JP5022695B2 - 主軸装置 - Google Patents

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Description

本発明は、軸線中心に回転自在に設けられ、工具が装着される主軸と、この主軸を軸線中心に回転させる駆動モータとを備えた主軸装置に関する。
前記主軸装置として、従来、例えば、実公平6−30325号公報に開示されたものが知られている。この主軸装置は、軸線中心に回転自在に設けられ、先端部に工具が装着される主軸と、主軸を軸線中心に回転自在に支持する支持部材と、主軸を軸線中心に回転させる駆動モータであって、主軸の後端部側外周面に回転自在に設けられるロータと、支持部材に固設されるステータとからなる駆動モータと、駆動モータの回転力を主軸に直接又は減速歯車を介して伝達する変速機構などから構成される。
前記変速機構は、ロータの主軸先端側端面に固設される環状の駆動歯車と、駆動歯車と対向するように主軸の外周面に設けられ、主軸軸線方向に移動自在に且つ主軸とともに回転可能となった環状のクラッチ部材と、主軸と平行に配置され、軸線方向に移動自在に設けられる変速軸と、クラッチ部材と変速軸とを連結する連結部材であって、クラッチ部材及び変速軸が軸線中心に回転自在となるようにこれらに接続した連結部材と、変速軸を軸線方向に移動させる駆動シリンダと、変速軸にその軸線方向に間隔を隔てて固設される第1減速歯車及び第2減速歯車と、駆動歯車との間にクラッチ部材を挟むように主軸の外周面に固設される従動歯車とからなる。
前記駆動歯車は、その外周面及び内周面の両方に歯が形成され、前記クラッチ部材は、その駆動歯車側の外周面に、駆動歯車の内周面に形成された歯と噛合可能な歯が形成される。前記第1減速歯車は、第2減速歯車よりも大径に形成されており、駆動歯車の外周面に形成された歯と噛合可能に構成され、前記第2減速歯車は、従動歯車と噛合可能に構成される。
そして、この変速機構では、駆動シリンダにより変速軸が軸線方向に移動せしめられて、変速軸,クラッチ部材,連結部材,第1減速歯車及び第2減速歯車が一体的に主軸後端側に向けて移動すると、クラッチ部材の歯と駆動歯車の内周面の歯とが噛合し、駆動歯車の外周面の歯と第1減速歯車とが噛合していない状態であり且つ第2減速歯車と従動歯車とが噛合していない状態となる。したがって、このときに、駆動モータが駆動されると、ロータの回転力が駆動歯車及びクラッチ部材を介して主軸に伝達され、当該主軸は高速で回転する。
一方、駆動シリンダにより変速軸が軸線方向に移動せしめられて、変速軸,クラッチ部材,連結部材,第1減速歯車及び第2減速歯車が一体的に主軸先端側に向けて移動すると、駆動歯車の外周面の歯と第1減速歯車とが噛合するとともに、第2減速歯車と従動歯車とが噛合し、クラッチ部材の歯と駆動歯車の内周面の歯とが噛合していない状態となる。したがって、このときに、駆動モータが駆動されると、ロータの回転力が駆動歯車,第1減速歯車,変速軸,第2減速歯車及び従動歯車を介して主軸に伝達され、当該主軸は低速で回転する。
このように、この主軸装置によれば、変速機構により主軸の回転を高速のときと低速のときとに切り換えて主軸を回転させることができるので、高速軽切削と低速重切削の両方に対応させることができる。
実公平6−30325号公報
しかしながら、上記従来の主軸装置では、駆動モータのロータと主軸とが、駆動歯車及びクラッチ部材、又は駆動歯車,第1減速歯車,変速軸,第2減速歯車及び従動歯車を介して常に連結された状態にあり、駆動モータの駆動力(ロータの回転力)が常に主軸に伝達されるようになっているため、例えば、工具とワークとが干渉すると、その衝撃が大きく、大事故につながる恐れがあった。また、工具とワークとが干渉したときや、何らかの拍子に主軸の回転が止められると、駆動モータに過大な負荷が作用してこれが破損する恐れもある。
また、主軸には、駆動モータの駆動力に応じたトルクがかかり、主軸にかかるトルクが大きくなると、当該主軸を回転自在に支持する軸受にかかる力も大きくなるが、軸受にかかる力が大きくなると、軸受の寿命が短くなるなどの問題を生じる。
また、駆動シリンダにより変速軸を軸線方向に移動させて、変速軸,クラッチ部材,連結部材,第1減速歯車及び第2減速歯車を一体的に主軸軸線方向に移動させることで、主軸を高速で回転させるときと低速で回転させるときとを切り換えるようになっているので、構造が複雑になったり、装置構成が大きくなるという問題もある。
また、更に、主軸の回転速度を予め設定された回転速度まで上げたり、主軸の回転を停止させるのに要する時間は、駆動モータの性能などにより左右されるものであるが、これを短縮することができれば好ましい。
また、ねじ締結により工具が直接又は適宜工具装着部材などを介して主軸に装着されるように構成された主軸装置では、工具又は工具装着部材が主軸にきつく締め付けられていると、工具を主軸から取り外すときに当該工具又は工具装着部材を緩め難く、工具の取り外しが容易でないという問題があった。
本発明は、以上の実情に鑑みなされたものであって、工具とワークとが衝突したときの衝撃を緩和したり、駆動モータに過大な負荷が作用するのを防止したり、主軸にかかるトルクの最大値を一定値以下に抑えたり、簡単且つコンパクトな装置構成にしたり、主軸の回転速度を予め設定された回転速度まで上げるときや主軸の回転を停止させるときに要する時間を短くしたり、工具の着脱を容易に行うことが可能な主軸装置の提供をその目的とする。
上記目的を達成するための本発明は、
支持穴が形成されたハウジングと、このハウジングの支持穴内に軸線中心に回転自在に支持され、工具が装着される主軸と、この主軸を軸線中心に回転させる第1駆動モータと、この第1駆動モータの作動を制御する制御手段とを備え、前記第1駆動モータは、前記主軸の外周面に回転自在に設けられる第1ロータと、この第1ロータの外周面から径方向外方に間隔を隔てるように前記ハウジングの支持穴の内周面に固設される第1ステータとから構成された主軸装置であって、
