JP4685557B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents
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Description
図1の座標は、横軸右方向に原点の中立位置から右にハンドルを切込んだ右舵角θを示し、縦軸が操舵トルクTを示し、同縦軸において原点が操舵トルク0であり、原点より上方が右操舵方向(ハンドルを右に切る方向)で、原点より下方が左操舵方向(ハンドルを左に切る方向)である。
アシストが全くない場合、操舵開始当初は、舵角θに対して操舵トルクTが急激に大きくなり、すなわちハンドル操作が重く、その後一瞬若干降下して略一定の操舵トルクTに落ち着く。
また、切込みから戻しに移行するときも急に操舵トルクTが失われる。
したがって、従来の舵角に対する操舵トルク特性曲線は、概ね長方形状をなす。
理想的には、ハンドル操作において切込みおよび戻しの操舵開始当初に緩やかに重みが増し、切込みから戻しに移行するときも滑らかに重みが失われるのが適切であり、その場合の理想的な舵角に対する操舵トルク特性は、図1に実線で示すように、滑らかな楕円形状をなす。
しかしながら手放し戻り状態のとき、セルフアライニングトルクが大きく影響して舵角が中立位置を通り過ぎ、行きと戻りを繰り返して舵角が左右に振れて中立位置に落ち着くまでに時間を要する場合がある。
本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置1の全体の概略後面図を図2に示す。
ステアリングギアボックス4には、ステアリングホイール(図示せず)が一体に取り付けられたステアリング軸にジョイントを介して連結される入力軸5が軸受を介して回動自在に軸支されており、図3に示すように入力軸5はステアリングギアボックス4内でトーションバー6を介して相対的なねじり可能に操舵ピニオン軸7と連結されている。
したがってステアリングホイールの回動操作により入力軸5に伝達された操舵力は、トーションバー6を介して操舵ピニオン軸7を回動して操舵ピニオン軸7のはす歯7aとラック歯3aの噛合によりラック軸3を左右軸方向に摺動させる。
なお、アシストモータMには、その回転駆動軸の回転を直接検出するロータリエンコーダ、レゾルバなどの回転角センサ27が設けられている。
トーションバー6の捩れをコア21の軸方向の移動に変換し、コア21の移動をコイル22,23のインダクタンス変化に変えて操舵トルクTを検出している。
なお、トーションバー6の捩れを光学的に検出するトルクセンサでもよい。
操舵トルクセンサ20が検出した操舵トルクTと車速センサ25が検出した車速vに基づい
て操舵アシスト制御手段31がアシストベース電流Ibを演算し出力する。
例えば、操舵トルクTに対するアシストベース電流Ibの最適な関係を所定の車速毎に予め決めておき、同関係をもとに操舵トルクTと車速vからアシストベース電流Ibを演算する。
さらに、ステアリング系の慣性トルクやモータの慣性トルクを補償する演算も加えてアシストベース電流Ibを求めるようにしてもよい。
この回転角センサ27が検出するモータ回転数nに基づいて実舵角θを検出する舵角演算手段34を備えている。
なお、実舵角θを直接検出する舵角センサを設けてもよい。
そのため、アシストベース電流Ibを修正するベースとなる舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係マップを予め求めてベース修正舵角速度記憶手段35aに記憶しておき、ベース修正舵角速度演算手段35がこの関係マップに基づき前記舵角演算手段34が演算した実舵角θからベース修正舵角速度ωmbを抽出演算する。
そして、縦軸がベース修正舵角速度ωmbを示し、同縦軸において原点がベース修正舵角速度0であり、原点より上方が右回転方向(ハンドルを右に切る方向)で、原点より下方が左回転方向(ハンドルを左に切る方向)である。
該関係曲線は、第2象限と第4象限に原点対称に滑らかな曲線で形成されている。
左舵角は右舵角と原点対称であり、左舵角θが大きくなる程右操舵方向にベース修正舵角速度ωmbが大きくなる。
したがって、この舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係曲線は、車速vおよび操舵トルクTに基づいて補正を受けて変化する。
乗算補正の乗算係数kは、乗算係数演算手段36により演算され、加算補正の加算係数Sは、加算係数演算手段37により演算される。
車速vに対して車速乗算係数kvは、原点から車速vが大きくなる程大きくなり、車速10km/hで車速乗算係数kvは1.0を示し、車速vが小さいうちは急激に大きくなり、その後大きくなる割合が徐々に小さくなっている。
