JP4561806B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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    • B62D6/008Control of feed-back to the steering input member, e.g. simulating road feel in steer-by-wire applications

Description

本発明は、電動パワーステアリング装置に関し、特に、モータに発生させるアシストトルクの制御に関する。
電動パワーステアリング装置には、ステアリングホイールと一体回転する入力軸とピニオン軸などの出力軸との間にトルクセンサが設けられている。このトルクセンサは、上記入力軸と出力軸とを連結するトーションバーを有しており、このトーションバーのねじれ角に基づいてトルクを検出するものである。
そして、制御装置は、上記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、モータに発生させるアシストトルクを決定している。ただし、最終的なアシストトルクの指令値は、トルクセンサによって検出されたトルクのみに基づいて決定するのではなく、位相補償、慣性補償、ダンピング制御、戻し制御を行なって最終的なアシストトルクの指令値を決定している。上記補償や制御の内容は、具体的には、位相補償はトルクセンサの検出信号の位相を進めて、系を安定化させるものであり、慣性補償はモータなどの慣性による応答遅れを補償するものであり、ダンピング制御は、ステアリングホイールの収斂性を向上させるためのものであり、戻し制御はステアリングホイールの戻り時の操舵性を向上させる制御である。
2002−249063号公報
入力軸と出力軸との間に設けられたトルクセンサによって検出されるトルクは、主としてドライバーがステアリングホイールに入力した操舵力を反映したものである。また、上記各種補償や制御も路面からタイヤを介してステアリングホイールに伝達されるトルクを考慮したものではない。このように、上記特許文献1の装置は、路面からステアリングホイール側へ伝達される力が考慮されていないので、操舵フィーリングが十分に良好とはいえなかった。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、路面から伝達される力に応じたアシストトルクを発生させることができる電動パワーステアリング装置を提供することにある。
その目的を達成するための請求項1記載の発明は、ステアリング側入力軸とタイヤ側出力軸とを連結しているトーションバーを有し、そのトーションバーのねじれ角に基づいてそのトーションバーに加えられているトルクを検出するトルクセンサと、アシストトルクを発生させるモータとを備え、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記モータに発生させるアシストトルクを決定する電動パワーステアリング装置であって、
タイヤからステアリングホイール側へ伝達され、路面反力に起因するトルクと路面状況に起因するトルクとを含む逆伝達トルクのうち、少なくとも路面反力に起因するトルクを含むように逆伝達トルクを逐次決定する逆伝達トルク決定手段と、その逆伝達トルク決定手段によって少なくとも路面反力に起因するトルクを含むように決定された逆伝達トルクに基づいてアシストゲインを決定するアシストゲイン生成器とをさらに備え、
前記トルクセンサによって検出されたトルクに前記アシストゲイン生成器によって決定されたアシストゲインを乗じて得られる値に基づいて、前記モータに発生させるアシストトルクを決定することを特徴とする。
このように、タイヤからステアリングホイール側へ伝達され、路面反力に起因するトルクと路面状況に起因するトルクとを含む逆伝達トルクのうち、少なくとも路面反力に起因するトルクを含むように逆伝達トルクを決定し、その逆伝達トルクに基づいてアシストゲインを決定するようにすれば、路面から伝達される力に応じたアシストトルクを発生させることができるようになる。その結果、ドライバーは路面からの力を把握しつつステアリングホイールの操作を行なうことができる。
ここで、請求項2のように、前記逆伝達トルク決定手段は、少なくとも路面反力に起因するトルクを含み、かつ、前記路面状況に起因するトルクを含まないように逆伝達トルクを決定することが好ましい。
また、逆伝達トルクは、請求項のように推定によって決定することができる。その請求項は、請求項1又は2において、前記逆伝達トルク決定手段は、前記アシストトルクの指令値と、前記トルクセンサの検出値と前記モータの回転速度とに基づいて、外乱オブザーバにより前記逆伝達トルクを推定することを特徴とする。
