JP3630997B2 - 電子機器、時刻表示方法および記憶媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、世界時計を内蔵するなどにより地域に応じた時刻を表示する電子機器、時刻表示方法および記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、企業の海外展開や海外旅行者の増加に伴って、情報のグローバル化が急激に進んでいる。国際電話は今では当たり前になり、電子メール(Eメール)、衛星による海外からの中継など、その勢いは凄まじい。
【0003】
このような状況の中で、世界時計の必要性は高まる傾向にあるのは当然である。世界時計とは、地域設定を行うことによって時差を修正して時刻表示を行うことができる時計である。
【0004】
この世界時計は、時計だけでなく、通信端末(PDA:Personal Digital Asistant)、ビデオカメラなどにも内蔵されている。この世界時計内蔵の電子機器は、一般に日時とエリアを表示するディスプレイを有している。
【0005】
このディスプレイ上には、日時とエリア情報だけでなく、PDAであれば、スケジュール管理情報やメール情報など、ビデオカメラであれば、撮影画像や再生画像、撮影条件情報など、様々な情報が同時に表示され、機器の高機能化に伴って表示される情報数は増加傾向にある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の電子機器には、以下に掲げる問題があり、その改善が要望されていた。すなわち、地域設定を行う際、以前と異なる地域設定を行ったにも拘らず、使用者がそれに気付かないまま誤った時刻を利用して通信端末から情報を送信したり、ビデオ撮影を行ったりするミスが生じやすかった。
【0007】
なぜなら、多くの情報が表示されたディスプレイ上からエリア情報をわざわざ確認することが困難であるためである。
【0008】
同じような理由で、自分が今存在している地域など、指定した地域以外で記録された情報を読み取ったり、情報を受信した場合、そのことを認識しないことも考えられた。
【0009】
一旦、誤認識したまま情報を記録したり、送信すると、修正が煩わしいばかりでなく、情報を受け取る側の情報管理が格段に煩わしいものとなってしまう。
【0010】
さらに、情報を記録する地域が世界各地に散らばれば散らばる程、その地域に合わせた時間管理が煩わしくなる傾向がある。
【0011】
そこで、本発明は、使用者のエリア情報の認識率を向上させることができる電子機器、時刻表示方法および記憶媒体を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に記載の電子機器は、地域に応じた時刻を表示する電子機器において、前記時刻を表示する時刻表示手段と、前記地域を設定する設定手段と、該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別する判別手段と、該判別の結果、異なる場合、所定の画面を表示する画面表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
請求項2に記載の電子機器では、請求項1に係る電子機器において、前記判別の結果、同じである場合、前記画面表示手段は前記所定の画面を表示しないことを特徴とする。
【0014】
請求項3に記載の電子機器は、地域に応じた時刻を表示する電子機器において、前記時刻を表示する時刻表示手段と、記録媒体に記録された少なくとも時刻データを含む情報を読み取る読取手段と、該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する取得手段と、該取得した時差に関する情報にしたがって、所定の画面を表示する画面表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の電子機器は、請求項3に係る電子機器において、前記情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、前記地域を設定する設定手段とを備え、前記取得手段は、前記読み取られた情報および前記設定された地域に基づき、前記時差に関する情報を取得することを特徴とする。
【0016】
請求項5に記載の電子機器は、請求項3に係る電子機器において、前記時差に関する情報に時差が生じていない場合、前記画面表示手段は前記所定の画面を表示しないことを特徴とする。
【0017】
請求項6に記載の電子機器は、地域に応じた時刻を表示する電子機器において、外部通信装置から送信された情報を受信する受信手段と、該受信した情報を読み取る読取手段と、該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する取得手段と、該取得した時差に関する情報にしたがって時刻データの時差を修正する修正手段と、該修正された時刻データを表示する時刻表示手段と、前記時差に関する情報にしたがって時差が修正された場合、前記送信された情報を読み取る際に検出された地域を示す情報に応じた所定の画面を表示する画面表示手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】
請求項7に記載の電視機器は、請求項1、請求項3または請求項6に係る電子機器において、前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つが点滅することを特徴とする。
【0020】
