JP4991248B2 - 携帯端末装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報をスケジュール情報として設定する携帯端末装置及びプログラムに関する。
近年、デジタルテレビ放送受信チューナ付き携帯電話装置が普及してきており、携帯画面でテレビ視聴することができるほか、テレビ放送を録画する機能もあり、録画内容を再生視聴することができるようになっている(特許文献1参照)。
このような携帯電話装置では、テレビ番組の録画を予約する録画予約機能を備えたものも製品化され始めている。この録画予約機能では、テレビ番組の予約情報をスケジュール情報として設定するようにしている。すなわち、携帯電話装置には、予め設定されたスケジュール情報に基づいてその予約日時に達したかを検出するスケジュール管理機能が備えられているが、このスケジュール管理機能を利用して、テレビ番組の予約情報を管理するようにしている。この場合、内蔵時計の計時日時と予約日時とを比較することによって予約日時に達したか否かを検出するようにしているが、内蔵時計は、常に正確であるとは限らず、内蔵時計が不正確であると、テレビ録画の開始に影響し、録画が早過ぎるときには、電力、メモリを無駄に使ってしまい、逆に、録画が遅過ぎるときには、録画漏れが生じてしまう。
そこで、従来では、テレビ放送に含まれている日時情報に基づいて内蔵時計を高精度日時に自動修正する技術が知られている(特許文献2参照)。この場合、自動修正を有効とするか否かをユーザ操作によって任意に選択できるようにしている。
特開2002−247490号公報 特開2001−91680号公報
上述した特許文献2の技術のように、自動修正を有効とするか否かを任意に選択可能としたのは、正確な日時を敢えて嫌う人に対する配慮でもあり、例えば、5分早めに出掛ける、起きるなど、正確な日時に対して少し早目の日時をわざと設定して利用する人も多く、そのような人達の要望に応えるためであるが、内蔵時計が不正確であっても、目覚まし用などに利用する限りでは問題はないが、テレビ放送の録画予約の場合には、録画が早過ぎたり、遅過ぎたりすることによる弊害を生じるほか、電力、メモリを無駄に消費してしまうという弊害も生じる。
この発明の課題は、自動補正モードを任意に選択可能としても、計時日時の不正確さを起因として番組予約実行時に生じる悪影響を防止できるようにすることである。
請求項1記載の発明(第1の発明)は、放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードの有効または解除ユーザ操作によって任意に選択する選択手段と、前記選択手段により前記自動補正モードの解除が選択された場合に、放送番組の予約に関するスケジュール情報の設定有無を判別する判別手段と、この判別手段によって放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されていることが判別された場合に、放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されている旨を警告する警告手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項1記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項8記載の発明)。
なお、上述した請求項1記載の発明は、次のようなものであってもよい。
前記選択手段は、内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードと内部計時日時を任意に修正する手動補正モードとを任意に選択し、前記自動補正モードが解除されて手動補正モードが選択された状態において、内部計時日時が任意に修正された際に、前記警告手段は、前記判別手段により放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されていることが判別された場合放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されている旨を警告する(請求項2記載の発明)。
記手動補正モードが選択された状態において内部計時日時が任意に修正された際に、その修正前の自動補正モードにおける高精度日時と修正後の内部計時日時との時間差を算出する算出手段を設け、この算出手段によって算出された時間差が所定時間以上であることを条件に、前記警告手段は、放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されていることを警告する(請求項3記載の発明)。
記手動補正モードが選択された状態において内部計時日時が任意に修正された際に、前記警告手段は、修正前の自動補正モードにおける高精度日時と修正後の内部計時日時を比較した結果、修正後の内部計時日時が修正前の自動補正モードにおける高精度日時よりも早い場合には、第1の警告を行い、修正後の内部計時日時が修正前の自動補正モードにおける高精度日時よりも遅い場合には第2の警告を行う(請求項4記載の発明)。
前記選択手段により前記自動補正モードの解除が選択された際に、前記判別手段による判別の結果、放送番組予約に関するスケジュール情報が設定されていれば、自動補正モードの解除の選択を無効とする(請求項5記載の発明)。
