JP5021104B1 - 地盤調査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で、土壌をサンプリングするための地盤の穿孔と、N値を測定するための標準貫入試験の両方を、一台の地盤調査装置で短時間に行うことを可能にした地盤調査装置を提供する。
【解決手段】リーダー13を標準貫入試験位置Bに旋回し、ボーリングロッド26により穿孔された掘削孔の孔底に、ボーリングロッド33を静かに降ろす。穿孔された掘削孔の軸心(ボーリングロッド26の軸心)と、標準貫入試験位置のボーリングロッド33の軸心がほぼ同心位置になる。従って、ボーリングロッド26によって地盤を穿孔した後で、地盤調査装置1の位置を移動することなく、ボーリングロッド33の上端を打撃してN値を測定することができるため、作業時間を短縮することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、地盤を調査するために地盤を穿孔して土壌をサンプリングする地盤調査装置に関する。さらに詳しくは、宅地等の液状化を判定するために土壌をサンプリングする地盤の穿孔と、N値を測定する標準貫入試験の両方を、一台の地盤調査装置で短時間に行うことを可能にした地盤調査装置に関する。
地盤調査装置は、地盤をボーリングロッドで穿孔して土壌をサンプリングし、地層の状況等の調査に使用される。また、地盤調査装置は、ボーリングロッドに回転運動と軸線方向の往復振動を付与して掘削効率を高くするとともに、ボーリングロッドを自走式のクローラに設置して、複数の調査地点での土壌のサンプリング作業を短時間で行うようにしている。この地盤調査装置は、宅地(例えば、戸建て住宅の宅地)等の液状化の判定、汚染状況の調査、グラウトホールの穿孔、アンカー孔の穿孔、薬液注入孔の穿孔、発破孔の穿孔、水抜き孔の穿孔等を目的として使用されることもある。
従来の標準貫入試験は、まず、調査しようとする深度までボーリングマシンのボーリングロッド下端のビットで穿孔する。次に、ボーリングロッドを引き上げて、ボーリングロッドの下端に標準貫入試験用サンプラーを取り付けて孔底に降ろし、ボーリングロッドの上端にノッキングブロックとガイド用ボーリングロッドを取り付け、ドライブハンマーでノッキングブロックを打撃して標準貫入試験を行い、N値を測定していた。
しかし、従来の標準貫入試験装置では、本来の貫入試験以外に、櫓の組み立て、櫓の解体やボーリングマシンの搬入搬出等のきわめて大がかりな準備、片付作業が必要であった。従って、上記地盤調査装置による地盤の液状化の判定、汚染状況等の調査と、標準貫入試験装置によるN値の測定の両方を同じ敷地の複数の調査地点で行うためには、地盤調査装置の移動、櫓、ボーリングマシン、ドライブハンマー等の標準貫入試験装置の移動と組み立てを、調査地点の数と同じ回数だけ行う必要があるため、作業時間が長くなる問題があった。
特許文献1は、自走式の杭打機に立設されたリーダーに、サンドコンパクションパイル施工装置とは別に、リーダーをガイドとして上下に移動自在にヘッドを設置している。このヘッドに平面位置で180度回転するレボルバーを設け、下端にビットが設けられたボーリングロッドをレボルバーに回転自在に拘束するとともに、下端に標準貫入試験用サンプラーが設けられたサンプリングロッドをレボルバーに上下方向に移動可能に拘束している。この構成によって、レボルバーを180度回転して、ボーリングロッドによる地盤の掘削位置とサンプリングロッドに対する打撃力の付与位置の切り換えが行われる。特許文献1は、杭打機だけでサンドコンパクションパイルの施工と標準貫入試験の両方を完結できるため、櫓の組み立てやボーリングマシンの搬出入が不要となるため、作業時間を短縮することができるが、杭打機構、ボーリングロッド回転機構、サンプリングロッドの打撃機構、レボルバー回転機構等が必要となるため、構造が複雑になる問題がある。
