JP2017024449A - 車両の操舵装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
アシストトルクを発生させる電動機を備え、車両を旋回させるために操舵ハンドルを切り出した後、操舵ハンドルを切り戻すとき、運転者が操舵ハンドルから手を放しても操舵ハンドルの回転速度の大きさが過大となることを防ぐことが可能な電動パワーステアリング装置を提供すること。
【解決手段】
切り戻し制御量を決定するとき、操舵ハンドルの目標回転速度(目標操舵角速度)を決定する処理において、運転者が操舵ハンドルに作用させる操舵トルクが大きくなるほど小さくなる係数を決定し、この係数と、操舵ハンドルの実際の回転角度である操舵角と、の積である仮想操舵角の絶対値が大きくなるほど目標操舵角速度の絶対値を大きな値に設定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、運転者の操舵操作を補助するためのアシストトルクを電動機によって発生させる車両の操舵装置に関する。
車両の運転者の操舵ハンドルに対する操作(即ち、操舵操作)を補助するアシストトルクの発生源として電動機を用いる電動パワーステアリング装置が普及している。例えば、従来の電動パワーステアリング装置の一つ(以下、「従来装置」とも称呼される。)は、基本アシスト制御量と補助制御量とを求め、それらに基づいて最終的なアシストトルクを決定している(例えば、特許文献1を参照。)。
基本アシスト制御量(「切り出しトルク」とも称呼される。)は、運転者が操舵角の絶対値を増加させる操作(「切り出し操作」とも称呼される。)をアシストするためのアシストトルクを決定する量であり、操舵トルク及び車速等に応じて決定される。補助制御量は、例えば、運転者が操舵ハンドルから手を離したり操舵ハンドルを滑らせたりする「切り戻し操作」を行うことにより、操舵ハンドルを中立位置(即ち、操舵角が「0」となる回転位置)へ戻している際のアシストトルクを決定する「切り戻し制御量」を含む。
より具体的に述べると、従来装置は、切り戻し操作が行われている期間、操舵角に基づいて目標操舵角速度を決定し、実際の操舵角速度(実操舵角速度)が目標操舵角速度に一致するように切り戻し制御量を決定する。ところが、操舵角が変化しないように運転者が操舵ハンドルを保持している「保舵状態」から運転者が操舵ハンドルから手を放す「手放し状態」に移行したとき、実操舵角速度が目標操舵角速度に対して一時的に過大となる(即ち、オーバーシュートする)という問題が発生する場合がある。
より具体的に述べると、保舵状態から手放し状態に移行した直後において、保舵トルク((操舵ハンドルを保持するために発生していた操舵トルク)の絶対値が減少するので、基本アシスト制御量の絶対値は減少する。加えて、保舵状態から手放し状態に移行した直後においては、実操舵角速度が小さいので、実操舵角速度が目標操舵角速度から大きく乖離している。そのため、上述の切り戻し制御量は非常に大きい値となるので、実操舵角速度が急激に上昇する。その結果、上述のオーバーシュートが発生する。
そこで、従来装置は、保舵状態から手放し状態に移行したか否かを判定し、手放し状態に移行したと判定した直後の期間において、切り戻し制御量を小さくする補正演算処理を実行するようになっている。より具体的に述べると、従来装置は、実操舵角速度と目標操舵角速度との偏差Δωに所定のゲインを乗じた値を切り戻し基本制御量εsbとして算出する。更に、従来装置は、保舵状態から手放し状態への移行が検出された場合には偏差Δωが実質的にゼロになるまで、切り戻し基本制御量εsbの絶対値に係数Kを乗じた値K・|εsb|だけ切り戻し基本制御量εsbの大きさを小さくしている。
特開2009−262622号公報
しかしながら、従来装置は、偏差Δωが実質的にゼロになるまで切り戻し基本制御量εsbを値K・|εsb|だけ小さくしているので、逆に実際の操舵角速度が目標操舵角速度に追従するまでの時間が長くなって操舵フィーリングが悪化する虞がある。
