JP4994783B2 - ストリップパック装置に用いる皺伸ばし装置及びそれを用いたストリップパック装置 - Google Patents

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本発明は、複数の物品が台紙に貼付されて吊下げ状態で陳列されるストリップパックと称される商品を製造する技術分野に属する。
従来、スナック菓子等を袋に充填した物品が帯状等の台紙に複数個貼付された商品が知られている。この商品は、小売店等において台紙の一部が係止されて吊下げ状態で陳列され、購買者が個々の物品を台紙から引き剥がして取るので、ストリップパック(引き剥がして取る包装形態の意)と称される。このストリップパックは、陳列の省スペース化及び意匠の多様化が図れ、購買意欲を増進させる利点がある。
このようなストリップパックを製造するストリップパック装置として、例えば特許文献1に記載の装置は、縦型製袋包装機の直下に置かれ、該包装機で製造された物品の上部両側部を左右一対の把持アームで把持して該物品を下方の貼付位置に移動させた後、該物品の上端部を台紙に貼付するようになっている。また、特許文献2に記載の装置も、縦型製袋包装機の直下に置かれ、該包装機で製造された物品の上部片面を吸引カップで吸引して該物品を前方の貼付位置に移動させた後、該物品の上端部を台紙に貼付するようになっている。
特開2004−182302号公報(段落0034、図4、図6、図10) 米国特許第3864895号明細書(図1、本文第2列第31〜62行)
ところで、特許文献2に記載のストリップパック装置のように、物品を吸引カップで吸引して貼付位置まで移動させるものでは、物品が移動中に落下する可能性がある。そして、落下を防止するために吸引力を強めると、貼付位置での物品の解放が円滑に行えなくなる可能性がある。そこで、物品を掴む手段として、特許文献1に記載のストリップパック装置のように、物品を把持する把持装置を用いることが好ましい。
一方、台紙に貼付する物品の端部に皺が入っていると、そのまま該端部で物品を貼付したときには、ストリップパックの見栄えが低下するばかりでなく、接着不足や接着不良等の貼付不良が起きる可能性があるので、物品を台紙に貼付する前に、前記端部の皺を伸ばすことが考えられる。そして、そのための皺伸ばし装置の構成は、典型的には、物品の端部の皺を伸ばす皺伸ばし部材と、この皺伸ばし部材を支持する支持部材とを有するものとなる。この皺伸ばし部材で皺を伸ばした領域は、台紙への貼付領域となり、この領域で物品を台紙へ貼付することとなる。
また、一般に、前記把持装置で物品を把持する場合、台紙に貼付する物品の端部を把持することが好ましい。その理由は、もし物品の端部が撓んだり浮き上がったりしていると、そのまま該端部で物品を貼付しようとしたときに、貼付ができずに失敗したり、あるいは端部が折り畳まれて接着不足や接着不良等の貼付不良が起きる可能性があるので、物品を台紙に貼付する前に、前記端部を把持することで、該端部を平らに戻すことができるからである。そして、端部が平らであると、物品の貼付時に端部と台紙とが平行になり、両者が良好に重ね合わされて、物品を台紙に良好な状態で貼付することが可能となる。
そして、このように、皺伸ばし装置が皺を伸ばす物品の端部と、把持装置が把持する物品の端部とが同じであるときは、把持装置は、皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域になるべく近接した部位を把持することが好ましい。皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域の近傍を把持することで、前記領域の皺が伸ばされた状態が良好に維持されると共に、皺が伸ばされた領域を平らに維持することができ、これらが相俟って、極めて良好な状態で物品を台紙に貼付することが可能となるからである。
ところが、皺伸ばし装置の支持部材が、例えば皺伸ばし部材の側方に位置し、皺伸ばし部材が皺を伸ばすことのできる領域からはみ出ていると、把持装置は、この支持部材と干渉して、皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域に近寄ることができず、その結果、該領域に近接した部位を把持することが困難となって、皺が伸ばされた領域に再び皺が入ったり、該領域が撓んだり浮き上がったりしたまま残されて、ストリップパックの見栄えの低下や、物品の貼付不良等が起きてしまうこととなる。