請求項8に記載の電子機器は、請求項1、請求項3または請求項6に係る電子機器において、前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つの大きさが変更されることを特徴とする。
【0021】
請求項9に記載の電子機器は、請求項1、請求項3または請求項6に係る電子機器において、前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つの色が変化することを特徴とする。
【0022】
請求項10に記載の電子機器では、請求項2または請求項5に係る電子機器において、前記画面表示手段は、前記所定の画面を表示しない場合、地域を示す情報を表示しないことを特徴とする。
【0023】
請求項11に記載の時刻表示方法は、地域に応じた時刻を表示する時刻表示方法において、前記地域を設定する工程と、該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別する工程と、該判別の結果、異なる場合、前記設定された地域に応じた時刻に関する所定の画面を表示する工程とを有することを特徴とする。
【0024】
請求項12に記載の時刻表示方法は、地域に応じた時刻を表示する時刻表示方法において、記録媒体に記録された少なくとも時刻データを含む情報を読み取る工程と、該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する工程と、該取得した時差に関する情報にしたがって、所定の画面を表示する工程とを有することを特徴とする。
【0025】
請求項13に記載の時刻表示方法は、地域に応じた時刻を表示する時刻表示方法において、外部通信装置から送信された情報を受信する工程と、該受信した情報を読み取る工程と、該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する工程と、該取得した時差に関する情報にしたがって時刻データの時差を修正する工程と、該修正された時刻データを表示する工程と、前記受信した情報を読み取る工程で検出された地域を示す情報に応じた所定の画面を表示する工程とを有することを特徴とする。
【0026】
請求項14に記載の記憶媒体は、電子機器に搭載され、地域に応じた時刻を表示するプログラムが格納された記憶媒体において、前記電子機器内のCPUによって実行される前記プログラムは、前記地域を設定する手順と、該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別する手順と、該判別の結果、異なる場合、前記設定された地域に応じた時刻に関する所定の画面を表示する手順とを含むことを特徴とする。
【0027】
請求項15に記載の記憶媒体は、電子機器に搭載され、地域に応じた時刻を表示するプログラムが格納された記憶媒体において、前記電子機器内のCPUによって実行される前記プログラムは、記録媒体に記録された少なくとも時刻データを含む情報を読み取る手順と、該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する手順と、該取得した時差に関する情報にしたがって、所定の画面を表示する手順とを含むことを特徴とする。
【0028】
請求項16に記載の記憶媒体は、電子機器に搭載され、地域に応じた時刻を表示するプログラムが格納された記憶媒体において、前記電子機器内のCPUによって実行される前記プログラムは、外部通信装置から送信された情報を受信する手順と、該受信した情報を読み取る手順と、該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する手順と、該取得した時差に関する情報にしたがって時刻データの時差を修正する手順と、該修正された時刻データを表示する手順と、前記受信した情報を読み取る手順で検出された地域を示す情報に応じた所定の画面を表示する手順とを含むことを特徴とする。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の電子機器、時刻表示方法および記憶媒体の実施の形態について説明する。
【0030】
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態における世界時計の構成を示すブロック図である。世界時計1は、地域設定のためのキー(Key)入力部5、システム制御回路4、LCD2および表示ドライバ3から構成されている。
【0031】
図2はLCDの表示例を示す図である。同図(a)は、東京の日時を表示している。この状態から、使用者がエリア設定を東京からロンドンに変更するときの例を示す。
【0032】
まず、使用者はKey入力部5のエリア設定変更スイッチSW1を入力する。LCD2の画面は、同図(b)に示されたエリア設定変更画面に切り替わる。使用者は上下移動スイッチSW2、SW3を用いて設定したいエリアであるロンドンを選択し、決定するためにスイッチSW1をもう一度入力する。
【0033】
この操作により、LCD2の画面は、同図(c)に切り替わり、エリア設定がロンドンに変更されたことを使用者に通知する。このとき、エリア情報を示す「LONDON」の文字情報は大きく表示され、さらに点滅することによって使用者の認識率を高めている。この点滅表示は5秒間継続された後、LCD2の画面は、同図(d)の通常表示に切り替わる。尚、LCDがカラー表示可能である場合、「LONDON」の文字情報の色を変更して認識し易くしてもよい。
【0034】
