JP4998617B2 - 弾性波フィルタ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも3個のIDTが圧電基板上に形成されている縦結合共振子型の弾性波フィルタ部を備える弾性波フィルタ装置に関し、より詳細には、平衡−不平衡変換機能を有する縦結合共振子型の弾性波フィルタ装置に関する。
従来、携帯電話機の帯域フィルタなどに、平衡−不平衡変換機能を有する弾性表面波フィルタ装置が用いられている。また、近年、弾性表面波を利用した弾性表面波フィルタ装置に代えて、弾性境界波を利用した弾性境界波フィルタ装置も注目されている。弾性表面波フィルタ装置や弾性境界波フィルタ装置などの弾性波フィルタ装置が平衡−不平衡変換機能を有する場合、バランと称されている平衡−不平衡変換機能素子を省略することができる。従って、部品点数の低減及び携帯電話機などの小型化を図ることができる。
下記の特許文献1には、平衡−不平衡変換機能を有する弾性表面波フィルタ装置が開示されている。図19に示すように、特許文献1に記載の弾性表面波フィルタ装置1001では、上方に開いた開口1002aを有するパッケージ1002内に、弾性表面波フィルタ素子チップ1003が収納されている。弾性表面波フィルタ素子チップ1003では、圧電基板1004上に、図示の電極構造が形成されて、平衡−不平衡変換機能を有する弾性表面波フィルタが構成されている。
すなわち、不平衡端子1005に、弾性表面波共振子1006,1007を介して、3IDT型の縦結合共振子型の弾性表面波フィルタ部1008が接続されている。ここでは、不平衡端子1005に接続されるIDTが、第1,第3のIDT1009,1011である。そして、第1,第3のIDT1009,1011間に挟まれて、第2のIDT1010が配置されている。第2のIDT1010の一端が第1の平衡端子1012に、他端が第2の平衡端子1013に接続される。
他方、不平衡端子1005に接続されるIDT1009の他端は、アース配線パターン1014を介して、アース電位に接続される電極パッド1015に接続されている。同様に、不平衡端子1005に一端が接続されているIDT1011の他端は、アース配線パターン1016により、アース電位に接続されている電極パッド1017に接続されている。
他方、下記の特許文献2には、不平衡端子と第1の平衡端子との間に、第1の3IDT型の縦結合共振子型弾性波フィルタ部が、不平衡端子と第2の平衡端子との間に、第2の3IDT型の縦結合共振子型弾性波フィルタ部が接続されており、それによって、平衡−不平衡変換機能が実現されている弾性波フィルタ装置が開示されている。ここでは、アース配線を工夫することにより、帯域外減衰量の改善を図ることができる旨が記載されている。
特開2003−124782号公報 特許第3918102号公報
特許文献1に記載の弾性表面波フィルタ装置1001では、上記のように、1つの縦結合共振子型弾性波フィルタ部1008を用いて、平衡−不平衡変換機能が実現されている。従って、単にバランを省略し得るだけでなく、平衡−不平衡変換機能を実現するための電極構造の簡略化を図ることができる。しかしながら、特許文献1に記載の弾性表面波フィルタ装置1001では、通過帯域外の減衰量が十分な大きさを有しないという問題があった。
他方、特許文献2では、アース配線を工夫することにより低損失化を図った構造が示されている。しかしながら、特許文献2においてアース配線を工夫することにより帯域外減衰量が改善されている構造は、あくまでも、特許文献2に開示されている特定の電極構造を有するフィルタ装置において効果を有するものにすぎなかった。
本発明の目的は、上述した従来技術の欠点を解消し、不平衡端子と第1,第2の平衡端子との間に、不平衡端子に接続されるIDTと、平衡端子に接続されるIDTとを有する縦結合共振子型弾性波フィルタ部が接続されている弾性波フィルタ装置であって、帯域外減衰量の拡大を図ることができる、弾性波フィルタ装置を提供することにある。
本発明によれば、不平衡端子と、第1,第2の平衡端子とを有し、平衡−不平衡変換機能を有する弾性波フィルタ装置であって、圧電基板と、前記圧電基板上に形成されており、前記不平衡端子と前記第1,第2の平衡端子との間に接続されており、少なくとも3個のIDTを有する縦結合共振子型弾性波フィルタ部と、前記圧電基板上に形成されており、第1の端部及び第2の端部を有し、第1の端部が、前記少なくとも3個のIDTの内、前記第1または第2の平衡端子に接続されているIDTのアース側端部に接続されている第1のアース配線と、前記圧電基板上に形成されており、第1,第2の端部を有し、第1の端部が前記不平衡端子に接続されているIDTのアース側端部に接続されている第2のアース配線と、前記圧電基板上に形成されており、前記第1,第2のアース配線の各第2の端部が電気的に接続される第1,第2のアース用電極パッドとを備え、前記第2のアース配線が、前記第1の端部から第2の端部に向かう途中で第1,第2の分岐配線部に分かれており、第1,第2の分岐配線部が前記少なくとも3個のIDTが設けられている領域を挟むように配置されていることを特徴とする、弾性波フィルタ装置が提供される。
