JPH068837A - 電動式パワーステアリング装置 - Google Patents

電動式パワーステアリング装置

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JPH068837A
JPH068837A JP17610492A JP17610492A JPH068837A JP H068837 A JPH068837 A JP H068837A JP 17610492 A JP17610492 A JP 17610492A JP 17610492 A JP17610492 A JP 17610492A JP H068837 A JPH068837 A JP H068837A
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JP
Japan
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steering
torque
motor
angular velocity
vehicle speed
Prior art date
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Application number
JP17610492A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Ueno
弘 植野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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  • Power Steering Mechanism (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コスト低減を図りつつ、操舵時の不要な粘性
感をなくし、収斂性や戻り特性を向上させて高フィーリ
ングな操舵感を得る。 【構成】 基準アシストトルク算出手段51は操舵トル
クセンサ21の出力に基づいて基準アシストトルクを作
成し、トルク微分算出手段52はトルク微分を算出す
る。操舵状態判定手段41はトルク微分およびモータ回
転速度に基づいて操舵系が操舵されているか、手放し時
であるかを判定し、アシストトルク算出手段42は操舵
状態判定手段41によって判定された操舵状態に応じて
基準アシストトルクを補正し、補正アシストトルクを駆
動手段54に出力してモータ6を駆動する。したがっ
て、操舵系の操舵あるいは手放し時のそれぞれの状態に
応じた最適なアシスト制御が行われ、操舵時の手ごたえ
感と、手放し時のハンドル戻り特性および収斂性が向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両に用いて好適な電
動式パワーステアリング装置に係わり、詳しくはモータ
の回転出力によって操舵力を補助するパワーステアリン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両のパワーステアリング装置と
して油圧式に代えてモータを用いた電動式のものが使用
されており、モータはアクチュエータとして小型、軽量
等の利点から今後とも増加傾向にある。
【0003】従来のパワーステアリング装置では、トル
クセンサによって操舵系の操舵トルクを検出し、このト
ルクセンサの出力信号に基づいてアシストモータを制御
し、補助操舵力を発生させることにより、操舵力を軽減
している。
【0004】ところで、上記従来装置では、アシスト用
モータのトルクをギヤで減速してラック軸等に伝達する
構成であるため、アシスト用モータの慣性力により高車
速時の収斂性が不足するために、舵角速度に応じた減衰
力を発生させる装置が提案されている(例えば、実開昭
61ー169675号公報参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな改良の従来装置にあっては、高車速時の不安定性を
粘性制動によって安定化しているため、安定性を改善す
ることはできるものの、ハンドルからの操舵入力時に
は、粘性制動により不要な粘性感が生じたり、高速操舵
時にハンドルが重くなるという問題点があった。
【0006】一方、ハンドルの手放し時には収斂性や戻
り特性が悪化するとともに、操舵の手ごたえ感が不足す
