JP2012031680A - 基礎施工用装置 - Google Patents

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豊 久保
Tadashi Ida
正 井田
Koji Tominaga
晃司 冨永
Michitake Tsutsui
通剛 筒井
Yukichi Kanehira
雄吉 兼平
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NAKAJIMA BULDING CO Ltd
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Abstract

【課題】狭い敷地であっても実施可能な基礎施工用装置を提供する。
【解決手段】地盤Gに杭を貫入する際に使用する杭打ち装置1である。そして、杭を挿通させることが可能な大きさの開口21が設けられた接地板2と、接地板の下面から地盤に向けて突出する回転防止突起3,・・・と、開口を挟んで接地板に複数本が立設される支柱4,4と、開口の略真上に回転軸が位置するように支柱に沿って移動可能に取り付けられる回転駆動部5と、回転駆動部に装着される掘削スクリュー6とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、地盤に杭を貫入する際、地盤改良をおこなう際又は試料採取をする際に使用する基礎施工用装置に関するものである。
従来、コンクリート製又は鋼製の既製杭を地盤に打ち込んだり、埋め込んだりして貫入させる杭設置方法が知られている(特許文献1−3など参照)。
例えば、特許文献1には、地盤を掘削ロッドで掘削した後に、その掘削孔に推進筒体を回転させながら貫入し、さらにその推進函体の内空にコンクリート製の既製杭を挿入する方法が開示されている。
また、特許文献2には、先端に螺旋翼が設けられた既製杭を回転させながら地盤に貫入させる方法が開示されている。さらに、特許文献1及び3の従来技術の欄には、鋼管杭や既製コンクリート杭を地盤に貫入するために従来から実施されている方法が記載されている。
特開2005−146841号公報 特開2003−147768号公報 特開2000−136531号公報
しかしながら、従来の既製杭の設置方法は、オーガ掘削機や大型クレーン車などを使用して実施することになるため、これらの重機が入ることができる場所でなければ施工ができなかった。また、重機の使用料が嵩むため、工費が高くなる傾向にあった。
また、杭を回転させながら直接、地盤に圧入する方法では、捻りに耐え得るような杭を使用しなければならず、基礎としては過大な剛性の杭を使用することとなり、不経済であった。
そこで、本発明は、狭い敷地であっても実施可能な基礎施工用装置を提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の基礎施工用装置は、地盤に杭を貫入する際、地盤改良をおこなう際又は試料採取をする際に使用する基礎施工用装置であって、開口が設けられた接地板と、前記開口を挟んで前記接地板に複数本が立設される支柱と、前記開口の略真上に回転軸が位置するように前記支柱に沿って移動可能に取り付けられる回転駆動部と、前記回転駆動部に装着される前記地盤を切削可能な切削ロッド、回転杭又はサンプラーチューブとを備えたことを特徴とする。
ここで、前記接地板には、地盤に向けて突出させた回転防止突起を設けることができる。また、前記接地板又は前記支柱には、前記開口に向けて張り出されて前記切削ロッド、回転杭又はサンプラーチューブの回転軸の横方向の移動を制限する芯振れ防止部を設けることができる。さらに、前記接地板又は前記支柱には、前記杭を所定の貫入方向に誘導するガイド具を設けることができる。
また、前記回転駆動部に替えて前記支柱に取り付けられる杭の打込み部を備えた構成であってもよい。さらに、前記打込み部と前記杭との間に介在させる緩衝部を備えた構成とすることもできる。そして、前記打込み部と前記杭との間に介在させる計測部を備えた構成であってもよい。
また、前記切削ロッド又は回転杭の先端には、地盤に固化材を注入させるための吐出口が設けられていてもよい。
