JP4999798B2 - グラップル - Google Patents

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Description

本発明は、作業機のアームに取付けられ、各種廃棄物や各種チップ等を把持して積み込み、積み降ろし、集積等の作業を行なう場合に使用するグラップルに関する。
産業廃棄物等のトラックへの積み込み、積み降ろし、集積等の作業を行なうグラップルは、例えば油圧ショベルのバケットの代わりに作業用アームの先端に油圧シリンダにより回動可能に、あるいは吊り下げて取付けられる。このようなグラップルは、特許文献1に記載されているように、作業機の作業用アームに取付けられる上部構造体と、上部構造体の下部に周方向に間隔を有して設けられる複数個の爪取付け用のブラケットと、各ブラケットにそれぞれ根本部を外嵌して枢着軸を中心に内外方向に開閉可能に取付けられる複数本の爪と、爪開閉用の油圧シリンダとを備える。特許文献1に記載のグラップルにおいては、爪開閉用の油圧シリンダは、爪の外側に取付けられている。
特開2005−240431号公報
特許文献1に記載のように、爪開閉用の油圧シリンダを爪の外側に設ける場合、この油圧シリンダを覆って保護する保護カバーも爪の外側に設ける必要がある。しかしこれらの保護カバーの板厚が薄いと、保護カバーに処理対象物が衝突したり強い力で押圧された場合、保護カバーが変形するため、ある程度の厚みを確保する必要がある。このため、保護カバーの重量も大きくなり、この重量が爪の重量に加わり、グラップル全体の重量が増す。ここでグラップルとこれにより把持される処理対象物との総重量は作業機の規模により制限されるため、グラップルの重量が増すと、その分だけグラップルによる処理容量が減少し、同じ処理量を得るにはその総重量に耐え得るより大型の作業機が必要になるという問題点もある。
そこで爪を中空構造にして爪内に開閉用の油圧シリンダを収容する構造が考えられる。ここで、爪を閉じる時の力、すなわち処理対象物を把持する力は、爪開閉用の油圧シリンダの両端をピンにより爪内に固定するボス間の長さが長い程大きくなる。このため、爪開閉用の油圧シリンダとしてできるだけ両端のボス間の距離が長いものを用いることが好ましい。しかし爪が小さくなると、爪内の内空部も狭くかつ短くなり、両端のボス間の距離が長い油圧シリンダの爪内への収容が難くなり、求める油圧シリンダのストロークを得難くなる。
本発明は、上記問題点に鑑み、小型であっても爪開閉用の油圧シリンダとしてストロークの長いものを爪内に収容することが可能となる構造のグラップルを提供することを目的とする。
請求項1のグラップルは、作業機のアームに取付ける上部構造体と、
前記上部構造体の下部フレームに周方向に間隔を有して設けた複数個の爪取付け用のブラケットと、
内面板、外面板および左右の側面板により構成されて断面形状が4角形の中空構造をなし、前記各ブラケットにそれぞれ根本部を外嵌して前記ブラケットの下部に設ける枢着軸を中心に内外方向に開閉可能に取付ける複数本の爪と、
前記各爪内に収容され、ボトム側端部に設けたブロックに左右に突出させて一体に設けた取付け軸を有し、ピストンロッドを前記ブラケットにおける前記枢着軸より爪開閉方向の外側でかつ上方となる位置に回動可能に連結する爪開閉用雄型トラニオン油圧シリンダと、
前記爪の両側面板の内面にそれぞれ固定され、外面開口の凹部を有する受具と、
前記油圧シリンダのボトム側端部の前記左右の取付け軸をそれぞれ回動可能に支持し、前記受具の凹部に嵌着される矩形の軸受と、
前記受具の開口側にボルト付けされ、前記軸受を前記受具から抜け止めする蓋とを備えたことを特徴とする。
請求項2のグラップルは、請求項1に記載のグラップルにおいて、
前記爪内に収容された油圧シリンダのチューブの前記内面板側に沿って添設する油圧配管と、
前記チューブの前記内面板側に設けられ、前記油圧シリンダのボトム室、ロッド室にそれぞれ連通するポートと、