るという欠点があった。
【0007】また、舵角センサの出力に基づく舵角速度
から減衰信号を発生する構成となっているため、舵角セ
ンサを必要とし、それ以前の電動式パワーステアリング
装置よりもコストが高くなるという欠点があった。
【0008】そこで本発明は、コスト低減を図りつつ、
操舵時の不要な粘性感をなくし、収斂性や戻り特性を向
上させて高フィーリングな操舵感を得ることのできる電
動式パワーステアリング装置を提供することを目的とし
ている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明による電動式パワーステアリン
グ装置は、操舵系に連結され、操舵補助トルクを発生す
るモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク
検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記操舵
トルク検出手段および車速検出手段の出力に基づいて前
記モータの駆動を制御する制御手段と、を備えた電動式
パワーステアリング装置において、操舵系が操舵されて
いるか、手放し時であるかを判定する操舵状態判定手段
とを設け、前記制御手段は、操舵状態判定手段によって
判定された操舵状態に基づいて前記モータの駆動を制御
する制御値を補正することを特徴とする。
【0010】また、好ましい態様として請求項1記載の
電動式パワーステアリング装置で、前記操舵状態判定手
段は、前記モータの回転角、モータ回転速度又はモータ
回転角速度と、操舵トルク又は操舵トルク微分との位相
差を検出することにより、操舵状態を判定することを特
徴とする。
【0011】請求項3記載の発明による電動式パワース
テアリング装置は、操舵系に連結され、操舵補助トルク
を発生するモータと、操舵系の操舵トルクを検出する操
舵トルク検出手段と、車速を検出する車速検出手段と、
前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基
づいて前記モータの駆動を制御する制御手段と、を備え
た電動式パワーステアリング装置において、操舵系の舵
角速度を検出する舵角速度検出手段と、操舵トルクの変
化量を算出するトルク変化量算出手段と、少なくとも前
記舵角速度検出手段およびトルク変化量算出手段の出力
に基づいて前記モータの粘性を制御する粘性補償値を算
出する粘性補償手段とを設け、前記制御手段は、粘性補
償手段によって算出された粘性補償値に基づいて前記モ
ータの駆動を制御する制御値を補正することを特徴とす
る。
【0012】また、好ましい態様として請求項3記載の
電動式パワーステアリング装置で、前記舵角速度検出手
段は、前記モータの印加電圧と電機子電流を検出し、こ
の検出結果から前記操舵系の舵角速度を演算して求める
ことを特徴とする。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明では、操舵状態判定手段に
より操舵系が操舵されているか、手放し時であるかが判
定され、この判定された操舵状態に基づいてモータの駆
動を制御する制御値が補正される。したがって、操舵系
の操舵あるいは手放し時のそれぞれの状態に応じた最適
なアシスト制御が行われることとなり、操舵時の手ごた
え感と、手放し時のハンドル戻り特性および収斂性が両
立させて向上できる。
【0014】請求項2記載の発明では、操舵状態の判定
に際してモータ速度が、例えばモータ電流やモータ電圧
から推定される。したがって、従来のように舵角センサ
を必要とせず、コストが低減する。
【0015】請求項3記載の発明では、少なくとも舵角
速度検出手段およびトルク変化量算出手段の出力に基づ
いてモータの粘性を制御する粘性補償値が算出され、こ
の粘性補償値に基づいてモータの駆動を制御する制御値
が補正される。例えば、トルク微分算出値の位相が操舵
時の舵角速度の位相と一致するような制御が行われる。
【0016】したがって、不要な粘性がなくなるような
制御となり、手放し時の収斂性が高まって安定性が向上
し、操舵時の不要な粘性感がなくなって、良好な操舵フ
ィーリングが得られる。
【0017】請求項4記載の発明では、モータの印加電
圧と電機子電流を検出し、この検出結果から操舵系の舵
角速度が算出され、コストが低減する。
【0018】
【実施例】以下、本発明を図面に基づいて説明する。図
1〜図10は請求項1記載の発明に係る電動式パワース
