JP4698281B2 - 携帯端末、情報推奨方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、複数のアプリケーションが搭載された携帯端末と、情報推奨方法及びプログラムに関する。
近年の携帯電話端末は、例えば、電子メール用のアプリケーション、電子ゲーム用のアプリケーション、音楽プレーヤ用のアプリケーション、スケジュール管理用のアプリケーション、テレビジョン放送視聴用のアプリケーションなど、多種多様のアプリケーションを搭載している。また、携帯電話端末に搭載されるアプリケーションの数及び種類は、今後も増加する傾向にある。
なお、例えば特開2000−29892号の公開特許公報(特許文献1)には、マルチメディア情報とそれら各マルチメディア情報に関連するキーワードが付されたコンテンツタグとが記憶されている記憶手段から、ユーザのプロフィールから抽出したキーワードに対応するマルチメディア情報を検索することにより、ユーザの嗜好に合ったコンテンツを選択して提供可能としたリコメンドシステムが開示されている。
特開2000−29892号公報(第1図)
ところで、ユーザは、帯電話端末に搭載されている多種多様のアプリケーションの中から何れかのアプリケーションを選択して実行させることになる
一方上述した特開2000−29892号の公開特許公報に記載の技術では、単にキーワードに基づいたコンテンツの選択が行われている。したがって例えば、携帯電話端末のように特殊な使用形態や使用環境で用いられ且つ多種多様のアプリケーションが搭載されている携帯端末にその技術を適用したとしても、ーザの端末使用形態等に即したアプリケーションの選択が行われるとは言い難い。
本発明は、このような実情に鑑みて提案されたものであり、例えば多種多様のアプリケーションの中から、ーザ端末使用形態等に即したアプリケーションの選択可能とした、携帯端末、情報提示方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の携帯端末は、実行途中の状態となっている複数のアプリケーションの利用をユーザへ推奨する推奨度合いを示すリコメンデーション値を、所定の基本情報を基に算出するリコメンデーション算出部と、リコメンデーション値を算出するために使用する所定の基本情報として、実行途中の状態となっている複数のアプリケーション毎にそのアプリケーションを続けて実行させることへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報を取得する情報取得部と、リコメンデーション値に基づいて複数のアプリケーションに優先順位を付ける優先順位付け部と、優先順位の高い順にそれら各アプリケーションをそれぞれ表すとともに選択可能とするアイコン情報をユーザに提示する提示部とを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報推奨方法は、実行途中の状態となっている複数のアプリケーションの利用をユーザへ推奨する推奨度合いを示すリコメンデーション値を算出するために使用する所定の基本情報として、実行途中の状態となっている複数のアプリケーション毎にそのアプリケーションを続けて実行させることへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報を、情報取得部が取得するステップと、リコメンデーション算出部が基本情報を基にリコメンデーション値を算出するステップと、リコメンデーション値に基づいて優先順位付け部が複数のアプリケーションに優先順位を付けるステップと、優先順位の高い順に、提示部がそれら各アプリケーションをそれぞれ表すとともに選択可能とするアイコン情報をユーザに提示するステップとを有することにより、上述した課題を解決する。
また、本発明の情報推奨プログラムは、実行途中の状態となっている複数のアプリケーションの利用をユーザへ推奨する推奨度合いを示すリコメンデーション値を所定の基本情報を基に算出するリコメンデーション算出部と、リコメンデーション値を算出するために使用する所定の基本情報として、実行途中の状態となっている複数のアプリケーション毎にそのアプリケーションを続けて実行させることへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報を取得する情報取得部と、リコメンデーション値に基づいて複数のアプリケーションに優先順位を付ける優先順位付け部と、優先順位の高い順にそれら各アプリケーションをそれぞれ表すとともに選択可能とするアイコン情報をユーザに提示する提示部として、携帯端末を機能させることにより、上述した課題を解決する。
すなわち、本発明によれば、実行途中の状態となっている複数のアプリケーションの利用をユーザへ推奨する推奨度合いを求め、その推奨度合いに応じて各アプリケーションに優先順位を付け、その優先順位の高い順に、それら各アプリケーションをそれぞれ表すとともに選択可能とするアイコン情報をユーザに提示している
本発明によれば、実行途中の状態となっている複数の各アプリケーション毎にそのアプリケーションを続けて実行させることへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報を用いて、それら複数のアプリケーション毎にユーザへの利用を推奨する推奨度合いを求め、その推奨度合いに応じて各アプリケーションに優先順位を付け、その優先順位の高い順に、各アプリケーションを表すとともに選択可能とするアイコン情報をユーザに提示しているため、例えば多種多様のアプリケーションの中から、ユーザの端末使用形態等に即したアプリケーションの選択が可能となっている。
以下、図面を参照しながら、本発明の携帯端末、その制御方法及び制御プログラムの一実施形態について説明する。
なお、本実施形態では、本発明の携帯端末の一例として、携帯電話端末を挙げているが、勿論、ここで説明する内容はあくまで一例であり、本発明はこの例に限定されないことは言うまでもない。
〔概要〕
本発明実施形態の携帯電話端末は、特定のハードキー若しくはソフトキー(以下、本実施形態では「特定ボタン」と呼ぶことにする。)がユーザにより押されたことを検知した時、利用可能なアプリケーションやコンテンツを、ユーザへ推奨(Recommendation)する優先順に並べてディスプレイ上に表示する機能を備えている。
ここで、詳細については後述するが、本実施形態では、ユーザの嗜好やアプリケーション使用条件(使用環境)に基づいて、複数のアプリケーションやコンテンツの優先順位を決めるようにしており、それらアプリケーションやコンテンツの優先順位付けのために、例えば、アプリケーションやコンテンツの実行途中の情報、アプリケーションやコンテンツの更新日時の情報、アプリケーションやコンテンツのリアルタイム性の情報、アプリケーションやコンテンツの実行履歴情報、アプリケーションやコンテンツの利用頻度情報、アプリケーションやコンテンツに含まれるキーワード、携帯電話端末の電波状況の情報、携帯電話端末のバッテリー残量情報、通話やアプリケーション,コンテンツのダウンロードによる課金情報などの各情報を用いている。
具体的には、それら各情報を、ユーザの嗜好に関連するカテゴリーとアプリケーション使用条件に関連するカテゴリーとに大別し、更に、上記ユーザの嗜好に関連するカテゴリーを、例えば、アプリケーションやコンテンツの実行途中であることを表すカテゴリー(以下、「途中カテゴリー」と表記する)と、アプリケーションやコンテンツの更新日時を表すカテゴリー(以下、「更新日時カテゴリー」と表記する)、アプリケーションやコンテンツのリアルタイム性を表すカテゴリー(以下、「リアルタイム性カテゴリー」と表記する)と、アプリケーションやコンテンツの実行履歴を表すカテゴリー(以下、「履歴カテゴリー」と表記する)、アプリケーションやコンテンツの利用頻度を表すカテゴリー(以下、「頻度カテゴリー」と表記する)と、アプリケーションやコンテンツに含まれるキーワードを表すカテゴリー(以下、キーワードカテゴリー」と表記する)とに細分し、また、上記アプリケーション使用条件に関連するカテゴリーを、例えば、電波やアクセス状況を表すカテゴリー(以下、「電波・アクセス状況カテゴリー」と表記する)と、携帯電話端末のバッテリー残量を表すカテゴリー(以下、「バッテリー残量カテゴリー」と表記する)と、携帯電話端末使用やアプリケーション,コンテンツダウンロードによる課金状況を表すカテゴリー(以下、「課金状況カテゴリー」と表記する)に細分し、それら細分化された各カテゴリーに関連する情報を、所定の基本情報として用いて、後述する計算式による演算を行い、その演算により得られた値に基づいて、上記アプリケーションやコンテンツの優先順位を決めるようにしている。
すなわち、それら各カテゴリーに関連する情報を基本情報として計算される値は、ユーザへ推奨するアプリケーションやコンテンツを算出するための値であり、以下の説明では、その値をリコメンデーション値Rと表記する。
また、本発明実施形態において、上記基本情報を用いたリコメンデーション値Rの計算は、例えば、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、所定のイベントが発生した時に行われる。
〔携帯電話端末の概略的な内部構成〕
図1には、上述した機能を実行可能な本実施形態の携帯電話端末の概略的な内部構成を示す。
通信アンテナ12は、例えば内蔵アンテナであり通話やパケット通信のための信号電波の送受信を行う。通信回路11は、送受信信号の周波数変換、変調と復調等を行う。なお、パケット通信により送受信されるデータは、電子メールデータ、動画像や静止画の画像データ、音声データ、HTML(Hyper Text Markup Language)データ、プログラムデータ、その他の各種データである。ここで、上記通信アンテナ12及び通信回路11の受信データが通話音声のデータである場合、その通話音声のデータはデータラインを介して音声処理部25へ送られ、それ以外の受信データは一旦、制御部10へ送られた後、必要に応じて当該制御部10から各部へ送られる。また、本実施形態において、通信回路11は、例えばRSSI(Receive Signal Strength Indicator)や、WCDMAにおけるCPICH(Common Pilot Channel) Ec/Io(近隣基地局のパイロットチャネルの送信レベル/現行基地局と隣基地局との送信レベルの総和)とCPICH RSCP(Received Signal Code Power)等の電波状況に関する情報を測定する手段(電波状況測定回路)を備えており、その測定情報を制御部10と情報取得制御部20へ送るようになされている。
