JP4991715B2 - 自動車用エアバッグモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の前段部分(プレアンブル)に記載された特徴を有する自動車用エアバッグモジュールに関する。
この種のエアバッグモジュールは、折り畳まれてエアバッグパッケージを形成するエアバッグと、エアバッグを固定し、且/又は、エアバッグをガスで膨張させるための、エアバッグと協働するエアバッグモジュールの構成装置とを有し、この構成装置は、第1構成要素を有し、第1構成要素を介して前記エアバッグと協働する。更に、この種のエアバッグモジュールは、エアバッグを気密状に囲む保護カバーを有する。これによって、エアバッグは、折り畳まれ、且/又は、縮められ、真空作用で特にコンパクトなエアバッグパッケージを形成することが可能となり、その後、エアバッグパッケージが気密状に保護カバー内に収容されることによって、折り畳まれたエアバッグパッケージを非常にコンパクトに保持することが可能である。特に、この保護カバーは、エアバッグパッケージに密着当接するようにしてエアバッグパッケージを囲むことが可能なフィルム状の可撓性保護カバーであってもよい。
本発明の課題は、前記種類のエアバッグモジュールを改善することである。
上記課題は、本発明に係る請求項1に記載された特徴を有するエアバッグモジュールを製作することによって解決される。
請求項1によれば、保護カバーは、第1構成要素も囲み、少なくとも1つの開口部を有し、この開口部を介して、第2構成要素が、保護カバーに囲まれた空間から突出し、保護カバーの開口部が、密封部材によって気密状に密閉されるように構成されている。
密封装置は、ここでは「密封部材」という用語で解釈され、密封部材は、第2構成要素を通す保護カバーの開口部を気密状に密封する。この密封部材は、必ずしも1個で構成する必要はなく、複数の別個の密封部品で構成することも可能である。
本発明の解決方法には、構成装置の一部が、保護カバーで囲まれた空間から外に出されても、空間内の真空状態が損なわれることはないという利点がある。したがって、真空状態によって効果的に小さくされているエアバッグパッケージのパッケージ寸法は維持される。保護カバーに設けられた開口部を密封するために、密封部材は、この開口部の縁部に沿って密封リングのように延在することが好ましい。また、密封部材は、弾性材料で形成することによって、エアバッグモジュールの(実質的に寸法安定性がある)支持領域に密封状に当接して、プレテンションがかけられる。
本発明の変更例では、密封部材の少なくとも一部分、好ましく全体が、熱可塑性材料、例えば、プラスチック材料で形成されている。複部構成の密封部材では、密封部材は、熱可塑性材料で形成された密封手段を有してもよい。熱可塑性密封部材及び/又は密封手段は、保護フィルムの開口部に配置され、加熱時に、保護カバーで溶解し、保護カバーの開口部を気密状に密閉するように構成されている。
本発明の1実施形態では、エアバッグモジュールの構成装置が、エアバッグを膨張させるためのガス発生装置として構成されている。ガス発生装置は、低温ガス発生装置であってもよく、ガスは、ガス発生装置の発生装置本体として構成された第1構成要素内に保存され、ガス発生装置の点火時に放出される。あるいは、ガス発生装置は、いわゆる高温ガス発生装置であってもよく、ガス発生装置の点火後にのみ放出するガスを発生させる化学物質及び/又は化学化合物を収容している。また、ガス発生装置は、いわゆるハイブリッドガス発生装置であってもよく、ガスが収容されているとともに、更に高温ガスを発生させるための化学化合物を収容している。一般的に、ガス発生装置は、イグナイタ(点火手段)に接続された電気ケーブルを介して電気的に点火される。
第2構成要素が、ガス発生装置を点火するために作動されるガス発生装置の点火装置として構成されていることが好ましい。
ガス発生装置として構成されたエアバッグモジュールの構成装置では、発生装置本体(第1構成要素)が保護カバーに囲まれた空間内に配置されているので、ガス発生装置の点火時に、ガス発生装置から膨張させるエアバッグ内にガスが放出されるようにするために、エアバッグの可撓性などの保護カバーを破壊する必要がないため、特に、高温ガスによる保護カバーの熱破壊による有害なガスの排出や有害な粒子の形成が回避される点が有利である。
このように、本発明は、ガス発生装置がエアバッグ内に配置され、すなわち、エアバッグに囲まれたモジュラー設計と、折り畳まれてエアバッグパッケージを形成するエアバッグが、真空状態によって特に小さいパッケージ寸法に折り畳まれ、このパッケージ寸法が、エアバッグを囲む気密状の(可撓性)保護カバーによって維持されるモジュラー設計との組合せを可能にしている点が有利である。
密封部材が当接する支持領域は、ガス発生装置自体に、特に、ガス発生装置本体及び/又は点火装置のイグナイタ上に形成されていることが好ましく、このガス発生装置及び/又はイグナイタに係合していると有利である。
折り畳まれてエアバッグパッケージを形成するエアバッグは、保護カバーの開口部に対応する貫通孔を有し、この貫通孔から、点火装置と、必要ならば、ガス発生装置の一部分がエアバッグから突出している。
ガス発生装置が、例えば、長手状に延在する円筒状の発生装置である場合、イグナイタは、ガス発生装置の外周面から半径方向、または、ガス発生装置の少なくとも1つの前面から軸方向に突出する。この場合、例えば、ガス発生装置の各前面からそれぞれ軸方向に突出する2つのイグナイタを設けてもよい。
エアバッグとガス発生装置を囲む保護カバーの少なくとも一部分が、(フィルム状)可撓性保護カバーとして構成されていることが好ましい。すなわち、保護カバー全体が可撓性保護カバーで形成されていてもよいし、あるいは、場合よっては弾性変形可能なハウジング状のカバーと可撓性保護カバーとを組合せて形成されていてもよい。このような組合せによって、特に、可撓性保護カバーが、保護カバーのハウジング状の構成部分の上面をカバーするように構成される。
点火装置が突出する保護カバーの開口部が、保護カバーの可撓性又は少なくとも弾性変形可能な構成部分に形成されている場合、密封部材が、保護カバーの開口部の縁部をエアバッグモジュールの支持領域に押しつけて変形させ、開口部を気密状に密閉する。
ハウジングが、エアバッグモジュールに対応して設けられ、少なくとも一部分がガス発生装置、エアバッグ及び可撓性保護カバーを囲んでいる場合、このハウジングは、点火装置、すなわち、イグナイタやその点火ケーブルが通される開口部も有する。この場合、密封部材は、モジュールハウジング上に設けられる。
本発明の別の実施形態では、エアバッグと協働するエアバッグモジュールの構成装置が、エアバッグを自動車部品に固定するように構成された締付手段として構成されている。エアバッグモジュールの構成装置は、同時にエアバッグを自動車部品(又はエアバッグモジュールの支持部)に固定するようにも構成されたガス発生装置として構成することも当然可能である。
締付手段の第2構成要素が貫通した保護カバーの開口部を密封部材が密封することによって、保護カバーの気密性が確保される。すなわち、空気が外部から保護カバーに囲まれた空間内に入り、小さくて有利であるエアバッグパッケージのパッケージ寸法に悪影響を及ぼすようなことはない。
締付手段によって、エアバッグパッケージを支持部に固定することが可能であり、この場合、締付手段は、エアバッグパッケージに横断面方向に係合する必要がないため、エアバッグの膨張時の展開が損なわれない点が有利である。
締付手段は、締付手段として構成されたエアバッグモジュールの構成装置の第1構成要素を介して、例えば、エアバッグの一部領域を第1構成要素に締め付けることによって、エアバッグに固定されていることが好ましい。
特に第1構成要素と一体に接続された締付手段の第2構成要素は、締付手段をエアバッグモジュールの支持部、例えば、自動車部品に固定する働きをすることが好ましい。
特に好ましくは、締付手段の第2構成要素が、締付手段の第1構成要素から突出し、少なくとも1本のピンであることが好ましい。このピンは、一方の自由端領域に雄ねじ部を有し、このピンをエアバッグパッケージの支持部の対応する開口部に通し、ナットで締めて支持部に固定する。
締付手段の第2構成要素が、延在方向に長手状に延在するように構成され、密封部材が、締付手段の第2構成要素を横断面方向に、すなわち、延在方向に交差する方向に囲んでいることが好ましい。
締付手段の第2構成要素が、保護カバーの貫通孔を介して保護カバーに囲まれた空間から外側に通され、締付手段の第2構成要素に接続された第1構成要素が、エアバッグに囲まれたエアバッグの内部に配置されている。したがって、締付手段の第1構成要素が、延在方向に交差する方向に延在する当接領域を有し、この当接領域にエアバッグの一部分が当接していることが好ましい。エアバッグパッケージをエアバッグパッケージの支持部に固定するためには、締付手段の第1構成要素の当接領域に当接しているエアバッグ部分が、この当接領域と、対応するエアバッグパッケージの支持部(例えば、自動車部品)の平坦な領域との間に締付固定される。締付手段の第2構成要素をエアバッグの内部から外側に通すためには、このエアバッグは、保護カバーの開口部と第2構成要素に対応する少なくとも1つの(位置合わせされた)貫通孔を有し、この貫通孔は、貫通孔を囲むエアバッグの第1縁部領域によって規定される。
このように、締付手段の第2構成要素が、エアバッグの対応する貫通孔から延在方向に通され、この貫通孔を囲むエアバッグの第1縁部領域が、延在方向において締付手段の第1構成要素の当接領域と、保護カバーの開口部に隣接する保護カバーの第2縁部領域(縁部)との間に配置されている。
一つの実施形態では、保護カバーの開口部を密封する(気密状に密閉する)ための密封部材が、第2縁部領域の延在方向に保護カバーの第2縁部領域を締付手段の第1構成要素の当接領域に押しつけるように構成されている。
本発明の別の実施形態では、密封部材が、保護スリーブの開口部を密封するために、エアバッグの第1縁部領域とともに、保護カバーの第2縁部領域を締付手段の第1構成要素の当接領域に延在方向に押しつけるように構成されている。
このために、密封部材は、締付手段の第2構成要素を横断面方向に囲む、特に中空円筒状に形成された本体を有し、この本体は、締付手段の第2構成要素に位置合わせされている。この本体が、第2構成要素に当接して第2構成要素を横断面方向に囲むケーシングを有し、このケーシングを囲むフランジが、ケーシングから延在方向に交差する方向に突出し、保護カバーの第2縁部領域に面する平坦な環状の第1面を有していることが好ましい。この場合、保護カバーの開口部を気密状に密閉するために、フランジが、前記第1面で保護カバーの第2縁部領域に延在方向に密封状に当接していることが好ましい。
開口部を密封するために、密封部材が、延在方向においてフランジと開口部を囲む保護カバーの第2縁部領域との間に配置された可撓性当接部材を有し、当接部材が、保護カバーの第2縁部領域に密封状に当接していることが好ましい。当接部材を密封状に第2縁部領域に当接するように第2縁部領域に押しつけて、延在方向に圧縮するために保護カバーの第2縁部領域の方向に要する力は、密封部材の(中空円筒状)本体によって付与される。このために、密封部材本体は、締付手段の第2構成要素に適宜に固定される、例えば、締付固定される。当接部材は、締付手段の第2構成要素に横断面方向に係合する密封リングとして形成されていることが好ましい。