本発明に係る弾性波フィルタ装置のある特定の局面では、第1,第2のアース用電極パッドが1つの電極パッドからなる。その場合には、圧電基板上における電極構造の簡略化を図ることができるとともに、弾性波フィルタ装置の小型化を図ることができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置の他の特定の局面では、前記第1のアース配線が、絶縁膜を介して前記第1の分岐配線部の一部と積層されている部分を有する。この場合には、第1の分岐配線部と、第1のアース配線とが積層されているため、圧電基板上において配線を含む電極構造を形成する面積を小さくすることができ、小型化を進めることができる。
本発明に係る弾性波フィルタ装置は、弾性境界波フィルタ装置であってもよく、弾性表面波フィルタ装置であってもよい。弾性境界波フィルタ装置の場合には、上記圧電基板上に積層された誘電体がさらに備えられ、圧電基板と誘電体との間に前記少なくとも3個のIDTが形成されることになる。
(発明の効果)
本発明によれば、不平衡端子と第1,第2の平衡端子との間に、不平衡端子に接続されるIDTと、第1,第2の平衡端子にそれぞれ接続される平衡側のIDTとを有する縦結合共振子型弾性波フィルタ部が接続されている構成において、不平衡端子に接続されているIDTのアース側端部に接続されている第2のアース配線が、第1,第2の分岐配線部を有し、第1,第2の分岐配線部が少なくとも3個のIDTが設けられている領域を挟むように配置されているため、第1,第2の平衡端子間の差動特性が改善される。そのため、通過帯域外の減衰量を大きくすることができ、弾性波フィルタ装置の低損失化を図ることが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る弾性境界波フィルタ装置を示す模式的平面図である。 図2は、第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置で用いられている1ポート型弾性境界波共振子の電極構造を模式的に示す平面図である。 図3は、第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置で用いられている5IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部の電極構造を模式的に示す平面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置の回路構成を示す模式的平面図である。 図5(a)及び(b)は、本発明の第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置の立体構造を説明するための略図的正面断面図及びその要部を拡大して示す部分切欠正面断面図である。 図6は、比較のために用意した未だ公知ではない第1の比較例の弾性境界波フィルタ装置を説明するための模式的平面図である。 図7は、比較のために用意した未だ公知ではない第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置を説明するための模式的平面図である。 図8は、第1,第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第1,第2の平衡端子間の差動特性を示す図である。 図9は、第1,第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第1の平衡端子からの出力特性を示す図である。 図10は、第1,第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第2の平衡端子からの出力特性を示す図である。 図11は、第1の実施形態及び第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置の第1,第2の平衡端子間における差動特性を示す図である。 図12は、第1の実施形態及び第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第1の平衡端子からの出力特性を示す図である。 図13は、第1の実施形態及び第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第2の平衡端子からの出力特性を示す図である。 図14(a)及び(b)は、第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置を説明するための模式的平面図及びその要部を示す部分切欠断面図である。 図15(a)及び(b)は、第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置の変形例に係る弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図及びその要部を示す部分切欠断面図である。 