JP4446245B2 - おにぎりの包装装置 - Google Patents
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下方に配置した供給源から上方に引出した帯状フィルムを筒状に成形する製袋手段と、
製品裏面が上方を向き、かつ製品底面側が搬送方向と交差する方向に向く姿勢で載置されたおにぎりを筒状フィルムに供給する供給コンベヤと、
前記製袋手段の下流側において筒状フィルムの上方で合掌状に重合された重合端縁部に縦シールを施す縦シール機構と、
前記縦シール機構で形成された縦シール縁部を袋胴部に沿って折曲げる折曲げ案内手段と、
前記折曲げ案内手段の下流側に配設され、一対のシール体により筒状フィルムを挟持してフィルム移送方向へ水平移動して筒状フィルムに横シールを施すと共に、該筒状フィルムを切断する横シール機構と、
前記一対のシール体の一方に配設され、筒状フィルムを各おにぎり間で切断すると共に、その切断端部に開封用ノッチを形成する切刃を備えたナイフと、
前記シール体を挟む両側で、前記おにぎりの底面側に対応する筒状フィルムの一側方を折込む一対の折込み爪を備えた折込み形成手段と、
前記横シール機構による横シール時に、前記折込み形成手段の配設位置に対し筒状フィルムを挟んだ反対側で筒状フィルムを外側に張出し保持する保持手段と、
前記横シール機構の下流側に配設され、得られた包装体の上面に品質表示ラベルを貼着するラベル貼着手段とを備え、
前記横シール機構は、筒状フィルムにおけるおにぎりの前後端縁部に近接した前後位置で横シール・切断して前記縦シール縁部より幅狭の横シール縁部を形成するよう設定され、前記ナイフに対して切刃は、得られる包装体を立てた状態で収容されているおにぎりの高さの略1/2以上の高さでかつ縦シール縁部より上方となる位置に開封用ノッチを形成するよう配設され、また前記保持手段による筒状フィルムの張出し量は、立てた状態での前記包装体のおにぎりの上端から袋上縁部までに至る長さが、おにぎりに触れることなく袋上部を摘んで取扱える摘み代となる空間部を形成し得る寸法となるよう設定されていることを特徴とする。
図1は、実施例に係る包装装置の全体構成を示す概略図であって、該装置10は、三角形や丸形のおにぎり11を下流側に向けて連続的に搬送するベルト式の供給コンベヤ12と、供給コンベヤ12の下流側に配設され、下方の原反ロール16から上方に引出された帯状フィルムFを筒状に成形する製袋器17と、製袋器17の下流側に配設され、筒状フィルムFaの上方で合掌状に重合された重合端縁部に縦シールを施す縦シール機構20と、縦シール機構20で形成された縦シール縁部21を袋胴部に沿って折曲げる折曲げ案内手段26と、折曲げ案内手段26の下流側に配設され、一対のシール体30,31により筒状フィルムFaに横シールを施すと共に、該筒状フィルムFaを切断する横シール機構32と、一方のシール体30に配設され、筒状フィルムFaを前後の各おにぎり11,11間で切断すると共に、その切断端部に開封用ノッチ36を形成する切刃37を備えたナイフ35と、シール体30,31を挟む両側で、おにぎり11の底面側に対応する筒状フィルムFaの一側方を折込む折込み形成手段38と、横シール機構32による横シール時に、前記折込み形成手段38の配設位置に対し筒状フィルムFaを挟んだ反対側で筒状フィルムFaを外側に張出し保持する保持手段40と、横シール機構32の下流側に配設され、得られた包装体24の上面に品質表示ラベル48を貼着するラベル貼着手段47とを備える。
前記供給コンベヤ12には、おにぎり11における製品裏面(製品として表裏の区別がないものではどちらの面でもよい)が上方を向き、かつ製品底面側(三角おにぎりでは底辺側)がコンベヤ搬送方向と交差する方向の左右何れか一側方を向く寝た姿勢で搬送面に載置される。また供給コンベヤ12におけるベルト12aの搬送面には、図2に示す如く、包装ライン中央におにぎり11を載置するための目安となる2本の載置基準ライン(ライン)13,13が、おにぎり11の外寸に対応して包装ライン中央(搬送ライン中央)を挟む左右両側において搬送ラインに沿ってベルト全周に亘って付されている。なお、載置基準ライン13は、連続、不連続を問わず、直線や波線模様を直線状に並べたもの等、目安となり得るものであればどのようなものであってもよい。