また、エリア設定を常時表示することが必要ではない状況(共通時刻エリア外に出ない時間が長いなどの状況)には、エリア表示を表示させない設定も可能である。その操作は、エリア設定を行う操作と同じであり、初めにエリア設定スイッチSW1の入力を行い、同図(b)のエリア設定画面を呼び出す。その画面内には、表示を行わないための選択肢である「Not Display」が表示されている。これを上下スイッチSW2,SW3によって選択し、エリア設定変更SW1によって選択して決定すると、同図(e)に示すようにエリア情報の表示だけ画面上から消える。この操作を行うことにより、画面の煩雑さが減少するだけでなく、電力消費を低減することが可能である。
【0035】
図3および図4は世界時計1の動作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはシステム制御回路4内のROM(図示せず)に格納されており、同じくシステム制御回路4内のCPU(図示せず)によって実行される。ここで、変数Nは、GMT(グリニッジ標準時)からの時差が0,1,2,……23時間となる24ヶ所の代表的な都市名に対応している。例えば、N=0の場合、時差0のロンドンに対応する。また、N=24の場合、エリア情報を表示しないことを選択したものと判断される。
【0036】
まず、HALT状態からエリア設定変更スイッチSW1が入力されか否かを判別する(ステップS1)。エリア設定変更スイッチSW1が入力されていない場合、計時処理を行う(ステップS2)。
【0037】
つづいて、エリア情報消去(N=24)が選択されているか否かを判別する(ステップS3)。N=24でない場合、変数Nの値に対応した都市名を表示し(ステップS4)、N=24である場合、エリア表示を行わず、その後、日時、時刻を表示する(ステップS5)。この後、ステップS1の処理に戻る。
【0038】
一方、ステップS1でエリア設定変更スイッチSW1が入力された場合、エリア設定画面を表示する(ステップS6)。
【0039】
その後、Key入力以前に設定されたエリアを一旦記憶した後(ステップS7)、変数Nを値0に初期設定し(ステップS8)、N=0の都市であるロンドンの表示を点滅させる(ステップS9)。この後、UpKeyの入力があるか否かを判別する(ステップS10)。
【0040】
UpKeyの入力があった場合、変数Nの値から値1を引く(ステップS11)。そして、変数Nが値0より小さいか否かを判別する(ステップS12)。変数Nが値0より小さい場合、その時差に対応した都市の変数Nの値に変更し(ステップS14)、その都市の表示をロンドンに代わって点滅させる(ステップS13)。さらに、変数Nが値0以上である場合、そのまま変数Nの値に対応した都市を点滅させる。その後、再びステップSP10の処理に戻る。
【0041】
一方、ステップS10でUpKeyの入力がなかった場合、DownKeyの入力があるか否かを判別する(ステップS15)。DownKeyの入力があった場合、変数Nに値1を加える(ステップS16)。そして、変数Nが値24より大きいか否かを判別し(ステップS17)、大きい場合、その時差に見合った都市の変数Nの値に修正し(ステップS18)、ステップS13の処理に移行する。さらに、変数Nが値24以下であった場合、そのままステップS13の処理に移行する。
【0042】
また一方、ステップS15で入力されたKeyがUpKeyでもDownKeyでもなかった場合、EnterKeyであるか否かを判別する(ステップS19)。EnterKeyでなかった場合、ステップS10の処理に移行する。EnterKeyの入力であった場合、変数Nが値24であるか否かを判別する(ステップS20)。
【0043】
N=24である場合、ステップS1の処理に移行する。一方、N=24でない場合、変数Nの値に対応する都市と、エリア設定変更SW1が入力される前に選択されていた都市とが同一であるか否かを判別する(ステップS21)。同一であった場合、ステップS1の処理に移行する。一方、異なる場合、時差処理を行い(ステップS22)、エリア変更があったことを使用者に強く通知するための特殊表示を行う(ステップS23、図2(c)参照)。この表示を5秒間続行した後(ステップS24)、ステップS1の処理に戻る。
【0044】
このように、第1の実施形態では、時差のある地域間での情報通信、時差のある地域へ移動した際の時間管理、あるいは時差のある地域で記録された情報の管理が、エリア情報を使用者に認識しやすくすることによって容易になる。
【0045】
また、エリア情報を強調して使用者に通知することで、使用者のエリア情報の認識率が向上し、誤った時間認識を低減することができる。
【0046】
一方で、エリア情報が必要でない場合、エリア情報を表示しないなどの処置をとることで、なるべく情報を表示する画面を見やすくすることも可能であり、さらに表示に伴うソフトウェア処理の簡素化を図ることができる。
【0047】
[第2の実施形態]
図5は第2の実施形態におけるデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。このデジタルビデオカメラ6は、世界時計内蔵のデジタルビデオカメラであり、カメラ部7、VTR部8、デジタル信号処理部10、システム制御回路9およびLCD11から構成されている。このデジタルビデオカメラで既に録画された磁気テープを再生する場合について示す。
【0048】
このデジタルビデオカメラ6のシステム制御回路9は世界時計機能を内蔵しており、今、エリアが東京に設定されている状態であるとする。このデジタルビデオカメラによって日本で撮影された映像を記録する磁気テープを再生する場合について示す。
【0049】