前記第1駆動モータによって前記主軸を回転させることができるように、前記主軸と第1ロータとを連結した状態にする連結動作と、前記第1駆動モータによって前記主軸を回転させることができないように、前記主軸と第1ロータとの連結を解除した状態にする解除動作とを行うように構成された連結手段を備えており、
前記制御手段は、前記連結手段の前記動作を制御するとともに、前記主軸と第1ロータとが連結された状態及び解除された状態の各状態において、前記第1駆動モータの作動を制御するように構成されてなることを特徴とする主軸装置に係る。
この発明によれば、制御手段により第1駆動モータが駆動されると、その第1ロータが回転するが、この第1ロータの回転力は、連結手段の連結動作により主軸と第1ロータとが連結されているときには、この連結手段を介して主軸に伝達され、連結手段の解除動作により主軸と第1ロータとの連結が解除されているときには、主軸に伝達されない。
このため、第1駆動モータの作動制御と、連結手段の連結動作及び解除動作の制御とをそれぞれ個別に行うことで、例えば、連結手段に連結動作を行わせた状態で第1駆動モータの作動を制御し、主軸の回転を制御したり、連結手段に解除動作を行わせた状態で第1駆動モータの作動を制御し、第1ロータの回転のみを制御したり、連結手段に解除動作を行わせた状態且つ第1駆動モータを駆動して第1ロータを回転させた状態で連結手段の連結動作を制御し、主軸の回転を制御したり、連結手段に連結動作を行わせた状態且つ第1駆動モータを駆動して主軸を回転させた状態で連結手段の解除動作を制御し、主軸の回転を制御するといったことができる。
このように、本発明に係る主軸装置では、制御手段により第1駆動モータを制御することによってだけではなく、連結手段を制御することによっても、主軸の回転制御を行うことができる。尚、前記連結手段は、前記制御手段から得られる、例えば、連結動作や解除動作に係る指令信号を基に前記連結動作や解除動作を実行するように構成される。
そして、このような主軸装置は、例えば、以下に説明するような構成を備えたものとすることができ、このようにすることで、それぞれ以下のような効果を得ることができる。
即ち、前記制御手段は、前記連結手段に前記連結動作を行わせた状態で前記第1ロータ又は第1ステータに電流を供給して前記第1ロータを回転させるとともに、前記第1ロータ又は第1ステータに供給する電流が予め設定された値よりも大きくなると、前記連結手段に前記解除動作を行わせるように構成されていても良い。
このようにすれば、第1駆動モータにより主軸を回転させてワークを加工しているときに、例えば、工具とワークとが衝突することなどによって第1駆動モータの負荷が大きくなると、第1ロータ又は第1ステータに供給される電流が予め設定された値よりも大きくなることから、制御手段によって、工具とワークとが衝突したと判断され、当該制御手段による制御の下、連結手段により解除動作が行われる。これにより、衝突後、直ちに第1ロータの回転力が主軸に伝達されなくなるので、この衝突の衝撃を緩和して大事故になるのを防止することができる。また、第1駆動モータに過大な負荷が作用してこれが破損するのを防止することもできる。
また、前記連結手段は、摩擦クラッチから構成され、前記摩擦クラッチは、相互に当接可能に構成された第1部材及び第2部材であって、前記第1ロータに接続された第1部材及び前記主軸の外周面に接続された第2部材と、前記連結動作時には、前記第1部材と第2部材とを予め設定された力で当接させ、前記解除動作時には、前記第1部材と第2部材との間にかかる前記当接力をなくすように構成された当接機構とを備えて構成されていても良い。
このようにすれば、第1駆動モータにより主軸を回転させているとき、この主軸には、第1ロータの回転力に応じたトルクがかかるが、主軸にかかるトルクが大きくなり、第1部材と第2部材との間に作用する摩擦力によって伝達可能なトルクを超えると、第1部材と第2部材との間に滑りが生じるため、主軸にかかるトルクの最大値を一定値以下に抑えることができる。そして、主軸にかかるトルクの最大値を一定値以下に抑えることで、この主軸を回転自在に支持する軸受にかかる力も一定値以下とすることができ、当該軸受の寿命が短くなるなどの問題が生じるのを有効に防止することができる。
この場合において、前記摩擦クラッチの当接機構は、前記第1部材と第2部材とを当接させる力を可変に構成され、前記制御手段は、前記摩擦クラッチの当接機構を制御して、前記第1部材と第2部材とが当接する力を変化させるように構成されていても良い。
このようにすれば、制御手段により、摩擦クラッチの当接機構を制御して、第1部材と第2部材とが当接する力を変化させることで、当該当接力を大きくしたときには、第1部材と第2部材との間に作用する摩擦力が大きくなり、当該摩擦クラッチによって伝達可能なトルクの最大値を大きくすることができ、当該当接力を小さくしたときには、第1部材と第2部材との間に作用する摩擦力が小さくなり、当該摩擦クラッチによって伝達可能なトルクの最大値を小さくすることができる。このようにして、伝達可能なトルクの最大値を調整することで、主軸にかかるトルクの最大値及び軸受にかかる力の最大値を簡単に調整することができる。
また、前記主軸は、ねじ締結によって前記工具が装着されるように構成され、前記制御手段は、前記連結手段に前記解除動作を行わせた状態で前記第1駆動モータを駆動した後、前記連結手段に前記連結動作を行わせるように構成されていても良い。
このようにすれば、制御手段により、第1駆動モータを駆動して第1ロータのみを回転させた後、連結手段に連結動作を行わせて第1ロータと主軸とを連結することで、非回転の主軸を急激に回転させるとともに、非回転の主軸に急激な回転に伴う衝撃力を与えることができる。これにより、工具が主軸にきつく締め付けられている場合であっても簡単に緩めることができるとともに、工具を主軸に簡単に装着することができ、工具の着脱を容易に行うことができる。