包装ラインより下方に、熱シール可能な帯状の包装材(以下フィルムとも称す)が、ロール状に巻回された原反ロール(供給源)16が回転自在に配設される。包装材としては、厚みが30〜50μmのポリプロピレン等を基材とする透明のプラスチックフィルムの熱溶着性のものや、和紙、あるいは擬似和紙等の基材にポリエチレン等の熱可塑性合成樹脂層が積層された熱溶着性のシート材で厚みが30〜50μmのものが好適であり、該包装材には、商品名、その他各種模様等が印刷されている。
前記製袋器17の下流側には、図1に示す如く、筒状フィルムFaが給送方向下流側に向けて給送される際に、製袋器17の出口から後述する横シール機構32におけるシール体30,31の配設位置の直前までに亘り筒状フィルムFa中に供給されたおにぎり11の下面をフィルムを介して支持して搬送する第1搬送コンベヤ19が配設されている。そして、第1搬送コンベヤ19の上方に、筒状フィルムFaの上方で重合された重合端縁部に縦シールを施す縦シール機構20が配設される。この縦シール機構20は、図3に示す如く、筒状フィルムFaの重合端縁部を挟んで対向して該端縁部に縦シールを施すことで、袋胴部から上方へ突出する縦シール縁部21を形成する一対の加熱されたシールローラ20a,20aを有する。また縦シール機構20の上流側には、筒状フィルムFaの重合端縁部を挟持して相互に反対方向に連続回転することで給送を行なう一対の送りローラ22,22が配設してある。なお、シールローラ20a,20aおよび送りローラ22,22と、筒状フィルムFaにおける袋胴部との間には、前記重合端縁部の上方への延出を許容し得る所定寸法幅方向に離間して一対の保護板23,23が配設され、該保護板23によりシールローラ20a,20aからの熱が筒状フィルムFaの胴部に伝わるのを抑制すると共に、重合端縁部を直線状に案内して縦シールを良好に行ない得るようにしてある。
前記縦シール機構20より下流側の保護板23,23に、前記筒状フィルムFaの胴部より上方に突出する縦シール縁部21を、下流側に向けて給送されるのに伴って筒状フィルムFaの胴部に沿うように、おにぎり11の底面側となる一側方に向けて徐々に折曲げる折曲げ案内手段26が配設される。折曲げ案内手段26は、図3および図4に示す如く、最上流側に位置して筒状フィルムFaの上方に略直立状態で突出した縦シール縁部21の他側方(おにぎり11の底面側とは反対側)から前記一側方に向けて上方傾斜し、略直立状態の縦シール縁部21を、前記一側方に向けて折曲げ案内する案内片27と、該案内片27によって一側方に傾斜した縦シール縁部21を上下から挟み込み得るように上下に接して略平行に配置され、縦シール縁部21が下流側に給送されるにつれて徐々に筒状フィルムFaの胴部側に倒れるように案内する折曲げガイド28,29とから構成される。なお、両折曲げガイド28,29は、弾性変形可能な材質の薄板材から形成されると共に、下方に向けて斜めに延出するよう配設され、上部折曲げガイド28は下部折曲げガイド29より更に下流側に延出する延出端部が幅方向に広がる支持片28aを備え、筒状フィルムFa上面に接触可能に設定される。この支持片28aによって上部折曲げガイド28は、後述する横シール機構32の上下のシール体30,31が筒状フィルムFaを挟持して横シールする際に縦シール縁部21の折曲状態を保持し、また筒状フィルムFaの上面が湾曲して膨らむことなく平らに支持することで、横シール時におけるシール皺の発生を防止すると共に後述する折込み形成手段38による折込み形成を良好に行なわせる機能も有する。
前記折曲げ案内手段26の下流側に、筒状フィルムFaの移送路を挟んで上下に対向する加熱シールバーからなる一対のシール体30,31を相互に近接・離間移動自在に備えた横シール機構32が配設されている。横シール機構32は、フィルム移送方向に沿って進退移動自在に構成され、上下のシール体30,31が最も上流側に移動してから下流側に移動する間の所定のタイミグで相互に近接移動し、筒状フィルムFaにおける前後の各おにぎり11,11間の略中央位置を物品高さの略中間位置で挟持した状態で、筒状フィルムFaの移送に伴って下流側に所要距離だけ水平に移動した後に相互に離間することで、筒状フィルムFaに横シールを施すようになっている。
