JP5036267B2 - 携帯型電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、字幕付の映像を再生可能な携帯型電子装置に関する。
字幕付映像のストリームを録画しておき、字幕付の状態で映像を再生できる字幕表示装置が特許文献1に開示されている。特許文献1に開示された字幕表示装置は、ストリームの字幕信号が定義する字幕文を、字幕文を表示する表示時間情報とともに記憶して、字幕履歴情報を作成する。ストリームの映像信号には字幕履歴情報を付加し、ユーザが選択した字幕の表示時間情報に基づいて、字幕履歴情報が合致する映像を再生する(特許文献1 参照)。
特開2003−18491号公報
特許文献1の字幕表示装置では、ユーザが選択した字幕文と、字幕文の表示時間情報に応じた映像とを表示する。そのため、特許文献1に開示された字幕付映像の再生機能を単純に携帯端末装置の小型画面に適用した場合、字幕文の文字列の含有量により、ユーザがストリームを視聴するときや字幕を選択するときの画面の視認性が悪くなるおそれがある。
更に、特許文献1の字幕表示装置は、字幕文を表示するタイミングと、映像を表示するタイミングと、の差を調整する手段について、何も考慮されていない。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、携帯型電子装置で字幕付映像を再生するときの、字幕文を選択する表示画面の視認性が悪化しない携帯型電子装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明における携帯型電子装置は、
複数の字幕文を定義する字幕信号と映像を定義する映像信号とを、再生タイミングを対応付けてそれぞれ記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されている字幕信号により定義される複数の字幕文のうちの何れかを選択する字幕選択手段と、
前記字幕選択手段により選択された字幕文を再生する字幕再生手段と、
前記映像信号を、前記字幕選択手段により選択された字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングから再生して表示する映像再生表示手段と、を備え
前記映像再生表示手段は、前記字幕選択手段によって選択された字幕文が変更されたときに、変更前に表示されていた映像フレームと、変更後の字幕文の表示タイミングに対応する表示タイミングを有する映像フレームと、の間にある映像フレームを、間引いて表示する、ことを特徴とする。
本発明によれば、字幕リストに表示された字幕文から選択された字幕文の再生タイミング情報に基づいて、字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングを有する映像を再生できる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態に係る携帯電話装置1を説明する。
この携帯電話装置1は、図1に示す外観のように、画面表示部14、アンテナ19A、音声マイク20、音声スピーカ21、操作部22、を備えている。
また、携帯電話装置1は、図2に示す回路構成のように、制御部11、記憶部12、外部記録メディア13、画面表示部14、チューナ15、アンテナ15A、デコード部16、DAC(Digital Analog Converter)17、スピーカ18、通信部19、アンテナ19A、音声マイク20、音声スピーカ21、操作部22、バス10、を備える。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)から構成され、記憶部12に格納された動作プログラムに従って、携帯電話装置1の全体的な動作を制御する。
例えば、制御部11は、ユーザがテレビ番組を視聴するときのテレビジョン放送の受信の開始・終了や、ユーザがテレビ番組を録画するときのコンテンツの録画の開始・終了を制御する。また、制御部11は、ユーザ認証手段による正規ユーザか否かの判別処理や、ユーザ判別手段によるユーザの判別処理を実行する。
記憶部12は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAM(Random Access Memory)等から構成され、i)図8(a)乃至図8(d)のフローチャートに示す処理を制御部11に実行させるためのプログラム、ii)字幕リストの字幕文を保持する字幕管理データ、iii)字幕文の再生タイミングに対応した映像信号が定義する映像、iv)字幕文の表示タイミングから遡った再生タイミングから、映像を再生表示する期間情報を保持する調整期間テーブルTB、v)正規ユーザが予め登録したパスワード情報、等を記憶する。
また、記憶部12は、制御部11のワークメモリとして機能する。
外部記録メディア13は、スマートメディア、ICカード等の着脱可能な可搬型メモリから構成され、例えば、ユーザIDや画面表示部14に表示する映像データを格納している。
画面表示部14は、ドットマトリクスタイプのLCD(液晶表示)パネルとドライバ回路等から構成され、任意の画像を表示する。
チューナ15は、アンテナ15Aを介して地上デジタル放送の電波信号を受信して復調し、復調信号を制御部11に出力する。なお、チューナ15が受信する電波信号は、例えば、ワンセグ放送におけるデータ転送方式(ARIB運用規定TR−B14に記載)に則った形式である。
デコード部16は、チューナ15から出力されたコンテンツを、映像信号、音声信号、字幕信号に分離すると共に復号し、出力する。