本発明の1実施形態では、密封部材が、締付手段の第2構成要素、及び、保護カバーの第2縁部領域に横断面方向に係合し、保護カバーの開口部を密封するために、保護カバーの第2縁部領域を締付手段の第2構成要素に延在方向に交差する方向に押しつけるように構成されている。このために、密封部材は、保護カバーの第2縁部領域に延在方向に被せられ、第2縁部領域に対してプレテンションがかかる管体として形成されていることが好ましい。プレテンションを発生させるには、管体は、弾性(弾力性)材料で形成するか、または、加熱時に収縮し、第2縁部領域を介在させて第2構成要素に対してプレテンションがかかる熱収縮管であってもよい。あるいは、密封部材は、可撓性Oリングとして構成されてもよい。
本発明の別の変更例では、保護カバーの開口部を気密状に密封するための密封部材が、開口部を囲む保護カバーの第2縁部領域に対して延在方向にプレテンションがかけられ、保護カバーの第2縁部領域が、エアバッグの一部領域もあるいは介在させて、締付手段の第1構成要素の当接領域に延在方向に押しつけられている。
したがって、密封部材は、締付手段の第2構成要素に対して延在方向に交差する方向にプレテンションがかけられていることが好ましい。その結果、密封部材が締付手段の第2構成要素に固定され、保護カバーの第2縁部領域に対する延在方向への密封部材のプレテンションが継続的に維持されるように構成されている。保護カバーの第2縁部領域、及び/又は、締付手段の第2構成要素に対するプレテンションを発生させるために、密封部材は、第2縁部領域及び第2構成要素に対してプレテンションがかかるバネ部材を有するか、または、そのように構成されることが好ましい。
別の実施形態では、密封部材が、開口部を囲む保護カバーの第2縁部領域によって形成され、保護カバーの空間内を真空にする際に、締付手段の第2構成要素に押しつけられ、保護カバーの開口部が気密状に密封されるように構成されている。したがって、第2縁部領域は、保護カバーで囲まれた空間内を真空にする前でも、一部が延在方向に延伸するように変形されてもよい。この場合、第2縁部領域は、第2構成要素に密着係合し、真空にする際に、空気が、第2構成要素に沿って保護カバーの開口部を通って保護カバーで囲まれた空間内に吸い込まれることはない。
本発明の別の変更例では、密封部材が、締付手段の第2構成要素を横断面方向に囲む第2構成要素のコーティングとして構成され、保護カバーの開口部を囲む第2縁部領域がコーティングに接続されて、保護カバーの開口部が気密状に密封されるように構成されている。このため、第2縁部領域をコーティングに、例えば、接着又は溶着してもよい。
コーティングは、加熱することによって保護カバーの第2縁部領域に接続されるように構成されていることが好ましい。あるいは、コーティングは、機械的に活性化され、特に保護カバーの第2縁部領域をコーティングに押しつけることによって、保護カバーの第2縁部領域に気密状に接続されるように構成されていてもよい。
本発明の1変更例では、密封部材が、更に別の変形可能な(高粘性の)密封体を有し、この密封体は、密封部材と保護カバーの第2縁部領域との間に配置されていることが好ましい。この場合、変形可能な密封体は、密封部材と保護カバーの第2縁部領域との間になおも存在しうる自由空間及び/又は中空空間を埋める働きをする。あるいは、または、加えて、密封体の少なくとも一部分が、保護カバーの開口部を囲む保護カバーの第2縁部領域と、エアバッグの貫通口に隣接するエアバッグの第1縁部領域との間に配置されている。
このもう1つの変形可能な密封体は、締付手段の第2構成要素に当接し、締付手段の第2構成要素を横断方向に囲むように構成されていることが好ましい。その結果、ガスが、締付手段の第2構成要素と密封部材との間から延在方向に保護カバーで囲まれた空間内に入らないようになされている。
エアバッグの第1縁部領域においてエアバッグの折り目や縫目等のエアバッグの凹凸を相殺するために、円盤状部材が設けられている。円盤状部材は、締付手段の第2構成要素を横断面方向に環状に囲んでいることが好ましく、また、締付手段の第2構成要素の延在方向において保護カバーの第2縁部領域とエアバッグの第1縁部領域との間に配置されていることが好ましい。この場合、密封体の少なくとも一部分が、延在方向において円盤状部材と保護カバーの第2縁部領域との間に配置されていることが好ましい。このようにして、密封体は、円盤状部材、保護カバーの第2縁部領域、及び、締付手段の第2構成要素によって規定される自由空間全体を埋めるため、有利である。更に、密封体の少なくとも一部分が、延在方向において円盤状部材とエアバッグの第1縁部領域との間にも配置されていることが好ましい。
本発明の1変更例では、締付手段の第1構成要素の当接領域が、平板状リングとして構成され、エアバッグの流入口に隣接するエアバッグの第3縁部領域に当接し、エアバッグの第3縁部領域が、延在方向において締付手段の第1構成要素の当接領域と保護カバーとの間に配置されている。当接領域は、締付手段の第2構成要素の延在方向においてエアバッグパッケージの支持部と当接領域との間にエアバッグ(及び保護フィルムも)を締付固定する働きをする。このために、締付手段の第2構成要素が、対応する支持部の開口部に通されて固定されることにより、当接領域が、当接領域に当接しているエアバッグの部分(第3縁部領域)、及び、保護フィルムの対応する領域をエアバッグパッケージの支持部に押しつけている。
当接領域が、エアバッグの流入口に隣接するエアバッグの第3縁部領域に当接するように構成されている場合には、締付手段の第2構成要素が通されるエアバッグの開口部が、第3縁部領域上に形成される。
ディフューザが、平坦な環状の当接領域の延在面に対して垂直な延在方向に、エアバッグの内部に突出し、エアバッグの流入口を内部からカップ状にカバーする。ディフューザは、複数の貫通口を有し、流入口からエアバッグ内に導入されたガスを旋回撹拌させる働きをする。
本発明の特に好ましい変更例では、締付手段の第2構成要素は、当接領域から延在方向に突出した複数のピンによって形成され、ピンに対応するエアバッグの複数の貫通口、及び、貫通口に位置合わせされた保護カバーの開口部に通されて、保護カバーに囲まれた空間から一部分が突出している。これらのピン(又は少なくとも1つのピン)は、エアバッグパッケージをエアバッグパッケージの支持部に固定するために、ナットが螺合される雄ねじ部を有する。あるいは、このピンは、エアバッグパッケージの支持部の対応する凹部に係止接続されるように構成されても当然よい。また、ピンは、リベットであってもよい。
本発明のさらなる詳細かつ利点は、図を参照して実施形態についての以下の記載で明らかにされる。
図1には、エアバッグ1を有する自動車用のエアバッグモジュールが示されている。エアバッグ1は、折り畳まれてエアバッグパッケージ10を形成し、衝突事故の際にはガス発生装置3によって膨張して乗員を保護するエアクッションを形成する。
ガス発生装置3は、円筒状の発生装置本体30と発生装置本体30のケーシングから突出した点火装置32を有するいわゆる円筒形ガス発生装置である。点火装置32は、金属性ハウジングに囲まれた寸法安定性のある点火部材(イグナイタ33)と、イグナイタ33から突出して形成されてイグナイタ33に直接またはプラグコネクタを介して接続される電気点火ケーブル34とから構成される。
ガス発生装置3は、折り畳まれたエアバッグ1内に配置され、折り畳まれてエアバッグパッケージ10を形成するエアバッグ1の領域は、発生装置本体30の外周面の一部の前方に位置し、発生装置本体30の外周面のその他の領域ならびに2つの前面は、エアバッグ1の展開層11によって囲まれている。展開層11において、エアバッグ1は、点火装置32のイグナイタ33がエアバッグ1に囲まれた内部Iから突出するための開口部12を有し、当該開口部で点火ケーブル34に接続されている。
エアバッグ1とガス発生装置3は、エアバッグ1の膨張展開時に破断可能なフィルムで形成された可撓性保護カバー2によって気密状に囲まれている。すなわち、真空状態を利用することによって(DE10114208A1及びDE102004056128参照)、エアバッグ1は、折り畳まれて特にコンパクトなエアバッグパッケージ10を形成し、その後も気密状の保護カバー内にこのコンパクトな状態で維持される。
保護カバー2は、発生装置本体30の外周面から半径方向rに突出するイグナイタ33の領域において、保護カバー2に囲まれた空間からイグナイタ33が突出する開口部22を有する。開口部22は、弾性密封リングである密封部材4によって気密状に密封されている。このため、密封リング4は、可撓性保護カバー2の開口部22の縁部(縁部領域として構成されていてもよい)を内方にイグナイタ33に押しつけるように点火装置32のイグナイタ33上に配置されている。この場合、密封リングである密封部材4は、可撓性保護カバー2の縁部領域(第2縁部領域とも呼称される)とともに、イグナイタ33の環状周面凹部35に嵌合されている。したがって、可撓性保護カバー2の開口部22の縁部は、支持領域を形成するイグナイタ33に対してプレテンションをかけることによって固定当接されるため、空気が開口部22から可撓性保護カバー2で囲まれた真空状態の空間R内に入ることはない。
図1の装置を組立てるには、まず、エアバッグ1とガス発生装置3を可撓性保護カバー2に挿入して包み、パッケージ全体を真空にすることによって最小限のパッケージ寸法にする。次に、密封部材4をイグナイタ33上及び/又はイグナイタ33の周面凹部35内に配置することによって、保護カバー2が、イグナイタ33の領域に入り込んで開口部22を形成し、イグナイタ33が、例えば、点火ケーブル34をプラグ接続することによって、点火ケーブル34に電気接続されるように構成される。
図2は、図1のエアバッグモジュールの変更例を示す断面図であり、折り畳まれてエアバッグパッケージ10を形成するエアバッグ1、ガス発生装置3、及び、エアバッグ1とガス発生装置3を囲む可撓性保護カバー2が、モジュールハウジング5内に配置されている。したがって、モジュールハウジング5の下部51は、エアバッグモジュールにおいて、エアバッグ1の層11が発生装置本体30に沿って延在するとともに、点火装置32のイグナイタ33が、互いに合わさったエアバッグ1の開口部12と可撓性保護カバー2の開口部22を貫通するエアバッグモジュールの領域を囲む。モジュールハウジング5は、この部分に、ガス発生装置3のイグナイタ33が貫通する開口部52も有する。このモジュールハウジング5の開口部52の縁部には、可撓性保護カバー2の開口部22を密閉する環状密封部材4が設けられている。このため、密封リング4は、可撓性保護カバー2の開口部22の縁部をガス発生装置3の発生装置本体30に押しつけて変形させるように配置されて弾性的にプレテンションがかけられている。したがって、可撓性保護カバー2の開口部22の縁部(縁部領域)は、プレテンションをかけることによって支持領域を形成する発生装置本体30に固定当接するため、この開口部22から可撓性保護カバー2で囲まれた真空状態の空間R内に空気が入ることはない。
