より外周側が全周にわたって溝となっている。すなわち芯金15が全周にわたって露出している。カバー13に覆われた1本のワイヤ14は、一部がリム部11よりも高くなるよう、又は、リム部11と同程度の高さになるように埋設されている。
また、ワイヤ14には、芯金15に向けて突起体19が所定間隔毎に設けられており、突起体19はカバー13を貫通すると共に突起体19の周囲に付勢部材16が配置されている。突起体19は付勢部材16よりも若干短いため、運転者がSTG4を把持していない状態では突起体19と芯金15は接触せず、運転者がSTG4を把持すると突起体19と芯金15はわずかな変位で接触する。
したがって、芯金15とワイヤ14から電線を引き出せば同様にこれらの接触を検出することができる。ワイヤ14を1本のみ用いるので2本の場合よりもコストを削減できる。
なお、接触の検出は導通に限られるものでなく、芯金15の表面に接触センサ(例えば、接触により静電容量が変化するタッチセンサ等)を備えてもよい。STG4が把持されると、突起体19が芯金15に接触するので接触センサにより同様に把持を検出できる。
〔STG4の把持の有無に応じた警報制御〕
このように、運転者がSTG4を把持していることを検出できれば、STG4の把持の有無に応じて適切な手段で運転者に注意喚起することができる。
図6は、STG4の把持の有無に応じて、ECU2が振動又は警報音により注意喚起するフローチャート図の一例を示す。図6のフローチャート図は例えばイグニションオンによりスタートする。
距離制御ECU102は継続的に異常接近するおそれのある先行車両等の障害物を検出しているので、ECU2は所定のサイクル時間毎に注意喚起すべき旨の信号が受信されたか否かを判定する(S1)。障害物等が検出されていない場合(S1のNo)、判定を繰り返す。
注意喚起すべき旨の信号が受信された場合(S1のYes)、ECU2はSTG4が把持されているか否かを判定する(S2)。すなわち、ECU2はワイヤ14oと14iが接触しているか否かを判定する。
運転者がSTG4を把持していない場合(S2のNo)、ECU2は警報音発生装置5を制御して警報音により注意喚起する(S7)。すなわち、運転者が居眠りしたり、レーンキーピングアシスト装置を信頼しSTG4を把持していない場合、音により注意喚起するので、確実に運転者に注意を促すことができる。いったん、振動により注意喚起しその後で警報音を吹聴するよりも迅速に回避行動を促すことができる。
なお、運転者の好みに応じるため、警報音発生装置5は設定によりオフにしておくことができる。しかしながら、STG4を離すことは好ましくないため、警報音発生装置5のオンオフに関わらず、ECU2は警報音により注意喚起する。
運転者がSTG4を把持している場合(S2のYes)、ECU2はモータ3を駆動して所望の振動数でSTG4を振動させる(S3)。
ついで、ECU2は注意喚起する状況が継続しているか否か(障害物との異常接近のおそれが継続しているか否か)を判定する(S4)。すなわち、注意喚起する状況が継続していない(距離制御ECU102から注意喚起すべき旨の信号が受信されない)場合(S4のNo)、ECU2は障害物を回避したと判定して、モータ3の駆動を停止する(S5)。
また、STG4を振動させてもなお注意喚起する状況が継続している(障害物が回避されていない)場合(S4のYes)、ECU2は警報音発生装置5を制御して警報音により注意喚起する(S6)。すなわち、STG4を振動させても運転者が障害物を回避しない場合、運転者の注意力が低下していると判断できるので振動に加え警報音により注意喚起する。なお、注意力が低下していると判定されているので、ステップS6の警報音はステップS7の警報音よりも大きいことが好適である。
本実施例によれば、STG4から手を放しているか否かに応じて注意喚起の手段を制御することで、早期かつ迅速に注意喚起することができる。把持を検出する手段と振動を生じさせる手段が一体であるので、スペースの増大や重量増を抑制して実現できる。
実施例2では、運転者がSTG4を把持している部位を選択的に振動させることができる車両用意喚起システムについて説明する。
〔把持された部位の検出〕
運転者が把持した部位を検出可能なSTG4の構造について説明する。上述したように、運転者が把持した部位はワイヤ14iと14o、又は、ワイヤ14と芯金15が接触するので、ワイヤ14をいくつかの領域に分割し、それぞれの領域で接触を検出する。