まず、磁気テープをVTR部8にセットし、再生を開始する。現在のデジタルビデオカセットの磁気テープには、撮影された映像情報、音声情報だけでなく、撮影条件、撮影日時、撮影エリアでの時差などがコード情報として記録されているので、VTR部8によってこの情報を読み取り、文字情報として記録された映像情報と共に表示することが可能である。図6は映像情報と共に文字情報が表示された画面を示す図である。
【0050】
このとき、磁気テープに撮影記録を行ったエリアは、記録を行う際にコードとして設定された時差情報によって、日本の標準時に等しい時刻エリアであることが判別される。さらに、この時刻エリアがビデオカメラ内の世界時計に設定されたエリア(東京)と同一であることがシステム制御回路9によって判別される。そして、同一エリアである場合、エリア情報を表示しないように表示を設定する。これにより、煩雑な画面表示から不必要な情報を自動的に削除することができる。
【0051】
つづいて、イギリスで撮影された磁気テープを再生する場合について示す。この磁気テープには、イギリスで記録が行われたために、その撮影時に時差情報としてイギリスの時差情報(グリニッジ標準時に対して時差0)が記録されている。この時差情報を読み取ることによって、東京の時差と異なることがシステム制御回路9によって判別される。そして異なる時差である場合、磁気テープに記録された時差情報が示す時刻エリアを代表する地名(この場合、LONDON)の表示を拡大、点滅することによって、使用者に確実に認識させることが可能である。
【0052】
図7は時差情報が示す時刻エリアを代表する地名の表示を拡大、点滅することで映像情報と共に文字情報が表示された画面を示す図である。この拡大点滅表示は一定時間行われた後(同図(a))、同図(b)に示す通常の表示に戻る。デジタルビデオカメラの世界時計で設定された時刻エリアと異なる時刻エリアで撮影された映像を再生するので、それを使用者が認識することができるようにエリア情報を表示させた状態にしておく。尚、時刻エリアを代表する地名(この場合、LONDON)の表示色を変更して認識し易くしてもよい。
【0053】
図8はデジタルビデオカメラの動作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはシステム制御回路9内のROM(図示せず)に格納されており、同じくシステム制御回路9内のCPU(図示せず)によって実行される。
【0054】
まず、ローディングされた磁気テープの再生命令を入力する(ステップS31)。この命令を受けて再生処理を開始する(ステップS32)。その再生処理中に磁気テープに記録されたエリア情報を読み取る(ステップS33)。その後、読み取ったエリア情報と内蔵された世界時計のエリアとが同一であるか否かを判別する(ステップS34)。判別の結果、同じである場合、ステップS34の処理に戻る。
【0055】
一方、異なる場合、異なることを使用者に強く認識させるために特殊表示処理を行う(ステップS35、図7(a))。5秒間続行した後(ステップS36)、読み取ったエリアの表示処理を行う(ステップS37)。その後、再びステップS34の処理に戻り、常に磁気テープのエリア情報を監視する。これは、1本の磁気テープに異なるエリアの情報が記録される可能性があるためである。
【0056】
このように、第2の実施形態では、磁気テープに記録されたエリア情報と、その記録を読み取るデジタルビデオカメラに事前に設定されたエリア情報とが異なる場合、今読み込んでいる情報は異なるエリアで記録されたものだということを、特殊表示を行うことにより使用者に認識させる確率が向上する。このように、時差のあるエリアで記録された情報を読み取る場合、時差があることを使用者が認識し易くなる。
【0057】
尚、デジタルビデオカメラにエリアを設定するスイッチを設けておくことにより、スイッチで設定されたエリアと磁気テープから読み取られたエリアとを、システム制御回路がチェックして時差の有無を判別することが可能である。
【0058】
[第3の実施形態]
図9は第3の実施形態におけるPDA装置の構成を示すブロック図である。このPDA(Personal Digital Asistant)装置12は、世界時計機能を有するシステム制御回路13、LCD15、表示ドライバ14および情報受信部16から構成される。このPDA装置12は電子メールを受信することが可能である。
【0059】
ここでは、日本から電子メールを送信し、イギリスでPDA装置12がその電子メールを受信する場合について示す。
【0060】
まず、送信側PDA装置は、電子メールによって文章情報を送信するとき、文章情報だけでなく、送信側のアドレス、標題などを同じように文字情報として送信している。図10はアドレス、標題などを含む文字情報として送信される送信文を示す図である。
【0061】
送信日時、送信国に関する情報は、一般にメールアドレスを送信する際に通過するドメインのゲートで追加される。そのため、受信側のドメインに辿り着くまでに通過したドメインのゲート毎に、その通過時間と、どの標準時を使用した時間であるかについての情報が追加されていくことになる。ちなみに、送信者が送信をPDA装置に実行させ、最初のドメインを通過した時間は日本の標準時で1998年3月15日(Sun)23時15分57秒であったとする。
【0062】
一般的に、この時にドメインのゲートで追加される通過時間情報と標準時情報は以下のような形態である。
【0063】
Sun,15Mar98 23:15:57 JST
ここで、JSTは日本の標準時(Japan Standard Time)を示している。
