JP2007030769A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステアリングの略手放し状態で電動モータの制御量を制限して必要以上のステアリング戻り速度となるのを回避することができる電動パワーステアリング装置を供する。
【解決手段】 ステアリング舵角θと車速vに基づいて目標操舵トルクTmを導出する目標操舵トルク演算処理手段40と、目標操舵トルクTmと操舵トルクTとの差に基づいてフィードバック制御量Dfbを算出するフィードバック制御量演算手段57と、ステアリング舵角θと車速vに基づいてアシストモータMの戻り上限出力Dを導出する戻り上限出力導出手段51と、ステアリングが略手放し状態にあると判断したときにフィードバック制御量演算手段57により算出されたフィードバック制御量Dfbの出力を上限出力導出手段51により導出された戻り上限出力D以下に制限する出力制限処理手段58とを備えた電動パワーステアリング装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車に搭載されステアリング操舵力を電動モータにより補助する電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置の操舵トルク制御は、基本的にステアリングホイールを操舵したときに、ステアリングシャフトに加わる操舵トルクに応じた補助力をモータから操舵機構に与え、操舵力を補助するものである。
例えば、特許文献1に開示された電動パワーステアリング装置では、コントロールユニットECUによりステアリングの舵角と車速に基づいて目標操舵トルクを導出し、同目標操舵トルクと検出された操舵トルクとの偏差に基づいてモータのフィードバック制御を行っている。
特開2002−120743号公報
このように操舵トルクのフィードバック制御がなされる電動パワーステアリング装置において、走行中にステアリングを切り込んだ状態から略手放し状態にすると、検出される操舵トルクが略0となるので、目標操舵トルクとの偏差による大きな制御量とともに、走向車輪が路面から受けるセルフアライニングトルクが加わって、ステアリングの戻り速度が必要以上に速くなることがある。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、ステアリングの略手放し状態で電動モータの制御量を制限して必要以上のステアリング戻り速度となるのを回避することができる電動パワーステアリング装置を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、アシストモータの駆動力がステアリング操舵力を補助する電動パワーステアリング装置において、操舵トルクを検出するトルクセンサと、車速を検出する車速センサと、ステアリング舵角を検出するステアリング舵角検出手段と、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいて目標操舵トルクを導出する目標操舵トルク演算処理手段と、前記目標操舵トルク演算手段により算出された目標操舵トルクと前記トルクセンサにより検出された操舵トルクとの差に基づいてフィードバック制御量を算出するフィードバック制御量演算手段と、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてアシストモータの戻り上限出力を導出する戻り上限出力導出手段と、ステアリングが略手放し状態であると判断したときに前記フィードバック制御量演算手段により算出されたフィードバック制御量の出力を前記上限出力導出手段により導出された戻り上限出力以下に制限する出力制限処理手段とを備えた電動パワーステアリング装置とした。
請求項2記載の発明は、
前記戻り上限出力導出手段は、請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、ステアリング舵角に対するベース戻り上限ステアリング角速度の予め設定された関係マップに基づき前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角に応じたベース戻り上限ステアリング角速度を抽出するベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段と、前記ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段により抽出されたベース戻り上限ステアリング角速度を前記車速センサにより検出された車速に基づき補正し戻り上限モータ角速度に換算する戻り上限モータ角速度演算手段と、前記戻り上限モータ角速度演算手段により算出された戻り上限モータ角速度を戻り上限出力に換算する戻り上限出力演算手段とを備えたことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の電動パワーステアリング装置において、前記戻り上限モータ角速度演算手段は、車速に対する車速補正係数の予め設定された関係マップに基づき前記車速センサにより検出された車速に応じた車速補正係数を抽出する車速補正係数抽出手段を備え、前記ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段により抽出されたベース戻り上限ステアリング角速度に前記車速補正係数抽出手段により抽出された車速補正係数を乗算して戻り上限ステアリング角速度を算出し、同戻り上限ステアリング角速度に減速比を乗算して戻り上限モータ角速度に換算することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの項記載の電動パワーステアリング装置において、前記目標操舵トルク演算処理手段は、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてセルフアライニングトルクを算出するセルフアライニングトルク演算手段と、前記ステアリング角速度演算手段により検出された角速度と前記車速センサにより検出された車速に基づいてステアリングのフリクショントルクを算出するフリクショントルク演算手段とを備え、前記セルフアライニングトルク演算手段により算出されたセルフアライニングトルクに前記フリクショントルク演算手段により算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクを算出することを特徴とする。
請求項1記載の電動パワーステアリング装置によれば、ステアリング舵角と車速に基づいてアシストモータの戻り上限出力を導出し、フィードバック制御量の出力を該戻り上限出力以下に制限するので、ステアリングが略手放し状態であるときに電動モータの制御量を制限して必要以上のステアリング戻り速度となるのを回避することができる。
請求項2記載の電動パワーステアリング装置によれば、予め設定された関係マップに基づきステアリング舵角に応じたベース戻り上限ステアリング角速度を抽出し、車速に基づき補正し戻り上限モータ角速度に換算し、さらに戻り上限モータ角速度を換算して戻り上限出力を算出するので、所望の戻り上限出力以下に電動モータの制御量を確実に制限することができる。
請求項3記載の電動パワーステアリング装置によれば、前記ベース戻り上限ステアリング角速度を車速により補正する車速補正係数を、車速に対する車速補正係数の予め設定された関係マップに基づき抽出するので、ベース戻り上限ステアリング角速度が車速に適切に補正され、より理想的な戻り上限出力を求めることができる。
請求項4記載の電動パワーステアリング装置によれば、ステアリング舵角と車速に基づいて算出されたセルフアライニングトルクに、角速度と車速に基づいて算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクとするので、特に低車速で小さくなるセルフアライニングトルクを補うようにフリクショントルクが加算され、路面状況をフィードバック制御に反映させつつ路面に対するタイヤの摩擦などの影響をカバーして常に安定した操舵フィーリングを実現することができる。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図13に基づいて説明する。
本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置1の全体の概略後面図を図1に示す。
電動パワーステアリング装置1は、車両の左右方向(図1における左右方向に一致)に指向した略円筒状のラックハウジング2内にラック軸3が左右軸方向に摺動自在に収容されている。
ラックハウジング2の両端開口から突出したラック軸3の両端部にそれぞれジョイントを介してタイロッドが連結され、ラック軸3の移動によりタイロッドが動かされ、さらに転舵機構を介して車両の転舵輪が転舵される。
ラックハウジング2の右端部にステアリングギヤボックス4が設けられている。
ステアリングギヤボックス4には、ステアリングホイール(図示せず)が一体に取り付けられたステアリング軸にジョイントを介して連結される入力軸5が軸受を介して回動自在に軸支されており、図2に示すように入力軸5はステアリングギヤボックス4内でトーションバー6を介して相対的なねじり可能に操舵ピニオン軸7と連結されている。
この操舵ピニオン軸7のはす歯7aがラック軸3のラック歯3aと噛合している。
したがってステアリングホイールの回動操作により入力軸5に伝達された操舵力は、トーションバー6を介して操舵ピニオン軸7を回動して操舵ピニオン軸7のはす歯7aとラック歯3aの噛合によりラック軸3を左右軸方向に摺動させる。
ラック軸3は、ラックガイドスプリング8に付勢されたラックガイド9により背後から押圧されている。
ステアリングギヤボックス4の上部にはアシストモータMが取り付けられ、アシストモータMの駆動力を減速して操舵ピニオン軸7に伝達するウオーム減速機構10がステアリングギヤボックス4内に構成されている。
ウオーム減速機構10は、操舵ピニオン軸7の上部に嵌着されたウオームホイール11にアシストモータMの駆動軸に同軸に連結されたウオーム12が噛合して構成されている。
