JP5022988B2 - 袋容器 - Google Patents

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Description

本発明は、注出口形成部及び充填口部が周面から突出して設けられた合成樹脂製の容器本体を金型により成形して形成される袋容器に関するものである。
例えば液剤等の内容物の詰替え用の袋容器として、合成樹脂製シートを貼り合せて形成されたパウチが一般的に知られている(例えば、特許文献1参照)。パウチは、例えば上辺部を充填口部として内容液を充填収容した後に、上辺部を融着シールして、内容液が封入された例えばパウチ入り詰替え用製品として製造される。
一方、合成樹脂製シートを貼り合せて形成されたパウチは、例えば貼り合せのための製造工程が複雑であったり、内容物の充填による胴部の膨らみ時にしわが入って外観を損ねたり、貼り合せ部分の耐衝撃強度が弱いといった欠点があったことから、このような欠点を解消することを目的として、合成樹脂製の容器本体を金型により成形して形成される袋容器が種々開発されている(例えば、特許文献2〜4参照)。これらの金型により成形して形成された袋容器もまた、容器本体の周面から突出して設けられた充填口部から内容物を充填収容した後に、充填口部を融着シールして内容物を封入するようになっている。
特開2001−213448号公報 特開2004−175378号公報 特開2002−193232号公報 特開平11−130112号公報
しかしながら、上記従来の合成樹脂製の容器本体を金型により成形して形成される袋容器では、充填口部は、例えば円形の断面形状や楕円形の断面形状を有する筒状に形成されると共に、相当の保形剛性を備える立体形状に形成されることになる。したがって、内容物を充填収容した後に、シールバー等を用いて充填口部を挟み込むようにして融着シールを行う際に、充填口部を押し潰して平坦に折り畳んだ状態とするのが容易ではなく、大きな押潰し力を必要とすると共に、押潰し力が不足すると、融着シール部に融着不良を生じたり、たるみやしわを生じて融着シール部の外観を損う場合がある。
本発明は、内容物を充填収容した後に充填口部を融着シールする際に、充填口部を平坦に折り畳んだ状態となるように押し潰し易くして、安定した状態で精度良く融着シールを施すことのできる袋容器を提供することを目的とする。
本発明は、注出口形成部及び充填口部が周面から突出して設けられた合成樹脂製の容器本体を金型により成形してなり、前記充填口部から内容物を充填収容した後に前記充填口部を融着シールして内容物を封入する袋容器であって、融着シール前の前記充填口部は、融着シールを施す領域の境界部である封緘基部において偶数角の多角形断面形状を有しており、前記封緘基部よりも先端側には、円筒形状部分と接続するようにその断面形状を変化させる先端側断面変化部が設けられており、前記封緘基部よりも前記容器本体側には、前記偶数角の多角形断面形状の各辺を底辺とし、該底辺の両端部を基点とした両側の稜線を斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部が、前記充填口部の周方向に連設して複数設けられており、前記充填口部を融着シールする際に、前記封緘基部から先端側の領域を押し潰すようにして折り畳むことにより、融着シール後の前記充填口部の両端に、融着シール前の前記封緘基部の前記偶数角の多角形断面形状の対向する一対の角部が配置される袋容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の袋容器によれば、内容物を充填収容した後に充填口部を融着シールする際に、充填口部を平坦に折り畳んだ状態となるように押し潰し易くして、安定した状態で精度良く融着シールを施すことができる。
図1(a),(b)に示す本発明の好ましい一実施形態に係る袋容器10は、金型による成形として、例えばダイレクトブロー成形やインジェクションブロー成形等のブロー成形によって中空の立体形状に形成されたものである。また、本実施形態の袋容器10は、内容物として例えば液剤、特に毛髪洗浄剤や全身洗浄剤、液体洗剤や洗浄剤等を封入する容器として用いられ、当該袋容器10に液剤が充填収容されて、例えば使用時に開封して他の容器に内容物を詰替えるための、詰替え用の自立袋として製品化される(図5参照)。さらに、本実施形態の袋容器10は、例えば詰替え用の自立袋の製造工程において、液剤が充填収容された後に、充填口部30を平坦な状態となるように折り畳み易くして、充填口部30の融着シールを安定した状態で精度良く行えるようにする機能を備えている。