請求項6記載の発明(第2の発明)は、放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードの有効または解除ユーザ操作によって任意に選択する選択手段と、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する際に、前記自動補正モードの有効が選択されているかを判別する判別手段と、この判別手段によって自動補正モードの有効が選択されていないことが判別された場合に、当該放送番組予約に関するスケジュール情報の設定指示を無効とする制御手段とを具備したことを特徴とする。
更に、コンピュータに対して、上述した請求項6記載の発明に示した主要機能を実現させるためのプログラムを提供する(請求項9記載の発明)。
なお、上述した請求項6記載の発明は、前記放送番組予約に関するスケジュール情報の設定指示を無効とするに先立って、自動補正モードの有効に変更するか否かの確認報知を行い、それに応答して自動補正モードの有効への変更が指示されたことを条件に、当該放送番組予約に関するスケジュール情報の設定を行うようにしてもよい(請求項7記載の発明)。

第1の発明は、放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されている状態で、自動補正モードの解除が指示された際に、番組予約のスケジュール情報が設定されていることを警告することができ、計時日時の不正確さを起因として番組予約実行時に悪影響を及ぼす可能性があることを事前に知らせることが可能となる。
第2の発明は、放送番組の予約に関する情報をスケジュール情報として設定する際に、自動補正モードが選択されていなければ、当該スケジュール情報の設定指示を無効とすることができ、計時日時の不正確さを起因として番組予約実行時に生じる悪影響を未然に防止することが可能となる。
(実施例1)
以下、図1〜図11を参照して本発明の第1実施例を説明する。
この実施例は、携帯端末装置としてテレビ受信機能付きの携帯電話装置に適用した場合を例示したもので、図1は、このテレビ受信機能付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図である。
この携帯電話装置には、通話機能、電子メール機能、インターネット接続機能(Webアクセス機能)などのほか、デジタルテレビ放送を受信するテレビ(TV)受信機能、受信したTV放送を録画する録画機能(録画予約機能を含む)、録画内容を再生出力する再生機能、予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能などが備えられている。
CPU1は、記憶部2内の各種のプログラムに応じてこの携帯電話装置の全体動作を制御する中核的な中央演算処理装置である。記憶部2は、内部メモリであり、プログラム領域とデータ領域とを有し、このプログラム領域には、後述する図3〜図7に示す動作手順に応じて本実施例を実現するためのプログラムが格納されており、また、そのデータ領域には、後述するスケジュール表SDなどが格納されている。外部記録メディア3は、着脱自在な可搬型メモリで、録画コンテンツなど、各種のデータ・プログラムを外部供給するもので、例えば、SDカード、ICカードなどによって構成されている。メモリ4は、ワーク領域を有する内部メモリであり、後述する時計モードフラグMFなどがセットされる。なお、メモリ4内の各種のデータは、必要に応じて記憶部2にセーブされる。
電話通信部5は、無線部を構成するアンテナに接続された送受信部(ベースバンド部)の受信側から信号を取り込んで受信ベースバンド信号に復調したのちに、音響制御部6を介して受話スピーカ7から音声出力させる。また、電話通信部5は、送話マイク8から入力された音声データを音響制御部6から取り込み、送信ベースバンド信号に符号化したのちに送受信部の送信側に与えられてアンテナから発信出力させる。一方、インターネット接続機能などによって電話通信部5を介して受信取得した映像コンテンツは、表示制御部9を介してLCD(液晶表示装置)などのメイン表示部10に与えられて表示出力される。サブ表示部11は現在日時、簡易なメッセージ、アイコンなどを表示する。
メイン表示部10は、TV放送を高画質に表示可能なLCD(液晶表示装置)などであり、キー操作部12は、ダイヤル入力、文字入力、コマンド入力などを行うもので、TVオン/オフキー、録画開始/停止キーなどが設けられており、CPU1は、キー操作部12からのキー入力信号に応じた処理を実行する。TV放送受信部13は、携帯電話などの地上波デジタルTV放送を受信するもので、TV映像及び音声情報以外にも電子番組表(EPG)なども含めて受信可能となっており、TVアンテナに接続されていて放送信号を抽出する受信部(アナログ回路部)と、受信した放送信号をOFDM(直交周波数分割多重)復調したり、多重化されている放送信号から映像、音声、データに分離して復号化したり、圧縮データの解凍などを行うデジタル回路部を有するもので、TV映像データ及び文字データなどは、メイン表示部10から表示出力され、また、TV音声データは、サウンドスピーカ14から出力される。
RTC(リアルタイムクロックモジュール)15は、内蔵されている時計部(内蔵時計)を構成するもので、CPU1は、TV放送受信部13から取得した放送データに含まれている正確な日時データに基づいてRTC15の計時日時を自動修正するようにしている。すなわち、地上波デジタルTVの放送信号内には高精度日時(日本標準日時)が含まれており、CPU1は、このTV放送信号から高精度日時を取得してRTC15の計時日時(年月日時分秒)を自動修正するようにしている。この場合、上述の時計モードフラグMFを参照し、“自動補正モード”にセットされていることを条件に、CPU1は、定期的(例えば、毎正時)にTV放送受信部13を起動(オン)させることによってTV放送信号から高精度日時を取得し、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を自動修正する。