アシストモータMの駆動力をこのウオーム減速機構10を介して操舵ピニオン軸7に作用させて操舵を補助する。
なお、図2には図示しないが、操舵ピニオン軸7にはステアリング舵角θを検出するステアリング舵角検出装置29が設けられている。
ウオーム減速機構10のさらに上方に操舵トルクセンサ20が設けられている。
トーションバー6の捩れをコア21の軸方向の移動に変換し、コア21の移動をコイル22,23のインダクタンス変化に変えて操舵トルクTを検出している。
なお、トーションバー6の捩れを光学的に検出するトルクセンサでもよい。
以上のようなアシストモータMを駆動制御して操舵力を補助する操舵トルク制御装置30の制御系のCPU等が搭載された制御基板がステアリングギヤボックス4内に収容されている。
この操舵トルク制御装置30の概略ブロック図を図3に示す。
操舵トルク制御装置30は、操舵トルクセンサ20により検出された操舵トルクT,車速センサ25により検出された車速v,ステアリング舵角検出装置29により検出されたステアリング舵角θが入力され、データ処理して、PWM制御信号(デューティ信号等)であるモータのフィードバック制御量Dをモータ駆動回路26に出力し、モータ駆動回路26がそのPWM制御信号に従ってアシストモータMを駆動する。
なお、モータ駆動回路26は、操舵トルク制御装置30側に設けてもよい。
そして、操舵トルク制御装置30は、主に目標操舵トルク演算処理手段40、フィードバック制御量演算手段57、出力制限処理手段58を備え、その他に、ステアリング角速度演算手段50および戻り上限出力導出手段51とを有している。
そして、戻り上限出力導出手段51は、ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段52、車速補正係数抽出手段53、戻り上限モータ角速度演算手段54および戻り上限出力デューティ演算手段55を備えている。
ステアリング角速度演算手段50は、前記ステアリング舵角検出装置29が検出したステアリング舵角θを時間微分してステアリング角速度ωを算出する。
そして、同ステアリング角速度ωとステアリング舵角θおよび前記車速センサ25が検出した車速vに基づいて目標操舵トルク演算処理手段40が目標操舵トルクTmを演算する。
該目標操舵トルク演算処理手段40について図4ないし図9に基づいて説明する。
図4は、目標操舵トルク演算処理手段40の概略ブロック図であり、同図4に示すように、目標操舵トルク演算処理手段40は、セルフアライニングトルク演算手段41とフリクショントルク演算手段45の2つの演算手段からなる。
セルフアライニングトルク演算手段41は、セルフアライニングベーストルク抽出手段42とセルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43とを備える。
セルフアライニングベーストルク抽出手段42は、基準車速におけるステアリング舵角に対するセルフアライニングベーストルクの関係を記憶するセルフアライニングベーストルク(SABT)記憶手段42aからステアリング舵角θに基づいてセルフアライニングベーストルクTsbを抽出する。
セルフアライニングベーストルク記憶手段42aが記憶する基準車速Voにおけるステアリング舵角θに対するセルフアライニングベーストルクTsbの関係マップを、図5の座標に示す。
図5において、横軸のステアリング舵角θは、正の値が右舵角(θ>0)、負の値が左舵角(θ<0)を示す。
ここに、縦軸のセルフアライニングベーストルクTsbは、正の値が右方向トルク(Tsb>0)、負の値が左方向トルク(Tsb<0)であって、実際のセルフアライニングトルク(走向車輪が路面から受けるトルクであり、走向車輪を直進姿勢に復元するように働く力)の反力として示している。
したがって、例えば右舵角θ(>0)が大きくなれば、実際とは反対方向の右方向のセルフアライニングベーストルクTsb(>0)が大きくなる。
セルフアライニングトルク演算手段41が備えるもう一つのセルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43は、車速に対するセルフアライニングトルク乗算係数を記憶するセルフアライニングトルク(SAT)乗算係数記憶手段43aから車速vに基づいてセルフアライニングトルク乗算係数ksを抽出する。
セルフアライニングトルク乗算係数記憶手段43aが記憶する車速vに対するセルフアライニングトルク乗算係数ksの関係マップを、図6の座標に示す。
図6において、車速vの増加に従いセルフアライニングトルク乗算係数ksの値は上昇している。
基準車速Voのとき、セルフアライニングトルク乗算係数ks=1.0である。
セルフアライニングトルク演算手段41は、セルフアライニングベーストルク抽出手段42がステアリング舵角θに基づいて抽出したセルフアライニングベーストルクTsbに、セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43が車速vに基づいて抽出したセルフアライニングトルク乗算係数ksを、乗算手段44により乗算して、セルフアライニングトルクTsを算出する。
