JP2004155432A - 製袋包装機 - Google Patents

製袋包装機 Download PDF

Info

Publication number
JP2004155432A
JP2004155432A JP2002320299A JP2002320299A JP2004155432A JP 2004155432 A JP2004155432 A JP 2004155432A JP 2002320299 A JP2002320299 A JP 2002320299A JP 2002320299 A JP2002320299 A JP 2002320299A JP 2004155432 A JP2004155432 A JP 2004155432A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
bag
section
roller
band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002320299A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Yamamoto
晃 山本
Yoshio Iwasaki
岩崎佳生
Yukio Nakagawa
中川幸夫
Yasushi Yamaguchi
靖 山口
Tatsuo Ito
伊藤達夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Co Ltd filed Critical Ishida Co Ltd
Priority to JP2002320299A priority Critical patent/JP2004155432A/ja
Priority to US10/695,912 priority patent/US6962035B2/en
Publication of JP2004155432A publication Critical patent/JP2004155432A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
    • B65B61/28Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for discharging completed packages from machines
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B15/00Attaching articles to cards, sheets, strings, webs, or other carriers
    • B65B15/04Attaching a series of articles, e.g. small electrical components, to a continuous web
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B51/00Devices for, or methods of, sealing or securing package folds or closures; Devices for gathering or twisting wrappers, or necks of bags
    • B65B51/10Applying or generating heat or pressure or combinations thereof
    • B65B51/26Devices specially adapted for producing transverse or longitudinal seams in webs or tubes
    • B65B51/30Devices, e.g. jaws, for applying pressure and heat, e.g. for subdividing filled tubes
    • B65B51/306Counter-rotating devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/20Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
    • B65B9/2014Tube advancing means
    • B65B9/2021Tube advancing means combined with longitudinal welding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/20Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles
    • B65B9/207Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the webs being formed into tubes in situ around the filling nozzles the web advancing continuously
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B61/00Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages
    • B65B61/14Auxiliary devices, not otherwise provided for, for operating on sheets, blanks, webs, binding material, containers or packages for incorporating, or forming and incorporating, handles or suspension means in packages
    • B65B61/16Forming suspension apertures in packages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】袋を取り付けるストリップの腰が弱い場合でも、ストリップがスムーズに送り出されるように、かつ、取付部までの自動セットを可能とし、適切な切れ目をストリップに形成することが可能な製袋包装機を提供する。
【解決手段】帯状フィルムを筒状に形成し、その内部に商品を充填した袋を製袋する製袋部と、該製袋部により製袋された袋が取り付けられる、前記袋より幅が狭い帯体を送り出す送り出しローラー部と、該送り出しローラー部により送り出された帯体に前記袋を取り付ける取付部とを備える製袋包装機において、 前記帯体の搬送経路に交差する横断面に曲げを付加することにより、前記送り出しローラー部と前記取付部との間において前記帯体を直線状に保つようにした。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、帯状フィルムを筒状に形成し、その内部に商品を充填した袋を製袋して、前記袋をこれより幅が狭い帯体に取り付けるようにした製袋包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】
小売店における商品陳列の一形態として、スナック菓子等の商品が充填包装された袋を商品陳列用のストリップ(帯体)に少しずつ間隔を空けて複数個接着し、ストリップの端部を吊るすことにより袋が上下に並べられるようにしたものが採用されている。吊り下げられた袋は、客によって下方に引張られることにより接着部が分離され、袋の密封状態が毀損されることなくストリップから取り外されることが可能となっている。上記のようなものを製造するため、製袋包装機に、製袋された袋をストリップに取り付ける機能を付加したものが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
【0003】
そして、出願人会社においても、特願平2002−251845号に記載されるように、帯状フィルムFを筒状に形成し、その内部に商品Cを充填した袋Bを製袋する製袋部10と、製袋部10により製袋された袋Bが取り付けられる、袋Bより幅が狭いストリップSを送り出す送り出しローラー部(駆動ローラー41c)と、送り出しローラー部により送り出されたストリップSに袋Bを取り付けるストリップ取付部30を備える製袋包装機が提案されている。
【0004】
【特許文献1】
特表平9−508879号公報
【特許文献2】
米国特許第3864895号明細書
【特許文献3】
国際公開第98/52823号パンフレット
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特願平2002−251845号の図8に記載されているように、送り出しローラー部は、製袋部10からストリップ取付部30へ袋Bを移動させる移動機構32やストリップ取付部30との干渉を避けるべくストリップ取付部30と或る程度距離をおいて配置されている。ストリップSがコーティング紙等の腰の強い材料をもって、あるいは所定以上の厚みをもって形成されている場合、送り出しローラー部から送り出されたストリップSはストリップ取付部30まで下方に垂れ下がることなくスムーズに送り出される。
【0005】
しかしながら、ストリップSが腰の弱い薄手の樹脂等で形成されている場合、ストリップSは送り出しローラー部とストリップ取付部30の間で下方に垂れてしまい、スムーズに送り出されないことがある。したがって、後述の案内部等におけるストリップSの詰りや、ストリップSに対する袋Bの取付間隔の不揃いという不具合が生じ得る。