このような自動修正を有効とするか否かは、ユーザ操作によって何時でも自由に選択可能であり、CPU1は、キー操作部12から自動修正の有効が指示された際に、時計モードフラグMFを“自動補正モード”にセットするようにしている。時計モードフラグMFは、現在セットされている時計モードの種類を示すもので、そのオン/オフによって“自動補正モード”と“手動補正モード”との切り替えを指定するフラグであり、それが“1”のときには、“自動補正モード”を示し、“0”のときには“手動補正モード”を示している。“手動補正モード”は、RTC15の計時日時を任意に手動修正するための修正データが入力された際に、この入力データに基づいてその計時日時(年月日時分秒)を手動修正する動作モードであり、例えば、RTC15の計時日時を入力日時に書き換えることでその手動修正を行う。なお、日時データを入力する場合に限らず、例えば、5分、10分などのように修正時間を入力するようにしてもよい。
図2は、スケジュール表SDを説明するための図である。
スケジュール表SDは、スケジュール管理機能を構成するもので、キー操作部12から任意に入力されたスケジュール情報あるいは記録メディア3を介して入力されたスケジュール情報を記憶管理する。すなわち、スケジュール表SDは、スケジュール毎にその「開始日時」、「終了日時」、「種別」、「予定内容」、‥‥、の各項目を記憶する構成となっている。そして、このスケジュール表SDは、会議、出張などのスケジュールのほか、TV放送の番組予約に関する情報をスケジュール情報として設定可能となっており、スケジュール管理機能を利用して、TV番組の予約情報も管理可能となっている。
「種別」は、スケジュール情報の種類として、TV放送の番組予約に関するスケジュール情報かそれ以外のスケジュール情報かを示すもので、「TV」は、TV放送の番組予約に関するスケジュール情報(TV種のスケジュール情報)を示し、「メモ」は、会議、出張、打合わせ、などTVスケジュール以外のスケジュール情報(メモ種のスケジュール情報)を示している。このメモ種のスケジュール情報において、「開始日時」、「終了日時」は、行動予定の開始・終了日時を示し、「予定内容」は、コメントメッセージを示しているが、TV種のスケジュール情報において、「開始日時」、「終了日時」は、予約番組の放送開始日時・終了日時を示し、「予約内容」は、チャンネル情報を示している。
CPU1は、“自動補正モード”の解除がユーザ指示された場合に、スケジュール表SDを参照し、TV種のスケジュール情報が設定されているか否かを判別し、該当スケジュールが設定されていれば、その旨を警告するようにしている。また、CPU1は、スケジュール表SDに対してTV種のスケジュール情報を設定する際に、“自動補正モード”が選択されているかを判別し、“自動補正モード”が選択されていなければ、このスケジュールの設定を無効とするようにしている。
また、CPU1は、RTC15の計時日時に基づいて定期的(例えば、毎正分)にスケジュール表SDを検索し、その「開始日時」に到達したスケジュールが有れば、メモ種のスケジュールかTV種のスケジュールかを判別し、メモ種のスケジュールであれば、アラーム報知を行い、TV種のスケジュールであれば、予約番組の録画を開始し、また、TV種の「終了日時」に達したことを検出した際には、予約番組の録画を終了するようにしている。なお、録画内容は、記憶部2あるいは外部記録メディア3に録画ファイルとして格納される。
次に、この第1実施例における携帯電話装置の動作概念を図3〜図7に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。このことは後述する他の実施例においても同様であり、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用してこの実施例特有の動作を実行することもできる。
図3〜図6は、電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャートである。
先ず、CPU1は、電話通信部5を作動させて現在位置を登録する待受処理を行うと共に、所定の待受画像を読み出して表示出力させながら電話/メールの待受状態となる(ステップS1)。この状態において、電話/メール着信有りを検出すると(ステップS2でYES)、着信メロディなどを発生出力させる着信報知を行うと共に、電話あるいはメールの着信処理を実行する(ステップS3)。また、この待受状態において、何らかの操作が行われると(ステップS4でYES)、それはTV起動を指示するTVオン操作か(ステップS5)、モード操作かを調べる(ステップS14)。
いま、モード操作が行われたときには(ステップS14でYES)、時計モードの切り替えを指示するモード操作であるかを判別し(ステップS15)、それ以外のモード操作であれば、当該操作に対応する処理として、動作モードの切り替え処理などを実行するが(ステップS16)、時計モードの切り替えが指示されたときには(ステップS15でYES)、時計モードの各選択候補を一覧表示させる(ステップS17)。ここで、選択された時計モードは、“自動補正モード”か“手動補正モード”であるかを判別し(ステップS18)、“自動補正モード”が選択されたときには、時計モードフラグMFに“1”をセットして“自動補正モード”に設定する(ステップS19)。