テアリング装置の第1実施例を示す図である。図1は本
装置のハード構成を示すブロック図である。図2はこの
パワーステアリング装置が適用されるステアリング機械
系の一例を示す構成図である。
【0019】まず、図2に示すパワーステアリング機械
系について説明しておく。図2において、操舵ハンドル
1の回転力はハンドル軸を介してピニオンギアを含むス
テアリングギア2に伝達されるとともに、上記ピニオン
ギアによりラック軸3に伝達され、さらにナックルアー
ム等を経て車輪4が転向される。また、コントロール装
置5により制御駆動される操舵アシスト(補助)モータ
(DCモータ)6の回転力はピニオンギアを含むステア
リングギア7とラック軸3との噛み合いによりラック軸
3に伝達され、ハンドル1による操舵を補助することに
なる。ハンドル1とモータ6の回転軸はギア2、7およ
びラック軸3により機械的に連結されている。
【0020】一方、後述の操舵トルクセンサ21(図1
参照)により、操舵トルク(戻りトルク)が検出され、
車速センサ22(図1参照)より車速が検出される。そ
して、これらの検出トルク、車速等に基づきコントロー
ル装置5によってモータ6が制御される。コントロール
装置5およびモータ6には車両に搭載されたバッテリ8
から、その動作電力が供給される。
【0021】コントロール装置5は電流検出器、電圧検
出器等の検出器、モータ6を駆動する駆動回路、モータ
6の全体的な制御を統括するコンピュータ(CPU、例
えばマイクロプロセッサ)、メモリ、コンピュータと上
記入/出力機器とのインターフェース回路等から構成さ
れている。
【0022】具体的に説明すると、図1はコントロール
装置5に内蔵されたコンピュータおよび各センサを示す
ブロック図である。この図において、コントロール装置
5には操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段)21、
車速センサ(車速検出手段)22からの出力信号が入力
されている。
【0023】コントロール装置5はモータ6の全体的な
制御を統括するCPU31、A/D変換回路32〜3
4、カンウタ35、モータ駆動回路36、モータ電圧検
出回路37、モータ電流検出回路38およびメモリ39
によって構成される。
【0024】操舵トルクセンサ11によって検出された
操舵トルクはA/D変換回路32によってデジタル信号
に変換された後にCPU31に取り込まれる。また、車
速センサ22によって検出された車速はカウンタ26に
よってカウントされ、車速を表すカウント値はCPU3
1に取り込まれる。
【0025】CPU31は入力された操舵トルクおよび
車速に基づいてアシスト指令を作成し、それに基づく制
御信号をモータ駆動回路36に出力し、モータ駆動回路
36によりモータ6が駆動される。この結果、モータ駆
動回路36から出力されるアシストトルク値(又はモー
タ電流指令値)は図3に示すように、検出トルクVT
検出車速VSによって定められた値(ここでは基準アシ
ストトルクに相当)となる。
【0026】図3は、操舵トルクVTに応じて、一定範
囲の操舵トルクVTに対してはこれにほぼ比例するモー
タ電流が流れ(アシストトルクが発生し)、上記範囲を
超えると、ある一定のモータ電流が流れる(アシストト
ルクが発生する)ように、また車速VSに応じて、車速
Sが速いときにはモータ電流(アシストトルク)を少
なくし、車速VSが遅いときにはモータ電流(アシスト
トルク)を多くするように、モータ6を制御するための
アシスト指令が発生することを表している。
【0027】図1に戻り、モータ電圧はモータ電圧検出
回路37によって検出され、A/D変換回路33によっ
てデジタル信号に変換された後にCPU31に取り込ま
れる。また、モータ電流はモータ電流検出回路38によ
って検出され、A/D変換回路34によってデジタル信
号に変換された後にCPU31に取り込まれる。メモリ
39はCPU31の処理に必要なプログラムやデータを
記憶している。
【0028】ここで、本実施例のCPU31はそのパワ
ーステアリング制御の原理的構成を図4に示すように、
操舵状態判定手段41およびアシストトルク算出手段4
2としての機能を有する。操舵状態判定手段41は操舵
系が操舵されているか、手放し時であるかを判定するも
ので、ここではモータ6の回転角、モータ回転速度又は
モータ回転角速度と、操舵トルク又は操舵トルク微分と