図7(a)はワイヤ14iと14oをそれぞれ左右2つの領域に分割して接触を検出するワイヤ14の構造の一例を示す。なお、図7(a)において、図2と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。
図7(a)では、ワイヤ14o及び14iが12時と6時の位置に配設された絶縁体22により連結されている。また、絶縁体22よりも左側と右側にそれぞれ接触検出手段21L,21Rが配置されている。したがって、絶縁体22よりも左側でワイヤ14oと14iが接触した場合、接触検出手段21Lのみが接触を検出し、絶縁体22よりも右側でワイヤ14oと14iが接触した場合、接触検出手段21Rのみが接触を検出する。
また、絶縁体22による領域の分割を細かくすればより精度よく把持された部位を検出できる。
なお、付勢部材16又は突起体19の適用、また、芯金15を利用したSTG4の把持については実施例1と同様である。
〔把持された部位を選択的に振動させる構造〕
ところで、運転者がSTG4の左右いずれかの側を把持したと検出した場合、把持している側を振動させれば障害物の方向などを運転者に報知することができるため、把持していると検出された側のみを振動させることが好適である。
図7(b)は、STG4の部位を選択的に振動可能なワイヤ14の構造図の一例を示す。なお、図7(b)において図7(a)と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図7(b)のワイヤ14は、ワイヤ14o及び14iが12時と6時の位置で切断されていると共に、内周側のワイヤ14iの左右それぞれに伝達ロッド17L、17R及びモータ3L、3Rが連結されている点で異なる。
このような構造であれば、ECU2は接触が検出された側を検出すると共に、接触が検出された側のモータ3を駆動して、STG4の左右を選択的に振動させることができる。
なお、ワイヤ14o及び14iを切断せずに、12時と6時の位置で芯金15に固定してもよい。固定により、左側のワイヤ14の振動が右側に伝達するのを遮断し、右側のワイヤ14の振動が左側に伝達するのを遮断するので、左右を選択的に振動させることができる。
また、1つのモータ3により左右を選択的に振動させることができる。図8(a)は1つのモータ3により左右を選択的に振動させるSTG4の概略図を示す。なお、図8(a)において図2と同一構成部分には同一の符号を付しその説明は省略する。図8(a)では、操舵角がゼロの状態において12時と6時の位置に、固定節P,Qが設けられている。固定節P,Qはワイヤ14の振動が必ず節になる点である。
固定節P,Qについて説明する。図8(b)は、固定節Pの概略図の一例を示す。固定節P,Qは同じ構造としてよいので以下では固定節Pについて説明する。固定節Pは、芯金15にゴム等のマウント部材でマウントされ、ワイヤ14o及びワイヤ14iを一点で芯金15に固定した部位である。マウント部材が弾性を有するため、固定節Pは完全な固定端とならず、モータ3がワイヤ14iに発生させた振動を右側に透過することができる。また、固定節Pはワイヤ14の振幅を制約するため、振幅を低減するように作用する。
そして、ワイヤ14は、固定節P,Qの右側と左側で異なる固有振動数を有する。固有振動数とは、系が持っている最も振動しやすい振動数のことであり、通常の系は複数の固有振動数を有する。固有振動数と同じ周波数を系に与えると、共振により振幅が増幅される。
ところで、バネにより接続された質点の固有振動数fは、kをバネ定数、mを質量とした場合√(k/m) に比例することが知られている。
f ∝ √(k/m)
付勢部材16は弾性体であるので、全周における付勢部材16の数をnとすれば、バネ定数kは左右それぞれ「k×1/2×n」となる。また、ワイヤ14oと14iは互いに連結されているので(作用・反作用の法則)、質量mはワイヤ14o又は14iいずれかの全周の質量の約半分となる。したがって、左右の固有振動数を算出したり、所望の固有振動数となるようにワイヤ14の質量や付勢部材16の数やバネ定数を設計することができる。
本実施例では、STG4の右側のワイヤ14o及び14iを左側より細くすることで、固有振動数を変えることとした(左側の固有振動数をA〔Hz〕、右側の固有振動数をB〔Hz〕とする)。なお、固有振動数は物の密度や形状等により変わるため、STG4の左右でワイヤ14の材質を変えることで固有振動数を調整してもよい。
・STG4の左側を振動させる場合