このように構成された本発明の基礎施工用装置は、杭を貫入する位置、地盤改良をおこなう位置又は試料採取をする位置に設置される接地板に、杭等を挿通させる開口を挟んで複数の支柱が立設されている。また、支柱には、それらに沿って移動可能な回転駆動部が取り付けられ、回転駆動部には切削ロッド、回転杭又はサンプラーチューブが装着される。
このため、大型のオーガ掘削機やクレーン車を使用しなくても、地盤を切削して杭を設置したり、地盤改良をおこなったり、サンプラーチューブによって地盤の試料を採取したりすることができる。すなわち、接地板を置くことができれば、狭い敷地であっても杭や地盤改良などの基礎工事をおこなうことができる。
また、接地板に回転防止突起を設けて回転を阻止させることで、切削ロッド、回転杭又はサンプラーチューブを安定して回転させることができる。そして、先に切削ロッドで掘削された地盤であれば、コンクリート製や鋼製の杭を容易に貫入させることができる。また、切削と同時又は切削後にセメントミルクなどの固化材を注入することで地盤改良をおこなうことができる。
また、切削ロッド等の回転軸の横方向の移動を制限する芯振れ防止部を設けることによって、切削ロッド等を所望する正確な方向に掘進させることができる。さらに、杭の貫入方向を誘導するガイド具を設けることによって、杭を所望する正確な方向に貫入させることができる。
また、回転駆動部に替えて、杭の打込み部を支柱に取り付けることによって、杭の頭部を打込み部で打撃しながら効率よく杭の貫入をおこなうことができる。さらに、この打込み部と杭との間に緩衝部を介在させることで、騒音や振動の発生を抑えることができる。
また、打込み部と杭との間に計測部を介在させることで、杭の支持力を容易に確認することができる。さらに、杭の支持力が容易に確認できれば、信頼性の高い杭の施工をおこなうことができる。
そして、切削ロッド又は回転杭の先端にセメントミルクなどの固化材を地盤に注入するための吐出口を設けることで、地盤の切削並びに切削された土砂と固化材との混合及び撹拌を連続しておこなうことができる。
本発明の実施の形態の杭打ち装置の構成を説明する斜視図である。 芯振れ防止部の構成を説明する斜視図である。 ガイド具の構成及び使用方法を説明する工程図であって、(a)はガイド具の設置工程を示した説明図、(b)はガイド具を使って杭を貫入する工程を示した説明図である。 杭の打込み工程を説明する斜視図である。 杭の支持力を確認する工程を説明する斜視図である。 実施例1の杭打ち装置の構成を説明する斜視図である。 実施例2の杭打ち装置の構成を説明する斜視図である。
以下、本発明の実施の形態の基礎施工用装置としての杭打ち装置1について図面を参照して説明する。
この杭打ち装置1は、住宅などの建物を建設する地盤Gが、軟弱地盤だったり、地耐力が不足していたりする場合に、小径の既製杭を打込むために使用される。ここでは、四角柱状のコンクリート製の杭10を地盤Gに貫入する場合について説明する。
図1は、本実施の形態の杭打ち装置1の構成を示した斜視図である。この杭打ち装置1は、略中央に開口21が設けられた四角形の接地板2と、接地板2の下面から地盤Gに向けて突出する回転防止突起3,・・・と、開口21を挟んで立設される2本の支柱4,4と、支柱4,4に沿って移動可能に取り付けられる回転駆動部5と、回転駆動部5に装着される切削ロッドとしての掘削スクリュー6とを主に備えている。
この接地板2は、鋼板などによって成形されるもので、略中央に杭10を挿通させることが可能な大きさの円形の開口21が穿孔されている。この開口21の大きさは、掘削スクリュー6及び杭10を挿通させることが可能な大きさであればよく、形状は円形に限定されるものではない。
また、この開口21の周囲には、本実施の形態では4つの回転防止突起3,・・・が設けられている。この回転防止突起3は、接地板2を貫通させて装着されるもので、下部は地盤Gに打ち込み易いように鋭角状のクサビ部31となっている。さらに、回転防止突起3の上部には、後述する各種治具を取り付けるための取付穴32が設けられている。
また、支柱4,4は、開口21の中心に対して対称となる接地板2の位置に立設される。この支柱4は、鋼管などによって形成される。例えば、接地板2の上面に鋼管の内径に嵌合可能な円柱状の突起を設けておき、その突起に鋼管を挿し込むことによって支柱4にすることができる。