なお、このセルフアライニングトルクTsは、実際のセルフアライニングトルクの反力としてのセルフアライニングトルクである。
セルフアライニングベーストルクTsbにセルフアライニングトルク乗算係数ksを乗算することにより、セルフアライニングトルクTsは、車速vが基準車速Voより小さくなる程セルフアライニングベーストルクTsbが減少し、基準車速Voより大きくなる程増幅する。
一方、フリクショントルク演算手段45は、フリクションベーストルク抽出手段46とフリクショントルク乗算係数抽出手段47とを備える。
フリクションベーストルク抽出手段46は、停車時における角速度に対するフリクションベーストルクの関係を記憶するフリクションベーストルク(FBT)記憶手段46aから角速度ωに基づいてフリクションベーストルクTfbを抽出する。
フリクションベーストルク記憶手段46aが記憶する停車時(車速v=0)における角速度ωに対するフリクションベーストルクTfbの関係マップを、図7の座標に示す。
図7において、横軸の角速度ωは、正の値が右方向の角速度(ω>0)、負の値が左方向の角速度(ω<0)を示す。
縦軸のフリクションベーストルクTfbは、正の値が右方向トルク(Tfb>0)、負の値が左方向トルク(Tfb<0)であって、実際のタイヤ等の摩擦相当の反力として示している。
したがって、例えば右方向の角速度ω(>0)が大きくなれば、実際とは反対方向の右方向のフリクションベーストルクTfb(>0)が大きくなり、前記セルフアライニングベーストルクTsbに比べ低いトルクで略一定になる。
フリクショントルク演算手段45が備えるもう一つのフリクショントルク乗算係数抽出手段47は、車速に対するフリクショントルク乗算係数を記憶するフリクショントルク(FT)乗算係数記憶手段47aから車速vに基づいてフリクショントルク乗算係数kfを抽出する。
フリクショントルク乗算係数記憶手段47aが記憶する車速vに対するフリクショントルク乗算係数kfの関係マップを、図8の座標に示す。
図8において、車速v=0(停車時)のとき、フリクショントルク乗算係数kfの値は、1.0を示し、車速vが停車時から高くなるに従いフリクショントルク乗算係数kfの値は減少し、約20km/hを過ぎる辺りから略一定の値(約0.5)となっている。
フリクショントルク演算手段45は、フリクションベーストルク抽出手段46が角速度ωに基づいて抽出したフリクションベーストルクTfbに、フリクショントルク乗算係数抽出手段47が車速vに基づいて抽出したフリクショントルク乗算係数kfを、乗算手段48により乗算して、フリクショントルクTfを算出する。
なお、このフリクショントルクTfは、実際のフリクショントルクの反力としてのフリクショントルクである。
フリクションベーストルクTfbにフリクショントルク乗算係数kfを乗算することにより、フリクショントルクTfは、車速vが約20km/hまではフリクションベーストルクTfbが徐々に減少し、約20km/hを過ぎると略半減する状態が継続する。
セルフアライニングトルク演算手段41により算出されたセルフアライニングトルクTsと、フリクショントルク演算手段45により算出されたフリクショントルクTfとは、加算手段49により加算されて目標操舵トルクTmが算出される。
セルフアライニングトルクTsは、特に低車速で小さくなるが、フリクショントルクTfは低車速でこれを補うように比較的大きい値を示すので、セルフアライニングトルクTsにフリクショントルクTfが加算されることで、低車速で大きく現出する路面に対するタイヤの摩擦などの影響を補うことができる。
以上の目標操舵トルクTmが算出されるまでの処理手順を、図9にフローチャートで示す。
まず、ステアリング舵角検出手段29が検出したステアリング舵角θを読込み(ステップ1)、角速度演算手段50により角速度ωを算出し(ステップ2)、車速センサ25により検出した車速vを読込む(ステップ3)。
次いで、セルフアライニングベーストルク抽出手段42によりステアリング舵角θに基づきセルフアライニングベーストルクTsbを抽出し(ステップ4)、セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43により車速vに基づきセルフアライニングトルク乗算係数ksを抽出し(ステップ5)、セルフアライニングベーストルクTsbにセルフアライニングトルク乗算係数ksを乗算してセルフアライニングトルクTsを算出する(ステップ6)。
次に、フリクションベーストルク抽出手段46により角速度ωに基づいてフリクションベーストルクTfbを抽出し(ステップ7)、フリクショントルク乗算係数抽出手段47により車速vに基づきフリクショントルク乗算係数kfを抽出し(ステップ8)、フリクションベーストルクTfbにフリクショントルク乗算係数kfを乗算してフリクショントルクTfを算出する(ステップ9)。
そして、ステップ10において、セルフアライニングトルクTsにフリクショントルクTfを加算して目標操舵トルクTmを算出する。
以上の各ステップの処理が繰り返し実行される。