テレビジョンアンテナ14は、テレビジョン放送電波を受信する。テレビジョン放送受信部13は、テレビジョンアンテナ14により受信されたテレビジョン放送信号を復調等する。なお、本実施形態において、上記テレビジョン放送は、地上波アナログテレビジョン放送、ディジタルテレビジョン放送の何れであっても良い。当該テレビジョンアンテナ14及びテレビジョン放送受信部13にて受信されたテレビジョン放送画像データはデータラインを介して画像処理部26へ送られ、音声データはデータラインを介して音声処理部25へ送られる。また、本実施形態において、テレビジョン放送受信部13は、例えば受信チャネル及びその切り替えに関する情報、受信の開始及び終了に関する情報、EPG(Electronic Program Guide)等のテレビジョン放送受信に関連する各種の情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
GPS(Global Positioning System)制御部27は、GPSにおける測地衛星の発信する電波をGPSアンテナ28を介して受信すると共に、その受信電波に基づいて、自端末の現在位置の緯度及び経度を求める。なお、GPSとは、米国国防省が打ち上げた24個の測地衛星(NAVSTAR)の発信する電波を受信することにより、その受信端末の地球上での位置(経度/緯度)を知るシステムのことである。このGPS制御部27がGPSアンテナ28を介して受信したGPS信号(緯度,経度を表す情報)は、制御部10や情報取得制御部20へ送られる。また、本実施形態において、GPS制御部27は、GPS信号の電波状況を測定するための手段(電波状況測定回路)をも備えており、上記受信したGPS信号や測位の開始及び終了を示す情報と共に、上記電波状況の測定値等のGPS関連情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
近距離通信制御部29と近距離通信アンテナ30は、例えばいわゆるブルートゥース(BlueTooth)方式の近距離無線通信を行うためのデバイスである。なお、ブルートゥース方式とは、2.4GHz帯のディジタル無線通信を行うために規格化された近傍通信方式であり、当該ブルートゥース方式では、相互に通信が行われるデバイス間において、約10m程度の通信範囲でアドホックなネットワークが形成される。また、ブルートゥース方式のネットワークでは、相互に通信を行うデバイスがマスターかスレーブの何れかに設定される。事前にマスターに設定されたデバイスは、接続要求(Inquiry)に対する応答を通じてスレーブデバイスを検索し、そのストレージデバイスを通信対象として登録する。この近距離通信制御部29及び近距離通信アンテナ30による近距離無線通信では、画像や音声のデータ、プログラムデータ、その他各種のデータの送受信が行われる。そして、当該近距離無線通信により受信されたデータは、制御部10による制御の元で、一旦データ保持部19に保持された後、必要に応じて当該データ保持部19から読み出される。また、本実施形態において、近距離通信制御部29は、ブルートゥース信号の電波状況を測定するための手段(電波状況測定回路)をも備えており、通信相手先の機器や通信の開始及び停止を示す情報、通信データ量、通信データのフォーマット情報、上記電波状況の測定値等の近距離通信に関連した情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
WLAN(Wireless Local Area Network)制御部31とWLANアンテナ32は、例えばIEEE(the Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11bやIEEE802.11a等に規格化された無線LAN方式の無線通信を行うためのデバイスである。このWLAN制御部31及びWLANアンテナ32による無線通信では、画像や音声のデータ、プログラムデータ、その他各種のデータの送受信が行われる。そして、当該WLANにより受信されたデータは、一旦データ保持部19に保持された後、必要に応じて当該データ保持部19から読み出される。また、本実施形態において、WLAN制御部31は、WLAN信号の電波状況を測定するための手段(電波状況測定回路)をも備えており、通信相手先の機器や通信の開始及び停止を示す情報、通信データ量、通信データのフォーマット情報、上記電波状況の測定値等のWLAN通信に関連した情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
カメラ34は、レンズ系と撮像素子を備え、撮像制御部33による制御の元で撮像を行う。撮像制御部33は、撮影画素数(ピクセル数)やシャッタースピード、露出等のような画像撮影時の基本的なパラメータを決定し、そのパラメータに基づいてカメラ34での画像撮影を制御する。上記カメラ34での撮影により得られた画像データは、データラインを介して画像処理部26に送られ、そこで現像処理や所定の画像フォーマットへの変換処理等を受け、制御部10による制御の元で、一旦データ保持部19に保持された後、必要に応じて当該データ保持部19から読み出される。また、本実施形態において、撮像制御部33は、撮影の開始や画像撮影時のパラメータ等の画像撮影に関連した情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
外部メモリインターフェイス(I/F)35は、例えば着脱可能な外部メモリが本実施形態の携帯電話端末の図示しないメモリスロットに装填されているとき、制御部10による制御の元で、当該外部メモリへのデータの書き込み/読み出し等を行う。なお、本実施形態において、当該外部メモリは、例えば圧縮された動画像や静止画像のデータや圧縮された音声データ(音楽データ等)、プログラムデータ、その他各種のデータを記憶可能である。そして、上記外部メモリに記憶されているデータは、制御部10による制御の元、外部メモリインターフェース35により読み出される。なお、例えば、上記外部メモリから読み出されたデータが動画像や静止画像のデータである場合、それら動画像や静止画像のデータはデータラインを介して画像処理部26に送られ、また、上記外部メモリから読み出されたデータが音声データである場合、その音声データは音声処理部25に送られ、それら以外のデータは制御部10に送られる。また、本実施形態において、外部メモリインターフェース35は、データの書き込みや読み出し、データ量、データのフォーマット等の外部メモリに関連した情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
音声処理部25は、上記通信アンテナ12及び通信回路11から通話音声の受信データが供給された時には、当該通話音声の受信データを復号化し、その復号化後の通話音声データをデータラインを介してスピーカ23へ送る。また、音声処理部25は、上記テレビジョンアンテナ14及びテレビジョン放送受信部13からテレビジョン放送音声の受信データが供給された時には、そのテレビジョン放送音声の受信データを復号化等する再生処理を行い、当該再生処理後のテレビジョン放送音声データをデータラインを介してスピーカ23へ送る。さらに、音声処理部25は、外部メモリインターフェース35の外部メモリや内蔵メモリから読み出された圧縮符号化されている音声データが供給された時には、その圧縮符号化データ伸張復号化等の再生処理を行い、当該再生処理後のテレビジョン放送音声データをデータラインを介してスピーカ23へ送る。その他、音声処理部25は、データ保持部19から読み出された音声データが供給された時には、その音声データのフォーマットに応じた再生処理を行い、その再生処理後の音声データをデータラインを介してスピーカ23へ送る。なお、音声処理部25は、制御部10により設定される各種音質調整値(例えば音量、イコライジングなど)に基づいて、音声や音楽等を補正してスピーカ23へ出力する処理等をも行うことができる。また、本実施形態において、音声処理部25は、音声データ処理の開始、音声データ量、音声データのフォーマット等の音声処理に関連した情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
スピーカ23は、携帯電話端末に設けられている受話用のスピーカやリンガ(着信音)、音楽再生、テレビジョン放送の音声再生、アラーム音出力用のスピーカであり、ディジタル/アナログ変換器と増幅器を含み、通話音声やリンガ音,再生音楽,テレビジョン放送音声のデータを、ディジタル/アナログ変換及び増幅した後、出力する。これにより、通話音声やリンガ音,再生音楽,テレビジョン放送音声が得られることになる。
マイクロホン24は、送話用のマイクロホンに相当し、アナログ/ディジタル変換器と増幅器を含む。このマイクロホン24を介して入力された通話音声信号は、増幅器により所定のレベルに増幅された後、アナログ/ディジタル変換器によりディジタル音声データに変換され、データラインを介して音声処理部25へ送られて符号化された後、データラインを介して通信回路11へ送られて変調、周波数変換等の各種処理を受け、通信アンテナ12から送信される。
画像処理部26は、上記テレビジョン放送受信部23からテレビジョン放送画像データが供給された時にはその画像の再生処理を行い、その再生処理後のテレビジョン放送画像データをデータラインを介して表示部15へ送る。また、画像処理部26は、内蔵メモリ或いは外部メモリインターフェース35の外部メモリから読み出された圧縮符号化されている画像データが供給された時には、その画像データの伸張復号化等の再生処理を行い、その伸張復号後の画像データをデータラインを介して表示部15へ送る。その他、画像処理部26は、データ保持部19から読み出された画像データが供給された時には、その画像データのフォーマットに応じた再生処理を行い、その再生処理後の画像データをデータラインを介して表示部15へ送る。なお、画像処理部26は、制御部19により設定される各種画質調整値(例えばホワイトバランス、ブライトネス、コントラスト、ガンマ補正など)に基づいて、画像の補正を行って表示部15へ出力する。また、本実施形態において、画像処理部25は、画像データ処理の開始、画像データ量、画像データのフォーマット等の画像処理に関連した情報を、制御部10と情報取得制御部20へ送る機能も備えている。