の位相差を検出することにより、操舵状態を判定する。
【0029】アシストトルク算出手段(ここでは制御手
段に相当)42は操舵状態判定手段41によって判定さ
れた操舵状態に応じてモータ6の駆動を制御するアシス
ト指令値(すなわち、基準アシストトルク)を補正し、
この補正されたアシスト指令値によってモータ6が駆動
される。
【0030】図5はコントロール装置5によって実現さ
れる各種機能をブロック的に、他の入/出力機器、各種
回路を示すブロックとともに、描いたものである。この
図において、基準アシストトルク算出手段51は操舵ト
ルクセンサ21からの操舵トルクVTに基づいて基準ア
シストトルクを作成し、アシストトルク算出手段42に
出力する。
【0031】また、操舵トルクセンサ21からの操舵ト
ルクVTはトルク微分算出手段52に入力されており、
トルク微分算出手段52はトルク微分を算出して操舵状
態判定手段41に出力する。操舵状態判定手段41に
は、さらにモータ回転速度算出手段53からのモータ回
転速度が入力されており、操舵状態判定手段41はトル
ク微分およびモータ回転速度に基づいて操舵系が操舵さ
れているか、手放し時であるかを判定し、その判定結果
をアシストトルク算出手段42に出力する。
【0032】アシストトルク算出手段42は操舵状態判
定手段41によって判定された操舵状態に応じて基準ア
シストトルクを補正し、補正アシストトルクを駆動手段
54に出力する。駆動手段54は補正アシストトルクに
基づいてモータ6を駆動するための駆動信号を生成して
モータ6に出力し、この駆動信号によってモータ6が駆
動され、ステアリング機構55が操舵される。上記基準
アシストトルク算出手段51およびアシストトルク算出
手段42は制御手段100を構成する。
【0033】次に、本装置の作用を説明する。図5はパ
ワーステアリング制御におけるCPU31の処理を示す
フローチャートである。図5において、まずステップS
1で初期設定を行う。ここでは、例えばメモリ39にお
けるワークエリアの初期化等が行われる。次いで、ステ
ップS2でA/D変換された操舵トルクセンサ21から
操舵トルクVTを読み込んでスケーリングを行い、ステ
ップS3でこの操舵トルクVTと車速VSとから図3に示
す特性の基準アシストトルクを計算する。
【0034】次いで、ステップS4で操舵トルクVT
らトルク微分値を計算し、ステップS5でモータ電圧お
よびモータ電流のA/D変換値を読み込む。トルク微分
値は操舵トルクVTの変化量に対応する。次いで、ステ
ップS6でモータ電圧およびモータ電流のA/D変換値
から次式に従ってモータ角速度ωを計算する。 ω=K1・E−K2・I…… ただし、K1、K2:定数、E:モータ電圧、I:モー
タ電流
【0035】次いで、ステップS7で操舵状態の判定を
行う。この処理では、トルク微分=0のときのモータ角
速度ωを読み込み、 |ω|>操舵時角速度しきい値…… なる式を満足するときは、操舵時と判定し、それ以外の
ときは手放し時と判定する。トルク微分値は操舵トルク
Tの変化量に対応しているから、トルク微分=0とい
う状態は操舵トルクVTに変化がないことに相当する。
【0036】ここで、操舵状態判定の考え方について説
明する。図7は2つの波形x、yの位相差を算出すると
きの説明図である。ただし、各波形は x=sin(ω1t+φ1)…… y=sin(ω2t+φ2)…… なる式で表される値である。いま、各波形x、yの間に
は(φ2−φ1)の大きさの位相差が存在している。ま
た、A点は波形xがゼロを横切る開始タイミングであ
る。
【0037】図8は波形x、yの位相のずれを示す曲線
であり、ずれの程度に応じて円形の曲線形状が変化する
様子を表している。例えば、波形x、yの位相のずれ
(φ2−φ1)がないとき((φ2−φ1)=0のとき)に
は、ずれを示す曲線がほぼ直線になる。一方、位相のず
れがあるときは、ずれを示す曲線が楕円形になるととも
に、そのずれの大きさが図中に矢印で示すように楕円の
中心点からのy方向(負側)の長さとして現れる。この
長さは位相のずれが大きいほど、長くなる。
【0038】図8は位相のずれ(φ2−φ1)が0、1/
4π、1/3π、1/2πであるときの曲線形状を示し
ており、位相のずれ(φ2−φ1)が1/2πのとき曲線
がほぼ円になる。図8から2つの波形x、yの位相差を
算出するには、位相のずれに対応する長さを判断すれば
よいことが明らかとなる。
【0039】したがって、2つの波形x、yをモータ角