そこで、本発明は、物品が台紙に貼付されたストリップパックの製造に際し、皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域に近接した部位を把持装置が確実に把持できるようにすることを課題とする。
前記課題を解決するため、本願の請求項1に記載の発明は、把持装置で把持した包装物品を該包装物品の端部で台紙に貼付するストリップパック装置において、台紙に貼付する前に前記端部の皺を伸ばすのに用いる皺伸ばし装置であって、前記把持装置は、前記皺伸ばし装置が皺を伸ばす端部と同じ端部の両側を把持するものであり、前記皺伸ばし装置は、前記端部における前記把持装置で把持される両側の間の把持されない部分をしごいて皺を伸ばす皺伸ばし部材と、この皺伸ばし部材の幅方向中間部で該皺伸ばし部材を支持する支持部材とを有していることを特徴とする。
次に、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載の皺伸ばし装置であって、前記皺伸ばし部材は、前記端部の両面に配置されていることを特徴とする。
一方、請求項3に記載の発明は、把持装置で把持した包装物品を該包装物品の端部で台紙に貼付するストリップパック装置であって、前記端部の皺を伸ばすために、前記請求項1又は2に記載の皺伸ばし装置が備えられていることを特徴とする。
次に、請求項4に記載の発明は、前記請求項3に記載のストリップパック装置であって、前記把持装置は、前記包装物品の側方から、前記端部を把持することを特徴とする。
次に、請求項5に記載の発明は、前記請求項3に記載のストリップパック装置であって、前記把持装置は、前記端部の側から、該端部を把持することを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、ストリップパック装置において、台紙に貼付する前に包装物品の端部の皺を伸ばすのに用いる皺伸ばし装置は、前記端部における把持装置で把持される両側の間の把持されない部分をしごいて皺を伸ばす皺伸ばし部材と、この皺伸ばし部材の幅方向中間部で該皺伸ばし部材を支持する支持部材とを有しているので、前記支持部材が皺伸ばし部材の側方に位置することがなくなり、したがって、前記支持部材が皺伸ばし部材が皺を伸ばすことのできる領域からはみ出すことがなくなり、その結果、同じ端部の両側を把持する把持装置は、前記支持部材と干渉することなく、皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域に近接した部位を確実に把持できるようなる。その結果、前記領域の皺が伸ばされた状態が良好に維持されると共に、皺が伸ばされた領域を平らに維持することができ、これらが相俟って、極めて良好な状態で包装物品を台紙に貼付することが可能となる。
次に、請求項2に記載の発明によれば、前記皺伸ばし装置の皺伸ばし部材は、前記端部の両面から皺を伸ばすので、効率よく、十分に、前記端部の皺を伸ばすことが可能となる。
一方、請求項3に記載の発明によれば、ストリップパック装置は、包装物品の端部の皺を伸ばすために、前記請求項1又は2に記載の皺伸ばし装置を備えるので、前記請求項1又は2の発明と同様の作用を有するストリップパック装置が得られることとなる。
次に、請求項4に記載の発明によれば、ストリップパック装置の把持装置は、前記包装物品の側方から前記端部を把持するので、皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域の近傍を包装物品の側方から把持することが可能となる。
これに対し、請求項5に記載の発明によれば、ストリップパック装置の把持装置は、別の態様として、前記端部の側から該端部を把持するので、皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域の近傍を包装物品の前後方向から把持することが可能となる。

以下、本発明の最良の実施の形態を説明する。