モータ3が左側のワイヤ14の固有振動数と同じA〔Hz〕で伝達ロッド17を振動させると、左側のワイヤ14が共振するので伝達ロッド17が与える振幅よりも大きな振幅で振動する。この場合、固定節P,QによりSTG4の右側に伝わる振動は低減されかつ、その振動数は右側のワイヤ14の固有振動数でないため、STG4の右側はほとんど振動しない。したがって、STG4の左側のみを振動させることができる。
・STG4の右側を振動させる場合
モータ3が右側のワイヤ14の固有振動数と同じB〔Hz〕で伝達ロッド17を振動させると、固定節P,QによりSTG4の右側に伝わる振動は低減されるが、右側のワイヤ14は振動数Bの振動に共振するので、STG4の右側は十分な振幅で振動する。この場合、伝達ロッド17が生じさせた振動の一部が固定節P,Qにより反射してワイヤ14の左側に定常波が生じるが、この波は共振により生じた右側のワイヤ14の振動より小さい。したがって、STG4の右側のみを振動させることができる。
・STG4の全体を振動させる場合
STG4の左右を共に振動させる場合、左右のワイヤに共通する固有振動数で、モータ3が伝達ロッド17に振動を生じさせればよい。左右に共通する固有振動数は、固有振動数Aと固有振動数Bの最小公倍数、及び、その整数倍の振動数である。例えば、B=A×1.5〔Hz〕の場合、A×3〔Hz〕となるようモータ3が伝達ロッド17を振動させる。伝達ロッド17が、左右のワイヤの両方に共通する固有振動数の振動をワイヤ14に与えることで、左右のワイヤ14が共振するので、STG全体を振動させることができる。
以上のように、1つのモータ3で左、右、又は、全体を選択的に振動させることができる。
〔運転者が把持している側を選択的に振動させる場合〕
図9は、運転者が把持している側に応じてECU2がSTG4の左、右、又は、全体を選択的に振動させる制御手順のフローチャート図を示す。なお、図9において図6と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
距離制御ECU102は継続的に異常接近するおそれのある先行車両等の障害物を検出しているので、ECU2は所定のサイクル時間毎に注意喚起すべき旨の信号が受信されたか否かを判定する(S1)。障害物等が検出されていない場合(S1のNo)、判定を繰り返す。
注意喚起すべき旨の信号が受信された場合(S1のYes)、ECU2はSTG4が把持されているか否かを判定する(S2)。すなわち、ECU2はワイヤ14oと14iが接触しているか否かを判定する。
運転者がSTG4を把持していない場合(S2のNo)、ECU2は警報音発生装置5を制御して警報音により注意喚起する(S7)。すなわち、運転者がSTG4を把持していない場合、音により注意喚起するので、振動により注意喚起しその後で警報音を吹聴するよりも迅速に回避行動を促すことができる。
運転者がSTG4を把持している場合(S2のYes)、ECU2は運転者がSTG4の右側を把持しているか否かを判定する(S21)。
そして、ECU2は、STG4の右側を把持している場合には(S21のYes)、STG4の右側を振動させ(S22)、右側を把持していない場合には(S21のNo)、STG4の左側を振動させる(S23)。
ついで、ECU2は注意喚起する状況が継続しているか否かを判定する(S4)。すなわち、注意喚起する状況が継続していない(距離制御ECU102から注意喚起すべき旨の信号が受信されない)場合(S4のNo)、ECU2は障害物を回避したと判定して、モータ3の駆動を停止する(S5)。
また、注意喚起する状況が継続している場合(S4のYes)、ECU2は警報音発生装置5を制御して警報音により注意喚起する(S6)。STG4が振動しても障害物を回避できない場合、運転者の注意力が低下していると判断できるので、ステップS7よりも大きい警報音で注意喚起する。
このような制御により、運転者が把持している側を振動させることができ、確実に注意喚起することができる。
〔障害物が存在する側を選択的に振動させる場合〕
また、障害物の存在する側を振動させて、障害物の方向を運転者に報知してもよい。図10は、ECU2が障害物の方向に応じてSTG4の左、右、又は、全体を選択的に振動させる制御手順のフローチャート図を示す。なお、図10において図6と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。