特許文献2は、自走式の杭打機に立設された柱状フレーム(リーダー)と、柱状フレームに沿って昇降自在に設けられ、支持杭を回転埋設するモータを有する昇降部とを備えている。このモータの駆動軸に、ノッキングブロックを打撃するための重錘落下装置を支持体を介して支持するとともに、この支持体に、掘削孔を掘削するための掘削ヘッドを連結可能にしている。この構成によって、杭打機の昇降部のモータの駆動軸に、支持体を介して、重錘落下装置と掘削ヘッドを交換して取り付け、掘削ヘッドによる地盤の掘削と重錘落下装置による打撃力の付与を行う。特許文献2は、杭打機だけで支持杭の埋設と標準貫入試験の両方を完結できるため、櫓の組み立てやボーリングマシンの搬出入が不要となるため、作業時間を短縮することができるが、支持杭の回転機構、掘削ヘッド、重錘落下装置、重錘落下装置と掘削ヘッドを交換して取り付けるための支持体等が必要となるため、構造が複雑になる問題がある。
特開2000−170163号公報 特開2004−100395号公報
本発明の目的は、構造が簡単で、液状化判定のための土壌をサンプリングする地盤の穿孔と、N値を測定するための標準貫入試験の両方を、一台の地盤調査装置で短時間に行うことを可能にした地盤調査装置を提供することにある。
前記課題は以下の手段によって解決される。
すなわち、本発明1の地盤調査装置は、
機体と、前記機体に立設されたリーダーと、前記機体に対して前記リーダーを、穿孔位置と標準貫入試験位置との間で水平面内で旋回可能に支持する軸支部と、前記リーダーに沿って移動可能に設けられたフィードテーブルと、前記フィードテーブルを前記リーダーに沿って駆動する送り装置と、前記リーダーの穿孔位置で地盤を穿孔するために、前記フィードテーブルに回転可能に支持され、下端に穿孔用のビットが設けられた第1ボーリングロッドと、前記第1ボーリングロッドに回転力を付与する回転駆動装置と、前記リーダーの標準貫入試験位置で、ドライブハンマーを吊り下げて支持するロープを巻き上げるために、前記リーダーの上端に設けられた滑車と、前記第1ボーリングロッドにより掘削された掘削孔に挿入され、下端に標準貫入試験用サンプラーが設けられた第2ボーリングロッドと、前記第2ボーリングロッドの上端近傍に設けられ前記ドライブハンマーで打撃するノッキングブロックとを備えたものであることを特徴とする。
本発明2の地盤調査装置は、本発明1において、
前記リーダーを前記水平面内で旋回させるための旋回駆動装置を備え、前記軸支部を中心として、第1ボーリングロッドの軸心と、前記リーダーの前記標準貫入試験位置の第2ボーリングロッドの軸心とが同心位置であることを特徴とする。
本発明3の地盤調査装置は、本発明2において、
前記第1ボーリングロッドが掘削した移動量を測定するための第1ボーリングロッド移動測定手段と、前記打撃により前記第2ボーリングロッドが移動する移動量を測定する第2ボーリングロッド移動測定手段とを備えていることを特徴とする。
本発明4の地盤調査装置は、本発明3において、
前記第1ボーリングロッド移動測定手段は、前記リーダーの上端に配置されたリニアエンコーダ本体から繰り出されるワイヤの先端が前記フィードテーブルに係止され、前記ワイヤの繰り出し量で前記第1ボーリングロッドの掘削深度を測定するものであり、前記第2ボーリングロッド移動測定手段は、前記第2ボーリングロッドに連結されたワイヤと、前記ワイヤの移動量を計測して打撃1回ごとの前記ボーリングロッドの貫入量及び累計の貫入量を測定する測定器本体とからなるものであることを特徴とする。
本発明5の地盤調査装置は、本発明4において、
前記測定器本体は、前記第2ボーリングロッドの軸心の測定位置に移動可能で、前記リーダーの穿孔位置で前記第2ボーリングロッドの軸心から離れた退避位置に移動可能な測定アームに備えられたものであることを特徴とする。
本発明6の地盤調査装置は、本発明3から5において、