図1に示すように、本実施形態に係るストリップパック装置1は、本体ユニット2に、上流側装置から物品が供給される供給コンベア3と、このコンベア3で供給された物品を本装置1の内部に導入する導入コンベア4と、この導入コンベア4の終端部を構成するドロップコンベア5と、本装置1で製造されたストリップパックを下流側装置へ排出する排出コンベア6とを備えると共に、本装置1の内部に導入された物品の端部の皺を伸ばすためのブラシユニット7、前記物品の端部を把持するための把持ユニット8、前記物品を前記端部でテープに貼付するための貼付ユニット9、及び、前記テープをストリップパックの製造に同期して送るためのテープ送りユニット10を有している。ここで、前記テープのロール11は、本体ユニット2の上部に配設されている。これにより、テープロール11の交換が簡単に行えることとなる。本装置1は、上流側装置及び下流側装置から独立した構成で汎用性の高いものである。
図2に示すように、本実施形態においては、本装置1に供給される物品は、例えばスナック菓子等を充填した袋包装物X(以下単に袋Xと記す)であり、供給コンベア3で矢印a方向に搬送された後、導入コンベア4で反対方向の矢印b方向に略水平方向に搬送される。導入コンベア4の始端部には、供給コンベア3から落下してくる袋Xが本装置1外へ脱落するのを防止するための部材12が備えられている。貼付ユニット9で複数の袋X…Xがテープに貼付されることにより製造されるストリップパックSPは、傾斜した受け台13で受けられながら、排出コンベア6に受け渡され、該コンベア6で矢印c方向に搬送される。なお、前記図1では、前記脱落防止部材12及び前記受け台13の図示を省略してある。
図3(a)に示すように、本装置1に供給される袋Xは、スナック菓子等が充填された中空部Yと、上下2箇所のシール部Z,Zとを有している。また、図3(b)に示すように、本装置1で製造されるストリップパックSPは、細長いテープTに複数の袋X…Xがそれぞれ上側のシール部Z…Zで整列状態に貼付されたものである。テープTの一端には、ストリップパックSPを係止して吊下げ状態で陳列するためのパンチ孔が形成されている。
図4に示すように、ドロップコンベア5の終端部より搬送方向bの前方側に、ブラシユニット7及び把持ユニット8が配置されている。袋Xは上側シール部Zを前にしてb方向に搬送され、把持ユニット8は上下一対のグリップフィンガ81,81で袋Xの上側シール部Zを該上側シール部Zの側(すなわち搬送方向bの前方側)から上下に把持する。グリップフィンガ81,81は、アーム83に対して前後位置が調整可能なハンド82に具備され、アーム83は傾斜したガイドレール84に移動自在に備えられている。把持ユニット8は、ドロップコンベア5の終端部近傍である把持位置P1で袋Xの上側シール部Zを把持した後、矢印dで示すように、搬送方向bの前方側の斜め下方に移動して、把持した袋Xを貼付ユニット9の配置位置である貼付位置P2に移動させる。この袋Xの斜め下方への移動の際、ドロップコンベア5は、矢印eで示すように、その搬送方向bの前方側が低くなるように傾斜する。
図5(a)及び図5(b)に示すように、グリップフィンガ81は、ハンド82に対して矢印fで示すように揺動するフィンガ本体81aの先端に、例えばラバー等で構成される把持部81bが取り付けられた構成である。
図6に示すように、ブラシユニット7は、袋Xのシール部Zの皺を伸ばすためのブラシ76と、該ブラシ76を支持するための支持部材77とを有する。より詳しくは、ブラシユニット7は、袋Xのシール部Zの上面に接触した状態で該シール部Zの基部側から縁部側に回転して(図8の矢印参照)該シール部Zの上面の皺を伸ばす円盤形状の上側ブラシ76が上側支持部材77で支持され、かつ、袋Xのシール部Zの下面に接触した状態で該シール部Zの基部側から縁部側に回転して(図8の矢印参照)該シール部Zの下面の皺を伸ばす円盤形状の下側ブラシ76が下側支持部材77で支持された構造である。ただし、図6には上側ブラシ76及び上側支持部材77のみ図示してある。そして、把持ユニット8のハンド82及びグリップフィンガ81は左右一対あり、この左右一対のグリップフィンガ81,81は、前記ブラシユニット7ないしブラシ76の両側方でシール部Zを縦に掴んでいる。
ここで、ブラシ76は、相対的に厚みの薄い円盤形状の分割ブラシが複数個所定の間隔をあけて回転軸75上に並設された構造である。ブラシ76は、例えば、海綿様のブラシや、線材を放射状に束ねたタワシ様のブラシのようなものが好ましく使用可能である。