操舵トルクTに対する操舵トルク乗算係数ktは、操舵トルクTが0(完全なハンドル手放し状態)で1.0を示し、操舵トルクTが大きくなり初めの殆ど手放し状態に相当する間は多少1.0より減少するが減少はわずかで、手放し状態を脱するあたりで急激に減少して0に近づき、その後操舵トルクTが大きくなるに従い徐々に0に益々近づく。
したがって、手放し状態でベース修正舵角速度ωmbの形状を概ね維持し、手放し以外の状態ではベース修正舵角速度ωmbの形状を扁平にする(舵角に対して変化しない)よう働く。
この乗算係数kは、ベース修正舵角速度ωmbに乗算されて乗算補正がなされる(図4の乗算補正手段38参照)。
横軸の操舵トルクTを原点より右側を右方向に受ける右操舵トルク、原点より左側を左方向に受ける左操舵トルクを示し、縦軸が操舵トルク加算係数Stを示し、原点より上方がプラスの値で下方がマイナスの値を示す。
したがって、右操舵トルクが大きい程ベース修正舵角速度ωmbは上方に大きくシフトし、左操舵トルクが大きい程ベース修正舵角速度ωmbは下方に大きくシフトする。
車速vに対する車速加算係数Svは、車速0で1.2程度の値を示し、車速vが増すに従い徐々に減少して、低車速と高車速を分ける車速40km/hで0を示し、さらに上昇するとマイナスとなって徐々に減少して、−1.0を超えると殆ど減少しなくなる。
この加算係数Sは、ベース修正舵角速度ωmbに加算されて加算補正がなされる(図4の加算補正手段39参照)。
すなわち、目標舵角速度ωmは、
ωm=ωmb・k+S(=ωmb・kv・kt+St・Sv)
である。
この実舵角速度ωに対する前記目標舵角速度ωmの偏差Δω(=ωm−ω)を偏差演算手段41により求める(図4の参照)。
修正出力調整係数Aは、修正出力を調整するために、乗算補正手段46により前記実舵角速度ωに対する目標舵角速度ωmの偏差Δωに乗算して補正する係数である。
該座標は、縦軸が修正出力調整係数Aを示し、横軸が舵角θを示し、同横軸において原点が舵角0の中立位置で、原点より右が右舵角、左が左舵角である。
同図10には、車速vとして低速、中速、高速の各1例を、2点鎖線,1点鎖線,実線の3曲線で示している。
したがって、車速vが低速時には、修正出力調整係数Aは、常に1.0近傍の値を示し、この修正出力調整係数Aを乗算した乗算値Δω・Aは偏差Δωと略同じ値となり、舵角θが大きいところで偏差Δωを僅かに抑制する程度である。
したがって、車速vが高速時には、修正出力調整係数Aは、舵角θが小さいうちから偏差Δωを抑制した補正を行い、ある舵角θより大きいところでは、修正出力調整係数Aを乗算した乗算値Δω・Aは0となって最終的に修正出力(修正電流Is)も0となってアシストベース電流Ibの修正をしないことになる。
図10は、低速、中速、高速の代表例を1例ずつ示したもので、実際は多数の車速vについて舵角θに対する修正出力調整係数Aの関係マップを用意している。
この電流換算は、乗算値Δω・Aに所定の換算係数を乗算することで算出可能である。
この修正されたアシスト目標電流IoによってアシストモータMが駆動制御される。
まず、低車速(30km/h前後)の場合で、中立位置から右にハンドルを切込む操作を行った場合を図11に示す。
したがって、ベース修正舵角速度ωmbに乗算係数kを乗算したものにこの加算係数Sを加算すると、図5に示す舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係曲線を僅かに扁平にして上方に加算係数Sだけシフトさせた目標舵角速度ωmに補正される。
図11(1)には、同時に前記実舵角速度演算手段40が演算した実舵角速度ωの舵角θに対する関係曲線を1点鎖線で示す。
低車速なので、修正出力調整係数Aは1.0近傍の値を示すため、偏差Δωは抑制されず乗算値Δω・Aは偏差Δωに略等しく(Δω・A≒Δω)、修正電流Isの調整は殆ど行わないに等しい。
なお、ハンドル戻しの時は、逆で、原点より上側(正側)がブレーキ方向で、原点より下側(負側)がアシスト方向となる。
すなわち、ハンドルを中立位置から操舵を開始する初めの原点から舵角θpまでの舵角範囲(0<θ<θp)で、修正電流Isがアシストとして作用するので、修正前に急激に操舵トルクTが立ち上がっていたものが、修正後は緩やかに立ち上がっており、この緩やかな上昇のまま舵角θpを過ぎると修正前の操舵トルクTより大きくなっている。
なお、以上は右舵角について述べたが、左舵角も左右が逆になっただけで、同じ操舵トルクの特性曲線が得られる。
高車速で切込む操舵なので、車速乗算係数kvは大きい値を示すが(図6参照)、高車速で操舵トルクが大きくなることから操舵トルク乗算係数ktが小さい値を示し(図7参照)、結局乗算係数kは、1.0よりいくらか小さい値となり、よって図5に示す舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係曲線の形状はいくらか扁平に変化する。
高車速時なので、修正出力調整係数Aは、舵角0から舵角θが小さい範囲で1.0から0へ急激に減少しているので、舵角0から切込みが開始すると舵角θが小さいうちの修正電流値Isは、負の値を示してブレーキ方向に作用し、さらに切込み舵角θが大きくなると、修正電流値Isは速やかに0に近づき舵角θoで0となる。