表示部15は、液晶ディスプレイ等とそのディスプレイへの表示駆動回路とを含み、上記ディスプレイ上に画像やテレビジョン画像等を表示する。
操作部16は、本実施形態の携帯電話端末の図示しない筐体上に設けられているテンキーや発話キー、クリアキー、終話/電源キー、マナーキー、メモキーなどの各キー、ジョグダイアル部或いは十字キー等と、それら各キー等の操作に応じた操作データを発生する操作信号発生部とを有している。なお、本実施形態の「特定ボタン」がハードキーである場合、操作部16にはそのハードキーも含まれる。そして、当該操作部16の操作信号発生部が生成した操作データは、制御部10と情報取得制御部20へ送られる。
時計部18は、年月日時等の情報を発生する時計機能、所定時間周期を計測するタイマ機能、ユーザ所望の時刻や周期,アラーム時間を設定する機能等を備えている。そして、当該時計部18が生成した時間情報は、制御部10と情報取得制御部20へ送られる。
バッテリー22は、例えば着脱可能な二次電池であり、パワーマネージメントIC21は、バッテリー22からの電力を各部に必要な値に変換して供給する。また、本実施形態の場合、パワーマネージメントIC21は、バッテリー22の残容量情報を、制御部10と情報取得制御部20に送る機能も備えている。
メモリ17は、ROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)を含む。ROMは、OS(Operating System)、制御部10が各部を制御するための制御プログラムや各種の初期設定値、フォントデータ、辞書データ、着信音やキー操作音,アラーム音用の報知音データ、電子メールの作成や編集等を行うためのアプリケーション用のプログラムコード、画像や音声に対して様々な処理を行うためのアプリケーション用プログラムコード、電子ゲームのアプリケーション用のプログラムコード、制御部10及び情報取得部20が本実施形態にかかるユーザへのアプリケーションやコンテンツの推奨機能を実現するための制御プログラムコード、その他、携帯電話端末に搭載される各種のアプリケーション用のプログラムコード、当該携帯電話端末の識別情報(ID)などを記憶している。このROMは、いわゆるNAND型フラッシュメモリ(NAND-type flash memory)のような書き換え可能なROMを含み、電子メールデータ、ユーザにより設定される電話帳や電子メールアドレス、ユーザのスケジュールデータ、画像データ、ダウンロードされた画像データや音楽データ、ダウンロードされた着信音,報知音データ、文字データや予測変換の候補単語の登録データや予測変換の学習データ、その他、各種のユーザ設定値等を保存することも可能となされている。RAMは、制御部10が各種のデータ処理を行う際の作業領域として、随時データを格納する。なお、本実施形態において、メモリ17とデータ保持部19は別構成として図1に描かれているが、データ保持部19は実際には上記書き換え可能なROMに含まれている。
情報取得制御部20は、例えばアプリケーションやコンテンツが実行されている時の実行途中の情報や、アプリケーションやコンテンツが更新された時のその更新日時の情報、アプリケーションやコンテンツが有するリアルタイム性に関する情報、アプリケーションやコンテンツが実行された時の実行履歴情報、アプリケーションやコンテンツが利用された場合の利用頻度情報、アプリケーションやコンテンツに含まれるキーワード、パワーマネージメントIC21から得られる携帯電話端末のバッテリー残量情報、通信回路11から得られる携帯電話端末の電波状況の情報や携帯電話端末使用による課金情報など、本実施形態にかかる各カテゴリー毎の基本情報を取得する。なお、当該情報取得制御部20が取得する各基本情報の詳細については後述する。
上記制御部10は、通信回路11における通信の制御、音声処理部25や画像処理部26の制御の他、本実施形態の携帯電話端末の各構成要素の制御や各種演算処理を行う。また、本実施形態において、制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、上記情報取得制御部20が取得した各カテゴリーの基本情報を基にリコメンデーション値Rを算出する。そして、制御部10は、「特定ボタン」の押下を検出した時に、上記リコメンデーション値Rに応じてアプリケーションやコンテンツに優先順位を付けて表示部15のディスプレイ上に表示させ、それら優先順に表示された各アプリケーションやコンテンツの何れかをユーザが選択できるようにする。そして、それら優先順に表示されたアプリケーションやコンテンツの中から、ユーザが所望のアプリケーションやコンテンツを選択したとき、その選択されたアプリケーションやコンテンツを実行する。なお、当該制御部10によるアプリケーションやコンテンツの優先順位付けのためのリコメンデーション値Rの計算やアプリケーション,コンテンツ表示の詳細については後述する。
図1の例では、制御部10と情報取得制御部20を別々の構成として表しているが、それら制御部10と情報取得制御部20の機能は一つのCPU(中央処理装置)が担っても良い。
その他、一般的な携帯電話端末が備えている各構成要素についても本実施形態の携帯電話端末は備えており、図1ではそれらの図示を省略している。
〔システム構成〕
図2には、本実施形態の携帯電話端末49を含む本実施形態のシステムの概略的なシステム構成を示す。
図2において、本実施形態の携帯電話端末49は、ワイヤレスLANアクセスポイント46や、携帯電話システムの基地局45,制御局44,交換局43を介して、インターネット40に接続可能となされている。インターネット40には、多種多様のアプリケーションやコンテンツを提供するためのコンテンツサーバ42や課金管理サーバ41が接続されており、本実施形態の携帯電話端末49は、上記ワイヤレスLANアクセスポイント46や携帯電話システムを通じてインターネット40に接続し、さらに当該インターネット40を介してコンテンツサーバ42に接続することにより、所望のアプリケーションやコンテンツをダウンロードすることができ、また、課金管理サーバ41に接続することにより、アプリケーションやコンテンツのダウンロードや端末使用による課金情報を取得することができる。
また、本実施形態の携帯電話端末49は、放送局のテレビジョン放送装置48により放送されているテレビジョン放送電波を受信したり、ブルートゥース方式の近距離通信装置(図2では、BT付装置47と表記する)と近距離通信が可能となされている。
〔ディスプレイ上の表示例〕
本実施形態の携帯電話端末の制御部10は、「特定ボタン」がユーザにより押された時、表示部15のディスプレイ上に例えば図3及び図4に示すようなユーザインターフェース画面を表示させる。なお、図4は、図3の主表示エリアを抜き出して示した図である。
すなわち、本実施形態の携帯電話端末の制御部10は、「特定ボタン」が押されたことを検知した時、図3に示すように、現在の端末の状態を示す状態表示エリアと、ユーザに対して推奨するアプリケーションやコンテンツを表示するための主表示エリアと、ソフトキーが表示されるキー操作表示エリアとからなるユーザインターフェース画面を、表示部15のディスプレイ上に表示させる。
主表示エリアには、図4に示すように、例えば各カテゴリー分けされた選択可能な複数のタブが表示され、また、現在選択されているタブ内には、更に選択可能な複数のアプリケーションやコンテンツ(図4の例ではアプリケーションのみ)を表すテキストアイコンが、リコメンデーション値Rに基づく優先順位の高い順に並べて表示される。この図4の例では、「途中カテゴリー」、「更新日時カテゴリー」、「リアルタイム性カテゴリー」、「履歴カテゴリー」、「頻度カテゴリー」、「キーワードカテゴリー」の各カテゴリー毎のタブと共に、「おすすめ」のタブが表示されており、現在選択されているタブである「おすすめ」のタブには例えば下線が引かれている。なお、本実施形態において、「電波・アクセス状況カテゴリー」、「バッテリー残量カテゴリー」、「課金状況カテゴリー」のタブについては表示しない。また、「おすすめ」のタブ内には、リコメンデーション値Rに応じて並べられたアプリケーションの例として、優先順位の高い方から「メール」、「ゲーム」、「音楽プレーヤ」、「スケジュール」、「TV」、・・・、「同期」のアプリケーションを表すテキストアイコンが表示されている。図4の例の場合、タブ内に表示されるのはリコメンデーション値Rが高い上位10個のアプリケーションとなされている。なお、タブ内に表示されるのは、リコメンデーション値Rが所定の閾値以上となっているアプリケーションのみにしても良い。図4の例ではアプリケーションのみ並べて表示しているが、後述するように、本発明では、コンテンツのみ並べて表示したり、アプリケーションとコンテンツを混在させて並べて表示することも行う。
本実施形態の携帯電話端末のユーザは、操作部16の操作により、それら各タブの中から所望のタブを選択可能であり、また、選択されているタブの中に表示されているアプリケーションやコンテンツの中から所望のものを選択可能となされている。そして、それらアプリケーションやコンテンツの中から所望のものが選択された時、制御部10は、そのアプリケーションやコンテンツを実行させる。
〔ユーザ嗜好に関連したリコメンデーション値の計算〕
以下、本実施形態の携帯電話端末において、前述した各カテゴリーのうち、ユーザの嗜好に関連する各カテゴリーの基本情報を用いてリコメンデーション値Rを求め、そのリコメンデーション値Rを基に、アプリケーションやコンテンツを優先順にディスプレイ上に表示する例について説明する。なお、アプリケーション使用条件に関連するカテゴリーの情報を用いたリコメンデーション値Rの計算については後述する。
本実施形態の携帯電話端末の制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、情報取得制御部20が取得したユーザの嗜好に関連する各カテゴリーの基本情報を用いて、下記式(1)に示す計算を行うことにより、リコメンデーション値Rを求める。