一方、TVオン操作が行われたときには(ステップS5でYES)、TV放送受信部13をオンさせて受信動作を開始させると共に(ステップS6)、この放送受信内容を映像表示及び音声出力させる(ステップS7)。そして、このTV放送の受信出力中にユーザから何らかの指示が受け取ると(ステップS8でYES)、それはチャンネル切り替え操作か(ステップS9)、番組録画の予約操作か(ステップS11)、TVオフ操作かを調べ(ステップS12)、それ以外の操作であれば(ステップS12でNO)、操作対応処理として、音量調整処理などを実行する(ステップS13)。
また、TVオフ操作であれば(ステップS12でYES)、TV放送受信部13の動作を停止させたのち、待受状態に戻る(ステップS1)。いま、チャンネル切り替え操作が行われた場合には(ステップS9)、それに応じてチャンネル変更を行い(ステップS10)、また、番組録画の予約操作であれば(ステップS11でYES)、図4のフロー(録画予約処理)に移る。
先ず、CPU1は、TV放送受信部13を介して電子番組表を受信取得したのち(ステップS20)、受信した電子番組表をメイン表示部10から出力させる(ステップS21)。この番組表の中から予約対象番組がユーザ操作によって任意に選択されて(ステップS22)、それを確定する予約操作が行われたか(ステップS23)、録画予約の終了を指示する終了操作が行われたかをチェックし(ステップS24)、終了操作が行われたときには、図4のフロー(録画予約処理)の終了となるが、予約操作が行われたときには、時計モードフラグMFを参照し、現在設定されている時計モードは、“自動補正モード”か“手動補正モード”であるかを判別する(ステップS25)。
いま、“自動補正モード”が設定されていれば、つまり、毎正時にRTC15の計時日時が正確な日時に自動修正されていれば、選択番組の開始日時、終了日時、チャンネル情報を電子番組表からそれぞれ取得し(ステップS26)、これらを含むスケジュール情報を新規生成してスケジュール表SDに設定する(ステップS27)。この場合、スケジュール情報の「開始日時」、「終了日時」、「予約内容」には、選択番組の“開始日時”、“終了日時”、“チャンネル情報”がセットされる。そして、当該スケジュール情報の「種別」に“TV”をセットする(ステップS28)。
また、“手動補正モード”に設定されていれば、つまり、RTC15が不正確な日時の可能性があれば(ステップS25でNO)、警告メッセージを表示出力させる(ステップS29)。図8は、TV種のスケジュール設定時に“自動補正モード”が選択されていない場合(“手動補正モード”が選択されている場合)に、“自動補正モード”に変更するか否かを確認報知するための警告メッセージ画面を示した図である。この警告メッセージ画面には、“自動補正モード”が解除されているために録画予約の指示操作を無効とする旨のメッセージが表示出力されるほか、その無効に先立って“自動補正モード”に変更するか否かを問い合わせるためのYES/NOボタンが配置されている。
このメッセージ画面上において、「NOボタン」が操作されたときには(ステップS30でNO)、今回の録画予約の指示操作を無効とするために、図3のステップS7に戻るが、「YESボタン」が操作されて“自動補正モード”への変更が指示されたときには(ステップS30でYES)、“時計モードフラグMFに“1”をセットして“自動補正モード”に設定する(ステップS31)。そして、選択番組の開始日時、終了日時、チャンネル情報を電子番組表から取得し(ステップS26)、これらを含むスケジュール情報を生成してスケジュール表SDに設定すると共に(ステップS27)、当該スケジュール情報の「種別」に“TV”をセットする(ステップS28)。
他方、TVオフ状態において、操作無しの検出タイミングでは(図3のステップS4でNO)、図5のフローに移り、RTC(内蔵時計)15の計時日時は、“正時”(‥‥時00分00秒)に達したかを判別する(ステップS32)。ここで、“正時”のタイミングでは、時計モードフラグMFを参照し、現在の時計モードは“自動補正モード”か“手動補正モード”であるかを判別し(ステップS33)、“手動補正モード”であれば、最初の待受状態に戻るが(図3のステップS1)、“自動補正モード”であれば、内蔵時計の自動修正を行う。
すなわち、CPU1は、TV放送受信部13をオンさせて(ステップS34)、TV放送信号から高精度日時を取得し(ステップS35)、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を修正する(ステップS36)。この場合、RTC15の計時日時を高精度日時に置き換えることによって自動修正が行われる。そして、TV放送受信部13をオフさせたのち(ステップS37)、待受状態に戻る(図3のステップS1)。以下、“自動補正モード”では、“正時”ごとに上述の動作が実行される結果、1時間毎に計時日時が自動修正される。