【0064】
一般的に、受信側のEメール用アプリケーションに表示される時間とエリア情報は、アプリケーションによって、受信したメールに最初に追加された時間とエリア情報(つまり、最初のゲートを通過した通過時間とその標準時情報)であったり、あるいは最後に追加された時間とエリア時間(つまり、受信者のドメインに到着した時間とエリア情報)であったりする。図11は受信側のEメール用アプリケーションによって表示される内容を示す図である。
【0065】
ここでは、受信側のEメール用アプリケーションは最初に追加された時間とエリア情報を、時間およびエリア情報として検知することとする。検知方法としては、送信されてきたファイル全体中で最初に付加されている時間とエリア情報を探し出す方法でよい。
【0066】
したがって、受信側PDA装置12は、この情報を受信したときに、図11に示すように、使用者に電子メールを受信したことを通知することが可能である。
【0067】
送信者が日本の標準時間を使用して情報を送信した場合、図11に示す1番目の電子メールのように、送信エリア情報はTOKYOであると記載される。一方、送信時間は、イギリスの標準時に訂正されている。そのため、受信側の使用者は、複数のエリアから送信されてきた情報の送信順番を一目で理解することが可能になり、情報の時間管理を容易にすることができる。
【0068】
さらに、この日本からの電子メールを読む場合、受信側の使用者はマウスなどでこのメールを選択してメール内容を図12(b)に示すように確認することができる。このとき、メール内容が表示される前に、エリア情報を拡大点滅表示させ、受信側の使用者に異なるエリアからのメールであることを通知することができる(図12(a)参照)。図12は日本からの電子メールを読む際の表示内容を示す図である。一定時間、この表示が続いた後に実際のメール内容が表示される(同図(b)参照)。尚、表示されるエリア情報の色を変更して認識し易くしてもよい。
【0069】
本実施形態では、受信側の使用者が確認できるのは、送信者のメールアドレス、送信エリア、メールの標題、イギリスの標準時間に修正された送信時間、およびメール内容である。
【0070】
このとき、送信時間として表示画面に表示されている時刻はイギリスの標準時に修正されるので、送信者側が送信した送信時間情報である「23時15分57秒」は修正されて15時15分57秒となっている。
【0071】
さらに、マウスなどで時刻表示をクリックすると、日本での標準時間を表示させることができ、時間管理が容易になる(同図(c)参照)。
【0072】
一方、図11に示す2番目のメールは、受信者側の世界時計で設定されたエリアと同じエリアから送られて来たので、エリア情報はLONDONになっている。
【0073】
このメールの内容を表示させる場合、エリアが同一であるために、特にエリア情報を強調するような特殊な表示を行わないだけでなく、メールの通常の表示画面にもエリア情報を表示しない。そのため、表示画面が簡素化するので、使用者にとって見やすい画面とすることができる(図12(d)参照)。
【0074】
図13および図14は第3の実施形態におけるPDA装置の動作処理手順を示すフローチャートである。この処理プログラムはシステム制御回路13内のROM(図示せず)に格納されており、同じくシステム制御回路13内のCPU(図示せず)によって実行される。
【0075】
まず、電子(E)メールを受信した場合(ステップS41)、受信したデータをメモリに格納する(ステップS42)。その後、受信したデータから送信エリアの情報と時刻データの検出を行い(ステップS43)、内蔵された世界時計のエリアと同一であるか否かを判別する(ステップS44)。異なる場合、時差修正を送信時間データに加え(ステップS45)、メールリストに追加する(ステップS46)。一方、同じである場合、そのままメールリストに追加する(ステップS46)。
【0076】
さらに、メール内容の表示命令が出された場合(ステップS47)、内部の世界時計に設定されたエリアと同一であるか否かを判別し(ステップS48)、異なる場合、特殊表示処理を行い(ステップS49、図12(a)参照)、5秒経過した後(ステップS50)、エリア情報表示を許可する(ステップS51)。その後、メール内容の表示処理を行う(ステップS52)。
【0077】
一方、ステップS48で同じである場合、そのままメール内容表示処理を行う(ステップS52、図12(d)参照)。このステップS52の処理により、エリアが同じ送信文に関してはメール内容にエリア情報を表示しないようにすることができ、画面が煩雑になることを防ぐことが可能である。
【0078】
第3の実施形態では、外部通信装置から送信された情報を受信し、その情報から読み取ったエリア情報が事前に設定したエリアと異なっていた場合、各受信情報の時差を含む時刻データに時差修正を施し、各受信情報の時間管理を容易にすることができる。このように、時差のある地域間での情報通信における時間管理を自動的に行うことが可能である。特に、使用者にエリア情報を通知する必要が無い場合、特殊表示などの省略することができる。このように、送信された情報を読み取る際、時差修正が行われたことを使用者に認識させる確率を向上させることができる。
【0079】
尚、第3の実施形態での送信エリアの検出方法においても、送信された情報の中に標準時の情報が欠落している時刻情報が最初に追加された時刻情報であった場合、全時刻、標準時情報を検索し、最も早く追加された標準時を送信エリアとみなし、さらに最初に追加された時刻情報をそのエリアからの送信時間と判断する。
【0080】