速度ωとトルク微分にそれぞれ対応させ、図8の手法を
あてはめると、両者の位相が一致しているか否かを判別
できる。
【0040】そこで、モータ角速度ωとトルク微分の実
際の波形を示すと、図9、図10のように表される。何
れもモータ角、操舵トルク、モータ角速度、トルク微分
を表している。図9はハンドル手放し時の波形であり、
このときモータ角速度とトルク微分の波形が一致してい
る。したがって、両者は位相が一致していることにな
る。逆に言うと、モータ角速度とトルク微分の位相が一
致していると、操舵状態がハンドル手放し時であると判
定できる。
【0041】また、図10は操舵時の波形であり、この
ときモータ角速度とトルク微分の波形に着目すると、ト
ルク微分の方が1/2π程度位相が進んでいる。逆に言
うと、モータ角速度とトルク微分の位相が異なり、トル
ク微分の方が1/2π程度位相が進んでいれば、操舵時
であると判定できる。
【0042】このように、モータ速度とトルクとの位相
によって操舵状態を判定することにより、操舵時および
戻り時の波形のマクロな特徴を捉えて適切に操舵状態の
判断を行うことができる。
【0043】ステップS7における操舵状態の判定が経
ると、続くステップS8でアシストトルクを算出する。
この処理では、先のステップS3で計算した基準アシス
トトルクに対して操舵状態の判定結果に対応する定数を
乗算してアシストトルクを算出する。すなわち、基準ア
シストトルクを操舵状態の判定結果で補正する。この定
数は、例えば操舵時には1.0、ハンドル手放し時には
0.5とする。
【0044】次いで、ステップS9で算出したアシスト
トルクとなるようにモータ6への電流制御演算を行い、
モータ6の印加電圧に比例したPWMデューティを決定
する。これにより、Hブリッジ型に接続された4個のス
イッチング素子のゲートがPWM方式によって制御さ
れ、モータ6が駆動されてパワーアシストが行われる。
【0045】このように、本実施例では操舵状態判定手
段41により操舵系が操舵されているか、手放し時であ
るかが判定され、この判定された操舵状態に基づいてモ
ータ6の駆動を制御する制御値が補正される。したがっ
て、操舵系の操舵あるいは手放し時のそれぞれの状態に
応じた最適なアシスト制御が行われることとなり、操舵
時の手ごたえ感と、手放し時のハンドル戻り特性および
収斂性を両立させて共に向上させることができ、高フィ
ーリングな操舵感を得ることができる。
【0046】また、操舵状態の判定に際してモータ速度
をモータ電流およびモータ電圧から推定し、従来のよう
に舵角センサを必要としないので、上記効果を得るに際
して、それ以前の電動式パワーステアリング装置よりも
コストを非常に低減することができる。
【0047】図11は請求項1記載の発明に係る電動式
パワーステアリング装置の第2実施例を示す図であり、
特にコントロール装置5によって実現される各種機能を
示すブロック図である。この図の説明に当たり、前述し
た図5と同一構成部分には同一番号を付して重複説明を
省略する。
【0048】図11において、61は粘性補償値算出手
段であり、粘性補償値算出手段61はモータ回転速度算
出手段53および操舵状態判定手段41からの出力が入
力される。粘性補償値算出手段61はモータ回転速度に
応じて粘性補償値を演算するとともに、この粘性補償値
を操舵状態の判定結果に応じて変化させる。ここで、粘
性補償値は舵角の運動に対して粘性力を与えるものであ
る。
【0049】62はアシストトルク算出手段であり、ア
シストトルク算出手段62は粘性補償値算出手段61に
よって算出された粘性補償値に応じてモータ6の駆動を
制御するアシスト指令値(すなわち、基準アシストトル
ク)を補正し、この補正されたアシスト指令値によって
モータ6が駆動される。上記基準アシストトルク算出手
段51、アシストトルク算出手段62および粘性補償値
算出手段61は制御手段101を構成する。
【0050】したがって、この第2実施例では第1実施
例の効果に加えて、モータ回転速度に応じて演算された
粘性補償値が操舵状態の判定結果に応じて変化するの
で、操舵時は適度なの手ごたえ感を得ることができると
ともに、手放し時は粘性制動による操舵の安定化を得る
ことができる。
【0051】また、車速に応じて手放し時の粘性補償値
を変化させるような操作を行うと、高車速時には粘性制
動による安定性を得ることができるとともに、低車速時