本発明はこのような問題に対処するために成された。即ち、本発明の目的の一つは、保舵状態から手放し状態への移行後において、実操舵角速度の大きさが過度に上昇することを防ぎつつ、適切な速度で実操舵角速度を目標操舵角速度に追従させることができる、車両の操舵装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る車両の操舵装置(以下、「本発明装置」とも称呼する。)は、
操舵ハンドルの操舵角に応じて操舵輪の転舵角を変更させる転舵装置と、
前記操舵ハンドルと前記操舵輪との間のトルク伝達経路を構成する部材に、前記操舵ハンドルに対する操舵操作をアシストするためのアシストトルクを付与する電動機と、
前記トルク伝達経路を構成する部材の前記操舵ハンドルと前記電動機との間の部分に作用するトルクである操舵トルクを検出するトルクセンサと、
前記操舵ハンドルの操舵角を検出する操舵角センサと、
前記電動機を制御することにより前記アシストトルクを発生させる制御部と、
を備える。
前記制御部は、
(1)前記検出される操舵トルクに基づいて基本アシスト制御量を決定するとともに、
(2)前記操舵ハンドルが同操舵ハンドルの中立位置に向けて戻されている場合に前記検出される操舵角から求められる実操舵角速度を所定の目標操舵角速度に一致させるための戻し制御量を同実操舵角速度と同目標操舵角速度との偏差に基づいて決定し、
(3)前記基本アシスト制御量と前記戻し制御量とに応じて前記電動機を制御する。
更に、前記制御部は、
前記検出される操舵トルクの絶対値が大きいほど0に向けて小さくなる正の値である修正係数と、前記検出される操舵角と、の積である仮想操舵角の絶対値が大きいほど前記目標操舵角速度の絶対値が大きくなるように、前記目標操舵角速度を設定する。
本発明装置によれば、操舵ハンドルの操舵状態が保舵状態にある場合(即ち、実際の操舵角速度が略「0」であり、且つ、操舵トルクの絶対値が比較的大きな値である場合)、前記修正係数は「0」に近い値となるので、前記積である仮想操舵角も「0」に近い値となる。従って、操舵ハンドルが保舵状態にある場合、目標操舵角速度の絶対値は小さな値に設定される。
次に、操舵状態が保舵状態から手放し状態へと変化した場合、理論的にはトルクセンサにより検出される操舵トルクは直ちに「0」になる筈であるところ、実際には操舵ハンドルが有する慣性モーメントの作用により直ちに「0」にはならない。このため、操舵状態が保舵状態から手放し状態へと変化した直後から暫くの期間、前記修正係数も短時間ではあるが小さい値となるので、前記積である仮想操舵角は大きくならない。その結果、目標操舵角速度の絶対値は小さい値になる。
一方、操舵状態が保舵状態から手放し状態へと変化した場合、操舵角はセルフアライニングトルクによって「0」に向かって変化し始める。このとき、目標操舵角速度の絶対値が小さいので、戻し制御量は操舵角が「0」に向かって変化する際の速度を低下させるように作用する。従って、操舵状態が保舵状態から手放し状態へと変化した直後において操舵角速度が過大になることが回避される。更に、その後において、トルクセンサによって検出される操舵トルクが「0」に近づくにつれ、修正係数も徐々に増大し、その結果、前記積である仮想操舵角も増大する。よって、目標操舵角速度が実質的に操舵角に応じて変更されるようになる。その結果、適切な速度で実操舵角速度を変化させることができる。
本発明の実施形態に係る車両の操舵装置(本操舵装置)の概略図である。 操舵トルク及び車速と基本アシスト制御量(切り出しトルク)との関係を表したグラフである。 本操舵装置に係る各パラメータの変化を表したタイムチャートである。 仮想操舵角と目標操舵角速度との関係を表したグラフである。 操舵トルクと修正係数との関係を表したグラフである。 本操舵装置のECUが実行するアシスト制御処理ルーチンを示したフローチャートである。 本操舵装置のECUが戻し制御量(切り戻しトルク)を決定するために実行する処理を表した機能ブロック図である。 角速度差分の絶対値と戻し制御量との関係を表したグラフである。
(構成)
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態に係る車両の操舵装置(以下、「本操舵装置」とも称呼される。)について説明する。本操舵装置は、図1に示したように、操舵ハンドル11、ステアリングシャフト12、ピニオンギア13、ラックバー14、減速機16、電動機17、駆動回路18及びECU20を含んでいる。