更に、図2では、ナット6が、イグナイタ33の雄ねじ部に螺合されて、ガス発生装置3がモジュールハウジング5に固定されている。したがって、密封リング4は、モジュールハウジング5上のナット6の領域に配置され、ナット6を締め付けることによって、密封リング4、ひいては可撓性保護カバー2の開口部22の縁部が、発生装置本体30に密封状に押しつけられように構成されている。
図3は、図1及び2のエアバッグモジュールの変更例を示し、円筒形ガス発生装置である二段式ガス発生装置3を有している。このガス発生装置3の2つの前面それぞれにつき、軸方向に突出した点火装置32A及び/又は32Bに、イグナイタ33A,33B及び点火ケーブル34A,34Bが設けられている。ガス発生装置3を囲むエアバッグ1も、エアバッグ1とガス発生装置3を気密状に囲む可撓性保護カバー2も、点火装置32A,32Bの領域において、開口部12A,22A及び/又は12B,22Bをそれぞれ有する。当該開口部を介して、イグナイタ33A,33Bそれぞれが、可撓性保護カバー2に囲まれた空間Rから突出して、各点火ケーブル34A及び/又は34Bに接触している。
イグナイタ33A及び/又は33Bの領域の可撓性保護カバー2の2つの開口部22A,22Bは、それぞれ密封リング4A及び/又は4Bによって密封されている。各密封リング4A,4Bは、開口部22Aの縁部及び/又は可撓性保護カバー2を介在させて、それぞれのイグナイタ33A及び/又は33Bに係合する。したがって、各密封リング4A,4Bは、(密封部材4A及び/又は4Bの環状構造に対して)半径方向内方にプレテンションがかかるため、可撓性保護カバー2の各開口部22A,22Bの縁部をそれぞれのイグナイタ33A及び/又は33Bに押しつけ、その結果、可撓性保護カバー2の開口部22A及び/又は22Bを密封する。
図4には、図2のエアバッグモジュールの変更例が示されている。エアバッグ1とガス発生装置3を囲む保護カバー7が、ハウジング状の実質的に寸法安定性のある(但し、弾性的な)カバー70と可撓性のカバー75で構成されている。フィルム状の可撓性のカバー75は、ハウジング状カバー70の上面をカバーして、エアバッグ1とガス発生装置3を囲み、一部分71において、点火装置32が保護カバー7に囲まれた空間Rから突出する開口部72を形成している。
この場合、密封リングである密封部材4は、ハウジング状カバー70の一部分71上の開口部72の縁部に作用し、開口部72の当該縁部が発生装置本体30に押しつけられ、その結果、開口部72が気密状に密閉されるように構成されている。このため、好ましくはプラスチック材料で形成されたカバー70にある程度の弾性を要する。
図4のエアバッグモジュールでは、保護カバー7に囲まれた空間Rは、好ましくは、エアバッグ1とガス発生装置3をハウジング状カバー70内に挿入した後に真空排気され、その後、ハウジング状カバー70の(開口部72に対して)一方側を密封部材4によって、他方側(上面)を可撓性カバー75によって気密状に密閉する。真空排気は、例えば、その後、気密状に密閉されるハウジング状カバー70の開口部(図4には示されていない)を介して行なわれる。あるいは、可撓性カバー75とハウジング状カバー70との間の接続領域において、保護カバー7の上記2部材70,75を完全に接続する直前に真空排気することも可能である。
図5は、図1に示されたタイプのエアバッグパッケージ10を示す概略断面図である。図1とは異なり、エアバッグ1を膨張させるためのガス発生装置(図1のガス発生装置3)は、エアバッグ1に囲まれた内部I内ではなく、エアバッグパッケージ10を囲む保護カバー2の外側に配置されている。保護カバー2は、図1によるエアバッグパッケージ10を密着状に囲んでいる。保護カバー2は、少なくとも一部分、また、好ましくは全体が、プラスチック材料などの可撓性材料で形成されている。このプラスチック材料は、熱可塑性プラスチック材料であってもよい。保護カバー2は、保護フィルムとして構成されていることが好ましい。
エアバッグパッケージ1を固定するために、エアバッグ1の内部Iに配置された第1構成要素82と、保護カバー2に囲まれた空間R(及び内部I)から外側に出た第2構成要素81とから成る締付手段80が設けられ、この締付手段80を介して、エアバッグパッケージ10が支持部(モジュール支持部)に固定される。エアバッグパッケージ10の支持部は、当然のことながら、例えば、ステアリングホイールのハブ本体や計器パネルなどの自動車部品であってもよい。
エアバッグ1は、流入口Oからのガスによって膨張する。このガスは、図1〜4に示されたタイプのガス発生装置3によって提供される。流入口Oは、第3縁部領域O’と呼称される縁部領域によって画される。締付手段80の第1構成要素82の当接領域83が、エアバッグ1の内部Iから第3縁部領域O’に押しつけられた状態で平坦に配置されている。したがって、当接領域83は、エアバッグ1の流入口Oを囲む保持リングとして構成されている。カップ状のディフューザ82が、この当接領域83からエアバッグ1の内部Iに突出している。ディフューザ82は、複数の貫通孔(図5には示されていない)を有し、流入口Oに導入されたガスが、この貫通孔からエアバッグ1の内部Iに流入して旋回撹拌される。
締付手段80の第2構成要素は、延在方向Eに長手状に延在する複数のピン82で構成されている。ピン81は、当接領域83がエアバッグ1の流入口Oを囲んでいる延在面に対して垂直に位置する延在方向Eに当接領域83から突出している。ピン81は、当接領域83と一体構成されていてもよい。あるいは、ピン81は、それぞれ一方の自由端に断面が拡幅したヘッド部81aを有し、当接領域83の各貫通孔から延在方向Eに通されていてもよい。これによって、側部が当接領域83に面した状態の拡幅ヘッド部81aが、当接領域83の各貫通孔に隣接した貫通孔の縁部領域に位置するように構成される。さらに、このヘッド部81aは、溶接などによって当接領域83に永久接続されてもよい。
エアバッグパッケージ10が内部に配置されている保護カバー2に囲まれた空間Rから、及び、エアバッグ1に囲まれた内部Iからピン81を導き出すために、貫通孔D及びこれに対応する保護カバー2の孔85が、エアバッグ1の第3縁部領域O’に設けられている。それぞれ互いに合わさった合同の孔D,85を通して、ピン81は、保護カバー2に囲まれた空間Rから延在方向Eに突出する。
保護カバー2内の真空状態が維持されるように保護カバー2の孔85を気密状に密封(密閉)するために、密封手段86が設けられている。密封手段86は、延在方向Eにおいて、貫通孔Dに隣接するエアバッグ1の第1縁部領域1aと、これに対応する保護カバー2の各孔85に隣接する保護カバー2の第2縁部領域2aとの間に配置されている。この場合、密封手段86は、延在方向Eに交差する方向に環状に各ピン81を囲んでいる。すなわち、各密封手段86は、各ピン81を横断面方向に囲んでいる。しかし、密封手段86は、必ずしも保護カバー2とエアバッグ1の間に設ける必要はない。
図5のエアバッグモジュールでは、ガス発生装置(図5には示されていない)は、エアバッグパッケージ10の外側、すなわち、保護カバー2に囲まれた空間Rの外側に配置されている。エアバッグ1を膨張させるために必要なガス発生装置をエアバッグ1の内部I及び/又は保護カバー2の空間R内に配置することも当然可能である。図5のエアバッグモジュールでは、ガス発生装置が保護カバー2の空間Rの外側に配置されているため、保護カバー2の空間Rとは反対の側からディフューザ84をカバーする保護カバー2の構成要素が、エアバッグ1の膨張時に高温ガスや他の機構によって損傷する。内部Iに突出するディフューザ84の形状のため、保護カバー2の上記損傷領域の燃え殻がエアバッグ1の内部Iに入ってしまう。
図6Aは、図5のエアバッグモジュールの一部分、すなわち、ピン81が延在方向Eに突出した状態の締付手段80の当接領域83の一部分を示す詳細断面図である。ピン81は、エアバッグ1の貫通孔D、ならびに延在方向Eにおいてエアバッグ1上に位置する保護カバー2の孔85に延在方向Eに貫通する。当接領域83は、エアバッグ1の一部分が当接する当接面83aを有し、このエアバッグ部分は、締付手段80をエアバッグモジュールの支持部に固定した後、当接面83aと支持部の平坦領域との間に延在方向Eに締付けられる。また、当接領域83は、当接面83aと反対側に面83bを有し、面83bからは、ディフューザ84がエアバッグ1の内部Iに突出している。
エアバッグ1は、保護カバー2によって囲まれ、ピン81の領域で、延在方向Eにおいて当接領域83の当接面83aと保護カバー2との間に介在されている。
保護カバー2の孔85を密閉して、空気(ガス)が孔85から保護カバー2に囲まれた空間Rに入ることがないようにするために、密封部材86が設けられている。密封部材86は、図5とは異なり、自動ロック式のバネ部材88aとして構成され、好ましくは、金属又はプラスチック材料で形成されている。バネ部材88aは、延在方向Eに交差する方向においてピン81を完全に取り囲む円錐形のケーシングの形状を有し、(延在方向Eに対して垂直な断面に対して)延在方向Eとは反対の方向に当接領域83に向かって広がった断面を有する。円錐形ケーシングの形状においてピン81とは反対の側のバネ部材88aの外面88a’が凹曲面を有し、且/又は、外面88a’
とは反対の側のバネ部材88aの内面88a”が対応する凸曲面を有するように構成されている。
バネ部材88aは、延在方向Eにおいて締付手段80の当接領域83とは反対の側に第1端部を有し、当接領域83に面して第2端部を有する。バネ部材88aの第1端部には、縁部Aが形成されている。縁部Aは、延在方向Eに交差する方向においてピン81を取り囲み、ピン81に対して線状にプレテンションをかけた状態で当接する(すなわち、バネ部材88aが延在方向Eに交差する方向にピン81に力を加える)。バネ部材88aの第2端部には、第2縁部A’が形成されている。第2縁部A’は、延在方向Eに交差する方向において離間した位置でピン81を取り囲み、プレテンションをかけることによって保護カバー2の孔85を囲む保護カバー2の縁部領域2aに当接する。これにより、この縁部領域2aは、エアバッグ1を介在させて、延在方向Eと反対の方向に締付手段の当接領域83の当接面83aに押しつけられている。その結果、保護カバー2の孔は、空気が保護カバー2の空間Rに入ることがないように密閉される。バネ部材88aが延在方向Eと反対の方向に保護カバー2を当接領域83に押しつけるためのプレテンションを発生させるには、バネ部材88aが、ピン81上に延在方向Eと反対の方向に押され、かつ、保護カバー2に(ひいては、当接領域83に)延在方向Eと反対の方向に押しつけられさえすればよい。バネ部材88aには、同時に、延在方向Eに交差する方向にピン81に対するプレテンションがかかるため、バネ部材88aは延在方向Eに固定され、保護カバー2及び/又は当接領域83に対するバネ部材88aのプレテンションが維持される。