また、“正時”のタイミングでなければ(ステップS32でNO)、図6のフローに移り、内蔵時計(RTC15)の計時日時は、“正分”(‥‥分00秒)であるかを判別し(ステップS38)、“正分”でなければ、待受状態に戻るが(図3のステップS1)、“正分”であれば、この計時日時に基づいてスケジュール表SDを検索し(ステップS39)、「開始日時」が計時日時に一致するスケジュールが存在するかを調べる(ステップS40)。その結果、該当するスケジュールがあれば(ステップS40でYES)、その「種別」はメモ種であるかを判別し(ステップS41)、メモ種のスケジュールであれば、通常と同様に、アラーム音などによる報知のほか(ステップS42)、そのスケジュール内容を表示出力させる(ステップS43)。
「開始日時」に達したスケジュールがTV種であれば(ステップS41でNO)、アラーム音などによる報知のほか(ステップS44)、TV放送受信部13をオンさせたのち(ステップS45)、その「予約内容」の項目からチャンネル情報を読み出し、この予約チャンネルの放送受信内容を録画する動作を開始させる(ステップS46)。この場合、録画内容は、記憶部2あるいは外部記録メディア3に録画ファイルとして格納される。その後、最初の待受状態に戻る(図3のステップS1)。
一方、「開始日時」に該当するスケジュールがなければ(ステップS40でNO)、現在録画中であるかを調べ(ステップS47)、録画中でなければ、待受状態に戻るが(図3のステップS1)、録画中であれば、そのスケジュールの「終了日時」に計時日時が一致するかを調べる(ステップS48)。いま、TV種の「終了日時」に達した際には、録画動作を終了させて(ステップS49)、TV放送受信部13をオフさせる(ステップS50)。その後、待受状態に戻る(図3のステップS1)。
他方、TVオフ状態において、“自動補正モード”の解除がユーザ指示された場合、つまり、“手動補正モード”への切り替えがユーザ指示された場合には(図3のステップS18でNO)、図7のフローに移り、RTC15の計時日時に基づいてスケジュール表SDを検索し、「開始日時」が計時日時以降のTV種のスケジュールの設定有無をチェックし(ステップS51)、該当するTV種のスケジュールが設定されていなければ(ステップS52でNO)、“時計モードフラグMFに“0”をセットすることによって“自動補正モード”を解除して“手動補正モード”に設定する(ステップS65)。そして、この“手動補正モード”下において、CPU1は、ユーザ操作によって任意に入力された修正データを取り込み(ステップS66)、この入力データに基づいてRTC15の計時日時を手動修正する(ステップS67)。
また、該当するTV種のスケジュール情報が設定されていれば(ステップS52でYES)、警告メッセージを表示出力させる(ステップS53)。図9は、“自動補正モード”の解除がユーザ指示された際に、TV種のスケジュールが設定されていることを警告するメッセージ画面を示している。この警告メッセージ画面には、TV種のスケジュールが設定されている状態において“自動補正モード”の解除によって、計時日時の不正確さを起因として録画予約実行時に悪影響を及ぼす可能性がある旨の警告メッセージが表示出力されるほか、“自動補正モード”を解除するか否かを問い合わせるためのOK/NOボタンが配置されている。
このメッセージ画面上において、「NOボタン」が操作されたときには(ステップS54でNO)、今回のモード変更操作を無効とするために、モード変更を中止して(ステップS58)、図3のステップS1に戻るが、「OKボタン」が操作されて“手動補正モード”への変更が指示されたときには(ステップS54でYES)、“時計モードフラグMFに“0”をセットすることによって“自動補正モード”を解除して“手動補正モード”に設定する(ステップS55)。この“手動補正モード”下において、CPU1は、ユーザ操作によって任意に入力された修正データを取り込み(ステップS56)、この入力データに基づいてRTC15の計時日時を手動修正する(ステップS57)。
そして、その修正前の計時日時と修正後の計時日時との差分(時間差)を算出し、この時間差は所定時間以上(例えば、1分以上)であるかを判別する(ステップS59)。すなわち、修正前の計時日時は、“自動補正モード”下において定期的に高精度日時に自動修正されているので、正確な日時であるのに対し、“自動補正モード”を解除した手動修正後の日時は、正確な日時よりも5分、10分のように故意に進ませた日時あるいは遅らせることが多く、録画予約実行時に悪影響を及ぼす可能性は、修正前後における差分が少なければ(1分未満であれば)、低いと判断し、1分以上であれば高いと判断する。ここで、修正前後の差分が1分未満であれば(ステップS59でNO)、上述したステップS65に移り、“自動補正モード”を解除して“手動補正モード”に設定する。
また、修正前後の差分が1分以上であれば(ステップS59でYES)、その修正前後の日時を比較した結果、修正後の日時が修正前の日時よりも早い場合には(ステップS60でYES)、図10に示す警告メッセージを表示出力させ(ステップS61)、修正後の日時が修正前の日時よりも遅い場合には(ステップS60でNO)、図11に示す警告メッセージを表示出力させる(ステップS63)。図10は、修正後の日時が修正前の日時よりも早い場合に表示される警告メッセージ画面を示し、図11は、修正後の日時が修正前の日時よりも遅い場合に表示される警告メッセージ画面を示している。