DAC17は、制御部11からのディジタルオーディオ信号をアナログオーディオ信号に変換して、スピーカ18に出力する。
スピーカ18は、DAC17から供給されたアナログオーディオ信号を放音する。
通信部19は、アンテナ19Aを通じ、基地局と交信し、音声信号、映像信号、データ信号を送受信する。
音声マイク20は、通話時等に、音声信号を収集し、通信部19に供給する。
音声スピーカ21は、通話時等に、復調された音声信号を出力する。
操作部22は、ユーザが指示やデータを入力するための各種のキー若しくはボタンを備え、制御部11への各種の指示やデータを入力する。例えば、テレビジョン放送の受信の開始・終了の指示や、ユーザがテレビ番組を録画するときのコンテンツの録画の開始・終了の指示、ユーザ認証時のパスワードの入力等が可能である。
また、操作部22には、上下方向のカーソルキーが設けられている。ユーザは、カーソルキーを操作することにより画面上に表示されたカーソルをスクロールさせ、字幕リストから任意の字幕文を選択できる。
更に、操作部22には、字幕付映像の再生表示とともに、字幕リストを画面に表示するリスト表示モードと、字幕リストを画面に表示しないリスト非表示モードと、を切り替えるリスト表示切替ボタンが設けられている。
バス10は、制御部11、記憶部12、外部記録メディア13、画面表示部14、DAC17の間で相互にデータを伝送する。
次に、制御部11が、画面表示部14に字幕リストを表示する動作について説明する。
先ず、ユーザが字幕付映像を視聴するときに、画面表示部14に表示される画面を、図3(a)、3(b)を参照して、以下に説明する。なお、図3(b)の画面D2の内、画面D1と同一の構成要素には、図3(a)と同一の符号を付している。
ユーザが字幕付映像を視聴するときの画面表示モードには、リスト表示モードと、リスト非表示モードの2つがあり、ユーザは、操作部22上のリスト表示切替ボタンを押下することにより、画面表示部14に、画面D1又は画面D2の何れを表示するか選択できる。
リスト表示モードにおける画面D1は、図3(a)に示す画面であり、リスト非表示モードにおける画面D2は、図3(b)に示す画面である。
リスト表示モードにおける画面D1は、図3(a)に示すように、ピクト領域PA、映像領域DA、字幕領域SA、字幕リスト領域LA、ソフトキー領域FA、を有する。
ピクト領域PAは、携帯電話の受信状況やバッテリの残量、現在日時、等を表示する領域である。
映像領域DAは、字幕リストから選択中である字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングを有する映像を表示する領域である。図3(a)では、選択中の字幕文の再生タイミングに対応した再生タイミングの映像として、人物の顔が表示されている。
字幕領域SAは、字幕リストからユーザが選択している字幕文に対応する字幕内容を表示する領域である。
字幕リスト領域LAは、複数の字幕文をリスト形式に並べた字幕リストを表示する領域であり、5個の字幕文を表示する字幕リスト枝領域LA1〜LA5を含む。字幕リスト枝領域LA1〜LA5にそれぞれ対応して表示される字幕文ST1〜ST5は、記憶部12に記憶された字幕管理データMDに含まれる字幕文の一部である。
リスト表示モードにより、字幕リスト領域LAにユーザが選択可能な字幕リストの字幕文が画面に表示される。
また、ユーザがカーソルキーにより、字幕リストから字幕文を選択している間、選択される字幕文は字幕リスト領域LAの中央に位置するようにスクロール表示される。スクロール表示の動作については、詳細を後述する。
なお、ソフトキー領域FAは、ソフトキー領域FAに近接する操作部22の所定のキーにより現在選択されている動作モード等を表示する領域である。
また、リスト非表示モードにおける画面D2について説明する。画面D2は、図3(b)に示す画面のように、字幕リストを表示しないため、画面を構成する主要部分が映像領域DAとなる。
ユーザはコンテンツを視聴するときに、リスト非表示モードの画面D2を選択して、字幕付映像を再生表示することにより、映像に集中することができる。
リスト表示モードの画面D1にて、字幕リスト領域LAに表示される字幕文は、記憶部12に格納される字幕管理データMD内に保持される字幕文の一部である。以下、字幕管理データMD内部のデータについて、図4を参照して説明する。
字幕管理データMDは、N個の字幕データS1〜SN(N:正の整数)を含む。ここで、字幕データSNは、字幕管理データMDに保持される字幕データの内、最終行にある字幕データである。
字幕データSM(M:1〜Nまでの正の整数)は、字幕文Stを表示する表示時刻Tdと、字幕文Stと、を対応付けたデータである。字幕データSMは、字幕管理データMD内において、表示時刻Tdにより昇順にソートされている。
表示時刻Tdは、各字幕データに対応する表示時刻Td1〜TdN(N:正の整数)のグループの総称であり、字幕文Stを再生表示する表示時刻Tdを格納する。表示時刻Tdは、再生する映像の先頭の再生時刻を基準時刻0としたときに、映像を先頭から再生したときの経過時刻を示すオフセット時刻である。
なお、表示時刻Tdは、時分秒で表しても、PTS(Presentation Time Stamp)を用いて表してもよい。PTSにより表示時刻を表すときは、PTSの精度としては、90kHzのクロック周波数が使用される。
字幕文Stは、字幕文St1〜StN(N:正の整数)のグループの総称である。字幕文St1〜StNは、それぞれ表示時刻Td1〜TdNになったときに表示する字幕文の内容である。