前記第2ボーリングロッドには、前記ドライブハンマーが前記ノッキングブロックを打撃したことを検知するための打撃検知手段が設けられ、前記第2ボーリングロッド移動測定手段の測定データ、及び、前記打撃検知手段による打撃検知データを記録するための自動記録装置が設けられていることを特徴とする。
本発明7の地盤調査装置は、本発明1から6において、
前記第1ボーリングロッドによる前記地盤の穿孔は、前記地盤の液状化判定のために土壌をサンプリングするためのものであることを特徴とする。
本発明の地盤調査装置は、リーダーを穿孔位置と標準貫入試験位置との間で水平面内で旋回し、穿孔位置でボーリングロッドによって地盤を穿孔し、標準貫入試験位置でリーダーの上端に設けられた滑車でドライブハンマーを吊り下げて、標準貫入試験用のボーリングロッドの上端を打撃してN値を測定し、標準貫入試験を行う。従って、構造が簡単で、液状化判定のための土壌をサンプリングする地盤の穿孔と、N値を測定するための標準貫入試験の両方を、一台の地盤調査装置で短時間に行うことが可能となる。特に、戸建て住宅の宅地の地盤調査を行うのに好適な地盤調査装置にすることができた。
また、穿孔位置のボーリングロッドの軸心と標準貫入試験位置の標準貫入試験用ボーリングロッドの軸心が同心位置に形成されている。従って、ボーリングロッド(サンプラー)によって地盤を穿孔した後で、地盤調査装置の位置を移動することなく、標準貫入試験用ボーリングロッドの上端を打撃してN値を測定することができるため、作業時間を短縮することができる。さらに、標準貫入試験用ボーリングロッドの貫入量、累計貫入量を測定する測定器本体を有する測定アームを、標準貫入試験用ボーリングロッドの軸心近傍の測定位置と、この測定位置から離れた退避位置に移動可能である。従って、ボーリングロッド(サンプラー)によって地盤を穿孔する時に、測定アームが標準貫入試験用ボーリングロッドに干渉しないので、地盤を穿孔する時の作業性が向上する。さらに、第1ボーリングロッド移動測定手段、第2ボーリングロッド移動測定手段を備えていることにより、ボーリングロッドの掘削深度の測定、標準貫入試験用ボーリングロッドの貫入量、累計貫入量の測定を正確に行うことができ、地盤調査を正確に行える。
本発明の実施の形態の地盤調査装置を示し、リーダーを標準貫入試験位置に旋回し、サンプリングロッドの上端をドライブハンマーで打撃してN値を測定している状態を示す全体斜視図である。 図1の地盤調査装置を矢印P方向から見た正面図である。 図2の平面図である。 リーダーを穿孔位置に旋回し、ボーリングロッドによって地盤を穿孔している状態を示す平面図である。 本発明の実施の形態の測定アームを、ボーリングロッドの軸心近傍の測定位置に移動した状態を示す拡大正面図である。 図5の測定アームを、ボーリングロッドの軸心から離れた退避位置に移動した状態を示す拡大正面図である。 ノッキングブロック近傍を示す拡大斜視図である。 図1の地盤調査装置を矢印Q方向から見た部分矢視図である。 ワイヤの取付け機構を示すノッキングブロック近傍を示す拡大斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態の地盤調査装置を示し、リーダーを標準貫入試験位置に旋回し、サンプリングロッドの上端をドライブハンマーで打撃してN値を測定している状態を示す全体斜視図である。図2は図1の地盤調査装置を矢印P方向から見た正面図である。図3は図2の平面図、図4はリーダーを穿孔位置に旋回し、ボーリングロッドによって地盤を穿孔している状態を示す平面図である。図5は本発明の実施の形態の測定アームを、サンプリングロッドの軸心近傍の測定位置に移動した状態を示す拡大正面図である。図6は図5の測定アームを、ボーリングロッドの軸心から離れた退避位置に移動した状態を示す拡大正面図である。図7はノッキングブロック近傍を示す拡大斜視図である。図8は、図1の地盤調査装置を矢印Q方向から見た部分矢視図である。