また、支柱4,4の上部間は、間隔保持材41によって連結し、支柱4,4間の平行が上下方向にわたって保持されるようにする。そして、回転駆動部5は、これらの支柱4,4に沿ってスライド移動できるように取り付けられる。
この回転駆動部5は、回転力の動力源となる駆動モータ51と、その駆動モータ51を支持させるスライド架台52とによって主に構成される。また、スライド架台52は、駆動モータ51を載置させる台座52aと、その台座52aの両側に設けられて支柱4,4をそれぞれ挿通させるリング部52b,52bとによって構成される。
このリング部52bは、内径が支柱4の外径よりも僅かに大きく形成されており、スライド架台52は抵抗を受けることなく支柱4,4に沿って上下方向に移動することができる。
また、駆動モータ51は、その回転軸(図示省略)が接地板2の開口21の中心の略真上に配置されるようにスライド架台52の台座52aに取り付けられる。そして、この駆動モータ51の回転軸に地盤を切削可能な掘削スクリュー6の上端が装着される。
この掘削スクリュー6は、回転軸となるロッド61に翼部62が設けられた掘削ロッドである。この掘削スクリュー6の翼部62は、原位置の地盤を切削させるために設けられる。また、翼部62の形態によって、切削された土砂を掘削孔G1外に排土させたり、掘削孔G1の孔壁に押し付けたりさせることができる。
さらに、掘削スクリュー6によって掘削された掘削孔G1は、空洞状態の孔に限定されるものではなく、掘削スクリュー6によって切削された土砂がそのまま残っているような地盤Gがほぐされた状態のものであってもよい。
また、ロッド61は、掘削長に合わせて適宜、継ぎ足すことができる。そして、このロッド61の横方向の移動を制限するために芯振れ防止部63が設けられる。
この芯振れ防止部63は、図2に示すように回転防止突起3の取付穴32にボルト63bによって固定される治具である。また、芯振れ防止部63には、開口21の上方に張り出された張出部に、ロッド61側が開放された平面視U字形の切り込みを有するU字溝部63aが設けられる。
そしてロッド61は、両側から張り出されるU字溝部63a,63aに挟まれることによって横方向の移動が制限される。また、U字溝部63a,63aによってはロッド61の上下方向の移動は制限されないため、掘進が進むにつれてロッド61は下方に下がっていくことになる。
続いて、図3を参照しながらガイド具7について説明する。このガイド具7は、掘削スクリュー6によって掘削された掘削孔G1に杭10を正確な向きで貫入させるための治具である。
このガイド具7は、L字状の本体部72と、その本体部72の上部に取り付けられるガイドローラ71とによって主に構成される。そして、このガイド具7を取り付ける際には、定規柱73を使用する。
この定規柱73は、杭10と同じ外形に成形された定規である。この定規柱73の下端には、図3(a)に示すように脚部73a,・・・が水平方向に張り出されている。
この定規柱73は、脚部73a,・・・によって開口21を跨いで設置させることができる。そして、この定規柱73の側面にガイド具7のガイドローラ71を接触させることで、ガイド具7の取付位置の調整をおこなう。
また、定規柱73によって正確な位置に設置されたガイド具7は、ボルト72aによって回転防止突起3に固定される。さらに、ガイド具7,・・・の取り付けは、図4に示すように、杭10の四側面のすべてに対しておこなう。
このようにしてガイド具7,・・・を固定した後に、定規柱73を撤去し、代わりに図3(b)に示すように、ガイド具7のガイドローラ71に側面を接触させながら杭10を掘削孔G1に挿入する。
この杭10の挿入には、図4に示すように、打込み部8を利用することができる。この打込み部8は、円柱状の錘部81と、その錘部81の両側に設けられて支柱4,4をそれぞれ挿通させるリング部81a,・・・と、錘部81を上方に吊り上げるための吊り部81bとによって主に構成される。
このリング部81aは、内径が支柱4の外径よりも僅かに大きく形成されており、錘部81は抵抗を受けることなく支柱4,4に沿って上下方向に移動することができる。
また、この錘部81を自由落下させる杭頭10aには、杭頭キャップ83を装着する。この杭頭キャップ83は、杭頭10aを囲繞する鋼製の枠材83cと、枠材83cから杭頭10aの側面に向けての突出量の調整が可能な固定ネジ83b,・・・と、枠材83cの上端に設けられる円板状の上板83aとによって主に構成される。