当接領域83に対するプレテンションの量は、バネ部材88aの復元特性、及び、バネ部材88aが延在方向Eと反対の方向に締付手段の当接領域83に押しつけられる力によって決定される。この力に応じて、バネ部材88aのケーシングの凹曲率及び/又は凸曲率が増し、これに応じた復元力が、第1縁部A及び/又は第2縁部A’を介してピン81及び/又は当接領域83に(保護カバー2及びエアバッグ1を介在させて)伝導される。
密封効果を向上させるために、保護カバー2は、保護カバー2の孔85の領域において、保護カバー2の孔85を規定する保護カバー2の第2縁部領域2aが、部分的にピン81に密着して当接し、ピン81に環状に係合するように構成されている。
図6Bは、図6Aの密封部材86の変更例を示している。図6Aとは異なり、密封部材86は、バネ部材88aに加えて、密封体88bを有する。密封体88bは、保護カバー2とピン81ならびにバネ部材88aの内部88”によって規定される自由空間に配置されている。したがって、密封体88bは、延在方向Eに交差する方向においてピン81に係合し、特に、変形可能(高粘性)に形成され、バネ部材88aの弾性(弾力性)に対抗しないように構成されている。密封体88bは、自由空間を完全に埋め、孔85を通って保護カバー2から突出しているピン81の一部分に部分的に当接する。その結果、保護カバー2の孔85は、更に密封される。密封体88bは、前記自由空間を完全に埋めているため、バネ部材88aのバネ力を保護カバー2の第2縁部領域2aに伝達する機能も有する。この場合、第2縁部領域2aは、(エアバッグ1を介在させて)ピン81と当接領域83の当接面83aとに均等に押しつけられている。
図6Cは、図6A及び/又は図6Bの密封部材86の更なる変更例を示している。図6Bとは異なり、密封体88bに加えて、別の密封体88cが、延在方向Eにおいて保護カバー2の第2縁部領域2aとエアバッグ1の第1縁部領域1aとの間に設けられている。その結果、ピン81の密封体によってカバーされる部分が延在方向Eにおいて長くなるため、密封部材86の密封性が更に向上する。したがって、更に、密封体88b,88cによってカバーされるエアバッグ1の第1縁部領域1aと保護カバー2の第2縁部領域2aの領域が広くなるため、孔85から保護カバー2の空間R内への空気の流入をより困難にするのに効果的である。
図7Aは、図6Aの密封部材86の変更例を示している。図6Aとは異なり、密封体86は、バネ部材88aではなく、可撓性材料で形成されたOリング89で形成されている。Oリング89は、延在方向Eと反対の方向に孔85を気密状に密閉するために、ピン81とピン81に当接している第2縁部領域2a上に嵌められ、保護カバー2の第2縁部領域2aを延在方向Eに交差する方向にピン81に押し付けることが可能である。このため、Oリング89には、ピン81に当接している保護カバー2の第2縁部領域2aに対するプレテンションがかかっている。プレテンションの量は、Oリング89の素材、及び、Oリング89をピン81に嵌める際に調節されるOリング89の膨張度によって決定される。
図7Bは、図7Aの密封部材86の変更例を示している。Oリング89に加えて、密封体88cが更に設けられている。密封体88cは、図6Cによると、延在方向Eにおいて、貫通孔Dに隣接するエアバッグ1の第1縁部領域1aと保護カバー2の第2縁部領域2aとの間に設けられている。この場合、高粘性密封体88cは、第2縁部領域2aと第1縁部領域1aとの間に延在方向Eに延在し、延在方向Eに交差する方向にピン81を囲む領域を完全に埋めている。密封体88cは、第1縁部領域1aからほぼOリング89までの延在方向Eに延在するピン81の一部分、ならび第2及び第1縁部領域2a,1aに密封状に当接する。
図8Aは、図7Aの密封構造の変更例を示している。図7Aとは異なり、密封部材86は、Oリング89ではなく、可撓管90で形成されている。可撓管90は、ピン81に当接している保護カバー2の第2縁部領域2aに延在方向Eに被せられる。可撓管90は、延在方向Eに交差する方向にピン81に対するプレテンションがかかり、第2縁部領域2aに密着して当接し、延在方向Eに交差する方向に第2縁部領域2aをピン81に押しつけるように構成されている。その結果、第2縁部領域2aに隣接する保護カバー2の孔85は気密状に密封される。この管は、弾性管、又は、例えば、ピン81の周囲が加熱されると収縮して、ピン81に対してプレテンションがかかる熱収縮管であってもよい。
更に、管90は、延在方向Eにおける一部分が、第2縁部領域2aから突出してピン81に密着して当接している。その結果、第2縁部領域2aに当接しているだけの管90に比べて、密封性が向上する。
図8Bによると、密封部材86を管90で構成し、図7B(及び/又は図6C)による変形可能な密封体88cを図6C及び図7Bのようにピン81上に設けて使用することも当然可能であり、密封部材86の密封性が更に向上する。
図9Aは、図6Aの密封部材86の変更例を示す詳細断面図である。この密封部材は、図6Aとは異なり、ピン81に密着して当接し、延在方向Eに交差する方向(横断面方向)にピン81に係合する中空円筒体で形成されている。中空円筒状本体91aは、金属又はプラスチック材料で形成されていることが好ましい。中空円筒状本体91aは、当接領域83に面する一方の端部には、中空円筒状本体91aから延在方向Eに交差する方向に突出する領域Fとしてフランジを有する。フランジFは、円筒状本体91aのピン81とは反対側の面で環状にピン81を囲む。フランジFは、保護カバー2の第2縁部領域2aに面する第1面F’を有する。第1面F’は、保護カバー2の第2縁部領域2aに対して平坦になるように構成されている。
保護カバー2の孔85を密封するために、中空円筒状本体91aが、横断面方向にピン81を堅く把持するようにピン上に延在方向Eに位置決めされている。中空円筒状本体91aの内径は、ピン上に配置された円筒状本体91aが、延在方向Eに交差する方向にピンに対するプレテンションがかかる大きさに形成されている。その結果、(エアバッグ1の保護カバー2を介在させて)延在方向Eとは反対の方向に当接領域83に対して中空円筒状本体91aのかけるプレテンションが維持されるように、中空円筒状本体91aがピン81に固定される。中空円筒状本体91aは、締まりばめを構成し、第1面F’がフランジFの当接領域83に面した状態で、エアバッグ1の第1縁部領域1aを介在させて、締付手段80の当接領域83の当接面83aに対して、保護カバー2の孔85を規定する保護カバー2の第2縁部領域2aを押しつける。したがって、貫通孔Dに隣接するエアバッグ1の第1縁部領域1a、及び、孔85に隣接する保護カバー2の第2縁部領域2aは、フランジFの第1面F’と当接領域83の当接面83aとの間に固定締付けされるため、保護カバー2の孔85の密封性が得られ、空気が孔85から保護カバー2で囲まれた空間R内に入ることがないように構成されている。したがって、空間R内を真空にすることによってコンパクトにされたエアバッグパッケージ10が引続き維持される。
図9Bによる発展例では、(延在方向Eにおいて)中空円筒状本体91aのフランジFの第1面F’と保護カバー2の第2縁部領域2aとの間には、当接部材91bとして(可撓性)密封リングが設けられている。当接部材91bは、横断面方向にピン81を囲み、中空円筒状本体91aによって延在方向Eとは反対の方向に保護カバー2の第2縁部領域2aに押しつけられている。この場合、当接部材91bは、延在方向Eに圧縮され、フランジFの第1面と第2縁部領域2aに密封状に当接している。このようにして、当接部材91bによって、第2縁部領域2a、及び/又は、延在方向Eにおいて第2縁部領域2aの下側に位置するエアバッグ1の第1縁部領域1aの凹凸(折り目や縫目)、ならびに、あれば当接領域83の当接面83aの凹凸も、相殺される。
図9A及び図9Bの密封構造の他に、図9Cに示されている孔85の密封によると、エアバッグ1の貫通孔Dは、大きな表面積を有し、当接部材91bが、エアバッグ1の第1縁部領域1aを介在させずに保護カバー2の第2縁部領域2aを当接領域83の当接面83aに押しつけるように構成されている。これは、延在方向Eにおける当接面83aと保護カバー2の第2縁部領域2aとの間の領域だけが密封されればよい、すなわち、保護カバー2の第2縁部領域2aを当接面83aに密封状に押しつけさえすればよいという点で有利である。
図10Aは、密封部材86の更なる形態を示す詳細断面図である。図6A〜9Cとは異なり、密封部材86は、保護カバー2と一体形成されている。すなわち、密封部材86は、第2縁部領域2aによって形成され、保護カバー2に囲まれた空間R内を真空にする際に、ピン81に密封状に当接し、ピン81を横断面方向に密着して取り囲むように構成されている。
図10Bによると、密封効果を向上させるように形成された密封部材86に、更に、密封体92aが設けられている。密封体92aは、変形可能に形成され、保護カバー2の第2縁部領域2aとエアバッグ1の第1縁部領域1aとの間に配置されて、延在方向Eにおいてピン81のエアバッグ1の第1縁部領域1aから保護カバー2の孔85に至るまでの部分を被覆するように構成されている。密封体92aは、変形可能であるために、保護カバー2の空間R内を真空にする際に、ピン81の周囲に円錐状に分散し、ピン81と第1縁部領域1aに押しつけられ、円錐状に分散した密封体92aの、ピン81及び第1縁部領域1aと反対側の上面は、凹曲面を有する。
図10Cは、図10Bの密封構造の変更例を示している。図10Bとは異なり、密封部材86は、円盤状部材92bを有する。円盤状部材92bは、延在方向Eに対して垂直な延在面に環状に延在し、延在方向Eに交差する方向にピン81を囲んでいる。この場合、円盤状部材92bは、延在方向Eにおける密封体92aとエアバッグ1の第1縁部領域1aとの間に配置されている。この場合、円盤状部材92bは、エアバッグ1の第1縁部領域1aに密着して当接し、エアバッグ1の凹凸(例えば、縫目や折り目)を相殺する働きをする。
図10Dの密封構造によると、更に、延在方向Eにおける円盤状部材92bとエアバッグ1の第1縁部領域1aとの間に、別の高粘性密封体92cが設けられている。密封体92cは、延在方向Eにおけるエアバッグ1の第1縁部領域1aと円盤状部材92bの延在方向Eにおいて第1縁部領域1aに面する面との間の自由空間を埋めている。延在方向Eに交差する方向において、密封体92cは、円盤状部材92bの最外縁部から突出し、保護カバー2をエアバッグ1に接続している。このように構成することによって、密封部材86の密封効果が更に向上する。
図11Aは、密封部材86の更なる形態を示す詳細断面図である。図6A〜10Dとは異なり、密封部材86は、当接領域83の当接面83aに形成されたコーティング93aとして構成されている。コーティング93aは、延在方向Eに交差する方向に環状に二次元的にピン81を囲んでいる。保護カバー2の孔85に隣接する保護カバー2の第2縁部領域2aは、コーティング93aに対して平坦に配置され、このコーティング93aを介して当接領域83の当接面83aに接続され、保護カバー2の孔85が気密状に密封されるように構成されている。すなわち、空気が、保護カバー2の第2縁部領域2aと当接領域83との間の孔85から保護カバー2の空間R内に延在方向Eに交差する方向に入ることがないように構成されている。コーティング93aを介して第2縁部領域2aと当接領域83の当接面83aとを気密状に接続可能にするために、エアバッグ1の貫通孔Dの径は、エアバッグ1の第1縁部領域1aが、コーティング93aが塗布されている当接領域83の当接面83aの領域を被覆しない大きさに設定されている。
