JP2024024782A - 外袋、製品入り外袋、給袋装置及び供給方法 - Google Patents

外袋、製品入り外袋、給袋装置及び供給方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2024024782A
JP2024024782A JP2022127659A JP2022127659A JP2024024782A JP 2024024782 A JP2024024782 A JP 2024024782A JP 2022127659 A JP2022127659 A JP 2022127659A JP 2022127659 A JP2022127659 A JP 2022127659A JP 2024024782 A JP2024024782 A JP 2024024782A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
outer bag
base material
partition
product
bag
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022127659A
Other languages
English (en)
Inventor
▲隆▼之 野口
Takayuki Noguchi
一樹 久高
Kazuki Kudaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seisan Nipponsha KK
Original Assignee
Seisan Nipponsha KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seisan Nipponsha KK filed Critical Seisan Nipponsha KK
Priority to JP2022127659A priority Critical patent/JP2024024782A/ja
Publication of JP2024024782A publication Critical patent/JP2024024782A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Bag Frames (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】本開示は、製袋工程での製品袋の受け取り工程及び箱詰め工程並びに充填工程での製品袋の供給工程の無人化を図るとともに、製品袋の供給工程において供給ミスの発生を抑制することができる外袋及び製品入り外袋を提供することを目的とする。【解決手段】本開示係る外袋1は、帯状基材として相互に重ね合わされた第1基材5aと第2基材5bとを有する外包装用の外袋であって、外袋は、帯状基材の長手方向Xに延びる第1側辺11と、第2側辺12と、第1開口部6と、第1封止部4aと、第2開口部7と、第2封止部4bと、第1仕切り31及び第2仕切り32と、第1仕切りと第2仕切りとの間に設けられた収容部15と、を有し、第1仕切り若しくは第2仕切りのいずれか一方又は両方は、部分シール部30であり、かつ、易切断線40で囲まれている。【選択図】図1

Description

本開示は、外袋に関し、特に、製品袋である複数個の袋体を外包装用の外袋で包み込んで、製品袋同士の相対的位置関係を固定したまま、ひとまとまりにするための外袋に関する。また、本開示は、外袋によって製品袋が包まれた製品入り外袋、この製品入り外袋から製品袋を充填機に供給する給袋装置及びこの給袋装置を用いた製品袋の供給方法に関する。
一般に、販売の目的とされる商品を直接包装する形態を一次包装という。一次包装用の資材としては、一般的に、段ボール箱などの箱又は袋が採用される。一次包装の形態とされた商品を決められた数量に従い、さらに箱又は袋に包装する形態を二次包装という。商品は一次包装又は二次包装の形態にて消費者に渡される。さらに、二次包装の形態の商品を決められた数量に従い、バルクハンドリング、倉庫保管及び輸送等の目的のために梱包箱等に入れる形態を三次包装という。また、一次包装の形態にされた商品を、二次包装の形態とせずに、三次包装の形態とすることもある。
製袋メーカーにとって、販売目的とされる商品は包装資材となる袋体である(例えば、特許文献1を参照。)。以降、商品となる袋体と一次包装用の袋とを区別するために、商品となる袋体を「製品袋」といい、一次包装用の袋を「外袋」と称することがある。
一般的に、製品袋を包んだ外袋は、製袋メーカーで製造された後箱詰めされて、充填工場などに搬送される。そして、製品袋が外袋から1枚ずつ取り出されて、内容物が充填されることによってパウチ製品として製品化される。製袋工程と充填工程とをインライン化すれば、製袋工程での箱詰め作業及び充填工程での給袋作業を省略することができる。しかし、製袋工程と充填工程とをインライン化するためには、機械スペースを確保する必要があるし、製袋工程と充填工程との異なる領域の熟練した技術を有するそれぞれの人材が必要となって人材の確保が難しい問題がある。さらに、各々の工程でのロスの発生、その他諸々の管理及びそれに伴うコスト高などの問題もある。このようにインライン化には様々な障壁が存在し総合的に採算が合わないケースが見受けられる。このため、製袋工程を請け負う製袋メーカーと内容物の充填業務を行うメーカーとがそれぞれ別個で存在しているのが実状である。
このような状況において、製袋工程の最終工程で製袋機によって製袋された製品袋の受取り作業、受け取った製品袋の外袋への袋詰め作業及び製品袋を包んだ外袋の箱詰め作業が人の手で行われており、重労働になっていた。また、充填工程の最初の工程で製品袋を充填機に供給する作業が人の手で行われており、重労働になっていた。製品袋を整列させなければ充填機のエラーが起こりやすく、時間的ロスに加えて製品ロスにもつながるため、熟練した人材が求められ、その人材の確保も困難な状況が続いている。
本出願人は、製袋から箱詰めまでの人的作業の省力化を図るべく、外包装用の外袋を嵌合具付き筒状外袋又は筒状外袋の形態とし、また、製品である袋体の一部が重なるように連続して一列に積み重ねられた複数個の袋体を、外装用の嵌合具付き筒状外袋又は外装用の筒状外袋で包み込み、袋体の積み重ね状態を保持したままで一体化させた製品入り外袋を提案している(例えば、特許文献2~7を参照。)。
特開2018‐8728号公報 特開2018‐122939号公報 特開2018‐188224号公報 特開2018‐188225号公報 特開2018‐188226号公報 特開2018‐193134号公報 特開2018‐193135号公報
製品入り外袋では、製袋から箱詰めまで不具合なく自動で行い、箱出しから充填機供給まで不具合なく自動で行えることが望まれる。しかし、特許文献2~7では、箱出しから充填機供給までの自動化については検討されていない。
本開示は、製袋工程での製品袋の受け取り工程及び箱詰め工程並びに充填工程での製品袋の供給工程の無人化を図るとともに、製品袋の供給工程において供給ミスの発生を抑制することができる外袋及び製品入り外袋を提供することを目的とする。また、本開示は、製品袋が包まれた外袋の箱出しから製品袋の充填機への供給までを自動で行える給袋装置及び供給方法を提供することを目的とする。
本発明に係る外袋は、帯状基材として相互に重ね合わされた第1基材と第2基材とを有する外包装用の外袋であって、前記外袋は、前記帯状基材の長手方向に延びる第1側辺と、該第1側辺に平行する第2側辺と、前記第1側辺に沿って設けられた第1開口部と、該第1開口部を封止する第1封止部と、前記第2側辺に沿って設けられた第2開口部と、該第2開口部を封止する第2封止部と、前記長手方向に沿って互いに所定の間隔をあけて設けられた第1仕切り及び第2仕切りと、前記第1仕切りと前記第2仕切りとの間に設けられた収容部と、を有し、前記第1仕切り若しくは前記第2仕切りのいずれか一方又は両方は、前記第1封止部と前記第2封止部との間の一部で向かい合う前記第1基材と前記第2基材とを接合した部分シール部であり、かつ、前記第1基材若しくは前記第2基材のいずれか一方又は両方に設けられた易切断線で囲まれていることを特徴とする。
本発明に係る外袋は、前記第1仕切りの前記収容部側とは反対側で前記第1側辺の端と前記第2側辺の端とを結ぶ第3側辺と、前記第2仕切りの前記収容部側とは反対側で前記第1側辺の端と前記第2側辺の端とを結ぶ第4側辺と、を有する形態を包含する。
本発明に係る外袋では、前記第1仕切り及び前記第2仕切りの両方は、前記部分シール部であり、かつ、前記易切断線で囲まれていることが好ましい。外袋を第1仕切り側及び第2仕切り側のどちら側からでも開封することができる。
本発明に係る外袋は、前記第1仕切りよりも前記第3側辺側の領域又は前記第2仕切りよりも前記第4側辺側の領域に設けられた一連化シール部を有し、該一連化シール部は、易切断線で囲まれていないことが好ましい。一連化シール部によって第1基材と第2基材とが端部で一連化されるので、製品の供給後、第1基材及び第2基材の両方をひとまとまりで回収することができる。
本発明に係る外袋では、前記第1仕切り又は前記第2仕切りのいずれか一方は、前記部分シール部であり、かつ、前記易切断線で囲まれており、前記第1仕切り又は前記第2仕切りのいずれか他方は、前記第1封止部と前記第2封止部との間の一部又は全体で向かい合う前記第1基材と前記第2基材とを接合した第2シール部であり、かつ、易切断線で囲まれていないことが好ましい。第2シール部によって第1基材と第2基材とが端部で一連化されるので、製品の供給後、第1基材及び第2基材の両方をひとまとまりで回収することができる。
本発明に係る外袋では、前記部分シール部は、前記収容部に面する部分に前記帯状基材の短手方向に沿って線状に延びる線状辺を有することが好ましい。製品入り外袋を搬送時に製品が外袋内で移動して製品が部分シール部に接触したとしても、線状辺によって製品から受ける圧力が分散されるので、部分シール部が意図せず剥離することを防止することができる。
本発明に係る外袋では、前記部分シール部は、前記線状辺から前記収容部側とは反対側に向かうにしたがって先細りとなる形状を有することが好ましい。先細りとすることで、外袋を開封時に部分シール部の引っ掛かりを弱めて易切断線でより確実に切断することができる。
