JP5005976B2 - ロックの喪失後にフェーズ・ロックド・ループをリセットするための回路 - Google Patents

ロックの喪失後にフェーズ・ロックド・ループをリセットするための回路 Download PDF

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Description

本発明は、一般に、周期信号のアライメントに関し、より詳細には、フェーズ・ロックド・ループ、ディレー・ロックド・ループ、クロック、及びデータ回復回路等をリセットすることに関する。
米国政府は、防衛脅威削減機関により与えられた契約No.DTRA01−03−D−0018及び交付No.DTRA01−03−D−0018−0001に関連した本発明の或る一定の権利を取得しているものである。
フェーズ・ロックド・ループ(「PLL」)は、アナログ電気システム及び通信システムにおいて広範囲に用いられてきた。益々厳しいタイミング制約内で動作する今日の高性能のシステムにおいて、PLLは、より一般的なデジタル電子回路に導入されつつある。例えば、様々な回路応用に用いられる特定用途向け集積回路(「ASIC」)は、通常、クロック信号分配用のオンチップPLLを含む。
PLLがクロック分配にもたらす利点は、位相/遅延の補償、周波数の逓倍化及びデューティ・サイクル補正である。PLLは、1つの周期信号又はクロックを基準クロックの周波数倍数に対して位相合わせすることを可能にする。名前が示すように、PLLの出力は、入来する基準クロック信号にロックし、基準クロックの平均周波数に等しい周波数を有する周期出力信号を発生する。出力PLL信号が基準信号を追跡しているとき、PLLは「ロックされている」と言われる。
しかしながら、PLLは、ホールドイン又はロック・レンジと呼ばれる或る限定された周波数範囲又は周波数シフトにわたってのみロックされたままになる。PLLは、基準周波数がゆっくり変化する場合には、一般に、その基準信号をそのロック・レンジにわたり追跡する。この最大「ロックド・スイープ・レート」は、PLLがロックを維持できる基準周波数の最大変化率である。周波数が、このロックド・スイープ・レートよりも速く変わる場合、PLLは、ロック状態から外れる。
予期せずで突然に起こり得る他の要因もロックの喪失を引き起こし得る。例えば、粒子放射(航空宇宙の応用では珍しくない)により引き起こされる単一現象過渡状態(SET)は、PLL回路を混乱させ、ロックの喪失を引き起こし得る。宇宙応用、兵器応用、航空応用で用いられる集積回路は、そのような荷電粒子放射に暴露される傾向にある。粒子に誘発された回路の障害はランダムであり、これを、一般に単一現象効果(SEE)と呼ぶ。SEEは、多くの形態を呈する。粒子の衝突により、格納されたデータのビット・フリップ(bit flip)や、格納されたデータの他の形の破損をもたらす場合、これは単一現象アップセット(SEU)又はソフトウエア・エラーとして知られている。粒子により、論理回路のノード上に過渡電圧障害を引き起こす場合、これはSETとして知られている。ノードがクロック回路網にある場合、回路ノード上の一時的な電圧障害は、システムの一部で偽クロック・パルスを発生する。検出されない場合、ロックの喪失は、回路動作を混乱させ、それに干渉し得る。
ロックの喪失を検出するために、ロック検出器が用いられる。ロック検出器は、典型的には、基準クロック及びPLL出力信号を監視する。これらの2つの信号の周波数が比較される。周波数が一致している場合、PLLはロックされていると判断される。不都合なことに、たとえロック検出器がエラー事象をフラグで示し(flag)ても、PLLの一部のコンポーネントは、PLLがロック状態から外れたときに相変わらず悪影響を受ける。悪影響を受け得る1つのコンポーネントは、電圧制御発振器(VCO)である。VCOは、周期波形を有するPLL出力信号を生成するために用いられる。その名のとおり、VCOは、入力電圧信号を表す周波数を有する信号を出力する。
PLLのロック状態が喪失されているとき、VCOは信号を出力し続ける。正常動作の下では、この信号は、フィードバック信号を生成するため用いられ、フィードバック信号は、所望の出力を維持するためにVCOへ印加されるべき電圧量を決定するために用いられる。しかしながら、PLLがロックを喪失すると、このフィードバック信号は、正常動作から外れる。フィードバックのためのフィードバック信号を用いて、VCOはまた、それが正常動作範囲からはずれた点まで増大又は低減する。これが起こると、PLLに依拠する回路は悪影響を受ける。