コーティング93aは、活性化した場合にのみ保護カバー2の第2縁部領域2aとの気密状の接続を形成するように構成されていることが好ましい。このために、コーティング93aは、例えば、熱活性化可能に形成される。すなわち、コーティング93aと保護カバー2の第2縁部領域2aとを気密状に接続させるために、コーティング93aは、好ましくは第2縁部領域2aをコーティング93aにのせた状態で、加熱されなければならない。その後、コーティング93aを冷却することによって、第2縁部領域2aとコーティング93aとの間に気密状の接続が形成される。あるいは、コーティング93aが機械的に活性化するように構成してもよい。すなわち、保護カバー2の第2縁部領域2aが、所定の閾値を越す接触圧力でコーティング93aに押しつけられることによって、第2縁部領域2aとコーティング93aとが気密状に接続するように構成される。
コーティング93aの代わりに、密封手段86は、別個に形成された熱可塑性部材93aで形成してもよい。熱可塑性部材93aは、エアバッグパッケージ10を保護カバー2で被覆する前に、延在方向Eと反対の方向にピン81に押し込まれ、横断面方向、すなわち、延在方向Eに交差する方向にピン81を堅く把持するように構成されている。この場合、一方の面が当接面83aに面した環状の熱可塑性部材93aは、直接、あるいは、第1縁部領域1aを介在させて、当接面83aに当接する。したがって、エアバッグパッケージ10は保護カバー2に囲まれ、熱可塑性部材93aが、延在方向Eにおいて当接面83aと保護カバー2の第2縁部領域2aとの間、及び/又は、エアバッグ1の第1縁部領域1aと第2縁部領域2aとの間に配置される。
その後、気密状に孔85を密閉するために、熱可塑性部材93aは、熱可塑性変形される。この場合、例えば、保護カバー2の第2縁部領域2aが、熱可塑性部材93aで気密状に溶解し、ピン81に係合することによって、空気が延在方向Eと反対の方向に(ピン81と熱可塑性部材93aとの間から)空間R内に入ることがないように構成されている。
あるいは、当接面83a及び/又はエアバッグ1の第1縁部領域1aが、熱可塑性部材93aで溶解し、熱可塑性部材93aが、保護カバー2の第2縁部領域2aで溶解して、保護カバー2の孔85が気密状に密閉されるように構成してもよい。
更に、熱可塑性部材93aは、ピン81で溶解し、及び/又は、溶解することによって、ピン81に気密状に接触させてもよい。
熱可塑性部材93aを熱可塑性変形させるために、加熱スリーブを用いてもよい(図11Aには示されていない)。この加熱スリーブは、ピン81に延在方向Eと反対の方向に押し込まれ、第2縁部領域2aならびに(延在方向Eにおいて)第2縁部領域2aの下側にある熱可塑性部材93aに延在方向Eと反対の方向に押しつけられている。その結果、保護カバー2が熱可塑性部材93aで溶解して、孔85が気密状に密閉される。
この孔85及び/又は複数の同様の孔85を密封後、保護カバー2の空間R内が真空にされ、エアバッグパッケージ10が、小さなパッケージ寸法に圧縮される。
図11Bは、図11Aの密封部材86(コーティング93aから成る)の変更例を示している。図11Aとは異なり、コーティング93bは、当接領域83にではなく、ピン81上の当接領域83から延在方向Eに離間した位置に形成されている。この場合、コーティング93bは、ピン81を横断面方向に環状に囲んでいる。
保護カバー2の第2縁部領域2aは、コーティング93bに対して平坦に配置されることによって、気密状にコーティング93bに接続され、空気が、ピン81と第2縁部領域2aとの間を延在方向Eに保護カバー2の孔85から保護カバー2で囲まれた空間R内に入ることがないように構成されている。この場合も、コーティング93bは、熱によって及び/又は機械的に、活性化可能であるように形成されていてもよい。
本発明では、「請求項9に記載のエアバッグモジュールであって、ガス発生装置(3)として構成された前記構成装置の前記第1構成要素が、前記ガス発生装置(3)の点火時に、前記エアバッグ(1)を膨張させるためのガスを放出する発生装置本体(30)として構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様1)が想到される。
また本発明では、「請求項9又は前記態様1に記載のエアバッグモジュールであって、ガス発生装置(3)として構成された前記構成装置の前記第2構成要素が、前記ガス発生装置(3)を点火するために作動される点火装置(32、32a、32b)として構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様2)が想到される。
また本発明では、「請求項7又は8、及び、請求項9から前記態様1,2までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記支持領域が前記ガス発生装置(3)上に形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様3)が想到される。
また本発明では、「前記態様1または3に記載のエアバッグモジュールであって、前記支持領域が前記発生装置本体(30)上に形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様4)が想到される。
また本発明では、「前記態様2または3に記載のエアバッグモジュールであって、前記支持領域が前記点火装置(32、32a、32b)のイグナイタ(33、33a、33b)上に形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様5)が想到される。
また本発明では、「請求項7、及び、請求項7に基づく請求項8,9、前記態様1から5までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b)は前記支持領域に対して弾性的にプレテンションがかけられていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様6)が想到される。
また本発明では、「前記態様2、及び、前記態様2に基づく前記態様3から6までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b)は前記点火装置(32、32a、32b)の一部分(33、33a、33b)に係合していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様7)が想到される。
また本発明では、「前記態様1、又は、前記態様1に基づく前記態様2から7までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)が前記ガス発生装置(3)を囲み、前記発生装置本体(30)が前記エアバッグ(1)内に配置されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様8)が想到される。
また本発明では、「前記態様1、又は、前記態様2に基づく前記態様3から8までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記点火装置(32、32a、32b)が前記エアバッグ(1)の開口部(12、12a、12b)から突出していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様9)が想到される。
また本発明では、「前記態様1、又は、前記態様1に基づく前記態様2から9までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記ガス発生装置(3)が円筒状の発生装置本体(30)を有する円筒状のガス発生装置として構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様10)が想到される。
また本発明では、「前記態様1、及び、前記態様2、又は前記態様2に基づく前記態様3から10までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記点火装置(32)が前記発生装置本体(30)から半径方向(r)に突出していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様11)が想到される。
また本発明では、「前記態様1、及び、前記態様2、又は前記態様2に基づく前記態様3から11までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記点火装置(32a、32b)が前記発生装置本体(30)の少なくとも一方の前面から軸方向(a)に突出していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様12)が想到される。
また本発明では、「請求項1から9、前記態様1から12までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記保護カバー(2、7)の少なくとも一部分が可撓性保護カバーとして構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様13)が想到される。
また本発明では、「前記態様13に記載のエアバッグモジュールであって、前記保護カバー(2)全体が可撓性保護カバーとして構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様14)が想到される。

また本発明では、「前記態様13に記載のエアバッグモジュールであって、前記保護カバー(7)の一部分がハウジング状のカバー(70)で形成され、一部分が可撓性カバー(75)で形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様15)が想到される。
また本発明では、「前記態様15に記載のエアバッグモジュールであって、前記可撓性カバー(75)が前記ハウジング状カバー(70)の上面をカバーしていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様16)が想到される。
また本発明では、「前記態様15又は16に記載のエアバッグモジュールであって、前記ハウジング状カバー(70)が弾性変形可能に構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様17)が想到される。
また本発明では、「前記態様13から17までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記保護カバー(2、7)の可撓性構成部分が保護フィルムとして構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様18)が想到される。