R=Wa*A+Wb*B+Wc*C+Wd*D+We*E+Wf*F (1)
ここで、式(1)中のリコメンデーション値Rは、本実施形態の携帯電話端末がユーザに対してアプリケーションやコンテンツの利用を推奨する際の推奨度合い(以下、推奨度と表記する)を表す定量的な値であり、アプリケーション毎、又は、アプリケーションの内容(例えばコンテンツ)毎に求められる。なお、本実施形態では、図5に示す表のように、アプリケーションの例として、「メール」、「電話」、「動画ビューワ」、「静止画ビューワ」、「ゲーム」、「TV」、「ウェブ」、「スケジュール」、「端末設定変更」、「音楽プレーヤ」、「同期」を挙げており、また、アプリケーションの内容(コンテンツ)例として、各アプリケーションにおける代表的なコンテンツ例等を表す内容c1と、当該内容c1の詳細を表す内容c2とを挙げている。例えば、「動画ビューワ」アプリケーションを例に挙げた場合、その内容c1の例としては、「動画を見る」や「動画をダウンロード(DL)」等を挙げることができ、また、内容c2の例としては、「XXXの動画を見る」(XXXはファイル名)、「YYYで動画をダウンロード」(YYYはサイトのアドレス)等が挙げられる。リコメンデーション値Rは、これらアプリケーション毎、及び、それら各アプリケーションの各内容c1,c2毎に求められる。
また、式(1)中のA〜Fは、ユーザの嗜好に関連する各カテゴリー毎に求められる値である。本実施形態では、ユーザ嗜好に関連する各カテゴリーとして、図6に示す表のように、「途中カテゴリー」、「更新日時カテゴリー」、「リアルタイム性カテゴリー」、「履歴カテゴリー」、「頻度カテゴリー」、「キーワードカテゴリー」とを挙げており、また、図6に示す表では、「途中カテゴリー」で求められる値を「A(カテゴリー値A)」、「更新日時カテゴリー」で求められる値を「B(カテゴリー値B)」、「リアルタイム性カテゴリー」で求められる値を「C(カテゴリー値C)」、「履歴カテゴリー」で求められる値を「D(カテゴリー値D)」、「頻度カテゴリー」で求められる値を「E(カテゴリー値E)」、「キーワードカテゴリー」で求められる値を「F(カテゴリー値F)」と表記している。すなわち、上記カテゴリー値Aは例えばアプリケーションやコンテンツが実行途中で終了したような場合に、そのアプリケーションやコンテンツをその後に再度実行させたいというユーザの要求をリコメンデーション値Rに反映させるための情報であり、カテゴリー値Bはアプリケーションやコンテンツの新しさに対するユーザ嗜好をリコメンデーション値Rに反映させるための情報であり、カテゴリー値Cはアプリケーションやコンテンツが有する即時性に対するユーザの要求をリコメンデーション値Rに反映させるための情報であり、カテゴリー値Dはアプリケーションやコンテンツの連続的な利用に対するユーザの要求をリコメンデーション値Rに反映させるための情報であり、カテゴリー値Eはアプリケーションやコンテンツの習慣的な利用に対するユーザの要求をリコメンデーション値Rに反映させるための情報であり、カテゴリー値Fはユーザの好みに関するキーワードをリコメンデーション値Rに反映させるための情報であり、これらの情報が情報取得制御部20により取得される。
また、式(1)中のWa〜Wfは、ユーザ嗜好に関連する各カテゴリー値A〜Fに各々対応した重み付けの係数であり、この情報も情報取得制御部20により取得される。
以下、ユーザ嗜好に関連する各カテゴリーの意味と効果、及び、各カテゴリー値A〜Fの求め方、各カテゴリー値A〜Fを求める時に用いる各種の基本情報の取得方法について説明する。なお、以下の説明において、f(x)はxの関数であることを示す。どのような関数式かはここでは問わない。例えば、f(現在日時−利用日時)であるとき、xは(現在日時−利用日時)から求められる値となる。なお、ここで例示したf(x)は現在日時と利用日時に対する関数であり、(現在日時−利用日時)は一例であって本実施形態はこれに限定するものではない。
〔「途中カテゴリー」とカテゴリー値A〕
先ず、「途中カテゴリー」とそのカテゴリー値Aについて説明する。
例えば携帯電話端末のように間欠的な利用形態がとられる機器において、例えば電子ゲームが実行されている途中や、電子メールの文章が作成されている途中、動画ビューワにて動画の再生等が行われている途中において、何らかの理由によりそれらアプリケーションやコンテンツが一旦終了させられたような場合には、その後に、それら一旦途中で終了されたアプリケーションやコンテンツを例えばその終了時点から続けて実行させたいとユーザが要求若しくは嗜好すると考えられる。本実施形態では、そのようなユーザの要求・嗜好を反映させられるようにするために、「途中カテゴリー」を設け、その「途中カテゴリー」におけるカテゴリー値Aをリコメンデーション値Rの計算に用いるようにしている。
このため、本実施形態の情報取得制御部20は、アプリケーションやコンテンツ等の実行途中においてその実行が途中で終了した場合、その途中終了日時情報と、当該途中で終了したアプリケーションやコンテンツを示す情報とを、基本情報として取得してデータ保持部19に保存しておく。すなわち、情報取得制御部20は、例えば、動画ビューワでの動画視聴(再生)中に途中で視聴(再生)が終了された場合や、作成した電子メールを送信せずに例えばいわゆる下書きフォルダに保存した場合、電子ゲームが途中で終了された場合などに、それらアプリケーションやコンテンツの情報と終了日時情報とを、基本情報として取得及び保存しておく。
そして、制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、上記データ保持部19に保存した途中終了日時情報とアプリケーション・コンテンツ情報を用いて、アプリケーション・コンテンツ毎に「途中カテゴリ」のカテゴリー値Aを計算する。具体的には、関数f(x)を用い、途中で終了した日時が新しいアプリケーションやコンテンツほどカテゴリー値Aの値が大きくなるような計算を行う。但し、アプリケーションやコンテンツの種類等によっては、日時の新しさの意味合いが異なるので、それらアプリケーションやコンテンツ毎に所定の係数Paにて調整を施すことで、各アプリケーションやコンテンツ毎にカテゴリー値Aの値をどの程度大きくするかを変更することも可能である。
すなわち、本実施形態において、制御部10は、アプリケーション・コンテンツ毎に、式(2)の計算によってカテゴリー値Aを求める。なお、式(2)中のTpは現在日時、Thは途中終了日時を示す値である。
A=(f(Tp−Th))*Pa (2)
〔「更新日時カテゴリー」とカテゴリー値B〕
次に、「更新日時カテゴリー」とそのカテゴリー値Bについて説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、インターネット経由のダウンロードや外部メモリからの転送等により、新しい音楽コンテンツ、動画コンテンツ、電子ゲームコンテンツ等の各種コンテンツや、各種アプリケーション等を新たに取得したり、また、カメラにより画像コンテンツを新たに撮影したり、電子メールを受信することが可能となされており、それら新たに取得したアプリケーションやコンテンツは、ユーザが要求若しくは嗜好したものであると考えられる。本実施形態では、そのようなユーザの要求若しくは嗜好を反映させるために、「更新日時カテゴリー」を設け、その「更新日時カテゴリー」におけるカテゴリー値Bを、リコメンデーション値Rの計算に用いるようにしている。
このため、本実施形態の情報取得制御部20は、アプリケーションやコンテンツ等が新たに取得された場合、それらアプリケーションやコンテンツを示す情報と、その更新日時情報とを、基本情報として取得してデータ保持部19に保存しておくようにする。すなわち、情報取得制御部20は、例えば、動画ビューワで視聴される動画コンテンツが取得された場合や、静止画ビューワで観ることのできる写真(静止画コンテンツ)が撮影された場合、その写真が編集された場合、電子メールが受信された場合などに、それらアプリケーションやコンテンツの情報とその更新日時情報とを、基本情報として取得し、データ保持部19に保存する。なお、ここで言う更新日時とは、アプリケーションやコンテンツの書き換えだけでなく、取得も含む。
そして、本実施形態の制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、上記更新日時情報とアプリケーション・コンテンツ情報を用い、アプリケーション・コンテンツ毎に「更新日時カテゴリ」のカテゴリー値Bを計算する。具体的には、関数f(x)を用い、更新日時が新しいアプリケーションやコンテンツほどカテゴリー値Bの値が大きくなるような計算を行う。但し、アプリケーションやコンテンツの種類によっては、日時の新しさの意味合いが異なるので、それらアプリケーションやコンテンツ毎に所定の係数Pbにて調整を施すことで、各アプリケーションやコンテンツ毎にカテゴリー値Bの値をどの程度大きくするかを変更することも可能である。
すなわち、本実施形態において、制御部10は、アプリケーション・コンテンツ毎に、式(3)の計算によってカテゴリー値Bを求める。なお、式(3)中のTpは現在日時、Trは更新日時を示す値である。
B=(f(Tp−Tr))*Pb (3)
また、アプリケーションやコンテンツの更新日時と共に、アプリケーションやコンテンツが発売,作成された日時も、リコメンデーション値Rの計算に用いても良い。この場合、アプリケーションやコンテンツの発売,作成に関するカテゴリー値B’は、式(3)’の計算により求めることができる。なお、式(3)’中のTr’は発売,作成日時、Pb’は所定の係数である。
B’=(f(Tp−Tr’))*Pb’ (3)'
なお、当該アプリケーションやコンテンツの発売,作成日時がリコメンデーション値Rの計算に用いられる場合には、当該式(3)’により得られるカテゴリー値B’とそれに対応する重み付け係数Wb’の演算式(B’*Wb’)が、前記式(1)に追加されることになる。
〔「リアルタイム性カテゴリー」とカテゴリー値C〕