操舵ハンドル11は、本操舵装置が搭載される車両の運転者によって同車両の進路(進行方向)を変更するために操作される。即ち、操舵ハンドル11は、運転者によって操舵輪15の転舵角を変更するために操舵される。
ステアリングシャフト12の一端には操舵ハンドル11が一体回転可能に接続されている。ステアリングシャフト12の他端にはピニオンギア13が一体回転可能に接続されている。従って、操舵ハンドル11が回転すれば、ピニオンギア13が回転するようになっている。便宜上、ステアリングシャフト12は「トルク伝達経路を構成する部材」とも称呼される。
ピニオンギア13は、ラックバー14に形成されたラックギアと噛合している。ピニオンギア13とラックバー14とはラックアンドピニオン機構を構成している。このラックアンドピニオン機構によって、ピニオンギア13の回転運動はラックバー14の往復直線運動に変換される。便宜上、ピニオンギア13とラックバー14は「転舵装置」とも称呼される。
ラックバー14の往復直線運動に伴って操舵輪15の転舵角が変更される。即ち、操舵ハンドル11の回転に従って、操舵輪15の転舵角が変更される。
操舵ハンドル11の回転角度は、操舵角θrによって表される。操舵角θrは、操舵ハンドル11が中立位置Pnよりも時計回りに回転しているときに正の値となり(即ち、θr>0)、操舵ハンドル11が中立位置Pnよりも反時計回りに回転しているときに負の値となる(即ち、θr<0)。従って、操舵ハンドル11が中立位置Pnにある場合の操舵角θrはゼロ(「0」)である。操舵ハンドル11が1回転以上回転すると、操舵角θrの絶対値は360°よりも大きな値となる。
ステアリングシャフト12には減速機16が介装されている。電動機17は、減速機16を介してステアリングシャフト12とトルク伝達可能に接続されている。従って、「電動機17が発生させ減速機16を介してステアリングシャフト12に作用するアシストトルクTa」は、運転者が操舵ハンドル11を操作するときのアシストトルク(アシスト力)となる。
電動機17が、操舵角θrを増加させる方向にトルクを発生させているとき、アシストトルクTaは正の値となり(即ち、Ta>0)、電動機17が操舵角θrが減少する方向にトルクを発生させているとき、アシストトルクTaは負の値となる(即ち、Ta<0)。
電動機17は、三相(u相、v相、及び、w相)ブラシレスモータである。電動機17に供給される電力はインバータを含む駆動回路18によって制御される。駆動回路18はECU20によって制御される。
ECU20は、周知のマイクロコンピュータを含む電子回路であり、CPU21、ROM22、RAM23及びインタフェース等を含んでいる。ROM22は、CPU21が実行するプログラム及びルックアップテーブル等を記憶している。RAM23は、データを一時的に記憶する。ECU20は、後述される操舵角センサ31、トルクセンサ32及び車速センサ33等と接続されていて、これらのセンサ類の検出量を受信するようになっている。
操舵角センサ31は、ステアリングシャフト12に配設されている。操舵角センサ31は、操舵角θrを表す信号を出力する。前述したように、操舵ハンドル11が中立位置Pnにあるとき、操舵角θrは「0」となる(θr=0)。操舵角θrが「0」であるとき、操舵輪15の転舵角が「0」となり、このとき、本発明装置が搭載される車両は旋回することなく直進する。
ECU20は、操舵角θrに基づいて「操舵角θrの単位時間あたりの変化量である操舵角速度ωr」を算出する。この実際に算出される操舵角速度ωrは、便宜上、「実操舵角速度ωr」とも称呼される。操舵角θrが増加しているとき、実操舵角速度ωrは正の値となり(即ち、ωr>0)、操舵角θrが減少しているとき、実操舵角速度ωrは負の値となる(即ち、ωr<0)。
トルクセンサ32は、ステアリングシャフト12の「操舵ハンドル11と減速機16との間の部分(トルク検出部)」に配設されている。トルクセンサ32は、トルク検出部に作用している操舵トルクTsを表す信号を出力する。操舵ハンドル11に対して操舵角θrを増加させる方向にトルクが作用しているとき、操舵トルクTsは正の値となり(即ち、Ts>0)、操舵角θrを減少させる方向にトルクが作用しているとき、操舵トルクTsは負の値となる(即ち、Ts<0)。