即ち、図4においては、ユーザが字幕リスト枝領域LA3の字幕文St3(こんばんわ。)を選択しているので、字幕管理データMDに保持されている字幕文St3が表示されている。
このとき、字幕リスト枝領域LA1には、字幕文St3よりも2つ前のSt1(おはよう。)が、字幕リスト枝領域LA2には、字幕データSt3よりも1つ前の字幕文St2(こんにちわ。)が表示される。また、字幕リスト枝領域LA4、LA5には、字幕文St3に後続する、字幕文St4(さようなら。)、St5(おやすみ。)が表示されている。
これにより、ユーザが字幕リストから選択可能な字幕文が、字幕リスト枝領域LA1〜LA5に表示される。
字幕リスト内にて選択されている字幕文が、字幕リスト領域LAの中心にスクロール表示される動作について説明する。前提として、ユーザが選択中の字幕文には、字幕管理データMD内で先頭行からM番目の字幕文StM(M:1からNまでの正の整数)が該当するとする。
このとき、制御部11は、字幕文StMを字幕リスト枝領域LA3に表示するよう指示する字幕表示信号を画面表示部14に出力する。
制御部11は、字幕リスト枝領域LA1、LA2に表示される字幕文がどの字幕文かを判別するために、M−1が2以上であるか否かを判別する。M−1が2以上であれば、字幕リスト枝領域LA1、LA2にそれぞれ、字幕文StMの2つ前に記憶される字幕文StM−2、字幕文StMの1つ前に記憶される字幕文StM−1を表示する。
M−1が1であれば、ユーザが選択中の字幕文は先頭から2行目の字幕文St2であるから、字幕リスト枝領域LA1には何も表示せず、字幕リスト枝領域LA2には字幕文St1を表示する。
更に、M−1が0であれば、ユーザが選択中の字幕文は先頭行にある字幕文St1であるから、字幕リスト表示枝領域LA1、LA2には何も表示しない。
また、制御部11は、字幕リスト枝領域LA4、LA5に表示される字幕文がどの字幕文かを判別するために、N−Mが2以上であるか否かを判別する。
N−Mが2以上であれば、ユーザが選択中の字幕文StMは最終行にある字幕文StNよりも2つ以上前の字幕文である。このとき、制御部11は、字幕リスト枝領域LA4、LA5にそれぞれ、字幕文StMの1つ後に記憶される字幕文StM+1、字幕文StMの2つ後に記憶される字幕文StM+2を表示する。
N−Mが1であれば、制御部11は、字幕リスト枝領域LA4には字幕文StNを表示して、字幕リスト枝領域LA5には何も表示しない。更に、N−Mが0であれば、ユーザが選択中の字幕文は最終行にある字幕文StNであるから、制御部11は、字幕リスト枝領域LA1、LA2には何も表示しない。
これにより、ユーザがカーソルキーにより、字幕リストから字幕文を選択している間、選択される字幕文は字幕リスト領域LAの中央に位置するようにスクロール表示される。
なお、リスト表示モードにおける画面D1が表示された状態において、ユーザが操作部22の上下方向のカーソルキーを押下して、字幕リスト領域LAの字幕文をスクロールさせたときの画面が遷移する状態を、図5(a)、5(b)に示す。
リスト非表示モードにおける画面D2において、ユーザがカーソルを移動させたときは、図5(c)、5(d)に示す画面表示となる。このときは、ユーザのカーソルキーの操作に応じて、字幕管理データMD内で選択される字幕文Stが変更されているため、画面D2の字幕領域SAに表示される字幕文が変更される。
次に、制御部11が、字幕管理データMDの生成に必要とされる録画されたテレビジョン信号SGから情報を取得して、字幕管理データMDに登録する動作について、図6、図7のフローチャートを参照して説明する。
先ず、図6に示す録画されたテレビジョン信号SGに含まれる情報について、以下に説明する。
テレビジョン信号SGには、パケット化された字幕の圧縮符号化データである字幕PES(Packetized Elementary Stream)、映像信号、等が含まれ
、映像信号には、テレビジョン信号SGの先頭にある映像を再生する再生タイミングTfが情報として含まれる。なお、再生タイミングTfは、PTS単位で表されている。
字幕PESには、字幕文Stを再生する再生タイミングTM、区切情報CS、等の情報が含まれる。
再生タイミングTMは、字幕を再生するタイミングをPTSによって表したタイミング情報である。再生タイミングTMは、複数の字幕再生タイミングTM1〜TMN(N:整数)を含んでもよい。
区切情報CSは、字幕文を所定の単位にまとめて区切ることを示す符号である。区切情報CSは、複数の区切情報CS1乃至CSN(N:整数)の総称である。
制御部11は、字幕PESに制御符号CSが含まれているときは、最初の制御符号CS1の直前で字幕情報に含まれる文字列を区切る。
次に、図7のフローチャートを参照して、制御部11が、テレビジョン信号SGから取得した情報を、字幕管理データMDに登録する動作について説明する。なお、制御部11は、テレビジョン信号SGに含まれる区切情報CSと同数だけ、字幕管理データMD内の字幕データ3BN(N:整数)を作成する。
図7のフローチャートは、チューナ15が出力したテレビジョン信号SGを、制御部11が受け取って、記憶部12への格納が完了したときに起動される。
図7のフローの処理が起動されると、先ず、制御部11は、テレビジョン信号SGから字幕PESの抽出を試みて、字幕PESが抽出できたか否かを判別する(ステップP1)。字幕PESが抽出できずにファイル終端になれば(ステップP1でNo)、制御部11は字幕管理データMDの生成処理を終了する。
