JP4545055B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車に搭載されステアリング操舵力を電動モータにより補助する電動パワーステアリング装置に関する。
電動パワーステアリング装置の操舵トルク制御は、基本的にステアリングホイールを操舵したときに、ステアリングシャフトに加わる操舵トルクに応じた補助力をモータから操舵機構に与え、操舵力を補助するものである。
操舵機構には、操舵力がピニオンからラック軸に伝達され、ラック軸の移動がタイロッドを介して転舵輪を転舵するラック・ピニオン式の動力伝達機構が、一般に採用されている。
その他、ボールねじ機構によりラック軸を移動させる動力伝達機構もある。
かかる動力伝達機構でラック軸負荷(ラック推力)は、路面から受ける反力と釣り合うことから、路面の状況を反映している。
すなわち、乾いた舗装路面のように摩擦係数が大きい場合はラック軸負荷は大きいが、凍結路面のように滑り易い摩擦係数の小さい場合はラック軸負荷は小さい。
この路面状況の変化をラック軸負荷の変化で捉え、路面状況の急変が操舵フィーリングに大きな影響を与えないように操舵トルク制御をする例がある(特許文献1参照)。
特開平11−49000号公報
同特許文献1では、ラック軸負荷(ラック推力)を推定するために、トルクセンサ出力とモータ回転角度とともにモータ電流を検出している。
このモータ電流を検出する装置を備えることで、パワーステアリング装置が大型化するとともに、コストが上昇する。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、その目的とする処は、モータ電流検出装置を備えることなくラック推力を推定して、パワーステアリング装置の大型化およびコストアップを回避して路面状況を考慮した操舵トルク制御ができる電動パワーステアリング装置を供する点にある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、アシストモータの駆動力がステアリング操舵力を補助する電動パワーステアリング装置において、操舵トルクを検出するトルクセンサと、車速を検出する車速センサと、ステアリングの舵角を検出するステアリング舵角検出手段と、前記アシストモータの端子間電圧を導出するモータ端子間電圧導出手段と、前記舵角検出手段により検出された舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいて目標操舵トルクを導出する目標操舵トルク演算処理手段と、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角を時間微分してステアリング角速度を算出するステアリング角速度演算手段と、前記ステアリング角速度演算手段により算出されたステアリング角速度をアシストモータのモータ回転速度に変換するモータ回転速度演算手段と、前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度から前記アシストモータの逆起電圧を算出する逆起電圧演算手段と、前記モータ端子間電圧導出手段により導出されたモータ端子間電圧と前記逆起電圧演算手段により算出された逆起電圧との差からモータトルクを推定するモータトルク推定手段と、前記モータトルク推定演算手段により推定されたモータトルクからラック推力を推定するラック推力推定手段と、前記ラック推力推定演算手段が推定したラック推力に基づいてトルクフィードバック制御の制御ゲインを修正する路面負荷修正係数を導出する路面負荷修正係数演算手段と、前記路面負荷修正係数演算手段が導出した路面負荷修正係数によりトルクフィードバック制御の制御ゲインを修正する制御ゲイン修正手段と、前記目標操舵トルク演算手段により算出された目標操舵トルクと前記トルクセンサにより検出された操舵トルクとの差に基づいて前記制御ゲイン修正手段により修正された制御ゲインを用いてフィードバック制御量を算出するフィードバック制御量演算手段と、前記フィードバック制御量演算手段により算出されたフィードバック制御量に基づいて前記アシストモータを駆動するモータ駆動手段とを備えた電動パワーステアリング装置とした。