前記下部フレームの底板上に設けた油圧配管用中継継手と、
前記ポートと前記中継継手との間を連絡し、かつ前記下部フレームの側面に設けられた開口部に通すと共に、前記ブラケット内において、上に凸となるように弧状に湾曲させて配置する油圧ホースとを備えたことを特徴とする。
請求項3のグラップルは、請求項1または2に記載のグラップルにおいて、
前記ブラケットの上面に設けられて前記ブラケットの上面部を覆い、前記爪が開いた状態において前記爪の根本部の外面板により覆われると共に、前記爪が閉じた状態において露出する固定カバーと、
内縁部を前記ブラケット側に軸支して回動可能に取付けられ、前記爪が閉じた状態において前記爪の外面板と前記固定カバーとの間を覆う可動カバーと、
前記ピストンロッドの先端に前記油圧シリンダの回動に同期して回動するように取付けられ、前記可動カバーの先端を支持して前記可動カバーと前記ピストンロッドとの接触を防止する支持板とを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明によれば、爪開閉用油圧シリンダとして、ボトム側端部から左右に突出した取付け軸を有する雄型トラニオン油圧シリンダを用い、このボトム側端部の取付け軸を爪の中途部分に連結して油圧シリンダを爪に収容する構造としたので、ボトム側端部の爪との連結部の軸心方向の長さが短くなり、小型のグラップルであっても比較的ストロークを長くした油圧シリンダの収容が容易となる。このため、油圧シリンダ収容型でしかも小型のグラップルの実現が可能となる。また、小型でありながら、把持力が高いグラップルを提供できる。
また、爪の両側面板の内面に設けた受具に軸受を嵌合して蓋により固定する構造としたので、爪への油圧シリンダの収容、取付け作業が容易となる。すなわち、爪の中途部分の外面板に設けたメンテナンス用開口部から油圧シリンダのピストンロッドを挿入し、ボトム側端部の軸受を側面板の内面に設けた受部の凹部に挿入し、蓋で軸受を固定することにより油圧シリンダを取付けることができる。もし、ボトム側端部を下部フレームに設けたブラケットに本発明と同様の構造で固定することとすれば、取付けが困難となる。
請求項2の発明によれば、油圧シリンダのボトム側端部を爪の中途部分に連結した構造において、油圧シリンダの中継継手を下部フレームの底板に設け、油圧シリンダチューブの爪内面板側に設けたポートと中継継手との間を、上方に湾曲させた油圧ホースにより接続したので、爪を枢着するブラケット内空間が油圧シリンダの伸縮に伴う油圧ホースの伸縮空間として有効に利用され、油圧シリンダの伸縮に伴い、油圧ホースが上面を凸とした姿勢のままで整然と伸縮する。このため、油圧ホースの劣化を防止し、延命化を図ることができる。
請求項3の発明によれば、爪が閉じた状態であっても、可動カバーがブラケット上面の固定カバーと爪の根本部の外面板との間の隙間を覆うことができ、爪内部への異物の侵入を防止し、油圧シリンダを保護することができる。また、可動カバーが油圧シリンダと同期して回動する支持板により支持、回動され、可動カバーとピストンロッドとの接触が防止され、この接触によるピストンロッドの損傷が防止される。
図1は本発明のグラップルの一実施の形態を示す斜視図である。70は不図示の作業機に取付けられた作業用アーム、71はこの作業用アーム70にピン72を介して前後方向に回動可能に吊り下げたブラケット、1はこのブラケット71にピン73を介して左右に回動可能に吊り下げられたグラップルである。この実施の形態においては、グラップル1は作業用アーム70の姿勢の如何に関わらず常に垂直姿勢を保つように取付けているが、このグラップルは作業用アーム70に取付ける油圧シリンダにより前後に首振り可能に取付ける場合もある。