前記横シール機構32には、図3に示す如く、筒状フィルムFa中に供給されたおにぎり11の製品底面側に臨む前記筒状フィルムFaの移送路一側方には前記シール体30,31を挟んだ上流側と下流側に一対の折込み爪38a,38bを備えた折込み形成手段38が、上下のシール体30,31のフィルム移送方向への移動に伴って一体的に移動可能に配設されると共に、一対の折込み爪38a,38bが、前記両シール体30,31の上下動に同期して進退移動され、前記筒状フィルムFaにおける横シール縁部33と対応する箇所の幅方向一側を内側に折込んで折込み部39,39を成形するよう構成される。
前記筒状フィルムFaにおける前記折込み形成手段38による筒状フィルムFaの折込み側とは反対側の側部には、前記製袋器17の入口からシール体30,31の上流側移動位置の上流側近傍までに亘って、筒状フィルムFa中に延在してフィルムを内方から保持する保持部材(保持手段)40が固定ノブ40aによって着脱可能に配設される。この保持部材40は、図4または図5に示す如く、製袋器17の入口の開口部から筒状フィルム中に挿入されて、筒状フィルムFaに供給されたおにぎり11の外縁に干渉しない経路を経て延在し、下流側に向かうにつれて下降傾斜すると共に、製袋器17の出口以降から外側に向けて僅かに拡がる形状に形成されている(図6参照)。また保持部材40は、図7に示す如く、折込み形成手段38における折込み爪38a,38bでの折込み位置に対応する位置で、筒状フィルムFa中のおにぎり11の搬送面からの高さの略中央に位置するよう設定されると共に、その先端(横シール機構側の端部)が外側に向けてくの字形に折曲げ形成され、筒状フィルムFaを内方から保持して、おにぎり11の端部(立てた姿勢での上端)から他側方に延びる空間部41の断面形状が略三角形状になるようにしている。このように筒状フィルムFaの一側方を外側に張出し保持することにより、折込み形成手段38による折込み形成を良好に行なわせると共に、横シール機構32による横シール時のシール皺の発生を防止するようになっている。
前記横シール機構32における上部シール体30が配設される支持部材43には、横シール時に袋内を脱気する脱気手段44が配設される。この脱気手段44は、上部シール体30の下流側に位置して軟質スポンジ等の軟質な弾性部材からなる押圧体45を備え、該押圧体45は、図4および図8に示す如く、筒状フィルムFaを上方から押圧しその一部においておにぎり11の上部に対して押付ける形状に形成され、少なくともおにぎり11の押圧部位における押圧力はおにぎり11が変形しない程度に作用するよう設定されている。すなわち、押圧体45は、平面視において下流側に開口する略コ字状に成形され、その幅方向に沿って延在する物品押え部45aで筒状フィルムFaをおにぎり11上面に押付けると共に、幅方向の両側のフィルム押え部45b,45bは、おにぎり11の外縁より外側でフィルムのみを押圧することで筒状フィルムFaを上方から所定量押圧して、袋内の脱気を行なうようになっている。
前記第2搬送コンベヤ42の下流側にラベリングコンベヤ46が接続され、該ラベリングコンベヤ46により移送される包装体24が、ラベル貼着手段47に供給されるようになっている。ラベル貼着手段47は、ラベリングコンベヤ46により移送される包装体24が貼着位置に到来したタイミングで作動し、該包装体24の上面(袋fの裏側)に、表面に原材料名、消費期限、製造者等を記した品質表示ラベル48を貼着するよう構成される。