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の電動パワーステアリング装置において、前記路面負荷修正係数演算手段が、前記ラック推力推定手段により推定されたラック推力に基づき前記路面負荷修正係数を予め定めておいた関係から抽出することを導出することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1または請求項2記載の電動パワーステアリング装置において、前記制御ゲイン修正手段が、前記路面負荷修正係数演算手段により算出された路面負荷修正係数を、制御ゲインであるフィードバック定数に乗算して修正することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかの項記載の電動パワーステアリング装置において、前記目標操舵トルク演算処理手段は、前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてセルフアライニングトルクを算出するセルフアライニングトルク演算手段と、前記ステアリング角速度演算手段により検出された角速度と前記車速センサにより検出された車速に基づいてステアリングのフリクショントルクを算出するフリクショントルク演算手段とを備え、前記セルフアライニングトルク演算手段により算出されたセルフアライニングトルクに前記フリクショントルク演算手段により算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクを算出することを特徴とする。
請求項1記載の電動パワーステアリング装置によれば、ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角からステアリング角速度、モータ回転速度、逆起電圧を順次算出し、同逆起電圧とモータ端子間電圧導出手段により導出されたモータ端子間電圧とからモータトルクを推定し、モータトルクからラック推力を推定しているので、モータ電流検出装置を備える必要がなく、ラック推力から求めた路面負荷修正係数により制御ゲインを修正してトルクフィードバック制御に供して路面状況を考慮した操舵トルク制御ができ、パワーステアリング装置の大型化およびコストアップを回避することができる。
請求項2記載の電動パワーステアリング装置によれば、ラック推力推定手段により推定されたラック推力に基づき路面負荷修正係数を予め定めておいた関係から抽出するので、路面状況に応じた適切な路面負荷修正係数を速やかに抽出して、同路面負荷修正係数により制御ゲインを修正してアシストモータを適切にフィードバック制御することができる。
請求項3記載の電動パワーステアリング装置によれば、路面負荷修正係数演算手段により算出された路面負荷修正係数を、制御ゲインであるフィードバック定数に乗算して修正するので、路面状況をフィードバック制御に容易に反映させることができる。
請求項4記載の電動パワーステアリング装置によれば、舵角と車速に基づいて算出されたセルフアライニングトルクに、角速度と車速に基づいて算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクとするので、特に低車速で小さくなるセルフアライニングトルクを補うようにフリクショントルクが加算され、路面状況をフィードバック制御に反映させつつ路面に対するタイヤの摩擦などの影響をカバーして常に安定した操舵フィーリングを実現することができる。
以下、本発明に係る一実施の形態について図1ないし図12に基づいて説明する。
本実施の形態に係る電動パワーステアリング装置1の全体の概略後面図を図1に示す。
電動パワーステアリング装置1は、車両の左右方向(図1における左右方向に一致)に指向した略円筒状のラックハウジング2内にラック軸3が左右軸方向に摺動自在に収容されている。
ラックハウジング2の両端開口から突出したラック軸3の両端部にそれぞれジョイントを介してタイロッドが連結され、ラック軸3の移動によりタイロッドが動かされ、さらに転舵機構を介して車両の転舵輪が転舵される。
ラックハウジング2の右端部にステアリングギヤボックス4が設けられている。
ステアリングギヤボックス4には、ステアリングホイール(図示せず)が一体に取り付けられたステアリング軸にジョイントを介して連結される入力軸5が軸受を介して回動自在に軸支されており、図2に示すように入力軸5はステアリングギヤボックス4内でトーションバー6を介して相対的なねじり可能に操舵ピニオン軸7と連結されている。
この操舵ピニオン軸7のはす歯7aがラック軸3のラック歯3aと噛合している。
したがってステアリングホイールの回動操作により入力軸5に伝達された操舵力は、トーションバー6を介して操舵ピニオン軸7を回動して操舵ピニオン軸7のはす歯7aとラック歯3aの噛合によりラック軸3を左右軸方向に摺動させる。
ラック軸3は、ラックガイドスプリング8に付勢されたラックガイド9により背後から押圧されている。
ステアリングギヤボックス4の上部にはアシストモータMが取り付けられ、アシストモータMの駆動力を減速して操舵ピニオン軸7に伝達するウオーム減速機構10がステアリングギヤボックス4内に構成されている。