本発明に係る外袋では、前記易切断線で囲まれた領域は、前記収容部から離れるにしたがって先細りとなる形状を有することが好ましい。先細りとすることで、外袋を開封時に易切断線でより確実に切断することができる。
本発明に係る外袋では、前記易切断線で囲まれた領域は、前記長手方向のいずれか一方又は両方に向けて凸となる凸部を有することが好ましい。凸部を有することで、外袋を開封時に第1仕切り又は第2仕切りの引っ掛かりを弱めて易切断線でより確実に切断することができる。
本発明に係る外袋では、前記第1基材及び前記第2基材は、前記第1封止部と前記第2封止部とで挟まれた部分に位置し前記第1側辺及び前記第2側辺に並列する立設部をそれぞれ有し、該立設部は、前記第1基材の内壁面同士を向かい合わせに配置して接合した部分及び第2基材の内壁面同士を向かい合わせに配置して接合した部分であることが好ましい。外袋の幅に対する製品の幅の大小にかかわらず、余白を最小限として製品を外袋で包むことができるので、製品を供給時に製品の整列を乱れにくくすることができる。また、製品の幅の大小にかかわらず外袋の基材を汎用することができるので、製品の幅に合わせた外袋の基材をその都度用意する必要がなくなる。
本発明に係る外袋は、横断面が扁平状態でロール巻き、カセ巻き又はつづら折りされている形態を包含する。
本発明に係る製品入り外袋は、本発明に係る外袋と複数個の製品袋とを備え、前記収容部内に製品袋の一部が重なるように前記製品袋同士をずらしながら前記外袋の長手方向に沿って一列に積み重ねられた前記複数個の製品袋の整列体を収容することによって、該整列体を保持したままで一体化することを特徴とする。
本発明に係る給袋装置は、本発明に係る製品入り外袋に収容された前記製品袋を順々に充填機に供給する給袋装置であって、前記製品入り外袋を搬送する搬送器具と、前記第1基材と前記第2基材とを引き離す開封器具と、前記外袋から出てきた前記整列体から前記製品袋を充填機に供給する供給器具と、前記開封器具で引き離された前記第1基材及び前記第2基材を回収する回収器具と、を備えることを特徴とする。
本発明に係る供給方法は、本発明に係る給袋装置で前記製品袋を供給する供給方法であって、前記搬送器具で前記製品入り外袋を搬送する工程Aと、前記開封器具で前記第1基材と前記第2基材とを引き離し、前記外袋を開封する工程Bと、前記外袋から出てきた前記整列体から前記製品袋を前記供給器具で順々に充填機に供給する工程Cと、前記工程Bで引き離された前記第1基材及び前記第2基材を前記回収器具で回収する工程Dと、を含むことを特徴とする。
本開示によれば、製袋工程での製品袋の受け取り工程及び箱詰め工程並びに充填工程での製品袋の供給工程の無人化を図るとともに、製品袋の供給工程において供給ミスの発生を抑制することができる外袋及び製品入り外袋を提供することができる。また、本開示によれば、製品袋が包まれた外袋の箱出しから製品袋の充填機への供給までを自動で行える給袋装置及び供給方法を提供することができる。
本実施形態に係る外袋であって、外袋が単独外袋である形態の一例を示す概略平面図である。 図1のA-Aに沿う概略断面図である。 部分シール部が線状辺を有する形状の具体例を示す概略平面図であり、(a)は点状シール部を短手方向に複数個連ねた形状、(b)は長軸を短手方向に向けた略楕円形状、(c)長辺を短手方向に向けた略長方形状を示す。 外袋が一連化シール部を有する形態の一例を示す概略平面図である。 第1仕切りが易開封性仕切りであり、第2仕切りが非開封性仕切りである形態の一例を示す概略平面図である。 部分シール部及び易切断線で囲まれた領域が先細りとなる形状を有する一例を示す概略平面図である。 部分シール部及び易切断線で囲まれた領域が先細りとなる形状を有する別の例を示す概略平面図である。 易切断線で囲まれた領域が凸部を有する形状の一例を示す概略平面図である。 易切断線で囲まれた領域が凸部を有する形状の別の例を示す概略平面図である。 外袋が立設部を有する形態の一例を示す概略平面図である。 図10のB-Bに沿う概略断面図である。 本実施形態に係る外袋であって、外袋が連続外袋である形態の一例を示す概略平面図である。 本実施形態に係る連続外袋の巻き取り品の一例を示す概略図である。 本実施形態に係る製品入り外袋の一例を示す概略平面図である。 図14のC-Cに沿う概略断面図である。 本実施形態に係る給袋装置の一例を示す概略図であって、本実施形態に係る供給方法の工程Aを説明するための図である。 本実施形態に係る供給方法の工程Bを説明するための図である。 本実施形態に係る供給方法の工程Cを説明するための図である。 本実施形態に係る供給方法の工程Dを説明するための図である。
次に、本発明について実施形態を示して詳細に説明するが本発明はこれらの記載に限定して解釈されない。本発明の効果を奏する限り、実施形態は種々の変形をしてもよい。
図1又は図12は、本実施形態に係る外袋の一例を示す概略平面図である。本実施形態に係る外袋1は、図1又は図12に示すように、帯状基材5(5a,5b)として相互に重ね合わされた第1基材5aと第2基材5bとを有する外包装用の外袋であって、外袋1は、帯状基材5の長手方向Xに延びる第1側辺11と、第1側辺11に平行する第2側辺12と、第1側辺11に沿って設けられた第1開口部6と、第1開口部6を封止する第1封止部4aと、第2側辺12に沿って設けられた第2開口部7と、第2開口部7を封止する第2封止部4bと、長手方向Xに沿って互いに所定の間隔をあけて設けられた第1仕切り31及び第2仕切り32と、第1仕切り31と第2仕切り32との間に設けられた収容部15と、を有し、第1仕切り31若しくは第2仕切り32のいずれか一方又は両方は、第1封止部4aと第2封止部4bとの間の一部で向かい合う第1基材5aと第2基材5bとを接合した部分シール部30であり、かつ、第1基材5a若しくは第2基材5bのいずれか一方又は両方に設けられた易切断線40で囲まれている。
本実施形態に係る外袋1は、例えば図1に示すように第1仕切り31の収容部15側とは反対側及び第2仕切り32の収容部15側とは反対側の両方に縁辺(第3側辺13及び第4側辺14)がある単独外袋1Aである形態と、例えば図12に示すように複数の収容部15(150,151,152)が第1仕切り31又は第2仕切り32を介して長手方向Xに沿って連なる連続外袋1Bである形態と、を包含する。いずれの外袋1(1A,1B)も、図1又は図12に示すように帯状基材5の長手方向Xに沿って同一内径で連続して延びた筒形状をなした袋体であり、筒形状の内部空間が収容部15となっている。外袋1(1A,1B)は一次包装用となる外包装用の袋である。外包装とは、販売の目的とされる商品(商品のみならず、個別に一次包装された商品を含む。)を複数個の単位で、ひとまとまりに包装する形態(二次包装及び三次包装の両方を包含する。)をいう。また、外袋とは、外包装が特に袋体であることをいう。
本実施形態に係る外袋1(1A,1B)は、第1封止部4a及び第2封止部4bが、外袋1(1A,1B)の短手方向(幅方向)Yの両端側にそれぞれ位置している。これによって、第1封止部4a及び第2封止部4bの封止を解くことで、外袋1(1A,1B)を構成する第1基材5aと第2基材5bとを上下に引き離して外袋1(1A,1B)を開封することができるので、収容部15に収容した製品を容易に取り出すことができる。本明細書では、便宜上、外袋1(1A,1B)の短手方向Yの両端側を、外袋1(1A,1B)の左の側端側及び右の側端側ということもある。
本実施形態に係る外袋1について、代表して図1及び図2に示す単独外袋1Aを例にとって説明する。本実施形態に係る外袋1(1A)は、図1に示すように、第1仕切り31の収容部15側とは反対側で第1側辺11の端と第2側辺12の端とを結ぶ第3側辺13と、第2仕切り32の収容部15側とは反対側で第1側辺11の端と第2側辺12の端とを結ぶ第4側辺14と、を有する形態、すなわち単独外袋1Aである形態を包含する。
本実施形態に係る外袋1が単独外袋1Aであるとき、単独外袋1Aは、平面視で略長方形状を有することが好ましい。略長方形状は、第1側辺11,第2側辺12、第3側辺13及び第4側辺14の4つの辺を有し、長手方向Xと短手方向Yとを有する四角形状であり、長方形又は長方形の変形形状を包含する。長方形の変形形状は、例えば、長方形の角の少なくとも一つを丸めたり角の少なくとも一つを落としたりした形状、又は長方形の角の少なくとも一つを直角以外の角度とした形状を包含する。
第1側辺11及び第2側辺12は、帯状基材5の長手方向Xに延びる辺である。第1側辺11及び第2側辺12は、便宜上の名称であり、長手方向Xに延びる2つの側辺のどちら側が第1側辺11又は第2側辺12であってもよい。
第3側辺13及び第4側辺14は、帯状基材5の短手方向Yに延びる辺である。第3側辺13及び第4側辺14は、便宜上の名称であり、短手方向Yに延びる2つの側辺のどちら側が第3側辺13又は第4側辺14であってもよい。
帯状基材5(5a,5b)は、例えば、樹脂フィルムであり、その材質としては、例えば、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂であり、下記<1>~<29>に例示するもののうちから任意のものが採用されるが、本実施形態では特に限定されない。
<1> 高密度ポリエチレン(HDPE)
<2> 中密度ポリエチレン(MDPE)
<3> 低密度ポリエチレン(LDPE)
<4> ポリプロピレン(PP)
<5> ポリ塩化ビニリデン(PVDC)
<6> ポリ塩化ビニル(PVC)
<7> ポリスチレン(PS)
<8> ポリ酢酸ビニル(PVAc)
<9> ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)
<10> ABS樹脂(アクリロニトリルブタジエンスチレン樹脂)
<11> AS樹脂(SAN)
<12> アクリル樹脂(PMMA)
<13> ポリアミド(PA)/商品名ナイロン
<14> ポリアセタール(POM)
<15> ポリカーボネート(PC)
<16> 変性ポリフェニレンエーテル(m-PPE、変性PPE、PPO)
<17> ポリブチレンテレフタレート(PBT)
