JP5096419B2 - おにぎりの包装機 - Google Patents
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Description
長手方向に連続する2枚の帯フィルムに所定間隔毎にシート状の海苔を挟んで収容した帯状のフィルムをつづら折り状に重ねて貯留するフィルム貯留部と、
該フィルム貯留部から引出された前記帯状のフィルムを横U字状に成形する製袋手段と、
前記製袋手段で横U字状に成形された帯状のフィルムにおける上下のフィルム間に位置し、三角形状のおにぎりをその底辺が搬送方向に沿う寝た姿勢で載置し前記製袋手段を越える位置まで搬送して前記フィルム中の海苔の収容位置に上方から移載する供給コンベヤと、
前記製袋手段で成形されて側方で重合するフィルムの長手方向に沿う重合端縁部を連続的にシールする縦シール手段と、
該縦シール手段でシールして得られた筒状のフィルム中に前記供給コンベヤで供給したおにぎりの前後位置で横シール・切断する横シール手段と、
該横シール手段による横シール位置を挟む前後のおにぎりと横シール位置との間で、筒状のフィルムの一側を内方に向けて折込む折込み形成手段とを有することを特徴とする。
請求項2に係る発明によれば、おにぎりをフィルム中に供給する際に、おにぎりの底面を袋の底となる位置に近接する位置まで送り込むことができるから、得られる包装体の上下長さを包装に必要とされる最小限の長さに設定でき、ひいては包材コストを抑制できる。
請求項3に係る発明によれば、帯状のフィルムの姿勢を搬送中に90度転換することで、フィルム供給源について帯状のフィルムをフィルム貯留部につづら折り状で上下に積層して貯留するだけの簡単な構成とすることができる。また、フィルムを貯留部から引出す際に海苔がフィルム内で裂けたり欠損してしまうといった事態が生ずるのを抑制し得る。
請求項4に係る発明によれば、充填した気体によって袋内に収容された海苔とおにぎりを外的圧力から保護できると共に、フィルムと海苔との間の気体層によって海苔がフィルムに密着するのが防止され、袋を開封する際にフィルムと海苔が付着して裂けたり欠損してしまう等の問題を防止し得る。
請求項5に係る発明によれば、フィルム補充のために包装作業を一時的に休止することなく連続してフィルム供給を行なうことができ、生産効率を高めることができる。
請求項6に係る発明によれば、おにぎりを一定間隔毎に切り離して帯状のフィルムの海苔の収容位置に供給することができる。
請求項7に係る発明によれば、海苔を直巻きしたおにぎりの包装と、開封時におにぎりに海苔を密着させる包装との兼用包装が可能な包装機とすることができる。
次に、前述した実施例に係る横形製袋充填機の作用について説明する。前記供給位置の貯留箱42には、2枚の連続する帯フィルム32,34に所定間隔毎に海苔36を挟み、その海苔36の周囲を部分シールした帯状のフィルムFが、上下に重なるつづら折り状に積層された状態で収容されている。この帯状のフィルムFは、前記繰出しローラ48,48の回転駆動により引出されて、前記ガイドローラ43を経て水平な第1の方向転換ガイドローラ44に巻掛け案内された後に垂直な第2の方向転換ガイドローラ46に巻掛け案内されることで、該帯状のフィルムFは水平姿勢から垂直姿勢に方向転換される(図3参照)。繰出しローラ48,48から繰出し搬送される立った状態の帯状のフィルムFは、前記複数のアイドルローラ50に巻掛け案内されて、前記供給コンベヤ12の側方を下流側に向けて搬送される。貯留箱42から引出される帯状のフィルムFはつづら折り状に積層され、繰出しローラ48,48の上流側のフィルムは複数のガイドローラ43,44,46に巻掛け案内されているのみでフィルムには過度な張力が作用することがないから、フィルムをロール状に巻回した原反ロールから引出す場合に比べて引出時にフィルムや海苔36に加わる抵抗は小さく、該海苔36がフィルム内で裂けたり欠損してしまうといった事態が生ずるのを抑制し得る。前記繰出しローラ48,48によって引出されて搬送されるフィルムFは、マークセンサによりフィルムFに付されたレジマーク35が検出され、その送り量や送り位置が制御される。
本発明は実施例の構成に限定されず、以下のようにも変更可能である。
(1) 実施例では、貯留箱42に上下方向に折り重なるように収容した帯状のフィルムFを、引出し搬送中に90度姿勢転換して立てた姿勢とするようにしたが、貯留箱42に横方向に折り重なるように帯状のフィルムFを収容することで、帯状のフィルムFを貯留箱42から立てた姿勢で引出す構成としてもよい。
(2) フィルム貯留部14は、貯留箱42を設けることなく、固定式のフィルム載置台等につづら折り状に重ねた帯状のフィルムFを載置して引出すようにする等、その他の各種方式を採用可能である。
(3) 供給コンベヤ12の配置は、搬送コンベヤ68によるフィルム搬送ラインと直線的に整列する関係に限らず、図12に示す如く、その搬送始端がフィルムFの搬送路外に位置すると共に搬送終端が横U字状に成形されるフィルムF中に位置するようフィルム搬送ラインに対して傾斜して配設されると共に、底辺が該フィルムFの側壁に対向した姿勢で搬送されて搬送終端からフィルムF中に供給されるおにぎり10の底辺が該フィルムFの側壁に近接する位置に設定した構成を採用し得る。この場合は、供給コンベヤ12から横U字状に成形された帯状のフィルムFにおにぎり10を受け渡す際に、側壁におにぎり10の底面を近接した状態に送り込むことができ、包装に必要なフィルム幅を最小限に抑制して、フィルムの使用量を減少し得る。