ウオーム減速機構10は、操舵ピニオン軸7の上部に嵌着されたウオームホイール11にアシストモータMの駆動軸に同軸に連結されたウオーム12が噛合して構成されている。
アシストモータMの駆動力をこのウオーム減速機構10を介して操舵ピニオン軸7に作用させて操舵を補助する。
なお、図2には図示しないが、アシストモータMには、モータ端子電圧Vp,Vnを検出するモータ端子電圧検出装置27が設けられ、操舵ピニオン軸7にはステアリング舵角θを検出するステアリング舵角検出装置28が設けられている。
ウオーム減速機構10のさらに上方に操舵トルクセンサ20が設けられている。
トーションバー6の捩れをコア21の軸方向の移動に変換し、コア21の移動をコイル22,23のインダクタンス変化に変えて操舵トルクTを検出している。
なお、トーションバー6の捩れを光学的に検出するトルクセンサでもよい。
以上のようなアシストモータMを駆動制御して操舵力を補助する操舵トルク制御装置30の制御系のCPU等が搭載された制御基板がステアリングギヤボックス4内に収容されている。
この操舵トルク制御装置30の概略ブロック図を図3に示す。
操舵トルク制御装置30は、操舵トルクセンサ20により検出された操舵トルクT,車速センサ25により検出された車速v,ステアリング舵角検出装置28により検出されたステアリング舵角θおよびモータ端子電圧検出装置27により検出されたモータ端子電圧Vp,Vnが入力され、データ処理して、PWM制御信号(デューティ信号等)であるモータのフィードバック制御量Dfbをモータ駆動回路26に出力し、モータ駆動回路26がそのPWM制御信号に従ってアシストモータMを駆動する。
なお、モータ駆動回路26およびモータ端子電圧検出装置27は、操舵トルク制御装置30側に設けてもよい。
そして、操舵トルク制御装置30は、主に目標操舵トルク演算処理手段40、フィードバック制御量演算手段59を備え、その他に、ステアリング角速度演算手段50、モータ回転速度演算手段51、逆起電圧演算手段52、モータ端子間電圧演算手段53、モータトルク推定手段54、ラック推力推定手段55、路面負荷修正係数演算手段56、制御ゲイン調整手段57等を有している。
ステアリング角速度演算手段50は、前記ステアリング舵角検出装置28が検出したステアリング舵角θを時間微分してステアリング角速度ωを算出する。
そして、同ステアリング角速度ωとステアリング舵角θおよび前記車速センサ25が検出した車速vに基づいて目標操舵トルク演算処理手段40が目標操舵トルクTmを演算する。
該目標操舵トルク演算処理手段40について図4ないし図9に基づいて説明する。
図4は、目標操舵トルク演算処理手段40の概略ブロック図であり、同図4に示すように、目標操舵トルク演算処理手段40は、セルフアライニングトルク演算手段41とフリクショントルク演算手段45の2つの演算手段からなる。
セルフアライニングトルク演算手段41は、セルフアライニングベーストルク抽出手段42とセルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43とを備える。
セルフアライニングベーストルク抽出手段42は、基準車速における舵角に対するセルフアライニングベーストルクの関係を記憶するセルフアライニングベーストルク(SABT)記憶手段42aから舵角θに基づいてセルフアライニングベーストルクTsbを抽出する。
セルフアライニングベーストルク記憶手段42aが記憶する基準車速Voにおける舵角θに対するセルフアライニングベーストルクTsbの関係マップを、図5の座標に示す。
図5において、横軸の舵角θは、正の値が右舵角(θ>0)、負の値が左舵角(θ<0)を示す。
ここに、縦軸のセルフアライニングベーストルクTsbは、正の値が右方向トルク(Tsb>0)、負の値が左方向トルク(Tsb<0)であって、実際のセルフアライニングトルク(走向車輪が路面から受けるトルクであり、走向車輪を直進姿勢に復元するように働く力)の反力として示している。
したがって、例えば右舵角θ(>0)が大きくなれば、実際とは反対方向の右方向のセルフアライニングベーストルクTsb(>0)が大きくなる。
セルフアライニングトルク演算手段41が備えるもう一つのセルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43は、車速に対するセルフアライニングトルク乗算係数を記憶するセルフアライニングトルク(SAT)乗算係数記憶手段43aから車速vに基づいてセルフアライニングトルク乗算係数ksを抽出する。
セルフアライニングトルク乗算係数記憶手段43aが記憶する車速vに対するセルフアライニングトルク乗算係数ksの関係マップを、図6の座標に示す。