【0006】
また、上記の製袋包装機では、袋Bが取り付けられたストリップSを小売店において商品陳列に適した長さに切断できるように、送り出しローラー部とストリップ取付部30の間でカッター45を作動させてストリップSに切れ目を形成するようにしている。その際、ストリップSに張力を与えてカッター45から逃げないように保持する必要があるが、ストリップSは送り出しローラー部で保持されているに過ぎないため、切れ目を形成する際、ストリップSに張力を与えることはできない。なお、ストリップ取付部30では袋Bが押圧体33cによりヒーター33a上のストリップSに押圧(熱溶着)されるため、送り出しローラーと押圧体33cでストリップSを保持し、張力を与えることはできる。しかし、ストリップSが熱で溶け落ちないように押圧時間は極めて短く設定されている。したがって、カッター45の作動タイミングが限定されるため、タイミング調整が難しい。そこで、カッター45の周囲に案内部を設けて、ストリップSを搬送方向に案内するとともにストリップSがカッターから45から逃げないようにしている。
【0007】
しかしながら、ストリップSが腰の弱い薄手の樹脂等で形成されている場合、ストリップSに張力が与えられない状態で切れ目を形成しようとすると、カッター上をストリップSがすべるだけで切れ目を形成することができない。さらに、案内部は上下面のみを平面的に案内しているにすぎないため、ストリップSは、案内部において横方向にずれてスムーズに送り出されないことがある。その結果、ストリップSが案内部で引掛って詰まる不具合が生じ得る。したがって、ストリップSに正確に切れ目を形成できなかったり、シワが発生して見栄えを悪化させたりする等の不具合が生じ得る。さらにストリップSを初期にセットする場合や、上述のように切れ目を形成するだけでなく、完全に切断する場合には送り出しローラーからストリップ取付部30まで手でストリップSを架渡す必要があり、自動化に適していなかった。
【0008】
本願発明は、袋を取り付けるストリップの腰が弱い場合でも、ストリップがスムーズに送り出されるように、かつ、取付部までの自動セットを可能とし、適切な切れ目をストリップに形成することが可能な製袋包装機を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、帯状フィルムを筒状に形成し、その内部に商品を充填した袋を製袋する製袋部と、該製袋部により製袋された袋が取り付けられる、前記袋より幅が狭い帯体を送り出す送り出しローラー部と、該送り出しローラー部により送り出された帯体に前記袋を取り付ける取付部とを備える製袋包装機において、前記帯体の搬送経路に交差する横断面に曲げを付加することにより、前記送り出しローラー部と前記取付部との間において前記帯体を直線状に保つことを特徴とする製袋包装機を提供する。
【0010】
請求項1の発明によれば、帯体に横断面方向で曲げを付加して帯体を直線状に保つため、帯体が途中で垂れ下がったり波打ちしたりすることなく、送り出しローラー部から取付部へスムーズに送り出されるものである。これにより、案内部等の搬送経路における帯体の詰り、帯体に対する袋の取付間隔の不揃い、帯体に形成される切れ目の位置および形状の不良、および帯体におけるシワ発生といった不具合を確実に防止することができる。
【0011】
請求項2の発明は、前記帯体の横断面に付加される曲げは湾曲形状であることを特徴とする請求項1に記載の製袋包装機を提供する。
【0012】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。帯体に付加される曲げを湾曲形状とするため、帯体に曲げ痕が付かないか、あるいは曲げ痕を非常に目立ち難くすることができる。また取付部で帯体と袋の溶着面を密着させ易いため、袋が確実に取り付けられるものである。
【0013】
請求項3の発明は、前記湾曲形状は上方に凸状に形成されることを特徴とする請求項2に記載の製袋包装機を提供する。
【0014】
請求項3の発明によれば、請求項2の発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。帯体に付加される湾曲形状を上方に凸状に形成するため、帯体は自らの重みで取付部に沿うように広がり、取付部にて下流側にスムーズに垂れ下がる。これにより、帯体にシワが生じることが防止され、また、帯体と袋の溶着面を一層密着させ易くなり、袋がより確実に取り付けられるものである。
【0015】
請求項4の発明は、前記送り出しローラー部における前記搬送経路の横断面を曲げ形状に形成することにより、前記帯体の横断面に曲げを付加することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の製袋包装機を提供する。
【0016】
請求項4の発明によれば、請求項1から3のいずれかの発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。送り出しローラー部で帯体の横断面に曲げを付加するようにしたため、曲げ形状を付加することのみを目的とする専用部品を追加する必要がなく、装置自体の製造コストの上昇やスペースの取り合いの問題を回避することができる。
【0017】
請求項5の発明は、前記送り出しローラー部は駆動ローラーと押えローラーの組合せからなり、前記駆動ローラーと前記押えローラーのいずれか一方の回転面が凸状面を有し、他方の回転面が前記凸状面に対応する凹状面を有していることを特徴とする請求項4に記載の製袋包装機を提供する。
【0018】
請求項5の発明によれば、請求項4の発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。凸状面および凹状面を有するローラーは機械加工等により容易に製作可能であり、装置自体の製造コストの上昇を抑えることができる。
【0019】
請求項6の発明は、前記凸状面のセンター部分に、ゴムローラー部分が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の製袋包装機を提供する。
【0020】
請求項6の発明によれば、請求項5の発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。凸状面のセンター部分に設けられたゴムローラー部分により、帯体が対応する凹状面のセンター部分に押し付けられる。これにより、帯体に曲げ癖を付けやすくできる他、帯体の傷付きを防止しながらローラーによる送り出しを確実にすることができる。
【0021】
請求項7の発明は、前記送り出しローラー部と前記取付部との間に、前記帯体を挿通させる案内部を配設し、前記案内部における前記搬送経路の横断面を曲げ形状に形成することにより、前記帯体の横断面に曲げを付加することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の製袋包装機を提供する。
【0022】
請求項7の発明によれば、請求項1から6のいずれかの発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。送り出しローラー部と取付部の中間で案内部により帯体に曲げ形状を付加するため、帯体を案内部とその前後で確実に直線状に保つことができる。
【0023】
請求項8の発明は、前記案内部の中途に、前記帯体の搬送経路の方向に対し略直交する方向に切れ目を形成させるカッターを配設したことを特徴とする請求項7に記載の製袋包装機を提供する。
【0024】
請求項8の発明によれば、請求項7の発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。帯体がカッターから逃げようとする方向には曲げが形成された案内部があって、帯体に曲げを付加しながら帯体を支持するため、帯体がカッターから逃げることが防止される。これにより、帯体に対して適切な切れ目を確実に形成することができる。
【0025】
請求項9の発明は、前記カッターは、前記帯体の曲げの凹面側から凸面側に貫通して、前記帯体の横断面に付加された曲げの頂部近傍から切れ目を形成させるカッターを備えていることを特徴とする請求項8に記載の製袋包装機を提供する。
【0026】
請求項9の発明によれば、請求項8の発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。帯体の曲げの頂部近傍に凹面側からカッターを貫通させるため、帯体がカッターの押圧によりカッターから逃げることが防止される。これにより、適切な切れ目をより確実に形成することができる。
【0027】
請求項10の発明は、前記案内部は、前記帯体の搬送方向に延びる凸条部と、前記凸条部に対向して前記凸条部を収容する凹条部を有してなり、前記凸条部と前記凹条部の隙間に前記帯体を挿通させることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の製袋包装機を提供する。
【0028】
請求項10の発明によれば、請求項7から9のいずれかの発明の場合に加えて下記の作用効果を奏する。凸条部と凹条部を分割状態で加工し両者を組み合わせて案内部を形成するようにしたため、搬送経路の曲げ形状の製作を容易となる。これにより、装置自体の製造コストの上昇を抑えることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら説明する。図1は本発明の実施の形態に係る縦型の製袋包装機1の全体を示す側面図であり、図2は正面図である。製袋包装機1は、主として、製袋部10、フィルムロール保持部22、ストリップ取付部30、ストリップ搬送部41、ストリップロール保持部42、曲げ付加部45、搬送コンベア80、および制御部90により構成される。製袋包装機1における搬送コンベア80以外の部分は、支持脚5で支えられるフレーム6に支持されており安全カバー7で全体的に覆われている。この製袋包装機1では、帯状フィルムFを筒状に形成して、その下端および側面をシールした後、その内部に計量機2で計量される所定量のスナック菓子等(商品)を落下させ、その上端をシールすることにより、内部に商品が充填された袋Bを製袋する。製袋された袋Bは、ストリップ取付部30で、ストリップロール42aから繰り出されるストリップ(帯体)Sに順次、熱溶着される。そして、図9に示されるように、ストリップSに複数個の袋Bが所定間隔で並べられるように取り付けられる。