図16は、第2の実施形態及び第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第1,第2の平衡端子間の差動特性を示す図である。 図17は、第2の実施形態及び第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第1の平衡端子からの出力特性を示す図である。 図18は、第2の実施形態及び第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第2の平衡端子からの出力特性を示す図である。 図19は、従来の弾性表面波フィルタ装置の一例を説明するための平面図である。
符号の説明
1…弾性境界波フィルタ装置
2…圧電基板
3…不平衡端子
4…第1の平衡端子
5…第2の平衡端子
6…アース端子
7〜10…バンプ
11…1ポート型弾性境界波共振子
11a…IDT
11b,11c…反射器
12…縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部
13…不平衡側信号配線
14…第1の平衡側信号配線
15…第2の平衡側信号配線
16…1ポート型弾性境界波共振子
17…第1のアース配線
18…第2のアース配線
18a…第1の分岐配線部
18b…第2の分岐配線部
18c…共通アース配線部分
21〜25…第1〜第5のIDT
26,27…反射器
31…電極
32…誘電体
33…吸音膜
34,35…貫通導体
101…弾性境界波フィルタ装置
102…絶縁層
111…弾性境界波フィルタ装置
112…絶縁層
1101…弾性境界波フィルタ装置
1102…第1のアース配線
1103…第2のアース配線
1104…接続点
1105…共通アース配線
1201…弾性境界波フィルタ装置
1202…第1のアース配線
1203…第2のアース配線
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は、本発明の第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置を示す模式的平面図である。弾性境界波フィルタ装置1では、圧電基板2上に、図1に模式的に示されている電極が形成されている。弾性境界波フィルタ装置1では、圧電基板2上に不平衡端子3、第1,第2の平衡端子4,5及びアース端子6が形成されている。これらの端子は、電極パッドにより形成されており、各電極パッド上に、円で示すように、バンプ7〜10が接合されている。この端子及びバンプの具体的な構造は後ほど説明する。
不平衡端子3に、1ポート型弾性境界波共振子11を介して、5IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部12が接続されている。
図1では、1ポート型弾性境界波共振子11は、その位置が矩形のブロックで示されているが、その電極構造は、図2に示す通りである。すなわち、1ポート型弾性境界波共振子11は、IDT11aと、IDT11aの両側に配置された反射器11b,11cとを有する。
他方、5IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部12では、矩形のブロックで示すように、中央に配置された第1のIDT21と、第1のIDT21の弾性境界波伝搬方向両側に配置された第2,第3のIDT22,23と、第1〜第3のIDT21〜23が設けられている領域の境界波伝搬方向両側に配置された第4,第5のIDT24,25と、IDT21〜25が設けられている領域の境界波伝搬方向両側に配置された反射器26,27とを有する。図1では、これらの電極はそれぞれ矩形のブロックで示されているが、その詳細は図3に示す通りである。
本実施形態の弾性境界波フィルタ装置1では、上記第1,第4及び第5のIDT21,24,25の各一端が共通接続され、1ポート型弾性境界波共振子11を介して不平衡端子3に接続されている。従って、第1,第4及び第5のIDT21,24,25が不平衡側のIDTである。ここで、不平衡端子3と、IDT21,24及び25の共通接続点とを接続している、破線で示されている配線パターンを不平衡側信号配線13とする。
他方、第2のIDT22の一端は、破線で示す平衡側信号配線14により第1の平衡端子4に接続されている。同様に、第3のIDT23の一端は、破線で示す第2の平衡側信号配線15により第2の平衡端子5に電気的に接続されている。そして、第1,第2の平衡側信号配線14,15間に、1ポート型弾性境界波共振子16が接続されている。1ポート型弾性境界波共振子16は、1ポート型弾性境界波共振子11と同様の電極構造を有する。
他方、第1,第2の平衡端子4,5にそれぞれ接続されている第2,第3のIDT22,23のアース電位に接続される端部同士は、第1のアース配線17により共通接続され、かつアース端子6に接続されている。すなわち、第1のアース配線17の第1の端部がIDT22,23のアース側端部に、第2の端部がアース端子6に接続されている。