には粘性補償(モータの逆起電力によるブレーキ現象を
補償)することで、ハンドル1の戻りスピードを向上さ
せることができる。その結果、ハンドル1の残留角を減
少させ、良好な戻り特性を得ることができる。
【0052】図12は請求項1記載の発明に係る電動式
パワーステアリング装置の第3実施例を示す図であり、
特にコントロール装置5によって実現される各種機能を
示すブロック図である。この図の説明に当たり、前述し
た図5と同一構成部分には同一番号を付して重複説明を
省略する。
【0053】図12において、71は微分補償値算出手
段であり、微分補償値算出手段71にはトルク微分算出
手段52および操舵状態判定手段41の出力が入力され
る。微分補償値算出手段71は操舵状態の判定結果に応
じて操舵トルクVTに対応する微分補償値(トルク微分
算出手段52の出力)を変化させる。
【0054】72はアシストトルク算出手段であり、ア
シストトルク算出手段72は微分補償値算出手段71に
よって算出された微分補償値に応じてモータ6の駆動を
制御するアシスト指令値(すなわち、基準アシストトル
ク)を補正し、この補正されたアシスト指令値によって
モータ6が駆動される。上記基準アシストトルク算出手
段51、アシストトルク算出手段72および微分補償値
算出手段71は制御手段102を構成する。
【0055】したがって、この第3実施例では第1実施
例の効果に加えて、操舵時は微分補償値を大きめに設定
することて、モータ6の慣性の影響による操舵時のもっ
たり感(ハンドル1の切り始めや切り返し時におもりに
引張られるような感じ)をなくすることかできるととも
に、手放し時は微分補償値を小さめに設定することて、
特に高速時における収斂性を向上させることができる。
微分補償値が収斂性に悪影響を及ぼすためである。
【0056】なお、図5、図10、図11に示す構成の
1つでも上記効果が得られるが、複数の構成を適当に組
み合せることにより、より一層操舵状態に適したアシス
ト特性にすることができる。
【0057】図13は請求項3記載の発明に係る電動式
パワーステアリング装置の一実施例を示す図であり、特
にコントロール装置5によって実現される各種機能を示
すブロック図である。この図の説明に当たり、前述した
図5と同一構成部分には同一番号を付して重複説明を省
略する。
【0058】図13において、81は舵角速度算出手段
(舵角速度検出手段)であり、舵角速度算出手段81は
モータ電圧Emおよびモータ電流ImのA/D変換値か
ら次式に従って舵角速度ωを計算し、粘性指令値算出
手段82に出力する。 ω=(Em−Im・R)/K…… ただし、R:モータ6の電機子抵抗に相当する定数、
K:モータ6の誘起電圧定数およびギア比に関係する定
数、Em:モータ電圧、Im:モータ電流
【0059】粘性指令値算出手段(粘性補償手段)82
はトルク微分dT/dt(図面上はトルクTの上にドッ
トを付して表す)の位相を調整した後、トルク微分dT
/dtおよび舵角速度ωに対してそれぞれに車速VS
応じて求めた車速係数KdおよびKωを乗算した値の差
から粘性指令値を次式に従って算出する。 粘性指令値=Kω・ω−Kd・(dT/dt)……
【0060】ここで、車速係数KdおよびKωはそれぞ
れ図14、図15に示すように50[Km/h]から次
第に増加するような傾向のもので、高速側の粘性を補正
するものである。
【0061】なお、粘性指令値算出手段82における上
記トルク微分dT/dtに対する位相調整の方法は、例
えば遅延器などを用いる位相遅れ補償や、数回のトルク
微分dT/dtの平均値を求めることによる位相遅れ処
理、さらにはローパスフィルタの挿入による位相遅れ処
理がある。
【0062】粘性指令値算出手段82によって算出され
た粘性指令値はアシストトルク算出手段83に入力され
る。アシストトルク算出手段83には、その他基準アシ
ストトルク算出手段51からの出力および位相補償部8
4からの出力が入力されている。位相補償部84は操舵
トルクセンサ21によって検出された操舵トルクVT
対して微分などの処理を行うことで、センサ出力電流の
応答遅れを補償し、またトルク部の低剛性に起因する振
動を抑えるという機能を発揮するものである。
【0063】アシストトルク算出手段83は基準アシス
トトルク算出手段51の出力に対して粘性指令値および
位相補償部84の出力を加算することで、基準アシスト
トルクを補正してアシストトルクを算出し、補正アシス