VCOが正常動作から外れる一例は、SEEによりチャージ・ポンプ内のキャパシタが放電させられるときに生じるものである。キャパシタの放電は、PLL出力信号に著しい偏差を引き起こす場合がある。それに応じて、ロックの喪失がフラグで示される(flag)。ロックの喪失がフラグで示されるにも拘わらず、VCOは、周波数を増している波形を有する信号を生成し続ける。最後に、ASICのようなPLLを用いる回路、並びにPLLは、正常動作状態に戻るために全体的にリセットされることが必要となる。
しかしながら、或る環境では、PLLは、PLL又はPLLに依存する回路をリセットする必要なしに、回復し得る。一部のSET事象は、PLLの1サイクルのみに対して破壊を引き起こし得る。これは、VCOが望ましくない動作範囲へと逸脱するようにさせるのに十分なものではないかも知れない。VCOは、短時間に自然に回復し得る。従って、ロックが所定の時間の間喪失された後に、フェーズ・ロックド・ループ又はVCOを適切にリセットする回路に対する必要性が存在する。
フェーズ・ロックド・ループ(「PLL」)回路をリセットするシステム及び方法が説明される。
一実施形態において、PLLは、基準クロック信号及びロック検出入力を受け取るリセット回路を備える。別の実施形態において、一連の相互接続されたラッチ又はフリップフロップが、遅延時間を生成するために用いられる。ひとたびリセット回路が、遅延時間よりも大きい時間の間ロック条件を満たしていないことを測定すると、リセット信号を発生する。遅延時間は、相互接続されたラッチの数により決定される。本質的に、基準クロック信号の周期は、一連の相互接続されたフリップフロップの数で乗算される。乗算された周期を用いて遅延時間を生成する。
別の実施形態において、リセット信号のパルス幅は、一連の相互接続されたラッチからの出力信号をパルス整形回路に結合することにより、設定される。そのパルス幅は、相互接続されたフリップフロップからの適切な出力信号を選択することにより、調整される。
更に別の実施形態において、リセット信号は、PLL内の電圧制御発振器(VCO)と結合される。リセット信号がリセット状態を表す場合、電圧制御発振器は、リセット周波数へと動かされる。他の実施形態において、リセット信号は、PLL内の他の回路により用いられる。又は、リセット信号は、PLLの外部の回路へ出力される。
これら並びに他の態様及び利点は、適宜に添付図面を参照して以下の詳細な説明を読むことにより、当業者には明らかになるであろう。更に、この概要が、単なる例示であり、特許請求の範囲を限定する意図でないことが理解されるであろう。
現在の好適な実施形態が、添付図面と共に以下に説明され、様々な図面において類似の参照番号は類似のエレメントを指す。
上記で提示されたように、ロック状態の喪失が生じたときフェーズ・ロックド・ループ(PLL)をリセットする回路に対する必要性が存在する。従来のPLLは、ロックが喪失されたときに、正常な出力周波数から外れる可能性がある。典型的には、これは、正常な周波数より上又は下の或る周波数へと外れているPLL内の電圧制御発生器(VCO)からの出力信号に起因する。ひとたび出力信号が外れると、外部回路並びにPLLはリセットすることが必要となる。しかしながら、多くの場合、PLLを採用している外部回路をリセットすることは不都合である。その上、PLLがリセットされるとき、そのリセットは、ロックの喪失事象よりも非常に遅く行われる。従来のPLLのこれらの不都合な面により、PLL内及びPLLを用いる外部回路内に望ましくない遅延及びエラーをもたらす。
単一現象アップセット(SEU)又は単一現象過渡現象(SET)を含む単一現象効果(SEE)から生じるロック喪失事象のようなロック喪失事象においては、PLLに使用されるリセット回路提供され、このリセット回路は、ロック状態が喪失されたとき及びPLL(又はPLL内のVCO)をリセットするときを決定する。リセット回路は、PLLがロックを喪失するときに通常は生じる望ましくない遅延やエラーを防止する。SEE事象に加えて、リセット回路は、他のロック喪失事象に対しても用いられ得る。例えば、ロックの喪失は、基準クロック信号が不安定であるために、その基準クロック信号の周波数が意図せずにずれたときに生じる。ロックの喪失の多くの他の環境が存在する。従って、本発明の目的は、ロックの喪失が生じた後に安定したPLL出力信号を取り戻すためにPLLを効果的にリセットすることである。