また、前記主軸装置は、前記主軸を軸線中心に回転させる第2駆動モータを更に備えて構成され、前記第2駆動モータは、前記主軸の外周面に前記第1ロータの配設位置から前記主軸の軸線方向に間隔を隔てて設けられるロータであって、前記第1ロータよりも質量の小さい第2ロータと、この第2ロータの外周面から径方向外方に間隔を隔てるように前記ハウジングの支持穴の内周面に固設される第2ステータとから構成され、前記制御手段は、更に、前記第2駆動モータの作動を制御するように構成されていても良い。
このようにすれば、第1駆動モータの作動制御と、連結手段の連結動作及び解除動作の制御と、第2駆動モータの作動制御とをそれぞれ個別に行うことで、例えば、連結手段に連結動作を行わせた状態で第1駆動モータ又は第1駆動モータ及び第2駆動モータの作動を制御し、主軸の回転を制御したり、連結手段に解除動作を行わせた状態で第2駆動モータの作動のみを制御し、主軸の回転を制御したり、連結手段に連結動作を行わせた状態且つ第1駆動モータ又は第1駆動モータ及び第2駆動モータを駆動して主軸を回転させた状態で連結手段の解除動作を制御し、解除動作実行後、第2駆動モータの作動(主軸の回転)及び第1駆動モータの作動をそれぞれ制御したり、連結手段に解除動作を行わせた状態且つ第1駆動モータを駆動して第1ロータを回転させるとともに、第2駆動モータを駆動して主軸を回転させた状態で連結手段の連結動作を制御し、連結動作実行後、主軸の回転を、第1駆動モータ又は第1駆動モータ及び第2駆動モータにより制御するといったことができる。
また、連結手段により、第1駆動モータ又は第1駆動モータ及び第2駆動モータにより主軸に回転力が与えられる状態と、第2駆動モータにより主軸に回転力が与えられる状態とを切り換えることで、このような切り換えを簡単且つコンパクトな構造で実現することができる。
また、前記制御手段は、前記連結手段に前記連結動作を行わせた状態で少なくとも前記第1駆動モータを駆動するときと、前記連結手段に前記解除動作を行わせた状態で前記第2駆動モータのみを駆動するときとを切り換えて前記主軸を軸線中心に回転させるように構成されていても良い。
このようにすれば、連結手段に連結動作を行わせた状態で少なくとも第1駆動モータを駆動するときには、第1駆動モータの第1ロータが第2駆動モータの第2ロータの質量よりも大きいことから、加工時の断続切削による負荷の変動や衝撃に対して主軸回転速度が安定するなど、低速重切削に適した加工を行うことができ、一方、連結手段に解除動作を行わせた状態で第2駆動モータのみを駆動するときには、第2駆動モータの第2ロータが第1駆動モータの第1ロータの質量よりも小さいことから、主軸回転の加速や減速が速いなど、高速軽切削に適した加工を行うことができる。したがって、高速軽切削と低速重切削の両方に対応させることができる。また、高速軽切削時には、質量の大きい第1駆動モータの第1ロータが主軸から切り離されているので、当該主軸を回転自在に支持する軸受にかかる力を小さくして当該軸受の寿命を長くすることもできる。
また、前記制御手段は、前記連結手段に前記解除動作を行わせた後、前記第2駆動モータを制御して前記主軸の回転を停止させるように構成されていても良い。
このようにすれば、例えば、工具交換を行うべく主軸の回転を停止させる場合において、少なくとも第1駆動モータにより主軸を回転させているときには、制御手段により連結手段に解除動作を行わせた後、第2駆動モータを制御して主軸の回転を停止させることで、主軸を速やかに停止させることができ、工具交換に要する時間を短縮することができる。これは、質量の大きい第1ロータを主軸から切り離すことで、第2ロータ(主軸)の回転を、第1ロータが連結手段を介して主軸に連結されているときよりも速やかに停止させることができるからである。
また、前記制御手段は、前記連結手段に前記解除動作を行わせた状態で前記第1駆動モータ及び第2駆動モータをそれぞれ個別に制御し、前記第1ロータ及び第2ロータの回転速度をそれぞれ予め設定された回転速度にした後、前記連結手段に前記連結動作を行わせるように構成されていても良い。
このようにすれば、例えば、工具交換後、少なくとも第1駆動モータにより主軸を回転させるときには、制御手段により連結手段に解除動作を行わせた状態で第1駆動モータ及び第2駆動モータをそれぞれ個別に制御し、第1ロータ及び第2ロータ(主軸)の回転速度をそれぞれ予め設定された回転速度にした後、連結手段に連結動作を行わせることで、工具交換後、少なくとも第1駆動モータにより駆動される主軸の回転速度が所定の回転速度にまで上がる時間を短くし、工具交換後、加工開始までの時間を短縮することができる。これは、第1ロータ及び第2ロータ(主軸)をそれぞれ個別に回転させることで、これら第1ロータ及び第2ロータ(主軸)の回転速度を、第1ロータが連結手段を介して主軸に連結されているときよりも速やかに所定の回転速度にまで上げることができるからである。尚、制御手段は、工具交換の際に、連結手段に解除動作を行わせた後、第1駆動モータについては、第1ロータの回転速度が予め設定された速度となるように制御する一方、第2駆動モータについては、第2ロータ(主軸)の回転を一旦停止させた後、第2ロータ(主軸)の回転速度が予め設定された速度となるように制御し、この後、連結手段に連結動作を行わせるように構成されていても良い。
以上のように、本発明に係る主軸装置によれば、工具とワークとが衝突したときの衝撃を緩和して大事故になるのを防止したり、駆動モータに過大な負荷が作用してこれが破損するのを防止したり、主軸にかかるトルクの最大値を一定値以下に抑えて軸受にかかる力を一定値以下とし、この軸受の寿命が短くなるのを防止したり、主軸にかかるトルクの最大値及び軸受にかかる力の最大値を簡単に調整したり、工具着脱の容易化を図ったり、簡単且つコンパクトな装置構成にしたり、高速軽切削と低速重切削の両方に対応させたり、主軸の回転速度を予め設定された回転速度まで上げるときや主軸の回転を停止させるときに要する時間を短くして、工具交換に要する時間や、工具交換後、加工開始までの時間を短縮することができる。
以下、本発明の具体的な実施形態について、添付図面に基づき説明する。尚、図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る主軸装置の概略構成を示した断面図であり、図3は、図1における矢示A−A方向の断面図であり、図4は、図1における矢示B−B方向の断面図であり、図5は、本実施形態に係る主軸装置などの概略構成を示したブロック図である。