トトルクを駆動手段54に出力する。駆動手段54は補
正アシストトルクに基づいてモータ6を駆動するための
駆動信号を生成してモータ6に出力し、この駆動信号に
よってモータ6が駆動され、ステアリング機構55が操
舵される。ステアリング機構55における操舵トルクは
操舵トルクセンサ21によって検出される。
【0064】ここで、トルク微分算出手段52はトルク
変化量算出手段としての機能を有する。また、上記基準
アシストトルク算出手段51、アシストトルク算出手段
83および位相補償部84は制御手段200を構成す
る。
【0065】以上の構成において、本実施例では粘性指
令値算出手段82がトルク微分dT/dtの位相を調整
し、操舵時のトルク微分出力の位相と、モータ速度の位
相とが一致するように制御する。これにより、操舵時に
はトルク微分出力と舵角速度とが打ち消しあうことにな
り、粘性指令値がほぼゼロとなって不要な粘性感をなく
すことができる。
【0066】図16は、100[Km/h]で走行中に
ハンドル1を切り込み(スラローム)させたときの波形
である。舵角θはスラロームの変化を示し、この舵角θ
変化に対応して操舵トルクVT、トルク微分dT/dt
およびモータ速度(舵角速度ω)が変化している。ま
た、粘性指令値算出手段82によってトルク微分dT/
dtが位相調整されており、この位相調整された波形は
モータ速度波形とほぼ一致する。したがって、ハンドル
1の切り込みという操舵時には、トルク微分出力と舵角
速度とが打ち消して粘性指令値がほぼゼロとなり、不要
な粘性感がなくなる。
【0067】また、手放し時には、操舵時に比べトルク
センサ出力の位相が遅れるので、同時にトルク微分出力
の位相も舵角速度ωの位相に対して遅れることとなる。
このため、手放し時には大きな粘性指令値が算出され、
大きな制動力が発生して手放し時の安定性を向上させる
ことができる。
【0068】図17は、同じく100[Km/h]で走
行中にパルス操舵後、ハンドル1を手放ししたときの波
形である。このときはトルク微分dT/dtが位相調整
されるが、この位相調整された波形はモータ速度の位相
に対して遅れる。したがって、ハンドル手放し時には、
大きな粘性指令値が算出されて大きな制動力が発生し、
手放し時の安定性が向上する。
【0069】さらに、舵角速度ωをモータ電圧Emおよ
びモータ電流Imに基づいて算出しているので、従来の
ように舵角センサを必要とせず、上記効果を得るに際し
て、それ以前の電動式パワーステアリング装置よりもコ
ストを非常に低減することができる。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、操舵系の
操舵あるいは手放し時のそれぞれの状態に応じた最適な
アシスト制御を行うことができ、操舵時の手ごたえ感
と、手放し時のハンドル戻り特性および収斂性を両立さ
せて向上させることができる。
【0071】請求項2記載の発明によれば、操舵状態の
判定に際してモータ速度を、例えばモータ電流やモータ
電圧から推定しているので、従来のように舵角センサを
必要とせず、コストを低減することができる。
【0072】請求項3記載の発明によれば、不要な粘性
をなくすことができ、手放し時の収斂性を高めて安定性
を向上させることができるとともに、操舵時の不要な粘
性感がなくなって、良好な操舵フィーリングを得ること
ができる。
【0073】請求項4記載の発明によれば、舵角速度を
モータ電圧およびモータ電流に基づいて算出しているの
で、従来のように舵角センサを必要とせず、コストを低
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明に係る電動式パワーステア
リング装置の第1実施例のハード構成を示すブロック図
である。
【図2】同実施例のステアリング機械系の一例を示す構
成図である。
【図3】同実施例のパワーステアリング装置のアシスト
トルクの特性を示す図である。
【図4】同実施例のパワーステアリング制御の原理的構
成を示す図である。
【図5】同実施例のパワーステアリング装置のコントロ
ール装置に内蔵されたコンピュータの各種機能をブロッ
ク的に示す図である。
【図6】同実施例のパワーステアリング制御のメインプ
ログラムのフローチャートである。
【図7】同実施例の操舵状態判定の考え方についての説
明のために、2つの波形の位相差を示す図である。
【図8】同実施例の操舵状態判定の考え方についての説