次に、「リアルタイム性カテゴリー」とそのカテゴリー値Cについて説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、例えばテレビジョン放送の視聴や、携帯電話システムやインターネットを介して配信されるニュース,スポーツの動画像,音声等を取得可能となされている。但し、それらテレビジョン放送,ニュース,スポーツ等のアプリケーションやコンテンツは、リアルタイムに視聴等しなければ、極度に意味や価値を失うものであることが多いと思われる。また、スケジュールに関するアプリケーションやコンテンツに関しても、リアルタイム性を考慮する必要があると思われる。スケジュールに関して補足すると、本実施形態の携帯電話端末にスケジュール情報が登録されているような場合において、例えば、「特定ボタン」が押された際、若しくは押されてから一定時間内(例えば1時間、1日等)に、スケジュールを確認することにリアルタイム性を持つ嗜好が存在すると考えられる。本実施形態では、それらリアルタイム性を重視したユーザの要求や嗜好を反映させるために、「リアルタイム性カテゴリー」を設け、その「リアルタイム性カテゴリー」におけるカテゴリー値Cを、リコメンデーション値Rの計算に用いるようにしている。
このため、本実施形態の情報取得制御部20は、例えばテレビジョン放送におけるいわゆるEPG(Electric Program Guide)データや、音楽,動画コンテンツに付随(若しくは含まれる)する情報、インターネット上のウェブページから取得した情報と、それらアプリケーションやコンテンツを示す情報とを、基本情報として取得してデータ保持部19に保存する。すなわち、情報取得制御部20は、例えば、テレビジョン放送の場合には、テレビジョン番組名とその放送日付、曜日、放送時間、チャンネル、出演者、ジャンル等の情報を、また、音楽コンテンツの場合には、そのタイトル、再生時間長、アーティスト名、作曲者、ジャンル等の情報を、動画コンテンツの場合には、そのタイトル、再生時間長、出演者名、監督名、ジャンル等の情報を、電子メールの場合には、送信者アドレスと受信者アドレス、タイトル等の情報と、それらアプリケーションやコンテンツを示す情報とを、基本情報として取得し、データ保持部19に保存する。また、上記スケジュールの場合、情報取得制御部20は、或る一定時間毎にスケジュールの有無情報とその内容情報を基本情報として取得し、それをデータ保持部19に保存する。なお、本実施形態では、これら基本情報として、例えば後述するキーワードカテゴリーで用いられるキーワードと同じものを用いることとする。
また、本実施形態では、上記基本情報(キーワード)として取得が期待される情報と、所定のリアルタイム係数との対応関係を示すテーブルが予め用意されている。
そして、制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、キーワードに対応するリアルタイム係数を当該テーブルから読み出し、その読み出したリアルタイム係数の合計値(Sum値)又は最大値(Max値)等を求め、そのSum値又はMax値に上記キーワードから求められる値(後述する「キーワードカテゴリー」のカテゴリー値F)を掛けることで、当該「リアルタイム性カテゴリー」のカテゴリー値Cを求める。
すなわち、制御部10は、アプリケーション・コンテンツ毎に、式(4-1)又は式(4-2)又は式(4-3)の計算によってカテゴリー値Cを求める。なお、式中のFは後述する「キーワードカテゴリー」のカテゴリー値Fであり、Pc1〜Pcxはキーワードに応じてテーブルから読み出された総てのリアルタイム係数である。また、式中のSum(Pc1〜Pcx)はキーワードに応じてテーブルから読み出された総てのリアルタイム係数の合計値となり、Max(Pc1〜Pcx)はキーワードに応じてテーブルから読み出された総てのリアルタイム係数のうちの最大値となる。
C=F*Sum(Pc1〜Pcx) (4-1)
又は
C=F*Max(Pc1〜Pcx) (4-2)
又は
C=F*f(Pc1〜Pcx) (4-3)
〔「履歴カテゴリー」とカテゴリー値D〕
次に、「履歴カテゴリー」とそのカテゴリー値Dについて説明する。
一般に、携帯電話端末のユーザは、アプリケーションやコンテンツを一時的に連続して利用することがある。例えば、新しい電子ゲームを取得したような場合に、その電子ゲームを最後までプレイ(いわゆるクリアする)ために、毎日のように当該電子ゲームを実行させたり、音楽コンテンツを取得した場合に、その音楽を毎日のように聴いたり、例えば毎日放送される同じテレビジョン番組を視聴したり、友人等の同じアドレスに宛てて毎日電子メールを作成して送信するようなことがある。本実施形態では、そのような連続性を有するユーザの要求若しくは嗜好を反映させるために、「履歴カテゴリー」を設け、その「履歴カテゴリー」におけるカテゴリー値Dを、リコメンデーション値Rの計算に用いるようにしている。
このため、本実施形態の情報取得制御部20は、アプリケーションやコンテンツ等が実行された日時情報と、それらアプリケーションやコンテンツを示す情報とを、基本情報として取得してデータ保持部19に保存する。すなわち、情報取得制御部20は、例えば、同じ電子ゲームが連続してプレイされた場合や、同じ音楽コンテンツが連続して再生された場合、同じテレビジョン放送番組が連続して視聴された場合、同じアドレスに宛てた電子メールが連続して作成,送信されたような場合、それらのアプリケーションやコンテンツの情報とそれらが連続して利用された日時情報とを、基本情報として取得し、データ保持部19に保存する。
そして、制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、上記利用日時情報とアプリケーション・コンテンツ情報を用い、アプリケーション・コンテンツ毎に「履歴カテゴリ」のカテゴリー値Dを計算する。具体的には、関数f(x)を用い、利用日時が新しいアプリケーションやコンテンツほどカテゴリー値Dの値が大きくなるような計算を行う。但し、アプリケーションやコンテンツによっては、利用日時の新しさの意味合いが異なるので、それらアプリケーションやコンテンツ毎に所定の係数Pdにて調整を施すことで、各アプリケーションやコンテンツ毎にカテゴリー値Dの値をどの程度大きくするかを変更することも可能である。
すなわち、制御部10は、アプリケーション・コンテンツ毎に、式(5)の計算によってカテゴリー値Dを求める。なお、式(5)中のTpは現在日時、Tuは利用日時を示す値である。
D=(f(Tp−Tu))*Pd (5)
なお、同じアプリケーションやコンテンツのカテゴリー値Dが複数ある場合には、それら複数のカテゴリー値Dがアプリケーションやカテゴリ毎に加算される。
また、カテゴリー値Dは後述するキーワードを用いて求めることも可能であるが、本実施形態のように履歴カテゴリーを設けることで、ユーザの嗜好をより反映したリコメンデーション値を求めることが容易となる。
〔「頻度カテゴリー」とカテゴリー値E〕
次に、「頻度カテゴリー」とそのカテゴリー値Eについて説明する。
携帯電話端末のユーザは、アプリケーションやコンテンツを習慣的に利用ことがある。例えば、親しい友人に対して電子メールや電話による連絡、スケジュールの同期を行う場合や、毎週放送されるテレビジョン番組を視聴するようなことがある。本実施形態では、そのような習慣的なユーザの要求若しくは嗜好を反映させるために、「頻度カテゴリー」を設け、その「頻度カテゴリー」におけるカテゴリー値Eを、リコメンデーション値Rの計算に用いるようにしている。
このため、情報取得制御部20は、アプリケーションやコンテンツ等が利用された日時情報と、それらアプリケーションやコンテンツを示す情報とを、基本情報として取得してデータ保持部19に保存する。すなわち、情報取得制御部20は、例えば、同じ電子メールアドレスや電話番号へアクセスされたり、スケジュール同期が行われたり、同じテレビジョン番組が視聴されているような場合、それらのアプリケーションやコンテンツの情報とそれらが利用された日時情報とを、基本情報として取得し、データ保持部19に保存する。
そして、制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、上記利用日時情報とアプリケーション・コンテンツ情報を用い、アプリケーション・コンテンツ毎に「頻度カテゴリ」のカテゴリー値Eを計算する。具体的には、先ず、一定時間内で利用された総てのアプリケーション及び総てのコンテンツについての総利用回数と、各アプリケーション及び各コンテンツ毎の各利用回数とを求め、次いで、関数f(x)を用いて、総利用回数当たりの各アプリケーション・各コンテンツ毎の各利用回数の割合を求めるような計算を行う。但し、アプリケーションやコンテンツによっては、利用回数の意味合いが異なるので、それらアプリケーションやコンテンツ毎に所定の係数Peにて調整を施して、各アプリケーションやコンテンツ毎にカテゴリー値Eの値を変更することも可能である。
すなわち、制御部10は、アプリケーション・コンテンツ毎に、式(6)の計算によってカテゴリー値Eを求める。なお、式(6)中のNiは各利用回数、Ntは総利用回数を示す値である。
E=f(Ni/Nt)*Pd (6)
なお、カテゴリー値Eは後述するキーワードを用いて求めることも可能であるが、本実施形態のように頻度カテゴリーを設けることで、ユーザの嗜好をより反映したリコメンデーション値を求めることが容易となる。
〔「キーワードカテゴリー」とカテゴリー値F〕
次に、「キーワードカテゴリー」とそのカテゴリー値Fについて説明する。
携帯電話端末のユーザの嗜好性は、例えばユーザの基本プロファイルやユーザが利用したアプリケーション・コンテンツ、及び、アプリケーションやコンテンツに付随若しくは含まれるキーワードを取得して統計を取ることで推測することが可能であると考えられる。また、複数のアプリケーションやコンテンツに跨ってキーワードを取得すれば、個々のキーワードの取得頻度が上がることになり、ユーザの嗜好性の推測精度が向上すると考えられる。また、複数のアプリケーションやコンテンツに跨ってキーワードを取得する場合、例えば新たにアプリケーションやコンテンツが増えた場合でも、それに即応してユーザの嗜好性を予測することが可能になると考えられる。本実施形態では、複数のアプリケーションやコンテンツに跨ったユーザの要求若しくは嗜好を反映させるために、「キーワードカテゴリー」を設け、その「キーワードカテゴリー」のおけるカテゴリー値Fを、リコメンデーション値Rの計算に用いるようにしている。