また本発明では、「前記態様13から18までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記開口部(22)が前記保護カバー(2)の可撓性構成部分に形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様19)が想到される。
また本発明では、「請求項7、又は、請求項7に基づく請求項8,9、前記態様1から19までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4)が、前記保護カバー(2、7)の前記開口部(22、72)の縁部を前記エアバッグモジュールの前記支持領域に押しつけていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様20)が想到される。
また本発明では、「前記態様1、14、及び、前記態様18から20までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、モジュールハウジング(5)が設けられ、その少なくとも一部分が前記エアバッグ(1)、前記構成装置(3)及び前記可撓性保護カバー(2)を囲んでいることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様21)が想到される。
また本発明では、「前記態様2及び21のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記点火装置(32)が、前記モジュールハウジング(5)に囲まれた前記空間から前記モジュールハウジング(5)の開口部(52)を通って突出していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様22)が想到される。
また本発明では、「前記態様21又は22に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4)が、前記モジュールハウジング(5)上に配置されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様23)が想到される。
また本発明では、「前記態様2、及び、前記態様2に基づく前記態様3から23までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記点火装置(32、32a、32b)が、イグナイタ(33、33a、33b)と前記イグナイタ(33、33a、33b)に点火するための点火ケーブル(34、34a、34b)を有していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様24)が想到される。
また本発明では、「請求項1から6までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)と協働する前記エアバッグモジュールの前記構成装置が、前記エアバッグ(1)を前記エアバッグモジュールの支持部に固定するように構成された締付手段(80)として構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様25)が想到される。
また本発明では、「前記態様25に記載のエアバッグモジュールであって、締付手段(80)として構成された前記構成装置が、前記第1構成要素(82)を介して前記エアバッグ(1)に接続されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様26)が想到される。
また本発明では、「前記態様25又は26に記載のエアバッグモジュールであって、締付手段(80)として構成された前記構成装置の前記第2構成要素(81)が、前記締付手段(80)を前記エアバッグモジュールの支持部に固定するように構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様27)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から27までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第1構成要素(82)と前記第2構成要素(81)が一体に接続されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様28)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から28までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)が、前記締付手段(80)の前記第1構成要素(82)から突出し、特に、少なくとも1本のピンであることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様29)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から29までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(86)が、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)を横断面方向に囲んでいることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様30)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から30までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)が、延在方向(E)に長手状に延在していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様31)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から31までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第1構成要素(82)が、前記エアバッグ(1)に囲まれた前記エアバッグ(1)の内部(I)に配置されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様32)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から32までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第1構成要素(82)が、前記エアバッグ(1)に当接するように構成されている当接領域(83)を有していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様33)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から33までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグ(1)の少なくとも1つの貫通孔(D)が設けられ、前記少なくとも1つの貫通孔(D)が、前記保護カバー(2)の前記開口部(85)に位置合わせされていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様34)が想到される。
また本発明では、「前記態様34に記載のエアバッグモジュールであって、前記貫通孔(D)を囲む前記エアバッグ(1)の第1縁部領域(1a)を有することを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様35)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から35までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記開口部(85)を囲む前記保護カバー(2)の第2縁部領域(2a)を有することを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様36)が想到される。
また本発明では、「前記態様31及び33から36のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)が、前記エアバッグ(1)の前記貫通孔(D)から前記延在方向(E)に通され、前記エアバッグ(1)の前記第1縁部領域(1a)が、前記延在方向(E)において前記当接領域(83)と前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)との間に配置されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様37)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、33、及び、前記態様36又は37のいずれかに記載のエアバッグモジュールであって、前記開口部(85)を密封するための前記密封部材(86)が、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)を前記第1構成要素(82)の前記当接領域(83)に前記延在方向(E)に押しつけていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様38)が想到される。

また本発明では、「前記態様31、33、35、及び、前記態様36から38までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記保護カバー(2)の前記開口部(85)を密封するための前記密封部材(86)が、前記エアバッグ(1)の前記第1縁部領域(1a)とともに、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)を前記第1構成要素(82)の前記当接領域(83)に前記延在方向(E)に押しつけていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様39)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から39までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(86)が、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)を横断面方向に囲む、特に中空円筒状の本体(91a)を有することを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様40)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、36、40のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記本体(91a)が、前記第2構成要素(81)に当接するとともに、前記第2構成要素(81)を横断面方向に囲むケーシングを有し、前記ケーシングを囲むフランジ(F)が、前記ケーシングから前記延在方向(E)に交差する方向に突出し、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)に面する第1面(F’)を有していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様41)が想到される。