このように外乱オブザーバを用いた推定により逆伝達トルクを決定すれば、逆伝達トルクを検出するための特別な機械的構成を備える必要がない。
上記外乱オブザーバのカットオフ周波数は、請求項記載のように、ドライバーがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力に起因する逆伝達トルクの周波数帯と、路面状況がタイヤに伝達されることに起因する逆伝達トルクの周波数帯とを分ける周波数に設定されていることが好ましい。
このようにすれば、外乱オブザーバによって推定される逆伝達トルクは、主として、ドライバーがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力に起因するものとなる結果、アシストトルクは、路面状況がタイヤに伝達されることに起因する逆伝達トルクによってはあまり変化しないことになる。これは、路面状況がタイヤに伝達されることに起因する逆伝達トルクは、そのままステアリングホイールへ伝達されることを意味する。従って、ドライバーはステアリングホイールから路面状況を把握することが可能となる。また、ドライバーがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力はアシストトルクに反映されるので、操舵フィーリングも良好となる。
逆伝達トルクは、請求項のようにしても検出することができる。その請求項は、請求項1において、前記逆伝達トルク決定手段として、前記トルクセンサからタイヤまでの動力伝達経路に設けられた第2のトルクセンサを備えていることを特徴とする。
また、請求項は、請求項1乃至のいずれか1項において、前記アシストゲイン生成器は、前記逆伝達トルクに作用する第1ゲインと、前記逆伝達トルクに作用しない第2ゲインとを備え、前記逆伝達トルク決定手段によって決定された逆伝達トルクに前記第1ゲインを乗じた値と前記第2ゲインとの和を前記アシストゲインとすることを特徴とする。
このように、第1ゲインを逆伝達トルクに作用させる一方で、第2ゲインは逆伝達トルクに作用させないようにすれば、これら第1、第2ゲインは互いに関連しないことになる。従って、所望する操舵フィーリングを得るためのゲインの調整が容易となる。
請求項は、請求項1乃至のいずれか1項において、
ステアリングホイールに入力されるトルクに対する前記トルクセンサによって検出されるトルクおよびモータ速度を含む系全体を安定化させるための補償量を、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて算出する安定化制御器をさらに備え、
前記アシストトルクの指令値が、前記トルクセンサによって検出されたトルクに前記アシストゲイン生成器によって決定されたアシストゲインを乗じて得られる値と、前記安定化制御器にて算出された補償量とに基づいて決定されるようになっており、
前記安定化制御器は、前記アシストゲインに応じて前記補償量を変化させることを特徴とする。
この請求項記載の発明によれば、補償量を算出する安定化制御器を備えており、アシストトルクの指令値はその補償量に基づいて決定されるので、安定な制御を行うことができる。ただし、本発明者は、ステアリングホイールに入力されるトルクと前記トルクセンサによって検出されるトルクとの関係はアシストゲインによって変化することを見出した。従って、安定化制御器においてアシストゲインと無関係に補償量が算出されるとすると、十分に安定な制御を行うことができない。しかし、請求項では、安定化制御器は、トルクセンサによって検出されるトルクに応じて算出する補償量を、アシストゲインに応じて変化させている。従って、十分に安定な制御を行うことが可能となる。
請求項は、請求項において、前記安定化制御器が、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシストゲインが所定の最小値であるとしたときの前記補償量を最小時補償量として算出する第1補償部と、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシストゲインが所定の最大値であるとしたときの前記補償量を最大時補償量として算出する第2補償部と、前記最小時補償量と前記最大時補償量とを用い、線形補間によって、前記アシストゲイン生成器によって決定されたアシストゲインに対応した前記補償量を決定する線形補間部とを備えていることを特徴とする。