そして、本実施形態の袋容器10は、注出口形成部13及び充填口部30が周面から突出して設けられた合成樹脂製の容器本体11を金型により成形してなり、充填口部30から内容物を充填収容した後に、充填口部30の後述の封緘基部32から先端側の領域を押し潰すようにして折り畳み、充填口部30を融着シールして内容物を封入する袋状の容器であって、図2(a)〜(d)及び図3にも示すように、充填口部30は、融着シールを施す領域の境界部である封緘基部32において、平面視して偶数角の多角形断面形状として好ましくは四角形、さらに好ましくは正方形の断面形状を有しており、封緘基部32よりも先端側(図1の上端側)には、円筒形状部分33と接続するようにその断面形状を変化させる先端側断面変化部34が設けられている。また封緘基部32よりも容器本体11側には、正方形の断面形状の各辺を底辺35aとし、該底辺35aの両端部を基点とした両側の稜線35bを斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部35が、充填口部30の周方向に連設して複数(本実施形態では4箇所)設けられており、充填口部30を融着シールする際に、封緘基部32から先端側の領域を押し潰すようにして折り畳むことにより、融着シール後の充填口部30の両端に、融着シール前の封緘基部32の正方形の断面形状の対向する一対の角部36が配置されるようになっている(図3参照)。
すなわち、本実施形態では、融着シール前の充填口部30は、偶数角の多角形断面形状(正方形の断面形状)を有する封緘基部32と、この封緘基部32の先端側に設けられた円筒形状部分33とを備え、封緘基部32と円筒状部分33との間には、封緘基部32と円筒状部分33と接続するようにその断面形状を変化させる先端側断面変化部34が設けられており、封緘基部32と容器本体11との間には、偶数角の多角形断面形状の各辺を底辺35aとし、これらの底辺35aの両端部を基点とした両側の稜線35bを斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部35が、充填口部30の周方向に連設して複数設けられている。
なお、封緘基部32は、上述のように、充填口部30における融着シールを施す領域の境界部のことを指す。従って融着シールは、当該封緘基部32を含み、当該封緘基部32から先端側(図1の上端側)の係止溝45間で施される。当該間であると、充填口部30を平坦に折り畳んだ状態となるように押し潰し易くなり、安定した状態で精度良く融着シールを施すことができるからである。
また、本実施形態では、注出口形成部13は、容器本体11の肩部19から突出して設けられており、充填口部30は、容器本体11の底部14から突出して設けられている。
さらに、本実施形態では、充填口部30の封緘基部32よりも容器本体11側の部分は、4箇所の三角パネル部35の頂点を結んだ正方形の断面形状部分(偶数角の多角形断面形状部分)37を介して容器本体11の底部14に設けられた後述の台座部38に接続している。
本実施形態では、合成樹脂製の容器本体11は、好ましくはブロー成形によって、肩部19に注出口形成部13を備える胴部12と、充填口部30を備える底部14を有する中空の3次元形状に形成される。ブロー成形としては、ダイレクトブロー成形やインジェクションブロー成形等の公知の各種の成形方法を採用することができる。
また、容器本体11を形成するための合成樹脂材料としては、LDPE(低密度ポリエチレン)、L−LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)、OPP(延伸ポリプロピレン)等のポリオレフィン系樹脂等の軟質の合成樹脂材料、又はPET(ポリエチレンテレフタレート)等のポリエステル系樹脂等を単層として採用することができる。これらの合成樹脂と他の合成樹脂との積層樹脂を採用することもできる。例えば、LDPE又はL−LDPEを内側層とし、外側層をHDPE(高密度ポリエチレン)とする積層樹脂を採用することができる。また、EVOH樹脂(エチレンビニルアルコール共重合樹脂)、EVA樹脂(エチレン酢酸ビニル共重合樹脂)、ナイロン樹脂等を積層した樹脂や、EVA、EVOH、ナイロン等の樹脂をPE(ポリエチレン)等の樹脂とブレンドした樹脂を採用することもできる。