このため、情報取得制御部20は、例えばテレビジョン放送におけるいわゆるEPGデータや、音楽,動画コンテンツに付随(若しくは含まれる)する情報、インターネット上のウェブページから取得したキーワードと、それらアプリケーションやコンテンツを示す情報とを、基本情報として取得してデータ保持部19に保存する。すなわち、情報取得制御部20は、例えば、テレビジョン放送の場合には、テレビジョン番組名とその放送日付、曜日、放送時間、チャンネル、出演者、ジャンル等のキーワードを、また、音楽コンテンツの場合には、そのタイトル、再生時間長、アーティスト名、作曲者、ジャンル等のキーワードを、動画コンテンツの場合には、そのタイトル、再生時間長、出演者名、監督名、ジャンル等のキーワードを、電子ゲーム場合には、そのタイトル、ジャンル、提供メーカ等のキーワードと、それらアプリケーションやコンテンツを示す情報とを、基本情報として取得し、データ保持部19に保存する。
また、本実施形態の携帯電話端末には、上記キーワードとして取得が期待される情報と、それらキーワードに対する嗜好度を表す係数(以下、キーワード用係数と表記する)との対応関係を示すテーブルが予め用意されている。
そして、制御部10は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、情報取得制御部20が取得したキーワードに対応するキーワード用係数を当該テーブルから読み出し、その読み出したキーワード用係数の合計値(Sum値)又は最大値(Max値)等を求めることで、当該「キーワードカテゴリー」のカテゴリー値Fを求める。
すなわち、制御部10は、アプリケーション・コンテンツ毎に、式(7-1)又は式(7-2)又は式(7-3)の計算によってカテゴリー値Fを求める。なお、式中のPf1〜Pfxはキーワードに応じてテーブルから読み出された総てのキーワード用係数である。また、式中のSum(Pf1〜Pfx)はキーワードに応じてテーブルから読み出された総てのキーワード用係数の合計値となり、Max(Pf1〜Pfx)はキーワードに応じてテーブルから読み出された総てのキーワード用係数のうちの最大値となる。
F=Sum(Pf1〜Pfx) (7-1)
又は
F=Max(Pf1〜Pfx) (7-2)
又は
F=f(Pf1〜Pfx) (7-3)
なお、上述した各カテゴリー値A〜Fの計算は、リコメンデーション値Rを計算する都度行っても良いし、定期的に行い(例えば一時間に一度計算)、実際にリコメンデーション値Rを計算する際に、先に計算せれた各カテゴリー値A〜Fを参照するようにしても良い。リコメンデーション値Rを計算する度に各カテゴリー値A〜Fの計算を行った場合は、より正確なリコメンデーション値Rを求めることができ、一方、定期的に各カテゴリー値A〜Fを計算する場合には、リコメンデーション値Rを求める際の計算量を減らすことが可能となる。
〔係数の説明〕
以下、上述した各カテゴリー値A〜Fの計算時に使用される各係数Pa〜Pf、リコメンデーション値Rの計算時に用いられる重み付け係数Wa〜Wf等について説明する。
それら各係数Pa〜Pf、重み付け係数Wa〜Wf等の初期値は、予め携帯電話端末に保存されており、情報取得制御部20による制御の元で、アプリケーションやコンテンツの利用に応じて適宜更新される。
先ず、各カテゴリー値A〜Fの計算時に使用される各係数Pa〜Pfから説明する。
本実施形態において、「途中カテゴリー」,「更新日時カテゴリー」,「履歴カテゴリー」,「頻度カテゴリー」の各カテゴリー値A,B,D,Eの計算に使用される所定の係数Pa,Pb,Pd,Peの初期値は例えば全て1(掛け算で使われるもの)とし、「キーワードカテゴリー」のカテゴリー値Fの計算に使用される総てのキーワード用係数Pf1〜Pfxの初期値は「0」とする。「リアルタイム性カテゴリー」の計算に使用されるリアルタイム性係数Pc1〜Pcxに関しては、一般的な情報を基に係数の初期値を持つこととする。但し、各カテゴリー値A〜Fの関数をどのようなものにするかで、それら係数値は変わるため、本発明はここで上げた数値に限定するものではない。
ここで、「キーワードカテゴリー」のカテゴリー値Fを求めるのに用いられるキーワード用係数の初期値設定例とキーワード例を図7の表に示し、「リアルタイム性カテゴリー」のカテゴリー値Cを求めるのに用いられるリアルタイム性係数の初期値設定例とアプリケーション例及びキーワード例を図8の表に示す。なお、これら図7,図8の表に挙げられているキーワード(ニュース、スポーツ等)は一例であり、本発明はこれらに限定されない。図8の表の例からわかるように、リアルタイム性係数については、「0」以外の数値も初期値として計算に用いられる。このようにリアルタイム性係数の初期値に「0」以外の数値を用いたのは、リアルタイム性の嗜好がユーザ間に大きな違いがないと考えられるためである。また、図8のように、リアルタイム性係数は、アプリケーション毎にキーワードを保持しており、それらキーワードが各々別個にリアルタイム性係数が用意されている。これは、アプリケーションに応じてリアルタイム性係数が大きく異なるからである。
また、リアルタイム性係数とキーワード用係数は、アプリケーションやコンテンツの利用状況に応じてその値を変更(つまり更新)可能となされており、これら係数はカテゴリー内で重み付けを持たせることも可能である。これら係数の更新は、情報取得制御部20による制御の元で、下記式(8),式(9)により行われる。なお、式(8)はキーワード毎のキーワード用係数計算式であり、式(9)は或るアプリケーションのキーワード毎のリアルタイム性係数計算式であり、式(8)中のPf1は端末に設定されているキーワード用係数の初期値(図7の表参照)、Nfcはキーワード発生回数であり、式(9)中のPc1は端末に設定されているリアルタイム性係数の初期値(図8の表参照)、Nccはリアルタイム性イベント発生回数である。
Pf=Pf1+Sum(Nfc) (8)
Pc=Pc1+Sum(Ncc) (9)
式(8)において、アプリケーションを利用した時に、その中に含まれるキーワードに所定のキーワードが含まれている場合、情報取得制御部20は、当該所定のキーワードについてのキーワード発生回数値を「1」増加させる。また、式(9)において、リアルタイム性を持ったアプリケーションが利用され、その中に含まれるキーワードに所定のキーワードが含まれている場合、情報取得制御部20は、当該所定のキーワードのリアルタイム性イベント発生回数値を「1」増加させる。
なお、リアルタイム性を持ったアプリケーションが利用されるとは、例えばテレビジョン放送の視聴用のアプリケーションのように特定の時間にしか楽しめない番組を視聴した時や、更新日時(又は発売・作成日時)が新しいコンテンツを利用した時が該当する。例えば、テレビジョン放送を視聴した時には、テレビジョン番組に付随する情報(例えば番組名、出演者、ジャンル等)に関連するキーワードのリアルタイム性イベント発生回数が「1」増加し、当該テレビジョン放送視聴用のアプリケーションに分類されるキーワードのみがカウントされる。また、更新日時(又は発売・作成日時)が新しいコンテンツを利用した場合において、その更新日時(又は発売・作成日時)から一定時間以内にそのコンテンツが利用された時には、そのコンテンツに付随する情報(番組名、出演者、ジャンル等)に関連するキーワードのリアルタイム性イベント発生回数が「1」増加し、当該コンテンツを利用する時に用いたアプリケーションに分類されるキーワードのみがカウントされる。なお、上記一定時間とは、例えば一週間、三日、一日、一時間等であり、全てのアプリケーションで同じ時間を用いても良いし、アプリケーション毎に個々に時間を決めておいても良い。例えば、電子メールを受信した三日以内にその内容を確認したような場合にはリアルタイム性は非常に少ないと考えられるが、例えば楽曲コンテンツをその発売日から三日以内に購入して聴いた(再生した)ような場合にはリアルタイム性が有ると考えられるため、この例のように、アプリケーション毎に時間の概念が異なる場合には、アプリケーション毎に一定時間を決めることが望ましい。当該一定時間が経過した場合、情報取得制御部20は、キーワード用係数、リアルタイム性係数を初期値に戻す。
ここで、上記式(8),式(9)による係数更新の具体例として、例えば、一定時間以内(リアルタイム性を満たす条件)において、ユーザが電子メールのアプリケーションを利用して友人uからの2通の電子メールを確認したような場合、情報取得制御部20は、当該電子メールのアプリケーションに属する「友人u」のキーワード用係数に「2」を加算すると共に、「友人u」の両キーワードに対応するリアルタイム性係数に「2」を加算する。また例えば、一定時間以内において、ユーザが音楽プレーヤのアプリケーションを利用してアーティストaの楽曲を聴いた(例えば発売後一定時間以内に聴いた)ような場合、情報取得制御部20は、音楽プレーヤのアプリケーションに属する「アーティストa」のキーワード用係数に「1」を加算すると共に、「アーティストa」のキーワードに対応するリアルタイム性係数に「1」を加算する。また例えば、一定時間以内において、ユーザがテレビジョン放送用のアプリケーションを利用して地上ディジタルテレビジョン放送のニュース番組を視聴したような場合、情報取得制御部20は、テレビジョン放送用のアプリケーションに属する「ニュース」のキーワード用係数に「1」を加算すると共に、「ニュース」のキーワードに対応するリアルタイム性係数に「1」を加算する。
また例えば、一定時間を越える時間(リアルタイム性を満たさない条件)において、ユーザがウェブ閲覧用のアプリケーションを利用してウェブ上で古いニュースを確認したような場合、情報取得制御部20は、当該ウェブ閲覧用のアプリケーションに属する「ニュース」のキーワード用係数に「1」を加算する一方で、リアルタイム性係数については特に値の加算を行わない。また例えば、一定時間を越える条件において、ユーザが電子メールのアプリケーションを利用して友人uからの昔の電子メールを確認したような場合、情報取得制御部20は、当該電子メールのアプリケーションに属する「友人u」のキーワード用係数に「1」を加算する一方で、リアルタイム性係数については特に値の加算を行わない。