他方、本実施形態では、不平衡側のIDTであるIDT21,24,25のアース側端部は共通接続され、第2のアース配線18に接続されている。
本実施形態の特徴は、この第2のアース配線18が、第1,第2の分岐配線部18a,18bを有し、第1,第2の分岐配線部18a,18bが、IDT21〜25が設けられている領域を挟むように、その両側を通るように配置され、かつ同じアース端子6に電気的に接続されていることにある。
より具体的には、第2のアース配線18は、第1の端部側において、IDT21,24,25に接続されており、第1の端部側から反対側の第2の端部に向かうにあたり、第1の分岐配線部18aと第2の分岐配線部18bとに分岐されている。
第1,第2の分岐配線部18a,18bを明確に定義するために、第1,第4及び第5のIDT21,24,25のアース側端部を共通接続しているアース配線部分を共通アース配線部分18cとする。共通アース配線部分18cは、第2のアース配線18の前記第1の端部を含み、第4のIDT24のアース側端部と接続されている部分から、第5のIDT25のアース側端部と接続されている部分までをいうものとする。従って、第1の分岐配線部18aは、共通アース配線部分18cの一端から反射器26が設けられている部分の外側を通り、アース端子6に向かって延ばされている。他方、第2の分岐配線部18bは、共通アース配線部分18cの他端から反射器27が設けられている部分の外側を通り、アース端子6に延ばされている。そして、第1,第2の分岐配線部18a,18bの端部すなわち第2のアース配線18の第2の端部は、アース端子6に接続されていることになる。
本実施形態では、第2のアース配線18が上記のように形成されているため、帯域外減衰量の拡大を図ることができる。
圧電基板2上に、上記電極構造が形成されており、それによって、本実施形態では、図4に示すフィルタ回路が形成されていることになる。すなわち、不平衡端子3と第1,第2の平衡端子4,5との間に不平衡端子に接続されるIDTと、第1,第2の平衡端子にそれぞれ接続される第1,第2の平衡側IDTとを有する5IDT型の縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部12が接続されている平衡−不平衡変換機能を有する弾性境界波フィルタ装置が形成されている。
なお、1ポート型弾性境界波共振子11は、必ずしも設けられずともよいが、該弾性境界波共振子11を設けることにより、通過帯域の高域側近傍の減衰量を大きくすることができる。同様に、1ポート型弾性境界波共振子16についても、必ずしも設けられずともよいが、1ポート型弾性境界波共振子16を設けることにより、通過帯域の低域側近傍の減衰量を大きくすることができ、好ましい。
本実施形態の弾性境界波フィルタ装置1の立体的な構造を、図5(a)及び(b)を参照して説明する。
図5(a)及び(b)は、弾性境界波フィルタ装置1の一部を略図的に示す正面断面図及びその要部を拡大して示す部分切欠正面断面図である。弾性境界波フィルタ装置1では、圧電基板2上に、図5(a)に示す電極31が形成されている。この電極31として、図1及び図4に示した電極構造が形成されている。
そして、図5(a)では、不平衡端子3及びアース端子6が設けられている部分が略図的に示されている。アース端子6は、図示のように電極31に接続されるアース用電極パッドで構成されている。同様に、不平衡端子3についても、電極31に接続される電極パッドにより形成されている。そして、弾性境界波フィルタ装置1では、圧電基板2上に、上記電極31を覆うように誘電体32が積層されている。IDT21〜25などを含む電極は、圧電基板2と誘電体32との界面に形成されている。上記圧電基板2を構成する材料としては、LiTaOやLiNbOなどの圧電単結晶を挙げることができる。また、誘電体32としては、SiO、SiNなどの適宜の誘電体材料を挙げることができる。
本実施形態では、上記圧電基板2と誘電体32との界面に形成されたIDT21〜25を励振させることにより弾性境界波が伝搬される。
他方、上記誘電体32を覆うように、吸音膜33が積層されている。吸音膜33は、適宜の合成樹脂、ガラスまたは絶縁性セラミックスからなる。
また、上記吸音膜33及び誘電体32を貫通するようにアース端子6及び不平衡端子3を露出させる貫通孔が形成されている。この貫通孔内に、貫通導体34,35が充填されている。そして、貫通導体34,35上に、図1に示したバンプ10及びバンプ7がそれぞれ形成されている。
上記バンプ10,7を形成する材料については、半田、Auなどの適宜の金属を挙げることができる。
また、圧電基板2上に形成される電極31や端子を形成している電極パッド及び前述したアース配線17,18、貫通導体34及び35等については、Al、Cu、Au、Pt、Ti、Ni、Cr、またはこれらの合金などの適宜の金属からなる。また、複数の金属膜を積層した積層金属膜により、これらの電極や配線などが形成されていてもよい。