この各メッセージ画面には、計時日時の不正確さを起因として録画予約実行時に悪影響を及ぼす可能性があることが警告表示されるほか、それでも“自動補正モード”を解除するかを問い合わせるためのOK/NOボタンが配置されている。ここで、「OKボタン」が操作されたときには(ステップS62あるいはS64でYES)、“自動補正モード”の解除を有効とするために図3のステップS1に戻るが、「NOボタン」が操作されたときには(ステップS62あるいはS64でNO)、上述のステップS53に戻る。この場合、図9に示した警告メッセージ画面上の「NOボタン」が操作されたときには(ステップS54でNO)、モード変更を中止して“手動補正モード”から“自動補正モード”に切り替える(ステップS58)。
以上のように、この第1実施例においてCPU1は、TV放送受信部13を定期的にオンさせることによってTV放送信号から高精度日時を取得し、この高精度日時に基づいてRTC15の計時日時を自動修正する“自動補正モード”の解除が指示された場合に、スケジュール表SDを参照し、TV種のスケジュール情報が設定されていれば、その旨を警告することができ、計時日時の不正確さを起因として録画予約実行時に悪影響を及ぼす可能性があることを事前に知らせることが可能となる。すなわち、計時日時が不正確であると、TV録画の開始に影響し、録画が早過ぎるときには、電力、メモリを無駄に使ってしまい、逆に、録画が遅過ぎるときには、録画漏れが生じてしまうが、このような悪影響が起きる可能性があることをユーザに知らせることが可能となる。
“自動補正モード”が解除されて“手動補正モード”が選択されている状態において、RTC15の計時日時が任意に修正された際に、つまり、自動補正モード”下で自動修正された正確な日時に対して手動修正後に故意にその日時を遅らせた際あるいは進ませた際に、CPU1は、TV種のスケジュール情報が設定されていれば、その旨を示す警告メッセージを表示することにより、その予約実行時に悪影響を及ぼす可能性があることを知らせることが可能となる。
CPU1は、修正前の日時と修正後の日時との時間差を算出し、この時間差が所定時間以上であることを条件に、警告メッセージを表示することにより、修正前後の差分が少なければ(例えば、1分未満であれば)、録画予約実行時に悪影響を及ぼす可能性は低いと判断し、その差分が多ければ(例えば、1分以上であれば)、その可能性が高いと判断することができ、録画予約実行時に及ぼす悪影響がどの程度であるかによって警告要否を制御することができる。
この場合、CPU1は、修正前後の差分に基づいて修正後の日時が修正前の日時よりも早いか遅いかを判別し、修正後の日時が早い場合には、図10に示す警告メッセージを表示出力させ、修正後の日時が遅い場合には、図11に示す警告メッセージを表示出力させることにより、電力・メモリ消費、録画漏れなどの観点から適切な対応が可能となる。
また、録画予約操作時に“自動補正モード”が設定されていれば、TV種のスケジュール情報をスケジュール表SDに設定するが、“自動補正モード”が解除されていれば、当該予約操作を無効とすることにより、計時日時の不正確さを起因として録画予約実行時に生じる悪影響を未然に防止することができる。
この場合、予約操作を無効に先立って、“自動補正モード”に変更するか否かの確認報知を行い、それに応答して自動補正モードへの変更が指示されたことを条件に、TV種のスケジュール設定を行うことにより、その録画予約を確実に実行することができる。
“自動補正モード”の解除が指示された際に、CPU1は、TV種のスケジュール情報が設定されていれば、自動補正モード”の解除で録画予約実行時に悪影響を及ぼす可能性がある旨の警告メッセージを表示させ、「NOボタン」の操作で今回のモード変更を中止することにより、録画予約実行時の悪影響を未然に防止することが可能となる。
なお、上述した第1実施例においては、“自動補正モード”の解除が指示された際に、TV種のスケジュール情報が設定されていることを条件に図9の警告メッセージ画面を表示出力するようにしたが、“自動補正モード”を解除して“手動補正モード”に切り替えた状態において、RTC15の計時日時を手動修正したのち、図9の警告メッセージ画面を表示出力するようにしてもよい。また、修正前後の差分が1分以上であることを条件に、図9の警告メッセージ画面を表示出力するようにしてもよい。このように手動修正後に図9の警告メッセージ画面を表示出力する場合には、メッセージ画面内に修正前後の差分値を案内表示するようにしてもよい。同様に、図10、図11に示す警告メッセージ画面内にも修正前後の差分値を案内表示するようにしてもよい。更に、遅れ具合あるいは進み具合をレベル表示するようにしてもよい。
また、番組の初めにコマーシャルを放送する民間放送の場合には、コマーシャルの放送時間(例えば、30秒)を考慮し、正確な日時に対して30秒以上の遅れがある場合に警告表示を行うようにしてもよい。また、遅れている場合と進んでいる場合とでは、悪影響を及ぼす対象が異なるため、遅れている場合には録画漏れを防ぐために警告表示を省略せず、進んでいる場合には所定時間未満の進みであることを条件に、つまり、電力、メモリ消費が多くならない程度であることを条件に、警告表示を省略するようにしてもよい。また、上述した第1実施例においては、予約の「終了日時」に達した際に、録画動作を終了させるようにしたが、録画予約の「終了日時」を常時監視しなくても、予約番組の「開始日時」からその放送時間を考慮してその終了日時を特定するようにしてもよい。
(実施例2)
以下、この発明の第2実施例について図12及び図13を参照して説明する。