そして、本実施形態では、上述の合成樹脂材料を用いたブロー成形によって、容器本体11の胴部12は、当該胴部12を横断する断面において、金型のパーティングライン21を介して正面部12Aの側縁と背面部12Bの側縁とが連続することにより、楕円又は角にアールをとった長方形の中空断面形状を備えると共に、正面視及び背面視が広幅で側面視が狭幅の扁平形状に形成されている。また容器本体11は、胴部12の底部14側の端縁が境界段部40を介して当該底部14と前記ブロー成形によって一体成形されると共に、胴部12の注出口形成部13側の部分が肩部19として徐々に縮径し、肩部19の中央部分から注出口形成部13を口首部として突出させた形状に形成されている。
ここで、合成樹脂製の容器本体11の胴部12及び底部14は、内容物を充填収容して自立袋として製品化された際に、安定した自立性を確保できるように、100μm以上の厚さで成形されることが好ましい。また、適度な可撓性を備えると共に、潰したり折ったり曲げたりすることが可能で、且つ概ね平坦にすることが可能なように、例えば700μm以下の厚さ、さらに好ましくは500μm以下の厚さの薄肉に成形されることが好ましい。
本実施形態では、胴部12の肩部19の中央部分から突出する注出口形成部13は、基部20と、基部20の先端部に易破断部15を介して連設されて基部20の上端開口(注出口)を閉塞する切除予定部16を有する。基部20は、先端に向かって徐々に先細りとなった中空の略切頭円錐形状を備えている。
また、本実施形態では、注出口形成部13は、例えばこれの外周面に沿って環状にとりまくように形成された細溝状凹部を有する易破断部15によって、これより下方の基部20と、これより上方の切除予定部16とに区画される。袋容器10が自立袋として製品化された後に、易破断部15よりも先端域の切除予定部16を基部20から切り離して注出口を形成することにより、自立袋が封止状態から開放されることになる。
易破断部15を介して基部20の上端部に連設される切除予定部16は、円盤形状を有しており、基部20の上端開口(注出口)を覆うように配置されて基部20及び易破断部15と一体成形されることにより、注出口を閉塞する。この易破断部15には、成形用金型によるパーティングライン21に沿った直径方向(正面部12A又は背面部12Bの側縁方向)に延設して、係止穴24を有する開封つまみ片17が、円盤形状の切除予定部16の上面に一体化されて設けられている。ここで、パーティングライン21に沿った面とはパーティングライン21を含んだ仮想面のことである。
さらに、本実施形態では、開封つまみ片17が張り出す側において注出口形成部13と隣接する胴部12の肩部19には、押えつまみ片18が、注出口形成部13と離間した状態で肩部19から突出して設けられている。
本実施形態では、容器本体11の底部14は、胴部12との境界段部40から先端側に向けて断面積を徐々に小さくする縮小領域39と、この縮小領域39の先端部分を覆う平坦な略楕円平面形状の台座部38を有する。底部14は、容器本体11に内容物を充填収容し、充填口部30を融着シールした融着シール部31よりも先端側の部分を切除した後に、図4(a),(b)に示すように、縮小領域39を反転させるようにしながら胴部12の内側に押し込んで前記底部14に凹部を形成させることにより、胴部12との境界段部40による載置部を形成する。この載置部を介して着底させることにより、図5に示すように、内容物を封入した袋容器10を、被載置面に安定した自立状態(正立状態)で載置することが可能になる。
そして、本実施形態では、底部14の台座部38から突出して設けられた充填口部30は、例えば20〜30mm程度の内径を有する中空筒状の部分であって、図1(a),(b)に示すように、容器本体11側に配置される充填口シール部41と、先端側に配置される位置決め挿入部42を有する。
位置決め挿入部42は、例えば自立袋の製造工程において液剤を袋容器10に充填収容する際に、充填装置の充填ノズルがノズル嵌挿部43に精度良く挿入されるように、充填口部30を充填装置に正確に位置決めさせる機能を備える部分であり、例えば充填装置の位置決め係止台に係止させるための係止顎44や、係止溝45等を備えている。なお、位置決め挿入部42のノズル嵌挿部43は、液剤を充填収容する前に不純物等が袋容器10に入り込まないように、袋容器10の成形後、液剤が充填されるまでの間、例えばノズル嵌挿部43の先端開口を封止した状態で運搬や搬送等を行い、液剤を充填する直前に封止部分を切断することにより、ノズル嵌挿部43を開口させるようにすることが好ましい。