なお、図1において、破線で示した不平衡側信号配線13、第1,第2の平衡側信号配線14,15などは、実際には、第1,第2のアース配線17,18と同様に、ある程度の幅を有する導体パターンにより形成されている。図1では、図示を容易としかつ特徴を明確化するために、これらの信号配線パターン13,14,15を破線で略図的に示している。
次に、第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置1において、第2のアース配線18が上記のように形成されているため帯域外減衰量が拡大され得ることを、図6及び図7に示す、未だ公知ではない比較例の弾性境界波フィルタ装置1101及び1201と対比することにより明らかにする。
以下の実験例においては、弾性境界波フィルタ部12の構成、第1,第2の1ポート型弾性境界波共振子11,16の構成は以下の通りとした。
弾性境界波フィルタ部12の構成
電極指の対数は、第4のIDT24/第2のIDT22/第1のIDT21/第3のIDT23/第5のIDT25の順に、17/12.5/11.5/12.5/17とした。各IDT21〜25における電極指交叉幅は100μmとし、デューティ比(電極指幅/電極指の配列周期)は0.6とした。
また、1ポート型弾性境界波共振子11では、電極指の対数は55とし、電極指交叉幅は100μmとし、デューティ比は0.6とした。
1ポート型弾性境界波共振子16では、電極指の対数は20とし、電極指交叉幅は50μm、デューティ比は0.6とした。
また、フィルタ部や共振子の電極材料としては、圧電基板2上から上方に向かって、Ti/Pt/Au/Pt/Ti/NiCrをこの順序で積層した積層金属膜を用いた。膜厚は、順に10/10/150/10/10/17(単位はいずれもnm)とした。
また、吸音膜33については、7μmのポリイミド膜を形成した。
さらに、アース端子6などの電極パッド部分は、厚さ40nmのTi下地層上に、1600nmのAlCuを積層してなる積層金属膜を用いた。
また、SiOからなる誘電体32の厚みは6μmとした。
さらに、アース配線17,18や信号配線などについては、圧電基板2側から上層に向かってTi/AlCu/Ti/Ptをこの順序で積層した積層金属膜を用いた。膜厚は、上記順序で20/1000/50/100(単位はいずれもnm)とした。信号配線に厚さ40nmのTiと、1600nmのAlCuをさらに積層して電気抵抗を低減した。
図6は、第1の比較例の弾性境界波フィルタ装置1101の電極構造を示す模式的平面図である。
第1の比較例の弾性境界波フィルタ装置1101は、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部12のアース配線が異なることを除いては、上記実施形態の弾性境界波フィルタ装置1と同様である。すなわち、図6に示すように、平衡側のIDTである第2,第3のIDT22,23のアース電位に接続される端部が共通接続され、第1のアース配線1102が形成されている。また、不平衡側の第1,第4及び第5のIDT21,24及び25のアース電位に接続される側の端部が共通接続され、第2のアース配線1103に接続されている。ここでは、第1のアース配線1102及び第2のアース配線1103が、接続点1104において共通接続され、共通アース配線1105によりアース端子6に接続されている。すなわち、第1〜第5のIDT21〜25のアース電位に接続される側の全ての端部が接続点1104で共通接続され、共通アース配線1105によりアース端子6に接続されている。
図6に示したように、アース配線を共通化することにより、小型化を図ることができる。もっとも、弾性境界波フィルタ装置1101では、帯域外減衰量が十分でなかった。
他方、図7に示す弾性境界波フィルタ装置1201では、平衡側のIDTとアース端子6を接続している第1のアース配線1202と不平衡側のIDT21,24,25のアース電位を共通接続し、アース端子6に接続している第2のアース配線1203とが分離されている。すなわち、平衡側と不平衡側において、アース配線1202,1203が分離されている。その他の構成については、弾性境界波フィルタ装置1201は、弾性境界波フィルタ装置1及び1101と同様である。
図8は、上記第1,第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第1,第2の平衡端子間の差動特性を示し、図9は第1,第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第1の平衡端子の出力特性を示し、図10は、第1,第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置における第2の平衡端子からの出力特性を示す。第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置1201のように、不平衡端子に接続される第2のアース配線と、平衡端子に接続される第1のアース配線とを分離することにより、帯域外におけるコモンモードレベルの改善されることが確かめられた。しかしながら、図8〜図10から明らかなように、帯域外減衰量については、分離及び非分離の如何にかかわらず、さほど大きくない。例えば、6GHz付近において、いずれの場合においても、減衰量の差動特性は30dB程度に留まっていた。