【0030】
製袋部10は、図1および図2に示されるように、成形機構13、プルダウンベルト機構14、縦シール機構15、横シール機構16を備えてなり、帯状フィルムFを筒状に形成して、その内部に商品を充填した袋を製袋する。
【0031】
成形機構13は、フォーマ13aとチューブ13bを有してなる。成形機構13では、まず、フィルムロール保持部22のフィルムロール22aから繰り出される帯状フィルムFを、フォーマ13aに導入する。フォーマ13aは、上下端が開口された円筒形のチューブ13bを覆うように配設されている。フォーマ13aに導入された帯状フィルムFは、チューブ13bに巻き付けられるようにして筒状に成形される。なお、チューブ13bの上端側開口の上方には、所定量の商品を計量して落下させるようにした計量機2が配設されており、チューブ13bを通して筒状に成形されたフィルム(以下、筒状フィルム)の内部に商品を充填する。
【0032】
プルダウンベルト機構14は、吸着機能を有する吸着ベルトがチューブ13bの側面を左右から挟むように配設されてなる。プルダウンベルト機構14では、チューブ13bを覆う筒状フィルムを吸着ベルトで吸着させ、吸着ベルトを駆動ローラーで回転させることにより筒状フィルムを下方に搬送する。
【0033】
縦シール機構15はヒーターにより加熱されるヒーターベルトを有してなる。ヒーターベルトは、チューブ13bの正面に配設されており、チューブ13bを覆う筒状フィルムの側面の重複部をチューブ13bに押し付けつつ溶着させて筒状に縦シールする。
【0034】
横シール機構16は、縦シール機構15の下方に配設され、ヒーターにより加熱されるシールジョー51を有してなる。シールジョー51は筒状フィルムの前後に配置されており、図3(a)に示されるように軸16cに支持されて、軸16cを中心にそれぞれD字状の軌跡Tを描くように前後対称に回転する。
【0035】
軸16cは回転用モーターにより回転するとともに、軸移動用モーターにより前後方向に往復運動する。この往復運動により、D字状の軌跡Tの直線部分が実現されるように軸間距離が調整される。軌跡Tの直線部分では、その上端で前後一対となるシールジョー51が筒状フィルムを前後から挟みつけることにより、袋Bの上下端に該当する部分を溶着して横シールする。そして、前後一対のシールジョー51は、筒状フィルムを前後から挟みつけたままで下方に移動した後、軌跡Tの重なり部分の下端側のポイントP11で互いに離れて、筒状フィルムを挟み付けた状態から開放する。
【0036】
なお、シールジョー51には、カッター(不図示)が取り付けられており、そのカッターが筒状フィルムの横シール部における上下方向の中央部を水平方向に切断する。これにより、製袋された袋Bの上端とこれに続く筒状フィルムの下端が横シールされると同時に上下に切り離され、袋Bは図3(a)におけるポイントP11で下方に排出される。
【0037】
フィルムロール保持部22は、製袋部10に供給される帯状フィルムFが巻かれたフィルムロール22aを保持する。帯状フィルムFは、フィルムロール22aから製袋部10へ供給されるまでの間に、弛んだり蛇行したりすることを防止するため、搬送経路上に配設されたダンサーローラー等により適当な張力が付与されている。フィルムロール保持部22の近傍には、帯状フィルムFの残量を検出するためのフィルム残量検知センサ23が配設されている。
【0038】
ストリップ取付部30は、図3(a)、図3(b)、図4および図5に示されるように、保持機構31、移動機構32および固着機構33を有してなる。ストリップ取付部30は、製袋部10から排出される袋Bを、保持機構31によりポイントP11で保持して、移動機構32により斜め下方に移動させた後、固着機構33によりストリップSに溶着させて取り付ける。
【0039】
保持機構31は、本体部31aと、本体部31aに配設された把持部31b、および保持機構31を移動機構32に固定するための固定部を有してなる。把持部31bは、本体部31aの上面部に取り付けられた把持アームにより構成されており、把持アームは本体部31aに内蔵されるエアシリンダー(不図示)により開閉駆動される。保持機構31は、図2に示されるように固着機構33の左右に一対となるように配置されており、把持部31bが、ポイントP11でシールジョー51から開放される直前の状態にある袋Bの左右両側を同時に把持する。
【0040】
移動機構32は、保持機構31を、袋Bをシールジョー51から受け取るポイントP11と、袋BをストリップSに溶着させるための固着ポイントP2との間で往復移動させる。移動機構32は、固定部材71により上下端が固定されるレール72、レール72にスライド移動可能に支持されるスライド部材73、スライド部材73により下端が固定されるアーム部材74、スライド部材73に対して回転自在に取り付けられるリンク部材75、リンク部材75に対して一端が回転自在に連結され、他端が回転軸76aにより支持される回転部材76を有してなる。なお、上記の71〜76の各部材は、図2に示されるように左右一対となっている。
【0041】
固定部材71は、ストリップ取付部30を側方から覆うようにフレーム6に取り付けられた左右一対の側壁板30aに固定されている。スライド部材73は、傾斜した状態で動かないように固定されたレール72上を往復運動するようにスライド自在に支持されており、左右一対となる2部材が連結部材79で連結されている。スライド部材73には、連結部材79を介して左右一対のアーム部材74が斜め上に延びるように固定されている。左右一対のアーム部材74の上端部74aには、左右一対の保持機構31が固定されている。
【0042】
スライド部材73の下端部73aには、リンク部材75の一端部75bが回転自在に取り付けられている。そして、リンク部材75の他端部75aは回転部材76の回転端部76bに回転自在に連結されている。したがって、回転部材76を支持する固定回転軸76aを回転させることにより、リンク部材75がスライド部材73をレール72上で上下に往復運動させることとなる。
【0043】
左右一対の回転軸76aには、それぞれプーリー67、プーリー70が取り付けられている。プーリー67は、シールジョー51を回転させる軸16cの一端に設けられたプーリー66およびベルト66aを介して、軸16cと連結されている。また、プーリー67は、ベルト67a、プーリー68、連結軸68a、プーリー69、ベルト69aを介してプーリー70に連結されている。すなわち、プーリー67およびプーリー70が取り付けられている左右一対の回転軸76aは、ともに軸16cと連結されている。そのため、回転部材76およびリンク部材75を介して回転軸76aに連結されるスライド部材73と、軸16cにより回転駆動させられる横シール機構16のシールジョー51は、機械的に連動させられることとなる。
【0044】
以上により、製袋部10で製袋された袋Bが下方に排出される直前のタイミングで保持機構31をシールジョー51の下方に移動させ、袋Bの左右両側を把持して固着機構33まで搬送し、後続の袋Bが排出されるまでの間に、再度、保持機構31をシールジョー51の下方に移動させるように構成することができる。
【0045】
固着機構33は、ヒーター33a、押圧シリンダー33b、押圧体33cを有してなる。ヒーター33aは、保持機構31により搬送されてきた袋BをストリップSに溶着させるための熱源となる。ヒーター33aは、製袋包装機1の運転中に常時通電されて最高200℃の高温に維持される。押圧シリンダー33bは、コンプレッサー(不図示)から供給される高圧エアで駆動ロッドを往復運動させる。押圧シリンダー33bは、駆動ロッドの先端部に取り付けられたヘッド63を介して、連結部材62に支持される押圧体33cの先端部に連結される。押圧体33cは、基端部が固定軸61に回転可能に支持されているため、先端部に連結された押圧シリンダー33bの往復動に伴って、図4に示されるように、上下に往復旋回する。押圧体33cは、下方旋回時に、製袋された袋Bの上端部とストリップSをヒーター33aとの間で挟み込んで、袋Bの上端部をストリップSに溶着させる。なお、ストリップSがヒーター33aの熱で溶け落ちることがないように、押圧体33cのヒーター33aに対する押圧時間は約200msecと非常に短く設定されている。
【0046】
ストリップロール保持部42は、図1に示すように、固着機構33のヒーター33aと押圧体33cの間に供給されるストリップSが巻かれたストリップロール42aを保持する。ストリップSは樹脂で形成された薄手の腰の弱いテープで、その幅は製袋部10で製袋される袋Bの幅よりも狭く設定されている。ストリップSは、ストリップロール42aから送り出しローラー部46までの間で弛んだり蛇行したりすることを防止するため、搬送経路上に配設されたダンサーローラー等により適当な張力が付与されている。ストリップロール保持部42の近傍には、ストリップSの残量を検出するために、光電センサで構成されるストリップ残量検知センサ43が配設されている。
【0047】