<18> ポリエチレンテレフタレート(PET)
<19> 環状ポリオレフィン(COP)
<20> ポリフェニレンスルファイド(PPS)
<21> ポリサルフォン(PSF)
<22> ポリエーテルサルフォン(PES)
<23> 非晶ポリアリレート(PAR)
<24> 液晶ポリマー(LCP)
<25> ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)
<26> 熱可塑性ポリイミド(PI)
<27> ポリアミドイミド(PAI)
<28> 熱可塑性ポリウレタン(TPU)
<29> フッ素樹脂(PTFE)
また、単層フィルムからなる帯状基材5の厚さは0.2mm~1.5mm程度のものが望ましく、複層フィルムからなる帯状基材5の厚さは0.4~2.0mm程度が望ましい。また、外袋1は、筒内を広げたときに筒の長さ方向(帯状基材の長手方向)Xに沿って同一内径で連続して延びた筒形状を有する。内径(直径)は、例えば1.5~65cmであるが、この範囲に限定されない。
第1基材5aは、外袋1が第1封止部4a及び第2封止部4bが外袋1の左の側端側及び右の側端側にそれぞれ位置させて横断面を扁平状態とされたとき、帯状基材5のうち外袋1の表裏のいずれか一方を構成する部分である。また、第2基材5bは、外袋1が第1封止部4a及び第2封止部4bが外袋1の左の側端側及び右の側端側にそれぞれ位置して扁平状態をされたとき、帯状基材5のうち外袋1の表裏のいずれか他方を構成する部分である。ここで横断面が扁平状態とは、第1基材5aの内壁面と第2基材5bの内壁面とが互いに接触し合っている状態をいい、例えば図14及び図15に示すように収容部15に製品が収容された場合は、製品の断面形状を反映して断面が細長形状となっている状態をいう。図1では、一例として、第1基材5aが図1における表側の面(図示されている面)を構成しており、第2基材5bが図1における裏側の面(図示されていない面)を構成した形態を示したが、第1基材5a及び第2基材5bは便宜上の名称であり、第2基材5bが表側の面を構成し、第1基材5aが裏側の面を構成していてもよい。また、第1基材5aと第2基材5bとは別体の2枚のフィルムからなり、該2枚のフィルムを重ね合わせて第1基材5aと第2基材5bとが重ね合わされた状態としてもよいし、1枚のフィルムを長手方向に沿って折り返すか又はインフレーション成形などで成形されたチューブ状フィルムを扁平状に潰すことで、図2に示すように第1基材5aと第2基材5bとが重ね合わさられた状態としてもよい。1枚の帯状基材を長手方向に沿って折り返す場合、1枚の帯状基材を半折して筒状とするか又は合掌袋(ピロー包装とも呼ばれる)のように1枚の帯状基材の端部同士が収容部15上に位置するように折られて筒状としてもよい。
第1開口部6及び第2開口部7は、互いに重ね合わされた2枚の帯状基材5a,5bの端同士の間の開口である。また、第1開口部6又は第2開口部7は、1枚のフラット状フィルムを折り返した折り返し辺(不図示)又はインフレーション成形などで成形されたチューブ状フィルムを扁平状に潰した端辺(不図示)を切断することで開口した部分であってもよい。
第1封止部4aは第1開口部6を封止する手段であり、第2封止部4bは第2開口部7を封止する手段である。第1封止部4a及び第2封止部4bは、例えば、図1及び図2に示すように、第1開口部6及び第2開口部7のそれぞれの縁に沿って帯状基材5(5a,5b)の内壁面側に設けられた嵌合具の咬合部であるか、又は第1開口部6及び第2開口部7のそれぞれの縁に沿って帯状基材5(5a,5b)の内壁面同士を接合した封止シール部(不図示)であってもよい。第1封止部4a及び第2封止部4bは、相互に同じ形態とするか、又は相互に異なる形態としてもよい。例えば、第1封止部4a及び第2封止部4bの両方が嵌合具の咬合部である形態(図1に図示)、第1封止部4a及び第2封止部4bの両方が封止シール部である形態(不図示)、第1封止部4a又は第2封止部4bのいずれか一方が嵌合具の咬合部であり、第1封止部4a又は第2封止部4bのいずれか他方が封止シール部である形態(不図示)であってもよい。第1封止部4aの位置及び第2封止部4bの位置は、外袋1に収容される整列体の短手方向の長さに応じて適宜設定すればよい。
第1封止部4a又は第2封止部4bが嵌合具の咬合部である場合、嵌合具は、図2に示すように、第1基材5aの内壁面及び第2基材5bの内壁面に固定されている。嵌合具は、咬合することによって閉となり、また咬合を外すことで開となる開閉自在の構造を有する限り、いかなる構造であってもよい。図2では一例として、嵌合具が雌部と雄部とが咬合することによって閉となるチャック構造を有する形態を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、雌部同士が咬合する構造を有していてもよい。また、図2では一例として嵌合具が帯状基材5(5a,5b)と別体である形態を示したが、本発明はこれに限定されず、嵌合具が帯状基材5(5a,5b)と一体に成形されていてもよい(不図示)。
嵌合具は、第3側辺13若しくは第4側辺14のいずれか一方又は両方に隣接する部分に弱咬合部(不図示)を有することが好ましい。弱咬合部は、周囲の咬合部よりも咬合力を弱めた部分である。言い換えると、弱咬合部は、周囲の咬合部よりも弱い力で咬合を解除して外袋1を開封することができる部分である。弱咬合部以外の周囲の咬合部は、通常の咬合部、例えば図2に示す嵌合具では、雌部に雄部が咬合した部分である。このような通常の咬合部は、強咬合のため、給袋機の吸着盤などで第1基材5aを第2基材5bから引き離して外袋1を開封するとき、衝撃が強く、外袋1に収容された製品の整列を乱してしまうおそれがあるところ、弱咬合部を設けることでこの問題を解決できる。弱咬合部は、嵌合具のうち、弱咬合部としたい部分に外側から押圧力を加えて、例えば図2に示す雄部及び/又は雌部を意図的に変形させることで、雌部と雄部との咬合を弱めた部分であってもよい。弱咬合部は、第3側辺13に隣接する部分だけに設けられるか、第4側辺14に隣接する部分だけに設けられるか、第3側辺13に隣接する部分及び第4側辺14に隣接する部分の両方に設けられていてもよい。弱咬合部を第3側辺13に隣接する部分又は第4側辺14に隣接する部分のいずれか一方だけに設けた場合、弱咬合部の位置がわかるように印刷を施すことが好ましい。弱咬合部の長さは、特に限定されないが、例えば、嵌合具の長手方向の長さの1/10~1/100であることが好ましい。弱咬合部の長さは、例えば、10~50mmであることが好ましい。また、弱咬合部は、嵌合具の端部に設けるか、又は嵌合具の端部から所定の間隔をあけた位置に設けてもよい。ここでいう所定の間隔は、例えば、0mmを超え30mm以下であることが好ましい。具体例としては、弱咬合部を嵌合具24の端部から30mmをあけた位置から50mmの長さで設ける形態である。
第1封止部4a又は第2封止部4bが封止シール部である場合、封止シール部は、帯状基材5a,5bの内壁面同士を接合する接着部又は熱溶着部である。本明細書において、接着部とは、例えば、糊又はテープなどの接着部材による接合した部分をいい、熱溶着部とは、ヒートシール、超音波、高周波、スポットシール、インパルスシーラー又はレーザーなどによって接合した部分をいう。熱溶着部は、熱シール器などを用いた熱シール及び超音波ウェルダなどを用いた超音波シールを包含する。封止シール部は、イージーピール性を有するイージーピールシールであることが好ましい。本明細書において、イージーピールシールは、易開封性を有するシールのことをいう。イージーピールシールとする方法は、特に限定されず、例えば、帯状基材5(5a,5b)の内表面同士を比較的低温でヒートシールする方法、帯状基材5(5a,5b)の内表面を構成するシーラントフィルムをイージーピールフィルムとする方法又は基材の内表面にイージーピール性を有する樹脂をコーティングする方法である。第1開口部6及び第2開口部7のそれぞれの縁にイージーピールシールを設けることで、給袋時に第1開口部6及び第2開口部7をより容易に開口することができる。
帯状基材5(5a,5b)が1枚のフラット状フィルムを折り返した折り返し辺を有する場合、該折り返し辺自体を第1封止部4a又は第2封止部4bとしてもよい。また、帯状基材5(5a,5b)がインフレーション成形などで成形されたチューブ状フィルムである場合、チューブ状フィルムを扁平状に潰した端辺自体を第1封止部4a又は第2封止部4bとしてもよい。第1封止部4a又は第2封止部4bが、折り返し辺若しくはチューブ状フィルムを扁平状に潰した端辺である場合、当該折り返し辺又は当該端辺には、ミシン目加工、傷加工又はハーフカット加工などの脆弱部(不図示)が設けられていることが好ましい。この脆弱部を切り開くことで、第1封止部4a及び第2封止部4bが開封されて第1開口部6及び第2開口部7が形成される。
本実施形態に係る外袋1では、第1封止部4aは、第1開口部6の縁に沿って帯状基材5(5a,5b)の内壁面側に設けられた第1嵌合具の咬合部であり、第2封止部4bは、第2開口部7の縁に沿って帯状基材5(5a,5b)の内壁面側に設けられた第2嵌合具の咬合部であることが好ましい。外袋1を、カッターなどを用いずにより容易、かつ、安全に開封することができる。また、外袋1において帯状基材5(5a,5b)の内壁面同士が近接しやすいため、外袋1内で製品の位置が固定されて、給袋工程に於いて供給ミスの発生を防ぐことができる。
第1仕切り31及び第2仕切り32は、外袋1の筒形状の上端部及び下端部において収容部15を区画するための、向かい合う第1基材5aの内壁面及び第2基材5bの内壁面同士を固定した部分であり、例えば接着部又は熱溶着部を有することが好ましい。第1仕切り31及び第2仕切り32において、接着部又は熱溶着部は、イージーピール性を有さない接着部又は熱接着部であることが好ましい。第1仕切り31及び第2仕切り32において、接着部又は熱溶着部がイージーピール性を有すると、外袋1に収容された製品が第1仕切り31を突き破って外に出てしまい、外袋1が製品の整列状態を保持したままで一体化することができなくなるおそれがある。