距離制御ECU102は継続的に異常接近するおそれのある先行車両等の障害物を検出しているので、ECU2は所定のサイクル時間毎に注意喚起すべき旨の信号が受信されたか否かを判定する(S1)。障害物等が検出されていない場合(S1のNo)、判定を繰り返す。
注意喚起すべき旨の信号が受信された場合(S1のYes)、ECU2はSTG4が把持されているか否かを判定する(S2)。すなわち、ECU2はワイヤ14oと14iが接触しているか否かを判定する。
運転者がSTG4を把持していない場合(S2のNo)、ECU2は警報音発生装置5を制御して警報音により注意喚起する(S7)。すなわち、運転者がSTG4を把持していない場合、音により注意喚起するので、振動により注意喚起しその後で警報音を吹聴するよりも迅速に回避行動を促すことができる。
運転者がSTG4を把持している場合(S2のYes)、ECU2は運転者がSTG4の障害物側を把持しているか否かを判定する(S10)。障害物の方向(例えば、隣の車線の後方車両など)は、ミリ波レーダによる検出結果を距離制御ECU102が注意喚起すべき旨の信号と共に送出する。
そして、ECU2は、STG4の障害物側を把持している場合には(S10のYes)、握っている側を振動させ(S20)、障害物側を把持していない場合には(S10のNo)、STG4の全体を振動させる(S30)。
このような制御により、運転者が両手でSTG4を把持している場合、又は、障害物側を把持している場合には、障害物の方向と振動する側を一致させ運転者に障害物の方向を報知することができる。また、障害物側を把持していない場合、STG4の全体を振動させるので振動により注意喚起することができる。
ついで、ECU2は注意喚起する状況が継続しているか否かを判定する(S4)。すなわち、距離制御ECU102から注意喚起すべき旨の信号が受信されていない場合(S4のNo)、ECU2は障害物を回避したと判定して、モータ3の駆動を停止する(S5)。
また、注意喚起する状況が継続している場合(S4のYes)、ECU2は警報音発生装置5を制御して警報音により注意喚起する(S6)。STG4が振動しても障害物を回避できない場合、運転者の注意力が低下していると判断できるので、ステップS7よりも大きい警報音で注意喚起する。
〔把持の有無による居眠りを検出及び振動の制御〕
ところで、運転者が居眠りしている場合はSTG4を把持していないと考えられるが、覚醒状態から居眠りしかける時、STG4が把持された状態から把持されない状態に移行すると考えられる。したがって、居眠りしかけた直後であれば、掌はSTG4に触れているので振動により注意喚起することが可能であるし、また、眠りが浅いほど振動による注意喚起は効果を奏しやすい。すなわち、ワイヤ14oと14i(又はワイヤ14oと芯金15)の接触状態から非接触状態への移行(以下、単に居眠り検出という)を検出して、注意喚起することが好適となる。
図11は、居眠りが検出された場合にECU2がSTG4の左、右、又は、全体を選択的に振動させる制御手順のフローチャート図を示す。なお、図11において図6と同一ステップには同一の符号を付しその説明は簡単に行う。なお、運転者は、当初、両手でSTG4を把持している。
ECU2は、STG4の右側が把持されているか否かを判定する(S100)。右側を検出するのは、運転中の運転者はシフト操作やボタン類の操作など左手をSTG4から離すことが多いためである。
右側が把持されなくなったら(S100のYes)、ECU2はSTG4の左側が把持されているか否かを判定する(S200)。
そして、左側が把持されていない場合(S200のYes)、ECU2はSTG4の全体を振動させる(S300)。このように、両方の手がSTG4から離れた直後は運転者の手がSTG4に触れているので、振動による注意喚起が好適である。
左側が把持されている場合(S200のNo)、ECU2は所定時間の経過を待って(S400)、再度、STG4の右側が把持されているか否かを判定する(S500)。
所定時間が経過しても、右手が離れた状態の場合(S500のYes)、居眠りしている可能性が高いのでECU2は、STG4の右側を振動させる(S600)。この場合、運転者は左側を把持しているので、左右交互に振動したり、その後全体を振動させるなど振動状態を制御することで、注意喚起性が向上する。
また、所定時間の経過により、右手がSTG4を把持した場合(S500のNo)、STG4を振動させずに終了する。これにより、余計な注意喚起を防止することができる。