このようにすれば、種々のアシストゲインに応じた安定化制御器を簡単な構成で実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明が適用された電動パワーステアリング装置(以下、EPSという)の全体構成を示す模式図である。
図1に示されるように、ステアリングホイール(以下、ハンドルという)2にはステアリング軸3が接続されており、ステアリング軸3はハンドル2と一体回転する。このステアリンク軸3には減速機構5が取り付けられている。減速機構5はモータ6の回転を減速してステアリング軸3に伝達する。モータ6は、ドライバーの操舵力を補助する操舵補助トルクを発生するものであり、減速機構5を介してステアリング軸3に接続されている。
トルクセンサ4は、図示しないトーションバーを備えており、そのトーションバーによってステアリング軸3とインターミディエイトシャフト7とが連結されている。ステアリング軸3がインターミディエイトシャフト7に対して回転すると、その回転に応じてトーションバーにねじれが生じる。トルクセンサ4には、このねじれを検出するセンサが備えられており、検出したねじれを制御装置1へ逐次供給する。
インターミディエイトシャフト7のステアリング軸3とは反対側の端は、ラックアンドピニオン式のギヤ装置8のピニオン軸9に連結されている。このピニオン軸9とラック軸10とによってギヤ装置8は構成される。そして、ラック軸10の両端には、図示しないタイロッド及びナックルアームを介して左右操舵輪としての一対のタイヤ11がそれぞれ連結されている。従って、ピニオン軸9の回転運動がラック軸10の直線運動に変換されると、そのラック軸10の直線運動変位に応じた角度だけ、左右のタイヤ11が転舵される。
車速センサ12、回転角センサ13、モータ電流検出回路14は、それぞれ、車速V、モータ6の回転角θc、モータ6を流れる電流を逐次検出し、検出した車速V、回転角θc、モータ電流値を示す信号を制御装置1に逐次供給する。また、トルクセンサ4によって検出されたトルク(以下、トーショントルクという)Tsを示す信号も制御装置1に入力される。制御装置1は、供給される上記信号に基づいてモータ6の駆動を制御する。
次に、図2を参照して、制御装置1の構成や機能等について説明する。この制御装置1は、マイクロコンピュータを備えており、一部または全部の機能がそのマイクロコンピュータによって実現される。
制御装置1は、アシストゲイン生成器110、安定化制御器120、ダンピング制御部130、トルクハイパスフィルタ部132を備えており、これらを用いてモータ6に発生させるべきアシストトルクの指令値であるアシスト指令値Taを決定する。
電流指令値変換器140は、予め記憶されているマップあるいは関係式に基づいて、アシスト指令値Taを電流指令値に変換する。電流制御部142は、たとえば、4つのMOSFETからなるブリッジ回路等の周知のモータ駆動回路を備えており、モータ電流検出回路13によって検出されるモータ電流値が、電流指令値変換器140から供給される電流指令値となるようにモータ駆動回路のフィードバック制御を行なう。なお、前述のモータ電流検出回路13は、モータ駆動回路と接地ラインとの間に設けられた電流検出抵抗の両端間の電圧を検出することによって、モータ6に流れる電流を検出している。
次に、上記アシスト指令値Taの決定処理について説明する。アシスト指令値Taは、基本アシスト要求値Tbに第1補償量δT1と第2補償量δT2とを加えた値であり、また、上記基本アシスト要求値Tbは、トーショントルクTsに、アシストゲイン生成器110によって生成されたアシストゲインKaを乗じることによって得られる。
上記アシストゲインKaを生成するアシストゲイン生成器110は、ニュートラルゲイン部111と、負荷外乱オブザーバ112と、外乱依存ゲイン演算部113と、加算部114とを備えている。
ニュートラルゲイン部111は、車速Vに応じたニュートラルゲインKnを設定する部分であり、車速Vが低いほどニュートラルゲインKnは高い値に設定されるようになっている。なお、このニュートラルゲインKnは車速Vに応じて一意に定まり、ドライバーがハンドル2に入力しているトルクを主として表すトーショントルクTsに依存しないことから、基礎となるゲインあるいはハンドルが中立位置のときのゲインといえる。
負荷外乱オブザーバ112には、トーショントルクTsと、モータ6の回転角θcと、アシストトルク指令値Taとが入力され、これらに基づいて下記式1から、外乱負荷を推定する。ここで、外乱負荷とは、トルクセンサ4が検出することを目的としているトルク、すなわち転者がハンドルに入力したトルクに対して外乱となるトルクであり、タイヤ側からトルクセンサ4に加えられるトルク(以下、逆伝達トルクTxという)である。この逆伝達トルクTxには、たとえば、ドライバーがハンドル2を切った時に生じる路面反力や、道路に存在するギャップ(凹凸)を車両が通過する際に、そのギャップによってタイヤ11が回転させられることよるトルクなどがある。