第1仕切り31若しくは第2仕切り32のいずれか一方又は両方は、部分シール部30であり、かつ、易切断線40で囲まれている。以降、本明細書では、このような易切断線40で囲まれた部分シール部30を「易開封性仕切り」と称する。
部分シール部30は、スポットシールとも呼ばれ、第1封止部4aと第2封止部4bとの間の一部で第1基材5aの内壁面と第2基材5bの内壁面とを接合した部分である。部分シール部30の形状は、図1では一例として略長方形状である形態を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、略正方形状、略三角形状、略台形状、略円形状若しくは略楕円形状又はその他の変形形状であってもよい。本明細書において「・・形状」の前に付した「略」とは、細部にこだわらずおよその外形状を意味しており、そのものの形状の他、該そのものの形状に対して角の少なくとも一つを丸めたり角の少なくとも一つを落としたりした形状、又は歪めた形状などの各種変形形状を包含することを意味するものであり、例えば「略長方形状」は、長方形状、長方形の角の少なくとも一つを丸めたり角の少なくとも一つを落としたりした形状、又は長方形の角の少なくとも一つを直角以外の角度とした形状を包含する。
易切断線40は、帯状基材5の易切断線40を設けていない部分よりも相対的に切断容易な部分であり、例えば、ミシン目線(図1に図示)若しくはハーフカット線(不図示)の他、帯状の傷加工部(不図示)を包含する。易切断線40は、第1基材5aだけに設けられるか、第2基材5bだけに設けられるか、又は第1基材5a及び第2基材5bの両方に設けられてもよく、第1基材5a及び第2基材5bの両方に設けられることがより好ましい。易切断線40で囲まれた領域の形状は、図1では一例として略円形状である形態を示したが、部分シール部30を囲むことができればよく本発明はこれに限定されず、例えば、略正方形状、略長方形状、略三角形状、略台形状若しくは略楕円形状又はその他の変形形状であってもよい。また、易切断線40で囲まれた領域の形状は、部分シール部30の形状と同種の形状としてもよい。易切断線40で囲まれた領域の形状を部分シール部30の形状と同種の形状とする形態は、特に限定されないが、例えば図3(c)に示すように部分シール部30の形状及び易切断線40で囲まれた領域の形状をともに略長方形とする形態である。
本明細書において、「易開封性仕切り」とは、収容部15を区画する仕切りのうち、第1基材5aと第2基材5bとを相互に離れる方向に移動させたとき、易切断線40が切断されることで収容部15が容易に開封される仕切りをいう。すなわち、第1基材5aと第2基材5bとを相互に離れる方向に移動させると、部分シール部30の周囲に設けられた易切断線40が切断されて易開封性仕切りによって封止されていた収容部15が開封される。
本実施形態では、外袋1が単独外袋1Aである場合、第1仕切り31又は第2仕切り32の少なくともいずれか一方が易開封性仕切りであればよく、第1仕切り31又は第2仕切り32の他方は、収容部15を区画できればどのような形態であってもよい。易開封性仕切り以外の仕切りの形態としては、例えば、仕切りが、部分シール部30であり、かつ、易切断線40で囲まれていない形態、又は外袋1の短手方向Yの全体にわたって第1基材5aの内壁面と第2基材5bの内壁面とを連続的又は断続的に接合した全体シール部である形態がある。以降、本明細書では、このような仕切りをまとめて「非開封性仕切り」と称する。本明細書において、「非開封性仕切り」とは、収容部15を区画する仕切りのうち、第1基材5aと第2基材5bとを相互に離れる方向に移動させても、仕切りによる第1基材5a及び第2基材5b同士の固定が解除されず、収容部15が開封されない仕切りをいう。すなわち、第1基材5aと第2基材5bとを相互に離れる方向に移動させても、第1基材5aと第2基材5bとは非開封性仕切りによって相互に固定されているので離れず、収容部15は封止されたままとなる。単独外袋1Aは、例えば、第1仕切り31が易開封性仕切りであり、かつ、第2仕切り32が非開封性仕切りである形態、第1仕切り31が非開封性仕切りであり、かつ、第2仕切り32が易開封性仕切りである形態、第1仕切り31及び第2仕切り32の両方が易開封性仕切りである形態を包含する。第1仕切り31又は第2仕切り32の一方だけが易開封性仕切りである場合、易開封性仕切り側から第1基材5aと第2基材5bとを相互に引き離すことで、収容部15を容易に開封することができる。また、収容部15の全体を開封後、帯状基材5の長手方向Xの易開封性仕切り側とは反対側では非開封性仕切りによって第1基材5a及び第2基材5bが一連化される。
本実施形態に係る外袋1では、図1に示すように、第1仕切り31及び第2仕切り32の両方が、部分シール部30であり、かつ、易切断線40で囲まれていることが好ましい。第1仕切り31及び第2仕切り32の両方を易開封性仕切りとすることで、外袋1を第1仕切り31側及び第2仕切り32側のどちら側からでも開封することができる。
本実施形態に係る外袋1では、図1に示すように複数個の第1仕切り31を短手方向Yに沿って並列することで、収容部15の長手方向Xの一方側を区画していてもよい。また、本実施形態に係る外袋1では、複数個の第2仕切り32を短手方向Yに沿って並列することで、収容部15の長手方向Xの他方側を区画していてもよい。短手方向Yに沿って並列する第1仕切り31a,31bの数又は第2仕切り32a,32bの数は、図1では一例として2個である形態を示したが、本発明はこれに限定されず、3個以上であってもよい。複数個の第1仕切り31a,31bが短手方向Yに沿って並列する場合又は複数個の第2仕切り32a,32bが短手方向Yに沿って並列する場合、第1仕切り31a,31b同士の間隔又は第2仕切り32a,32b同士の間隔は、収容部15に収容する製品が隣り合う第1仕切り31a,31b同士の間又は第2仕切り32a,32b同士の間をすり抜けて収容部15の外に出ない程度の間隔であればよく、特に限定されない。
第1仕切り31と第2仕切り32との間隔は、収容部15に収容しようとする製品の整列体の整列長さに応じて適宜設定すればよく特に限定されないが、例えば10~100cmである。
収容部15は、第1側辺11と、第2側辺12と、第1仕切り31と、第2仕切り32と、で囲まれた、向かい合う基材5a,5b同士の間の空間であり、製品の整列体の収容空間となる。
図3は、部分シール部が線状辺を有する形状の具体例を示す概略平面図であり、(a)は点状シール部を短手方向に複数個連ねた形状、(b)は長軸を短手方向に向けた略楕円形状、(c)長辺を短手方向に向けた略長方形状を示す。本実施形態に係る外袋1では、部分シール部30は、図3(a)~(c)に示すように、収容部15に面する部分に帯状基材5の短手方向Yに沿って線状に延びる線状辺33を有することが好ましい。線状辺33は、例えば、曲線状の辺及び直線状の辺を包含する。線状辺33が曲線状の辺である場合、線状辺33は、例えば、図3(a)に示すように、複数個の点状シール部を短手方向Yに沿って一直線上に連ねることで形成された複数個の半円弧を連ねた曲線であるか、又は図3(b)に示すように、楕円の長軸を両端とする楕円弧であってもよい。線状辺33が直線状の辺である場合、線状辺33は、例えば、図3(c)に示すように、長方形の長辺であってもよい。第1仕切り31及び第2仕切り32が1つの点状シール部などのように収容部15に面する部分が点状である場合、製品入り外袋を搬送時に製品が外袋1内で移動して部分シール部30に接触すると、製品が部分シール部30に与える圧力が高くなるため、部分シール部30が意図せず剥離するおそれがあるところ、収容部15に面する部分に線状辺33を有することで部分シール部30が製品から受ける圧力が分散されるので部分シール部30が意図せず剥離することを防止することができる。線状辺33の短手方向Yの長さは、2mm以上であることが好ましく、4mm以上であることがより好ましい。線状辺33を有する形状の例は、図3(a)~(c)に示すような形状の他、例えば、一辺を収容部15に面するように向けた略三角形状(不図示)、上底又は下底を収容部15に面するように向けた略台形状(不図示)である。図3(a)~(c)に示す部分シール部30の形状及び易切断線40で囲まれた領域の形状の組合せは一例であり、組合せは適宜変更することができる。
図4は、外袋が一連化シール部を有する形態の一例を示す概略平面図である。本実施形態に係る外袋1は、図4に示すように、第2仕切り32よりも第4側辺14側の領域に設けられた一連化シール部34を有し、一連化シール部34は、易切断線で囲まれていないことが好ましい。外袋1を第1仕切り31側から開封することで第1封止部4a及び第2封止部4bが第1仕切り31側から順次開封された後、一連化シール部34によって第1基材5aと第2基材5bとが端部で一連化される。このため、製品の供給後、第1基材5a及び第2基材5bの両方をひとまとまりで回収することができる。一連化シール部34は、向かい合う第1基材5aの内壁面及び第2基材5bの内壁面同士を固定したイージーピール性を有さない接着部又は熱溶着部であり、図4に示すように、部分シール部であってもよいし、全体シール部であってもよい。また、図4では一例として一連化シール部34が第2仕切り32よりも第4側辺14側の領域に設けられた形態を示したが、本発明はこれに限定されず、一連化シール部34が第1仕切り31よりも第3側辺13側の領域に設けられてもよい(不図示)。この場合、外袋1は第2仕切り32側から開封される。
また、一連化シール部34を設ける代わりに次のような形態としても、一連化シール部34を設けた場合と同様の効果が得られる。図5は、第1仕切りが易開封性仕切りであり、第2仕切りが非開封性仕切りである形態の一例を示す概略平面図である。本実施形態に係る外袋1では、第1仕切り31は部分シール部30であり、かつ、易切断線40で囲まれており、第2仕切り32は、第1封止部4aと第2封止部4bとの間の一部又は全体で向かい合う第1基材5aと第2基材5bとを接着した第2シール部であり、かつ、易切断線で囲まれていないことが好ましい。第2シール部は非開封性仕切りであり、第1基材5aと第2基材5bとを相互に離れる方向に移動させても剥離しないので、第2シール部によって第1基材5aと第2基材5bとが端部で一連化される。このため、製品の供給後、第1基材5a及び第2基材5bの両方をひとまとまりで回収することができる。図5では、一例として第1仕切り31が易開封性仕切りであり、第2仕切り32が非開封性仕切りである形態を示したが、本発明はこれに限定されず、第2仕切り32が易開封性仕切りであり、第1仕切り31が非開封性仕切りであってもよい。前者の場合(図5に図示)、外袋1は第1仕切り31側から開封され、後者の場合、外袋1は第2仕切り32側から開封される。また、第2シール部は、図5に示すように部分シール部であるか、又は全体シール部であってもよい。第2シール部が部分シール部である場合、図5に示すように複数個の部分シール部を短手方向Yに沿って並列してもよい。