車速センサ33は、本発明装置が搭載される車両の車速Vsを表す信号を出力する。
(アシスト制御処理の概要)
本発明装置が搭載される車両の運転者は、その車両の進路(進行方向)を変更するとき、操舵ハンドル11を中立位置Pnから回転させる。即ち、運転者は、操舵角θrの絶対値を「0」から増加させる切り出し操作を行う。これにより車両は旋回する。車両の運転者は、旋回中の車両の進行方向を直進方向へと変更するとき、操舵ハンドル11の操舵角θrの絶対値を減少させる切り戻し操作を行い、操舵ハンドル11を中立位置Pnに戻す。
ECU20は、運転者による切り出し操作及び切り戻し操作をアシストするため、アシスト制御処理を実行し、電動機17にアシストトルクTaを発生させる。このアシストトルクTaは、切り出し操作をアシストするための基本アシスト制御量(切り出しトルク)Tiと、切り戻し操作をアシストするための戻し制御量(切り戻しトルク)Tdと、の和である(即ち、Ta=Ti+Td)。戻し制御量Tdは「補助制御量」とも称呼される。基本アシスト制御量Tiを決定する処理は「基本制御」とも称呼され、戻し制御量Tdを決定する処理は「切り戻しアシスト制御」とも称呼される。
ECU20は、基本制御を実行するとき、操舵トルクTs及び車速Vsに基づいて基本アシスト制御量Tiを決定する。操舵トルクTs及び車速Vsと基本アシスト制御量Tiとの関係は図2に示される。図2から理解されるように、操舵トルクTsの絶対値が大きくなるほど基本アシスト制御量Tiの絶対値は大きくなり、車速Vsが大きくなるほど基本アシスト制御量Tiの絶対値は小さくなる。図2に示される関係は、ルックアップテーブルの形式にてROM22に記憶されている。
一方、ECU20は、切り戻しアシスト制御を実行するとき、操舵角θr及び操舵トルクTsに基づいて目標操舵角速度ωtを決定し、実際の操舵角速度(実操舵角速度)ωrが目標操舵角速度ωtと等しくなるように戻し制御量Tdを「実操舵角速度ωrと目標操舵角速度ωtとの偏差Δω」に基づいてフィードバック制御によって決定する。切り戻しアシスト制御について図3のタイムチャートの例を参照しながら詳細に説明する。
図3(A)の実線から理解されるように、本例において、操舵ハンドル11は、時刻t1まで操舵角θrが正の回転角度θ1である状態にて運転者によって固定されている。即ち、操舵ハンドル11は保舵状態にある。時刻t1にて操舵ハンドル11が手放し状態になると、操舵角θrが減少し、時刻t3にて操舵角θrが「0」となっている。即ち、時刻t3以降、操舵ハンドル11の回転位置は中立位置Pnにある。
ECU20は、後述する仮想操舵角θiに基づいて目標操舵角速度ωtを決定する。仮想操舵角θiと目標操舵角速度ωtとの関係は図4に示される。図4から理解されるように、仮想操舵角θiの絶対値が大きくなるほど目標操舵角速度ωtの絶対値が大きくなる。目標操舵角速度ωtは、仮想操舵角θiが正の値であるとき負の値となり、仮想操舵角θiが負の値であるとき正の値となり、仮想操舵角θiが「0」であるとき「0」となる。図4に示される関係は、ルックアップテーブルの形式にてROM22に記憶されている。
仮に、時刻t1以降、仮想操舵角θiの代わりに実際の操舵角θrを図4の関係に適用して目標操舵角速度ωtを決定すると、目標操舵角速度ωtは、図3(D)の破線により示したようになる。即ち、目標操舵角速度ωtは、時刻t1にて「操舵角θrである回転角度θ1」に対応する角速度ω1となり、その後、時刻t3近づくに従い目標操舵角速度ωtの絶対値は「0」へ向けて減少する。従って、時刻t1において、実操舵角速度ωrである「0」と、目標操舵角速度ωtである角速度ω1と、が大きく乖離している。
その結果、実操舵角速度ωrが目標操舵角速度ωtに一致するように戻し制御量Tdが決定されるので、図3(B)の破線によって示されるように、時刻t1以降、実操舵角速度ωrの絶対値が急速に上昇して一時的に過大となる。このため、時刻t1の直後において実操舵角速度ωrのオーバーシュートが発生する。なお、上述した図3(B)及び(D)以外の図3の各図における破線は、図3(B)及び(D)と同様に、仮想操舵角θiの代わりに実際の操舵角θrを図4の関係に適用して目標操舵角速度ωtを決定した場合の各値の変化を表している。