字幕PESが抽出できたならば(ステップP1でYes)、制御部11は、抽出した字幕PESに含まれる情報が字幕文であるか否かを判別する(ステップP2)。情報が字幕文でなければ(ステップP2でNo)、制御部11は、次の字幕PESを抽出するため、処理をステップP1に戻す。
字幕文であれば(ステップP2でYes)、制御部11は、字幕PESを解析し、字幕PESに含まれる字幕再生タイミングTM1と、字幕文St1に格納するべき字幕文と、を取り出す(ステップP3)。
制御部11は、字幕PESより抽出した字幕文の再生タイミングTM1から、テレビジョン信号SGの先頭にある映像の再生タイミングTfを差し引き、映像の先頭から再生したときの経過時刻Tp1(PTS単位)を求める。
制御部11は、経過時刻Tp1(PTS単位)を通常の時分秒単位に換算し、換算した経過時刻Tp1(字分秒単位)を、字幕管理データMDの表示時刻Td1として格納する(ステップP4)。
即ち、図7においては、表示時刻Td1として、00:00:00が格納される。
また、図6において、字幕管理データCDの字幕文3B1には、制御符号CS1直前までの字幕文(おはよう。)を、字幕データ3B1に格納する(ステップP5)。
最初の字幕データS1を字幕管理データMDに登録すると、制御部11は、処理をステップP1に戻して、区切情報CS1よりも前にある字幕再生タイミングTM1を検索する。制御部11は、字幕管理データMDの表示時刻Td2として、表示時刻Td1(00:00:00)に、PTS単位から時分秒単位へと換算した映像再生タイミングTM1(00:00:20)を加えた、表示時刻Td2(00:00:20)を格納する(ステップP4)。
また、制御部11は、字幕文3B2には、最初の制御符号CS1から次の制御符号CS2までの間に含まれる字幕情報J2(こんにちわ。)を格納する(ステップP5)。
制御部11は、以下、区切情報CSN(N:整数)がなくなるまで、テレビジョン信号SGから字幕再生タイミングTMN(N:整数)を抽出して、字幕管理データMDの生成処理を繰り返す。
なお、区切情報CS1よりも前に区切情報CSがなければ、制御部11は、字幕文St1に、テレビジョン信号SGに含まれる全ての字幕文を格納する。
制御部11は、テレビジョン信号SGから抽出した字幕PESに区切情報CSM(M:正の整数)が含まれているときに、字幕データSM(M:正の整数)を作成して、字幕データを字幕管理データMDに登録する。
これにより、ユーザは、制御符号CSを区切とした字幕リストから、字幕を選択できる。
また、リスト表示モードにおける画面D1が表示された状態で、ユーザが字幕リスト領域LAでカーソルをスクロールしたとき、画面D1に表示される映像も追随して入れ替える必要がある。映像フレームの入替動作は、制御部11が、テレビジョン信号SGが定義する映像フレームをシークすることによって実行される。
テレビジョン信号SGに含まれる映像フレームのシーク動作は、図5に示すように、字幕を再生する再生タイミングに基づいて、字幕の再生タイミングに対応した再生タイミングを有する映像フレームをシークして行われる。
映像フレームには、独立フレーム、非独立フレームの2種類がある。
独立フレームは、他の映像フレームの参照を必要としない映像フレームである(以下、「IDRフレーム」と呼ぶ)。また、IDRフレームは、自己の映像フレームを参照する非独立フレームが、自己のIDRフレームの表示タイミングよりも前の全ての映像フレームを参照することを禁止する。
非独立フレームは、自己の表示時刻よりも前の、他の映像フレームを参照する映像フレームである(以下、「Pフレーム」と呼ぶ)。Pフレームは、自己の映像フレームの表示時刻よりも前にある映像フレームとの差分である。即ち、図6に示すPフレームP11、P12は、IDRフレームI1を参照し、PフレームP21、P22は、IDRフレームI2を参照する。
映像フレームをシークする実施形態を変更することで、映像フレームを表示する機能を変形することができる。
映像フレーム表示機能の変形としては、例えば、i)選択された字幕文の再生タイミングの直前の再生タイミングを有する画像フレームを表示する機能(実施形態1)、ii)選択された字幕文が変更されたとき、変更前に表示されていた映像フレームと、変更後の字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングを有する映像フレームと、の間にある映像フレームを、間引いて表示する機能(実施形態2)、iii)選択された字幕文が変更されたとき、変更前に表示されていた映像フレームから、変更後の字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングを有する映像フレームまでの間にある映像フレームを、巻き戻して表示する機能(実施形態3)、iv)選択された字幕文が変更されたとき、変更前に表示されていた映像フレームから、変更後の字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングを有する映像フレームまでの間にある映像フレームを、早送りして表示する機能(実施形態4)、が想定される。
以下、映像フレームをシークする実施形態1から実施形態4までを、図6、図8(a)乃至(d)を参照して説明する。
図8(a)のフローチャートは、ユーザがカーソルキーを操作してカーソルを移動させ、字幕リストの字幕文を選択したときに起動される。
図8(b)乃至(d)のフローチャートは、ユーザが上下のカーソルキーを押下してカーソルを移動させ、字幕リスト領域LAで選択された字幕文を変更したときに起動される。