こうして算出された目標操舵トルクTmは、図3を参照して、減算手段56により前記操舵トルクセンサ20が検出した操舵トルクTとの偏差ΔT(=Tm−T)が算出され、フィードバック制御量演算手段57に入力される。
フィードバック制御量演算手段57は、PI(比例・積分)制御手段とPWM制御信号発生手段とからなり、PI制御手段が偏差ΔTから偏差ΔTを0にして目標操舵トルクTmを得るためにP(比例)動作とI(積分)動作を組み合わせてフィードバックの最適制御量を算出し、同最適制御量をPWM制御信号発生手段がPWM制御のデューティのフィードバックデューティDfbに変換して出力制限処理手段58に出力する。
一方で、ステアリング舵角検出装置29により検出されたステアリング舵角θおよび車速センサ25により検出された車速vに基づき戻り上限出力デューティDが、戻り上限出力導出手段51により導出されるが、その処理手順を図10のフローチャートに従って説明する。
まず、ステップ21において、ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段52によりステアリング舵角θからベース戻り上限ステアリング角速度ωBLを抽出する。
ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段52は、所定の基準車速におけるステアリング舵角θに対するベース戻り上限ステアリング角速度ωBLの関係マップを備えており、同関係マップを図11に座標で示す。
図11において、横軸がステアリング舵角θで、縦軸がベース戻り上限ステアリング角速度ωBLを示しており、両者の対応が関係曲線で示されている。
すなわち、基準車速においてステアリング舵角θに対して上限となるステアリング角速度ωBLを所望の関係にあるように予め設定したものである。
したがって、ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段52は、同関係マップに基づきステアリング舵角θからベース戻り上限ステアリング角速度ωBLを抽出する。
次のステップ22では、車速補正係数抽出手段53により車速vから車速補正係数Kvを抽出する。
車速補正係数抽出手段53は、車速vに対する車速補正係数Kvの関係マップを備えている。
図12は、同関係マップを座標で示したもので、横軸が車速vで、縦軸が車速補正係数Kvであり、両者の対応が関係曲線で示されている。
次のステップ23では、ベース戻り上限ステアリング角速度ωBLに車速補正係数Kvを乗算補正して車速vにおける戻り上限ステアリング角速度ωSL(=ωBL×Kv)を算出する。
さらに、次のステップ24で、戻り上限ステアリング角速度ωSLにウオーム減速機構10の減速比N(>1)を乗算して戻り上限モータ角速度ωML(=ωSL×N)に換算する。
この戻り上限ステアリング角速度ωSLおよび戻り上限モータ角速度ωMLは、戻り上限モータ角速度演算手段54がステアリング舵角θと車速vを入力して演算処理して算出される。
そして、次のステップ25では、戻り上限出力デューティ演算手段55により戻り上限モータ角速度ωMLを戻り上限出力デューティDに換算する。
すなわち、戻り上限モータ角速度ωMLに誘起電圧定数kを乗算することで、戻り上限モータ電圧とし、この戻り上限モータ電圧をモータMの電源電圧Vで除算して戻り上限出力デューティD(=ωML×k/V)を算出する。
以上のようにして、ステアリング舵角θと車速vから上限出力デューティDを導出する。
上限出力デューティDの導出例を以下に記述する。
ウオーム減速機構10の減速比Nが15(15:1)で、モータMの誘起電圧定数kが0.3(V/rps)、電源電圧Vが14(V)とする。
車速vが60(km/h)のときの上限出力デューティDを求める。
車速vに対する車速補正係数Kvの関係マップ(図12)から車速vが60(km/h)のとき、車速補正係数Kvは2である。
以上の条件下で、ステアリング舵角θが360(deg)の場合、ステアリング舵角θに対するベース戻り上限ステアリング角速度ωBLの関係マップ(図11)からベース戻り上限ステアリング角速度ωBLとして360(deg/s)が抽出される。
すると、
戻り上限ステアリング角速度ωSL=ωBL×Kv=360×2=720(deg/s)=2(rps)
戻り上限モータ角速度ωML=ωSL×N=2×15=30(rps)
戻り上限出力デューティD=ωML×k/V=30×0.3/14=9/14=64.3(%)
となり、戻り上限出力デューティDは、64.3(%)である。
また、上記条件下で、ステアリング舵角θが20(deg)の場合は、ステアリング舵角θに対するベース戻り上限ステアリング角速度ωBLの関係マップ(図11)からベース戻り上限ステアリング角速度ωBLとして70(deg/s)が抽出される。
したがって、
戻り上限ステアリング角速度ωSL=ωBL×Kv=70×2=140(deg/s)=0.39(rps)
戻り上限モータ角速度ωML=ωSL×N=0.39×15=5.83(rps)
戻り上限出力デューティD=ωML×k/V=5.83×0.3/14=12.5(%)