明のために、2つの波形位相のずれを示す曲線を表す図
である。
【図9】同実施例のハンドル手放し時におけるモータ角
速度とトルク微分の実際の波形を示す図である。
【図10】同実施例の操舵時におけるモータ角速度とト
ルク微分の実際の波形を示す図である。
【図11】請求項1記載の発明に係る電動式パワーステ
アリング装置の第2実施例を示すそのコントロール装置
に内蔵されたコンピュータの各種機能をブロック的に示
す図である。
【図12】請求項1記載の発明に係る電動式パワーステ
アリング装置の第3実施例を示すそのコントロール装置
に内蔵されたコンピュータの各種機能をブロック的に示
す図である。
【図13】請求項3記載の発明に係る電動式パワーステ
アリング装置の一実施例を示すそのコントロール装置に
内蔵されたコンピュータの各種機能をブロック的に示す
図である。
【図14】同実施例の車速係数Kdの変化を示す図であ
る。
【図15】同実施例の車速係数Kωの変化を示す図であ
る。
【図16】同実施例のハンドル切り込み時の制御波形で
ある。
【図17】同実施例のパルス操舵後のハンドル手放し時
の制御波形である。
【符号の説明】
5 コントロール装置 6 モータ 21 操舵トルクセンサ(操舵トルク検出手段) 22 車速センサ(車速検出手段) 31 CPU 36 モータ駆動回路 37 モータ電圧検出回路 38 モータ電流検出回路 41 操舵状態判定手段 42、72、83 アシストトルク算出手段 51 基準アシストトルク算出手段 52 トルク微分算出手段(トルク変化量算出手段) 53 モータ回転速度算出手段 54 駆動手段 55 ステアリング機構 61 粘性補償値算出手段 71 微分補償値算出手段 81 舵角速度算出手段(舵角速度検出手段) 82 粘性指令値算出手段(粘性補償手段) 84 位相補償部 100、101、102、200 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 137:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵系に連結され、操舵補助トルクを発
    生するモータと、 操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基
    づいて前記モータの駆動を制御する制御手段と、を備え
    た電動式パワーステアリング装置において、 操舵系が操舵されているか、手放し時であるかを判定す
    る操舵状態判定手段とを設け、 前記制御手段は、操舵状態判定手段によって判定された
    操舵状態に基づいて前記モータの駆動を制御する制御値
    を補正することを特徴とする電動式パワーステアリング
    装置。
  2. 【請求項2】 前記操舵状態判定手段は、前記モータの
    回転角、モータ回転速度又はモータ回転角速度と、操舵
    トルク又は操舵トルク微分との位相差を検出することに
    より、操舵状態を判定することを特徴とする請求項1記
    載の電動式パワーステアリング装置。
  3. 【請求項3】 操舵系に連結され、操舵補助トルクを発
    生するモータと、 操舵系の操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、 車速を検出する車速検出手段と、 前記操舵トルク検出手段および車速検出手段の出力に基
    づいて前記モータの駆動を制御する制御手段と、を備え
    た電動式パワーステアリング装置において、 操舵系の舵角速度を検出する舵角速度検出手段と、 操舵トルクの変化量を算出するトルク変化量算出手段
    と、 少なくとも前記舵角速度検出手段およびトルク変化量算
    出手段の出力に基づいて前記モータの粘性を制御する粘
    性補償値を算出する粘性補償手段とを設け、 前記制御手段は、粘性補償手段によって算出された粘性
    補償値に基づいて前記モータの駆動を制御する制御値を
    補正することを特徴とする電動式パワーステアリング装
    置。
  4. 【請求項4】 前記舵角速度検出手段は、前記モータの
    印加電圧と電機子電流を検出し、この検出結果から前記
    操舵系の舵角速度を演算して求めることを特徴とする請
    求項3記載の電動式パワーステアリング装置。
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