図11〜図13は、上記第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置1及び上記第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置1201における第1,第2の平衡端子間の差動特性、第1の平衡端子からの出力特性及び第2の平衡端子からの出力特性をそれぞれ示す図である。
図11〜図13から明らかなように、特に図11の差動特性から明らかなように、第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置1では、通過帯域外における減衰量を大幅に改善し得ることがわかる。例えば、6GHzにおけて、第2の比較例では、減衰量が30dBであったのに対し、本実施形態では、50dB以上と、20dB以上大きくなることがわかる。
すなわち、不平衡側IDT21,24及び25に接続される第2のアース配線を、上記分岐配線部18a,18bを有するように設けることにより、帯域外減衰量が顕著に改善され得ることがわかる。これは、分岐配線部18a,18bを設け、IDT21〜25が設けられている領域の両側を分岐配線部18a,18bが通過することにより、IDT21〜25が設けられている領域の両側において、アース配線に対する寄生容量が同等になるため、第1,第2の平衡端子間の差動特性が改善されることによると考えられる。差動特性は、第1の平衡端子の出力特性と第2の平衡端子の出力特性の差である。図12及び図13から明らかなように、第1の実施形態では高域側の帯域外減衰特性がほぼ同じになっている。そのため、差動特性が改善されている。それに対して、第2の比較例では高域側の帯域外減衰特性が大きく異なっている。そのため、差動特性が悪化している。上記のように、第1の実施形態によれば、単に第2のアース配線のパターンを変形しただけで、帯域外減衰量が大幅に改善されるという顕著な効果が得られる。
図14(a)及び(b)は、本発明の第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置の模式的平面図及びその要部を示す部分切欠断面図である。
本実施形態の弾性境界波フィルタ装置101では、第1のアース配線17と、第2のアース配線18の一部とが重なり合うように配置されている。すなわち、第2のアース配線18の第1の分岐配線部18aの一部が、第1のアース配線17の上方を通過するように、第1のアース配線17に対して積層されている。もっとも、両者の間の電気的絶縁を図るために、絶縁層102が形成されている。すなわち、圧電基板2上に第1のアース配線17が形成されており、第1のアース配線17上に絶縁層102が積層されており、絶縁層102上に、第2のアース配線18の第1の分岐配線部18aが接続されている。それによって、第1のアース配線17と第2のアース配線18の第1の分岐配線部18aとの電気的絶縁が図られている。このように、第1の分岐配線部18aの一部が絶縁層102を介して第1のアース配線17上に積層されていることを除いては、本実施形態の弾性境界波フィルタ装置101は、第1の実施形態の弾性境界波フィルタ装置1と同様に構成されている。
なお、上記絶縁層102を構成する材料としては特に限定されず、ポリイミド樹脂、エポキシ樹脂、またはアクリル樹脂などの適宜の合成樹脂、あるいはアルミナなどの絶縁性セラミックスにより形成することができる。
図15(a)及び(b)は、第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置101の変形例に係る弾性境界波フィルタ装置111を示す模式的平面図及びその要部を示す部分切欠断面図である。ここでは、第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置101の場合とは逆に、第2のアース配線18の第1の分岐配線部18a上に絶縁層112が積層されており、絶縁層112上に第1のアース配線17が積層されている。このように、第1のアース配線17と、第1の分岐配線部18aの一部が積層される場合、いずれが下方に位置していてもよい。
第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置101及び上記変形例の弾性境界波フィルタ装置111では、第1のアース配線17と、第2のアース配線18の第2の分岐配線部が積層されているため、電極パターンの形成密度を高めることができ、それによって小型化を進めることができる。