となり、戻り上限出力デューティDは、12.5(%)である。
このようにして戻り上限出力導出手段51により導出された上限出力デューティDは、出力制限処理手段58に入力され、同出力制限処理手段58に前記したようにフィードバック制御量演算手段57から別途入力されたフィードバックデューティDfbのモータ駆動回路26への出力が制限される。
この出力制限処理手段58による出力制限の処理手順を図13のフローチャートに示し説明する。
まず、ステップ31で、ステアリングが略手放し状態にあるか否かを判別する。
ステアリングの略手放し状態は、ステアリング舵角θが0(直進)でなく操舵トルクセンサ20の検出する操舵トルクTが0または0近傍にあるかで判断することができる。
走行中にステアリングが略手放し状態にあるときは、直進でなければ通常ステアリングは戻りの状態にある。
略手放し状態にあると判別されたときはステップ32に飛び、略手放し状態でないと判別されたときはステップ33に進む。
略手放し状態でないと判別されステップ33に進んだときは、モータ駆動回路26に出力する出力デューティDとしてフィードバック制御量演算手段57により算出されたフィードバックデューティDfbを制限することなく、そのまま使用する(D=Dfb)。
ステアリングが略手放し状態にあると判別されステップ32に飛んだときは、フィードバック制御量演算手段57により算出されたフィードバックデューティDfbが、戻り上限出力導出手段51により導出された上限出力デューティDを超えているか否かを判別する。
フィードバックデューティDfbが上限出力デューティDを超えていなければ(Dfb≦D)、ステップ33に進み、出力デューティDとしてフィードバックデューティDfbをそのまま使用する(D=Dfb)。
逆に、フィードバックデューティDfbが上限出力デューティDを超えていれば(Dfb>D)、ステップ34に進み、出力デューティDとして上限出力デューティDを使用する(D=D)。
すなわち、ステアリングが略手放し状態にあるときは、出力デューティDは、常に上限出力デューティD以下に制限される。
したがって、ステアリングの略手放し状態で電動モータの制御量を制限して必要以上のステアリング戻り速度となるのを回避することができる。
通常の操舵において出力デューティDとして使用されるフィードバックデューティDfbを、ステアリングの略手放し状態のときに上限出力デューティDで制限するので、通常の操舵には影響しない。
すなわち、ステアリングの切り込み時はもちろんのこと、ステアリングの戻り状態でセルフアライニングトルクが小さいときにも、トルクフィードバック制御によるモータ駆動によりモータによる補助が得られる。
さらに、本操舵トルク制御装置30は、目標操舵トルク演算処理手段40がセルフアライニングトルク演算手段41により算出されたセルフアライニングトルクTsにフリクショントルク演算手段45により算出されたフリクショントルクTfを加算して目標操舵トルクTmを求めているので、特に低車速で小さくなるセルフアライニングトルクTsをフリクショントルクTfが補い、路面状況を操舵フィーリングに適度に反映させつつ低車速で大きく現出する路面に対するタイヤの摩擦などの影響をカバーして常に安定した操舵フィーリングを実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の全体の概略後面図である。 ステアリングギヤボックス内の構造を示す断面図である。 操舵トルク制御装置の概略ブロック図である。 目標操舵トルク演算処理手段の概略ブロック図である。 基準車速におけるステアリング舵角θに対するセルフアライニングベーストルクTsbの関係マップを座標で示す図である。 車速vに対するセルフアライニングトルク乗算係数ksの関係マップを座標で示す図である。 停車時における角速度ωに対するフリクションベーストルクTfbの関係マップを座標で示す図である。 車速vに対するフリクショントルク乗算係数kfの関係マップを座標で示す図である。 目標操舵トルクの算出処理手順を示すフローチャートである。 戻り上限出力デューティDを導出する処理手順を示すフローチャートである。 ステアリング舵角θに対するベース戻り上限ステアリング角速度ωBLの関係マップを座標で示す図である。 車速vに対する車速補正係数Kvの関係マップを座標で示す図である。 出力制限処理手段による出力制限の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
M…アシストモータ、1…電動パワーステアリング装置、2…ラックハウジング、3…ラック軸、4…ステアリングギヤボックス、5…入力軸、6…トーションバー、7…操舵ピニオン軸、8…ラックガイドスプリング、9…ラックガイド、10…ウオーム減速機構、11…ウオームホイール、12…ウオーム、20…操舵トルクセンサ、21…コア、22,23…コイル、25…車速センサ、26…モータ駆動回路、29…ステアリング舵角検出装置、
30…操舵トルク制御装置、