これは、同一国内のドメインの通常時に標準時情報を省略する場合があるためである。また、どのような場合においても、標準時情報を追加しないドメインも存在する可能性があるため(発展途上国のドメインなど)、送信時間は、最初に追加された標準時間情報に付随した時刻としてもよい。
【0081】
尚、本発明は複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、1つの機器からなる装置に適用してもよい。また、本発明はシステムあるいは装置にプログラムを供給することによって達成される場合にも適用できることはいうまでもない。この場合、本発明を達成するためのソフトウェアによって表されるプログラムを格納した記憶媒体をシステムあるいは装置に読み出すことによってそのシステムあるいは装置が本発明の効果を享受することが可能となる。
【0082】
図15はシステム制御回路内のROMのメモリマップを示す図である。同図(a)に示される世界時計1のシステム制御回路4内のROMには図3および図4に示すプログラムモジュール群(地域設定モジュール、地域判別モジュール、特殊表示モジュール)が格納されている。同図(b)に示されるデジタルビデオカメラ6のシステム制御回路9内のROMには図8に示すプログラムモジュール群(情報読取モジュール、時差情報取得モジュール、特殊表示モジュール)が格納されている。同図(c)に示されるPDA装置12のシステム制御回路13内のROMには図13および図14に示すプログラムモジュール群(受信モジュール、情報読取モジュール、時差情報取得モジュール、修正モジュール、特殊表示モジュール)が格納されている。
【0083】
記憶媒体としては、ROMに限らず、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、DVD、磁気テープ、不揮発性のメモリカードなどを用いることができる。
【0084】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の電子機器によれば、時刻表示手段により前記時刻を表示する際、設定手段により前記地域を設定し、判別手段により該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別し、該判別の結果、異なる場合、画面表示手段により所定の画面を表示するので、エリア変更が行われる度に特定の表示画面を表示することによって、使用者のエリア情報の認識率を向上させることができる。このように、エリア設定を変更することによって時差修正が行われたことを、使用者にとって認識し易くできる。
【0085】
したがって、時差のある地域間での情報通信、時差のある地域へ移動した際の時間管理、あるいは時差のある地域で記録された情報の管理が、エリア情報を使用者に認識しやすくすることによって容易になる。
【0086】
また、エリア情報を強調して使用者に通知することで、使用者のエリア情報の認識率が向上し、誤った時間認識を低減することができる。一方で、エリア情報が必要でない場合、エリア情報を表示しないなどの処置をとることで、なるべく情報を表示する画面を見やすくすることができ、さらに表示に伴うソフトウェア処理の簡素化を図ることができる。尚、請求項11に記載の時刻表示方法および請求項14に記載の記憶媒体においても同様の効果を得ることができる。
【0087】
請求項2に記載の電視機器によれば、前記判別の結果、同じである場合、前記画面表示手段は前記所定の画面を表示しないので、特に使用者にエリア情報を認識させる必要が無い場合、特殊表示の処理を省略することができる。このように、特にエリア変更もなく、使用者にエリア変更を通知する必要が無い場合、処理を簡略化することができる。
【0088】
請求項3に記載の電子機器によれば、時刻表示手段により前記時刻を表示する際、読取手段により記録媒体に記録された少なくとも時刻データを含む情報を読み取り、該読み取られた情報に基づき、取得手段により時差に関する情報を取得し、該取得した時差に関する情報にしたがって、画面表示手段により所定の画面を表示するので、記録媒体に記録されたエリア情報と、その記録を読み取る電子機器に事前に設定されたエリア情報とが異なる場合、今読み込んでいる情報は異なるエリアで記録されたものだということを、特殊表示を行うことによって使用者に認識させる確率が向上する。このように、時差のあるエリアで記録された情報を読み取る場合、時差があることを使用者が認識し易くなる。尚、請求項12に記載の時刻表示方法および請求項15に記載の記憶媒体においても同様の効果を得ることができる。
【0089】
請求項4に記載の電子機器によれば、前記取得手段は、前記読み取られた情報および前記設定された地域に基づき、前記時差に関する情報を取得するので、記録媒体に記録された地域と事前に設定された地域とが異なる場合に表示可能である。
【0090】
請求項5に記載の電子機器によれば、前記時差に関する情報に時差が生じていない場合、前記画面表示手段は前記所定の画面を表示しないので、特にエリア情報を通知する必要が無い場合、特殊表示の処理を省略することができる。このように、例えば、同一エリア内での記録に関しては特殊表示のための処理を省略することができる。
【0091】