この杭頭キャップ83は、固定ネジ83b,・・・を締め付けることによって杭頭10aに固定される。また、上板83aの上面には、ゴムタイヤなどの緩衝部82が載置される。
また、所定の深さまで貫入された杭10に対して、支持力の確認するための試験をおこなうことができる。例えば、急速載荷試験によって支持力の確認をおこなう場合は、図5に示すように、杭頭キャップ83の上板83aの上に計測部としてのロードセル9を載せる。このロードセル9は、計測用コード91によって測定機器(図示省略)に接続される。
そして、ロードセル9の上面に緩衝部82を載置し、その上に錘部81を落下させることによって急速載荷試験をおこなうことができる。なお、錘部81の吊り上げには、支柱4,4に支持させた滑車(図示省略)やトラックに装備された小型クレーンなどから吊り下げられた吊りフック84などを利用することができる。
次に、本実施の形態の杭打ち装置1を使った杭10の設置方法、及び杭打ち装置1の作用について説明する。
まず、杭10を打設する位置に開口21の位置を合わせて接地板2を置く。この接地板2は、上面が水平になるようにして設置する。また、図1に示すように、接地板2の所定の位置に設けられた貫通孔(図示省略)には、回転防止突起3,・・・を挿し込んでクサビ部31,・・・を地盤Gに埋設させる。
このように、回転防止突起3,・・・によって接地板2を地盤Gに固定することで接地板2の回転が阻止されるので、掘削スクリュー6を安定して回転させることができる。
続いて、接地板2に支柱4,4を垂直に立てる。なお、支柱4,4を先に接地板2に取り付けてから接地板2を地盤Gに設置してもよい。また、支柱4,4を接地板2に取り付ける前、又は間隔保持材41によって支柱4,4間を連結する前に、支柱4,4にスライド架台52を取り付けておく。
さらに、スライド架台52には、駆動モータ51を取り付ける。この駆動モータ51についても、予め取り付けておいてもよい。そして、スライド架台52を滑車又は小型クレーンに吊り下げた吊りフック84によって吊り上げ、駆動モータ51の回転軸に掘削スクリュー6の上端を装着する。
続いて、ロッド61の先端が地盤Gに貫入される位置までスライド架台52を降ろし、図2に示すように芯振れ防止部63,63のU字溝部63a,63aによって翼部62上方のロッド61を両側から挟む。そして、回転防止突起3,3の取付穴32,32に、芯振れ防止部63,63をボルト63b,63bで固定する。
この状態で駆動モータ51を回転させると、掘削スクリュー6が地盤Gを切削し、徐々に地盤Gに貫入されていく。この掘削スクリュー6は、垂直に立てられた支柱4,4に沿って下降するスライド架台52と芯振れ防止部63,63とによって姿勢制御されて、真っ直ぐに地盤Gに貫入されることになる。
このように本実施の形態の杭打ち装置1を使って地盤Gを掘削すれば、オーガ掘削機や大型クレーンを使用しなくても、鉛直精度の高い掘削をおこなうことができる。また、接地板2を置くことができれば、狭い敷地であっても地盤Gに杭10を貫入させることができる。
そして、掘削孔G1を所定の深度まで掘削した後に、掘削スクリュー6を地盤Gから引き抜き、掘削スクリュー6と回転駆動部5とを支柱4,4から取り外す。
続いて、図3(a)に示すように、掘削孔G1上の正確な位置に定規柱73を設置する。この定規柱73は、動かないように仮固定しておき、この定規柱73の側面に合わせてガイド具7を取り付ける。
すなわち、ガイド具7のガイドローラ71が定規柱73の側面に接触する位置まで本体部72を張り出させ、本体部72の底辺を回転防止突起3の上部の取付穴32に固定する。このガイド具7の取り付けは、定規柱73を囲むように4箇所でおこなわれる。
接地板2へのガイド具7,・・・の取り付けが終了した後に、定規柱73を撤去し、図3(b)に示すように杭10をガイド具7,・・・に囲まれた空間に挿し込む。このように杭10を所定の貫入方向に誘導するガイド具7,・・・を設けることによって、杭10を所望する正確な方向(この実施の形態では鉛直方向)に貫入させることができる。
また、図4に示すように、この杭10の杭頭10aには、杭頭キャップ83が装着され、その上板83aには小径のゴムタイヤが緩衝部82として載置されている。