図6において、車速vの増加に従いセルフアライニングトルク乗算係数ksの値は上昇している。
基準車速Voのとき、セルフアライニングトルク乗算係数ks=1.0である。
セルフアライニングトルク演算手段41は、セルフアライニングベーストルク抽出手段42が舵角θに基づいて抽出したセルフアライニングベーストルクTsbに、セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43が車速vに基づいて抽出したセルフアライニングトルク乗算係数ksを、乗算手段44により乗算して、セルフアライニングトルクTsを算出する。
なお、このセルフアライニングトルクTsは、実際のセルフアライニングトルクの反力としてのセルフアライニングトルクである。
セルフアライニングベーストルクTsbにセルフアライニングトルク乗算係数ksを乗算することにより、セルフアライニングトルクTsは、車速vが基準車速Voより小さくなる程セルフアライニングベーストルクTsbが減少し、基準車速Voより大きくなる程増幅する。
一方、フリクショントルク演算手段45は、フリクションベーストルク抽出手段46とフリクショントルク乗算係数抽出手段47とを備える。
フリクションベーストルク抽出手段46は、停車時における角速度に対するフリクションベーストルクの関係を記憶するフリクションベーストルク(FBT)記憶手段46aから角速度ωに基づいてフリクションベーストルクTfbを抽出する。
フリクションベーストルク記憶手段46aが記憶する停車時(車速v=0)における角速度ωに対するフリクションベーストルクTfbの関係マップを、図7の座標に示す。
図7において、横軸の角速度ωは、正の値が右方向の角速度(ω>0)、負の値が左方向の角速度(ω<0)を示す。
縦軸のフリクションベーストルクTfbは、正の値が右方向トルク(Tfb>0)、負の値が左方向トルク(Tfb<0)であって、実際のタイヤ等の摩擦相当の反力として示している。
したがって、例えば右方向の角速度ω(>0)が大きくなれば、実際とは反対方向の右方向のフリクションベーストルクTfb(>0)が大きくなり、前記セルフアライニングベーストルクTsbに比べ低いトルクで略一定になる。
フリクショントルク演算手段45が備えるもう一つのフリクショントルク乗算係数抽出手段47は、車速に対するフリクショントルク乗算係数を記憶するフリクショントルク(FT)乗算係数記憶手段47aから車速vに基づいてフリクショントルク乗算係数kfを抽出する。
フリクショントルク乗算係数記憶手段47aが記憶する車速vに対するフリクショントルク乗算係数kfの関係マップを、図8の座標に示す。
図8において、車速v=0(停車時)のとき、フリクショントルク乗算係数kfの値は、1.0を示し、車速vが停車時から高くなるに従いフリクショントルク乗算係数kfの値は減少し、約20km/hを過ぎる辺りから略一定の値(約0.5)となっている。
フリクショントルク演算手段45は、フリクションベーストルク抽出手段46が角速度ωに基づいて抽出したフリクションベーストルクTfbに、フリクショントルク乗算係数抽出手段47が車速vに基づいて抽出したフリクショントルク乗算係数kfを、乗算手段48により乗算して、フリクショントルクTfを算出する。
なお、このフリクショントルクTfは、実際のフリクショントルクの反力としてのフリクショントルクである。
フリクションベーストルクTfbにフリクショントルク乗算係数kfを乗算することにより、フリクショントルクTfは、車速vが約20km/hまではフリクションベーストルクTfbが徐々に減少し、約20km/hを過ぎると略半減する状態が継続する。
セルフアライニングトルク演算手段41により算出されたセルフアライニングトルクTsと、フリクショントルク演算手段45により算出されたフリクショントルクTfとは、加算手段49により加算されて目標操舵トルクTmが算出される。
セルフアライニングトルクTsは、特に低車速で小さくなるが、フリクショントルクTfは低車速でこれを補うように比較的大きい値を示すので、セルフアライニングトルクTsにフリクショントルクTfが加算されることで、低車速で大きく現出する路面に対するタイヤの摩擦などの影響を補うことができる。
以上の目標操舵トルクTmが算出されるまでの処理手順を、図9にフローチャートで示す。
まず、舵角検出手段28が検出した操舵角θを読込み(ステップ1)、角速度演算手段50により角速度ωを算出し(ステップ2)、車速センサ25により検出した車速vを読込む(ステップ3)。