次に、前述した実施例に係るおにぎりの包装装置の作用について説明する。前記作業用コンベヤ14の搬送面に、おにぎり11における製品裏面が上方を向き、かつ製品底面側がコンベヤ搬送方向と交差する幅方向の一側方を向く寝た姿勢で所定間隔毎に載置されたおにぎり11は、搬送ライン中心より変位して載置された際には前記物品ガイド15,15によって包装ライン中央に幅寄せされて前記供給コンベヤ12に受渡される。この供給コンベヤ12で連続的に給送されるおにぎり11が前記検知センサ25で検知されると、検知されたおにぎり11が筒状フィルムFaに受渡されるタイミングで、前記原反ロール16から引出し機構18を介して1包装長分の帯状フィルムFが引出されて製袋器17に下方から給送される。この帯状フィルムFは、製袋器17によりおにぎり11の高さおよび外寸に応じた筒状に成形され、この筒状フィルムFaにおける1包装長分のフィルムの中央位置におにぎり11が供給される。なお、供給コンベヤ12の搬送面上におにぎり11を直接載置する場合は、前記載置基準ライン13,13によりおにぎり11を包装ラインの中央に載置することができる。また、引続いて検出センサ25でおにぎり11が検知されると、その載置間隔(検知間隔)に応じて帯状フィルムFの送りが増減速されて所定量づつ連続的に引出されるように引出し機構18や送りローラ22,22等が制御される。但し、おにぎり11の載置間隔が長くて減速だけでは対応し得ないときには帯状フィルムFの送りが一時停止されて、常に筒状フィルムFaにおける1包装長分のフィルムの中央位置におにぎり11が供給されるように制御される。
本願は前述した実施例の構成に限定されるものではなく、その他の構成を適宜に採用することができる。
1.供給コンベヤ12は、実施例のベルト式に代えてローラ式その他各種方式を採用し得る。実施例のベルト式は、包装作業終了後の清掃・洗浄時の容易性等、サニタリー性に優れるので好ましい。
2.実施例では、折曲げ案内手段26により横シール縁部21を、おにぎり11の底面側に向けて折曲げるようにしたが、反対側に折曲げるようにしてもよい。なお、実施例のようにおにぎり11の底面側に折曲げる場合は、得られた包装体24を立てて陳列販売する際に縦シール縁部21と袋胴部との間に異物が挟まってしまうことを避けることができるので好ましい。
3.実施例では、V字状の開封用ノッチ36を形成する切刃37を採用したが、U字形,半円形,台形またはコ字形等の開封用ノッチを形成する切刃を設ける構成であってもよい。また、直線状、円弧状の切込みやを形成し得る各種の開封端部を形成し得る切刃を採用可能であり、更にはナイフ35の前後両面に切刃を夫々配設することで、包装体24の両横シール縁部33,33の夫々に開封用ノッチを設けるようにしてもよい。
4.実施例では、保持部材40により筒状フィルムFaを内方から保持するよう構成したが、保持手段としてはこれに限らず、例えば筒状フィルムFaを外側から吸引して張出し保持する方式その他の各種の手段を採用し得る。
5.実施例では、筒状フィルムFaを上方から押圧する脱気手段44を採用したが、その他の各種方式を採用し得る。例えば、実施例の保持部材40をパイプで構成し、該パイプに吸引孔を設けてパイプを吸引源に接続し、袋内エアーをおにぎり11と袋fが密着しない程度に所定量吸引して脱気する構成を採用することができる。
16 原反ロール(供給源),17 製袋器(製袋手段),20 縦シール機構
21 縦シール縁部,24 包装体,26 折曲げ案内手段,30 上部シール体
31 下部シール体,32 横シール機構,33 横シール縁部,35 ナイフ
36 開封用ノッチ,37 切刃,38 折込み形成手段,38a 折込み爪
38b 折込み爪,40 保持部材(保持手段),41 空間部,44 脱気手段
45 押圧体,47 ラベル貼着手段,48 品質表示ラベル,F 帯状フィルム
Fa 筒状フィルム
Claims (9)
- 下方に配置した供給源(16)から上方に引出した帯状フィルム(F)を筒状に成形する製袋手段(17)と、
製品裏面が上方を向き、かつ製品底面側が搬送方向と交差する方向に向く姿勢で載置されたおにぎり(11)を筒状フィルム(Fa)に供給する供給コンベヤ(12)と、
前記製袋手段(17)の下流側において筒状フィルム(Fa)の上方で合掌状に重合された重合端縁部に縦シールを施す縦シール機構(20)と、
前記縦シール機構(20)で形成された縦シール縁部(21)を袋胴部に沿って折曲げる折曲げ案内手段(26)と、