ここで図1を参照すると、一例のPLL10は、位相−周波数検出器12、チャージ・ポンプ14、ロー・パス・フィルタ16、VCO18、及びロック検出器30を含む。位相−周波数検出器12は、信号線20上の基準クロック信号REFCLKと、信号線22上の導出された(又はフィードバックの)クロック信号(FBKCLK)を受け取る。位相−周波数検出器12からの出力信号は、チャージ・ポンプ14へ供給される。チャージ・ポンプ14からの出力信号は、ロー・パス・フィルタ16に結合される。ロー・パス・フィルタ16は、VCO18に結合される。VCO18の出力信号は、周波数分割器28へ供給される。周波数分割器28の出力信号は、位相−周波数検出器12及びロック検出器30に結合される。ロック検出器30はまた、信号線32上にロック検出信号(LOCK)を与えるためにREFCLKを供給される。リセット回路100は、信号線20上のREFCLK信号及び信号線32上のLOCK信号を受け取る。リセット回路100は、リセット信号(RESET)を出力し、この信号は、信号線102を介してVCO18に結合される。また、この例で示されるように、信号線104及び106上の逓倍されたリセット信号は、PLL10内のコンポーネントに結合されるか、又は外部回路へ出力される。
動作において、位相検出器12は、2つの入力信号の周波数を比較し、その2つの入力信号の位相差の尺度である出力を発生する。例えば、位相−周波数検出器は、REFCLKとFBKCLKとを比較して、REFCLKとFBKCLKとの位相/周波数差の大きさに比例する誤差信号を信号線24上に発生する。説明の目的のため、位相検出器12の誤差信号はアップ又はダウンの信号又はパルスを備え、チャージ・ポンプ14がそれを受け取るよう結合される。
信号線24上の誤差信号はチャージ・ポンプ14へ送られて、位相検出器12のPLL回路の負荷を軽減する。チャージ・ポンプ14の電流は、ロー・パス・フィルタ16に蓄積される電荷の大きさを制御し、従って、位相−周波数検出器12の誤差信号を、VCO18に結合されている信号線26上の制御電圧信号へと変換する。VCO18は、制御電圧信号に比例する周波数を有する出力信号を発生する。
PLL10がロックされると、REFCLKとFBKCLKとの間に一定の位相差が存在し(通常はゼロ)、それらの周波数は一致させられる。その2つの信号が等しい場合、信号線24上に誤差信号はない。その2つの信号が異なる場合、位相検出器12は、最終的に、信号線24上に制御電圧信号を生成する。FBKCLKがREFCLKより遅れる場合、位相検出器12は、チャージ・ポンプ14に、VCO18が速度を上げるように制御電圧信号を変えさせる。同様に、FBKCLKがREFCLKの前へ進む(creep)場合、位相検出器12は、チャージ・ポンプ14に、VCO18の速度を遅くするように制御電圧信号を変えさせる。ロー・パス・フィルタ16は、チャージ・ポンプ14からの急激な電圧制御信号を平滑化し、それにより、PLL10は、位相検出器12により行われる修正が非常に少なくなる状態へと向かう傾向となる。その結果として、信号線34上のPLL出力信号が安定したものとなり、様々な集積回路での応用に用いられることができる。1つのそのような応用は、クロック発生回路であり得る。
しかしながら、PLL10が安定した出力信号を生成することができないときの多くの状況が存在する。ロック検出器30は、REFCLK信号及びFBKCLK信号を測定することにより、安定した出力信号が出力されているとき又は出力されていないときに、それを示す。安定した出力では無い場合、ロック検出器30は、LOCKを用いて、ロック状態になっていないことを示す。
ロック条件を満たさないようにさせる1つの状況は、REFCLKが入力周波数より低すぎるか又は高すぎる場合である。PLL回路において、VCOは、多くの場合、所与の周波数範囲で動作するように設計されている。REFCLKが、例えば、低すぎる周波数を有する場合、VCOは、そのVCOの最低動作周波数に留められる信号を出力する。VCO18の最低動作周波数は、REFCLK周波数より高い周波数である。従って、FBKCLK周波数は、REFCLK周波数より高いものとなる。ロック検出器30が、REFCLK信号とFBKCLK信号とを評価するとき、ロック検出器30は、出力周波数の差を弁別して、LOCKを通じて「非ロック」状態を示す。