以上説明したような一定時間以内(リアルタイム性を満たす条件)と一定時間を満たさない条件(リアルタイム性を満たさない条件)でのアプリケーション利用によって係数更新が行われた場合、図7に示したキーワード用係数の表の値は図9に示す表の値に更新され、図8に示したリアルタイム性係数の表の値は図10に示す表の値に更新されることになる。
なお、上述したキーワード用係数、リアルタイム性係数は、或る一定期間の利用のみに依存しても良いし、全てが合計されても良い。また、キーワード用係数、リアルタイム性係数の計算は、時間ではなく、利用回数で区切っても良い。すなわち、時間で区切った場合、その時間内に携帯電話端末を利用しないとキーワード用係数、リアルタイム性係数が初期値に戻ってしまうが、利用回数で区切った場合には初期値に戻ることはない。また、図7〜図10の各表では、係数値を絶対的な指標となる数値で表したが、相対的なカウント値にしても良い。絶対的な数値にすると、リアルタイム性係数やキーワード用係数は、或る一定時間内で増える一方になり、リコメンデーション値Rに対するカテゴリー値CやFの影響力が大きくなる可能性があるが、相対的な値にすれば、そのような状況になることを防止することができる。また、前述の式(8)と式(9)の場合は、初期値に合計(sum)が単純に加算されているが、例えば、初期値とsumからなる関数f(x)を求めるようにしても良い。すなわち例えば、値が「300」から「301」に増えるような場合と、値が「0」から「1」に増えるような場合とでは、各々値が「1」増加することについての重みが異なるため、上記関数f(x)を用いることでそのようなケースに対応できるようにしても良い。
次に、重み付け係数Wa〜Wfについて説明する。
重み付け係数Wa〜Wfの初期値は携帯電話端末に保存されており、本実施形態の場合、各重み付け係数Wa〜Wfの初期値は例えば全て「1」となされている。勿論、本発明では、当該初期値を「1」に限定するものではない。なお、重み付け係数Wa〜Wfは、端末に予め保存されていても良いが、他者の端末から転送したり、所定のサイト等からダウンロードしても良い。所定のサイトからダウンロードされる重み付け係数Wa〜Wfとしては、例えば有名人等の嗜好に応じたものなどが考えられる。特に、有名人の嗜好に応じた重み付け係数Wa〜Wfをダウンロードした場合には、リコメンデーション値Rの計算に当該有名人の嗜好を反映させることができるようになる。
また本実施形態において、重み付け係数Wa〜Wfは、情報取得制御部20による制御の元、ユーザによるアプリケーションやコンテンツの利用に応じてその値が更新される。それら重み付け係数Wa〜Wfの値を更新することで、各カテゴリー値A〜Fに各々所望の重み付けを行うことが可能となり、本実施形態のように、ユーザによるアプリケーションやコンテンツの利用に応じた値の更新によって、よりユーザの嗜好に合ったリコメンデーション値Rの生成が可能となる。
本実施形態では、前述の式(1)の計算により求められるリコメンデーション値Rに応じた推奨度で各アプリケーションやコンテンツにランク付けがなされ、ランクの高いものから順に並べてディスプレイ上に表示し、その中からユーザが所望のアプリケーションやコンテンツを選択可能となされているが、そのようにディスプレイ上にアプリケーションやコンテンツを並べて表示している状態で、例えば第1位にランクされているアプリケーション或いはコンテンツの利用がユーザにより選ばれた場合、情報取得制御部20は、上記重み付け係数Wa〜Wfの更新を行わない。
一方で、ユーザの嗜好が的確に反映されているのであれば、第1位のランクのものがユーザにより選ばれるはずであるが、例えば、第2位以降にランクされているアプリケーション或いはコンテンツの利用がユーザによって選ばれた場合、情報取得制御部20は、直前のリコメンデーション値Rの計算がなされた時のWa*A、Wb*B、Wc*C、Wd*D、We*E、Wf*Fの各値を基に、上記重み付け係数Wa〜Wfを更新する。
具体的には、情報取得制御部20は、例えば、第1位のランクのアプリケーション又はコンテンツのリコメンデーション値Rに対応したWa*A、Wb*B、・・・、Wf*Fと、第2位以降のランクから選ばれたアプリケーション又はコンテンツのリコメンデーション値Rに対応したWa*A、Wb*B、・・・、Wf*Fとの各値をそれぞれ比較し、上記第2位以降のランクからユーザにより選ばれた方の値が大きいものをそれぞれピックアップし、それらピックアップされたものに対応した各重み付け係数Wx(xはa〜f)の値をそれぞれ例えば「1」増加させる。
このように、第2位以降のランクのアプリケーションやコンテンツがユーザにより選ばれた場合、第1位のランクのものと比べて値が大きいものの重み付け係数を増加させるようにすれば、当該選ばれたもののリコメンデーション値Rが大きくなる方向に重み付け係数の値が変更されることになり、それによって、ユーザの嗜好を的確に反映させることが可能となる。
なお、上記第2位以降にランクされているものがユーザによって選ばれた場合、上記値の差が一番大きなもののみをピックアップし、そのピックアップしたものに対応した重み付け係数Wxのみ値を「1」増加させるようにしても良いし、第2位以降のランクからユーザにより選ばれた方の全ての値を「1」増加させても良い。また、Wa*A、Wb*B、・・・、Wf*Fの全てにおいて、上記第2位以降のランクで選ばれた方よりも第1位のランクのものが上回っている場合には、当該第1位のランクのものが他のものに比べて突出してユーザに嗜好されていると考えられるため、重み付け係数の更新を行わないようにすることが望ましい。さらに、前述のキーワード用係数、リアルタイム性係数で説明したのと同様に、係数値を絶対的な数値で増加させるのではなく、相対的に増加させるようにしても良い。
その他、前述の図3及び図4で示したように、各タブ毎に各アプリケーションやコンテンツが表示される場合において、例えば「おすすめ」タブ以外の「途中カテゴリー」、「更新日時カテゴリー」、「リアルタイム性カテゴリー」、「履歴カテゴリー」、「頻度カテゴリー」、「キーワードカテゴリー」の各タブの中の何れかが選択され、その選択されたタブ内に表示されたアプリケーションやコンテンツの中から所望のものが選択された場合、その選択されたタブのカテゴリー値に対応した重み付け係数の値を増加させるような係数更新を行うことも可能である。すなわち、「おすすめ」タブ以外の他のタブからアプリケーションやコンテンツを選ぶということは、ユーザはその選択したタブのカテゴリー条件を参考にした選択を行ったことを意味するので、当該選択されたタブのカテゴリー値に対応した重み付け係数の値を増加させる係数更新は有効である。
図11の表には、上述の重み付け係数Wa〜Wfの一例を示す。
すなわちこの図11では、「途中カテゴリー」の重み付け係数Waの値が「10」、「更新日時カテゴリー」の重み付け係数Wbが「6」、「リアルタイム性カテゴリー」の重み付け係数Wcが「8」、「履歴カテゴリー」の重み付け係数Wdが「1」、「頻度カテゴリー」の重み付け係数Weが「8」、「キーワードカテゴリー」の重み付け係数Wfが「8」となっているとした例を挙げている。
また、図12には、上記図11の重み付け係数Wa〜Wfと前述した各カテゴリー値A〜Fとを用いた式(1)の計算により各アプリケーション・コンテンツ毎にリコメンデーション値Rを求め、それら各アプリケーション・コンテンツのリコメンデーション値Rのうちの上位五つに対応した各カテゴリー値A〜Fと、それら各カテゴリー値A〜Fに図11の重み付け係数Wa〜Wfを掛けた値との表を示す。
この図12からわかるように、例えば「キーワードカテゴリー」のカテゴリー値Fのみを考えた場合には「TV」のアプリケーションについての値が最も大きいが、本実施形態によれば、各カテゴリー値A〜F及び重み付け係数Wa〜Wfを用いたリコメンデーション値Rの計算を行うことにより、「メール」のアプリケーションの推奨度が最も高くなっている。したがって、この図12の例の場合、ディスプレイの主表示エリア上には、前述の図4に示したように、一番上位に「メール」が並べられ、次に「ゲーム」、「音楽プレーヤ」、「スケジュール」、「TV」の順に並べられることになる。すなわち、この図12の例によれば、「メール」のアプリケーションを最上位に表示することにより、ユーザは例えば大切な友人からのメール確認を忘れることなく行うことができるようになる。また、図12の例によれば、例えば「ゲーム」が最近ダウンロードしたものであり、連続してゲームをプレイしつつ且つゲームが未だ終了していないことが考慮され、2番目に表示されている。
また、図12は、リコメンデーション値Rに基づいてアプリケーションレベルで順位のランク分けを行った場合の表を示しているが、本発明実施形態では、図13に示すように、リコメンデーション値Rに基づいてアプリケーションとコンテンツの階層を跨いだ順位のランク分けをも行っている。本実施形態によれば、この図13のように、アプリケーションとコンテンツの階層を跨いだ順位のランク分けを行うことにより、推奨度が最も高い「メール」のアプリケーションにおいて更にその内容として友人uの未開封メールを確認することをユーザに推奨することができる。
なお、本実施形態では、各カテゴリー値A〜Fを総合してリコメンデーション値Rのランク付けを行う例(図4の「おすすめ」タブの例)を挙げているが、各カテゴリー毎のランク分けや、所望の2〜3種類のカテゴリー値のみをリコメンデーション値Rの計算に反映せたランク分けを行っても良い。すなわち、前記式(1)において、所望のカテゴリーに対応するWx*X(xはa〜fのうち所望の値、XはA〜Fのうち所望の値)の項のみを使用し、他の項を削除するか若しくは重み付け係数Wxを「0」にするような計算を行っても良い。一つのカテゴリーのWx*Xの項のみを使用した場合には、上記カテゴリー毎のリコメンデーション値Rが求められることになる。特に、各カテゴリー値A〜Fを総合したランク分けと共に、各カテゴリー毎のランク分けを行って表示した場合、ユーザに対してそれら様々な角度からの情報を提供できることになり、また、重み付け係数の更新に各カテゴリー内での選択を反映させることができるようになる。
〔アプリケーション使用条件に関連したリコメンデーション値の計算〕
