JP5460353B2 - 動力工具 - Google Patents
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Description
また、遊星歯車機構とスピンドルとの間に機械式のクラッチ機構が設けられている。このクラッチ機構は、スピンドルの締付けトルクが所定のトルク値を超えたときに遊星歯車機構からスピンドルへの動力伝達を遮断する。
本発明によれば、ロータが回転する際の反力受け部材であるステータの回転速度を制御することによって当該ロータによる出力部の回転速度を無段階に変速することができる。
本発明によれば、ステータに対して回転抵抗を付与して作業工具本体に対して固定状態としたときは、モータのロータによって出力部を定常駆動することができ、一方、ステータに対する回転抵抗を解除して当該ステータを作業工具本体から切り離したときは、ステータのフリー(自由)回転が許容されることでロータによる出力部を減速し停止することができる。
本発明によれば、状態検知手段からの検知信号に基づいて出力部の回転速度がゼロなるようにステータの回転速度を制御することで加工作業を終了あるいは中断することができる。
以下、本発明の第1の実施形態につき、図1〜図3を参照しつつ説明する。本実施の形態は、手持式の動力工具として充電式の電動スクリュードライバを例にして説明する。本実施の形態に係る電動スクリュードライバ101は、図1に示すように、概括的に見て、スクリュードライバ101の外郭を構成する本体部103、当該本体部103の先端領域(図示左側)にビット保持器118を介して着脱自在に取付けられた先端工具としてのドライバビット119、本体部103に一体状に連接されたハンドグリップ(ハンドル)109を主体として構成される。本体部103は、本発明における「作業工具本体」に対応する。なお本実施の形態では、説明の便宜上、ドライバビット119側を前側とし、その反対側を後側とする。
次に本発明の第2の実施形態につき、図4〜図7を参照しつつ説明する。本実施の形態は、駆動モータ111のステータ111Aの制御につき、前述した第1の実施形態における小型モータ145による強制駆動方式から、摩擦抵抗を利用してステータ111Aの回転を規制する固定状態と、回転規制を解除することで回転を許容する回転許容状態との間で切替えることができるように構成したものであり、この点以外の構成については、前述した第1の実施形態と同様とされる。従って、第1の実施形態と同一構成部材については、同一符号を付してその説明を省略あるいは簡略にする。
次に本発明の第3の実施形態につき、図8〜図12を参照しつつ説明する。本実施の形態では、前述した第1の実施形態における駆動モータ111のステータ111Aの強制駆動方式から、遊星歯車機構113における反力受け部材としてのインターナルギア123を強制駆動する構成に変更したものであり、このことに関連しない構成については、第1の実施形態と同様である。従って、第1の実施形態と同一の構成部材については、同一符号を付してその説明を省略または簡略にする。
次に本発明の第4の実施形態につき、図13及び図14を参照しつつ説明する。本実施の形態は、遊星歯車機構113のインターナルギア123の制御につき、前述した第3の実施形態における小型モータ161による積極的な強制駆動方式から、摩擦抵抗を利用してインターナルギア123の回転を規制する固定状態と、回転規制を解除することで回転を許容する回転許容状態との間で切替えることができるように構成したものであり、この点以外の構成については、前述した第3の実施形態と同様とされる。従って、第3の実施形態と同一構成部材については、同一符号を付してその説明を省略あるいは簡略にする。
(態様1)
「請求項4に記載の動力工具であって、
前記ステータの前記作業工具本体に対する回転抵抗を制御する手段は、ブレーキ装置であり、当該ブレーキ装置は、前記ステータの軸方向一端部に対して軸方向に押圧して当該ステータの回転を規制するブレーキシューを有する。」
「請求項5に記載の動力工具であって、
前記ステータを駆動させるための駆動源は、サブモータであり、当該サブモータは、前記作業工具本体の内部空間に前記モータと並列に配置されていることを特徴とする。」