PLLが信号線34上に信号を、そしてLOCKを出力しているとき、リセット回路100は、REFCLK及びLOCKの両方を監視する。ロックが検出された場合、リセット回路100は、「ロー」値を有するRESETを信号線102上に出力する。しかしながら、LOCKが、ロックの喪失を示す場合、リセット回路100は、ロックが喪失されている時間の測定を開始する。PLLが所定の時間内に回復する場合、RESETは、「ロー」に留まる。しかしながら、所定の時間内にロックされない場合、RESETは「ハイ」になる。また、RESETの「ロー」値がVCO18に対するリセットを示すようにPLLを設計し得ることに、注目することが重要である。本発明の実施形態は、RESET信号の電圧の種類やレベルを用いるものに限定されるものではない。他の実施形態においては、RESETは電流信号であってよい。
「ハイ」のRESET信号を受け取ると、VCOはリセットする。VCO18をいずれの特定の周波数へリセットしてもよい。PLLを用いる特定の応用が、VCO18により提供される高い周波数のみを用いる場合、VCO18を、高い周波数へリセットするように設計できる。代替例として、周波数を中間の範囲の値又は低い周波数値に設定できる。
一例のPLL10を、約1GHzのサイクルのクロック発生回路に用いることができる。SEU事象中に、PLL10は、ロックを喪失し、正常な出力を取り戻すことができない場合があり得る。VCO18が正常な動作範囲外の周波数までずれていることを含む種々の理由のため、ロックを取り戻すことができない場合があり得る。上記で説明したように、VCO18が所望の周波数(即ち、1GHz)へ回復することができるとしても、VCO18がロックを取り戻すのに要する時間は望ましくないものである場合があり得る。また、VCO18は、所与の周波数へと回復することができない場合があり得る。従って、いずれにしても、リセット回路100は、RESETを用いてVCO18をリセットする。例えば、VCO18が0.5GHzの周波数までずれた場合、RESETを用いて、VCO18を1GHzに近い周波数へとリセットする。上記で説明したように、リセットをRESETを通じて受け取ったVCO18の周波数は、VCO18の設計で予め決定されている。
また前に言及したように、リセット回路100はまた、出力信号を信号線104及び106上に与え得る。これらの信号は、PLL10内の回路又は外部回路をリセットするために有用である。例えば、ロックを取り戻すことができない場合に、チャージ・ポンプ14をリセットすることは有益である。チャージ・ポンプ14をリセットすることは、チャージ・ポンプ14内のキャパシタを充電又は放電することが含められ得る。また、PLL10がリセットされた場合に、外部回路を更新することが有用であり得る。信号線106上の信号は、この例において用いることができる。リセット回路の機能は、VCO18をリセットすることのみに限定されるわけではない。
リセット回路100がRESETを発生する仕方を実証するため、リセット回路100の一実施形態の回路図が図2に示されている。リセット回路100は、REFCLK及びLOCKを入力として受け取るように結合され、RESETが出力される。LOCKは、インバータ108で反転される。インバータ108の出力及びREFCLKは、NANDゲート110によりNAND演算される。インバータ108の出力はまた、Dフリップフロップ112−1〜112−4のリセット入力に結合される。NANDゲート110の出力は、Dフリップフロップ112−1〜112−nのクロック入力に結合される。
Dフリップフロップ112−1〜112−nは相互接続され、一連のDフリップフロップ112−1〜112−nの中の各Dフリップフロップは、そのD入力に結合された反転出力を有する。全てのDフリップフロップ112−1及び112−nは、後続のDフリップフロップのクロック入力に結合された出力を有し、前のDフリップフロップからの出力をクロック入力として受け取る。例えば、この実施形態において、Dフリップフロップ112−2は、Dフリップフロップ112−1からのQ出力をクロック入力として受け取り、Q出力をDフリップフロップ112−3のクロック入力へ出力する。
信号線114aとして描かれているリセット・パルス整形タップが、Dフリップフロップ112−3のQ出力から取られる。リセット・パルス整形タップ114aは、ANDゲート116で、インバータ108の出力とAND演算される。説明の目的のため、信号線114bとして点線で描かれているリセット・パルス整形タップが、Dフリップフロップ112−2のQ出力から取られる。リセット・パルス整形タップ114bは、リセット・パルス整形タップがDフリップフロップ112−1〜112−nのうちのいずれの出力ででも配置され得ることを伝えるために、示されている。リセット・パルス整形タップ114a及び114bの目的は、図3を参照して説明される。