図1乃至図5に示すように、本例の主軸装置1は、支持穴10aが形成されたハウジング10と、ハウジング10の支持穴10a内に軸受11を介して軸線中心に回転自在に支持され、先端部に工具Tが装着される主軸12と、主軸12を軸線中心に回転させる2つのモータ20,25であって、主軸12の先端側に配設された第1駆動モータ20及び主軸12の後端側に配設された第2駆動モータ25と、第1駆動モータ20と第2駆動モータ25との間に配設され、第1駆動モータ20の駆動力を断続して主軸12に伝達する電磁クラッチ30と、第1駆動モータ20,第2駆動モータ25及び電磁クラッチ30などの作動を制御する制御装置40などを備えて構成されており、例えば、ワーク(図示せず)が載置されるテーブル(図示せず)と、当該主軸装置1とテーブルとを直交3軸方向に相対移動させる送り機構18と、当該主軸装置1の主軸12に装着された工具Tを新たな工具に交換する工具交換装置19などからなる工作機械(図示せず)に設けられる。
前記主軸12は、その先端面に開口するテーパ穴12aを備えており、このテーパ穴12a内には、当該テーパ穴12aに挿入された工具Tを保持,固定するためのコレット13及びドローバ14などが配設されている。尚、前記コレット13は、その先端部により工具Tの後端部を把持可能に構成され、前記ドローバ14は、コレット13に係合するように設けられる。そして、適宜駆動機構(図示せず)によりコレット13及びドローバ14が主軸12の後端側に移動せしめられると、コレット13の先端部が閉じ、工具Tの後端部が当該コレット13により把持されてテーパ穴12aの内部側に引き込まれ、これにより、工具Tが主軸12に装着される。一方、適宜駆動機構(図示せず)によりコレット13及びドローバ14が主軸12の先端側に移動せしめられると、コレット13の先端部が開いて、主軸12から工具Tを抜き取ることが可能となる。
前記第1駆動モータ20は、主軸12の先端側外周面に軸受21を介して回転自在に設けられた第1ロータ22と、第1ロータ22の外周面から径方向外方に一定間隔を隔ててこれを取り囲むようにハウジング10の支持穴10aの内周面に固設された第1ステータ23とからなり、第1ステータ23に電流が供給されることによって第1ロータ22が回転するように構成される。尚、第1ロータ22には、適宜錘が取り付けられてその質量が大きくなるように構成されている。また、前記第1ロータ22の回転速度は、第1ロータリエンコーダ24によって検出されるようになっている。
前記第2駆動モータ25は、前記第1ロータ22の質量よりも小さく構成され、主軸12の後端側外周面に固設された第2ロータ26と、第2ロータ26の外周面から径方向外方に一定間隔を隔ててこれを取り囲むようにハウジング10の支持穴10aの内周面に固設された第2ステータ27とからなり、第2ステータ27に電流が供給されることによって第2ロータ26が回転するように構成される。尚、前記第2ロータ26(即ち、主軸12)の回転速度は、第2ロータリエンコーダ28によって検出されるようになっている。
前記電磁クラッチ30は、前記第1ロータ22の第2駆動モータ25側の端面に固設された環状のスパイダ31と、環状に形成され、スパイダ31によって保持される複数のアウタディスク32と、主軸12の外周面に固設され、主軸12と一体的に回転可能となったロータ33と、ロータ33によって保持される環状のアマチュア34と、環状に形成され、ロータ33によって保持される複数のインナディスク35と、電流が供給されたときにアマチュア34を所定の吸引力で吸引するコイル36aが内蔵された環状のステータ36とからなり、スパイダ31,アウタディスク32,アマチュア34,インナディスク35及びステータ36は、主軸12と同軸に配置される。
前記スパイダ31は、第2駆動モータ25側に突出した複数の係合部31aを外周側に備える。前記アウタディスク32は、外周側から内周側に凹み、スパイダ31の係合部31aとそれぞれ係合する複数の係合部32aを備え、主軸12の軸線方向に移動自在に設けられる。前記ロータ33は、第1駆動モータ20側に小径部33aを、第2駆動モータ25側に大径部33bを備え、径方向において小径部33aとスパイダ31の係合部31aとが対峙するように配置される。また、小径部33aの外周面には、複数の歯33cが形成され、大径部33bは、アウタディスク32の内径よりも大きく形成される。
前記アマチュア34及びインナディスク35は、ロータ33の小径部33aの歯33cと噛合する複数の歯34a,35aを内周面にそれぞれ備え、主軸12の軸線方向に移動自在に設けられる。また、アマチュア34は、最もスパイダ31側の位置にアウタディスク32と対向して配置され、アウタディスク32とインナディスク35とは相互に対向して交互に配置される。また、最もロータ33の大径部33b側に配置されたアウタディスク32は、その内周側の端面が大径部33bの端面と当接することによって、その主軸12の軸線方向への移動が規制されるようになっている。
前記ステータ36は、最もロータ33の大径部33b側に配置されたアウタディスク32と一定間隔を隔てて対向するように配置され、主軸12の回転を許容すべく、主軸12の外周面に軸受37を介して回転自在に支持される。また、ステータ36は、これに取り付けられた回り止めアーム38と、ハウジング10の支持穴10aの内周面に取り付けられた回り止めピン39との係合関係によって非回転に構成されている。
この電磁クラッチ30では、ステータ36のコイル36aに電流が供給されると、アマチュア34がステータ36側に所定の吸引力で吸引されて主軸12の軸線方向に移動し、これによって、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32とが所定の当接力で当接せしめられ、第1駆動モータ20の第1ロータ22と主軸12とが連結される(図2参照)。一方、コイル36aへの通電が解除されると、アマチュア34がステータ36側に吸引されなくなって、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32との間に作用する前記当接力がなくなり、第1ロータ22と主軸12との連結が解除される(図1参照)。このようにして、第1ロータ22と主軸12とを連結する連結動作と、第1ロータ22と主軸12との連結を解除する解除動作とが行われる。