ストリップ搬送部41は、図3(b)に示すように、ストリップロール42aから繰り出されるストリップSを固着機構33まで搬送する。ストリップ搬送部41は、搬送用モーター41a、駆動ベルト41b、駆動ローラー41c、 駆動ローラー47、その他多数のローラーを有してなる。駆動ベルト41bは、搬送用モーター41aの回転軸プーリーおよび駆動ローラー41c、 駆動ローラー47に取り付けられたプーリーに巻掛けられている。搬送用モーター41aを回転させると、その回転が駆動ベルト41bを介して駆動ローラー41c、 駆動ローラー47に伝達される。ストリップSは、駆動ローラー41cおよび 駆動ローラー47に巻掛けられており、駆動ローラー47と押えローラー48からなる後述の送り出しローラー部46から、ストリップ取付部30の固着機構33のヒーター33aと押圧体33cの間に送り出される。送り出しローラー部46は、製袋部10からストリップ取付部30へ袋Bを移動させる移動機構32やストリップ取付部30との干渉を避けるべく、ストリップ取付部30と或る程度距離をおいて配置されている。
【0048】
搬送用モーター41aはサーボモータで、そのパルスをもとに制御部90でストリップSの送り量が制御されている。ストリップロール保持部42のストリップロール42aからストリップ取付部30の固着機構33まで送り出されるストリップSの搬送経路にはいわゆるダンサーローラーを有する張力調整機構44が設けられており、ストリップSに弛みや蛇行が生じないように構成されている。図1に示されるように、張力調整機構44は、ストリップSの搬送経路における送り出しローラー部46の上流側に配置されているため、送り出しローラー部46から下流に繰り出されるストリップSには作用していない。
【0049】
曲げ付加部45は、図4、図6、図7に示すように、ストリップSの搬送経路に交差する横断面に曲げを付加することにより、送り出しローラー部46と、固着機構33すなわちストリップ取付部30との間において、ストリップSを強制的に直線状に保つ。曲げ付加部45は、ストリップSの搬送経路におけるストリップ取付部30の上流側に配置されており、送り出しローラー部46と案内部49から構成される。
【0050】
送り出しローラー部46は、図6に示すように、凸状ローラーである駆動ローラー47と、凹状ローラーである押えローラー48との組合せローラーで構成される。駆動ローラー47は本体部471が回転面に大略ラグビーボール状の凸状面471aを有してなり、凸状面471aは旋削機械加工で製作される。凸状面471aのセンター部分にはゴムローラー部分472が設けられている。ゴムローラー部分472は、本体部471の回転面のセンター部分に形成された環状溝(不図示)に環状ゴムを嵌合させることにより形成される。ゴムローラー部分472の回転面472aにはRが付けられており、後述する押えローラー48の凹状面481aに沿い易くされている。また、ゴムローラー部分472の幅tは9mmで、搬送されるストリップSの幅35mmに対して1/4程度の小さな寸法に設定されている。本体部471には回転可能な支持軸473が連結されており、支持軸473には上述した駆動ベルト41bが巻掛けられるプーリーが取り付けられて、ストリップSを搬送経路の下流側に送り出す方向に回転駆動されるようになっている。
【0051】
押えローラー48は、駆動ローラー47の上方に配設されており、駆動ローラー47に巻掛けられたストリップSを上方から駆動ローラー47に押し付けるようにして、その押し付けによる摩擦力で搬送経路におけるストリップSの横ズレを防止するとともに送り出しを確実にする機能を有する。押えローラー48の筒状に形成された本体部481は、その回転面に、駆動ローラー47の本体部471に形成されたラグビーボール状の凸状面471aに対応する凹状面481aを有してなり、凹状面481aは旋削機械加工で製作される。
駆動ローラー47と押えローラー48の間における隙間46a、すなわちストリップSの搬送経路の横断面は、下方側が凸状面471aで、また上方側が凹状面481aで規定されて、上方に凸状となる湾曲形状に形成される。当然、搬送されるストリップSも送り出しローラー部46を通過する際に、ラグビーボール状の回転面の回転軸方向に沿うような湾曲形状であって、上方に凸状に形成される曲げが付加されることとなる。駆動ローラー47の回転面に設けられたゴムローラー部分472は、押えローラー48と組み合わされた状態において押えローラー48の凹状面481aのセンター部分に所定の圧力で押し付けられている。したがって、ストリップSは、送り出しローラー部46を通過する際に、ゴムローラー部分472により、搬送方向に直交する幅方向の中央部が押えローラー48の凹状面481aに押し付けられる。なお、上述のとおり、ストリップSに対してゴムローラー部分472は幅が狭く設定されていること、およびゴムローラー部分472の回転面472aにRが形成されていることが相俟って、ストリップSの幅方向の中心線に沿って適度な湾曲形状の曲げが付加される。押えローラー48の本体部481の両側端には支持軸482が連結されているが、支持軸482は回転自在に支持されているに過ぎず、押えローラー48はこれに押し付けられる駆動ローラー47により回転させられている。
【0052】
案内部49は、図4、図5および図7に示すように、上部カッターブロック491、下部カッターブロック492、カッターブロック491と492を結合する結合部材493、カッター494、パンチ495、およびカッター494とパンチ495とを駆動させるエアシリンダー496を有してなり、ストリップSの搬送経路における送り出しローラー部46とストリップ取付部30との間に配設される。上部カッターブロック491は、その下面にストリップSの搬送方向に延びる凹条部491aを有している。下部カッターブロック492は、その上面にストリップSの搬送方向に延びる凸条部492aを有している。凹条部491aおよび凸条部492aは、2つの分割されたブロックで形成されているため、機械加工により比較的容易に製作される。凹条部491aおよび凸条部492aはともに、ストリップSの搬送方向に対して交差する方向で湾曲された曲げ形状の輪郭を有している。そして、上部カッターブロック491と下部カッターブロック492を上下に重ね合わせると、凸条部492aが凹条部491aに収容されるような関係となっている。したがって、上部カッターブロック491と下部カッターブロック492を、僅かに離間させた状態で連結すると、両者の間に断面が湾曲された曲げ形状の隙間49aが形成される。この隙間49aをストリップSの搬送経路上に設置しておけば、送り出しローラー部46から送り出されるストリップSが隙間49aに挿通されて、ストリップSの搬送経路に交差する横断面に湾曲された曲げ形状が付加される。上部カッターブロック491および下部カッターブロック492の駆動ローラー47に対向する面には、側面視で駆動ローラー47の回転面に沿う形状の凹部491d,492dが設けられており、駆動ローラー47に近接配置することが可能となっている。また、凹部形状のため、ストリップSを案内部49に挿入することが容易となっている。さらに、隙間49aは、駆動ローラー47のストリップSを送り出す外周接線の延長方向に形成されているため、ストリップSの送り出しがスムーズに行われる。隙間49aは、図6に示されるように、送り出しローラー部46の隙間46aに対して、湾曲形状の幅方向でも位置が合わされており、ストリップSの送り出しをスムーズにしている。
【0053】
上部カッターブロック491と下部カッターブロック492は、凹条部491aと凸条部492aの間にストリップSに曲げを付加するのに適した寸法の隙間49aが形成されるように、ピン状に形成された2本(複数本)の結合部材493で離間された状態に上下に連結される。隙間49aは、上下で挿通されるストリップSが途中で引っ掛かって容易に詰まることがない程度の寸法が確保されている。一方、隙間49aの横方向の寸法は、結合部材493がストリップSの搬送経路を侵食しないように端に寄せられているものの若干窮屈な幅寸法となっている。しかしながら、上下面に形成される凹条部491aと凸条部492aでストリップSの搬送方向と直交する横断面に曲げが付加されて、ストリップSが直線状に保たれるようになっているので、横方向にずれて結合部材493に引っ掛かって案内部49の内部で詰まるような事態は回避されている。隙間49aは上面が凹条部491aで形成される一方、下面が凸条部492aで形成されているため、隙間49aに挿通されるストリップSは、隙間49aの上下面に沿うことにより、搬送方向に交差する横断面に上方に凸状に形成される湾曲形状の曲げが付加される。
【0054】
下部カッターブロック492の内部には、ストリップSに、ストリップSの搬送経路の方向に対し略直交する方向に切れ目494aを形成させるためのカッター494、およびストリップSの切れ目に隣接してパンチ穴495aを形成させるためのパンチ495が内蔵されている。カッター494およびパンチ495はストリップSの搬送経路における横断面の略中央部であって、ストリップSの搬送方向の中ほどに上流からパンチ495、カッター494の順で配置されている。カッター494は搬送経路に略直交する方向に延びる一枚刃であって、その先端中央部494bが上方に突出している。すなわち、カッター494は前進して隙間49a内に進入したときに、その先端中央部494bからストリップSに接触することとなる。パンチ495は筒状部材を斜めのカットした竹槍のような形状をしており、その先端の突出部495bは搬送経路に略直交する方向の中央部に位置している。なお、上部カッターブロック491の下面側には、カッター494およびパンチ495に対応する位置に、下部カッターブロック492から突出するカッター494およびパンチ495先端部を受け入れるためのスリット491bおよび491cが形成されている。