なお、以下の実施形態1乃至4の説明において、変更前に選択されていた字幕文をStL、変更後に選択された字幕文をStMで示す。
(実施形態1)
映像シーク処理の実施形態1について、図8(a)のフローチャートを参照して説明する。
実施形態1は、選択された字幕文StMの直前のIDRフレームの映像を表示するための機能である。
制御部11は、テレビジョン信号SGから、先頭にある映像フレームの情報を抽出する(ステップA1)。制御部11は、抽出した映像フレームの情報から、抽出した映像フレームがIDRフレームか否かを判別する(ステップA2)。IDRフレームでなければ(ステップA2でNo)、制御部11は、処理をステップA1に戻し、次の映像フレームの情報を抽出する。
IDRフレームであれば(ステップA2でYes)、制御部11は、IDRフレームの表示タイミングから、テレビジョン信号SGの先頭にある映像の表示タイミングTfを減じて、先頭からの経過時刻TpMを求める(ステップA3)。制御部11は、経過時刻TpMと、選択されている字幕文StMの表示時刻TdMを比較する(ステップA4)。
表示時刻TdMの方が大きければ(ステップA4でYes)、制御部11は、ステップA3で抽出した映像フレームのデータの位置を保存する(ステップA5)。制御部11は、処理をステップA1に戻し、更に映像フレームをシークする。
次に抽出された映像フレームの経過時刻が、再度、字幕文StMの表示時刻TdMよりも大きければ(ステップA4でYes)、新しく抽出した映像フレームのデータの位置を保存する(ステップA5)。
次に抽出された映像フレームの経過時間よりも表示時刻TdNが小さければ(ステップA4でNo)、制御部11は、ステップA5で保存した情報を元に、映像フレームを表示する(ステップA6)。
制御部11は、変更後に選択された字幕文StMを、字幕領域SAに表示する(ステップA7)。また、選択された字幕文StMが、字幕リスト領域LAの中心に位置するよう、字幕リストをスクロールする(ステップA8)。
実施形態1では、抽出されたIDRフレームの経過時間を判別することにより、選択した字幕文StMの直前のIDRフレームの映像フレームが表示できる。
例えば、図6に示す字幕文St1(おはよう。)が選択されたときは、IDRフレームI1が表示される。図5の字幕文St2(こんにちわ。)が選択されたときは、IDRフレームI3が表示される。
(実施形態2)
映像シーク処理の実施形態2について、図8(b)のフローチャートを用いて説明する。
実施形態2の映像シーク処理は、変更前に選択されていた字幕文StLに対応する映像と、変更後に選択された字幕文StMに対応する映像と、の間に存在するIDRフレームの映像だけを間引いて表示するための機能である。
図8(b)のフローの処理が起動されると、制御部11は、先ず、変更前の字幕文StLの表示タイミングの映像フレームから開始して、表示タイミングよりも後の映像フレームの情報を抽出する(ステップB1)。制御部11は、抽出した映像フレームの情報から、IDRフレームか否かを判別する(ステップB2)。IDRフレームでなければ(ステップB2でNo)、制御部11は処理をステップB1に戻し、次の映像フレームの情報を抽出する。
IDRフレームであれば(ステップB2でYes)、IDRフレームの表示タイミング(PTS)から先頭の映像の表示タイミングTfを差し引き、先頭の映像から再生したときの経過時刻Tpを求める(ステップB3)。求めた経過時刻Tpと、変更後に選択された字幕文StMの表示時刻TdMを比較する(ステップB4)。
経過時刻Tpよりも、変更後に選択された表示時刻TdMの方が大きければ(ステップB4でYes)、ステップB3で抽出した映像フレームを表示する(ステップB5)。表示時刻TdMの方が小さければ(ステップB4でNo)、抽出した映像フレームを表示することなく、画像のシークを終了する。
制御部11は、新しく選択された字幕データ3Nの字幕文3BNを、字幕表示領域21Cに表示する(ステップB6)。変更後に選択された字幕文StMが字幕リスト領域LAの中心に位置するよう、字幕リストをスクロール表示する(ステップB7)。
これにより、変更後に選択された字幕文StMの直前のIDRフレームが表示される。また、変更前に表示されていた映像フレームと、変更後に選択された字幕文StMの再生タイミングに対応する再生タイミングを有する映像フレームと、の間にある映像フレームを表示できる。
即ち、図6に示す字幕文St1が選択された状態から、字幕文St2が新たに選択されたときには、先ず、IDRフレームI2が表示された後、IDRフレームI3が表示される。
(実施形態3)
次に、映像シーク処理の実施形態3について、図8(c)のフローチャートを用いて説明する。
実施形態3は、変更前に選択されていた字幕文StLの表示時刻よりも前の表示時刻を有する字幕文StMが、変更後に選択されたときに、
変更前に表示されていた映像フレームから、変更後の字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングを有する映像フレームまでの間にある映像フレームを、巻き戻して表示する機能である。
図8(c)のフローの処理が起動されると、制御部11は、先ず、変更前に表示されていた映像の再生タイミングから開始して、変更前に表示されていた映像の再生タイミングよりも前の表示時刻に向けて、テレビジョン信号SGの映像フレームの情報を抽出する(ステップC1)。
制御部11は、抽出した映像フレームの情報をデコード部16に出力する。デコード部16は、抽出した映像データをデコードする(ステップC2)。