40…目標操舵トルク演算処理手段、41…セルフアライニングトルク演算手段、42…セルフアライニングベーストルク抽出手段、42a…セルフアライニングベーストルク記憶手段、43…セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段、43a…セルフアライニングトルク乗算係数記憶手段、44…乗算手段、45…フリクショントルク演算手段、46…フリクションベーストルク抽出手段、46a…フリクションベーストルク記憶手段、47…フリクショントルク乗算係数抽出手段、47a…フリクショントルク乗算係数記憶手段、48…乗算手段、49…加算手段、
50…ステアリング角速度演算手段、51…戻り上限出力導出手段、52…ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段、53…車速補正係数抽出手段、54…戻り上限モータ角速度演算手段、55…戻り上限出力デューティ演算手段、56…減算手段、57…フィードバック制御量演算手段、58…出力制限処理手段。

Claims (4)

  1. アシストモータの駆動力がステアリング操舵力を補助する電動パワーステアリング装置において、
    操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    車速を検出する車速センサと、
    ステアリング舵角を検出するステアリング舵角検出手段と、
    前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいて目標操舵トルクを導出する目標操舵トルク演算処理手段と、
    前記目標操舵トルク演算手段により算出された目標操舵トルクと前記トルクセンサにより検出された操舵トルクとの差に基づいてフィードバック制御量を算出するフィードバック制御量演算手段と、
    前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてアシストモータの戻り上限出力を導出する戻り上限出力導出手段と、
    ステアリングが略手放し状態であると判断したときに前記フィードバック制御量演算手段により算出されたフィードバック制御量の出力を前記上限出力導出手段により導出された戻り上限出力以下に制限する出力制限処理手段とを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記戻り上限出力導出手段は、
    ステアリング舵角に対するベース戻り上限ステアリング角速度の予め設定された関係マップに基づき前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角に応じたベース戻り上限ステアリング角速度を抽出するベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段と、
    前記ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段により抽出されたベース戻り上限ステアリング角速度を前記車速センサにより検出された車速に基づき補正し戻り上限モータ角速度に換算する戻り上限モータ角速度演算手段と、
    前記戻り上限モータ角速度演算手段により算出された戻り上限モータ角速度を戻り上限出力に換算する戻り上限出力演算手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記戻り上限モータ角速度演算手段は、
    車速に対する車速補正係数の予め設定された関係マップに基づき前記車速センサにより検出された車速に応じた車速補正係数を抽出する車速補正係数抽出手段を備え、
    前記ベース戻り上限ステアリング角速度抽出手段により抽出されたベース戻り上限ステアリング角速度に前記車速補正係数抽出手段により抽出された車速補正係数を乗算して戻り上限ステアリング角速度を算出し、
    同戻り上限ステアリング角速度に減速比を乗算して戻り上限モータ角速度に換算することを特徴とする請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記目標操舵トルク演算処理手段は、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてセルフアライニングトルクを算出するセルフアライニングトルク演算手段と、前記ステアリング角速度演算手段により検出された角速度と前記車速センサにより検出された車速に基づいてステアリングのフリクショントルクを算出するフリクショントルク演算手段とを備え、前記セルフアライニングトルク演算手段により算出されたセルフアライニングトルクに前記フリクショントルク演算手段により算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクを算出することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項記載の電動パワーステアリング装置。

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