ただし、式1において、カットオフ周波数τは、ドライバーがハンドル2を操舵する際に生じる路面反力に起因する逆伝達トルクTxの周波数帯と、路面状況がタイヤ11に伝達されることに起因する逆伝達トルクTxの周波数帯とを分ける周波数に設定されている。具体的には、本実施形態では、カットオフ周波数τは5Hzに設定されている。そのため、この負荷外乱オブザーバ112によって推定される逆伝達トルクTxは、主として、ドライバーがハンドル2を切った時に生じる路面反力に起因するトルクとなる。
Figure 0004561806
上記式1は、図1に示したEPSをモデル化した図3に示すモデルを用いて導出したものである。そこで、この図3のモデルを説明する。図3に示すモデルは、ハンドル部200とモータ部210とラック部220とを有しており、ハンドル部200とモータ部210とはトーションバーを表すバネ230によって連結されている。また、モータ部210とラック部220とはインターミディエイトシャフト7を表すバネ240によって連結されている。また、250は回転の際の摩擦抵抗を意味している。
この図3において、Tはトルク、Kはねじりばね定数、Iはイナーシャ、Cは回転摩擦係数、θは回転角、hはハンドル部200、cはモータ部210、Lはラック部220、iはインターミディエイトシャフト7を示している。また、Taはアシストトルクを示し、Tsは前述のようにトーショントルクを示している。この図3のモデルから、下記式2〜4に示す等式が成り立つ。
Figure 0004561806
Figure 0004561806
Figure 0004561806
また、図3のモデルにおいて、タイヤ側からトーションバーに伝達されるトルク、すなわち、逆伝達トルクTxは、インターミディエイトシャフト7を表すバネ240に加えられるトルク(すなわちインターミディエイトトルク)に、モータ部210の粘性摩擦トルクを加えることによって求められる。従って、逆伝達トルクTxは下記式5によって表すことができる。
Figure 0004561806
さらに、式3を用いると、式5は次の式6に変形することができる。
Figure 0004561806
この式6において、右辺第2項はトーショントルクTsである。従って、逆伝達トルクTxは、アシストトルクTaと、トーショントルクTsとモータ6の回転速度θcとによって推定可能であるといえる。
そして、ノイズ除去を目的に1/(τs+1)のローパスフィルターを作用させると、下記式7が得られ、さらに、式7を変形すると、前述の式1が得られるのである。
Figure 0004561806
図1に戻って、外乱依存ゲイン演算部113は、車速Vに応じてビルドゲインKbを設定し、その設定したビルドゲインKbを、負荷外乱オブザーバ112によって推定された逆伝達トルクTxに乗じる。上記ビルドゲインKbは車速Vが低いほど高い値に設定される。
加算器114は、ニュートラルゲイン部111にて設定されたニュートラルゲインKnに、外乱依存ゲイン演算部113によって算出された値(=Kb・Tx)を加算することによって、アシストゲインKaを算出する。このアシストゲインKaは、乗算器150と、安定化制御器120の線形補間部123に供給される。
乗算器150は、トーショントルクTsにアシストゲインKaを乗じることによって、基本アシスト要求値Tbを算出する。ここまでの説明で示されるように、本実施形態の制御装置1は、基本アシスト要求値Tbの調整を、ニュートラルゲインKnとビルドゲインKbの2つのゲインの調整のみによって行なう。そのため、操舵フィーリングの調整が容易である。
図4は、上記ニュートラルゲインKnおよびビルドゲインKbと、操舵フィーリングとの関係を例示する図である。なお、この図4の例は、車速Vが30〜40Km/h程度の場合である。
図4中に示すように、ニュートラルゲインKnを調整することにより、N感を調整できる。なお、N感とは、例えば、ハンドル2が中立位置である場合におけるハンドル2の操舵重さである。また、ビルドゲインKbを調整することにより、高負荷時(ハンドル2の操舵量が多いとき)のハンドル2の操舵重さを調整できる。
また、図4において、最適線Lは、この最適線L上に位置するようにニュートラルゲインKnとビルドゲインKbとを調整すると、操舵フィーリングが特に良好となる線である。この最適線Lは実験に基づいて得た線である。