制御部11は、変更後の字幕文StMの再生タイミングに対応する再生タイミングから、先頭にある映像の表示時刻Tfを減じて、先頭の映像から再生されたときの経過時刻Tpを求める(ステップC3)。制御部11は、先頭からの経過時刻Tpと、変更後に選択された字幕文StMの表示時刻TdMを比較する(ステップC4)。
表示時刻TdMの方が小さければ(ステップC4でNo)、制御部11は、ステップC2でデコードした映像フレームを画面表示部14に表示させる(ステップC5)。制御部11は、処理をステップC1に戻し、次の映像フレームを抽出する。
変更後に選択された表示時刻TdMの方が大きければ(ステップC4でYes)、制御部11は、映像フレームのシーク処理を終了して、処理をステップC6に移す。
制御部11は、新しく選択された字幕文StMを、字幕領域SAに表示する(ステップC6)。変更後に選択された字幕文StMが字幕リスト領域LAの中心に配置するよう、字幕リストをスクロール表示する(ステップC7)。
これにより、変更前の字幕文の表示時刻直前の映像フレームから、変更後に選択された字幕文の表示時刻直前の映像フレームまでが、映像領域DAに巻き戻して表示される。また、映像フレームの巻き戻し表示が完了すると、変更後に選択された字幕文の再生タイミングに対応した再生タイミングを有する映像フレームから再生する準備が整った状態となっている。
なお、図6に示す字幕文St2が選択されており、変更後に字幕文St1が選択されたときは、IDRフレームI2の映像が映像領域DAに表示される。
(実施形態4)
次に、映像シーク処理の実施形態4を、図8(d)のフローチャートを用いて説明する。
実施形態4は、変更前に選択されていた字幕文StLの表示時刻よりも後の表示時刻を有する字幕文StMが変更後に選択されたときに、変更前に表示されていた映像フレームと、変更後に選択された字幕文StMに対応する映像フレームと、の間にある映像フレームを早送りで表示する機能である。
図8(d)のフローの処理が起動されると、制御部11は、先ず、変更前に選択されていた字幕文StLから開始して、字幕文StLの再生タイミングよりも後の再生タイミングに向けて、テレビジョン信号SGに含まれる映像フレームの情報を抽出する(ステップD1)。
制御部11は、抽出した映像フレームの情報をデコード部16に出力する。デコード部16は、抽出した映像データをデコードする(ステップD2)。
制御部11は、映像フレームの再生タイミングから、テレビジョン信号SGの先頭にある映像の再生タイミングTfを減じて、先頭からの経過時刻Tpを求める(ステップD3)。制御部11は、先頭からの経過時刻Tpと、変更後に選択された字幕文StMの表示時刻TdMを比較する(ステップD4)。
表示時刻TdMの方が大きければ(ステップD4でYes)、制御部11は、ステップD2でデコードした映像フレームを表示する(ステップD5)。制御部11は、処理をステップD1に戻し、次の映像フレームを抽出する。
変更後に選択された表示時刻TdMの方が小さければ(ステップD4でNo)、制御部11は、映像フレームのシーク処理を終了して、処理をステップD6に移す。
制御部11は、変更後に選択された字幕文StMを、字幕領域SAに表示する(ステップD6)。また、制御部11は、変更後に選択された字幕文StMが字幕リスト領域LAの中心に位置するよう、字幕リストをスクロール表示する(ステップD7)。
これにより、変更後に選択された字幕文StMの表示時刻直前の映像フレームが映像領域DAに表示されるとともに、変更前に表示されていた映像フレームと、変更後に選択された字幕文StMの再生タイミングに対応した再生タイミングを有する映像フレームと、の間にある映像フレームを早送りで表示できる。なお、映像表示のステップD5は、適宜間引くようにしてもよい。
なお、図6の字幕文St1が選択されていた状態から、変更後に字幕文St2が選択されるときには、IDRフレームI1、PフレームP21、P22、IDRフレームI2が表示される。
次に、選択された字幕文の表示タイミングから記憶部12に記憶されている期間情報が示す期間だけ遡った再生タイミングから、映像を再生して表示する動作について説明する。
ニュースやスポーツ等の生放送の場合、映像よりも字幕文の表示が遅延するときがある。本発明は、字幕文の表示と映像の表示との時間的な対応関係を調整する機能を提供する。
本発明の携帯電話装置1は、字幕文の再生タイミングと、字幕文の再生タイミングに対応した再生タイミングを有する映像の再生タイミングと、を調整するために、図9(a)に示す、表示タイミングを調整するための調整期間テーブルTBを、記憶部12内に有する。
調整期間テーブルTBは、ジャンルの識別子G、調整期間AT、から構成される。
ジャンルの識別子G1〜GN(N:整数)は、ニュース、スポーツ、ドラマ等、映像データのコンテンツの内容に応じたジャンルを識別するためのフラグを格納する。なお、映像データのジャンルの識別子は、例えば、ワンセグ放送であれば、EIT(Event Information Table)等から取得できる。
調整期間ATは、複数の調整期間AT1〜ATNのグループの総称である。調整期間AT1乃至ATN(N:整数)はそれぞれ、映像信号のジャンルの識別子G1〜GNのときに用いられる。
制御部11は、選択されている字幕文StMの表示時刻TdMより、先頭の映像の再生時刻Tfを減じた経過時刻Tpから、更に調整期間ATを差し引く。調整期間ATを用いた経過時刻Tpの修正は、図8(a)ではステップA3、図8(b)ではステップB3、図8(c)ではステップC3、図8(d)ではステップD3の処理に適用する。