さらに、支柱4,4には、打込み部8が装着されている。この打込み部8は、吊り部81bに上記した吊りフック84を引っ掛けて所定の高さまで吊り上げることができる。
そして、そこから打込み部8を自由落下させると、錘部81が緩衝部82に衝突し、その力が杭頭キャップ83を介して杭頭10aに伝達され、杭10が掘削孔G1に打ち込まれる。
このように杭頭10aを自由落下させた錘部81によって打撃すれば、杭10を効率よく掘削孔G1に貫入させることができる。また、自由落下による打撃であれば、打ち込みのために使用する動力源を最小限に抑えることができる。さらに、錘部81と杭頭10aとの間に緩衝部82を介在させることで、打撃時に発生する騒音や振動の発生を抑えることができる。
また、図4に示すように杭10の接地板2付近は、ガイド具7,・・・によって横方向の変動が制限されている。すなわち、錘部81で打撃された杭10は、その側面に接触するガイド具7のガイドローラ71によって、鉛直性が保持された状態で地盤Gに貫入されていく。このように、杭10の貫入方向を誘導するガイド具7,・・・を設けることによって、杭10を所望する正確な方向に貫入させることができる。
そして、図5に示すように、所定の深さまで打ち込まれた杭10に対して、急速載荷試験によって支持力の確認をおこなう。この急速載荷試験に際しては、一旦、錘部81による打撃を停止し、杭頭キャップ83の上板83aの上にロードセル9を載置する。
さらに、ロードセル9の上に緩衝部82を載せ、計測用コード91によって測定機器(図示省略)と接続し、杭頭10aの変位を測定する光学式変位計を設置する。そして、所定の高さまで錘部81を持ち上げて、自由落下させることで杭頭10aを打撃する。
このように緩衝部82を介して杭頭10aを打撃することによって、載荷時間を動的載荷試験の約10倍に当たる50〜200ms程度にすることができる。また、簡単に急速載荷試験をおこなうことができるのであれば、打設するすべての杭10,・・・の支持力を容易に確認することができる。さらに、支持力を確認することによって杭10の信頼性を高められるので、合理的な設計をおこなうことができるようになる。
以下、前記した実施の形態とは別の形態としての実施例1について、図6を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
この実施例1では、前記実施の形態で説明したガイド具7とは異なる杭10を所定の貫入方向に誘導するためのガイド具を備えた基礎施工用装置としての杭打ち装置1Aについて説明する。
この実施例1のガイド具は、図6に示すように杭頭キャップ83に設けられる。すなわち、支柱4,4に対向させる杭頭キャップ83の側面に、ガイド具としてのリング部83d,・・・が設けられる。
このリング部83dは、内径が支柱4の外径よりも僅かに大きく形成されており、杭頭キャップ83は抵抗を受けることなく支柱4,4に沿って上下方向に移動することができる。
このようなリング部83d,・・・を杭頭キャップ83に設けることによって、杭頭キャップ83を支柱4,4に沿って真っ直ぐに下降させることができる。そして、この杭頭キャップ83が杭頭10aに装着された杭10も、鉛直方向に向けて貫入させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例1とは別の形態としての実施例2について、図7を参照しながら説明する。なお、前記実施の形態又は実施例1で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
この実施例2では、前記実施の形態で説明した接地板2付近に取り付けるガイド具(ガイド具7)と、前記実施例1で説明した杭頭10a付近に取り付けるガイド具(リング部83d)との両方を備えた基礎施工用装置としての杭打ち装置1Bについて説明する。
この杭打ち装置1Bは、図7に示すように、接地板2の回転防止突起3にガイド具74が取り付けられる。このガイド具74は、矩形板状の支持板742と、開口21に張り出された支持板742の先端に取り付けられるガイドローラ741とによって主に構成される。