以上のように、居眠りを検出して、覚醒すべく振動により適切に注意喚起することができる。なお、把持を検出する左右の設定や所定時間は、運転者が任意に設定可能であることが好適である。
本実施例によれば、運転者がSTG4の握っている部位を検出して、握っている部位のみ又は全体を選択的に振動させることができる。また、STG4の把持の検出結果に応じて居眠りを検出し、振動により注意喚起することができる。
注意喚起システム1の機能ブロック図の一例である。 STGの概略図の一例である。 ワイヤ14iと伝達ロッドの連結部の一例を示す図である。 付勢部材により介装されたワイヤの断面図及び斜視図の一例を示す。 ワイヤの変形例を示す図である。 STGの把持の有無に応じてECUが振動又は警報音により注意喚起するフローチャート図の一例である。 ワイヤ14iと14oをそれぞれ左右2つの領域に分割して接触を検出するワイヤ14の構造の一例を示す図である。 1つのモータにより左右を選択的に振動させるSTGの概略図である。 、運転者が把持している側に応じてECUがSTGの左、右、又は、全体を選択的に振動させる制御手順のフローチャート図である。 ECUが障害物の方向に応じてSTGの左、右、又は、全体を選択的に振動させる制御手順のフローチャート図である。 ECUが居眠りを検出してSTGの左、右、又は、全体を選択的に振動させる制御手順のフローチャート図である。
符号の説明
1 車両用注意喚起システム
2 ECU
3 モータ
4 ステアリングホイール
10 振動部材
11 リム部
12 スポーク部
13 カバー
14、14i、14o ワイヤ
15 芯金
16 付勢部材
17 伝達ロッド
18 偏芯カム
19 突起体
21 接触検知手段
22 絶縁体
P、Q 固定節

Claims (5)

  1. 複数の警報手段により運転者に注意喚起する車両用注意喚起システムにおいて、
    ステアリングホイールが把持されているか否かを検出する、該ステアリングホイールの円周に沿って配設された把持検出手段と、
    前記把持検出手段により前記ステアリングホイールの把持が検出されたか否かに応じて、前記警報手段を選択的に作動させる制御部と、
    を有することを特徴とする車両用注意喚起システム。
  2. 前記把持検出手段は、
    ステアリングホイールの円周に沿った2本のリング状接点と、
    2本の前記リング状接点を離間するよう介装された付勢手段と、
    運転者の把持力による2本の前記リング状接点の接触を検出する接触検知手段と、
    を有することを特徴とする請求項1記載の車両用注意喚起システム。
  3. 前記警報手段は、警報音により警報する警報音発生装置と、
    前記把持検出手段の触感を変更する触感警報手段と、を有し、
    前記制御部は、前記把持検出手段により前記ステアリングホイールの把持が検出された場合は前記触感警報手段を作動させ、把持が検出されない場合は前記警報音発生装置を作動させる、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の車両用注意喚起システム。
  4. 前記触感警報手段は、略左半分と略右半分の触感を独立に変更可能な触感分離手段を有し、
    前記把持検出手段は、前記ステアリングホイールの略左半分と略右半分にそれぞれ前記接触検知手段を有し、
    前記制御部は、車両周辺を監視するセンサが検出した障害物の方向を前記把持検出手段が把持していると検出した場合、前記触感警報手段の前記障害物の側の触感を変更させ、
    車両周辺を監視するセンサが検出した障害物の方向でない方向を前記把持検出手段が把持していると検出した場合、前記触感警報手段の略左半分及び略右半分の触感を変更させる、
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用注意喚起システム。
  5. 前記触感警報手段は、略左半分と略右半分を独立に振動可能な振動分離手段及び振動手段を有し、
    前記把持検出手段は、前記ステアリングホイールの略左半分と略右半分にそれぞれ前記接触検知手段を有し、
    前記制御部は、前記把持検出手段が把持していると検出した前記ステアリングホイールの略左半分又は略右半分を、前記振動手段により振動させる、
    ことを特徴とする請求項3記載の車両用注意喚起システム。


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