図5は、ニュートラルゲインKnを0〜1として、ビルドゲインKbを種々変更したときの逆伝達トルクTxとトーショントルクTsとの関係を調べた図である。図5からも、ニュートラルゲインKnとビルドゲインKbとを調整することにより、操舵重さを調整できることが分かる。
また、図5から次のことも分かる。図5に示されるように、ビルドゲインKbの値によらず、逆伝達トルクTxが増加するとトーショントルクTsは増加している。また、前述のように、逆伝達トルクTxはハンドル2を操舵する際の路面反力を主として表している。そして、この路面反力は、ハンドル2を切り増して行くに従って増加する。従って、本実施形態のEPSは、ハンドル2を中立位置から切り増していくほどハンドル2が重くなっていくのである。
再び説明を図1に戻す。加算器152は、上記基本アシスト要求値Tbに第1補償量δT1と第2補償量δT2を加算することによって、アシスト指令値Taを算出する。上記第1補償量δT1は安定化制御器120によって求められる。
次に、この安定化制御器120を説明する。安定化制御器120は、アシストゲインKaの値に応じて特性が変化するように設計されており、アシストゲインKaによって定まった特性において、トーショントルクTsを入力として第1補償量δT1を決定する。
安定化制御器120が、アシストゲインKaの値に応じて特性が変化するように設計されているのは、アシストゲインKaが変化することによって、ドライバーがハンドル2に入力するトルクを入力としトーショントルクTsを出力とする制御系の共振特性が変化するからである。図6(a)に示すボード線図は、基本アシスト要求値Tbをそのままアシスト指令値Taとして用いて上記制御系の制御を行った場合の共振特性を示す図であり、各線は互いにアシストゲインKaが異なっている。この図6(a)から、アシストゲインKaが異なると制御系の共振特性が変化することが分かる。なお、アシストゲインKaと共振特性との関係は、より具体的には、アシストゲインKaが大きくなるほど、共振周波数が大きくなる関係である。
安定化制御器120は、具体的には、第1補償部121と、第2補償部122と、線形補間部123とを備えている。第1補償部121は、アシストゲインKaがゼロであるとしたときに、系を安定化させるように伝達関数(以下、Gmin(z)とする)が設定されている。この第1補償部121にはトーショントルクTsが入力され、次式8から、補償量δTminを逐次算出する。
(式8) δTmin=Gmin(z)・Ts
一方、第2補償部122は、アシストゲインKaが最大値Kmaxであるとしたときに、系を安定化させるように伝達関数(以下、Gmax(z)とする)が設定されている。なお、アシストゲインKaの最大値Kmaxは、実験に基づいて設定した値を用いる。この第2補償部122にもトーショントルクTsが入力され、次式9から、補償量δTmaxを逐次算出する。
(式9) δTmax=Gmax(z)・Ts
線形補間部123は、上記2つの補償量δTmin、δTmaxを線形補間することによって、アシストゲインがKaであるときの第1補償量δT1を決定する。すなわち、下記式10から第1補償量δT1を決定する。
Figure 0004561806
図6(b)のボード線図において、各一点差線は、図6(a)に示した各実線を一点鎖線とした線である。この一点鎖線に対して、実線は、基本アシスト要求値Tbに安定化制御器120にて決定された補償量δT1を加えた値をアシスト指令値Taとして用いて制御を行った場合の共振特性を示す図である。
図6(b)から、安定化制御器120を備えることにより、アシストゲインKaの値に関わらず、制御系が安定化することが分かる。換言すれば、ハンドル2の操舵量に関わらず、ハンドル操舵入力に対するトーショントルクTsの応答が均一になり、ドライバーは操舵時の車両の挙動が把握しやすくなることが分かる。
従って、基本アシスト要求値Tbに第1補償量δT1を加えた値をアシスト指令値Taとして用いて制御を行っても、十分に良好な操舵フィーリングが得られる。しかし、本実施形態では、さらに、操舵フィーリングを向上させるために、第2補償量δT2を算出している。
次に、その第2補償量δT2について説明する。第2補償量δT2は、ダンピング制御部130によって算出された補償量とトルクハイパスフィルタ部132によって算出された補償量とが加算器154によって加算された値である。
上記ダンピング制御部130は、ハンドル2の収斂性と車両のヨー角の収束性を向上させるための補償を行なう部分であり、トルクハイパスフィルタ部132は、ハンドル2の操舵初期の手応えの向上、および外乱抑制のための補償を行なう部分である。