このガイド具74は、前記実施の形態で説明したように定規柱73を使って位置決めされた後に、ボルト72aによって回転防止突起3に固定される。また、ガイド具74,・・・の取り付けは、図7に示すように、杭10の四側面のすべてに対しておこなう。
一方、図7に示すように、杭頭キャップ83の側方にはガイド具としてのアーチ部83e,83eが設けられる。このアーチ部83e,83eは、内径が支柱4の外径よりも大きくなるようにアーチ状に形成される。
また、アーチ部83eの開放部は、支柱4の直径よりも大きく開口されている。このため、アーチ部83e,83eの開放部から支柱4,4にそれぞれ嵌め込むことで、アーチ部83e,83eを備えた杭頭キャップ83を容易に杭頭10aに取り付けることができる。なお、アーチ部83eを開閉式にすることで、支柱4に装着し易くすることもできる。
このように構成された実施例2の杭打ち装置1Bは、地上に露出された杭10の下端がガイド具74,・・・によって位置決めされるとともに、杭頭10aは杭頭キャップ83及びアーチ部83e,83eを介して支柱4,4によって位置決めされている。
このため、支柱4,4に沿って真っ直ぐに杭10を貫入させることができる。すなわち、鉛直方向に間隔を置いた2箇所で杭10が支持されるので、杭10を所望する正確な方向(この実施例2では鉛直方向)に貫入させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態又は他の実施例と略同様であるので説明を省略する。
以下、前記した実施の形態及び実施例1とは別の形態としての実施例3について説明する。なお、前記実施の形態で説明した内容と同一乃至均等な部分の説明については同一符号を付して説明する。
前記実施の形態及び実施例1では基礎施工用装置として杭10の打設までおこなう杭打ち装置1について説明したが、この実施例3では基礎施工用装置としての地盤改良装置について説明する。
この地盤改良装置は、切削ロッドの先端にセメントミルクなどの固化材を吐出させるための吐出口(図示省略)が設けられている(図1参照)。すなわち、前記実施の形態で説明した掘削スクリュー6に代えて、固化材の吐出が可能な撹拌ロッド(図示省略)を切削ロッドとして使用する。
この撹拌ロッドは、駆動モータ51によって回転し、地盤Gを切削させることができる。また、撹拌ロッドの吐出口から固化材を吐出させることで、固化材と掘削された土砂とを混合して撹拌させることができる。
そして、このように固化材と混合及び撹拌された箇所には、円柱状の地盤改良部が形成される。このため、大型のオーガ掘削機やクレーン車を使用しなくても、地盤改良をおこなうことができる。すなわち、接地板2を置くことができれば、狭い敷地であっても地盤改良をおこなうことができる。
また、接地板2は、回転防止突起3,・・・によって回転が阻止されているため、撹拌ロッドを安定して回転させることができる。このため、固化材と土砂とを充分に混合及び撹拌させることができる。
なお、他の構成及び作用効果については、前記実施の形態と略同様であるので説明を省略する。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態又は実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば、前記実施の形態及び実施例1では、四角柱状の既製コンクリート杭を打設する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、円柱、多角柱又は中空の既製コンクリート杭、鋼管杭などを地盤Gに貫入する場合にも本発明を適用することができる。
また、前記実施の形態及び実施例1では、錘部81を自由落下させる打込み部8について説明したが、これに限定されるものではなく、油圧ハンマなどの連続稼働する打撃装置を打込み部とすることもできる。
さらに、回転駆動部5に鋼管杭や既製コンクリート杭などの既製杭を取り付けて回転させながら圧入していく構成であってもよい。また、既製杭の先端付近に羽根や螺旋翼などが設けられた回転杭を貫入する場合は、回転駆動部5に回転杭を取り付けることで、切削ロッドを使用しなくても、直接、地盤Gに回転杭を貫入させることができる。さらに、その回転杭の先端にセメントミルクなどの固化材を地盤に注入するための吐出口を設けることもできる。