次いで、セルフアライニングベーストルク抽出手段42により舵角θに基づきセルフアライニングベーストルクTsbを抽出し(ステップ4)、セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段43により車速vに基づきセルフアライニングトルク乗算係数ksを抽出し(ステップ5)、セルフアライニングベーストルクTsbにセルフアライニングトルク乗算係数ksを乗算してセルフアライニングトルクTsを算出する(ステップ6)。
次に、フリクションベーストルク抽出手段46により角速度ωに基づいてフリクションベーストルクTfbを抽出し(ステップ7)、フリクショントルク乗算係数抽出手段47により車速vに基づきフリクショントルク乗算係数kfを抽出し(ステップ8)、フリクションベーストルクTfbにフリクショントルク乗算係数kfを乗算してフリクショントルクTfを算出する(ステップ9)。
そして、ステップ10において、セルフアライニングトルクTsにフリクショントルクTfを加算して目標操舵トルクTmを算出する。
以上の各ステップの処理が繰り返し実行される。
一方で、前記ステアリング角速度演算手段50により算出されたステアリング角速度ωおよび前記モータ端子電圧検出装置27により検出されたモータ端子電圧Vp,Vnに基づきラック推力Fが推定演算されるが、その処理手順を図10のフローチャートに従って説明する。
まず、ステアリング角速度ωを読込み(ステップ21)、モータ端子電圧Vp,Vnを読込む(ステップ22)。
そして、モータ端子電圧Vp,Vnからモータ端子間電圧演算手段53によりモータ端子間電圧V(=Vp−Vn)が算出され(ステップ23)、次いで算出されたモータ端子間電圧Vをローパスフィルタ処理する(ステップ24)。
次のステップ25では、ステップ21で読込んだステアリング角速度ωからモータ回転速度演算手段51によりモータ回転速度ωを算出する。
ステアリング角速度ωにウオーム減速機構10の減速比N(>1)を乗算してモータ回転速度ω(=ω×N)が算出される。
ステップ26では、このモータ回転速度ωから逆起電圧演算手段52によりアシストモータMの逆起電圧Vを算出する。
モータ回転速度ωに誘起電圧定数kを乗算することで、逆起電圧V(=ω×k)が算出される。
そして、モータトルク推定手段54により、前記ローパスフィルタ処理したモータ端子間電圧Vと逆起電圧Vの差からアシストモータMの実行電圧V(=V−V)が算出され(ステップ27)、同実行電圧VがアシストモータMのモータ内部抵抗Rmで除算され、かつトルク定数kが乗算されてモータトルクT(=(V/Rm)×k)が推定演算される(ステップ28)。
モータトルクTが推定されると、ラック推力推定手段55により、モータトルクTから次式(ラック・ピニオン式電動パワーステアリング装置に適用される基本式)によりラック推力Fが推定演算される(ステップ29)。
F=T×2π×N/ST
ここに、Nはウオーム減速機構10の減速比、STは比ストロークである。
こうして推定されたラック推力Fは、路面の状況を反映しており、同ラック推力Fからトルクフィードバック制御の制御ゲインを修正する路面負荷修正係数kを求め、同路面負荷修正係数kにより修正した制御ゲインでフィードバック制御量Dfbを算出する処理手順を図11のフローチャートに基づき説明する。
まず、ステップ31で、路面負荷修正係数演算手段56により予め定めた関係から前記ラック推力Fに基づきフィードバック制御の制御ゲインを修正する路面負荷修正係数kを抽出する
このラック推力Fに対する路面負荷修正係数kの関係マップを、図12に示す。
路面負荷修正係数kは、ラック推力Fが標準的な路面状況にある標準ラック推力Foのときを1.0として、標準ラック推力Foより大きくなるに従い上昇してある値に近づき、標準ラック推力Foより小さくなるに従い減少する関係曲線を描く。
すなわち、路面が凍結して滑り易い(摩擦係数が小さい)ほど路面負荷修正係数kは1.0より益々小さい値を示し、摩擦係数が大きくなるほど1.0より益々大きな値を示す。
この関係マップにより前記推定演算したラック推力Fに対応する路面負荷修正係数kを抽出する。
次のステップ32で、制御ゲイン調整手段57により路面負荷修正係数kに基づいてフィードバック制御の制御ゲイン(フィードバック定数KP,KI)を修正する。
すなわち、フィードバック制御量演算手段59において実行されるPI(比例・積分)制御の比例項と積分項を決めるフィードバック定数KP,KIを路面負荷修正係数kを乗算することにより修正する。
修正されたフィードバック定数KPs,KIsは、
KPs=KP×k
KIs=KI×k
である。
次のステップ33では、前記操舵トルクセンサ20により検出された検出操舵トルクTを読み込む。
そして、ステップ34で、前記目標操舵トルク演算処理手段40により算出された目標操舵トルクTmと検出操舵トルクTのトルク偏差ΔT(=Tm−T)を算出する。