図6は、部分シール部及び易切断線で囲まれた領域が先細りとなる形状を有する一例を示す概略平面図である。図6では代表して第1仕切り31の例を示しているが、第2仕切り32も同様の形状とすることができる。本実施形態に係る外袋1では、図6に示すように、部分シール部30は、線状辺33から収容部15側とは反対側に向かうにしたがって先細りとなる形状を有することが好ましい。線状辺33から収容部15側とは反対側に向かうにしたがって先細りとなる形状とは、短手方向Yにおける線状辺33の長さが最も長く、線状辺33に対向する部分の長さが最も短くなる形状をいう。このような形状は、例えば、図6に示すように二つの角が直角かつ連続している略直角五角形状であって両端に二つの直角を有する辺を線状辺33として収容部15に面するように配置した略直角五角形状、一辺を線状辺33として収容部15に面するように配置した略三角形状(不図示)又は長辺を線状辺33として収容部15に面するように配置した略台形状(不図示)を包含する。部分シール部30を先細りとなるシール形状とすることで、外袋1を開封時に部分シール部30の引っ掛かりを弱めて易切断線40でより確実に切断することができる。
図7は、部分シール部及び易切断線で囲まれた領域が先細りとなる形状を有する別の例を示す概略平面図である。図7では代表して第1仕切り31の例を示しているが、第2仕切り32も同様の形状とすることができる。図6では一例として1個のシール部自体の形状を先細り形状とする形態を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば図7に示すように複数個のシール部が集まって全体の外形状Sが先細り形状となる形態を包含する。複数個のシール部が集まって全体の外形状Sが先細り形状となる形態は、例えば、図7に示すように、線状辺33として複数個の点状シール部を短手方向Yに沿って一直線上に連ねることで形成された複数個の半円弧を連ねた曲線を形成する基端シール部30bと、基端シール部30bに対向する位置に設けられた1個の点状シール部からなる先端シール部30aとを組み合わせた形態である。図7に示す形態では、複数個のシール部の全体の外形状Sが略三角形状となり、線状辺33から収容部15側とは反対側に向かうにしたがって先細りとなる形状となっている。
また、部分シール部30が図6又は図7に示すように線状辺33から収容部15側とは反対側に向かうにしたがって先細りとなる形状を有するとき、易切断線40で囲まれた領域は、収容部15から離れるにしたがって先細りとなる形状を有することが好ましい。収容部15から離れるにしたがって先細りとなる形状とは、収容部15に面する部分の長さが最も長く、収容部15に面する部分に対向する部分の長さが最も短くなる形状をいう。このような形状は、例えば、図6又は図7に示すように一辺を収容部15に面するように配置した略三角形状、二つの角が直角かつ連続している略直角五角形状であって両端に二つの直角を有する辺を収容部15に面するように配置した略直角五角形状又は長辺を収容部15に面するように配置した略台形状(不図示)を包含する。易切断線40で囲まれた領域を先細りとすることで、外袋1を開封時に易切断線40でより確実に切断することができる。図6では一例として部分シール部30の形状が略台形状であり、易切断線40で囲まれた領域の形状が略三角形状である形態を示したが、易切断線40で囲まれた領域の形状を部分シール部30の略台形状に合わせて略台形状に変形してもよい。図7では部分シール部30の略三角形状に合わせて易切断線40で囲まれた領域の形状も略三角形状としている。
図8及び図9は、易切断線で囲まれた領域が凸部を有する形状の例を示す概略平面図である。本実施形態に係る外袋1では、易切断線40で囲まれた領域は、図8又は図9に示すように、長手方向Xのいずれか一方又は両方に向けて凸となる凸部43を有することが好ましい。外袋1を凸部43が突となっている側から開封することで、外袋1を開封時に第1仕切り31又は第2仕切り32の引っ掛かりを弱めて易切断線40でより確実に切断することができる。凸部43の形状は、易切断線40で囲まれた領域の他の部分に対して長手方向Xに向けて相対的に突出している形状であればよく、特に限定されないが、例えば、図8及び図9に示すように尖形状であることが好ましい。本明細書において、尖形状とは、山型などの中央部が高く、中央部の周囲が低くなっている形状をいう。凸部43が尖形状である場合、凸部43の内角は、図8に示すように90°を超えていてもよいが、図9に示すように90°以下であることがより好ましい。易切断線40は、図8に示すように長手方向Xの一方だけに向けて凸となる凸部43を有するか、図9に示すように長手方向Xの両方に向けてそれぞれ凸となる凸部43を有していてもよいが、長手方向Xの両方向から開封できる点で、長手方向Xの両方に向けてそれぞれ凸となる凸部43を有することが好ましい。易切断線40で囲まれた領域が凸部43を有するとき、部分シール部30の形状は図9に示すように、線状辺33から収容部15側とは反対側に向かうにしたがって先細りとなる形状を有することが好ましい。図9では、一例として部分シール部30が略長方形状の長辺を線状辺33とする基端シール部30bと、基端シール部30bに対向する位置に設けられた1個の点状シール部からなる先端シール部30aとを組み合わせて複数個のシール部の全体の外形状Sが略三角形状となる形態を示したが、本発明はこれに限定されない。
図10は、外袋が立設部を有する形態の一例を示す概略平面図である。図11は、図10のB-Bに沿う概略断面図である。本実施形態に係る外袋1では、第1基材5a及び第2基材5bは、第1封止部4aと第2封止部4bとで挟まれた部分に位置し第1側辺11及び第2側辺12に並列する立設部16(16a,16b)をそれぞれ有し、立設部16(16a,16b)は、第1基材5aの内壁面同士を向かい合わせに配置して接着した部分16a及び第2基材5bの内壁面同士を向かい合わせに配置して接着した部分16bであることが好ましい。立設部16(16a,16b)は、収容部15の上方及び下方に位置し、基材5a,5bを収容部15の外側に引き出して基材5a,5bの内壁面同士を接合した接着部又は熱溶着部である。図10に示す二点鎖線Tは外袋1が立設部16(16a,16b)を有さない場合の外形状を示すところ、外袋1が立設部16(16a,16b)を有することで外袋1の短手方向Yの長さ(幅)を狭めることができる。立設部16(16a,16b)の引き出し長さLを長くするほど外袋1の幅は狭くなり、外袋1に収容する製品の幅に応じて外袋1の幅を容易に調整することができる。このため、外袋1に収容する製品の幅に合わせて様々な幅の帯状基材5を用意しなくても、製品の幅に合わせて立設部16(16a,16b)の引き出し長さLを調整することで、外袋1の幅を狭めて余白を最小限として製品を外袋で包むことができる。その結果、製品を供給時に製品の整列体を乱れにくくすることができる。また、製品の幅の大小にかかわらず外袋の基材を汎用することができるので、製品の幅に合わせた基材5をその都度用意する必要がなくなる。立設部16(16a,16b)は図11に示すように帯状基材5a,5bの外表面に対して遊離して立たせた状態であってもよいし、帯状基材5a,5bの外表面に沿わせて折り曲げたり帯状基材5a,5bの外表面に固定したりして寝かせた状態としてもよい(不図示)。
図12は、本実施形態に係る外袋であって、外袋が連続外袋である形態の一例を示す概略平面図である。ここまで、外袋1が単独外袋1Aである形態について説明してきたが、本実施形態に係る外袋1は図12に示すような連続外袋1Bであってもよい。例えば図1に示す単独外袋1Aでは第1仕切り31の収容部15側とは反対側及び第2仕切り32の収容部15側とは反対側に縁辺(第3側辺13及び第4側辺14)があるのに対して、連続外袋1Bでは図12に示すように第1仕切り31の収容部15(151)側とは反対側及び第2仕切り32の収容部15(151)側とは反対側に縁辺の代わりに別の収容部15(150,152)が連なっている。この点以外は、連続外袋1Bは、図1~図11に示す単独外袋1Aと基本的な構成を同じくする。例えば、第1仕切り31及び第2仕切り32の形状を図1~図9に例示するように適宜変形してもよく、また図10及び図11に示すように立設部16を設けてもよい。このため、共通する構成については説明を省略し、異なる構成について説明する。
本実施形態では、外袋1が連続外袋1Bである場合、連続外袋1Bでは、図12に示すように、収容部151の長手方向Xの一方側(図12において長手方向Xを表す両矢印のうち上向きの矢印が指す方向)を区画する第1仕切り31は収容部151の長手方向Xの一方側に連なる別の収容部150の第2仕切り32と兼用され、収容部151の長手方向Xの他方側(図12において長手方向Xを表す両矢印のうち下向きの矢印が指す方向)を区画する第2仕切り32は収容部151の長手方向Xの他方側に連なる別の収容部152の第1仕切り31と兼用され得る。また、図示しないが、各収容部150,151,152の長手方向Xの両端部に収容部150,151,152専用の第1仕切り31及び第2仕切り32を設けてもよい。この場合、図12に図示する収容部151の第1仕切り31は収容部151専用の第1仕切り31となり、該第1仕切り31の収容部151側とは反対側に収容部150専用の第2仕切り(不図示)が並列する。また、図12に図示する収容部151の第2仕切り32は収容部151専用の第2仕切り32となり、該第2仕切り32の収容部151側とは反対側に収容部152専用の第1仕切り(不図示)が並列する。このように、各収容部150,151,152の長手方向Xの両端部に収容部150,151,152専用の第1仕切り31及び第2仕切り32を設ける場合、並列する収容部151専用の第1仕切り31と収容部150専用の第2仕切り(不図示)との間、及び収容部151専用の第2仕切り32と収容部152専用の第1仕切り(不図示)との間には、外袋1Bの短手方向Yを横断するミシン目などの切り離し線(不図示)などを設けてもよい。切り離し線(不図示)で切り離すことで、図1に示すような単独外袋1Aを形成することができる。