また、前記実施の形態及び実施例では、接地板2に回転防止突起3を設けることで回転を阻止する場合ついて説明したが、これに限定されるものではなく、例えば支柱4,4の上部を小型クレーンのアームで押えることによっても接地板2の回転を阻止することができる。
さらに、前記実施の形態及び実施例では、接地板2に2本の支柱4,4を立設したが、これに限定されるものではなく、3本以上の支柱4,・・・を立設することもできる。
また、前記実施の形態では、芯振れ防止部63及びガイド具7を接地板2の回転防止突起3の上部に固定したが、これに限定されるものではなく、これらを支柱4,4に固定することもできる。
また、前記実施の形態では杭10を鉛直に打ち込めるように支柱4,4及びガイド具7,・・・を鉛直に取り付けたが、これに限定されるものではなく、杭10を斜めに打込む場合にも本発明を適用できる。例えば、杭10を斜めに打込む場合は、接地板2に対して支柱4,4を斜めに立てるとともに、斜めに傾斜した定規柱を使ってガイド具の位置合わせをおこなえばよい。
さらに、前記実施例3では、掘削された土砂と固化材とを混合し、撹拌する地盤改良方法について説明したが、これに限定されるものではなく、切削された土砂が掘削孔G1の孔壁に押し付けられ、その掘削孔G1の中心に形成された中空にセメントミルクなどの固化材を流し込む地盤改良方法であっても本発明を適用することができる。
また、本発明の基礎施工用装置は、切削ロッドの代わりにサンプラーチューブを回転駆動部5に取り付けることで、地盤Gの原位置から試料を採取するための試料採取装置にすることができる。例えば、最初にサンプラーチューブを装着して地盤調査をおこない、その地盤調査結果に基づいて杭10の打設や、地盤改良をおこなうことができる。このように杭10の打設や地盤改良の前に簡単に原位置の地盤調査をおこなうことができれば、信頼性の高い基礎を構築することができる。
1 杭打ち装置(基礎施工用装置)
10 杭
2 接地板
21 開口
3 回転防止突起
4 支柱
5 回転駆動部
6 掘削スクリュー(切削ロッド)
63 芯振れ防止部
7 ガイド具
74 ガイド具
8 打込み部
82 緩衝部
83 杭頭キャップ
83d リング部(ガイド具)
83e アーチ部(ガイド具)
9 ロードセル(計測部)

Claims (8)

  1. 地盤に杭を貫入する際、地盤改良をおこなう際又は試料採取をする際に使用する基礎施工用装置であって、
    開口が設けられた接地板と、
    前記開口を挟んで前記接地板に複数本が立設される支柱と、
    前記開口の略真上に回転軸が位置するように前記支柱に沿って移動可能に取り付けられる回転駆動部と、
    前記回転駆動部に装着される前記地盤を切削可能な切削ロッド、回転杭又はサンプラーチューブとを備えたことを特徴とする基礎施工用装置。
  2. 前記接地板には、地盤に向けて突出させた回転防止突起が設けられることを特徴とする請求項1に記載の基礎施工用装置。
  3. 前記接地板又は前記支柱には、前記開口に向けて張り出されて前記切削ロッド、回転杭又はサンプラーチューブの回転軸の横方向の移動を制限する芯振れ防止部が設けられることを特徴とする請求項1又は2に記載の基礎施工用装置。
  4. 前記接地板又は前記支柱には、前記杭を所定の貫入方向に誘導するガイド具が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基礎施工用装置。
  5. 前記回転駆動部に替えて前記支柱に取り付けられる杭の打込み部を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の基礎施工用装置。
  6. 前記打込み部と前記杭との間に介在させる緩衝部を備えたことを特徴とする請求項5に記載の基礎施工用装置。
  7. 前記打込み部と前記杭との間に介在させる計測部を備えたことを特徴とする請求項5又は6に記載の基礎施工用装置。
  8. 前記切削ロッド又は回転杭の先端には、地盤に固化材を注入させるための吐出口が設けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の基礎施工用装置。
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