そこで、ECU20は、仮想操舵角θiを算出し、その仮想操舵角θiを図4に示される関係に適用して目標操舵角速度ωtを決定する。具体的には、ECU20は、図5に示した関係に実際の操舵トルクTsを適用して修正係数kを求める。図5に示される関係は、ルックアップテーブルの形式にてROM22に記憶されている。図5に示したルックアップテーブルによれば、修正係数kは、操舵トルクTsの絶対値が大きいほど小さくなる正の値として求められ、更に、操舵トルクTsが「0」であるとき「1」に設定される。
更に、ECU20は、下記の(1)式に示したように、操舵トルクTsの絶対値が大きくなるほど小さい値に設定される修正係数kを図5に示した関係に基づいて決定し、実際の操舵角θrに修正係数kを乗じることによって仮想操舵角θiを算出する。

θi=k×θr …(1)
例えば、時刻t1以前において操舵角θrが回転角度θ1に維持されるとき(即ち、保舵状態にあるとき)、操舵輪15に作用するセルフアライニングトルクによって操舵ハンドル11は中立位置Pnに戻ろうとする。そのため、操舵角θrを回転角度θ1に維持するためには運転者は操舵ハンドル11に対して操舵角θrが大きくなる方向にトルクを作用させる必要がある。即ち、操舵トルクTsが大きい状態が維持される。
操舵トルクTsが大きいと修正係数kは略「0」となるので、仮想操舵角θiは略「0」となり、以て、仮想操舵角θiを図4に示される関係に適用することによって決定される目標操舵角速度ωtは略「0」となる。従って、保舵状態にあるとき(即ち、実操舵角速度ωrが略「0」であるとき)、実操舵角速度ωrと目標操舵角速度ωtとは互いに略等しくなる。従って、実操舵角速度ωrと目標操舵角速度ωtとが等しいので、戻し制御量Tdは「0」となる。
この結果、例えば、図3(E)の実線から理解されるように、操舵ハンドル11が保舵状態にあるとき(即ち、時刻t1に至るまで)、アシストトルクTaは一定値となっている。操舵ハンドル11が保舵状態にあるときのアシストトルクTaは、戻し制御量Tdが略「0」であるので、上記基本制御によって決定された基本アシスト制御量Tiに等しい。
その後、時刻t1にて操舵状態が保舵状態から手放し状態に変更されると、操舵トルクTsが減少するので基本アシスト制御量Tiが減少する。加えて、操舵トルクTsの減少に従い修正係数kが「1」に向けて上昇し、以て、仮想操舵角θiが実際の操舵角θrに近づく。その結果、目標操舵角速度ωtの絶対値も略「0」から次第に大きくなるので、目標操舵角速度ωtと実操舵角速度ωrとの偏差Δωも次第に大きくなる。よって、戻し制御量Tdの大きさが次第に上昇する。
ただし、操舵状態が保舵状態から手放し状態に変更されると、操舵ハンドル11はセルフアライニングトルクによって回転し始め、操舵角θrは「0」に向かって変化し始める。このとき、理論的にはトルクセンサにより検出される操舵トルクTsは直ちに「0」になる筈であるところ、実際には操舵ハンドル11及び「ステアリングシャフト12の操舵ハンドル11とトルク検出部との間の部分」が有する慣性モーメントの作用により直ちに「0」にはならない。このため、操舵状態が保舵状態から手放し状態へと変化した直後から暫くの期間(概略、時刻t1〜時刻t2の期間の実線を参照。)、修正係数も比較的小さい値となるので、仮想操舵角θiは実際の操舵角θrに比べて大きくならない。その結果、図3の(D)の時刻t1以降における実線により示されているように、目標操舵角速度ωtの絶対値も比較的小さい値になる。
このとき、上述したように、目標操舵角速度ωtの絶対値が比較的小さいので、図3の(E)の時刻t1〜時刻t2の実線により示されているように、戻し制御量Tdは操舵角が「0」に向かって変化する際の速度を低下させるように作用する。即ち、ECU20は、実操舵角速度ωrの絶対値が急上昇することを抑える「ブレーキ力」を電動機17に発生させる。従って、図3の(B)の時刻t1〜時刻t2の実線により示されているように、操舵状態が保舵状態から手放し状態へと変化した直後において実操舵角速度ωrの大きさが過大になることが回避される。