図1から図4に示すように、本発明の実施の形態の地盤調査装置1は、自走式の移動手段であるクローラ11と、クローラ11上に旋回自在に載置された上部旋回台12と、上部旋回台12の最前部に垂直に立設され角柱状のリーダー13を有している。リーダー13は、上部旋回台12の最前部(図2から図4の左側)に、軸支部14によって水平面内で旋回可能に支持されている。リーダー13の旋回は、サンプラーによるサンプリング、又は穿孔のための掘削位置であるボーリング位置A(図4の状態)と、標準貫入試験を行うときのリーダの割出し位置である標準貫入試験位置B(図3の状態)との間で、図3及び図4に示す旋回角度θだけ旋回可能である。図3から図4に示す油圧シリンダ(旋回駆動装置)15を作動して、リーダー13に旋回力を付与している。
穿孔装置2は、回転駆動装置21と起振装置22とを含んでいる。穿孔装置2はフィードテーブル23を介してリーダー13に移動自在に搭載されている。すなわち回転駆動装置21と起振装置22がフィードテーブル23の最前部に固定されている。フィードテーブル23はリーダー13の最前部に、リーダー13に沿って移動自在である。フィードテーブル23は、送り装置として油圧シリンダ(図示せず)によって駆動され、これにより穿孔装置2全体が掘進方向の前後に移動し、ボーリングロッド26の地盤への送り及び引抜きが行われる。
リーダー13は、本発明の実施の形態では、掘進角度が可変のものが示され、リンク(図示せず)が油圧シリンダ16の作動で回動することによって掘進角度が変化する。またリーダー13は、掘削作業中は動かないが、掘削準備中に油圧シリンダ17の作動によってリーダー13の長手方向に移動し、地表面に対して接離自在となっている。回転駆動装置21には回転軸24が、回転駆動装置21を貫通して配置されている。回転駆動装置21には駆動モータ(図示せず)が固定され、駆動モータの回転によって回転軸24が回転駆動される。
起振装置22は、フィードテーブル23に沿って、すなわち回転軸24の軸線と平行な方向に変位自在に搭載されている。起振装置22の前面に駆動モータ25が設けられ、その出力軸に取り付けられた偏心ロータ(図示せず)の回転によって生じる遠心力によって、起振装置22は回転軸24の軸線方向の起振力を発生する。回転軸24は、図示しないカップリングを介して起振装置22に連結されている。起振装置22の起振力は、カップリングを介して回転軸24に伝達される。掘削時には、回転軸24の下端にボーリングロッド26が順次接続される。
図4に示すように、リーダー13を穿孔位置Aに旋回した状態で、回転駆動装置21の作動により回転軸24を介してボーリングロッド26が回転し、また、油圧シリンダ(図示せず)によりボーリングロッド26が地中に押込まれ、先端のビットによって、最初のサンプリングとして、地盤面(GL)から1mまで、本例では無水で掘削される。このサンプリングのための掘削孔の深さは、次の第1ボーリングロッド移動測定手段70により測定される。図8に示すように、リーダー13の上部には、リニアエンコーダ本体71が固定されている。このリニアエンコーダ本体71は、ワイヤ72を巻き取るリール(図示せず)と、その繰り出し長さを計測するためのパルスエンコーダ(図示せず)で構成されている。
ワイヤ72の先端は、連結部73でフィードテーブル23に連結されている。従って、第1ボーリングロッド移動測定手段70であるリニアエンコーダは、フィードテーブル23の移動を計測することができる。この回転による掘削時に、起振装置22によって起振力が回転軸24を介してボーリングロッド26に伝達され、ボーリングロッド26が掘削方向に振動する。ボーリングロッド26の振動は、その周囲の土に流動化現象を生じさせ、土が緩むので掘削抵抗が減少し、先端ビットによる掘削効率が高められるのでサンプリングが正確に行える。なお、本実施の形態では、起振装置22を搭載しているが、地盤によってはこの起振装置22は必ずしも搭載する必要はない。