また、図6及び図7に示すように、ブラシユニット7は、モータで駆動される駆動プーリ71と、この駆動プーリ71の回転がタイミングベルト72で伝達される従動プーリ73と、この従動プーリ73の回転がタイミングベルトで伝達される上側の軸プーリ74と、この軸プーリ74と一体回転する上側の回転軸75と、この回転軸75に取り付けられた上側ブラシ76とを有し、前記従動プーリ73、上側軸プーリ74、上側回転軸75及び上側ブラシ76は上側支持部材77に支持されている。
また、図7及び図8に示すように、従動プーリ73と一体回転する駆動ローラ78が上側支持部材77に支持されていると共に、下側支持部材77に、前記駆動ローラ78に当接することにより回転される従動ローラ79と、この従動ローラ79の回転がタイミングベルトで伝達される下側の軸プーリ74と、この軸プーリ74と一体回転する下側の回転軸75と、この回転軸75に取り付けられた下側ブラシ76とが支持されている。
その場合に、図6及び図7に示すように、ブラシユニット7の支持部材77は、ブラシ76の幅方向の中間部で、該ブラシ76を支持している。これにより、把持ユニット8のグリップフィンガ81は、支持部材77と干渉することなく、ブラシ76に近接して、袋Xのシール部Zを把持することができる。
ドロップコンベア5の終端部まで搬送された袋Xは、シール部Zが上側ブラシ76と下側ブラシ76の間に挿入され、この状態で、上下のブラシ76,76がシール部Zの基部側から縁部側へ回転することによって(図8の矢印参照)シール部Zがしごかれて該シール部Zの皺が伸ばされる。その後、袋Xは、把持ユニット8で把持されて、貼付位置P2まで搬送方向bの前方側の斜め下方に移動される。
図9に示すように、貼付ユニット9は、テープTと袋Xとを溶着する熱源であるヒータ91と、このヒータ91との間でテープTと袋Xとを挟み付けるクランプ92と、このクランプ92を上下動させるためのエアシリンダ93と、テープTに適宜パンチ孔やミシン目を入れるためのパンチ・カッタユニット94と、上動することによりテープTをヒータ91から浮かせてテープTの溶解を防ぐための溶解防止部材95と、この溶解防止部材95を上下動させるためのエアシリンダ96とを有している。
図10に示すように、把持ユニット8のグリップフィンガ81,81は、貼付位置P2において、シール部Zを把持した状態で、貼付ユニット9のヒータ91の上に該シール部Zを置く。その場合に、ヒータ91の上には、テープロール11から繰り出されたテープTが先に置かれており、このテープTの上にシール部Zが重ねられる。そして、この状態で、シール部ZとテープTとがクランプ92で挟み付けられて、袋XがテープTにシール部Zで溶着される。なお、図中、符号Rは、ブラシユニット7でシール部Zの皺が伸ばされてテープTに貼付される袋Xの貼付領域を表している。
図11に示すように、このストリップパック装置1の制御ユニット100は、前記各コンベア4〜6、各ユニット7〜10と各種信号を送受信可能に接続されている。次に、図12を参照して、この制御ユニット100による本装置1の主たる動作を説明する。
まず、袋Xを把持位置P1まで導入し(ステップS101)、袋Xのシール部Zの皺伸ばしを行う(ステップS102)。次いで、袋Xを把持した後(ステップS103)、袋Xを搬送方向b前方側の斜め下方へ移動する(ステップS104)。袋Xが貼付位置P2へ到着すると、袋XをテープTに貼付し(ステップS105)、最後に、テープTの送りを行って、商品であるストリップパックSPを排出する(ステップS106)。
以上のように、本実施形態においては、ストリップパック装置1において物品Xの端部Zの皺を伸ばすのに用いる皺伸ばし装置7は、前記端部Zの皺を伸ばす皺伸ばし部材76と、この皺伸ばし部材76の中間部で該皺伸ばし部材76を支持する支持部材77とを有しているので(図6参照)、前記支持部材77が皺伸ばし部材76の側方に位置することがなくなり、したがって、前記支持部材77が皺伸ばし部材76が皺を伸ばすことのできる領域からはみ出すことがなくなり、その結果、同じ端部Zを把持する把持装置8は、前記支持部材77と干渉することなく、皺伸ばし装置7によって皺が伸ばされる領域に近接した部位を確実に把持できるようなる。その結果、前記領域の皺が伸ばされた状態が良好に維持されると共に、皺が伸ばされた領域を平らに維持することができ、これらが相俟って、極めて良好な状態で物品Xを台紙Tに貼付することが可能となる(図10参照)。