制御部11は、映像の再生タイミングに対する字幕文の再生タイミングの期間の差Tdを、調整期間ATにより調整して、字幕文が調整期間ATが示す期間だけ遡った再生タイミングにて、字幕を再生表示する。
これにより、携帯電話装置1は、映像と字幕文との再生タイミングの間に期間の差がある番組でも、再生タイミングの期間の差を変更して、字幕付映像を再生表示できる。
例えば、携帯電話装置1が受信する番組のジャンルがニュースであって、図9(a)のジャンルの識別子G1に該当したとする。
調整期間テーブルTBによる字幕表示の遅延を修正しないときには、図9(b)に示すように、映像が表示された後に、字幕文が遅延して再生表示される。
調整期間テーブルTBの調整期間AT1を用いて、字幕表示の遅延期間を修正したときは、図9(c)に示すように、映像Iの表示時刻に対して、字幕文と映像とを同一の再生タイミングにて、画面に再生表示することができる。
調整期間テーブルTBに保持される調整期間ATは、図10に示すように、ユーザが調整期間を設定できるインターフェースを設けて、ユーザ自身が任意に設定するようにしてもよい。これにより、ユーザが任意に設定した調整期間ATが変更された再生タイミングで、字幕文が再生表示される。
更に、携帯電話装置1にユーザ認証手段を設けて、ユーザが調整期間を変更するときに、ユーザ認証が成功したか否かをパスワード認証によって判別する。これにより、調整期間を変更しようとしているユーザが正規ユーザであると判別したときに、ユーザの指示に応答して、期間情報を変更することができる。なお、記憶部12にはユーザ認証に用いるパスワード情報が、正規ユーザによって予め登録されている。
携帯電話装置1を、複数のユーザにより共有して利用するときには、ユーザIDによってユーザを判別するユーザ判別手段を設け、ユーザ判別手段により判別されたユーザに対応する期間情報を設定するようにすればよい。
本発明の実施形態は、ワンセグ放送で用いられるARIB運用規定TR−B14に則った形式に留まらず、映像、字幕を含み、各映像と各字幕を表示する時刻が付されている形式で保存される映像データに対し、全て適用可能である。
図4に示す字幕管理データMDの字幕文StMの内容を、字幕リスト枝領域LANに全て表示できない場合、字幕文StMの先頭の1行分の文字列だけを表示してもよい。
また、本発明の実施形態は、図4の字幕リスト領域LAに表示する内容を、字幕文StMに加え、表示時刻TdMも表示するように構成してもよい。表示時刻TdMの表示位置は、例えば、図4の各字幕リスト枝領域LA1〜LA5では、字幕文の後部に表示すればよい。
これにより、ユーザは字幕文が表示される時刻を知ることができ、テレビジョン信号SGにおける字幕の再生される時間を知ることができる。
本発明の実施形態は、テレビジョン信号SGを解析して映像フレームを抽出するに留まらず、TV信号4内のIDRフレームの位置情報を含むテーブルを予め作成しておき、ユーザが、任意のIDRフレームを選択できるようにしてもよい。
本発明の実施形態は、図4の字幕リスト領域LAに表示される字幕文StMとして、ユーザが字幕リストから選択した字幕文StMを表示するだけでなく、ユーザが選択した映像の再生タイミングに対応する再生タイミングを有する字幕文StMを抽出して表示してもよい。
本発明の概念では、番組のジャンル毎に字幕表示のタイミングを設定するだけでなく、全てのジャンルの番組で同一のタイミングに設定してもよい。
その他、本発明の概念は、携帯電話装置に限らず、例えば、PHS、PDA(Personal Digital Assistants)、電子カメラ、電子腕時計、ノート型PC、携帯型TV、携帯型映像記録装置・再生装置、カーナビゲーション装置、であっても同様に適用可能である。
本発明に従った携帯電話装置を開いた状態を、正面から見た外観図である。 本発明に従った携帯電話装置の回路構成を示すブロック図である。 (a)は、本発明に従った携帯電話装置の字幕表示リストを表示したときの画面構成を示す図である。(b)は、本発明に従った携帯電話装置の字幕表示リストを表示しないときの画面構成を示す図である。 図3(a)の画面表示部の字幕表示リストの表示データと、記憶部内の字幕管理データとの関係を示す模式図である。 (a)は、字幕リストを表示した画面にて、ユーザがカーソルをスクロールして、選択する字幕を変更する前の画面構成を示す図である。(b)は、字幕リストを表示した画面にて、ユーザが、カーソルをスクロールして、選択する字幕を変更した後の画面構成を示す図である。(c)は、字幕リストを表示しない画面にて、ユーザがカーソルをスクロールして、選択する字幕を変更する前の画面構成を示す図である。(d)は、字幕リストを表示しない画面にて、ユーザが、カーソルをスクロールして、選択する字幕を変更した後の画面構成を示す図である。 字幕文データ信号に含まれる情報を抽出して、字幕管理データを生成する動作を示す図である。 字幕管理データを生成する動作を示すフローチャートである。 本発明に従った携帯電話装置が、コンテンツを再生する動作を示すフローチャートである。 本発明に従った携帯電話装置が、コンテンツを再生する動作を示すフローチャートである。 本発明に従った携帯電話装置が、コンテンツを巻き戻し再生する動作を示すフローチャートである。 本発明に従った携帯電話装置が、コンテンツを早送り再生する動作を示すフローチャートである。 (a)は、映像と字幕との表示時刻の差を修正するための調整時間テーブルのイメージを示す図である。(b)は、図9(a)の調整期間テーブルにより、映像表示に対する字幕表示の遅延を修正する前の画面表示を示す図である。(c)は、図9(a)の調整期間テーブルにより、映像表示に対する字幕表示の遅延を修正した後の画面表示を示す図である。 調整期間テーブルの調整期間の設定値を、ユーザが任意に変更可能としたときの画面構成のイメージを示す図である。