ANDゲート116の出力は、Dフリップフロップ112−nのリセット入力に結合される。Dフリップフロップ112−2はまた、それより前にあるDフリップフロップの反転出力をクロック入力として受け取る。この実施形態において、前にあるDフリップフロップは、Dフリップフロップ112−4であり、インバータ117は、そのQ出力を反転するために用いられる。本発明の他の実施形態は、より多い又は少ない数のDフリップフロップ、又は他の種類のフリップフロップやラッチを含むこともできる。出力120でのRESETは、Dフリップフロップ112−nのQ出力から取られる。
また、図2には、コモン電圧Vn118及び電源電圧Vp119が示されている。Vn118及びVp119の両方は、電力をリセット回路100内の回路へ供給するために用いられる。しかしながら、様々な電源装置及び方法を用いることもできる。
動作において、RESETの発生は、図3a〜図3cを観察することにより理解できる。図3aに示されるように、ロック条件が満たされているとき、Dフリップフロップ112−nのQ出力、RESETは、「ロー」である。ロックが喪失されているとき、図3aに示されるように、トレース210により表されるNANDゲート110の出力信号は、REFCLKを追跡し始める。
REFCLKは、既知の周期(「P」)220を有する。トレース210がREFCLKを追跡すると、REFCLKの周期220は、その次に、Dフリップフロップ112−1〜112−nにより乗算される。最終的に、周期220の乗算により、遅延時間(「t」)222が生成される。遅延時間222は、リセット回路100に用いられる相互接続されたDフリップフロップの数「n」により予め決定される。
周期220の乗算及び遅延時間222の生成は、以下のように説明される。トレース210の立ち上がり端を受け取ると、Dフリップフロップ112−1は、トレース212−1により表される信号を出力する。本質的に、トレース212−1はREFCLKに似ているが、トレース212−1の周期が2倍大きく且つ位相が180度シフトしていることが異なる。同様に、トレース212−2〜212−4によりそれぞれ表されるDフリップフロップ112−2〜112−4の出力信号は、受け取られた入力信号の倍数である。例えば、トレース212−1は、Dフリップフロップ112−2のクロック入力へ入力される信号入力を表す。トレース212−2により表されるDフリップフロップ112−2の出力信号は、トレース212−1の周期の2倍の大きさの周期を有する。用いられるフリップフロップの数に応じて、遅延時間222は、回路設計者の選好に適応させることができる。この実施形態において用いられるフリップフロップの数は5である。従って、遅延時間222は次式により計算される。
t=P×2n−1
REFCLKの周波数が例えば500MHzである場合、周期222は、2nsである。遅延時間222は、この実施形態においては、32nsである。しかしながら、より多くのフリップフロップがリセット回路100に加えられる場合、遅延時間222は増大する。例えば、10個の相互接続されたDフリップフロップにより、1μsの遅延時間222を生成するであろう。或る実施形態においては、リセット回路100はタイマと見ることができる。遅延時間222は、リセットを指示するRESET信号をタイマが送る前に経過しなければならない時間量である。
上記で説明したように、ロック状態は、遅延時間222内に取り戻される。場合によっては、ロックの喪失は、過渡的であり、又は遅延時間222より短いことがあり得る。ロックがほんの短い時間の間喪失されたとき、PLL、又はそのPLL内のVCOは、RESETによりリセットが指示されることなしに回復することができ得る。REFCLKのほんの数サイクル内で、ロックの喪失が失われて回復される。図3bは、ロックの喪失及び回復の一例を示す。図3bにおいて、LOCKは、REFCLKの「ロー」サイクル中に「ロー」になる。LOCKは、REFCLKが再び「ハイ」になる前に「ハイ」値に戻る。トレース210は、図3aにおいて示したようには、REFCLKを追跡し始めない。従って、RESETはリセット状態を示さない。LOCKが或る限定された時間量(即ち、遅延時間222より短い時間)の間「ロー」になる場合、信号210はREFCLKを追跡し始める。しかしながら、ロックを取り戻すと、Dフリップフロップ112−1〜112−4はリセットされ、RESETがリセット状態を示すのを阻止する。
