JP2551855B2 - エアバツグ - Google Patents
エアバツグInfo
- Publication number
- JP2551855B2 JP2551855B2 JP2081653A JP8165390A JP2551855B2 JP 2551855 B2 JP2551855 B2 JP 2551855B2 JP 2081653 A JP2081653 A JP 2081653A JP 8165390 A JP8165390 A JP 8165390A JP 2551855 B2 JP2551855 B2 JP 2551855B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air bag
- bag
- bag body
- reinforcing sheet
- reinforcing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R21/00—Arrangements or fittings on vehicles for protecting or preventing injuries to occupants or pedestrians in case of accidents or other traffic risks
- B60R21/02—Occupant safety arrangements or fittings, e.g. crash pads
- B60R21/16—Inflatable occupant restraints or confinements designed to inflate upon impact or impending impact, e.g. air bags
- B60R21/20—Arrangements for storing inflatable members in their non-use or deflated condition; Arrangement or mounting of air bag modules or components
- B60R21/217—Inflation fluid source retainers, e.g. reaction canisters; Connection of bags, covers, diffusers or inflation fluid sources therewith or together
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> この発明は、エアバツグ詳しくは、自動車などに搭載
されているエアバツグ装置におけるエアバツグであっ
て、バツグ本体の取付口の周縁部に、補強シートが縫着
されてなるエアバツグの改良に関する。
されているエアバツグ装置におけるエアバツグであっ
て、バツグ本体の取付口の周縁部に、補強シートが縫着
されてなるエアバツグの改良に関する。
<従来の技術> 従来から、エアバツグの拡開時に、エアバツグの取付
け部に過大な張力が作用することを考慮して、バツグ本
体の取付口の周縁部を補強するための種々の方策が考え
られている。
け部に過大な張力が作用することを考慮して、バツグ本
体の取付口の周縁部を補強するための種々の方策が考え
られている。
この方策の一つとして、バツグ本体の取付口の周縁部
に、1枚ないし枚数の補強シートを縫着したエアバツグ
が知られている。
に、1枚ないし枚数の補強シートを縫着したエアバツグ
が知られている。
また、実開昭61−185642号公報に記載のように、バツ
グ本体の取付口の周縁部における取付口近傍位置に、環
縫いを施したエアバツグが知られている。
グ本体の取付口の周縁部における取付口近傍位置に、環
縫いを施したエアバツグが知られている。
<発明が解決しようとする課題> しかし、このエアバツグにおいては、鎖状縫い目がエ
アバツグの内周面側(ガスの熱風を受ける側の面)に露
出しているため(上記実開昭61−185642号公報の図面、
特に第2図を参照されたい。)、熱風により縫い目が溶
融して、上記のような補強作用を十分に発揮できないお
それがある。
アバツグの内周面側(ガスの熱風を受ける側の面)に露
出しているため(上記実開昭61−185642号公報の図面、
特に第2図を参照されたい。)、熱風により縫い目が溶
融して、上記のような補強作用を十分に発揮できないお
それがある。
この発明は上記問題点に着目し、補強作用が失われに
くいエアバツグの提供を課題とする。
くいエアバツグの提供を課題とする。
また、この発明は、補強作用の一層の向上を図れるエ
アバツグの提供を課題とする。
アバツグの提供を課題とする。
<課題を解決するための手段> この課題を解決するため、この発明のエアバツグは、
バツグ本体の取付口の周縁部に、補強シートが縫着され
てなるエアバツグにおいて、前記周縁部における前記取
付口近傍位置が、周方向に沿った突条部を形成し、該突
条部は、前記バツグ本体に前記補強シートを縫着した際
の縫糸による前記バツグ本体自身および補強シート自身
の各変形により形成され、かつ、前記突条部の裏面側に
縫い目が現られている、ことを特徴とする。
バツグ本体の取付口の周縁部に、補強シートが縫着され
てなるエアバツグにおいて、前記周縁部における前記取
付口近傍位置が、周方向に沿った突条部を形成し、該突
条部は、前記バツグ本体に前記補強シートを縫着した際
の縫糸による前記バツグ本体自身および補強シート自身
の各変形により形成され、かつ、前記突条部の裏面側に
縫い目が現られている、ことを特徴とする。
<実施例> 以下、この発明の一実施例を図面にもとづいて説明す
る。
る。
エアバツグ1は、バツグ本体2の取付口3の周縁部1a
に、数枚の補強シート4、4、4を縫着してなる。
に、数枚の補強シート4、4、4を縫着してなる。
エアバツグ1の取付口3の周縁部1aにおける取付口3
の近傍位置においては、エアバツグ1の内周面1b側に向
かって突出した周方向に沿った突条部5が形成されてい
る。
の近傍位置においては、エアバツグ1の内周面1b側に向
かって突出した周方向に沿った突条部5が形成されてい
る。
この突条部5は、バツグ本体2に補強シート4、4、
4を特殊な方法で縫着することによって得られる突条部
5であり、バツグ本体2および補強シート4、4、4自
身の変形によるものである。
4を特殊な方法で縫着することによって得られる突条部
5であり、バツグ本体2および補強シート4、4、4自
身の変形によるものである。
この突条部5の形成方法の一例を説明すると、2本針
本縫い2点千鳥ミシンを使用し、第3図に示すように、
ベッド6に突起7を、押え金8に凹部9をそれぞれ形成
し、この突起7と凹部9との間に、バツグ本体2の補強
シート4とからなる積層体を通過させながら2本の針1