103 本体部(作業工具本体)
105 外側ハウジング
106 収容部
107 内側ハウジング
108 バッテリパック
109 ハンドグリップ
109a トリガ
111 駆動モータ(モータ)
111A ステータ(反力受け部材)
111B ロータ
112 モータ軸
113 遊星歯車機構(減速機構)
115 駆動軸
117 スピンドル(出力部)
118 ビット保持器
119 ドライバビット(先端工具)
121 第1太陽ギア
123 インターナルギア(反力受け部材)
125 第1遊星ギア
127 第1キャリア
129 第2太陽ギア
131 第2遊星ギア
133 第2キャリア
135 軸受
137 外歯
141 被動ギア
142 軸受
143 軸受
144 駆動ギア
145 小型モータ(出力可変手段)(駆動源)
147 トルクセンサ(状態検知手段)
149 コントローラ
151 ブレーキ装置
152 ブレーキリング
152a 接触面
153 ブレーキシュー
153a 接触面
153b 突部
154 アーム部
155 ソレノイド
155a 可動鉄心
157 付勢バネ
161 小型モータ(出力可変手段)
163 駆動ギア
165 距離センサ(状態検知手段)
171 摩擦クラッチ装置
173 可動側摩擦クラッチ板
175 固定側摩擦クラッチ板
177 ソレノイド
177a ソレノイド本体部
177b 可動鉄心
179 クラッチ軸
181 軸受
183 歯車
185 コイルバネ
187 ソレノイド固定ケース
188 ソレノイド保持部
188a 雌ネジ部
189 ケース固定部
189a 雄ネジ部
Claims (6)
- モータと、
前記モータによって回転駆動される出力部と、
前記動力工具の所定の作業状態を検知する状態検知手段と、
前記モータを定常駆動しつつ前記出力部の回転速度を無段階に変速させる出力可変手段と、
前記状態検知手段の検知信号に基づいて前記出力可変手段の駆動制御を行うコントローラと、
前記出力部の回転軸線方向に延在する軸線周りに回転可能に配置され、前記出力部に作用する出力の反力を受ける反力受け部材と、を備えており、
前記コントローラが、前記状態検知手段が検知した所定の作業状態に応じて前記出力可変手段を駆動制御することで当該出力可変手段が前記反力受け部材の前記軸線周りの回転速度を制御し、前記出力部の回転速度を無段階に変速させることを特徴とする動力工具。 - 請求項1に記載の動力工具であって、
前記モータを収容する作業工具本体を有し、
前記モータは、前記出力部を回転駆動するロータと、当該ロータに回転モーメントを生じさせるとともに、前記作業工具本体に回転可能に装着されたステータとを有し、
前記反力受け部材は、前記ステータであり、当該ステータの回転速度を制御することによって前記出力部の回転速度を制御することを特徴とする動力工具。 - 請求項2に記載の動力工具であって、
前記ステータの前記作業工具本体に対する回転抵抗を制御することで前記ステータの回転速度を制御することを特徴とする動力工具。 - 請求項2に記載の動力工具であって、
前記ステータを駆動させるための駆動源を有することを特徴とする動力工具。 - 請求項4に記載の動力工具であって、
前記状態検知手段が、前記所定の作業状態を検知した際に、前記出力部の回転速度がゼロとなるように前記ステータの回転速度を制御することを特徴とする動力工具。 - モータと、
前記モータを収容する作業工具本体と、
前記モータによって回転駆動される出力部と、
前記モータを定常駆動しつつ前記出力部の回転速度を無段階に変速させる出力可変手段と、
前記出力部に作用する出力の反力を受ける反力受け部材と、を備えており、
前記モータは、前記出力部を回転駆動するロータと、当該ロータに回転モーメントを生じさせるとともに、前記作業工具本体に回転可能に装着されたステータとを有し、
前記反力受け部材は、前記ステータであり、前記出力可変手段が当該ステータの回転速度を制御することによって前記出力部の回転速度を無段階に変速することを特徴とする動力工具。
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