カッター494およびパンチ495は、ストリップSに対して所定個数の袋Bが取り付けられるごとに、下部カッターブロック492の下面側に取り付けられたエアシリンダー496により前進駆動される。そして、案内部49の隙間49aの中を凸条部492a側から凹条部491a側へ、すなわちストリップSに対してストリップSに付加された湾曲形状の曲げの凹面側から凸面側に貫通して、図9に示されるように、ストリップSに切れ目494aおよびパンチ穴495aを形成する。
【0055】
カッター494の先端中央部494bは、ストリップSの搬送経路に対して直交する方向の中央部に対応するように突出しているので、ストリップSに切れ目494aを形成する際には、ストリップSの横断面に付加された湾曲形状の曲げの頂部St近傍から両サイドの傾斜部Ssに向かう方向へ切れ目が形成されることとなる。パンチ495の刃部495bには切欠きが形成されており、この切欠きによりパンチ穴495aの切屑はストリップSから分離されずに残された状態となる。切屑はストリップSから分離されると、案内部49の隙間49aに溜まって、カッター494やパンチ495の作動を阻害したり、ストリップSの詰りが発生したりする不具合が考えられるためである。
【0056】
搬送コンベア80は、図1に示すように、ストリップ取付部30により上端部がストリップSに並べられるように溶着された袋Bを、製袋包装機1の外部に排出する。搬送コンベア80は袋Bが製造されるペースに合わせた速度で動作して、図1における左方向に袋Bを送り出す。
【0057】
制御部90は、製袋包装機1を使用する作業者が、製袋包装機1の側面に配設されたタッチパネル式のディスプレイ91から入力した情報にしたがって、各構成部分の運転制御を行う。具体的には8に示されるように、製袋部10におけるプルダウンベルト機構14、縦シール機構15、横シール機構16、ストリップ取付部30における保持機構31、固着機構33、ストリップ搬送部41、カッター494、パンチ495、および搬送コンベア8等を制御部90により制御する。また、制御部90には、フィルム残量検知センサ23、ストリップ残量検知センサ43から情報が自動的に入力される。
【0058】
作業者がディスプレイ91から入力する情報は、例えば、製袋に使用される帯状フィルムFの材質、厚み、製袋部で製袋される袋Bのサイズ、単位時間に製袋される袋Bの個数、製袋された袋Bに充填される商品の重量、ストリップSに対して袋Bを取り付けるか否かの選択、ストリップSの材質や厚み、ストリップSに対して取り付けられる袋Bの個数、ストリップSに対して取り付けられる袋Bの間隔、ストリップSに連続的に取り付けられた袋Bにより構成されるグループ同士の間隔、ストリップSに切れ目、パンチ穴を形成するか否かの選択、ストリップSにおいて切れ目およびパンチ穴が形成されるべき位置等である。
【0059】
上記のように入力される情報に基づき、製袋部10において、帯状フィルムFを筒状に成形して、その内部に商品を充填するとともに、筒状に成形されたフィルムの側面および上下端をシールするまでの動作を、制御部90では次のように制御する。まず、成形機構13に導入されて筒状に成形されたフィルムを、入力された袋Bのサイズに応じた寸法分だけ下方に移動させ、それと同時に帯状フィルムFの材質等に応じた温度に加熱された縦シール機構15で縦シールする。さらに、帯状フィルムFの材質等に応じた温度に加熱された横シール機構16で横シールして袋Bの製袋が完了する。
【0060】
また、製袋部10で製袋されて下方に排出される袋Bを保持し、ヒーター33a上まで移動させ、ヒーター33a上を送り出されるストリップSに袋Bを溶着させるまでの一連の動作を、制御部90では次のように制御する。製袋部10で製袋された袋Bがシールジョー51の開放に伴って下方に排出される直前のタイミングで、シールジョー51と機械的に連動させられる移動機構32によりシールジョー51の下方に移動させられている保持機構31を作動させ、袋Bを保持する。そして、保持機構31により保持された袋Bが、移動機構32による機械的な制御で固着機構33に移動させられた後、制御部90は固着機構33に対して次の制御を行う。すなわち、押圧シリンダー33bを制御することにより、押圧体33cをヒーター33aに押圧させて、押圧体33cとヒーター33aの間にストリップSと袋Bを挟み付けて両者を溶着させる。制御部90では、ストリップSと袋Bの溶着度合いを適正レベルにするため、帯状フィルムFやストリップSの材質、厚み等の情報に基づいて、ヒーター33aの温度、押圧体33cによる押圧力等が調整される。
【0061】
ストリップ搬送部41では、単位時間に製袋される袋Bの個数、ストリップSに対して取り付けられる袋Bの個数、ストリップSに対して取り付けられる袋Bの間隔、ストリップSに連続的に取り付けられた袋Bにより構成されるグループ同士の間隔等の情報に基づいて、制御部90が搬送用モーター41aの回転を制御する。搬送用モーター41aはサーボモータであるから、そのパルスによりストリップSの送り量が正確に制御される。ストリップSの送り量が一定に調整されれば、ストリップSに対して取り付けられる袋Bの間隔も一定間隔でズレを生じることなく、予め入力された情報どおりにすることができる。また、ストリップSに連続的に取り付けられた袋Bにより構成されるグループ同士の間隔は、グループ同士の最後尾と最前列の袋Bの距離で、通常の袋B同士の間隔に比べて大きいため、ストリップSの送り量も大きくなるように制御される。さらに、カッター494、パンチ495の動作タイミングが、ストリップSの送り量に合わせて制御部90で制御される。
【0062】
上記のような制御により、図9に示されるように、ストリップSに対して袋Bが取り付けられ、小売店において切れ目494aでストリップSを切断させることにより、袋Bをグループごとの所定個数(図9では6個)に分けることができる。さらに、ストリップSをパンチ穴495aで吊り下げることにより、袋BをストリップSに沿って所定個数並べられた状態で陳列させることが簡単にできるものである。
【0063】
上述した製袋包装機1では、送り出しローラー部46および案内部49で構成される曲げ付加部45により、下記に記載する特徴を有している。
第1に、曲げ付加部45は、ストリップSの搬送経路に交差する横断面に曲げを付加することにより、送り出しローラー部46とストリップ取付部30の固着機構33のヒーター33aとの間においてストリップSを直線状に保つという特徴を有している。ストリップSは、曲げの付加により断面係数が大きくなり、搬送方向の曲げ強さが高められる。これにより、上述のように送り出しローラー部46の下流側にストリップSを固定する部材が存在していない状況において、薄手の樹脂等で形成された腰の弱いストリップSを使用しても、ストリップSは、送り出しローラー部46からヒーター33aまでの間で直線状に保たれて下方に垂れることなく、そのまま取付部30へスムーズに供給される。その結果、送り出しローラー部46とストリップ取付部30の間に介在する案内部49等の搬送経路におけるストリップSの詰り、ストリップ取付部30上におけるストリップSの送り量が一定しないことによって生ずるストリップSに対する袋Bの取付間隔の不揃い、ストリップSの搬送方向が横方向にずれることによる切れ目の位置および形状の不良、およびストリップSが撚れることによるストリップSの表面におけるシワ発生という不具合が確実に防止される。これらの不具合を防止するために、コーティング紙等の腰の強い材料を使用したり、あるいは所定以上の厚みの材料をもたせたりして、ストリップSの腰を強くする必要がなく、ストリップSの大幅なコストダウンを図ることができる。
【0064】
第2に、曲げ付加部45における搬送経路の横断面は、湾曲形状に形成されており、曲げ付加部45を通過することによりストリップSの横断面に付加される曲げも湾曲形状に形成されるという特徴を有する。これにより、例えばV字形等の折曲げが付加されることにより生じる曲げ痕(折りジワ)で、ストリップSの見栄えを悪化させ商品性を損なう不具合が防止される。また、固着機構33のヒーター33aと押圧体33cで挟みつけることにより、ストリップSが袋Bの上端部にきれいに沿わせることができる。その結果、ストリップSに折れ線のような強い曲げ痕がある場合に比べて、適切な面積の溶着部を確実に得ることができ、小売店等でストリップSと袋Bが不用意に外れるという不具合も防止される。
【0065】
第3に、曲げ付加部45における搬送経路の横断面は、上方に凸状に形成される湾曲形状となっており、曲げ付加部45を通過することによりストリップSの横断面に付加される湾曲形状も上方に凸状となるように形成されるという特徴を有する。上述のとおり、送り出しローラー部46の下流側には、ストリップSを固定する部材が存在していないため、ストリップ取付部30の下流側で下方に垂れ下げられることになる。ここで、上方に凸状に形成されたストリップSは、自らの重みにより固着機構33のヒーター33aの上面に沿うようにきれいに広がり、その下流でスムーズに垂れ下がる。したがって、ストリップSにシワが発生する心配がない。また、ストリップSはきれいに広がってヒーター33aの上面で平坦になるため、これに溶着される袋Bとの密着性が一層高められる。その結果、安定した溶着面が得られてストリップSと袋Bが不用意に外れるという不具合がより確実に防止される。
【0066】
第4に、ストリップSを送り出す送り出しローラー部46における搬送経路の横断面は、駆動ローラー47の本体部471の回転面に形成される凸状面471aと、押えローラー48の本体部481の回転面に形成される凹状面481aにより規定されて湾曲形状に形成されるという特徴を有する。これにより、送り出しローラー部46がストリップSの横断面に湾曲形状の曲げを付加するため、送り出しローラー部46と取付部30の間には、ストリップSに曲げを付加することのみを目的とする専用部品を別途に配設しなくてもよい。その結果、製袋包装機1自体の製造コストの上昇を抑えることができ、他の構成部品とのスペースの取り合いを検討する手間が省ける。