また本発明では、「前記態様41に記載のエアバッグモジュールであって、前記開口部(85)を密封するための前記フランジ(F)が、前記第1面(F’)で前記保護カバー(2)を前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)に前記延在方向(E)に押しつけていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様42)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、36及び41のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記開口部(85)を密封するために、前記密封部材(86)が、前記延在方向(E)において前記第1面(F’)と前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)との間に配置された当接部材(91b)を有し、前記当接部材が、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)と前記第1面(F’)に密封状に当接していることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様43)が想到される。
また本発明では、「前記態様43に記載のエアバッグモジュールであって、前記当接部材が、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)に横断面方向に係合する可撓性密封リング(91b)として構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様44)が想到される。
また本発明では、「前記態様31または36に記載のエアバッグモジュールであって、前記保護カバー(2)の前記開口部(85)を密封するための前記密封部材(86)が、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)を前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)に前記延在方向(E)に交差する方向に押しつけていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様45)が想到される。
また本発明では、「前記態様45に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材が、可撓管(90)、熱収縮管、または可撓性Oリング(89)として構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様46)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、又は、前記態様36、又は、前記態様36に基づく前記態様37から44までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記開口部(85)を気密状に密封するための前記密封部材(86)が、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)に対して前記延在方向(E)にプレテンションがかけられていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様47)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、又は、前記態様31に基づく前記態様32から47までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記開口部(85)を気密状に密封するための前記密封部材(86)が、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)に対して前記延在方向(E)に交差する方向にプレテンションがかけられていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様48)が想到される。
また本発明では、「前記態様47又は48に記載のエアバッグモジュールであって、前記プレテンションを発生させるための前記密封部材(86)が、バネ部材(88a)を有することを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様49)が想到される。
また本発明では、「前記態様36に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(86)が、前記開口部(85)を囲む前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)によって形成され、前記保護カバー(2)の空間(R)内を真空にする際に、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)に押しつけられ、前記保護カバー(2)の前記開口部(85)が気密状に密封されるように構成されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様50)が想到される。
また本発明では、「前記態様36に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(86)が、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)を横断面方向に囲む前記第2構成要素(81)のコーティング(93b)として構成され、前記第2縁部領域(2a)を前記第2構成要素(81)に気密状に接続するように構成されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様51)が想到される。
また本発明では、「前記態様33及び36のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(86)が、前記第2構成要素(81)を横断面方向に囲む前記当接領域(83)のコーティング(93a)として構成され、前記保護カバー(2)の前記開口部(85)を囲む前記第2縁部領域(2a)が前記コーティング(93a)に接続されて、前記保護カバー(2)の前記開口部(85)が気密状に密封されるように構成されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様52)が想到される。
また本発明では、「前記態様51又は52に記載のエアバッグモジュールであって、前記コーティング(93a、93b)が、加熱することによって前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)に気密状に接続されるように構成されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様53)が想到される。
また本発明では、「前記態様51又は52に記載のエアバッグモジュールであって、前記コーティング(93a、93b)が、機械的に活性化され、特に前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)を前記コーティングに押しつけることによって、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)に気密状に接続されるように構成されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様54)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から50までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(86)が、更に別の変形可能な密封体(88b、88c、92a、92c)を有すること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様55)が想到される。
また本発明では、「前記態様36及び55のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封体(88b)が、前記密封部材(88a)と前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)との間に配置されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様56)が想到される。
また本発明では、「前記態様35、36、及び、前記態様55又は56のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封体(88c、92a、92c)の少なくとも一部分が、前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)と前記エアバッグ(1)の第1縁部領域(1a)との間に配置されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様57)が想到される。
また本発明では、「前記態様55、又は、前記態様55に基づく前記態様56又は57のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封体(88b、88c、92a、92c)が、前記締付手段の前記第2構成要素(81)に当接していること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様58)が想到される。
また本発明では、「前記態様25から58までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(86)が、前記エアバッグ(1)の凹凸を相殺するための円盤状部材(92b)を有すること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様59)が想到される。