そして、連結動作が行われた状態では、第1ロータ22の回転力は、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32との間に作用する摩擦力により、スパイダ31,アウタディスク32,アマチュア34及びインナディスク35,ロータ33を介して主軸12に伝達され、解除動作が行われた状態では、第1ロータ22の回転力は、主軸12に伝達されない。
前記制御装置40は、第1駆動モータ20,第2駆動モータ25及び電磁クラッチ30の他、前記送り機構18及び工具交換装置19の作動を制御するように構成されており、プログラム記憶部41,プログラム解析部42,駆動制御部43及び供給電流監視部44を備える。
前記プログラム記憶部41には、予め適宜作成されたNCプログラムが格納される。前記プログラム解析部42は、プログラム記憶部41に格納されたNCプログラムを解析して、テーブルの移動位置や送り速度、当該主軸装置1の移動位置や送り速度、主軸12の回転、第1駆動モータ20の回転、電磁クラッチ30の前記動作、工具交換などに関する動作指令を抽出する。
前記駆動制御部43は、プログラム解析部42によって抽出された動作指令を基に、第1駆動モータ20,第2駆動モータ25,電磁クラッチ30,送り機構18及び工具交換装置19の作動を制御する。
具体的には、主軸12の回転については、第1ロータリエンコーダ24によって検出された回転速度及び動作指令を基に第1駆動モータ20を制御したり、第2ロータリエンコーダ28によって検出された回転速度及び動作指令を基に第2駆動モータ25を制御したり、第2ロータリエンコーダ28によって検出された回転速度及び動作指令を基に第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25を同期させて制御する。また、第1駆動モータ20の回転(主軸12と第1ロータ22とが連結されていないときで、当該第1ロータ22のみ回転させるとき)については、第1ロータリエンコーダ24によって検出された回転速度及び動作指令を基に第1駆動モータ20を制御する。また、電磁クラッチ30の前記動作については、連結動作及び解除動作に係る動作指令を基にステータ36のコイル36aへの通電を制御して、コイル36aに電流を供給したときに前記連結動作を行わせ、コイル36aへの通電を解除したときに前記解除動作を行わせる。また、工具交換については、動作指令を基に工具交換装置19を制御して、主軸12に装着された工具Tを交換する。
そして、動作指令に基づく制御の具体例としては、例えば、次のような態様が挙げられる。即ち、駆動制御部43は、電磁クラッチ30に前記連結動作を行わせた状態で第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25を駆動するときと、電磁クラッチ30に前記解除動作を行わせた状態で第2駆動モータ25のみを駆動するときとを切り換えて主軸12を軸線中心に回転させたり、工具交換を行うべく主軸12の回転を停止させる場合において、第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25により主軸12を回転させているときには、電磁クラッチ30に前記解除動作を行わせた後、第2駆動モータ25を制御して主軸12の回転を停止させたり、工具交換後、第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25により主軸12を回転させるときには、工具交換の際に、電磁クラッチ30に前記解除動作を行わせた後、第1駆動モータ20については、第1ロータ22の回転速度が所定の速度となるように制御する一方、第2駆動モータ25については、第2ロータ26(主軸12)の回転を一旦停止させ、工具Tが交換された後、第2ロータ26(主軸12)の回転速度が所定の速度となるように制御し、この後、電磁クラッチ30に前記連結動作を行わせる。
尚、駆動制御部43は、第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25については、第1ステータ23や第2ステータ27に供給する電流をそれぞれ制御することで、第1駆動モータ20や第2駆動モータ25を制御する、即ち、第1ロータ22の回転や第2ロータ26の回転を制御する。また、第1ロータ22及び第2ロータ26が回転した状態で電磁クラッチ30に連結動作を行わせる場合、第1ロータリエンコーダ24によって検出される回転速度と第2ロータリエンコーダ28によって検出される回転速度との差がある一定の範囲内にあれば、何ら不都合を生じることはない。
また、駆動制御部43は、入力部45から入力された入力信号によっても、上記具体例と同様の制御を行うことが可能に構成される。また、駆動制御部43は、入力部45から入力された吸引力設定信号を基に、前記吸引力が前記吸引力設定信号に対応した吸引力となるようにステータ36のコイル36aに供給する電流を調整し、これによって、前記当接力を調整する。また、駆動制御部43は、供給電流監視部44から解除信号を受信すると、電磁クラッチ30に前記解除動作を行わせる。
前記供給電流監視部44は、駆動制御部43によって第1ステータ23に供給される電流を監視し、供給される電流が予め設定された値よりも大きくなると、解除信号を駆動制御部43に送信する。第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25により主軸12を回転させてワークを加工しているときに、例えば、工具Tとワークとが衝突することなどによって第1駆動モータ20の負荷が大きくなると、第1ステータ23に供給される電流が予め設定された値よりも大きくなることから、供給電流監視部4は、第1ステータ23に供給される電流を監視することで、工具Tとワークとの衝突を検出する。