また、ストリップSの搬送経路の横断面を湾曲形状に規定する凸状面471aおよび凹状面481aは、駆動ローラー47および押えローラー48の回転面に形成されるため、旋盤のような工作機械を用いることにより比較的容易に製作することができる。その結果、製袋包装機1自体の製造コストの上昇および製造工数の増大を抑えることができる。
【0067】
第5に、送り出しローラー部46の駆動ローラー47のセンター部分にはゴムローラー部分472が設けられており、駆動ローラー47に組み合わされる押えローラー48の凹状面481aのセンター部分に押し付けられるという特徴を有する。ゴムローラー部分472がない場合には、駆動ローラー47と押えローラー48の間の隙間46aでは、図6のS2で示されるようにストリップSが全体で均一にたわんで曲げ癖が付きにくい。これに対して、ゴムローラー部分472を設けることにより、ストリップSはゴムローラー部分472で凹状面481aのセンター部分に押し付けられて、図8におけるS1で示されるようにストリップSのセンター部分で特に強く曲げられるため、曲げ癖が付き易くなる。また、ゴムローラー部分472は、押えローラー48の凹状面481aのセンター部分に押し付けられることにより、送り出しローラー部46とストリップSの間のスリップが解消されて搬送力が向上するとともに、ストリップSの横方向のズレが確実に防止される。その一方で、ストリップSは柔らかいゴム材質のローラーで押し付けられているだけであるから、ストリップSの表面を傷付けたりして、商品性を損なうことはない。
【0068】
第6に、送り出しローラー部46とストリップ取付部30の固着機構33との間に、ストリップSを挿通させる案内部49を配設し、案内部49における搬送経路の横断面を曲げ形状に形成することにより、ストリップSの横断面に曲げを付加するという特徴を有している。送り出しローラー部46でストリップSに曲げを付加しても、送り出しローラー部46とストリップ取付部30の距離が大きく離れている場合、ストリップSに付加された曲げが、ストリップS自体の弾性によりストリップ取付部30に到達する途中で広がってしまい、そこからストリップSが下方に垂れてしまうおそれがある。しかし、送り出しローラー部46とストリップ取付部30との間に配設した案内部49でストリップSに曲げを付加すれば、ストリップSは案内部49とその前後で確実に直線状に保たれる。また、ストリップSがフリーとなる区間は案内部49で分断されて短くなるため、送り出しローラー部46からストリップ取付部30までの距離が多少長い場合でも、ストリップ取付部30が下方に垂れることが回避される。
【0069】
第7に、案内部49の中途部に、ストリップSの搬送方向に対し略直交する方向に切れ目を形成させるカッター494を配設させるという特徴を有している。下部カッターブロック492に内蔵されたカッター494を前進させるときに、ストリップSはカッター494から逃げようとする。しかし、Sが逃げようとする方向には、凹条部491aが形成された上部カッターブロック491があって、ストリップSに対し曲げを付加しつつ、ストリップSを支持するため、ストリップSがカッター494から逃げることが確実に防止される。これにより、ストリップSに対して、適切な切れ目を確実に形成することができる。
なお、カッター494の刃部494bは、ストリップSの搬送経路に対して直交する方向の中央部が突出しているため、ストリップSの横断面に付加された湾曲形状の曲げの頂部St近傍から両サイドの傾斜部Ssに向かう方向へ切れ目が形成されることとなる特徴も有している。これにより、カッター494からストリップSに対して滑ることがなく適切な切れ目をより確実に形成させることができる。
【0070】
第8に、案内部は、上部カッターブロック491に形成されてストリップの搬送方向に延びる凹条部491aと、下部カッターブロック492に形成されており、凹条部491aに収容される凸条部492aとの隙間にストリップSを挿通させるようにしたものであることを特徴としている。凹条部491aと凸条部492aで形成されるストリップSの挿通部は、上部および下部に分割されたカッターブロック491および492をそれぞれ加工し、両者を組み合わせて形成することができるので、搬送経路に形成される曲げ形状の製作が容易に行える。この結果、製袋包装機1自体の製造コストの上昇および製造工数の増大を抑えることができる。
【0071】
本発明の実施の形態は上記のような特徴を有しているが、以下のように変形させても良い。上記の実施形態では、ストリップSの搬送経路に交差する横断面に付加される曲げは上方に凸状に形成される湾曲形状のみであったが、これに限定されるものではない。例えば、ストリップSにシワ等が残っていても支障がない場合、ストリップSの材質等によりストリップSにシワ等が残らない場合や目立たない場合、その他の状況に応じて、ストリップSにV字状、W字状等の折曲げを付加したり、下方に凸状となる曲げを付加したりする手段を選択することもできる。
【0072】
上記の実施形態では、曲げ付加部45として送り出しローラー部46および案内部49の両方を設けていたが、いずれか一方だけを設けるようにしても良い。例えば、送り出しローラー部46を構成する駆動ローラーおよび押えローラーを通常の円筒状ローラーにしておき、案内部49における搬送経路の横断面のみを曲げ形状に形成しても良い。あるいは案内部49を廃止して、送り出しローラー部46における横断面にのみ曲げ形状を形成するだけにしてもよい。
【0073】
上記の実施形態では、送り出しローラー部46において、駆動ローラー47をと凸状ローラーとし、押えローラー48を凹状ローラーとしたが、逆に、駆動ローラー47を凹状ローラーとし押えローラー48を凸状ローラーとしても良い。また、凸状ローラーとして、回転面がラグビーボール状に形成されたものを使用したが、球面状その他のものであってもよい。駆動ローラー47と押えローラー48の組み合わせにより、ストリップSの横断面に曲げを付加できるもの他の形状のものを採用することも可能である。
【0074】
上記の実施形態では、案内部49においてストリップSに切れ目を形成する場合についてのみ説明したが、切断して前後で分離するようにしても良い。なお、ストリップSは搬送方向と交差する横断面に曲げが付加されて、搬送方向に直線状に延びるように保たれて下方に垂れないようになっているため、人手を加えなくても、送り出しローラー部46からの送り出しにより、切断されたストリップSの先端部がストリップ取付部30におけるヒーター33aの上面に再び乗り上げて、袋Bを溶着可能な状態になる。さらにストリップSを初期にセットする場合にも、送り出しローラー部46からの送り出しにより、ストリップSの先端部がストリップ取付部30におけるヒーター33aの上面に乗り上げて、袋Bを溶着可能な状態にセットされる。
上記の実施形態では、上部カッターブロック491と下部カッターブロック492の両側部を結合部材493で結合させることにより一体化していたが、一方の側面を蝶番で連結して、他方の側面にロック機構を設けても良い。案内部49の内部でトラブルが発生した場合に内部の点検を容易に行うことができる。
【0075】
【発明の効果】
本発明では、帯体に横断面方向で曲げを付加して帯体を直線状に保つため、帯体が途中で垂れ下がったり波打ちしたりすることなく、送り出しローラー部から取付部へスムーズに送り出されるものである。これにより、案内部等の搬送経路における帯体の詰り、帯体に対する袋の取付間隔の不揃い、帯体に形成される切れ目の形状不良、および帯体におけるシワ発生といった不具合を確実に防止することができる。
また、帯体に付加される曲げを湾曲形状とするため、帯体に曲げ痕が付かないか、あるいは曲げ痕を非常に目立ち難くすることができる。また取付部で帯体と袋の溶着面を密着させ易いため、袋が確実に取り付けられるものである。
さらに、帯体に付加される湾曲形状を上方に凸状に形成するため、帯体は自らの重みで取付部に沿うように広がり、取付部にて下流側にスムーズに垂れ下がる。これにより、帯体にシワが生じることが防止されるとともに、帯体と袋の溶着面を一層密着させ易くなり、袋がより確実に取り付けられるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る製袋包装機の全体を示す側面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る製袋包装機の全体を示す正面図である。
【図3】(a)は横シール機構の側面概略図であり、(b)はストリップ搬送部、ストリップ取付部、および曲げ付加部の側面概略図である。
【図4】曲げ付加部とストリップ取付部との関係を示す側面図である。
【図5】曲げ付加部とストリップ取付部との関係を示す正面図である。
【図6】送り出しローラーの拡大図である。
【図7】案内部の拡大図である。
【図8】製袋包装機の制御部を示すブロック図である。
【図9】ストリップに袋が取り付けられた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 製袋包装機
10 製袋部
30 ストリップ取付部(取付部)
41 ストリップ搬送部
45 曲げ付加部
46 送り出しローラー部
47 駆動ローラー(凸面ローラー)
471a 凸状面
472 ゴムローラー部分
48 押えローラー(凹面ローラー)
481a 凹状面
49 案内部
491a 凹条部
492a 凸条部
494 カッター
495 パンチ
85 搬送コンベア
90 制御部
F 帯状フィルム
S ストリップ(帯体)