このグラップル1は、上部構造体1aと、この上部構造体1aの一部であって、筒状をなす下部フレーム2と、図2に示すように、この下部フレーム2の周囲に周方向に等間隔を有して設けられた2枚の平行板3aを有する複数個のブラケット3と、各ブラケット3に取付けられ、内面板4a、外面板4cおよび左右の側面板4bにより構成されて断面形状が4角形の中空構造をなす爪4と、各爪4に収容して取付けられる爪開閉用の油圧シリンダ5とを備える。この実施の形態においてはブラケット3および爪4を5個ずつ設けた例を示しているが、本発明はこれらのブラケット3や爪4を2個以上設けるグラップルに適用できる。
上部構造体1aは、油圧モータ6により前記下部フレーム2を旋回する旋回装置8を有する。7は油圧シリンダ5への作動油の供給を行なうために非旋回部と下部フレーム2側の旋回部との油路を接続するセンタージョイントである。なお、旋回装置8を設けない場合もある。
下部フレーム2は、円形または多角形の筒部2aの上面にそれぞれ旋回装置8の被旋回体に固定する上板2bを溶接し、筒部2aの底面に底板2cを溶接してなる。下部フレーム2の筒部2aに前記各ブラケット3を構成する平行板3a,3aを溶接する。各ブラケット3を構成する平行板3a,3aの下部の下部フレーム2の中心側寄りの位置(爪4の開閉方向に見て内側の位置)にはそれぞれ爪取付け用のボス13を溶接する。また、ブラケット3を構成する一対の平行板3a,3aの対向面における前記ボス13より上部でかつ下部フレーム2の中心側からボス13よりも離れた位置(爪4の開閉方向に見て外側の位置)には、それぞれ油圧シリンダ5取付け用の一対のボス15,15を溶接する。
爪4は内面板4aと左右の側面板4bと外面板4cとを溶接により一体化した4角形の断面形状をなす。内面板4aは爪4により比較的小さいサイズの把持対象物について作業する際に、爪4間から把持対象物が漏れることを防止するため、図1に示すように、側面板4bから左右に張り出した張り出し部4a1を有する。この張り出し部4a1の張り出し量は作業対象により種々に変更される。
両側面板4bの根本部には、油圧シリンダ5の油圧ホース27をボトム室、ロッド室にそれぞれ連通するポート5g、5hに接続、分離する等のメンテナンス作業や、爪4の内部の掃除等を行なうための開口部23を設ける。また、外面板4cの中間部には、油圧シリンダ5の取付け、取外しを行なう際に油圧シリンダ5を抜き差しするための開口部26を設ける。また、外面板4cの根本部にもメンテナンス作業用の開口部29を設ける。これらの開口部23,26,29の周囲にはねじ孔(図示せず)を設け、これらの開口部23,26,29を蓋板32〜34(図1参照)により塞ぎ、ボルト等によってこれらの蓋板32〜34を固定する。
爪4のブラケット3への取付けは、爪4の根本部のボス19(図1参照)の位置を、ブラケット3の下部に設けたボス13に位置を合わせてこれらのボス13,19に枢着軸18を挿着することにより行う。
本発明において用いる油圧シリンダ5は、図3に示すように、ボトム側端部に設けたブロック5aから左右に一体に突出して取付け軸5bを設けた雄型トラニオン油圧シリンダである。この油圧シリンダ5は、ボトム側端部のブロック5aの長さL1を、ボトム側端部にボス5cを有する汎用の油圧シリンダの長さL2に比較し、大幅に短縮できる。すなわち、ボス5cを有する油圧シリンダにおいては、ボス5cに貫通孔を有する関係上、ボス5cの強度を確保するため、所定の長さL2以上の長さが必要になるが、雄型トラニオン油圧シリンダにおいては、取付け軸5bがブロック5aと一体に構成されるため、ボトム側端部の長さL1を短縮できる。5eはチューブ5fの内面板4a側に配設した鋼製の油圧配管、5iはピストンロッド5jの先端に設けたボスである。
図4に示すように、油圧シリンダ5のピストンロッド5jの先端のボス5iを、前記ブラケット3内に設けたボス15,15間に嵌め、図2に示すように、ピン37をこれらのボス5i,15に挿着してピストンロッド5iをブラケット3に回動可能に連結する。