(4) 供給コンベヤは、第1、第2ベルトコンベヤ52,54を配設するようにしたが、1基以上のベルトコンベヤを採用するものや、あるいはベルト方式に代えて、例えばローラコンベヤとする等、その他各種コンベヤを採用し得る。
(5) 製袋手段16の具体的構成や、縦シール手段20および横シール手段22の構成は、必要に応じて公知のその他の方式を採用することができる。
(6) 気体充填手段は必要に応じて採用されるものであればよく、また海苔36、おにぎり10の何れかの収容部40,80に気体を充填するものであってもよい。なお、気体は、窒素等からなる不活性ガスに代えて、空気その他、食品に無害なその他の気体を噴出するものであってもよく、連続して気体を噴出するよう設定されていてもよい。例えば、気体を乾燥空気とすることで、特に海苔の湿気を助長するようなことがなく、空気の充填によって前記した包装体24を得ることができる。また、海苔用の気体充填ノズル26,28と、おにぎり用の気体充填ノズル30とを異なる気体の供給源に接続することで、海苔36の収容部40およびおにぎり10の収容部80に充填する気体を異ならせる構成を採用し得る。
18 重合端縁部,20 縦シール手段,22 横シール手段
26 第1の気体充填ノズル(気体充填手段)
28 第2の気体充填ノズル(気体充填手段),32 外側の帯フィルム
34 内側の帯フィルム,36 海苔,40 海苔の収容部,42 貯留箱
44 第1の方向転換ガイドローラ(方向転換手段)
46 第2の方向転換ガイドローラ(方向転換手段),52 第1ベルトコンベヤ
54 第2ベルトコンベヤ,70a,70b フィルム端縁部
90a,90b 折込み爪(折込み形成手段),F フィルム
Claims (7)
- 長手方向に連続する2枚の帯フィルム(32,34)に所定間隔毎にシート状の海苔(36)を挟んで収容した帯状のフィルム(F)をつづら折り状に重ねて貯留するフィルム貯留部(14)と、
該フィルム貯留部(F)から引出された前記帯状のフィルム(F)を横U字状に成形する製袋手段(16)と、
前記製袋手段(16)で横U字状に成形された帯状のフィルム(F)における上下のフィルム間に位置し、三角形状のおにぎり(10)をその底辺が搬送方向に沿う寝た姿勢で載置し前記製袋手段(16)を越える位置まで搬送して前記フィルム(F)中の海苔(36)の収容位置に上方から移載する供給コンベヤ(12)と、
前記製袋手段(16)で成形されて側方で重合するフィルム(F)の長手方向に沿う重合端縁部(18)を連続的にシールする縦シール手段(20)と、
該縦シール手段(20)でシールして得られた筒状のフィルム(F)中に前記供給コンベヤ(12)で供給したおにぎり(10)の前後位置で横シール・切断する横シール手段(22)と、
該横シール手段(22)による横シール位置を挟む前後のおにぎり(10,10)と横シール位置との間で、筒状のフィルム(F)の一側を内方に向けて折込む折込み形成手段(90a,90b)とを有する
ことを特徴とするおにぎりの包装機。 - 前記供給コンベヤ(12)は、前記おにぎり(10)をその底辺が前記横U字状に成形されるフィルム(F)の側壁に対向した姿勢で供給するものであって、その搬送始端がフィルム(F)の搬送路外に位置すると共に搬送終端がフィルム(F)中に位置するようフィルム(F)の搬送ラインに対して傾斜して配設され、また搬送終端から前記フィルム(F)中に供給されるおにぎり(10)の底辺が前記フィルム(F)の側壁に近接する位置に設定した請求項1記載のおにぎりの包装機。
- 前記帯状のフィルム(F)は、フィルム貯留部(14)に上下に重なるつづら折り状に積層されて貯留され、該貯留部(14)から引出された帯状のフィルム(F)の搬送経路中に、該帯状のフィルム(F)の搬送姿勢を90度転換して立てた状態とする方向転換手段(44,46)を配設した請求項1または2記載のおにぎりの包装機。
- 前記縦シール手段(20)によるシールに先立ち、一側方で重合して搬送されるフィルム端縁部(70a,70b)の外側から海苔(36)の収容部(40)に向けて気体を充填する気体充填手段(26,28)を設けた請求項1〜3の何れか一項に記載のおにぎりの包装機。
- 前記フィルム貯留部(14)は、帯状のフィルム(F)をつづら折り状にして収容する複数の貯留箱(42)を移動可能に備え、何れか一つの貯留箱(42)から引出し中の帯状のフィルム(F)の終端部に、他の何れかの貯留箱(42)に収容されている帯状のフィルム(F)の始端部を接合して、引出し中の帯状のフィルム(F)が尽きるのに伴って新たな帯状のフィルム(F)が引出されるよう構成した請求項1〜4の何れか一項に記載のおにぎりの包装機。
- 前記供給コンベヤ(12)は、横U字状に成形された帯状のフィルム(F)中に搬送終端が位置し、前記おにぎり(10)を前記フィルム上に上方から移載する第1ベルトコンベヤ(52)と、該第1ベルトコンベヤ(52)の搬送速度より低速に設定され、第1ベルトコンベヤ(52)の上流側に接続する第2ベルトコンベヤ(54)から構成した請求項1〜5の何れか一項に記載のおにぎりの包装機。
- 前記フィルム貯留部(14)から引出される帯状のフィルム(F)を案内するガイドローラ(46)は、海苔(36)の直巻きおにぎり用の帯状フィルムを巻回した原反ロールを装脱可能に構成した請求項1〜6の何れか一項に記載のおにぎりの包装機。
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