次のステップ35では、トルク偏差ΔTに前記修正されたフィードバック定数KPsを乗算してフィードバック制御量の比例項Pd(=ΔT×KPs)を算出する。
ステップ36では、トルク偏差ΔTをもとにデューティ積分値DIsが次式に従って演算される。
DIs(n)=DIs(n−1)+ΔT×ki
kiは、トルク偏差ΔTをフィードバック制御の処理周期に相当するデューティに変換する変換係数である。
本ルーチンが繰り返されるごとに、前回値DIs(n−1)にΔT×kiが逐次加算されて今回値DIs(n)が算出され、デューティ積分値DIsとする。
そして、ステップ37で、このデューティ積分値DIsに前記修正されたフィードバック定数KIsを乗算してフィードバック制御量の積分項Id(=DIs×KIs)を算出する。
ステップ38では、こうして算出されたフィードバック制御量の比例項Pdと積分項Idを合計してフィードバック制御量Dfb(=Pd+Id)を求める。
フィードバック制御量Dfbは、PWM制御信号のフィードバックデューティであり、モータ駆動回路26に出力され、モータ駆動回路26は、PWM制御信号のデューティに従ったモータ駆動電圧がアシストモータMに印加されてアシストモータMを駆動し操舵力を補助する。
路面の摩擦係数が小さい程小さく、大きい程大きい路面負荷修正係数kをフィードバック定数KP,KIに乗算して修正した修正フィードバック定数KPs,KIsによりフィードバック制御量Dfbを演算しているので、フィードバック制御量Dfbは、路面の摩擦係数に正関係に対応する。
したがって、摩擦係数が小さい滑りやすい路面ではアシストモータMにより補助が小さく、摩擦係数が大きい路面では補助を大きくすることで、路面の状況に影響されずに常に同じ程度の操舵力でステアリング操作できるようにしている。
以上のように、本電動パワーステアリング装置1では、ステアリング舵角θから演算される逆起電圧Vとモータ端子間電圧VとからモータトルクTおよびラック推力Fを推定しているので、モータ電流検出装置を備える必要がなく、ラック推力Fから求めた路面負荷修正係数kにより制御ゲインKP,KIを修正してトルクフィードバック制御に供して路面状況を考慮した操舵トルク制御ができ、パワーステアリング装置の大型化およびコストアップを回避することができる。
さらに、本操舵トルク制御装置30は、目標操舵トルク演算処理手段40がセルフアライニングトルク演算手段41により算出されたセルフアライニングトルクTsにフリクショントルク演算手段45により算出されたフリクショントルクTfを加算して目標操舵トルクTmを求めているので、特に低車速で小さくなるセルフアライニングトルクTsをフリクショントルクTfが補い、路面状況を操舵フィーリングに適度に反映させつつ低車速で大きく現出する路面に対するタイヤの摩擦などの影響をカバーして常に安定した操舵フィーリングを実現することができる。
本発明の一実施の形態に係る電動パワーステアリング装置の全体の概略後面図である。 ステアリングギヤボックス内の構造を示す断面図である。 操舵トルク制御装置の概略ブロック図である。 目標操舵トルク演算処理手段の概略ブロック図である。 基準車速における舵角θに対するセルフアライニングベーストルクTsbの関係マップを座標で示す図である。 車速vに対するセルフアライニングトルク乗算係数ksの関係マップを座標で示す図である。 停車時における角速度ωに対するフリクションベーストルクTfbの関係マップを座標で示す図である。 車速vに対するフリクショントルク乗算係数kfの関係マップを座標で示す図である。 目標操舵トルクの算出処理手順を示すフローチャートである。 ラック推力Fを推定演算する処理手順を示すフローチャートである。 ラック推力Fに基づき制御ゲインを修正してフィードバック制御量を算出する手順を示すフローチャートである。 ラック推力Fに対する基準路面負荷修正係数kの予め定めた関係マップを示す図である。
符号の説明
M…アシストモータ、1…電動パワーステアリング装置、2…ラックハウジング、3…ラック軸、4…ステアリングギヤボックス、5…入力軸、6…トーションバー、7…操舵ピニオン軸、8…ラックガイドスプリング、9…ラックガイド、10…ウオーム減速機構、11…ウオームホイール、12…ウオーム、20…操舵トルクセンサ、21…コア、22,23…コイル、25…車速センサ、26…モータ駆動回路、27…モータ端子電圧検出装置、28…ステアリング舵角検出装置、
30…操舵トルク制御装置、