これらダンピング制御部130およびトルクハイパスフィルタ部132はいずれも公知の構成であるが、詳細な説明は省略するが、ダンピング制御部130には、車速Vとモータ6の回転角θcとが入力され、回転角θcの変化から操舵角の相対角の変化速度を算出し、算出した操舵角の相対角の変化速度と車速Vとから、モータ6の制動するための補償量を算出する。一方、トルクハイパスフィルタ部132には、トーショントルクTsと車速Vとが入力され、それらから、初期手応えを向上させるとともに、外乱を抑制するための補償量を算出する。
これらダンピング制御部130およびトルクハイパスフィルタ部132にてそれぞれ算出された補償量が加算器154にて加算されて第2補償量δT2が得られる。そして、前述のように、この第2補償量δT2と、安定化制御器120にて算出された第1補償量δT1とが基本アシスト要求値Tbに加算された値がアシスト指令値Taとして、電流指令値変換器140に供給される。
以上、説明した本実施形態では、モータ2によって発生させるアシストトルクTaを、路面からハンドル側に伝達される逆伝達トルクTxに応じて変化させている。従って、ドライバーは路面からの力を把握しつつハンドル2の操作を行なうことができる。
また、本実施形態では、外乱オブザーバ112のカットオフ周波数τを5Hzとしているので、アシストトルクTaは、路面状況がタイヤ11に伝達されることに起因する逆伝達トルクTxによってはあまり変化しない。その結果、路面状況がタイヤ11に伝達されることに起因する逆伝達トルクTxは、そのままハンドル2へ伝達されることになるので、ドライバーはハンドル2から路面状況を把握することが可能となる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
たとえば、前述の実施形態では、アシスト指令値Taは、基本アシスト要求値Tbに第1補償量δT1および第2補償量δT2を加えた値であったが、第2補償量δT2を加算せず、基本アシスト要求値Tbに第1補償量δT1を加えた値をアシスト指令値Taとしてもよい。
また、前述の実施形態では、負荷外乱オブザーバ112のカットオフ周波数τを5Hzとしていたが、10Hz程度までであれば、5Hzより高い周波数であってもよい。
また、前述の実施形態では、外乱オブザーバ112を用いて推定によって逆伝達トルクTxを決定していたが、トルクセンサ4とは別に、そのトルクセンサ4からタイヤ11までの動力伝達経路に第2のトルクセンサを設け、その第2のトルクセンサの検出値を逆伝達トルクTxとして用いてもよい。
また、前述の実施形態のEPSはコラム式のEPSであったが、ラックアシスト式など、他の形式のEPSに本発明を適用してもよい。
本実施の実施形態となる電動パワーステアリング装置の全体構成を示す模式図である。 図1の制御装置1の構成および機能を示すブロック図である。 図1に示したEPSに基づいて作成したモデルを示す図である。 ニュートラルゲインKnおよびビルドゲインKbと、操舵フィーリングとの関係を例示する図である。 ニュートラルゲインKnを0〜1として、ビルドゲインKbを変更したときの逆伝達トルクTxとトーショントルクTsとの関係を調べた図である。 (a)は、基本アシスト要求値Tbをアシスト指令値Taとして用いて制御を行った場合のボード線図であり、(b)は、基本アシスト要求値Tbに第1補償量δT1を加えた値をアシスト指令値Taとして用いて制御を行った場合のボード線図である。
符号の説明
1:制御装置、 2:ステアリングホイール(ハンドル)、 3:ステアリング軸、 4:トルクセンサ、 5:減速機構、 6:モータ、 7:インターミディエイトシャフト、 8:ギヤ装置、 9:ピニオン軸、 10:ラック軸、 11:タイヤ、 12:車速センサ、 13:回転角センサ、 14:モータ電流検出回路、 110:アシストゲイン生成器、 111:ニュートラルゲイン部、 112:負荷外乱オブザーバ、 113:外乱依存ゲイン演算部、 120:安定化制御器、 121:第1補償部、 122:第2補償部、 123:線形補間部、 130:ダンピング制御部、 132:トルクハイパスフィルタ部、 140:電流指令値変換部、 142:電流制御部、 150:乗算器、 152:加算器、 154:加算器、 200:ハンドル部、 210:モータ部、 220:ラック部、 230:バネ、 240:バネ、 250:摩擦抵抗

Claims (8)

  1. ステアリング側入力軸とタイヤ側出力軸とを連結しているトーションバーを有し、そのトーションバーのねじれ角に基づいてそのトーションバーに加えられているトルクを検出するトルクセンサと、
    アシストトルクを発生させるモータとを備え、
    前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記モータに発生させるアシストトルクを決定する電動パワーステアリング装置であって、