充填口部30の充填口シール部41は、袋容器10に液剤が充填収容された後に融着シールが施される部分であり、上述のように、融着シールが施される領域の境界部である封緘基部32において正方形の断面形状を有すると共に、封緘基部32よりも先端側には、先端側断面変化部34と円筒形状部分33とが設けられている。また封緘基部32よりも容器本体11側には、封緘基部32の正方形の断面形状の各辺を底辺35aとし、該底辺35aの両端部を基点とした、両側の稜線35bを斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部35が、充填口部30の周方向に連設して4箇所に設けられている。さらに、充填口シール部41は、4箇所の三角パネル部35の頂点を結んだ正方形の断面形状部分37を介して容器本体11の底部14に設けられた台座部38に接続するようになっている。
これらによって、充填口シール部41は、図2(a)〜(d)に示すように、平面視して、円筒形状部分33において円形の断面形状を有すると共に、封緘基部32において正方形の断面形状を有することになる。また、封緘基部32と台座部38との中間部分においては、8角形の断面形状を有すると共に、台座部38と接続する部分においては、封緘基部32の断面形状と対角方向が45度ずれた正方形の断面形状を有することになる。
また、本実施形態では、先端側断面変化部34には円弧形状パネル部46が形成されており、この円弧形状パネル部46によって、封緘基部32と円筒形状部分33との間の断面形状の変化を吸収するようになっている。さらに、本実施形態では、封緘基部32よりも容器本体11側の各隣接する三角パネル部35の間には、台座部38との接続部における正方形の断面形状部分37の各辺を底辺とし、該底辺の両端部を基点とした両側の稜線35bを斜辺とする二等辺三角形状の中間三角パネル部47が形成されている。さらにまた、本実施形態では、先端側断面変化部34及び円筒形状部分33は、これらの断面において封緘基部32と同じ長さの周長を有している。
すなわち、本実施形態では、円弧状パネル部46と三角パネル部35とで略扇形のパネルが構成される。そして、該略扇形のパネルが中間三角パネル部47と組み合わされて、さらに前記円筒形状部分33を含むことにより、筒状の充填口シール部41を構成している。
そして、上述の構成を有する本実施形態の袋容器10によれば、例えば自立袋の製造工程においおて、内容物を充填収容した後に充填口部30を融着シールする際に、充填口部30を平坦に折り畳んだ状態となるように押し潰し易くして、安定した状態で精度良く融着シール部31を形成することが可能になる。
すなわち、本実施形態によれば、充填口部30は、封緘基部32において正方形の断面形状を有しており、封緘基部32よりも先端側には、先端側断面変化部34を介在させて円筒形状部分33が設けられており、また封緘基部32よりも容器本体11側には、正方形の断面形状の各辺を底辺35aとする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部35が周方向に連設して4箇所に設けられている。これによって、充填口部30を融着シールする際に、図3に示すように、封緘基部32から先端側の領域を押し潰すようにして折り畳むことにより、融着シール後の充填口部30の両端に、融着シール前の封緘基部32の正方形の断面形状の対向する一対の角部36が配置されることによって、封緘基部32よりも先端側の融着シールを施す領域を平坦な状態に容易に折り畳むことが可能になり、例えばシールバーによって融着シールを施す領域を挟み込み易くして、融着不良やたるみやしわを生じさせることなく、安定した状態で精度良く充填口部30に融着シールを施すことが可能になる。
また、本実施形態の袋容器10は、前述のように融着シール前の充填口部30が、融着シールを施す領域の境界部である封緘基部32において偶数角の多角形断面形状を有しており、封緘基部32よりも先端側には、円筒形状部分33と接続するようにその断面形状を変化させる先端側断面変化部34が設けられており、封緘基部32よりも容器本体側11には、偶数角の多角形断面形状の各辺を底辺35aとし、底辺35aの両端部を基点とした両側の稜線35bを斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部47が、充填口部30の周方向に連設して複数設けられているため、封緘基部32から台座部38までの距離が短くても(該距離が充填口部30の内径よりも短くても)、内容物を充填収容した後に充填口部30を融着シールする際に、充填口部30を平坦に折り畳んだ状態となるように押し潰し易くして、安定した状態で精度良く融着シールを施すことができる。