連続外袋1Bでは、第1仕切り31及び第2仕切り32の両方が易開封性仕切りであることが好ましい。長手方向Xに連なる収容部150,151,152を順次開封して、各収容部150,151,152に収容した製品を順次給袋装置に供給することができる。また、連続外袋1Bでは、第1仕切り31及び第2仕切り32が非開封性仕切りではないことが好ましい。
図13は、本実施形態に係る連続外袋の巻き取り品の一例を示す概略図である。本実施形態に係る外袋(連続外袋)1Bは、横断面が扁平状態でロール巻き(図13に図示)、カセ巻き(不図示)又はつづら折り(不図示)されている巻き取り品50である形態を包含する。図13では、ロール巻きの一形態として、ボビン51に連続外袋1Bが巻かれている形態を示した。図13において、ボビン51は回転軸52を中心として回転させられることで、巻取りが行われる。ボビン51の代わりに円筒状の芯に芯巻きする形態としてもよく(不図示)、また、ボビン51を用いずに、無芯巻きとしてもよい(不図示)。また、連続外袋1Bは、横断面が扁平状態でロール巻きする代わりに、横断面が扁平状態でカセ巻き又はつづら折りされていてもよい(不図示)。ここで横断面が扁平状態とは、基材5a,5bの内壁面同士が接触し合っている状態をいい、収容部15に製品が収容された場合は、製品の断面形状を反映して断面が細長形状となっている状態をいう。連続外袋1Bに製品を収容して製品入り外袋とした場合、製品入り外袋は横断面が扁平状態となることで筒内の空間が脱気された状態となるため帯状のような形状となるところ、製品入り外袋の外壁面同士が接触し合うように巻かれることが好ましい。巻かれた製品入り外袋の嵩を小さくすることが出来る。また、つづら折りされる形態、すなわち、ジグザグ状に畳まれる形態においても、製品入り外袋は、横断面が扁平状態となることで筒内の空間が脱気された状態となるため帯状のような形状となるところ、製品入り外袋の外壁面同士が接触し合うように折られて畳まれることが好ましい。つづら折りされた製品入り外袋の嵩を小さくすることが出来る。
図14は、本実施形態に係る製品入り外袋の一例を示す概略平面図である。図15は、図14のC-Cに沿う概略断面図である。本実施形態に係る製品入り外袋100は、本実施形態に係る外袋1(1A,1B)と複数個の製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnとを備え、収容部15内に製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnの一部が重なるように製品袋p1,p2,p3,p4・・・pn同士をずらしながら外袋1(1A,1B)の長手方向Xに沿って一列に積み重ねられた複数個の製品袋(p1,p2,p3,p4・・・pn)の整列体3を収容することによって、整列体3を保持したままで一体化する。図14では代表して外袋1が単独外袋1Aである形態を示したが、本発明はこれに限定されず、外袋1が連続外袋1Bであってもよい。
製品入り外袋100において、製品袋p1は商品となる袋体である。製品袋p1は、図14では一例として開口部と収容部を有するプラスチック樹脂製の袋体であり、開口部の端に沿ってチャックが設けられていた所謂チャック袋である形態を示したが、本発明はこれに限定されず、平袋、スタンディングパウチ又はスパウトパウチなどのチャックを有さない袋体であってもよい。製品袋p2,p3,p4,・・・,pnは製品袋p1と同じ構造を有する袋体である。製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnは、平坦な構造を有するため、図14に示すように、一部が重なるように一列に積み重ねられた整列体3の状態とすることが可能である。本実施形態では、一部が重なるように一列に積み重ねられた複数個の製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnは、製品入り外袋100の形態とすることで、一体化されるため、単に「整列体3」と表現することがある。
整列体3は、図14に示すように、複数個の製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnが一列に並んでひとまとまりになった状態を含む。整列体3では、複数個の製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnは、製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnの一部が重なるように端をずらして積み重ねられ、かつ、外袋1(1A,1B)の筒の長さ方向Xに沿って一列に連続又は間欠で配列している。整列体3では、複数個の製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnが長手方向Xに沿って連続で配列しているか、又は間欠で配列、すなわち途中で途切れた箇所を有するように配列していてもよい。このうち、整列体3のずれが生じにくい点で、連続で配列していることがより好ましい。製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnがチャック袋である場合、複数個の製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnは、隣り合う製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pn同士でチャックが重ならないように、製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnの開口部の縁をずらしながら製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnの一部だけを重ねて外袋1(1A,1B)の長手方向Xに沿って一列に配列することが好ましい。チャックは製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnのチャック以外の部分よりも相対的に厚さが厚いところ、チャックが重ならないように配列することで、整列体3の厚さを最小限にすることができる。この整列体3を外袋1(1A,1B)で一体に包み込むことで、製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnの配列が崩れることを防止して、給袋装置で製品袋p1,p2,p3,p4,・・・,pnを効率的に供給することができる。
製品入り外袋100は、図14に示すように、整列体3を外袋1(1A,1B)で包み込む。ここで、整列体3を収容したときの外袋1(1A,1B)の幅は、整列体3の幅よりもわずかに大きいことが好ましく、例えば、1~10mm大きいことが好ましく、このとき、外袋1(1A,1B)は、第1封止部4a及び第2封止部4bを閉じたとき、整列体3の配列が崩れない程度の保持力を持つことが好ましい。整列体3における製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnの積み重ねの状態を保持したままでより一体化できると共に、筒内部に余分な空気が入り込まないので、嵩の増加を抑制することができる。
製品入り外袋100は、整列体3を運搬若しくは保管またはそれら両方を行うときにバルクとして取り扱うことを可能とするのみならず、製袋機から順次製造される製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnの配列状態を固定化することが可能であるので製袋機と充填機とが異なる場所になったとしても実質的にインライン化の再現をすることを可能とする。また、製品である袋体を所定枚数単位で容易に管理することができる。外袋1が単独外袋1Aである場合、製品入り外袋100は、所定の個数ごとに、段ボール、トレー又はパレットなどの梱包用具(不図示)でひとまとまりにされて保管されることが好ましい。また、外袋1が連続外袋1Bである場合、製品入り外袋100は、例えば図13に示すように横断面が扁平状態でロール巻きで保管されていてもよいし、カセ巻き(不図示)又はつづら折り(不図示)されていてもよい。
本実施形態に係る製品入り外袋100は、例えば特許文献5に記載された製造方法、特には特許文献5の図18に開示される製造装置で製造することができる。第1仕切り31及び第2仕切り32は、製品袋の整列体において製品袋を配置しない非配置部に相当する箇所に熱シール器を押し付けながら、向かい合う帯状基材5a,5bの内壁面同士を熱溶着することで部分シール部30を形成した後、部分シール部30を囲むように易切断線40を形成することで設けることが好ましい。また、部分シール部30は、製品袋の整列体において製品袋を配置しない非配置部に相当する箇所において、向かい合う帯状基材5a,5bの内壁面同士を接着させることによって形成してもよい。外袋が単独外袋1Aである場合、帯状基材5(5a,5b)を予め所定の長さで切断した後、製品袋p1,p2,p3,p4・・・,pnを収容してもよいし、例えば特許文献5の図18に示されるような長尺の帯状基材5(5a,5b)に製品袋p1,p2,p3,p4・・・,pnを収容した後、帯状基材5(5a,5b)を予め所定の長さで切断してもよい。