ボーリング位置A(図4の状態)で、サンプラーによるサンプリング、又は穿孔が完了すると、リーダ13は、後述する油圧シリンダ(旋回駆動装置)15で旋回されて標準貫入試験を行うときのリーダ13の割出し位置である標準貫入試験位置B(図3の状態)に割り出される。この旋回により、穿孔された掘削孔の上部には干渉するものがないので、ボーリングロッド26により穿孔(サンプリングを含む)された掘削孔に、標準貫入試験(JIS A 1219)に用いられる標準貫入試験装置のボーリングロッド33を静かに降ろす。ボーリングロッド33の下端には、標準貫入試験用サンプラー32が取り付けられている。
ボーリングロッド33の上部にノッキングブロック34及びガイド用ボーリングロッド35を取り付ける。ガイド用ボーリングロッド35は、リーダー13の上部側に設けられたガイド部35aでガイドされている。一方、リーダー13の上端には滑車31が取り付けられている。掘削孔の上部に位置している滑車31は、リーダー13に沿って、図1、図2の上下方向に調整可能である。ロープ36を滑車31に吊り下げ、ロープ36の一端(図1、図2の右端)をコーンプーリ37に巻き付ける。コーンプーリ37は、リーダー13の後部に取り付けられている。
図3、図4に、ボーリングロッド26の軸心の旋回軌跡円6を示す。旋回軌跡円6に示すように、穿孔されたボーリング孔の軸心(ボーリングロッド26の軸心)と、標準貫入試験位置Bのボーリングロッド33(図2参照)の軸心が同心(中心線が一致)位置になる。従って、最初に、ボーリングロッド26によって地盤を穿孔した後で、自走式の地盤調査装置1の作業位置を移動することなく、ボーリングロッド33の上端を打撃して標準貫入試験を行い、N値を測定することができるため、作業時間を短縮することができる。
ロープ36の他端(図1、図2の左端)をキャッチャー38につなぎ、キャッチャー38にドライブハンマー(質量63.5kg±0.5kg)39を結合する。ドライブハンマー39をガイド用ボーリングロッド35に通し、ノッキングブロック34上に静かに載せる(図7参照)。図1、図2、図7に示すように、ノッキングブロック34には、打撃されたことを検知するためのリミットスイッチ(打撃検知手段)41が取り付けられている。このリミットスイッチ41で検知された打撃データは、自動記録装置80に送信され、標準貫入試験開始時からの打撃回数として計数される。ボーリングロッド33先端の標準貫入試験用サンプラー32を地盤に30cm貫入させるのに要した打撃回数が、N値として求められる。リミットスイッチ41は、ノッキングブロック34の側面に固定された取付け金具42、43を介して取り付けられている。ドライブハンマー39がノッキングブロック34を打撃すると、ドライブハンマー39の下面がリミットスイッチ41のローラ44を押し下げ、リミットスイッチ41が作動して打撃されたことを検知する。
取付け金具43の端部(図7の右端)には、ワイヤ51の一端(図7の上端)を係止するための円柱状の係止金具45が取り付けられている。係止金具45には円盤状の頭部451が形成されている。一端部が頭部451に係止されたワイヤ51は、ボーリングロッド33の貫入量、累計貫入量を測定するためのものである。ワイヤ51の他端(図5の下端)は、ワイヤ51の移動量を計測するリニアエンコーダ本体50に接続されている。リニアエンコーダ本体(計測器本体)50は、ワイヤ51を巻き取るリールと、その繰り出し長さを計測するためのパルスエンコーダ(図示せず)で構成されている。リニアエンコーダ本体50とワイヤ51等で、第2ボーリンロッド移動測定手段(リニアエンコーダ)が構成されている。第2ボーリンロッド移動測定手段は、1打撃毎のボーリングロッド33の貫入量、累計貫入量を測定することができる。リニアエンコーダ本体50は、測定アーム5の先端に固定されている。図1、図2、図5に示すように、測定アーム5は、リーダー13の標準貫入試験位置B(図3の状態)に移動して、ボーリングロッド33の軸心近傍の測定位置に移動して使用する。