請求項6に記載の電子機器によれば、地域に応じた時刻を表示する際、受信手段により外部通信装置から送信された情報を受信し、読取手段により該受信した情報を読み取り、該読み取られた情報に基づき、取得手段により時差に関する情報を取得し、修正手段により該取得した時差に関する情報にしたがって時刻データの時差を修正し、時刻表示手段により該修正された時刻データを表示し、前記時差に関する情報にしたがって時差が修正された場合、画面表示手段により前記送信された情報を読み取る際に検出された地域を示す情報に応じた所定の画面を表示するので、外部通信装置から送信された情報を受信し、その情報から読み取ったエリア情報が事前に設定されたエリアと異なっていた場合、各受信情報の時差を含む時刻データに時差修正を施し、各受信情報の時間管理を容易にすることができる。このように、時差のある地域間での情報通信における時間管理を自動的に行うことが可能である。特に、使用者にエリア情報を通知する必要が無い場合、特殊表示などを省略することができる。このように、送信された情報を読み取る際、時差修正が行われたことを使用者が認識し易くなる。また、受信した情報の内容を確認するときに、その情報から検出されたエリア情報が、事前に設定されていたエリアと異なる場合、特殊表示によって使用者の認識率を向上させることができる。尚、請求項13に記載の時刻表示方法および請求項16に記載の記憶媒体においても同様の効果を得ることができる。
【0093】
請求項7に記載の電子機器によれば、前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つが点滅するので、点滅表示によって使用者の認識率を向上させることができる。このように、特殊表示として、点滅表示を行うことによって認識率を向上させることができる。
【0094】
請求項8に記載の電子機器によれば、前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つの大きさが変更されるので、例えば、エリア情報を拡大表示するなど、使用者の認識率を向上させることができる。このように、特殊表示として、表示サイズを変更することによって認識率を向上させることができる。
【0095】
請求項9に記載の電子機器によれば、前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つの色が変化するので、色変化によって使用者の認識率を向上させることができる。このように、特殊表示として、表示色を変化させることによって認識率を向上させることができる。
【0096】
請求項10に記載の電子機器によれば、前記画面表示手段は、前記所定の画面を表示しない場合、地域を示す情報を表示しないので、エリア情報を特に使用者に通知する必要が無い場合、エリア情報の表示のための処理を省略することができる。このように、特殊表示を行わないことに伴って、さらにエリアに関する表示も省略することによって、表示に伴う処理を省略することができる。
【0097】
請求項14に記載の記憶媒体によれば、電子機器に搭載され、地域に応じた時刻を表示するプログラムが格納された記憶媒体において、前記電子機器内のCPUによって実行される前記プログラムは、前記地域を設定する手順と、該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別する手順と、該判別の結果、異なる場合、前記設定された地域に応じた時刻に関する所定の画面を表示する手順とを含むので、電子機器の拡張性、汎用性を高めることができる。尚、請求項15および請求項16に記載の記憶媒体においても同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における世界時計の構成を示すブロック図である。
【図2】LCDの表示例を示す図である。
【図3】世界時計1の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図4】図3につづく世界時計1の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図5】第2の実施形態におけるデジタルビデオカメラの構成を示すブロック図である。
【図6】映像情報と共に文字情報が表示された画面を示す図である。
【図7】時差情報が示す時刻エリアを代表する地名の表示を拡大、点滅することで映像情報と共に文字情報が表示された画面を示す図である。
【図8】デジタルビデオカメラの動作処理手順を示すフローチャートである。
【図9】第3の実施形態におけるPDA装置の構成を示すブロック図である。
【図10】アドレス、標題などを含む文字情報として送信される送信文を示す図である。
【図11】受信側のEメール用アプリケーションによって表示される内容を示す図である。
【図12】日本からの電子メールを読む際の表示内容を示す図である。
【図13】第3の実施形態におけるPDA装置の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図14】図13につづく第3の実施形態におけるPDA装置の動作処理手順を示すフローチャートである。
【図15】システム制御回路内のROMのメモリマップを示す図である。
【符号の説明】
1 世界時計
2、11、15 LCD
4、9、13 システム制御回路
5 キー(key)入力部
6 デジタルビデオカメラ
8 VTR部
12 PDA装置
16 情報受信部
Claims (16)
- 地域に応じた時刻を表示する電子機器において、
前記時刻を表示する時刻表示手段と、
前記地域を設定する設定手段と、
該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別する判別手段と、