0、11で縫製する。そして、その縫製後、縫糸11のテン
シヨンを利用して突条部5を絞りあげ、突条部5の形状
を安定した形状とする。このような方法で突条部5の形
成されたエアバツグ1は、第2図に概念的に示すような
形態をもつ。
本縫い2点千鳥ミシンを使用し、第3図に示すように、
ベッド6に突起7を、押え金8に凹部9をそれぞれ形成
し、この突起7と凹部9との間に、バツグ本体2の補強
シート4とからなる積層体を通過させながら2本の針1
0、11で縫製する。そして、その縫製後、縫糸11のテン
シヨンを利用して突条部5を絞りあげ、突条部5の形状
を安定した形状とする。このような方法で突条部5の形
成されたエアバツグ1は、第2図に概念的に示すような
形態をもつ。
このエアバツグ1は、第1図に示すように、エアバツ
グ1の取付口3の周縁部1aの突条部5の位置より外側の
位置で、ボルト12によってバツグホルダ13、リテーナ14
間に挟持されて取り付けられる。第1図において、他の
符号15はガス発生器、16はフランジを表わしている。
グ1の取付口3の周縁部1aの突条部5の位置より外側の
位置で、ボルト12によってバツグホルダ13、リテーナ14
間に挟持されて取り付けられる。第1図において、他の
符号15はガス発生器、16はフランジを表わしている。
以上説明したことから明らかなように、上記実施例の
エアバツグ1によると、エアバツグの拡径時にエアバツ
グ1に過大な張力が作用した際、突条部5がリテーナ14
の壁面17で阻止されエアバツグ1が抜け出るのを防止す
る作用をするため、エアバツグ1がより確実に保持され
るようになる。また、縫い目18は、熱風にほとんど曝さ
れることのないエアバツグ1の外周面1c側にあるため、
縫い目18が溶融するおそれがほとんどなく、上記突条部
5の形状を確実に維持でき、バツグ本体2に対する補強
作用が喪失されるおそれが少なくなる。
エアバツグ1によると、エアバツグの拡径時にエアバツ
グ1に過大な張力が作用した際、突条部5がリテーナ14
の壁面17で阻止されエアバツグ1が抜け出るのを防止す
る作用をするため、エアバツグ1がより確実に保持され
るようになる。また、縫い目18は、熱風にほとんど曝さ
れることのないエアバツグ1の外周面1c側にあるため、
縫い目18が溶融するおそれがほとんどなく、上記突条部
5の形状を確実に維持でき、バツグ本体2に対する補強
作用が喪失されるおそれが少なくなる。
第4図は他の実施例を示している。この実施例は、突
条部5の裏面5a側の凹条部19に紐20を挿入したものであ
る。
条部5の裏面5a側の凹条部19に紐20を挿入したものであ
る。
この実施例では、紐20を凹条部19に挿入したことによ
って、エアバツグ1の拡開時に、エアバツグ1がリテー
ナ14の壁面17で一層確実に阻止されることになり、バッ
ク本体2に対する補強作用をさらに一層高めることがで
きる。
って、エアバツグ1の拡開時に、エアバツグ1がリテー
ナ14の壁面17で一層確実に阻止されることになり、バッ
ク本体2に対する補強作用をさらに一層高めることがで
きる。
<発明の作用効果> 以上説明したように、この発明は、エアバツグ取付口
の周縁部における取付口の近傍位置に、周方向に沿った
突条部を形成し、この突条部は、前記バツグ本体に前記
補強シートを縫着した際の縫糸による前記バック本体自
身および補強シート自身の各変形により形成され、か
つ、前記突条部の裏面側に縫い目が現われていることを
特徴とする。
の周縁部における取付口の近傍位置に、周方向に沿った
突条部を形成し、この突条部は、前記バツグ本体に前記
補強シートを縫着した際の縫糸による前記バック本体自
身および補強シート自身の各変形により形成され、か
つ、前記突条部の裏面側に縫い目が現われていることを
特徴とする。
このため、この発明によると、縫い目が熱風に直接曝
されることがなく、また、突条部がエアバツグの抜けを
防止する作用をするため、バツグ本体に対する補強作用
の喪失が少なく、また補強作用の一層の向上を図ること
ができる。
されることがなく、また、突条部がエアバツグの抜けを
防止する作用をするため、バツグ本体に対する補強作用
の喪失が少なく、また補強作用の一層の向上を図ること
ができる。
第1図はこの発明の一実施例であるエアバツグを有する
エアバツグ装置の要部断面図、 第2図は上記エアバツグの突条部を説明するために概念
的に示したエアバツグの要部斜視図、 第3図は上記突条部の形成方法を説明するための説明
図、 第4図は他の実施例のエアバツグの要部断面図である。 1……エアバツグ、 1a……周縁部、 1b……内周面、 2……バツグ本体、 3……取付口、 4……補強シート、 5……突条部、 11……縫糸。
エアバツグ装置の要部断面図、 第2図は上記エアバツグの突条部を説明するために概念
的に示したエアバツグの要部斜視図、 第3図は上記突条部の形成方法を説明するための説明
図、 第4図は他の実施例のエアバツグの要部断面図である。 1……エアバツグ、 1a……周縁部、 1b……内周面、 2……バツグ本体、 3……取付口、 4……補強シート、 5……突条部、 11……縫糸。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 孝昌 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−234863(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】バッグ本体の取付口の周縁部に、補強シー
トが縫着されてなるエアバッグにおいて、 前記周縁部における前記取付口近傍位置に、周方向に沿
った突条部を形成し、該突条部は、前記バッグ本体に前
記補強シートを縫着した際の縫糸による前記バッグ本体
自身および補強シート自身の各変形により形成され、か
つ、前記突条部の裏面側に縫い目が現われている、 ことを特徴とするエアバッグ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081653A JP2551855B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | エアバツグ |
US07/676,347 US5131677A (en) | 1990-03-29 | 1991-03-28 | Air bag device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2081653A JP2551855B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | エアバツグ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03279050A JPH03279050A (ja) | 1991-12-10 |