即ち、操舵状態が保舵状態から手放し状態へと変化した時点から操舵トルクTsが「0」になるまでの間、仮想操舵角θiの絶対値は実際の操舵角θrの絶対値よりも小さい値となる。よって、目標操舵角速度ωtの絶対値は、実際の操舵角θrを図4に示される関係に適用することによって定まる値よりも小さな値に設定される。従って、保舵状態から手放し状態に移行したとき、仮想操舵角θiに基づいて目標操舵角速度ωtを決定することによって、図3(B)の実線に示されるように、実操舵角速度ωrの絶対値の増大が緩慢となり、実操舵角速度ωrのオーバーシュートを回避することができる。
操舵トルクTsが略「0」になると、係数kが略「1」となり、以て、仮想操舵角θiは実際の操舵角θrと略等しくなる。従って、実操舵角θrが減少するほど目標操舵角速度ωtの絶対値が小さい値に設定される。その結果、図3(B)の実線に示さているように、目標操舵角速度ωtの絶対値は、最大値となった後、緩やかに減少する。その後、時刻t3になると、操舵ハンドル11が中立位置Pnに戻り、切り戻し操作が終了する。
以上、切り戻し操作の開始時、保舵状態から手放し状態に直接移行する場合について説明したが、実際には、運転者は、「操舵ハンドル11が回転しないように操舵ハンドル11に比較的大きなトルクを加える保舵状態」から徐々に操舵トルクTsを弱めて操舵ハンドル11を滑らせながら切り戻し操作を行う場合が多い。具体的には、運転者の期待する実操舵角速度ωrの大きさ(絶対値)が、図3(B)の実線により示されている実操舵角速度ωrの大きさ(即ち、手放し状態である場合の実操舵角速度ωrの大きさ)よりも小さければ、運転者は、操舵ハンドル11から手を放す代わりに操舵トルクTsを弱める。
例えば、操舵角θrが回転角度θ1であるとき、運転者が操舵トルクTsを弱め、操舵ハンドル11が回転を開始し、その後、操舵角θrが回転角度θ2となったとき、手放し状態となる場合であっても、ECU20は、上述した場合と同様に目標操舵角速度ωtを決定する。より具体的に述べると、運転者が操舵トルクTsを弱めて操舵ハンドル11が回転を開始したとき、修正係数kは操舵ハンドル11が保舵状態にあるときよりも大きくなる。その結果、仮想操舵角θiは、保舵状態にあるときと比較して実際の操舵角θrに近い値となり、以て、目標操舵角速度ωtの絶対値が保舵状態にあるときと比較して大きな値となる。ただし、修正係数kは「1」より小さいので、目標操舵角速度ωtの絶対値は、「回転角度θ2を図4に示される関係に適用して決定される目標操舵角速度ωtである角速度ω2」の絶対値よりも大きくはならない。
一方、このとき、操舵ハンドル11が回転を開始しているので(即ち、|ωr|>0であるので)、目標操舵角速度ωtと実操舵角速度ωrとの偏差Δωは、実操舵角速度ωrが「0」である場合と比較して小さい。従って、保舵状態から操舵トルクを弱めることによって操舵ハンドルが回転し始めた後に手放し状態に移行する場合であっても、実操舵角速度ωrが急激に上昇することを防ぐことができる。
(具体的作動)
ECU20のCPU21(以下、単に「CPU」とも称呼される。)がアシスト制御を実行する際の具体的な作動を、図6にフローチャートにより表された「アシスト制御処理ルーチン」を参照しながら説明する。CPUは、本ルーチンを所定の時間が経過する毎に実行する。
即ち、適当なタイミングになると、CPUは、ステップ600から処理を開始してステップ605に進んで操舵トルクTs、車速Vs及び操舵角θrをそれぞれ対応するセンサから取得する。次いで、CPUは、ステップ610に進んで操舵トルクTs及び車速Vsを図2に対応するルックアップテーブルに適用することによって基本アシスト制御量Tiを決定する。次いで、CPUは、ステップ615に進み、操舵トルクTs及び操舵角θrに基づいて戻し制御量Tdを決定する。CPUが実行する戻し制御量Tdの決定処理について、図7を参照しながら詳細に説明する。
図7は、CPUが戻し制御量Tdを決定するときに実行する機能ブロック(制御ブロック)を表している。図7に示される機能ブロックのそれぞれは、CPUによって実行される所定のプログラムに従った制御演算処理によって実現される。
角速度演算部41は、操舵角θrを時間に対して微分して実操舵角速度ωr(=dθ/dt)を算出する。