戻し操舵の場合は、操向車輪が路面から受けるセルフアライニングトルクにより自然と舵角を0に近づけようとする復元力が働くので手放しでもある程度は舵角は戻るが、以下の図13および図14に示す場合は、操舵する者が操舵力を加えて戻し操作をする場合である。
低車速なので、車速乗算係数kvは1.0近辺の値を示し(図6参照)、手放し以外の状態で低車速なので、操舵トルク乗算係数ktが約0.3近辺を示し(図7参照)、結局乗算係数kは、1.0よりかなり小さい値となり、よって図5に示す舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係曲線の形状は扁平に補正される。
低車速なので、前記したように修正出力調整係数Aは1.0近傍の値を示すため、修正電流値Isの調整は殆ど行わないに等しい。
すなわち、ハンドルを最大舵角θmaxから戻し操舵を開始する初めの舵角θqまでの舵角範囲(θq<θ<θmax)で、修正電流Isがアシストとして作用するので、修正前に急激に左操舵トルクTが増加していたものが、修正後は緩やかに左操舵トルクTが増加しており、この左操舵トルクTの緩やかな増加のまま舵角θqを過ぎると修正前の左操舵トルクTより大きくなって重み付けされる。
目標舵角速度ωmは、図5に示す舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係曲線を扁平にして、上方へ大きくシフトさせて示されている(図14(1)参照)。
図15は、低車速の場合を示したものである。
低車速なので、車速乗算係数kvは1.0近辺の値を示し(図6参照)、略手放し状態なので、操舵トルク乗算係数ktが約1.0を示し(図7参照)、結局乗算係数kは、1.0よりいくらか小さい値となり、よって図5に示す舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係曲線の形状は若干扁平に補正される。
低車速なので、修正出力調整係数Aは1.0近傍の値を示すため、偏差Δωは抑制されず乗算値Δω・Aは偏差Δωに略等しく(Δω・A≒Δω)、修正電流Isの調整は殆ど行わないに等しい。
また、図7の操舵トルクTに対する操舵トルク乗算係数ktの関係曲線は、操舵トルクTに対して操舵トルク乗算係数ktが1.0から0近傍まで滑らかに変化しているので、ハンドルの戻し操舵において手放し以外の状態(操舵する者が戻し操舵力を加えている状態)から手放し状態への移行の際およびその逆の移行の際に、操舵トルクの急激な変化がないので、操舵する者に違和感を与えない。
図16(1)に示すように、目標舵角速度ωmは、図5に示す舵角θに対するベース修正舵角速度ωmbの関係曲線を多少上下に拡大し、上下のシフトはなく原点を通る曲線に補正されている。
20…トルクセンサ、21…コア、22,23…コイル、25…車速センサ、26…モータ電流検出装置、27…回転角センサ、
30…操舵トルク制御装置、31…操舵アシスト制御手段、32…電流フィードバック制御手段、33…モータ駆動回路、34…舵角演算手段、35…ベース修正舵角速度演算手段、35a…ベース修正舵角速度記憶手段、36…乗算係数演算手段、36a…車速乗算係数記憶手段、36b…操舵トルク乗算係数記憶手段、37…加算係数演算手段、37a…操舵トルク加算係数記憶手段、37b…車速加算係数記憶手段、38…乗算補正手段、39…加算補正手段、40…実舵角速度演算手段、41…偏差演算手段、45…修正出力調整係数演算手段、45a…修正出力調整係数記憶手段、46…乗算補正手段、47…修正電流換算手段、48…加算手段。
Claims (7)
- 操舵トルクおよび車速に基づきアシストベース電流値を算出する操舵アシスト制御手段を備え、前記アシストベース電流値に基づくアシスト目標電流に従ってアシストモータが駆動制御されて人力をアシストする電動パワーステアリング装置において、
舵角を検出する舵角検出手段と、
前記舵角を時間微分して実舵角速度を演算する実舵角速度演算手段と、
前記舵角に基づきベース修正舵角速度を演算するベース修正舵角速度演算手段と、
前記操舵トルクと前記車速に基づき前記ベース修正舵角速度を乗算補正する乗算係数値を演算する乗算係数演算手段と、
前記操舵トルクと前記車速に基づき前記ベース修正舵角速度を加算補正する加算係数値を演算する加算係数演算手段と、
前記ベース修正舵角速度に前記乗算係数値を乗算し次いで前記加算係数値を加算して目標舵角速度を演算する目標舵角速度演算手段と、
前記目標舵角速度と前記実舵角速度との偏差を演算する偏差演算手段と、
前記舵角と前記車速に基づき前記偏差を補正する修正出力調整係数を演算する修正出力調整係数演算手段と、
前記偏差に前記修正出力調整係数を乗算した補正値に基づいて修正電流値を演算する修正電流演算手段と、