支持板52が上部旋回台(自走台車の旋回する機台)12の最前部に垂直に立設され、この支持板52の前面に、測定アーム5が折り曲げ可能に支持されている。すなわち、測定アーム5は、基部アーム53、中間アーム54、先端アーム55等で構成されている。基部アーム53が支持板52の前面(前部)に固定され、中間アーム54の右端(図示上)が基部アーム53の下端(図示上)に、軸支部531によって旋回可能に軸支されている。基部アーム53と中間アーム54の間には、ショックアブソーバ58が配置されており、旋回動作が円滑になるように緩衝する。また、中間アーム54の左端(図示上)が先端アーム55の右端(図示上)に、蝶番541によって折り曲げ可能に軸支されている。これらの旋回、折り曲げ動作は、手動で行う。
図5は、測定アーム5をボーリングロッド33によりサンプルを回収した掘削孔(ボーリング孔)の軸心である測定位置に移動した状態(測定アーム5を延ばした状態を示す。この状態では、ロック板56を基部アーム53の係合ピン532に係合し、ロック板57のU字形の中間凹部571(図6参照)を中間アーム54の係合ピン542に係合して、測定アーム5を延ばした状態にロックする。ロック板56は、中間アーム54に軸支部543によって旋回可能に軸支されている。また、ロック板57は、先端アーム55に軸支部551によって旋回可能に軸支されている。ロック板57には、ロック板57の長手方向の中間位置に形成された中間凹部571(図6参照)と、ロック板57の長手方向の先端位置に形成された先端凹部572(図5参照)が形成されている。
ロープ36(図2参照)を手で引っ張り、ドライブハンマー39を決められた所定距離(76±1cm)だけ持ち上げた後、自由落下させて、ドライブハンマー39でノッキングブロック34を打撃する。このとき、貫入量、累計貫入量と打撃回数は、リニアエンコーダとリミットスイッチ41の接続ケーブルが接続された自動記録装置80に記録する。ボーリングロッド33を30cm貫入するのに要する打撃回数を測定し、これを当該深度におけるN値とする。自動記録装置80のデータは、コンパクトフラッシュ(登録商標)カード、USBメモリ等の記録媒体に出力することができる。又、自動記録装置80のデータは、有線、又は、無線のシリアル通信等を介して、外部制御装置に、逐次的にデータを、送信、又は、送受信することができる。
N値の測定後、ロープ36(図2参照)を手で引っ張り、ボーリングロッド33を掘削孔から引き抜き、ボーリングロッド33、ドライブハンマー39、キャッチャー38をロープ36から外す。ワイヤ51の一端を係止金具45の頭部451より外す。ロック板56を係合ピン532から外し、ロック板57を係合ピン542から外して、測定アーム5のロック状態を解除する。次に、図6に示すように、測定アーム5をボーリングロッド26の軸心から離れた退避位置(測定アーム5を折り曲げて、ボーリングロッド26の軸心から最も離れた状態)に移動する。すなわち、中間アーム54を手で持って、中間アーム54を軸支部531を支点にして時計方向に旋回する。また、先端アーム55を蝶番541を支点にして反時計方向に折り曲げる。
測定アーム5の退避位置では、ロック板56を基部アーム53上端の係合ピン533に係合し、ロック板57の先端凹部572(図5参照)を中間アーム54の係合ピン542に係合して、測定アーム5を折り曲げた状態にロックする。図4に示すように、油圧シリンダ(旋回駆動装置)15を作動して、リーダー13を穿孔位置Bに旋回角度θだけ旋回させる。クローラ11を駆動し、上部旋回台12を旋回させて、次の掘削位置に地盤調査装置1を移動して位置決めし、次の掘削孔を掘削する。従って、ボーリングロッド26によって地盤を穿孔(サンプリング)する時に、測定アーム5がボーリングロッド26に干渉しないので、地盤を穿孔する時の作業性が向上する。