Claims (10)

  1. 帯状フィルムを筒状に形成し、その内部に商品を充填した袋を製袋する製袋部と、
    該製袋部により製袋された袋が取り付けられる、前記袋より幅が狭い帯体を送り出す送り出しローラー部と、
    該送り出しローラー部により送り出された帯体に前記袋を取り付ける取付部とを備える製袋包装機において、
    前記帯体の搬送経路に交差する横断面に曲げを付加することにより、前記送り出しローラー部と前記取付部との間において前記帯体を直線状に保つことを特徴とする製袋包装機。
  2. 前記帯体の横断面に付加される曲げは湾曲形状であることを特徴とする請求項1に記載の製袋包装機。
  3. 前記湾曲形状は上方に凸状に形成されることを特徴とする請求項2に記載の製袋包装機。
  4. 前記送り出しローラー部における前記搬送経路の横断面を曲げ形状に形成することにより、前記帯体の横断面に曲げを付加することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の製袋包装機。
  5. 前記送り出しローラー部は駆動ローラーと押えローラーの組合せからなり、前記駆動ローラーと前記押えローラーのいずれか一方の回転面が凸状面を有し、他方の回転面が前記凸状面に対応する凹状面を有していることを特徴とする請求項4に記載の製袋包装機。
  6. 前記凸状面のセンター部分に、ゴムローラー部分が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の製袋包装機。
  7. 前記送り出しローラー部と前記取付部との間に、前記帯体を挿通させる案内部を配設し、前記案内部における前記搬送経路の横断面を曲げ形状に形成することにより、前記帯体の横断面に曲げを付加することを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の製袋包装機。
  8. 前記案内部の中途に、前記帯体の搬送経路の方向に対し略直交する方向に切れ目を形成させるカッターを配設したことを特徴とする請求項7に記載の製袋包装機。
  9. 前記カッターは、前記帯体の曲げの凹面側から凸面側に貫通して、前記帯体の横断面に付加された曲げの頂部近傍から切れ目を形成させるカッターを備えていることを特徴とする請求項8に記載の製袋包装機。
  10. 前記案内部は、前記帯体の搬送方向に延びる凸条部と、前記凸条部に対向して前記凸条部を収容する凹条部を有してなり、
    前記凸条部と前記凹条部の隙間に前記帯体を挿通させることを特徴とする請求項7から9のいずれかに記載の製袋包装機。
JP2002320299A 2002-11-01 2002-11-01 製袋包装機 Pending JP2004155432A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002320299A JP2004155432A (ja) 2002-11-01 2002-11-01 製袋包装機
US10/695,912 US6962035B2 (en) 2002-11-01 2003-10-30 Bag manufacturing and packaging apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002320299A JP2004155432A (ja) 2002-11-01 2002-11-01 製袋包装機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004155432A true JP2004155432A (ja) 2004-06-03