図16~図19を参照して、本実施形態に係る給袋装置900について説明する。図16~図19では代表して外袋1が単独外袋1Aである製品入り外袋100を用いた例を説明するが、外袋1が連続外袋1Bである製品入り外袋(不図示)を用いる場合も給袋装置900で製品袋を供給することができる。本実施形態に係る給袋装置900は、本実施形態に係る製品入り外袋100に収容された製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを順々に充填機(不図示)に供給する給袋装置であって、図16及び図17に示すように、製品入り外袋100を搬送する搬送器具901と、第1基材5aと第2基材5bとを引き離す開封器具902と、図18に示すように、外袋1(1A,1B)から出てきた整列体3から製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを充填機に供給する供給器具903と、図19に示すように、開封器具902で引き離された第1基材5a及び第2基材5bを回収する回収器具904と、を備える。
搬送器具901は、製品入り外袋100を帯状基材5の長手方向Xに移動させる装置であり、例えば、図16に示すように、ベルトコンベアである。搬送器具901は、第1基材5a又は第2基材5bを固定する固定機構を有することが好ましい。固定機構は、例えば、搬送器具901がベルトコンベアである場合、例えばベストコンベアの搬送面に孔が設けられて下方から吸引する吸引装置である。搬送器具901は固定機構を有することで、第1基材5a又は第2基材5bのうち搬送面に面する基材の表面を吸引・吸着して固定しながら製品入り外袋100を帯状基材5の長手方向Xに移動させることができる。外袋1が連続外袋1Bである場合、搬送器具901は、図16に示すようにベルトコンベアであってもよいし、製品入り外袋が水平状態を保持できる程度のテンションをかけて製品入り外袋をピンチロールで挟みながら搬送する機構であってもよい(不図示)。
開封器具902は、搬送器具901によって搬送される製品入り外袋100の第1基材5aと第2基材5bとを引き離して外袋1(1A,1B)を開封する装置であり、例えば、図17に示すように、第1基材5a又は第2基材5bのうち搬送器具901の搬送面側とは反対側となる基材の表面の一部を吸着し、吸着したまま移動することができる吸着アームである。
供給器具903は、開封器具902によって開封された外袋1(1A,1B)から製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを順々に充填機へ向けて供給する装置であり、例えば、例えば図18に示すように、吸着部903aと搬送部903bとを有することが好ましい。吸着部903aは、製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを一つずつ吸着して搬送部903bの搬送面上へ載せる装置であり、例えば吸着アームである。搬送部903bは、製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを充填機へ向けて搬送する装置であり、例えばベルトコンベアである。また、供給器具903は、整列した製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnの先頭の製品袋p1を検知する検知部(不図示)を更に有することが好ましい。検知部は、搬送器具901の搬送面の所定位置を製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnが通過したことを検知する装置であり、例えば光電センサである。
回収器具は、第1基材5a及び第2基材5bを回収する装置であり、例えば、図19に示すように、開封器具902が第1基材5a又は第2基材5bのうち搬送面側とは反対側の基材(図19では第1基材5a)の回収器具を兼ねていてもよい。第1基材5a又は第2基材5bのうち搬送面側の基材(図19では第2基材5b)の回収器具は、該第2基材5bを搬送面から下方に引き込む引き込み機構904であってもよい。引き込み機構904は、例えば、図19に示すように、搬送器具901として2台のベルトコンベア901A,901Bを直列に配置して、上流側のベルトコンベア901Aで第2基材5bを吸引し続けることで、2台のベルトコンベア901A,901B間の境目において該第2基材5bを搬送面から下方に引き込む機構である。また、外袋1が連続外袋1Bである場合、回収器具は、第1基材5a及び第2基材5bをそれぞれ巻き取って回収する巻取り機構であってもよい(不図示)。
図16~図19を参照して、本実施形態に係る供給方法について説明する。本実施形態に係る供給方法は、本実施形態に係る給袋装置900で製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを供給する供給方法であって、搬送器具901で製品入り外袋100を搬送する工程Aと、開封器具902で第1基材5aと第2基材5bとを引き離し、外袋1を開封する工程Bと、外袋1から出てきた整列体3から製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを供給器具903で順々に充填機に供給する工程Cと、工程Bで引き離された第1基材5a及び第2基材5bを回収器具904で回収する工程Dと、を含む。
工程Aでは、図16に示すように製品入り外袋100が搬送器具901で搬送される。このとき、搬送器具901の吸着機構によって第1基材5a又は第2基材5bのうち搬送面に面する基材(図16では第2基材5b)の表面を吸引・吸着して固定しながら製品入り外袋100を帯状基材5の長手方向Xに移動させることが好ましい。搬送方向Zは帯状基材5の長手方向Xと同じ方向であり、製品入り外袋100は、易開封性仕切りが搬送方向Zの最上流側に位置するように搬送される。図16では、第1仕切り31及び第2仕切り32の両方が易開封性仕切りである例を示したので、図16に示すように第1仕切り31が第2仕切り32よりも搬送方向Zの上流側に位置するように搬送されてもよいし、図示しないが第2仕切り32が第1仕切り31よりも搬送方向Zの上流側に位置するように搬送されてもよい。例えば図4に示すように外袋1Aが一連化シール部34を有する場合、製品入り外袋100は、一連化シール部34が搬送方向Zの最下流側に位置するように搬送されることが好ましい。また、図5に示すように第2仕切り32が非開封性仕切りである場合、製品入り外袋100は、非開封性仕切りが搬送方向Zの最下流側に位置するように搬送されることが好ましい。外袋1が単独外袋1Aである場合、製品入り外袋100は、所定の個数ごとに、段ボール、トレー又はパレットなどの梱包用具(不図示)でひとまとまりにされており、梱包用具から吸着アームで製品入り外袋100を一つずつ吸い上げて搬送器具901に載せられることが好ましい。また、外袋1が連続外袋1Bである場合、製品入り外袋100は長手方向Xに繰り出されて、搬送器具901上に載せられることが好ましい。
工程Bでは、図17に示すように、第1基材5a又は第2基材5bのうち上側となる基材(図16では第1基材5a)の表面を開封器具902で吸着して持ち上げる。そうすると、易開封性仕切り(図17では第1仕切り31)の易切断線40が切断されて外袋1が開封する。製品入り外袋100は搬送器具901によって搬送方向Zに移動しているので、第1基材5aを開封器具902で持ち上げるだけで搬送方向Zの上流側から下流側に向けて次々に第1封止部4a及び第2封止部4bが開封されていき、第1基材5aが第2基材5bから引き離され、第1基材5aと第2基材5bとの間に挟まれていた整列体3が露出される。易開封性仕切りにおいて易切断線40で囲まれた領域が図6若しくは図7に示すように易切断線40で囲まれた領域が先細りとなる形状を有する場合又は易切断線40で囲まれた領域が図8若しくは図9に示すように凸部43を有する場合、易切断線40が先細りの先端側又は凸部43の先端側から切断され始めるので、易切断線40の切断時の抵抗が小さくなって切断されやすい。また、部分シール部30が図6、図7又は図9に示すように先細りとなる形状を有する場合、先細りの先端側から第1基材5aと第2基材5bとが引き離されるので、部分シール部30の引っ掛かりが小さくなって第1基材5aと第2基材5bの引き離しをよりスムーズに行うことができる。
工程Cでは、搬送器具901の搬送面上を流れてきた製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnを検知部が検知すると吸着部903aが製品袋p1を一つ吸着して搬送部903bの搬送面上へ載せる。搬送部903bの搬送面上に載せられた製品袋p1は充填機へ向けて搬送される。工程Cでは、供給器具903が前記の動作を製品袋p2,p2,p3,p4,・・・pnについても順次行うことで、整列体3から製品袋p1,p2,p3,p4,・・・pnが全自動で順々に充填機へ供給される。
工程Dでは、図19に示すように、第2基材5bから完全に引き離された第1基材5aは開封器具902によって所定の回収場所に回収され、第2基材5bは引き込み機構904によって搬送器具901の搬送面から下方に引き込まれて所定の回収場所に回収される。外袋1Aが図4に示すように一連化シール部34を有する場合又は第2仕切り32が非開封性仕切りである場合、工程Dでは、開封器具902は、第1封止部4a及び第2封止部4bの全長にわたって第1基材5aと第2基材5bとを引き離した後、吸着を止めて第1基材5aを離す。そして、引き込み機構904によって第2基材5bが搬送面から下方に引き込まれると続けて第1基材5aも搬送面から下方に引き込まれて所定の回収場所に回収される。また、外袋が連続外袋1Bである場合、工程Dでは、第1基材5aと第2基材5bとがそれぞれ巻き取られて回収されてもよい。
以上の通り、本実施形態に係る外袋1(1A,1B)及びそれを用いた製品入り外袋100によれば、複数個の製品袋のとりまとめ及び箱詰めを全自動で行うことができる。また、本実施形態に係る給袋装置900及びそれを用いた供給方法によれば、製品入り外袋100から複数個の製品袋を充填機に全自動で供給することができる。また、製品入り外袋100では外袋1(1A,1B)によって複数個の製品袋が整列体の状態を保持したままで一体化されているので、製品袋の供給工程において供給ミスの発生を抑制することができる。
本実施形態は、複数の形態があり、本発明の効果を奏する範囲において、各実施形態の一部を適宜入れ替えして、変形することが可能である。