以上詳述したように、本例の主軸装置1によれば、制御装置40による制御の下、電磁クラッチ30に連結動作を行わせた状態で第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25を駆動するときと、電磁クラッチ30に解除動作を行わせた状態で第2駆動モータ25のみを駆動するときとを切り換えて主軸12を軸線中心に回転させるようにしたので、電磁クラッチ30に連結動作を行わせた状態で第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25を駆動するときには、第1駆動モータ20の第1ロータ22が第2駆動モータ25の第2ロータ26の質量よりも大きいことから、加工時の断続切削による負荷の変動や衝撃に対して主軸回転速度が安定するなど、低速重切削に適した加工を行うことができ、一方、電磁クラッチ30に解除動作を行わせた状態で第2駆動モータ25のみを駆動するときには、第2駆動モータ25の第2ロータ26が第1駆動モータ20の第1ロータ22の質量よりも小さいことから、主軸回転の加速や減速が速いなど、高速軽切削に適した加工を行うことができる。したがって、高速軽切削と低速重切削の両方に対応させることができる。また、高速軽切削時には、質量の大きい第1ロータ22が主軸12から切り離されているので、軸受11にかかる力を小さくして当該軸受11の寿命を長くすることもできる。
また、工具交換を行うべく主軸12を停止させる場合において、第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25により主軸12を回転させているときには、電磁クラッチ30に解除動作を行わせた後、第2駆動モータ25を制御して主軸12の回転を停止させるようにしたので、主軸12を速やかに停止させることができ、工具交換に要する時間を短縮することができる。これは、質量の大きい第1ロータ22を主軸12から切り離すことで、第2ロータ26(主軸12)の回転を、第1ロータ22が電磁クラッチ30を介して主軸12に連結されているときよりも速やかに停止させることができるからである。
また、工具交換後、第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25により主軸12を回転させるときには、工具交換の際に、電磁クラッチ30に解除動作を行わせた後、第1駆動モータ20については、第1ロータ22の回転速度が所定の速度となるように制御する一方、第2駆動モータ25については、第2ロータ26(主軸12)の回転を一旦停止させ、工具Tが交換された後、第2ロータ26(主軸12)の回転速度が所定の速度となるように制御し、この後、電磁クラッチ30に連結動作を行わせるようにしたので、工具交換後、第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25により駆動される主軸12の回転速度が所定の回転速度にまで上がる時間を短くし、工具交換後、加工開始までの時間を短縮することができる。これは、第1ロータ22及び第2ロータ26(主軸12)をそれぞれ個別に回転させることで、これら第1ロータ22及び第2ロータ26(主軸12)の回転速度を、第1ロータ22が電磁クラッチ30を介して主軸12に連結されているときよりも速やかに所定の回転速度にまで上げることができるからである。
また、供給電流監視部44により、駆動制御部43によって第1ロータ22に供給される電流を監視し、供給される電流が予め設定された値よりも大きくなると、解除信号を駆動制御部43に送信して、これを受信した駆動制御部43により、電磁クラッチ30に解除動作を行わせるようにしたので、例えば、工具Tとワークとの衝突後、直ちに第1ロータ22の回転力が主軸12に伝達されないようにすることができ、この衝突の衝撃を緩和して大事故になるのを防止することができる。また、第1駆動モータ20に過大な負荷が作用してこれが破損するのを防止することができる。
また、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32とを所定の当接力で当接させることによって第1ロータ22の回転力を主軸12に伝達するようにしたので、主軸12にかかるトルクの最大値を一定値以下に抑えることができる。これは、第1駆動モータ20により主軸12を回転させているとき、この主軸12には、第1ロータ22の回転力に応じたトルクがかかるが、主軸12にかかるトルクが大きくなり、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32との間に作用する摩擦力によって伝達可能なトルクを超えると、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32との間に滑りが生じるからである。そして、主軸12にかかるトルクの最大値を一定値以下に抑えることで、軸受11にかかる力も一定値以下とすることができ、当該軸受11の寿命が短くなるなどを問題が生じるのを有効に防止することができる。
また、入力部45から吸引力設定信号を入力することによって、ステータ36のコイル36aがアマチュア34を吸引する吸引力、即ち、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32との間に作用する当接力を調整することができるので、当該当接力を大きくしたときには、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32との間に作用する摩擦力が大きくなり、電磁クラッチ30によって伝達可能なトルクの最大値を大きくすることができ、当該当接力を小さくしたときには、アマチュア34及びインナディスク35とアウタディスク32との間に作用する摩擦力が小さくなり、電磁クラッチ30によって伝達可能なトルクの最大値を小さくすることができる。このようにして、伝達可能なトルクの最大値を調整することで、主軸12にかかるトルクの最大値及び軸受11にかかる力の最大値を簡単に調整することができる。