Family

ID=32211850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002320299A Pending JP2004155432A (ja) 2002-11-01 2002-11-01 製袋包装機

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6962035B2 (ja)
JP (1) JP2004155432A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189938A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Ishida Co Ltd ストリップパック製造装置
JP2018045727A (ja) * 2017-12-22 2018-03-22 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の制御方法および工作機械の制御装置

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AUPS333702A0 (en) * 2002-07-02 2002-07-25 Tna Australia Pty Limited A package assembly and a machine and method for the manufacture thereof
US7963201B2 (en) * 2003-08-26 2011-06-21 Concept Medical Technologies, Inc. Medication dispensing method and apparatus
JP4721756B2 (ja) * 2004-07-05 2011-07-13 株式会社イシダ 製袋包装システム
US7325379B2 (en) * 2005-01-05 2008-02-05 Cmd Corporation Pleat adjustment in vertical, form, film and seal packaging system and method
US7322169B2 (en) * 2005-01-05 2008-01-29 Cmd Corporation Vertical, form, fill and seal packaging system
US7275354B2 (en) * 2005-01-05 2007-10-02 Cmd Corporation Vertical form, fill and seal packaging system
CN102502017A (zh) * 2011-09-30 2012-06-20 山东碧海包装材料有限公司 一种灌装机的双氧水挤水烘干系统
CN103253406B (zh) * 2013-04-19 2015-04-29 广东广益科技实业有限公司 料包分切收卷装置及具有该装置的料包包装机
JP2017081585A (ja) * 2015-10-27 2017-05-18 株式会社イシダ 製袋包装機
JPWO2018051721A1 (ja) * 2016-09-16 2019-06-27 株式会社イシダ 計量包装装置
US11410764B1 (en) 2019-11-15 2022-08-09 Express Scripts Strategic Development, Inc. Smart medication dispenser
CN116750287B (zh) * 2023-08-23 2023-11-03 四川绵竹三佳饲料有限责任公司 一种饲料包装机

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3864895A (en) 1973-02-26 1975-02-11 Wright Machinery Company Inc Multi-pack method and apparatus
US5433060A (en) 1994-02-10 1995-07-18 Recot, Inc. Automated method and apparatus for detachably securing flexible packages to a display strip

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011189938A (ja) * 2010-03-11 2011-09-29 Ishida Co Ltd ストリップパック製造装置
JP2018045727A (ja) * 2017-12-22 2018-03-22 株式会社牧野フライス製作所 工作機械の制御方法および工作機械の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
US20040088948A1 (en) 2004-05-13
US6962035B2 (en) 2005-11-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004155432A (ja) 製袋包装機
US6865860B2 (en) Form-fill sealing machines, resealable flexible packages and methods of manufacturing resealable flexible packages
US5369936A (en) Apparatus and method for securing a detachable promotional banner or coupon to a flexible package
JPH06286710A (ja) 半折りフィルム等の合成樹脂包装材料による連続包装機
JP4446245B2 (ja) おにぎりの包装装置
JP4907223B2 (ja) ストリップパック装置
JP2004182302A (ja) 帯体取付装置および製袋包装機
JP4704183B2 (ja) ストリップバッグ装置
JP3830437B2 (ja) 製袋包装機
JP3970734B2 (ja) 商品の陳列具
JP2008143600A (ja) シート供給装置およびこれを用いたシート包装機
JP4025151B2 (ja) 製袋包装機
AU2007310276B2 (en) Strip pack apparatus, and grasper and dewrinkler used therein
JP4639039B2 (ja) 展示体および包装装置
JP2009280259A (ja) 製袋包装機
JP2010083537A (ja) 製袋包装機
JP6997448B2 (ja) 包装機及び包装方法
JP3625290B2 (ja) 製袋包装機
JP2517835B2 (ja) 自動包装機
JP2004352367A (ja) 製袋包装機
JP4084032B2 (ja) 製袋機
JP3025243B1 (ja) 気泡シートの自動包装装置
JP3385956B2 (ja) ストレッチ包装機
JP2004090950A (ja) 製袋包装機
JP2005104573A (ja) 製袋包装機及び該包装機で製造された商品

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051014

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080325

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080522

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081007