前記アシストベース電流値に前記修正電流値を加えてアシスト目標電流とするアシスト目標電流演算手段とを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記ベース修正舵角速度演算手段が、
予め設定しておいた特定の運転状態における舵角に対するベース修正舵角速度の関係を記憶するベース修正舵角速度記憶手段を備え、
前記ベース修正舵角速度記憶手段が記憶する舵角に対するベース修正舵角速度の関係から前記舵角に基づきベース修正舵角速度を抽出演算することを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。 - 操舵トルクおよび車速に基づきアシストベース電流値を算出する操舵アシスト制御手段を備え、前記アシストベース電流値に基づくアシスト目標電流に従ってアシストモータが駆動制御されて人力をアシストする電動パワーステアリング装置において、
舵角を検出する舵角検出手段と、
前記舵角からアシストモータの実モータ角速度を演算する実モータ角速度演算手段と、
前記舵角に基づきベース修正モータ角速度を演算するベース修正モータ角速度演算手段と、
前記操舵トルクと前記車速に基づき前記ベース修正モータ角速度を乗算補正する乗算係数値を演算する乗算係数演算手段と、
前記操舵トルクと前記車速に基づき前記ベース修正モータ角速度を加算補正する加算係数値を演算する加算係数演算手段と、
前記ベース修正モータ角速度に前記乗算係数値を乗算し次いで前記加算係数値を加算して目標モータ角速度を演算する目標モータ角速度演算手段と、
前記目標モータ角速度と前記実モータ角速度との偏差を演算する偏差演算手段と、
前記舵角と前記車速に基づき前記偏差を補正する修正出力調整係数を演算する修正出力調整係数演算手段と、
前記偏差に前記修正出力調整係数を乗算した補正値に基づいて修正電流値を演算する修正電流演算手段と、
前記アシストベース電流値に前記修正電流値を加えてアシスト目標電流とするアシスト目標電流演算手段とを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。 - 前記ベース修正モータ角速度演算手段が、
予め設定しておいた特定の運転状態における舵角に対するベース修正モータ角速度の関係を記憶するベース修正モータ角速度記憶手段を備え、
前記ベース修正モータ角速度記憶手段が記憶する舵角に対するベース修正モータ角速度の関係から前記舵角に基づきベース修正モータ角速度を抽出演算することを特徴とする請求項3記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記修正出力調整係数演算手段は、
修正出力調整係数が舵角0の中立位置で1.0の値を示し、舵角が大きくなるに従い減少する所定の関係を、車速ごとに予め定め記憶した修正出力調整係数記憶手段を備え、
前記修正出力調整係数の舵角に対する減少率は、車速が高くなるほど大きくなる関係にあり、
前記修正出力調整係数記憶手段が記憶する車速ごとの舵角に対する修正出力調整係数の関係から前記舵角と前記車速に基づき修正出力調整係数を抽出演算することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかの項記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記乗算係数演算手段が、
予め設定しておいた前記車速に対する車速乗算係数値の関係を記憶する車速乗算係数記憶手段と、
予め設定しておいた前記操舵トルクに対する操舵トルク乗算係数値の関係を記憶する操舵トルク乗算係数記憶手段とを備え、
前記車速乗算係数記憶手段が記憶する車速に対する車速乗算係数値の関係から前記車速に基づき車速乗算係数値を抽出演算し、
前記操舵トルク乗算係数記憶手段が記憶する操舵トルクに対する操舵トルク乗算係数値の関係から操舵トルク乗算係数値を抽出演算し、
抽出演算した車速乗算係数値と操舵トルク乗算係数値を乗算して乗算係数値を演算することを特徴とする請求項1から請求項5までのいずれかの項記載の電動パワーステアリング装置。 - 前記加算係数演算手段が、
予め設定しておいた前記車速に対する車速加算係数値の関係を記憶する車速加算係数記憶手段と、
予め設定しておいた前記操舵トルクに対する操舵トルク加算係数値の関係を記憶する操舵トルク加算係数記憶手段とを備え、
前記車速加算係数記憶手段が記憶する車速に対する車速加算係数値の関係から前記車速に基づき車速加算係数値を抽出演算し、
前記操舵トルク加算係数記憶手段が記憶する操舵トルクに対する操舵トルク加算係数値の関係から操舵トルク加算係数値を抽出演算し、
抽出演算した車速加算係数値と操舵トルク加算係数値を乗算して加算係数値を演算することを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれかの項記載の電動パワーステアリング装置。
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