一方、油圧シリンダ5のボトム側端部は、図5、図6に示す構造で爪4の中途部分に連結する。図5、図6において、14は爪4の両側の側面板4bの内面にそれぞれ溶接された受具である。この受具14は外面側が開口された矩形の凹部14aを有する。16は凹部14aよりわずかに小さい矩形の軸受であり、この軸受16は油圧シリンダのボトム側端部に一体に設けたピン5bを回動可能に嵌め込んで支持する丸穴16aを有する。17は受け具4の開口側に取付けられ、軸受16を抜け止めする蓋である。この蓋17は、受具14の外面に設けたねじ孔14bに螺合するボルト21により、軸受16の外面を押える構造で取付ける。爪4の中途部分の湾曲部分近傍に受具14を取付けるため、受具14の外面の爪先端側は傾斜面14cに形成する。同様に、蓋17の先端側も傾斜面17aに形成すると共に、蓋17を固定するボルト21も受具14における爪4の根本側のみに設け、これにより爪4の外面から受具14や蓋17やボルト21が突出しないように構成し、コンパクト化を図っている。
図7は油圧シリンダ5の爪4内への挿入とブラケット3への取付けを説明する図である。油圧シリンダ5の爪4内への挿入、取付けに当り、ブラケット3に軸18により連結した状態にしておく。また、油圧シリンダ5の取付け軸5bに軸受16を嵌合しておく。そして、2点鎖線で示すように、油圧シリンダ5をピストンロッド5jから爪4内に外面板4cの開口部26を通して矢印Yで示すように挿入する。そして、軸受16が受具14の凹部14aに対面する部分まで挿入されると、矢印Xで示すように、ボトム側端部を爪4内に挿入し、受具14の凹部14aに軸受16を嵌合する。そして蓋17をボルト21により受具14に固定し、これにより油圧シリンダ5のボトム側端部を側面板4bの中途部分に連結する。一方、ピストンロッド5jの先端のボス5iは、ブラケット3側のボス15,15間に後述の支持板48と共に挿入し、ピン37によりボス5iをボス15に連結する。
本実施の形態のような雄型トラニオン油圧シリンダ5を用いる場合、ボトム側端部をブラケット3側に取付ける構造とすることは非常に困難であるかあるいは爪4の根本部を拡大しなければならず、小型化が困難であるが、ボトム側端部を爪の中途部分に連結する構造とすることにより、上述のように油圧シリンダ5の取付けが容易となる。
また、中空構造の爪4の中に油圧シリンダ5を収容する構造としたので、爪4の外面にシリンダカバーや蓋体を設ける場合に比較してグラップルの重量を軽量化することができ、グラップルの処理容量を増大させ、小型の作業機を用いて比較的容量の大きなグラップルを取付けて作業を行なうことができ、作業の能率向上、経済化、省エネルギー化が図れる。
また、爪開閉用油圧シリンダ5として、ボトム側端部から左右に突出した取付け軸5bを有する雄型トラニオン油圧シリンダを用い、このボトム側端部の取付け軸5bを軸受16、受具14により爪の中途部分に連結して油圧シリンダ5を爪に収容する構造としたので、ボトム側端部の連結部の軸心方向の長さが短くなり、小型のグラップルであっても比較的ストロークを長くした油圧シリンダ5の収容が容易となる。このため、油圧シリンダ収容型のコンパクト化された小型のグラップルの実現が可能となる。また、小型でありながら、把持力が高いグラップルを提供できる。
次に油圧シリンダ5に対する作動油の供給を行う油圧管路の構成について説明する。図8において、22はセンタージョイント7の外面に設けた継手である。25は下部フレーム2の底板2c上に設けた中継継手である。これらの継手22,25間は油圧ホース24により接続される。継手22,25や油圧ホース24は1本の油圧シリンダ5に対してそれぞれ2ピースずつ設けられる。また、各油圧シリンダ5のポート5g,5hと底板2上の継手25,25間をそれぞれ油圧ホース27,27により接続する。これらの油圧ホース27,27は、下部フレーム2の筒部2aに設けた開口部2dに通し、ブラケット3内の空間において、中途部分を上方に湾曲させて設ける。