また、電磁クラッチ30により、第1駆動モータ20又は第1駆動モータ20及び第2駆動モータ25により主軸12に回転力が与えられる状態と、第2駆動モータ25により主軸12に回転力が与えられる状態とを切り換えるようにしたので、このような切り換えを簡単且つコンパクトな構造で実現することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明の採り得る具体的な態様は、何らこれに限定されるものではない。
例えば、前記電磁クラッチ30に代えて、図6及び図7に示した連結機構50により、第1駆動モータ20の駆動力を断続して主軸12に伝達するようにしても良い。同図6及び図7に示すように、この連結機構50は、第1駆動モータ20の第1ロータ22の第2駆動モータ25側の端面に固設された環状の部材からなり、その内周面に複数の歯51aが形成された第1連結部材51と、第1駆動モータ20と第2駆動モータ25との間の主軸12の外周面に、主軸12と一体的に回転可能に且つ主軸12の軸線方向に移動自在に設けられ、第1連結部材51の歯51aと噛合可能な複数の歯52aを主軸12の先端側外周面に備えた第2連結部材52と、軸受53を介して第2連結部材52を回転自在に支持する支持部材54と、ブラケット55を介してハウジング10の支持穴10aの内周面に取り付けられ、支持部材54を主軸12の軸線方向に移動させて第2連結部材52を同方向に移動させる駆動シリンダ56とからなる。尚、前記第2連結部材52は、キー57によって主軸12とともに回転するように構成されている。
このように構成された連結機構50では、駆動シリンダ56により支持部材54が主軸12の先端側に向け移動せしめられて第2連結部材52が同方向に移動せしめられると、図7に示すように、第2連結部材52の歯52aと第1連結部材51の歯51aとが噛合し、第1駆動モータ20の第1ロータ22と主軸12とが連結される。一方、駆動シリンダ56により支持部材54が主軸12の後端側に向け移動せしめられて第2連結部材52が同方向に移動せしめられると、図6に示すように、第2連結部材52の歯52aと第1連結部材51の歯51aとの噛み合いが解除され、第1ロータ22と主軸12との連結が解除される。このようにして、第1ロータ22と主軸12とを連結する連結動作と、第1ロータ22と主軸12との連結を解除する解除動作とが行われる。
そして、連結動作が行われた状態では、第1ロータ22の回転力が第1連結部材51及び第2連結部材52を介して主軸12に伝達され、解除動作が行われた状態では、第1ロータ22の回転力が主軸12に伝達されないようになっている。
尚、前記駆動制御部43は、連結動作及び解除動作に係る動作指令を基に前記駆動シリンダ56の作動を制御することで、前記連結動作及び解除動作を制御する。また、駆動制御部43は、第1ロータリエンコーダ24によって検出される第1ロータ22の回転速度及び回転角度位置、並びに第2ロータリエンコーダ28によって検出される第2ロータ26の回転速度及び回転角度位置を基に前記連結動作及び解除動作を制御する。
また、前記主軸装置1は、例えば、図8に示すように、ねじ締結により工具Tが装着される主軸60を備えた主軸装置2とすることができる。同図8に示すように、この主軸60には、その先端部にねじ溝60a及びテーパ面60bが形成されており、前記ねじ溝60aには、内周面にねじ溝61aを備えるとともに、下端内周部に工具Tの後端部外周面と係合する係合部61bを備えた環状の工具装着部材61が螺合し、前記テーパ面60bには、工具Tの後端部が当接するようになっている。そして、前記工具Tは、工具装着部材61が主軸60の先端部のねじ溝60aに螺合することにより主軸60に装着される。尚、主軸60は、図8に示した態様に限られるものではなく、工具装着部材61を介さずに、ねじ締結によって工具Tが直接装着されるように構成されていても良い。
この場合、前記駆動制御部43は、NCプログラム中の動作指令や、入力部45から入力された入力信号を基に、電磁クラッチ30に解除動作を行わせた状態で第1駆動モータ20を駆動して第1ロータ22のみを回転させた後、電磁クラッチ30に連結動作を行わせるように構成される。
このように、第1駆動モータ20を駆動して第1ロータ22のみを回転させた後、電磁クラッチ30に連結動作を行わせて第1ロータ22と主軸60とを連結することで、非回転の主軸60を急激に回転させるとともに、非回転の主軸60に急激な回転に伴う衝撃力を与えることができる。これにより、工具Tが主軸60にきつく締め付けられている場合であっても簡単に緩めることができるとともに、工具Tを主軸60に簡単に装着することができ、工具Tの着脱を容易に行うことができる。尚、主軸60を回転させる際、前記工具装着部材61は、その外周面に形成された凹部61cに適宜ピン(図示せず)が挿入されることなどによって非回転に維持されるようになっている。
また、前記主軸装置1は、図9に示すように、前記第2駆動モータ25を省略した主軸装置3とすることもできる。このような主軸装置3によっても、例えば、工具Tとワークとの衝突後、直ちに第1ロータ22の回転力が主軸12に伝達されないようにしたり、第1駆動モータ20に過大な負荷が作用してこれが破損するのを防止したり、主軸12にかかるトルクの最大値を一定値以下に抑えて、軸受11にかかる力を一定値以下としたり、電磁クラッチ30によって伝達可能なトルクの最大値を調整して、主軸12にかかるトルクの最大値及び軸受11にかかる力の最大値を簡単に調整したり、工具Tの着脱を容易に行うといったことができる。
また、上例では、質量の大きい第1ロータ22を備えた第1駆動モータ20を主軸12の先端側に、質量の小さい第2ロータ26を備えた第2駆動モータ25を主軸12の後端側に配置したが、当該第1駆動モータ20を主軸12の後端側に、当該第2駆動モータ25を主軸12の先端側に配置するようにしても良い。但し、加工精度の観点からは、第1駆動モータ20を主軸12の先端側に、第2駆動モータ25を主軸12の後端側に配置した方が好ましい。