場合によっては、回路設計者は、RESETのパルス幅(即ち、リセットを指示するパルスの幅)を調整することを希望する場合があり得る。応用に応じて、一部のVCO又は他の回路部品は、リセットする時間を他の回路部品より多く取ることもできる。例えば、1GHz波形を出力するVCOは、ナノ秒単位でリセットすることが可能であり得る。それに対して、10MHz信号を出力するVCOは、マイクロ秒の単位でリセットするようにできる。リセット・パルス整形タップ114a、114bを用いて、RESETが「ハイ」に留まる時間量、即ちリセットを示す時間量を調整することができる。
リセット整形パルスが図3cに示されている。この例では、LOCKは「ロー」から始まる。「ハイ」のRESET信号は、トレース212−4が「ロー」になるときに発生される。ANDゲート116は、LOCKの反転とトレース213−3との論理AND(論理積)を出力する。この出力は、それが「ロー」になるときにラッチ112−nをリセットする。従って、RESETが「ハイ」になると、それは、ラッチ112−nがANDゲート116の「ロー」出力によりリセットされるときに、最終的に「ロー」へと動かされる。RESETのパルス幅(「PW」)224は、信号212−3の周期の半分である。PWは、下記のように計算されるが、その式において、「x」は、一連のDフリップフロップの中の1つのフリップフロップの位置である(この実施形態においては、x=3)。
PW=P×2x−1
一例として、1GHzの周波数(2nsの周期)を有するREFCLKは、8nsのRESETパルス幅224を有する。
別の実施形態において、パルス幅は、図2に示されるように、リセット・パルス整形タップ114bを信号212−2に接続することにより、低減させることができる。1GHzのREFCLKを用いる場合、パルス幅224は4nsになる。代替例として、より多くのフリップフロップを用いる場合、パルス整形タップは、例えば、連続フリップフロップの第8番目のものに配置される。この例におけるパルス幅224は25μsとなる。
ANDゲート116がリセット回路100から排除される場合、パルス幅はn番目のフリップフロップにより設定される。即ち、パルス幅は、遅延時間222の半分がデフォルト値となる。ANDゲート116の無い実施形態は、大きいパルス幅224を必要とする回路に有効であり得る。また、より大きいパルス幅224が望まれる場合、ANDゲート116を、パルス幅224を任意の所望の幅に増大することを可能にする他の回路と置換することもできる。
上記で開示されたように、上記の実施形態に用いられたDフリップフロップは、立ち上がり端でトリガされているが、多入力フリップフロップやラッチを含む任意の種類のフリップフロップやラッチを用いることもできる。また、図3a〜図3cのタイミング図における信号は、矩形波形として描かれているが、信号は様々な波形を取り得ることを理解すべきであり、そのような波形には、正弦波、三角波、又は任意の様々な他の形状のパルスが含まれる。この実施形態における信号は「ハイ」又は「ロー」として表されているが、説明した信号の機能は、「ハイ」又は「ロー」の電圧のみに限定されるわけではない。上記の実施形態における信号線は、反転されることができ、また、複数の動作電圧や電流を備えることもできる。
本実施形態のPLL及びリセット回路は、多くの形を取ることができる。論理動作の多くは、複数の論理ゲート及び部品の様々な組み合わせにより実行されることができる。多くの応用に対して、本発明の実施形態は、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、ASIC、又はFPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)上で実現され得る。好適な実施形態において、ロック検出は、特定の使用のために特定の機能を実行するようにカスタマイズされた特定用途向け集積回路、即ち「ASIC」で実現される。実施形態はまた、ソフトウエア・フェーズ・ロックド・ループのソフトウエアで実現されることができる。これらのループは、ブロックのそれぞれに対してのソフトウエア均等物を用いてPLLを実現する。これらのフェーズ・ロックド・ループは、典型的には、DSPやマイクロプロセッサ上で実行される。ソフトウエアPLLは、主に、DSPをプログラムするのが安価且つ容易であることに起因して、一層一般的になってきている。