この構成において、図8、図9に示すように、油圧シリンダ5を収縮させた状態においては、油圧シリンダ5のポート5g,5hがブラケット3側に近接するため、油圧ホース27はブラケット3内にて上昇し、弛んだ状態となる。一方、油圧シリンダ5を伸長した状態においては、図10に示すように、油圧シリンダ5のポート5g,5hがブラケット3から離れるため、油圧ホース27はブラケット3内にて下降する。このように、油圧シリンダ5の伸縮に伴うポート5g,5hと中継継手25との距離の変化を、油圧ホース27のブラケット3内における弛みにより吸収でき、油圧ホース27が上面を凸とした姿勢のままで整然と伸縮する。このため、油圧ホース27の劣化を防止し、延命化を図ることができる。
次に爪4内への金属片や塵埃等の異物の侵入防止構造について説明する。ブラケット3を構成する2枚の平行板3a、3aの上面部は枢着軸18を中心とする円弧上にあるように弧状に形成する。そしてこの弧状をなす上面部における、下部フレーム2からボス15の近傍にいたる箇所にわたり、平行板3a、3a間への金属片や塵埃等の侵入防止のための枢着軸18を中心とする円弧に沿う弧状の固定カバー43を溶接する。また、2枚の平行板3a、3aの下面部も枢着軸18を中心とする円弧上にあるように弧状に形成し、下部フレーム2から爪4の開閉に伴って爪の根本部が移動する範囲にわたり、平行板3a、3a間への金属片や塵埃等の異物の侵入防止のため、前記円弧に沿う弧状の固定カバー44を溶接する。これらの固定カバー43、44はブラケット3の補強の役目も果たす。
可動カバー30は次のようにして取付ける。図4に示すように、前記ブラケット3に設けるボス15、15の上面に、それぞれ一対の取付け部材45、46をボス15の軸心方向に並べて溶接する。これらの部材45、46のうち、平行板3a側に近い部材45には貫通孔45aを設け、他方の部材46にはねじ孔46aを設ける。また、平行板部3aには貫通孔45aとねじ孔46aと同軸線上に貫通孔47を設ける。
一方、可動カバー30の一端側の下面には、図11に示すように、前記部材45、46間に挿入して軸支させるための取付け片30a,30aを設け、これらの取付け片30aに貫通孔30bを設ける。また、可動カバー30の固定カバー43の反対側の端部、すなわち外端部の下面には、後述の支持板48に載せてピストンロッド5jと可動カバー30との接触を防止するための鞍部材49をねじ等の固定具50により(溶接でもよい)取付ける。また、爪4が閉じた際の可動カバー30の位置が、爪4の枢着軸18を中心とする円弧上にあるように規制して、爪4の外面板4cと可動カバー30との間の間隔が拡大することを防止するため、ブラケット3の外周縁に当接させるストッパ52を溶接する。
この可動カバー30は、取付け片30aをボス15に設けた取付け部材45、46間に嵌め、ブラケット3の平行板部3aの貫通孔47より軸54(図10参照)を挿入し、この軸54を取付け部材45の貫通孔45a、取付け片30aの貫通孔30bに挿入して取付け部材46のねじ孔46aに軸54の先端の雄ねじ部を螺合することにより、ボス15に回動可能に取付ける。なおこの軸54としては雄ねじ部を有するものではなく、ピンを用いることもできる。この可動カバー30の内縁部(下部フレーム2に近い側の縁部)は、固定カバー43の外縁部に近接して固定カバー43と可動カバー30との間の隙間の発生を防止する。図4に示すように、支持板48は、油圧シリンダ5のピストンロッド5jの先端のボス5iに、油圧シリンダ5の回動に同期して回動するように取付ける。
次に可動カバー30の作用を図9、図10の断面図により説明する。図9は油圧シリンダ5が最も収縮した状態、すなわち爪4が全開の状態であり、このとき、外面板4cの根本部は下部フレーム2に最も近接した位置にある。このとき、固定カバー43のほとんど全部と、可動カバー30の全部が爪4の外面板4cにより覆われた状態であり、側面板4bとブラケット3との間も微小隙間が保たれるため、金属片や塵埃等の異物が爪4内に侵入するおそれはない。また、可動カバー30は、その外縁部の鞍部材49が油圧シリンダ5のボス5iに取付けた支持板48に載った状態で、可動カバー30の外縁部が上に持ち上げられた状態であり、これによって可動カバー30がピストンロッド5jに接触することを防止する。