該判別の結果、異なる場合、所定の画面を表示する画面表示手段とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記判別の結果、同じである場合、前記画面表示手段は前記所定の画面を表示しないことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 地域に応じた時刻を表示する電子機器において、
前記時刻を表示する時刻表示手段と、
記録媒体に記録された少なくとも時刻データを含む情報を読み取る読取手段と、
該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する取得手段と、
該取得した時差に関する情報にしたがって、所定の画面を表示する画面表示手段とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記情報を前記記録媒体に記録する記録手段と、
前記地域を設定する設定手段とを備え、
前記取得手段は、前記読み取られた情報および前記設定された地域に基づき、前記時差に関する情報を取得することを特徴とする請求項3記載の電子機器。 - 前記時差に関する情報に時差が生じていない場合、前記画面表示手段は前記所定の画面を表示しないことを特徴とする請求項3記載の電子機器。
- 地域に応じた時刻を表示する電子機器において、
外部通信装置から送信された情報を受信する受信手段と、
該受信した情報を読み取る読取手段と、
該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する取得手段と、
該取得した時差に関する情報にしたがって時刻データの時差を修正する修正手段と、
該修正された時刻データを表示する時刻表示手段と、
前記時差に関する情報にしたがって時差が修正された場合、前記送信された情報を読み取る際に検出された地域を示す情報に応じた所定の画面を表示する画面表示手段とを備えたことを特徴とする電子機器。 - 前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つが点滅することを特徴とする請求項1、請求項3または請求項6記載の電子機器。
- 前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つの大きさが変更されることを特徴とする請求項1、請求項3または請求項6記載の電子機器。
- 前記所定の画面では、表示される情報の少なくとも1つの色が変化することを特徴とする請求項1、請求項3または請求項6記載の電子機器。
- 前記画面表示手段は、前記所定の画面を表示しない場合、地域を示す情報を表示しないことを特徴とする請求項2または請求項5記載の電子機器。
- 地域に応じた時刻を表示する時刻表示方法において、
前記地域を設定する工程と、
該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別する工程と、
該判別の結果、異なる場合、前記設定された地域に応じた時刻に関する所定の画面を表示する工程とを有することを特徴とする時刻表示方法。 - 地域に応じた時刻を表示する時刻表示方法において、
記録媒体に記録された少なくとも時刻データを含む情報を読み取る工程と、
該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する工程と、
該取得した時差に関する情報にしたがって、所定の画面を表示する工程とを有することを特徴とする時刻表示方法。 - 地域に応じた時刻を表示する時刻表示方法において、
外部通信装置から送信された情報を受信する工程と、
該受信した情報を読み取る工程と、
該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する工程と、
該取得した時差に関する情報にしたがって時刻データの時差を修正する工程と、
該修正された時刻データを表示する工程と、
前記受信した情報を読み取る工程で検出された地域を示す情報に応じた所定の画面を表示する工程とを有することを特徴とする時刻表示方法。 - 電子機器に搭載され、地域に応じた時刻を表示するプログラムが格納された記憶媒体において、
前記電子機器内のCPUによって実行される前記プログラムは、
前記地域を設定する手順と、
該設定された地域が事前に設定された地域と異なるか否かを判別する手順と、
該判別の結果、異なる場合、前記設定された地域に応じた時刻に関する所定の画面を表示する手順とを含むことを特徴とする記憶媒体。 - 電子機器に搭載され、地域に応じた時刻を表示するプログラムが格納された記憶媒体において、
前記電子機器内のCPUによって実行される前記プログラムは、
記録媒体に記録された少なくとも時刻データを含む情報を読み取る手順と、
該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する手順と、
該取得した時差に関する情報にしたがって、所定の画面を表示する手順とを含むことを特徴とする記憶媒体。 - 電子機器に搭載され、地域に応じた時刻を表示するプログラムが格納された記憶媒体において、
前記電子機器内のCPUによって実行される前記プログラムは、
外部通信装置から送信された情報を受信する手順と、
該受信した情報を読み取る手順と、
該読み取られた情報に基づき、時差に関する情報を取得する手順と、
該取得した時差に関する情報にしたがって時刻データの時差を修正する手順と、
該修正された時刻データを表示する手順と、
前記受信した情報を読み取る手順で検出された地域を示す情報に応じた所定の画面を表示する手順とを含むことを特徴とする記憶媒体。
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