絶対値演算部42は、操舵トルクTsの絶対値|Ts|を算出する。
マップ適用部43は、操舵トルクTsの絶対値|Ts|を図5に対応するルックアップテーブルに適用して修正係数kを決定する。
乗算演算部44は、操舵角θrに修正係数kを乗じて仮想操舵角θiを算出する。
マップ適用部45は、仮想操舵角θiを図4に対応するルックアップテーブルに適用して目標操舵角速度ωtを決定する。
差分演算部46は、目標操舵角速度ωtと実操舵角速度ωrとの差分である角速度差分(偏差)Δωを算出する(即ち、Δω=ωt−ωr)。
絶対値演算部47は、角速度差分Δωの絶対値|Δω|を算出する。
マップ適用部48は、角速度差分Δωの絶対値|Δω|を図8に示された、絶対値|Δω|と、戻し制御量Tdの大きさ(絶対値)と、の関係に適用することによって戻し制御量Tdの大きさを決定する。図8に示される関係は、ルックアップテーブルの形式にてROM22に記憶されている。図8から理解されるように、角速度差分Δωの絶対値|Δω|が大きくなるほど戻し制御量Tdの絶対値は大きな値となる。
符号演算部49は、角速度差分Δωの符号を抽出する。具体的には、角速度差分Δωが正の値であれば「1」を出力し、角速度差分Δωが負の値であれば「−1」を出力する。
乗算演算部51は、「戻し制御量Tdの大きさ」に「角速度差分Δωの符号」を乗じることによって戻し制御量Tdを算出する。
ガード処理演算部52は、戻し制御量Tdの急激な変化を抑えるため、ステップ615が前回実行されたときに決定された戻し制御量Tdの値と、今回決定される戻し制御量Tdの値と、の差分を所定値以内に抑える。具体的には、「ガード処理演算部52が前回出力した戻し制御量Tdの値」と「乗算演算部51が今回出力した戻し制御量Tdの値(今回値)」と間の差分が所定値を越える場合、ガード処理演算部52は、その差分が所定値となるように今回値を修正する。
戻し制御量Tdが決定されると、CPUは、図6のステップ620に進んで基本アシスト制御量Tiと戻し制御量Tdの和であるアシストトルクTaを算出する。次いで、CPUは、ステップ625に進んで電動機17がアシストトルクTaに等しいトルクを発生させるために必要な電流Itを周知の方法により決定する。換言すれば、電動機17のu相、v相、及び、w相のそれぞれに電流Itに等しい電流が流れたとき、電動機17はアシストトルクTaに等しいトルクを発生する。
次いでCPUは、ステップ630に進んで、電動機17の各相(u相、v相、及び、w相)に電流Itに等しい電流が流れるように周知の方法により駆動回路18を制御する。次いで、CPUは、ステップ695に進んで本ルーチンを一旦終了する。
以上、説明したように、本発明装置は、
操舵ハンドル11の操舵角θrに応じて操舵輪15の転舵角を変更させる転舵装置(ピニオンギア13及びラックバー14)と、
前記操舵ハンドルと前記操舵輪との間のトルク伝達経路を構成する部材(ステアリングシャフト12)に、前記操舵ハンドルに対する操舵操作をアシストするためのアシストトルクTaを付与する電動機17と、
前記トルク伝達経路を構成する部材の前記操舵ハンドルと前記電動機との間の部分に作用するトルクである操舵トルクTsを検出するトルクセンサ32と、
前記操舵ハンドルの操舵角θrを検出する操舵角センサ31と、
前記検出される操舵トルクに基づいて基本アシスト制御量を決定するとともに(ステップ605及びステップ610)、前記操舵ハンドルが同操舵ハンドルの中立位置に向けて戻されている場合に前記検出される操舵角θrから求められる実操舵角速度ωrを所定の目標操舵角速度ωtに一致させるための戻し制御量Tdを同実操舵角速度と同目標操舵角速度との偏差(角速度差分Δω)に基づいて決定し(ステップ615、図7)、前記基本アシスト制御量と前記戻し制御量とに応じて前記電動機を制御する(ステップ620〜ステップ630)ことにより前記アシストトルクを発生させる制御部(ECU20)と、
を備える車両の操舵装置において、
前記制御部は、
前記検出される操舵トルクの絶対値が大きいほど0(ゼロ)に向けて小さくなる正の値である修正係数kと、前記検出される操舵角θrと、の積(k・θr)である仮想操舵角θiの絶対値が大きいほど前記目標操舵角速度の絶対値が大きくなるように、前記目標操舵角速度を設定する(図4及び図7のマップ適用部45を参照。)、