また、前記皺伸ばし装置7の皺伸ばし部材76は、前記端部Zの両面から皺を伸ばすので(図6参照)、効率よく、十分に、前記端部Zの皺を伸ばすことが可能となる(図8参照)。
また、ストリップパック装置1は、物品Xの端部Zの皺を伸ばすために、前記の皺伸ばし装置7を備えるので、前記と同様の作用を有するストリップパック装置1が得られることとなる。
その場合に、ストリップパック装置1の把持装置8は、前記端部Zの側から該端部Zを把持するので(図6参照)、皺伸ばし装置7によって皺が伸ばされる領域の近傍を物品Xの前後方向から把持することが可能となる(図10参照)。
なお、前記実施形態は、本発明の最良の実施形態ではあるが、特許請求の範囲を逸脱しない限り、なお種々の変更や修正が可能である。例えば、図6及び図10に鎖線でグリップフィンガ81を示したように、ストリップパック装置1の把持装置8は、物品Xの側方から端部Zを把持してもよい。その場合、把持装置8は、皺伸ばし装置7によって皺が伸ばされる領域の近傍を物品Xの側方から把持することが可能となる。さらに、前記実施形態に係るストリップパック装置1は、例えば包装機等の上流側装置や箱詰機等の下流側装置等から独立した構成のものであったが、そのような上流側装置や下流側装置と一体化された構成のものであっても別段構わない。
本発明は、物品が台紙に貼付されたストリップパックの製造に際し、皺伸ばし装置によって皺が伸ばされる領域に近接した部位を把持装置が確実に把持できるから、本発明は、ストリップパックを製造する技術分野において広範な産業上の利用可能性が期待される。
本発明の最良の実施の形態に係るストリップパック装置の斜視図である。 同装置の側面図である。 (a)同装置に供給される袋の平面図、(b)同装置で製造するストリップパックの平面図である。 同装置の把持位置と貼付位置との位置関係を示す側面図である。 (a)把持ユニットで袋のシール部を把持する前の側面図、(b)把持ユニットで袋のシール部を把持した後の側面図である。 袋のシール部の皺伸ばし時及び把持時の平面図である。 ブラシユニットの斜視図である。 同ユニットの側面図である。 貼付ユニットの側面図である。 袋のテープへの貼付時の平面図である。 前記ストリップパック装置の制御システム図である。 同装置の主たる動作の流れ図である。
符号の説明
1 ストリップパック装置
4 導入コンベア
5 ドロップコンベア
6 排出コンベア
7 ブラシユニット(皺伸ばし装置)
8 把持ユニット(把持装置)
9 貼付ユニット
76 ブラシ(皺伸ばし部材)
77 支持部材
P1 把持位置
P2 貼付位置
R 貼付領域
T テープ(台紙)
X 袋(物品)
Z シール部(端部)

Claims (5)

  1. 把持装置で把持した包装物品を該包装物品の端部で台紙に貼付するストリップパック装置において、台紙に貼付する前に前記端部の皺を伸ばすのに用いる皺伸ばし装置であって、
    前記把持装置は、前記皺伸ばし装置が皺を伸ばす端部と同じ端部の両側を把持するものであり、
    前記皺伸ばし装置は、前記端部における前記把持装置で把持される両側の間の把持されない部分をしごいて皺を伸ばす皺伸ばし部材と、この皺伸ばし部材の幅方向中間部で該皺伸ばし部材を支持する支持部材とを有していることを特徴とするストリップパック装置に用いる皺伸ばし装置。
  2. 前記請求項1に記載の皺伸ばし装置であって、
    前記皺伸ばし部材は、前記端部の両面に配置されていることを特徴とするストリップパック装置に用いる皺伸ばし装置。
  3. 把持装置で把持した包装物品を該包装物品の端部で台紙に貼付するストリップパック装置であって、
    前記端部の皺を伸ばすために、前記請求項1又は2に記載の皺伸ばし装置が備えられていることを特徴とするストリップパック装置。
  4. 前記請求項3に記載のストリップパック装置であって、
    前記把持装置は、前記包装物品の側方から、前記端部を把持することを特徴とするストリップパック装置。
  5. 前記請求項3に記載のストリップパック装置であって、
    前記把持装置は、前記端部の側から、該端部を把持することを特徴とするストリップパック装置。
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