なお、第1のアース配線17と、第2のアース配線18の一部が絶縁層102,112を介して積層されている場合、両者の間の容量より特性が劣化するおそれがある。しかしながら、上記第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置101及び上記変形例の弾性境界波フィルタ装置111においても、前述した第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置1201に比べて、差動特性を大幅に改善することができる。これを、図16〜図18に示す。
図16〜図18は、第2の実施形態の弾性境界波フィルタ装置101及び上記第2の比較例の弾性境界波フィルタ装置1201における第1,第2の平衡端子間の差動特性、第1の平衡端子からの出力特性及び第2の平衡端子からの出力特性をそれぞれ示す。実線が第2の実施形態の結果を、破線が第2の比較例の結果を示す。
図16〜図18から明らかなように、特に図16の差動特性から明らかなように、第2の実施形態においても、第2の比較例に比べて、通過帯域外減衰量を大幅に改善し得ることがわかる。すなわち、6GHzの周波数域においても、第2の実施形態においても、第2の比較例に比べて、減衰量30dB以上改善し得ることがわかる。従って、小型化を図りつつ、通過帯域外減衰量の拡大を図ることができる。
上述してきた第1,第2の実施形態及び変形例では、弾性境界波フィルタ装置につき説明したが、本発明は、弾性境界波フィルタ装置だけでなく、弾性表面波を利用した弾性表面波フィルタ装置にも適用することができる。すなわち、図1に示した電極構造をすべて圧電基板上に形成し、誘電体上にアース配線を形成しないで、同様の構造を有する弾性表面波フィルタ装置を形成することができる。
従って、図1は、弾性表面波フィルタ装置についての圧電基板及び電極構造を示す図でもあり得ることを指摘しておく。
また、上記実施形態の弾性境界波フィルタ装置1では、5個のIDT21〜25が配置されていたが、3個以上の奇数のIDTを有する縦結合共振子型弾性境界波フィルタ部を備える弾性境界波フィルタ装置に本発明は広く適用することができる。
すなわち、本発明は、不平衡端子と、第1,第2の平衡端子との間に、少なくとも3個のIDTのうち、不平衡端子に接続されるIDTと、第1,第2の平衡端子に接続されるIDTとを有するように、少なくとも3個のIDTを有する縦結合共振子型の弾性波フィルタ部が接続されている弾性波フィルタ装置に広く適用することができる。なお、不平衡端子と第1の平衡端子との間に第1の縦結合共振子型弾性波フィルタ部が、不平衡端子と第2の平衡端子に第2の縦結合共振子型弾性波フィルタが接続されている特許文献2に記載のような弾性波フィルタ装置は、本発明が対象とする弾性波フィルタ装置と平衡−不平衡変換機能を実現する電極構造において全く異なるものであるため、同様に考えることはできないことを指摘しておく。

Claims (5)

  1. 不平衡端子と、第1,第2の平衡端子とを有し、平衡−不平衡変換機能を有する弾性波フィルタ装置であって、
    圧電基板と、
    前記圧電基板上に形成されており、前記不平衡端子と前記第1,第2の平衡端子との間に接続されており、少なくとも3個のIDTを有する縦結合共振子型弾性波フィルタ部と、
    前記圧電基板上に形成されており、第1の端部及び第2の端部を有し、第1の端部が、前記少なくとも3個のIDTの内、前記第1または第2の平衡端子に接続されているIDTのアース側端部に接続されている第1のアース配線と、
    前記圧電基板上に形成されており、第1,第2の端部を有し、第1の端部が前記不平衡端子に接続されているIDTのアース側端部に接続されている第2のアース配線と、
    前記圧電基板上に形成されており、前記第1,第2のアース配線の各第2の端部が電気的に接続される第1,第2のアース用電極パッドとを備え、
    前記第2のアース配線が、前記第1の端部から第2の端部に向かう途中で第1,第2の分岐配線部に分かれており、第1,第2の分岐配線部が前記少なくとも3個のIDTが設けられている領域を挟むように配置されていることを特徴とする、弾性波フィルタ装置。
  2. 前記第1,第2のアース用電極パッドが1つの電極パッドからなる、請求項1に記載の弾性波フィルタ装置。
  3. 前記第1のアース配線が、絶縁膜を介して前記第1の分岐配線部の一部と積層されている部分を有する、請求項1または2に記載の弾性波フィルタ装置。
  4. 圧電基板に積層された誘電体をさらに備え、前記圧電基板と前記誘電体との間に少なくとも3個の前記IDTが形成されている弾性境界波フィルタ装置である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
  5. 弾性表面波フィルタ装置である、請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性波フィルタ装置。
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