40…目標操舵トルク演算処理手段、41…セルフアライニングトルク演算手段、42…セルフアライニングベーストルク抽出手段、42a…セルフアライニングベーストルク記憶手段、43…セルフアライニングトルク乗算係数抽出手段、43a…セルフアライニングトルク乗算係数記憶手段、44…乗算手段、45…フリクショントルク演算手段、46…フリクションベーストルク抽出手段、46a…フリクションベーストルク記憶手段、47…フリクショントルク乗算係数抽出手段、47a…フリクショントルク乗算係数記憶手段、48…乗算手段、49…加算手段、
50…ステアリング角速度演算手段、51…モータ回転速度演算手段、52…逆起電圧演算手段、53…モータ端子間電圧演算手段、54…モータトルク推定手段、55…ラック推力推定手段、56…路面負荷修正係数演算手段、57…制御ゲイン調整手段、58…減算手段、59…フィードバック制御量演算手段。

Claims (4)

  1. アシストモータの駆動力がステアリング操舵力を補助する電動パワーステアリング装置において、
    操舵トルクを検出するトルクセンサと、
    車速を検出する車速センサと、
    ステアリングの舵角を検出するステアリング舵角検出手段と、
    前記アシストモータの端子間電圧を導出するモータ端子間電圧導出手段と、
    前記舵角検出手段により検出された舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいて目標操舵トルクを導出する目標操舵トルク演算処理手段と、
    前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角を時間微分してステアリング角速度を算出するステアリング角速度演算手段と、
    前記ステアリング角速度演算手段により算出されたステアリング角速度をアシストモータのモータ回転速度に変換するモータ回転速度演算手段と、
    前記モータ回転速度演算手段により算出されたモータ回転速度から前記アシストモータの逆起電圧を算出する逆起電圧演算手段と、
    前記モータ端子間電圧導出手段により導出されたモータ端子間電圧と前記逆起電圧演算手段により算出された逆起電圧との差からモータトルクを推定するモータトルク推定手段と、
    前記モータトルク推定演算手段により推定されたモータトルクからラック推力を推定するラック推力推定手段と、
    前記ラック推力推定演算手段が推定したラック推力に基づいてトルクフィードバック制御の制御ゲインを修正する路面負荷修正係数を導出する路面負荷修正係数演算手段と、
    前記路面負荷修正係数演算手段が導出した路面負荷修正係数によりトルクフィードバック制御の制御ゲインを修正する制御ゲイン修正手段と、
    前記目標操舵トルク演算手段により算出された目標操舵トルクと前記トルクセンサにより検出された操舵トルクとの差に基づいて前記制御ゲイン修正手段により修正された制御ゲインを用いてフィードバック制御量を算出するフィードバック制御量演算手段と、
    前記フィードバック制御量演算手段により算出されたフィードバック制御量に基づいて前記アシストモータを駆動するモータ駆動手段とを備えたことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記路面負荷修正係数演算手段が、前記ラック推力推定手段により推定されたラック推力に基づき前記路面負荷修正係数を予め定めておいた関係から抽出することを導出することを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記制御ゲイン修正手段が、
    前記路面負荷修正係数演算手段により算出された路面負荷修正係数を、制御ゲインであるフィードバック定数に乗算して修正することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記目標操舵トルク演算処理手段は、
    前記ステアリング舵角検出手段により検出されたステアリング舵角と前記車速センサにより検出された車速に基づいてセルフアライニングトルクを算出するセルフアライニングトルク演算手段と、
    前記ステアリング角速度演算手段により検出された角速度と前記車速センサにより検出された車速に基づいてステアリングのフリクショントルクを算出するフリクショントルク演算手段とを備え、
    前記セルフアライニングトルク演算手段により算出されたセルフアライニングトルクに前記フリクショントルク演算手段により算出されたフリクショントルクを加算して目標操舵トルクを算出することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかの項記載の電動パワーステアリング装置。

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