    タイヤからステアリングホイール側へ伝達され、路面反力に起因するトルクと路面状況に起因するトルクとを含む逆伝達トルクのうち、少なくとも路面反力に起因するトルクを含むように逆伝達トルクを逐次決定する逆伝達トルク決定手段と、
    その逆伝達トルク決定手段によって少なくとも路面反力に起因するトルクを含むように決定された逆伝達トルクに基づいてアシストゲインを決定するアシストゲイン生成器とをさらに備え、
    前記トルクセンサによって検出されたトルクに前記アシストゲイン生成器によって決定されたアシストゲインを乗じて得られる値に基づいて、前記モータに発生させるアシストトルクを決定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 請求項1において、
    前記逆伝達トルク決定手段は、少なくとも路面反力に起因するトルクを含み、かつ、前記路面状況に起因するトルクを含まないように逆伝達トルクを決定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記逆伝達トルク決定手段は、前記アシストトルクの指令値と、前記トルクセンサの検出値と前記モータの回転速度とに基づいて、外乱オブザーバにより前記逆伝達トルクを推定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  4. 請求項において、
    前記逆伝達トルク決定手段は、前記外乱オブザーバのカットオフ周波数が、ドライバーがステアリングホイールを操舵する際に生じる路面反力に起因する逆伝達トルクの周波数帯と、路面状況がタイヤに伝達されることに起因する逆伝達トルクの周波数帯とを分ける周波数に設定することにより、前記路面反力に起因する起因する逆伝達トルクを決定することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  5. 請求項1において、
    前記逆伝達トルク決定手段として、前記トルクセンサからタイヤまでの動力伝達経路に設けられた第2のトルクセンサを備えていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  6. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    前記アシストゲイン生成器は、前記逆伝達トルクに作用する第1ゲインと、前記逆伝達トルクに作用しない第2ゲインとを備え、前記逆伝達トルク決定手段によって決定された逆伝達トルクに前記第1ゲインを乗じた値と前記第2ゲインとの和を前記アシストゲインとすることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  7. 請求項1乃至のいずれか1項において、
    ステアリングホイールに入力されるトルクに対する前記トルクセンサによって検出されるトルクおよびモータ速度を含む系全体を安定化させるための補償量を、前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて算出する安定化制御器をさらに備え、
    前記アシストトルクの指令値が、前記トルクセンサによって検出されたトルクに前記アシストゲイン生成器によって決定されたアシストゲインを乗じて得られる値と、前記安定化制御器にて算出された補償量とに基づいて決定されるようになっており、
    前記安定化制御器は、前記アシストゲインに応じて前記補償量を変化させることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  8. 請求項において、
    前記安定化制御器は、
    前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシストゲインが所定の最小値であるとしたときの前記補償量を最小時補償量として算出する第1補償部と、
    前記トルクセンサによって検出されたトルクに基づいて、前記アシストゲインが所定の最大値であるとしたときの前記補償量を最大時補償量として算出する第2補償部と、
    前記最小時補償量と前記最大時補償量とを用い、線形補間によって、前記アシストゲイン生成器によって決定されたアシストゲインに対応した前記補償量を決定する線形補間部とを備えていることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
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