前記折曲げ案内手段(26)の下流側に配設され、一対のシール体(30,31)により筒状フィルム(Fa)を挟持してフィルム移送方向へ水平移動して筒状フィルム(Fa)に横シールを施すと共に、該筒状フィルム(Fa)を切断する横シール機構(32)と、
前記一対のシール体(30,31)の一方に配設され、筒状フィルム(Fa)を各おにぎり(11,11)間で切断すると共に、その切断端部に開封用ノッチ(36)を形成する切刃(37)を備えたナイフ(35)と、
前記シール体(30,31)を挟む両側で、前記おにぎり(11)の底面側に対応する筒状フィルム(Fa)の一側方を折込む一対の折込み爪(38a,38b)を備えた折込み形成手段(38)と、
前記横シール機構(32)による横シール時に、前記折込み形成手段(38)の配設位置に対し筒状フィルム(Fa)を挟んだ反対側で筒状フィルム(Fa)を外側に張出し保持する保持手段(40)と、
前記横シール機構(32)の下流側に配設され、得られた包装体(24)の上面に品質表示ラベル(48)を貼着するラベル貼着手段(47)とを備え、
前記横シール機構(32)は、筒状フィルム(Fa)におけるおにぎり(11)の前後端縁部に近接した前後位置で横シール・切断して前記縦シール縁部(21)より幅狭の横シール縁部(33)を形成するよう設定され、前記ナイフ(35)に対して切刃(37)は、得られる包装体(24)を立てた状態で収容されているおにぎり(11)の高さの略1/2以上の高さでかつ縦シール縁部(21)より上方となる位置に開封用ノッチ(36)を形成するよう配設され、また前記保持手段(40)による筒状フィルム(Fa)の張出し量は、立てた状態での前記包装体(24)のおにぎり(11)の上端から袋上縁部までに至る長さが、おにぎり(11)に触れることなく袋上部を摘んで取扱える摘み代となる空間部(41)を形成し得る寸法となるよう設定されている
ことを特徴とするおにぎりの包装装置。 - 前記筒状フィルム(Fa)の横シール時に袋内エアーを脱気する脱気手段(44)を設けた請求項1記載のおにぎりの包装装置。
- 前記脱気手段(44)は、筒状フィルム(Fa)を押圧する押圧体(45)が前記横シール機構(32)におけるシール体(30)の下流側に配設されると共に、その押え高さが変更可能に設定される請求項2記載のおにぎりの包装装置。
- 前記保持手段(40)は、前記製袋手段(17)における入口から前記シール体(30,31)より上流側における前記折込み爪(38a)の折込み作動位置に対応した位置までおにぎり(11)の外縁に干渉しない経路を経て筒状フィルム(Fa)中に延在し、その先端部が物品高さの中間位置で筒状フィルム(Fa)を内方から保持するよう形成されている請求項1または2記載のおにぎりの包装装置。
- 前記ラベル貼着手段(47)は、包装体(24)に対して、その一側縁が袋底辺に近接し、かつ縦シール縁部(21)に重なる位置に品質表示ラベル(48)を貼着するよう構成されている請求項1,2または4記載のおにぎりの包装装置。
- 前記切刃(37)は、包装体(24)を立てた状態で収容されているおにぎり(11)の上端近傍がカットラインとなるように前記開封用ノッチ(36)を形成するよう前記ナイフ(35)に位置決めされている請求項1,2,4または5記載のおにぎりの包装装置。
- 前記横シール機構(32)による横シール・切断によって得られる横シール縁部(33)と、前記縦シール縁部(21)との交差部位および前記折込み形成手段(38)による折込み部位とのフィルム重合部が熱溶着されるようにした請求項1,2または4〜6の何れかに記載のおにぎりの包装装置。
- 前記供給コンベヤ(12)のベルト搬送面には、搬送方向に沿う一対のライン(13,13)が搬送ライン中央を挟む両側に付されている請求項1,2または4〜7の何れかに記載のおにぎりの包装装置。
- 前記保持手段(40)による筒状フィルム(Fa)の張出し量は、略25〜40mmとなるように設定されている請求項1,2または4〜8の何れかに記載のおにぎりの包装装置。
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