なお、上述した第1実施例においては、TV種のスケジュール情報が設定されている状態で、“自動補正モード”の解除が指示された際に、TV種のスケジュール情報が設定されていることを警告するようにしたが、この第2実施例においては、“自動補正モード”の解除が指示された際に、TV種のスケジュール情報が設定されていれば、“自動補正モード”の解除指示を無効とするようにしたものである。
ここで、両実施例において基本的あるいは名称的に同一のものは、同一符号を付して示し、その説明を省略すると共に、以下、第2実施例の特徴部分を中心に説明するものとする。
図12は、上述した第1実施例の図7に代わるフローチャートである。なお、その他の図3〜図6のフローチャートは、この第2実施例においても同様であるため、その説明は省略するものとする。
先ず、CPU1は、TVオフ状態において、“自動補正モード”の解除がユーザ指示された場合、つまり、“手動補正モード”への切り替えがユーザ指示された場合には(図3のステップS18でNO)、図12のフローに移り、RTC15の計時日時に基づいてスケジュール表SDを検索し、「開始日時」が計時日時以降のTV種のスケジュールの設定有無をチェックする(ステップS71)。
いま、該当するTV種のスケジュールの設定がなければ(ステップS72でNO)、“時計モードフラグMFに“0”をセットすることによって“自動補正モード”を解除して“手動補正モード”に設定する(ステップS75)。そして、この“手動補正モード”下において、CPU1は、ユーザ操作によって任意に入力された修正データを取り込み(ステップS75)、この入力データに基づいてRTC15の計時日時を手動修正する(ステップS76)。その後、最初の待受状態に戻る(図3のステップS1)。
また、該当するTV種のスケジュール情報が設定されていれば(ステップS72でYES)、今回の指示を無効としたことを示す警告メッセージを所定時間(例えば、2秒間)表示出力させる(ステップS73)。すなわち、図13は、ユーザ操作によって“自動補正モード”の解除が指示された際に、TV種スケジュールが設定されていることを警告するメッセージ画面を示し、このメッセージ画面には、TV種スケジュールが設定されている状態において“自動補正モード”を解除すると、番組録画の予約実行時に悪影響を及ぼす可能性があるために、モード変更を中止する旨のメッセージが表示出力されるほか、“自動補正モード”を解除するためには、TV種のスケジュール情報の設定を解除する必要がある旨のメッセージが表示出力される。そして、2秒経過後は、今回の“自動補正モード”の解除指示を無効とするために、最初の待受状態に戻る(図3のステップS1)。
以上のように、この第2実施例においてCPU1は、“自動補正モード”の解除が指示された際に、TV種のスケジュール情報が設定されていれば、“自動補正モード”の解除指示を無効とすることができ、計時日時の不正確さを起因として録画予約実行時に生じる悪影響を未然に防止することが可能となる。言い換えれば、計時日時が正確であることを条件に、その予約設定を許可し、計時日時が不正確の場合あるいはその可能性がある場合には、その予約設定を禁止することができる。
なお、上述した各実施例においては、TV放送受信部13のオン時に録画予約を受け付けるようにしたが、TVオフ時に録画の予約を受け付けるようにしてもよい。
また、録画予約に限らず、任意に設定した日時にテレビ放送を受信して出力すると視聴予約の場合をスケジュール情報として設定した場合でも同様に適用可能である。
また、上述した各実施例においては、TV放送信号に含まれている表示日時(高精度日時)を取得するようにしたが、GPS(Global Positioning System)受信部を備えた携帯電話装置においては、GPSから高精度日時を取得するようにしてもよい。
上述した各実施例においては、TV録画の場合を示したが、ラジオの予約録音の場合であっても同様に適用可能である。
その他、携帯電話装置に限らず、例えば、PDA、電子カメラ、電子腕時計、音楽再生機などの携帯端末装置であっても同様に適用可能である。
携帯端末装置として適用したテレビ受信機能付き携帯電話装置の基本的な構成要素を示したブロック図。 スケジュール表SDを説明するための図。 電源投入に伴って実行開始される携帯電話装置の全体動作を示したフローチャート。 図3に続く、フローチャート。 図3に続く、フローチャート。 図5に続く、フローチャート。 図3に続く、フローチャート。 警告メッセージ画面を例示した図。 警告メッセージ画面を例示した図。 警告メッセージ画面を例示した図。 警告メッセージ画面を例示した図。 第2実施例における特徴的な動作を示し、上述した第1実施例の図7に代わるフローチャート。 第2実施例における警告メッセージ画面を例示した図。
符号の説明
1 CPU
2 記憶部
5 電話通信部
10 メイン表示部
12 キー操作部
13 TV放送受信部
14 サウンドスピーカ
15 RTC
SD スケジュール表
MF 時計モードフラグ

Claims (9)

  1. 放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、
    内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードの有効または解除ユーザ操作によって任意に選択する選択手段と、
    前記選択手段により前記自動補正モードの解除が選択された場合に、放送番組の予約に関するスケジュール情報の設定有無を判別する判別手段と、