この全開状態から油圧シリンダ5を伸長させて爪4を閉じ方向に動作させると、外面板4cの根本部は枢着軸18を中心とする円弧上にある固定カバー43の上面に沿い、固定カバー43との間に微小間隔を保ちながら動く。したがってこの場合にも金属片や塵埃等の異物が爪4内に侵入するおそれがない。このように外面板4cの根本部が固定カバー43上に沿って動く際に、油圧シリンダ5のチューブ5fはピン37を中心に下方に揺動するが、これに伴い、可動カバー30は、その外縁部の鞍部材49が支持板48に載った状態で軸54を中心に下方に回動するので、可動カバー30がピストンロッド5jに接触することがない。
爪4が更に閉じ、爪4の外面板4cの根本側端部が固定カバー43と可動カバー30との境界を超える前あるいは超える際に、可動カバー30に設けたストッパ52がブラケット3の平行板3aの外周部に当接し、それ以上の可動カバー30の下方への回動を防ぐ。このとき、固定カバー43の外縁部と可動カバー30の内縁部が最も近接し、両者間からの金属片や塵埃等の異物の侵入を防ぐ。このとき、可動カバー30は枢着軸18を中心とした円弧上にある。
さらに爪4が閉じる際に、爪4の外面板4cの根本側端部は可動カバー30の上面の円弧に沿って一定の微小間隔を保ったまま移動するから、この移動状態からさらには図10に示すように爪4が最も閉じた状態にわたり、爪4と可動カバー30との間から金属片や塵埃等の異物の侵入が防止される。図10のように爪4が最も閉じた状態では、可動カバー30の大部分が爪4の外面板4cにより覆われずに露出し、残部が外面板4cにより覆われた状態となる。
このように、この実施の形態のグラップルにおいては、固定カバー43と可動カバー30とを備えたもので、爪4の開閉の全過程において、爪4の外面板4cでブラケット3や油圧シリンダ5のボトム側端部を覆う可動カバー30、固定カバー43に対して微小間隔を保って覆うことができる。
すなわち、このグラップルにおいては、爪4の閉じ(開き)動作の際には爪4の外面板4cの下方(上方)への移動および油圧シリンダ5の下方(上方)への揺動に伴い可動カバー30も連動して下方(上方)に回動するので、爪4および油圧シリンダ5の開閉動作に伴って常に可動カバー30が爪4や油圧シリンダ5の動きを妨げない位置となる。このため、可動カバー30は爪4の根本部の外面板4cに常に近接した微小隙間を保ったままの状態で油圧シリンダ5のピストンロッド5j側端部を覆うので、爪4の開閉の全範囲にわたり、金属片や塵埃等の異物が爪4内に入ることを防止することができ、爪4内に侵入する金属片や塵埃等の異物による油圧シリンダ5の損傷を防止することができる。また、支持板48を設けたことにより、可動カバー30がピストンロッド5jに接触することを防止しているので、可動カバー30によるピストンロッド5jの損傷が防止される。
また、固定カバー43や可動カバー30は平板状のものを用いることも可能であるが、この実施の形態のように枢着軸18を中心とする弧状とすることが理想的である。すなわち固定カバー43は弧状をなすので、爪4の閉じ動作の前半において、爪4の外面板4cと固定カバー43との間が相互に干渉することなく、両者の間隔を微小の一定隙間を保つことができる。また、爪4が閉じ動作の後半において、可動カバー30の外面は、枢着軸18を中心とする円弧状をなすため、爪の根本部の外面板4cの端部を可動カバー30に近接させた場合であってもこれらが相互に干渉することがなく、このため、爪4の根本部の外面板4cと可動カバー30との間の隙間をより小さくすることができ、爪4内への金属片や塵埃等の異物の侵入がより効果的に防止される。