本発明の実施の形態の地盤調査装置1は、リーダー13を穿孔位置A(図4の状態)と標準貫入試験位置B(図3の状態)との間で水平面内で旋回し、穿孔位置A(図4の状態)でボーリングロッド26によって地盤を穿孔する。また、標準貫入試験位置B(図3の状態)でリーダー13の上端に設けられた滑車31でドライブハンマー39を吊り下げ、ボーリングロッド33の上端を打撃してN値を測定し、標準貫入試験を行う。従って、構造が簡単で、櫓の組み立て、櫓の解体やボーリングマシンの搬入搬出等のきわめて大がかりな準備、片付作業が不要である。また、液状化判定のための土壌をサンプリングする地盤の穿孔と、N値を測定するための標準貫入試験の両方を、一台の地盤調査装置1で短時間に行うことが可能となる。
[他の実施の形態]
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されることはない。本発明の目的、趣旨を逸脱しない範囲内での変更が可能なことはいうまでもない。例えば、前述した実施の形態では、クローラを備え、エンジン駆動される自走式のキャリアの上部旋回台12に、穿孔装置2、測定アーム5等の地盤調査に必要な機器を搭載したものである。自走式のキャリアの上部旋回台12ではなく、自走手段を持たない本体である機体(前述した実施の形態の「上部旋回台12」に相当する。)に、地盤調査に必要なこれら機器を搭載し、この機体をトラック搭載型クレーンで所望の調査位置に移動するものであっても良い。また、前述した実施の形態では、手動によって測定アーム5を測定位置と退避位置との間で移動させているが、油圧シリンダ等の駆動装置によって移動させてもよい。更に、リーダー13の旋回動作を油圧シリンダ15で行っているが、駆動モータによって旋回させてもよい。
図9は、ワイヤ51の他の取付け機構を示すノッキングブロック近傍を示す拡大斜視図である。図7に示した貫入量を測定するためのワイヤ51は、円柱状の係止金具45に係止したものであった。しかしながら、この構造であると振動等によりワイヤ51が係止金具45から簡単に外れることがある。図9に示すワイヤ51は、取付け金具43に取付け板431を溶接し、この取付け板431に開けられた貫通孔に環状リング61を挿入して取り付けたものである。更に、この環状リング61に着脱自在なフック62を配置したものである。即ち、フック62は、その一辺が公知の開閉機構を備えたものである。環状リング61にワイヤ51のフック63を挿入して係止したものである。これらの機構により、ワイヤ51は振動等により簡単には外れなくなった。
1…地盤調査装置
11…クローラ
12…上部旋回台
13…リーダー
14…軸支部
15…油圧シリンダ(旋回駆動装置)
16…油圧シリンダ
17…油圧シリンダ
2…穿孔装置
21…回転駆動装置
22…起振装置
23…フィードテーブル
24…回転軸
25…駆動モータ
26…ボーリングロッド
31…滑車
32…標準貫入試験用サンプラー
33…ボーリングロッド
34…ノッキングブロック
35…ガイド用ボーリングロッド
36…ロープ
37…コーンプーリ
38…キャッチャー
39…ドライブハンマー
41…リミットスイッチ
42…取付け金具
43…取付け金具
44…ローラ
45…係止金具
451…円盤状の頭部
5…測定アーム
50…リニアエンコーダ本体
51…ワイヤ
52…支持板
53…基部アーム
531…軸支部
532…係合ピン
533…係合ピン
54…中間アーム
541…蝶番
542…係合ピン
543…軸支部
55…先端アーム
551…軸支部
56…ロック板
57…ロック板
571…中間凹部
572…先端凹部
6…旋回軌跡円