本実施形態においては、外袋1(1A,1B)を用いて、複数個の製品袋p1,p2,p3,p4・・・pnを包むことによって製品入り外袋とした形態を説明したが、製品として図14及び図15に示した袋体に限定されず、例えば、カード形状の製品にも適用することができ、また、カード形状を有していない製品を等間隔で一列に配列させて、その状態を保持するように外袋1(1A,1B)で包むことも可能である。
1(1A,1B) 外袋
1A 単独外袋
1B 連続外袋
3 整列体
4a 第1封止部
4b 第2封止部
5(5a,5b) 帯状基材
5a 第1基材
5b 第2基材
6 第1開口部
7 第2開口部
11 第1側辺
12 第2側辺
13 第3側辺
14 第4側辺
15,150,151,152 収容部
16(16a,16b) 立設部
30 部分シール部
30a 先端シール部
30b 基端シール部
31,31a,31b 第1仕切り
32,32a,32b 第2仕切り
33 線状辺
34 一連化シール部
40 易切断線
43 凸部
50 巻き取り品
51 ボビン
52 回転軸
100 製品入り外袋
900 給袋装置
901 搬送器具
901A,901B ベルトコンベア
902 開封器具
903 供給器具
903a 吸着部
904b 搬送部
904 回収器具
p1,p2,p3,p4・・・pn 製品袋
X 長手方向
Y 短手方向(幅方向)
Z 搬送方向

Claims (14)

  1. 帯状基材として相互に重ね合わされた第1基材と第2基材とを有する外包装用の外袋であって、
    前記外袋は、前記帯状基材の長手方向に延びる第1側辺と、該第1側辺に平行する第2側辺と、前記第1側辺に沿って設けられた第1開口部と、該第1開口部を封止する第1封止部と、前記第2側辺に沿って設けられた第2開口部と、該第2開口部を封止する第2封止部と、前記長手方向に沿って互いに所定の間隔をあけて設けられた第1仕切り及び第2仕切りと、前記第1仕切りと前記第2仕切りとの間に設けられた収容部と、を有し、
    前記第1仕切り若しくは前記第2仕切りのいずれか一方又は両方は、
    前記第1封止部と前記第2封止部との間の一部で向かい合う前記第1基材と前記第2基材とを接合した部分シール部であり、かつ、
    前記第1基材若しくは前記第2基材のいずれか一方又は両方に設けられた易切断線で囲まれていることを特徴とする外袋。
  2. 前記外袋は、前記第1仕切りの前記収容部側とは反対側で前記第1側辺の端と前記第2側辺の端とを結ぶ第3側辺と、前記第2仕切りの前記収容部側とは反対側で前記第1側辺の端と前記第2側辺の端とを結ぶ第4側辺と、を有することを特徴とする請求項1に記載の外袋。
  3. 前記第1仕切り及び前記第2仕切りの両方は、
    前記部分シール部であり、かつ、
    前記易切断線で囲まれていることを特徴とする請求項2に記載の外袋。
  4. 前記外袋は、前記第1仕切りよりも前記第3側辺側の領域又は前記第2仕切りよりも前記第4側辺側の領域に設けられた一連化シール部を有し、
    該一連化シール部は、易切断線で囲まれていないことを特徴とする請求項3に記載の外袋。
  5. 前記第1仕切り又は前記第2仕切りのいずれか一方は、
    前記部分シール部であり、かつ、
    前記易切断線で囲まれており、
    前記第1仕切り又は前記第2仕切りのいずれか他方は、
    前記第1封止部と前記第2封止部との間の一部又は全体で向かい合う前記第1基材と前記第2基材とを接合した第2シール部であり、かつ、
    易切断線で囲まれていないことを特徴とする請求項2に記載の外袋。
  6. 前記部分シール部は、前記収容部に面する部分に前記帯状基材の短手方向に沿って線状に延びる線状辺を有することを特徴とする請求項1に記載の外袋。
  7. 前記部分シール部は、前記線状辺から前記収容部側とは反対側に向かうにしたがって先細りとなる形状を有することを特徴とする請求項6に記載の外袋。
  8. 前記易切断線で囲まれた領域は、前記収容部から離れるにしたがって先細りとなる形状を有することを特徴とする請求項7に記載の外袋。
  9. 前記易切断線で囲まれた領域は、前記長手方向のいずれか一方又は両方に向けて凸となる凸部を有することを特徴とする請求項1に記載の外袋。
  10. 前記第1基材及び前記第2基材は、前記第1封止部と前記第2封止部とで挟まれた部分に位置し前記第1側辺及び前記第2側辺に並列する立設部をそれぞれ有し、
    該立設部は、前記第1基材の内壁面同士を向かい合わせに配置して接合した部分及び第2基材の内壁面同士を向かい合わせに配置して接合した部分であることを特徴とする請求項1に記載の外袋。
  11. 前記外袋は、横断面が扁平状態でロール巻き、カセ巻き又はつづら折りされていることを特徴とする請求項1に記載の外袋。
  12. 請求項1~11のいずれか一つに記載の外袋と複数個の製品袋とを備え、
    前記収容部内に製品袋の一部が重なるように前記製品袋同士をずらしながら前記外袋の長手方向に沿って一列に積み重ねられた前記複数個の製品袋の整列体を収容することによって、該整列体を保持したままで一体化することを特徴とする製品入り外袋。
  13. 請求項12に記載の製品入り外袋に収容された前記製品袋を順々に充填機に供給する給袋装置であって、
    前記製品入り外袋を搬送する搬送器具と、
    前記第1基材と前記第2基材とを引き離す開封器具と、
    前記外袋から出てきた前記整列体から前記製品袋を充填機に供給する供給器具と、
    前記開封器具で引き離された前記第1基材及び前記第2基材を回収する回収器具と、を備えることを特徴とする給袋装置。
  14. 請求項13に記載の給袋装置で前記製品袋を供給する供給方法であって、
    前記搬送器具で前記製品入り外袋を搬送する工程Aと、
    前記開封器具で前記第1基材と前記第2基材とを引き離し、前記外袋を開封する工程Bと、
    前記外袋から出てきた前記整列体から前記製品袋を前記供給器具で順々に充填機に供給する工程Cと、
    前記工程Bで引き離された前記第1基材及び前記第2基材を前記回収器具で回収する工程Dと、を含むことを特徴とする供給方法。
JP2022127659A 2022-08-10 2022-08-10 外袋、製品入り外袋、給袋装置及び供給方法 Pending JP2024024782A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022127659A JP2024024782A (ja) 2022-08-10 2022-08-10 外袋、製品入り外袋、給袋装置及び供給方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022127659A JP2024024782A (ja) 2022-08-10 2022-08-10 外袋、製品入り外袋、給袋装置及び供給方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2024024782A true JP2024024782A (ja) 2024-02-26

Family

ID=90010764

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022127659A Pending JP2024024782A (ja) 2022-08-10 2022-08-10 外袋、製品入り外袋、給袋装置及び供給方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2024024782A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6539762B2 (ja) 製品入り外袋の巻き取り品又はつづら折り品、それらの製造方法及び袋体の供給方法
US20170320632A1 (en) Methods of making gusseted flexible package with shaped sides
JP2001158057A (ja) ガセット袋の製造方法および装置
WO2003003969A1 (fr) Ensemble contenant medical solidaire et son procede de fabrication
JP6742766B2 (ja) スパウト装着装置
JP7487359B2 (ja) 製品入り外袋、製品入り外袋の巻き取り品又はつづら折り品、それらの製造方法及び袋体の供給方法
JP2018188224A (ja) 製品入り外袋、製品入り外袋の箱詰め品、それらの製造方法及び袋体の供給方法
JP7369271B2 (ja) 製品入り外袋
JP7369248B2 (ja) 製品入り外袋、その製造方法及び袋体の供給方法並びに嵌合具付き筒状外袋及び筒状外袋の使用方法
SK73799A3 (en) Device and procedure for manufacturing and stacking plastic bags
JP7281259B2 (ja) 製品入り外袋、製品入り外袋の巻き取り品又はつづら折り品、それらの製造方法及び袋体の供給方法
JP7273225B2 (ja) 製品入り外袋
JP2024024782A (ja) 外袋、製品入り外袋、給袋装置及び供給方法
JP7117201B2 (ja) 製品入り外袋、製品入り外袋の巻き取り品及びそれらの製造方法並びに袋体の供給方法
JP2008155963A (ja) チャックテープ付きピロー包装用巻取原反
JP2023156076A (ja) 製品入り外袋
WO2022201734A1 (ja) 製品入り外袋、給袋装置及び供給方法
JP7257420B2 (ja) 気密パッケージの製造方法および気密パッケージの製造装置
JP2024010531A (ja) 包装装置、充填装置、包装方法、及びバッグインボックスの製造方法
JP5096419B2 (ja) おにぎりの包装機
JP2021147072A (ja) シュリンク包装体
JP2008050042A (ja) 医療用薬液袋の集積包装袋とその製造方法および集積包装物とその製造方法
JPH0976372A (ja) 封筒成形装置
JPH0976374A (ja) フィルム収納容器製造システム
JPH0516931A (ja) 弁当等の食品の収納された容器の包装方法