JP4997534B2 - 電気式動力舵取装置 - Google Patents
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Description
したがって、操舵フィーリングに悪影響を及ぼすことなく操舵輪を介して入力される逆入力を抑制することができる。
したがって、操舵フィーリングに悪影響を及ぼすことなく操舵輪を介して入力される逆入力を抑制することができる。
以下、本発明の第1実施形態について図を参照して説明する。まず、本第1実施形態に係る電気式動力舵取装置の構成を図1(A)(B)に基づいて説明する。
図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る電気式動力舵取装置20の全体構成例を示す構成図である。電気式動力舵取装置20は、主に、ステアリングホイール21、ステアリング軸22、ピニオン入力軸23、トルクセンサ24、減速機27、ラックアンドピニオン28、ロッド29、ECU30、モータ40等から構成されている。
このラックアンドピニオン28では、ピニオン入力軸23の回転運動をラック軸の直線運動に変換可能にしており、またこのラック軸の両端にはロッド29が連結され、さらにこのロッド29の端部には図略のナックル等を介して操舵輪FR、FLが連結されている。これにより、ピニオン入力軸23が回転すると、ラックアンドピニオン28、ロッド29等を介して操舵輪FR、FLの実舵角を変化させることができるので、ピニオン入力軸23の回転量および回転方向に従った操舵輪FR、FLの操舵を可能にしている。
ステップS205において、加速度センサ70により検出される前後加速度aが制動中であると判断される加速度閾値であるa0以下であるか否かについて判定される。なお、本第1実施形態において、加速度閾値a0は、例えば、−0.6Gに設定されている。ここで、前後加速度aが加速度閾値a0以下でなければ(S205でNo)、制動中ではないと判定されて、ステップS209にて逆入力抑制ゲインGが1に設定される。
したがって、操舵フィーリングに悪影響を及ぼすことなく操舵輪FR、FLを介して入力される逆入力を抑制することができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る電気式動力舵取装置について図5を参照して説明する。図5は、第2実施形態における補正電流値演算処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
第1実施形態と同様に、ステップS101にて各センサにより検出される操舵トルクT、車速V、モータ電流値iおよび前後加速度a等が読み込まれると、ステップS103にて基本アシスト電流値iqが演算される。そして、図5の補正電流値演算処理ルーチンS200のステップS201にて、トルク変化量dT/dtが演算されると、ステップS203にて、補正基準電流値iaが設定される。
次に、本発明の第3実施形態に係る電気式動力舵取装置について図6〜図8を参照して説明する。図6は、第3実施形態に係る電気式動力舵取装置20の全体構成例を示す構成図である。図7は、第3実施形態に係る電気式動力舵取装置のECUによるモータの制御ブロック線図である。図8は、第3実施形態における補正電流値演算処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
第1実施形態と同様に、ステップS101にて各センサにより検出される操舵トルクT、車速V、モータ電流値iおよび前後加速度a等が読み込まれると、ステップS103にて基本アシスト電流値iqが演算される。そして、図8の補正電流値演算処理ルーチンS200のステップS201にて、トルク変化量dT/dtが演算されると、ステップS203にて、補正基準電流値iaが設定される。
(1)上記第2実施形態において、図5のステップS212にて設定される逆入力抑制ゲインGは、前後加速度aの増加に伴い1から1.5まで直線的に増加するように設定されることに限らず、運転状況や車両の重量等に応じて1から1.5まで変化するように設定されてもよい。
また、図5のステップS212にて設定される逆入力抑制ゲインGは、前後加速度aの増加に伴い1から1.5または1.5よりも小さな所定の電流値まで、曲線状に増加するように設定されてもよいし、ステップ状に増加するように設定されてもよい。
また、ラック軸とモータとを平行に配置したいわゆるラックパラレル式の電気式動力舵取装置、ピニオン入力軸23を有するピニオン部にモータを配置したいわゆるピニオン式の電気式動力舵取装置、または、いわゆるデュアルピニオン式の電気式動力舵取装置等に適用してもよい。
21…ステアリングホイール
24…トルクセンサ
30…ECU(制御手段)
31…MPU
40…モータ
70…加速度センサ
90…ブレーキペダルセンサ
a…前後加速度(車両の前後方向の加速度)
a0…加速度閾値(所定の加速度閾値)
dT/dt…トルク変化量(操舵トルクの単位時間当たりの変化量)
FR、FL…操舵輪
G、G1…逆入力抑制ゲイン
i…モータ電流
ia…補正基準電流値
iq…基本アシスト電流値
iq*…目標駆動電流値
i1…補正電流値
Sbk…ブレーキ信号
T…操舵トルク
Tb…トルク閾値(所定のトルク閾値)
Claims (5)
- 車両のステアリングホイールによる操舵輪の操舵を補助可能なアシスト力を発生させるモータと、
前記ステアリングホイールによる操舵トルクを検出するトルクセンサと、
前記操舵トルクの単位時間当たりの変化量に応じて補正電流値を設定しこの補正電流値に応じて前記モータによるアシスト力の発生を制御する制御手段と、
を備えた電気式動力舵取装置であって、
前記制御手段は、前記補正電流値を、前記車両が制動中でありかつ操舵中でない場合には、前記車両が制動中でない場合または操舵中である場合の通常の電流値よりも大きな電流値に設定することを特徴とする電気式動力舵取装置。 - 前記車両の前後方向の加速度を検出する加速度センサを備え、
前記制御手段は、前記補正電流値を、前記前後方向の加速度が制動中であると判断される所定の加速度閾値以下でありかつ前記操舵トルクの絶対値が操舵中でないと判断される所定のトルク閾値以下である場合には、前記前後方向の加速度が所定の加速度閾値以下でない場合または前記操舵トルクの絶対値が所定のトルク閾値以下でない場合の通常の電流値よりも大きな電流値に設定することを特徴とする請求項1記載の電気式動力舵取装置。 - 前記操舵輪の回転を制動する制動手段が作動中であるか否かを判定する判定手段を備え、
前記制御手段は、前記補正電流値を、前記制動手段が作動中であると判定される場合であって前記前後方向の加速度が前記所定の加速度閾値以下でありかつ前記操舵トルクの絶対値が前記所定のトルク閾値以下である場合には、前記制動手段が作動中でないと判定される場合、前記前後方向の加速度が所定の加速度閾値以下でない場合、または前記操舵トルクの絶対値が所定のトルク閾値以下でない場合の通常の電流値よりも大きな電流値に設定することを特徴とする請求項2記載の電気式動力舵取装置。 - 前記制御手段は、前記大きな電流値を、前記通常の電流値の1倍より大きく1.5倍以下に設定することを特徴とする請求項2または3記載の電気式動力舵取装置。
- 前記制御手段は、前記大きな電流値を、前記前後方向の加速度の増加に伴い前記通常の電流値から増加させるように設定することを特徴とする請求項2または3記載の電気式動力舵取装置。
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