JP2551855B2 true JP2551855B2 (ja) | 1996-11-06 |
Family
ID=13752291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2081653A Expired - Lifetime JP2551855B2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | エアバツグ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5131677A (ja) |
JP (1) | JP2551855B2 (ja) |
Families Citing this family (20)
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---|---|---|---|---|
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JP2984081B2 (ja) * | 1991-03-29 | 1999-11-29 | マツダ株式会社 | 自動車のエアバッグ構造 |
JPH05178150A (ja) * | 1992-01-06 | 1993-07-20 | Takata Kk | 助手席用エアバッグ装置におけるコンテナへのエアバッグの取付構造 |
JP2636628B2 (ja) * | 1992-03-17 | 1997-07-30 | 池田物産株式会社 | エアバッグ装置 |
US5421607A (en) * | 1994-06-15 | 1995-06-06 | General Motors Corporation | Air bag attachment mechanism |
US5470100A (en) * | 1994-08-25 | 1995-11-28 | General Motors Corporation | Air bag module inflator retainer |
FR2724144A1 (fr) * | 1994-09-02 | 1996-03-08 | Aerazur | Procede de fixation, par couture, de renforts a un sac de retenue gonflable |
JPH08183416A (ja) * | 1994-12-28 | 1996-07-16 | Tokai Rika Co Ltd | エアバッグ装置 |
US5570905A (en) * | 1995-03-28 | 1996-11-05 | Morton International, Inc. | Airbag tether attachment |
JPH08318070A (ja) * | 1995-05-24 | 1996-12-03 | Kenzo Omori | 凸状縫製方法、及び、凸状縫製に用いる下ふり付きミ シン用針板並びに押え金 |
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US6017054A (en) * | 1997-10-07 | 2000-01-25 | Trw Inc. | Vehicle occupant protection apparatus |
JP2000085510A (ja) * | 1998-09-14 | 2000-03-28 | Takata Kk | エアバッグ装置とインフレータとの連結構造 |
GB2386870B (en) * | 2002-03-27 | 2005-03-16 | Autoliv Dev | Improvements in or relating to an air-bag |
DE202005011878U1 (de) * | 2005-07-21 | 2005-10-13 | Takata-Petri Ag | Airbagmodul für ein Kraftfahrzeug |
US8088117B2 (en) * | 2005-10-25 | 2012-01-03 | Nicolon Corporation | Fill port for a flexible container for relieving or distributing stresses at the fill port |
JP5117838B2 (ja) * | 2007-12-13 | 2013-01-16 | タカタ株式会社 | エアバッグ装置 |
US20100201106A1 (en) * | 2009-02-11 | 2010-08-12 | Tk Holdings Inc. | Knee airbag |
CN111575919A (zh) * | 2020-05-28 | 2020-08-25 | 杭州蝶尔淇化妆品有限公司 | 一种利用服装针织轨迹缝制制作设备 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5612139A (en) * | 1979-07-11 | 1981-02-06 | Hitachi Denshi Ltd | Press-to-talk calling system of radio telephone set |
US4793631A (en) * | 1986-11-12 | 1988-12-27 | Juichiro Takada | Mounting for inflatable safety bag |
JPH0534285Y2 (ja) * | 1987-02-05 | 1993-08-31 | ||
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US4877264A (en) * | 1988-12-27 | 1989-10-31 | Talley Automotive Products, Inc. | Aspirating/venting air bag module assembly |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP2081653A patent/JP2551855B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-03-28 US US07/676,347 patent/US5131677A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5131677A (en) | 1992-07-21 |
JPH03279050A (ja) | 1991-12-10 |
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