また、前記駆動制御部43による具体的な制御例は、上述した態様に限定されるものではない。また、上例では、主軸12の回転、第1駆動モータ20の回転、電磁クラッチ30の連結動作及び解除動作を、駆動制御部43がNCプログラム中の動作指令を基に制御するように構成したが、これに限られるものではない。
本発明の一実施形態に係る主軸装置の概略構成を示した断面図である。 本発明の一実施形態に係る主軸装置の概略構成を示した断面図である。 図1における矢示A−A方向の断面図である。 図1における矢示B−B方向の断面図である。 本実施形態に係る主軸装置などの概略構成を示したブロック図である。 本発明の他の実施形態に係る主軸装置の概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係る主軸装置の概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係る主軸装置の概略構成を示した断面図である。 本発明の他の実施形態に係る主軸装置の概略構成を示した断面図である。
符号の説明
1 主軸装置
10 ハウジング
11 軸受
12 主軸
20 第1駆動モータ
21 軸受
22 第1ロータ
23 第1ステータ
25 第2駆動モータ
26 第2ロータ
27 第2ステータ
30 電磁クラッチ
31 スパイダ
32 アウタディスク
33 ロータ
34 アマチュア
35 インナディスク
36 ステータ
36a コイル
37 軸受
40 制御装置
41 プログラム記憶部
42 プログラム解析部
43 駆動制御部
44 供給電流監視部

Claims (9)

  1. 支持穴が形成されたハウジングと、このハウジングの支持穴内に軸線中心に回転自在に支持され、工具が装着される主軸と、この主軸を軸線中心に回転させる第1駆動モータと、この第1駆動モータの作動を制御する制御手段とを備え、前記第1駆動モータは、前記主軸の外周面に回転自在に設けられる第1ロータと、この第1ロータの外周面から径方向外方に間隔を隔てるように前記ハウジングの支持穴の内周面に固設される第1ステータとから構成された主軸装置であって、
    前記第1駆動モータによって前記主軸を回転させることができるように、前記主軸と第1ロータとを連結した状態にする連結動作と、前記第1駆動モータによって前記主軸を回転させることができないように、前記主軸と第1ロータとの連結を解除した状態にする解除動作とを行うように構成された連結手段を備えており、
    前記制御手段は、前記連結手段の前記動作を制御するとともに、前記主軸と第1ロータとが連結された状態及び解除された状態の各状態において、前記第1駆動モータの作動を制御するように構成されてなることを特徴とする主軸装置。
  2. 前記制御手段は、前記連結手段に前記連結動作を行わせた状態で前記第1ロータ又は第1ステータに電流を供給して前記第1ロータを回転させるとともに、前記第1ロータ又は第1ステータに供給する電流が予め設定された値よりも大きくなると、前記連結手段に前記解除動作を行わせるように構成されてなることを特徴とする請求項1記載の主軸装置。
  3. 前記連結手段は、摩擦クラッチから構成され、
    前記摩擦クラッチは、相互に当接可能に構成された第1部材及び第2部材であって、前記第1ロータに接続された第1部材及び前記主軸の外周面に接続された第2部材と、前記連結動作時には、前記第1部材と第2部材とを予め設定された力で当接させ、前記解除動作時には、前記第1部材と第2部材との間にかかる前記当接力をなくすように構成された当接機構とを備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載の主軸装置。
  4. 前記摩擦クラッチの当接機構は、前記第1部材と第2部材とを当接させる力を可変に構成され、
    前記制御手段は、前記摩擦クラッチの当接機構を制御して、前記第1部材と第2部材とが当接する力を変化させるように構成されてなることを特徴とする請求項3記載の主軸装置。
  5. 前記主軸は、ねじ締結によって前記工具が装着されるように構成され、
    前記制御手段は、前記連結手段に前記解除動作を行わせた状態で前記第1駆動モータを駆動した後、前記連結手段に前記連結動作を行わせるように構成されてなることを特徴とする請求項1乃至4記載のいずれかの主軸装置。
  6. 前記主軸を軸線中心に回転させる第2駆動モータを更に備え、
    前記第2駆動モータは、前記主軸の外周面に前記第1ロータの配設位置から前記主軸の軸線方向に間隔を隔てて設けられるロータであって、前記第1ロータよりも質量の小さい第2ロータと、この第2ロータの外周面から径方向外方に間隔を隔てるように前記ハウジングの支持穴の内周面に固設される第2ステータとから構成され、
    前記制御手段は、更に、前記第2駆動モータの作動を制御するように構成されてなることを特徴とする請求項1乃至5記載のいずれかの主軸装置。
  7. 前記制御手段は、前記連結手段に前記連結動作を行わせた状態で少なくとも前記第1駆動モータを駆動するときと、前記連結手段に前記解除動作を行わせた状態で前記第2駆動モータのみを駆動するときとを切り換えて前記主軸を軸線中心に回転させるように構成されてなることを特徴とする請求項6記載の主軸装置。
  8. 前記制御手段は、前記連結手段に前記解除動作を行わせた後、前記第2駆動モータを制御して前記主軸の回転を停止させるように構成されてなることを特徴とする請求項6又は7記載の主軸装置。
  9. 前記制御手段は、前記連結手段に前記解除動作を行わせた状態で前記第1駆動モータ及び第2駆動モータをそれぞれ個別に制御し、前記第1ロータ及び第2ロータの回転速度をそれぞれ予め設定された回転速度にした後、前記連結手段に前記連結動作を行わせるように構成されてなることを特徴とする請求項6乃至8記載のいずれかの主軸装置。
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