本発明のグラップルの一実施の形態を示す斜視図である。 この実施の形態のグラップルの一部を省略して示す側面図である。 この実施の形態のグラップルの油圧シリンダの側面図である。 この実施の形態のグラップルの油圧シリンダのピストンロッドの取付け部を示す斜視図である。 この実施の形態のグラップルの油圧シリンダのボトム側端部の連結部を示す斜視図である。 この実施の形態のグラップルの油圧シリンダの取付け構造を示す斜視図である。 この実施の形態のグラップルの油圧シリンダの取付け方法を説明する断面図である。 この実施の形態の油圧シリンダの作動油供給用油圧管路の構成を示す斜視図である。 この実施の形態において、爪を開いた状態における可動カバーの姿勢を示す側面図である。 この実施の形態において、爪を閉じた状態における可動カバーの姿勢を示す側面図である。 この実施の形態の可動カバーを示す斜視図である。
符号の説明
1:グラップル、1a:上部構造体、2:下部フレーム、2a:筒部、2c:底板、2d:開口部、3:ブラケット、3a:平行板、4:爪、4a:内面板、4b:側面板、4c:外面板、5:油圧シリンダ、5a:ブロック、5b:取付け軸、5e:油圧配管、5f:チューブ、5g,5h:ポート、5i:ボス、5j:ピストンロッド、6:油圧モータ、7:センタージョイント、13,15:ボス、14:受具、14a:凹部、16:軸受、17:蓋、18:枢着軸、19:ボス、21:ボルト、22:継手、23,26,29:開口部、24:油圧ホース、25:中継継手、27:油圧ホース、30:可動カバー、30a:取付け片、30b:貫通孔、32〜34:蓋板、43,44:固定カバー、45,46:取付け部材、47:貫通孔、48:支持板、49:鞍部材、50:固定具、52:ストッパ、54:軸、70:作業用アーム、71:ブラケット、72,73:ピン、

Claims (3)

  1. 作業機のアームに取付ける上部構造体と、
    前記上部構造体の下部フレームに周方向に間隔を有して設けた複数個の爪取付け用のブラケットと、
    内面板、外面板および左右の側面板により構成されて断面形状が4角形の中空構造をなし、前記各ブラケットにそれぞれ根本部を外嵌して前記ブラケットの下部に設ける枢着軸を中心に内外方向に開閉可能に取付ける複数本の爪と、
    前記各爪内に収容され、ボトム側端部に設けたブロックに左右に突出させて一体に設けた取付け軸を有し、ピストンロッドを前記ブラケットにおける前記枢着軸より爪開閉方向の外側でかつ上方となる位置に回動可能に連結する爪開閉用雄型トラニオン油圧シリンダと、
    前記爪の両側面板の内面にそれぞれ固定され、外面開口の凹部を有する受具と、
    前記油圧シリンダのボトム側端部の前記左右の取付け軸をそれぞれ回動可能に支持し、前記受具の凹部に嵌着される矩形の軸受と、
    前記受具の開口側にボルト付けされ、前記軸受を前記受具から抜け止めする蓋とを備えたことを特徴とするグラップル。
  2. 請求項1に記載のグラップルにおいて、
    前記爪内に収容された油圧シリンダのチューブの前記内面板側に沿って添設する油圧配管と、
    前記チューブの前記内面板側に設けられ、前記油圧シリンダのボトム室、ロッド室にそれぞれ連通するポートと、
    前記下部フレームの底板上に設けた油圧配管用中継継手と、
    前記ポートと前記中継継手との間を連絡し、かつ前記下部フレームの側面に設けられた開口部に通すと共に、前記ブラケット内において、上に凸となるように弧状に湾曲させて配置する油圧ホースとを備えたことを特徴とするグラップル。
  3. 請求項1または2に記載のグラップルにおいて、
    前記ブラケットの上面に設けられて前記ブラケットの上面部を覆い、前記爪が開いた状態において前記爪の根本部の外面板により覆われると共に、前記爪が閉じた状態において露出する固定カバーと、
    内縁部を前記ブラケット側に軸支して回動可能に取付けられ、前記爪が閉じた状態において前記爪の外面板と前記固定カバーとの間を覆う可動カバーと、
    前記ピストンロッドの先端に前記油圧シリンダの回動に同期して回動するように取付けられ、前記可動カバーの先端を支持して前記可動カバーと前記ピストンロッドとの接触を防止する支持板とを備えたことを特徴とするグラップル。
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