また本発明では、「前記態様59に記載のエアバッグモジュールであって、前記円盤状部材(92b)が、前記締付手段(80)の前記第2構成要素(81)を横断面方向に環状に囲むこと特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様60)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、35、36、及び、前記態様59又は60に記載のエアバッグモジュールであって、前記円盤状部材(92b)が、前記延在方向(E)において前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)と前記エアバッグ(1)の前記第1縁部領域(1a)との間に配置されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様61)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、36、前記態様55から58までのいずれか1項、及び、請求項68から70までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封体(92a)の少なくとも一部分が、前記延在方向(E)において前記円盤状部材(92b)と前記保護カバー(2)の前記第2縁部領域(2a)との間に配置されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様62)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、35、前記態様55から58までのいずれか1項、及び、請求項68から71までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封体(92c)の少なくとも一部分が、前記延在方向(E)において前記円盤状部材(92b)と前記エアバッグ(1)の前記第1縁部領域(1a)との間に配置されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様63)が想到される。
また本発明では、「前記態様33、又は、前記態様33に基づく前記態様34から63までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記当接領域(83)が、平板状リングとして構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様64)が想到される。
また本発明では、「前記態様31、及び、前記態様33、又は、前記態様33に基づく前記態様34から64までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記当接領域(83)が、前記エアバッグ(1)の流入口(O)に隣接する前記エアバッグ(1)の第3縁部領域(O’)に当接し、前記エアバッグ(1)の前記第3縁部領域(O’)が、前記延在方向(E)において前記当接領域と前記保護カバーとの間に配置されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様65)が想到される。
また本発明では、「前記態様34及び65のいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記貫通口(D)が前記第3縁部領域(O’)上に形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様66)が想到される。
また本発明では、「前記態様33、又は、前記態様33に基づく前記態様34から66までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第1構成要素(82)が、前記当接領域(83)から前記エアバッグ(1)の内部(I)に突出するディフューザ(84)を有すること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様67)が想到される。
また本発明では、「前記態様29、31、33、及び、前記態様34、又は、前記態様34に基づく前記態様35から67までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記締付手段(80)の前記第2構成要素が、前記当接領域(83)から前記延在方向(E)に突出した複数のピン(81)によって形成され、前記ピン(81)に対応する前記エアバッグ(1)の複数の貫通口(D)、及び、前記貫通口(D)に位置合わせされた前記保護カバー(2)の前記開口部(85)に通されて、前記保護カバー(2)に囲まれた空間(R)から突出しているとともに、前記開口部(85)が、対応する複数の密封部材(86)によって気密状に密閉されていること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様68)が想到される。
また本発明では、「前記態様29又は68に記載のエアバッグモジュールであって、前記少なくとも1つのピン(81)が、前記エアバッグパッケージ(10)を前記エアバッグパッケージの支持部に固定するために、雄ねじ部(81b)を有すること特徴とするエアバッグモジュール。」という構成(態様69)が想到される。
折り畳まれてエアバッグパッケージを形成するエアバッグ内に配置されたガス発生装置と、エアバッグパッケージとガス発生装置を囲む可撓性保護カバーを有するエアバッグモジュールの第1の実施形態を示す。 図1の実施形態の第1の変更例を示す。 図1の実施形態の第2の変更例を示す。 図1の実施形態の第3の変更例を示す。 第2の実施形態を示す概略断面図であり、折り畳まれ、保護カバーによって密着して囲まれたエアバッグパッケージを形成するエアバッグと、エアバッグ内に配置されたディフューザとを有し、エアバッグの流入口に隣接する縁部領域に当接する当接領域と、当接領域から突出し、エアバッグの貫通孔とこの貫通孔に合わさっている保護カバーの孔に通され、保護カバーに囲まれた空間から突出している複数のピンとを有している。 図5に示されたタイプの締付手段を示す詳細断面図であり、当接領域を有する第1構成要素と、第1構成要素から突出する第2構成要素であるピンとを有し、ピンは、エアバッグの当接領域に当接する部分の貫通孔とこの貫通孔に対応する保護カバーの孔とに延在方向に通され、保護カバーによって囲まれた空間から突出し、自動ロック式密封部材が、保護カバーの孔を気密状に密閉するように構成されている。 図6Aに示された密封部材の変更例を示す詳細断面図である。 図6A及び/又は図6Bに示された密封部材の更なる変更例を示す詳細断面図である。 図5〜図6Cに示された締付手段の詳細断面図であり、締付手段の第2構成要素が貫通した保護カバーの孔が、環状密封部材によって密封されている。 図7Aに示された密封部材の変更例を示す詳細断面図である。 図5〜図7Bに示されたタイプの締付手段の詳細断面図であり、保護カバーの孔を介して、締付手段の第2構成要素が保護カバーによって囲まれた空間から突出し、この孔が筒状密封部材によって密封されている。 図8Aに示された密封部材の変更例を示す断面図である。 図5〜図8Bに示されたタイプの締付手段の詳細断面図であり、保護カバーの孔が密封部材である締まりばめによって密封されている。 図9Aに示された密封部材の変更例を示す断面図である。 図9A及び/又は図9Bに示された密封部材の変更例を示す断面図である。 図5〜図9Cに示された締付手段の詳細断面図であり、孔を囲む保護カバーの縁部領域が、締付手段の第2構成要素が貫通した保護カバーの孔を密封する密封部材として構成されている。 図10Aに示された密封部材の変更例を示す断面図である。 図10Aに示された密封部材の別の変更例を示す。 図10Aに示された密封部材の別の変更例を示す。 図5〜図10Dに示された締付手段の詳細断面図であり、締付手段の第2構成要素が貫通した保護カバーの孔が、当接領域のコーティングとして、及び/又は、別個に形成された熱可塑性部材として構成された密封部材によって密封されている。 図11Aに示された密封部材の変更例を示す断面図である。
符号の説明
1 エアバッグ
2 (可撓性の)保護カバー
3 ガス発生装置
4 密封リング(密封部材)
10 エアバッグパッケージ
30 ガス発生装置本体
32 点火装置
33 イグナイタ
34 電気点火ケーブル

Claims (8)

  1. 折り畳まれてエアバッグパッケージを形成するエアバッグと、
    前記エアバッグをガスで膨張させ、および/または、前記エアバッグを自動車部品に固定するための第1構成要素を介して、前記エアバッグと協働するエアバッグモジュールの構成装置と、
    前記エアバッグを気密状に囲む保護カバーと、を備える自動車用エアバッグモジュールであって、
    前記保護カバー(2、7)は、前記エアバッグにより形成されたエアバッグパッケージを圧縮する真空状態に維持される気密状の空間(R)にて、前記エアバッグ及び前記第1構成要素(30、82)囲み、少なくとも1つの開口部(22、22a、22b、72、85)を有し、前記開口部を介して、前記第1構成要素に接続された第2構成要素(32、32a、32b、81)が、前記保護カバー(2、7)に囲まれた前記気密状の空間(R)から突出し、前記気密状の空間(R)が真空状態に維持されるように、前記保護カバーの前記開口部(22、22a、22b、72、85)が、密封部材(4、4a、4b、86)によって気密状に密閉されていることを特徴とする自動車用エアバッグモジュール。
  2. 請求項1に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b、86)が、前記保護カバー(2、7)の前記開口部(22、22a、22b、72、85)の縁部に沿って環状に延在することを特徴とするエアバッグモジュール。
  3. 請求項2に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b、86)が密封リングとして構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  4. 請求項1から3までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b、86)が1個または複数個で構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  5. 請求項1から4までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b、86)の少なくとも一部分が弾性変形可能な材料で形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  6. 請求項1から5までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b、86)の少なくとも一部分が熱可塑性材料で形成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記密封部材(4、4a、4b、86)が前記エアバッグモジュールの支持領域に当接していることを特徴とするエアバッグモジュール。
  8. 請求項1からまでのいずれか1項に記載のエアバッグモジュールであって、前記エアバッグモジュールの前記構成装置が、前記エアバッグ(1)を膨張させるためのガス発生装置(3)として構成されていることを特徴とするエアバッグモジュール。
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