    この判別手段によって放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されていることが判別された場合に、放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されている旨を警告する警告手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記選択手段は、内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードと内部計時日時を任意に修正する手動補正モードとを任意に選択し、
    前記自動補正モードが解除されて手動補正モードが選択された状態において、内部計時日時が任意に修正された際に、前記警告手段は、前記判別手段により放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されていることが判別された場合放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されている旨を警告する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 記手動補正モードが選択された状態において内部計時日時が任意に修正された際に、その修正前の自動補正モードにおける高精度日時と修正後の内部計時日時との時間差を算出する算出手段を設け、
    この算出手段によって算出された時間差が所定時間以上であることを条件に、前記警告手段は、放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されていることを警告する、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  4. 記手動補正モードが選択された状態において内部計時日時が任意に修正された際に、前記警告手段は、修正前の自動補正モードにおける高精度日時と修正後の内部計時日時を比較した結果、修正後の内部計時日時が修正前の自動補正モードにおける高精度日時よりも早い場合には、第1の警告を行い、修正後の内部計時日時が修正前の自動補正モードにおける高精度日時よりも遅い場合には第2の警告を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項2または3に記載の携帯端末装置。
  5. 前記選択手段により前記自動補正モードの解除が選択された際に、前記判別手段による判別の結果、放送番組予約に関するスケジュール情報が設定されていれば、自動補正モードの解除の選択を無効とする、
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の携帯端末装置。
  6. 放送電波を受信する放送受信機能と予め設定されたスケジュール情報を記憶管理するスケジュール管理機能を備え、放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する携帯端末装置であって、
    内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードの有効または解除ユーザ操作によって任意に選択する選択手段と、
    放送番組の予約に関する情報を前記スケジュール情報として設定する際に、前記自動補正モードの有効が選択されているかを判別する判別手段と、
    この判別手段によって自動補正モードの有効が選択されていないことが判別された場合に、当該放送番組予約に関するスケジュール情報の設定指示を無効とする制御手段と、
    を具備したことを特徴とする携帯端末装置。
  7. 前記放送番組予約に関するスケジュール情報の設定指示を無効とするに先立って、自動補正モードの有効に変更するか否かの確認報知を行い、それに応答して自動補正モードの有効への変更が指示されたことを条件に、当該放送番組予約に関するスケジュール情報の設定を行う、
    ようにしたことを特徴とする請求項記載の携帯端末装置。
  8. コンピュータに対して、
    内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードの有効または解除ユーザ操作によって任意に選択する機能と、
    前記選択する機能により前記自動補正モードの解除が選択された場合に、放送番組の予約に関するスケジュール情報の設定有無を判別する機能と、
    放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されていることが判別された場合に、放送番組の予約に関するスケジュール情報が設定されている旨を警告する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  9. コンピュータに対して、
    内部で計時された内部計時日時を外部から取得した外部取得日時に基づいて高精度日時に修正する自動補正モードの有効または解除ユーザ操作によって任意に選択する機能と、
    放送番組の予約に関するスケジュール情報設定する際に、前記自動補正モードの有効が選択されているかを判別する機能と、
    自動補正モードの有効が選択されていないことが判別された場合に、当該放送番組予約に関するスケジュール情報の設定指示を無効とする機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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