70…第1ボーリングロッド移動測定手段
71…リニアエンコーダ本体
72…ワイヤ
A…穿孔位置
B…標準貫入試験位置

Claims (7)

  1. 機体と、
    前記機体に立設されたリーダーと、
    前記機体に対して前記リーダーを、穿孔位置と標準貫入試験位置との間で水平面内で旋回可能に支持する軸支部と、
    前記リーダーに沿って移動可能に設けられたフィードテーブルと、
    前記フィードテーブルを前記リーダーに沿って駆動する送り装置と、
    前記リーダーの穿孔位置で地盤を穿孔するために、前記フィードテーブルに回転可能に支持され、下端に穿孔用のビットが設けられた第1ボーリングロッドと、
    前記第1ボーリングロッドに回転力を付与する回転駆動装置と、
    前記リーダーの標準貫入試験位置で、ドライブハンマーを吊り下げて支持するロープを巻き上げるために、前記リーダーの上端に設けられた滑車と、
    前記第1ボーリングロッドにより掘削された掘削孔に挿入され、下端に標準貫入試験用サンプラーが設けられた第2ボーリングロッドと、
    前記第2ボーリングロッドの上端近傍に設けられ前記ドライブハンマーで打撃するノッキングブロックとを備えたものである
    ことを特徴とする地盤調査装置。
  2. 請求項1に記載の地盤調査装置において、
    前記リーダーを前記水平面内で旋回させるための旋回駆動装置を備え、
    前記軸支部を中心として、第1ボーリングロッドの軸心と、前記リーダーの前記標準貫入試験位置の第2ボーリングロッドの軸心とが同心位置である
    ことを特徴とする地盤調査装置。
  3. 請求項2に記載の地盤調査装置において、
    前記第1ボーリングロッドが掘削した移動量を測定するための第1ボーリングロッド移動測定手段と、
    前記打撃により前記第2ボーリングロッドが移動する移動量を測定する第2ボーリングロッド移動測定手段とを備えている
    ことを特徴とする地盤調査装置。
  4. 請求項3に記載の地盤調査装置において、
    前記第1ボーリングロッド移動測定手段は、
    前記リーダーの上端に配置されたリニアエンコーダ本体から繰り出されるワイヤの先端が前記フィードテーブルに係止され、前記ワイヤの繰り出し量で前記第1ボーリングロッドの掘削深度を測定するものであり、
    前記第2ボーリングロッド移動測定手段は、
    前記第2ボーリングロッドに連結されたワイヤと、
    前記ワイヤの移動量を計測して打撃1回ごとの前記ボーリングロッドの貫入量及び累計の貫入量を測定する測定器本体とからなるものである
    ことを特徴とする地盤調査装置。
  5. 請求項4に記載の地盤調査装置において、
    前記測定器本体は、前記第2ボーリングロッドの軸心の測定位置に移動可能で、前記リーダーの穿孔位置で前記第2ボーリングロッドの軸心から離れた退避位置に移動可能な測定アームに備えられたものである
    ことを特徴とする地盤調査装置。
  6. 請求項3から5のいずれか1項に記載の地盤調査装置において、
    前記第2ボーリングロッドには、前記ドライブハンマーが前記ノッキングブロックを打撃したことを検知するための打撃検知手段が設けられ、
    前記第2ボーリングロッド移動測定手段の測定データ、及び、前記打撃検知手段による打撃検知データを記録するための自動記録装置が設けられている
    ことを特徴とする地盤調査装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の地盤調査装置において、
    前記第1ボーリングロッドによる地盤の穿孔は、地盤の液状化判定のために土壌をサンプリングするためのものである
    ことを特徴とする地盤調査装置。
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