例えば、充填口部30の内径を1とした場合に、封緘基部32から台座部38までの距離が1〜0.1の間であっても安定した状態で精度良く融着シールを施すことができる。実用的には封緘基部32から台座部38までの距離が1〜0.25であれば、安定した状態で精度良く融着シールを施すことができる。三角パネル部47が、充填口部30の周方向に連設して複数設けられていないと、封緘基部32から台座部38までの距離が短い場合に、充填口部30を融着シールする際に、充填口部30を平坦に折り畳んだ状態とする時に発生する反発力により、押し潰し難くなる場合がある。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更か可能である。例えば、封緘基部は正方形の断面形状を有している必要は必ずしも無く、折り畳んだ際に対向する一対の角部を両端に配置することが可能な、6角形や8角形等の他の偶数角の多角形断面形状を有していても良い。また、注出口形成部を容器本体の肩部に、充填口部を容器本体の底部に各々設ける必要は必ずしも無く、その他の部分から突出させて設けても良い。さらに、容器本体の底部は、反転されて胴部の内側に押し込まれる構成を備えている必要は必ずしも無く、袋容器は、自立袋以外の、内容物を封入するその他の種々の袋状の容器として用いることもできる。
(a)は本発明の好ましい一実施形態に係る袋容器の正面図、(b)は(a)を左側から見た側面図である。 充填口部の断面形状を説明する、(a)は図1(a)のA−Aに沿った断面図、(b)は図1(a)のB−Bに沿った断面図、(c)は図1(a)のC−Cに沿った断面図、(d)は図1(a)のD−Dに沿った断面図である。 充填口部に融着シールを施して融着シール部を形成した状態を説明する部分斜視図である。 (a)は容器本体の底部を胴部の内側に押し込む前の状態を説明する部分正面図、(b)は容器本体の底部を胴部の内側に押し込んだ後の状態を説明する部分断面図である。 本発明の好ましい一実施形態に係る袋容器を用いて形成された自立袋の正面図である。
符号の説明
10 袋容器
11 容器本体
12 容器本体の胴部
13 注出口形成部
14 容器本体の底部
19 胴部の肩部
30 充填口部
31 融着シール
32 封緘基部
33 円筒形状部分
34 先端側断面変化部
35 三角パネル部
35a 底辺
35b 稜線(斜辺)
36 対向する一対の角部
37 正方形の断面形状部分(偶数角の多角形断面形状部分)
38 底部の台座部
39 底部の縮小領域
40 境界段部
41 充填口シール部
42 位置決め挿入部
43 ノズル嵌挿部
46 円弧形状のパネル部
47 中間三角パネル部

Claims (5)

  1. 注出口形成部及び充填口部が周面から突出して設けられた合成樹脂製の容器本体を金型により成形してなり、前記充填口部から内容物を充填収容した後に前記充填口部を融着シールして内容物を封入する袋容器であって、
    融着シール前の前記充填口部は、融着シールを施す領域の境界部である封緘基部において偶数角の多角形断面形状を有しており、前記封緘基部よりも先端側には、円筒形状部分と接続するようにその断面形状を変化させる先端側断面変化部が設けられており、前記封緘基部よりも前記容器本体側には、前記偶数角の多角形断面形状の各辺を底辺とし、該底辺の両端部を基点とした両側の稜線を斜辺とする二等辺三角形状の平坦な三角パネル部が、前記充填口部の周方向に連設して複数設けられており、
    前記充填口部を融着シールする際に、前記封緘基部から先端側の領域を押し潰すようにして折り畳むことにより、融着シール後の前記充填口部の両端に、融着シール前の前記封緘基部の前記偶数角の多角形断面形状の対向する一対の角部が配置される袋容器。
  2. 前記封緘基部は正方形の断面形状を有している請求項1記載の袋容器。
  3. 前記充填口部の前記封緘基部よりも前記容器本体側の部分は、前記複数の三角パネル部の頂点を結んだ偶数角の多角形断面形状部分を介して、前記容器本体の底部に設けられた台座部に接続している請求項1又は2に記載の袋容器。
  4. 前記先端側断面変化部及び前記円筒形状部分は、前記封緘基部と同じ長さの周長を有している請求項1〜3のいずれかに記載の袋容器。
  5. 前記注出口形成部は、前記容器本体の肩部から突出して設けられており、前記充填口部は、前記容器本体の底部から突出して設けられている請求項1〜4のいずれかに記載の袋容器。
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