符号の説明
1・・・携帯電話装置、11・・・制御部、12・・・記憶部、13・・・外部記録メディア、14・・・画面表示部、15・・・チューナ、15A・・・アンテナ、16・・・デコード部、17・・・DAC、18・・・スピーカ、19・・・通信部、19A・・・アンテナ、20・・・音声マイク、21・・・音声スピーカ、22・・・操作部、10・・・バス、D1・・・リスト表示モードにおける画面、D2・・・リスト非表示モードにおける画面、PA・・・ピクト領域、DA・・・映像表示領域、SA・・・字幕領域、LA・・・字幕リスト領域、FA・・・ソフトキー領域、MD・・・字幕管理データ、SG・・・テレビジョン信号

Claims (12)

  1. 複数の字幕文を定義する字幕信号と映像を定義する映像信号とを、再生タイミングを対応付けてそれぞれ記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている字幕信号により定義される複数の字幕文のうちの何れかを選択する字幕選択手段と、
    前記字幕選択手段により選択された字幕文を再生する字幕再生手段と、
    前記映像信号を、前記字幕選択手段により選択された字幕文の再生タイミングに対応する再生タイミングから再生して表示する映像再生表示手段と、を備え
    前記映像再生表示手段は、前記字幕選択手段によって選択された字幕文が変更されたときに、変更前に表示されていた映像フレームと、変更後の字幕文の表示タイミングに対応する表示タイミングを有する映像フレームと、の間にある映像フレームを、間引いて表示する、ことを特徴とする携帯型電子装置。
  2. 前記字幕選択手段は、
    前記字幕信号で定義される字幕文のリストを表示する字幕リスト表示手段と、
    ユーザの操作に応答して、前記字幕リスト表示手段に表示されたリストのうちから何れかの字幕を選択する選択手段と、
    を備える、ことを特徴とする請求項1に記載の携帯型電子装置。
  3. 前記字幕リスト表示手段は、前記選択手段により選択された字幕文が表示されている字幕リストの中央に位置するように、表示している字幕リストをスクロール表示する手段を備える、
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型電子装置。
  4. 前記字幕リスト表示手段は、前記字幕文のリストに、前記字幕文に含まれる文字列の一部又は全部と該字幕文の表示タイミングとを表示する、ことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯型電子装置。
  5. 前記字幕リスト表示手段は、前記字幕信号に2つの所定の区切情報が含まれているときには、前記2つの区切情報で挟まれた字幕文のリストを作成する、ことを特徴とする請求項2に記載の携帯型電子装置。
  6. 前記映像再生表示手段は、
    選択された字幕文の表示タイミングの直前の映像を定義する映像フレームから映像フレーム再生して表示する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の携帯型電子装置。
  7. 前記映像信号は、予測符号化方式による映像信号であり、
    前記映像再生表示手段は、ユーザによって選択された字幕文が変更されたときに、少なくとも、変更前に表示された独立した映像フレームと、変更後の字幕文の表示タイミングに対応する独立した映像フレームと、の間にある、独立した映像フレームを表示する、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の携帯型電子装置。
  8. 前記携帯型電子装置は、所定の期間を特定する期間情報を格納する格納手段を備え、
    前記字幕生手段は、選択された字幕文の表示タイミングから前記格納手段に記憶されている期間情報が示す期間だけ遡った再生タイミングから、当該字幕文を再生して表示する、ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の携帯型電子装置。
  9. 前記期間情報をユーザの指示に応答して設定する設定手段を備える、ことを特徴とする請求項に記載の携帯型電子装置。
  10. ユーザが、所定の条件に合致するか否かを判別するユーザ認証手段を備え、
    前記設定手段は、
    前記ユーザ認証手段により、ユーザが所定の条件に合致すると判別したときに、前記ユーザの指示に応答して、前記期間情報を変更する、ことを特徴とする請求項に記載の携帯型電子装置。
  11. 前記映像信号には、映像のジャンルが予め割り当てられており、
    前記期間情報を映像信号のジャンルに応じて変更する変更手段を備える、
    ことを特徴とする請求項乃至10のいずれか1項に記載の携帯型電子装置。
  12. ユーザを判別するユーザ判別手段を備え、
    前記ユーザ判別手段により判別されたユーザに対応する期間情報を設定する、ことを特徴とする請求項乃至11のいずれか1項に記載の携帯型電子装置。
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