操舵装置である。
本操舵装置によれば、操舵状態が「保舵状態」から「手放し状態」に直接移行して戻し操作を行う場合、及び、保舵状態から操舵トルクを弱めることによる戻し操作を行う場合の何れであっても、操舵角速度の大きさが急激に上昇することを防ぐことができる。加えて、本操舵装置は、従来装置のように保舵状態から手放し状態に移行したか否かを判定する処理、及び、手放し状態に移行したときに補正演算処理を算出する処理を実行する必要がない。そのため、本操舵装置によれば、簡易な処理によって操舵角速度が急激に上昇することを防ぎ、以て、実操舵角速度を理想的な目標操舵角速度に一致させられるので、操舵フィーリングを向上さることができる。
以上、本発明に係る車両の操舵装置の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、ECU20は、本実施形態において、電動機17の各相に電流Itに等しい電流が流れるように駆動回路18を制御していた。即ち、ECU20は、電流Itに関してフィードフォワード制御を実行していた。しかし、本操舵装置は、電動機17の各相を流れる実際の電流を検出する電流センサを備え、ECU20は、電流Itと各相を流れる実際の電流との差分に基づいて駆動回路18を制御するフィードバック制御を実行しても良い。
加えて、ECU20は、本実施形態において、アシストトルクTa(目標値)を決定し、更に、アシストトルクTaを実現する電流It(目標値)を決定していた。即ち、ECU20は、アシストトルクTaに関してフィードフォワード制御を実行していた。しかし、本操舵装置は、電動機17が実際に発生させているトルクTrを検出するトルクセンサを備え、ECU20は、アシストトルクTaと実際のトルクTrとの差分に基づいて駆動回路18を制御するフィードバック制御を実行しても良い。
加えて、本実施形態において、電動機17は、ステアリングシャフト12にアシストトルクTaを作用させていた。即ち、電動機17が発生させるトルクによってステアリングシャフト12が回転させられていた。しかし、電動機17はラックバー14にアシストトルクTaを作用させても良い。即ち、電動機17が発生されるトルクによってラックバー14の往復直線運動が発生するように操舵装置が構成されても良い。この場合、ラックバー14は、ステアリングシャフト12と同様に「トルク伝達経路」に含まれる。
11…操舵ハンドル、12…ステアリングシャフト、13…ピニオンギア、14…ラックバー、15…操舵輪、16…減速機、17…電動機、18…駆動回路、ECU…20。

Claims (1)

  1. 操舵ハンドルの操舵角に応じて操舵輪の転舵角を変更させる転舵装置と、
    前記操舵ハンドルと前記操舵輪との間のトルク伝達経路を構成する部材に、前記操舵ハンドルに対する操舵操作をアシストするためのアシストトルクを付与する電動機と、
    前記トルク伝達経路を構成する部材の前記操舵ハンドルと前記電動機との間の部分に作用するトルクである操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    前記操舵ハンドルの操舵角を検出する操舵角センサと、
    前記検出される操舵トルクに基づいて基本アシスト制御量を決定するとともに、前記操舵ハンドルが同操舵ハンドルの中立位置に向けて戻されている場合に前記検出される操舵角から求められる実操舵角速度を所定の目標操舵角速度に一致させるための戻し制御量を同実操舵角速度と同目標操舵角速度との偏差に基づいて決定し、前記基本アシスト制御量と前記戻し制御量とに応じて前記電動機を制御することにより前記アシストトルクを発生させる制御部と、
    を備える車両の操舵装置において、
    前記制御部は、
    前記検出される操舵トルクの絶対値が大きいほど0に向けて小さくなる正の値である修正係数と、前記検出される操舵角と、の積である仮想操舵角の絶対値が大きいほど前記目標操舵角速度の絶対値が大きくなるように、前記目標操舵角速度を設定する、
    操舵装置。
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