そこで、上記で説明した装置及び方法は、例えば、ディスク、CD−ROM、DVD−ROMのようなキャリア媒体、読み出し専用メモリ(ファームウエア)のようなプログラムされたメモリ、又は、例えば、光学的又は電気的信号キャリアのようなデータ・キャリアの上にソフトウエア・コードとして具体化され得る。従って、コードは、従来のプログラム・コードや、マイクロコードや、例えば、ASICやFPGAをセットアップ又は制御するコードから成り得る。コードはまた、例えば、再プログラム可能な論理ゲート・アレイのような再コンフィギュレーション可能な装置を動的にコンフィギュレーションするためのコードから成り得る。同様に、コードは、例えば、ベリログ(Verilog)やVHDL(超高速集積回路ハードウエア記述言語)のようなハードウエア記述言語のためのコードから成り得る。当業者が理解しているように、コードは、互いに通信する複数の結合されたコンポーネント間に分配されてもよい。適切である場合には、実施形態はまた、アナログ・ハードウエアを構成するために、フィールド(再)プログラム可能アナログ・アレイ又はそれと類似のデバイス上で動作するコードを用いて実現され得る。
上記の実施形態は、リセット回路を備えるPLLを説明している。上記で提示したように、PLL内のリセット回路は、「ロック」状態の喪失が生じたときPLLをリセットするために用いられる。PLLをリセットすることは、PLL内のVCOを所定の周波数値へと引っぱることを含む。所定の周波数の値は、低い、又は高い、又は中間の範囲の動作周波数を含む。PLLの内部又は外部の他の回路もまた、リセット信号が発生するとリセットされるようにしてもよい。リセット信号の特性はまた、リセット回路により決定されてもよい。遅延時間又はリセット・パルス幅のような特徴は、そのような決定可能な特性の例である。説明した実施形態は単なる例示であり、本発明の範囲を限定するものと取るべきではないことを理解すべきである。特許請求の範囲は、説明された順序又はエレメントに限定されるものとして述べられていない限り、そのように限定されるものと取るよう読むべきではない。従って、特許請求の範囲及びその均等物の範囲及び趣旨内に入る全ての形態は、本発明と主張するものである。
図1は、リセット回路を含むフェーズ・ロックド・ループのブロック図である。 図2は、リセット回路の回路図である。 図3aは、ロックの喪失後のリセット信号の発生を示すタイミング図である。 図3bは、リセット信号の発生をトリガしないロック検出信号の瞬間的な喪失を示すタイミング図である。 図3cは、リセット信号のパルス幅を調整する例を示すタイミング図である。

Claims (2)

  1. リセット能力を有するフェーズ・ロックド・ループ(PLL)であって、
    基準信号及びフィードバック信号を受け取るよう結合されるフェーズ・ロックド・ループと、
    前記基準信号及びロック検出信号を受け取るよう結合されるリセット回路と、
    を備え、
    前記リセット回路は、前記ロック検出信号がロック状態の喪失を示すときにリセットタイマを始動させ、前記リセット回路は、前記ロック検出信号が所定の時間の間ロック状態の喪失を示すとき、リセットを指示するリセット信号を出力し、前記ロック検出信号が、予め設定された時間量の前にロック状態を示す場合、前記リセットタイマをリセットするものであり
    前記リセット回路は、
    前記基準信号を受け取るよう結合される第1の入力と、前記ロック検出信号を受け取るよう結合される第2の入力と、出力とを有する論理回路と、
    前記論理回路の前記出力と結合された入力と、前記リセット信号を出力する出力とを有する相互接続されたラッチと、
    前記相互接続されたラッチのうちの1つのラッチのラッチ出力に結合されるパルス整形タップと、
    前記のロック検出の入力と前記パルス整形タップとに結合され、前記相互接続されたラッチをリセットすることにより、前記リセット信号のパルス幅を決定するパルス整形回路と
    を更に備える、
    フェーズ・ロックド・ループ。
  2. 請求項記載のフェーズ・ロックド・ループであって、前記相互接続されたラッチが、相互接続されたDフリップフロップである、フェーズ・ロックド・ループ。
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