ここまでの説明では、ユーザの嗜好に関連する各カテゴリー値A〜Fを基にしたリコメンデーション値Rの計算について説明したが、本発明実施形態では、上記ユーザの嗜好に関連した各カテゴリー値A〜Fに加えて、例えば、アプリケーションの使用条件(使用環境)に関連する「電波・アクセス状況カテゴリー」のカテゴリー値G、「バッテリー残量カテゴリー」のカテゴリー値H、「課金状況カテゴリー」のカテゴリー値Iをも加味してリコメンデーション値Rを求めることで、ユーザの嗜好とアプリケーションの使用条件の両方に基づく推奨度により、ユーザに対してアプリケーションやコンテンツの利用を推奨することが可能である。
すなわち、アプリケーションやコンテンツのなかには、携帯電話端末において通信が出来ないと意味をなさないアプリケーションやコンテンツがあり、また、アプリケーションやコンテンツの利用により携帯電話端末のバッテリーの消費が激しくなるもの、アプリケーションやコンテンツの利用により課金されるものなどがある。例えば、テレビジョン放送の視聴アプリケーションにおいて受信可能なチャンネルが決められているような場合に、それ以外の受信不能チャンネルの視聴をリコメンデーション値Rの計算に基づいて推奨することは意味を持たず、また、携帯電話端末の周辺にブルートゥース方式の近距離通信装置が存在しないのにその近距離通信装置との間でスケジュール同期を行うためのアプリケーションやコンテンツの利用を推奨することも意味を持たず、また、一ヶ月の支払い金額の上限に達しているユーザに対して新たに課金が発生するようなアプリケーションやコンテンツの利用を推奨するのは不適当であり、また、携帯電話端末のバッテリー残量が少なくなっている時にバッテリー消費の激しいアプリケーションやコンテンツの利用を推奨するのも不適当である。
このため、本実施形態では、アプリケーション使用条件に関連するカテゴリーとして「電波・アクセス状況カテゴリー」、「バッテリー残量カテゴリー」、「課金状況カテゴリー」を設け、それら各カテゴリーのカテゴリー値G〜Iをリコメンデーション値Rの計算に加えることにより、上述したような意味を持たない推奨や不適当な推奨が行われることを防止している。
本実施形態の携帯電話端末では、前述したユーザ嗜好と当該アプリケーション使用条件を加味したリコメンデーション値Rを、下記式(10)又は式(11)に示す計算により求める。
R=Wa*A+Wb*B+Wc*C+Wd*D+We*E+Wf*F+(Wg*G+Wh*H+Wi*I) (10)
R=(Wa*A+Wb*B+Wc*C+Wd*D+We*E+Wf*F)*(Wg*G*Wh*H*Wi*I) (11)
ここで、式(10)を用いる場合には(Wg*G+Wh*H+Wi*I)≦0とし、式(11)を用いる場合には0≦(Wg*G+Wh*H+Wi*I)≦1にする。これにより、一例として、ブルートゥース方式の近距離通信装置からの電波が確認できないような場合には、リコメンデーション値Rに基づくランクからスケジュール同期が除外されるようになる。なお、式(10),式(11)中のWg〜Wiは、アプリケーション使用条件に関連する各カテゴリー値G〜Iに各々対応した重み付けの係数である。
以下、上記アプリケーション使用条件における効果・意味、各カテゴリー値G〜Iの求め方、及び、各カテゴリー値G〜Iを求めるときに用いる基本情報の取得方法について説明する。ここでは、例えば式(11)が用いられることを想定して説明する。
〔「電波・アクセス状況カテゴリー」の利用〕
先ず、「電波・アクセス状況カテゴリー」の利用例について説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、通信回路11やGPS制御部27、近距離通信制御部29、WLAN制御部31内に、それぞれ電波状況(例えば電波強度)を測定するための電波状況測定回路を備えており、通信回路11、GPS制御部27、近距離通信制御部29、WLAN制御部31では、それぞれ実装されている電波状況測定回路により各々電波強度を測定する。そして、それら電波強度測定値は、「電波・アクセス状況カテゴリー」に関連した基本情報として情報取得制御部20に送られる。
そして、制御部20は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、上記通信回路11、GPS制御部27、近距離通信制御部29、WLAN制御部31等の無線装置を用いなくても利用できるアプリケーションとコンテンツである場合、また、無線装置を必要としているアプリケーションやコンテンツであっても当該無線装置に対応した電波強度測定値が基準値を越えている場合(電波強度が充分である)には、式(11)のWg*Gの項の値を「1」としてリコメンデーション値Rの計算を行う。一方、無線装置が必要なアプリケーションやコンテンツにおいて、当該無線装置に対応した電波強度測定値が基準値以下になっている場合(電波強度が不充分で通信出来ない場合)、制御部20は、式(11)のWg*Gの項の値を「0」としてリコメンデーション値Rの計算を行う。例えば、通信回路11を利用したアプリケーションやコンテンツを例に挙げた場合、制御部20は、WCDMAにおけるCPICH Ec/Ioが基準値以下、又は、CPICH RSCPが基準値以下である時には、式(11)のWg*Gの項の値を「0」としてリコメンデーション値Rの計算を行う。
これにより、本実施形態の携帯電話端末においては、通信が出来ないと意味をなさないアプリケーションやコンテンツの利用をユーザに推奨してしまうことを防止できる。
〔「バッテリー残量カテゴリー」の利用〕
次に、「バッテリー残量カテゴリー」の利用例について説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、パワーマネージメントIC21がバッテリー22の残容量を管理しており、そのバッテリー残容量情報が「バッテリー残量カテゴリー」に関連した基本情報として情報取得制御部20へ送られる。
そして、制御部20は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、アプリケーションやコンテンツによって消費される予定のバッテリー量よりも上記バッテリー残容量が大きいときには、式(11)のWh*Hの項の値を「1」としてリコメンデーション値Rの計算を行う。一方、アプリケーションやコンテンツによって消費される予定のバッテリー量が上記バッテリー残容量以上になるときには、式(11)のWh*Hの項の値を「0」としてリコメンデーション値Rの計算を行う。
これにより、本実施形態の携帯電話端末においては、携帯電話端末のバッテリーが保たなくなってしまうアプリケーションやコンテンツの利用をユーザに推奨してしまうことを防止できる。
〔「課金状況カテゴリー」の利用〕
次に、「課金状況カテゴリー」の利用例について説明する。
本実施形態の携帯電話端末は、通話やアプリケーション,コンテンツデータ等のダウンロード等に応じて通話料金やパケット料金の課金がされるようになされている。そして、ユーザが、例えば一ヶ月等の所定期間における支払い金額に上限を設定可能なサービスに加入しているような場合、本実施形態の携帯電話端末には、当該支払い上限金額に関する情報が登録されている。
このため、情報取得制御部20は、アプリケーションとコンテンツの利用や、通信回路11、GPS制御部27、近距離通信制御部29、WLAN制御部31の通信手段の利用に対して、それぞれ課金がなされるか否かの情報と、通話やパケット通信を行った場合に、それに対する課金が定額課金であるか従量課金であるかの情報を、データ保持部19に保存させる。なお、従量課金でない場合は、通信手段の新たな利用に際して課金がなされないので、その通信手段は課金されない通信手段となる。また、情報取得制御部20は、例えば図2の課金管理サーバ41から得られる利用料金情報も予め取得している。
そして、制御部20は、予め決められた一定期間毎、若しくは、「特定ボタン」が押された時、或いは、何らかのイベントが発生した時、利用に対して課金されないアプリケーションやコンテンツ及び通信手段である場合、また、利用に対して課金されないアプリケーションやコンテンツ及び通信手段であっても例えば一ヶ月の支払い上限金額内に利用料金が納まる場合には、式(11)のWi*Iの項の値を「1」としてリコメンデーション値Rの計算を行う。一方、利用に対して課金されるアプリケーションやコンテンツ及び通信手段において、例えば一ヶ月の支払い上限金額を利用料金が越えてしまう場合には、式(11)のWi*Iの項の値を「0」としてリコメンデーション値Rの計算を行う。また、或るアプリケーションやコンテンツを利用する上で、複数の通信手段を利用できる場合において、それら複数の通信手段のうち何れかが課金されない(若しくは課金される)通信手段である時には、何れの通信手段を利用するのか、及び、それぞれ課金される通信手段である場合にはその利用料金と支払い上限金額との比較により、上記Wi*Iの項の値を「1」か「0」の何れにするか判断することになる。なお、例えば同じアプリケーションやコンテンツをダウンロードした場合に、課金されない通信手段としては例えばWLAN制御部31及びWLANアンテナ32を用いた通信を挙げることができ、一方、課金される通信手段としては通信アンテナ12及び通信回路11を介したパケット通信を挙げることができる。
これにより、本実施形態の携帯電話端末においては、例えば、一ヶ月の支払い金額の上限に達しているユーザに対して新たに課金が発生するようなアプリケーションやコンテンツの利用を推奨してしまうことを防止できる。
なお、上述した使用条件の制限を頻繁に受けるアプリケーション(例えばスケジュール同期)のリコメンデーション値Rを求める際には、その影響を加味することにより、上記制限の影響を緩和することも可能である。例えば、頻度を求める時の分母に、使用できなかった回数を含めないようにしたり、或いは、使用制限の比率を求め、係数(Pa〜Pf)で調整(例えば増やす)することにより、使用可能頻度が少ないことによる影響を補うようにする(緩和する)ことが考えられる。
次に、図14には、前述の図11の表に上記「電波・アクセス状況カテゴリー」、「バッテリー残量カテゴリー」、「課金状況カテゴリー」の各カテゴリー値G〜Iと重み付け係数Wa〜Wfを加えた表を示す。
この図14の例の場合、「電波・アクセス状況カテゴリー」、「バッテリー残量カテゴリー」、「課金状況カテゴリー」が加わることで、例えば、「ゲーム」と「スケジュール」、「TV」についてのリコメンデーション値Rが「0」になり、「メール」のアプリケーションの推奨度のランクが第1位となり、「音楽プレーヤ」のランクが第2位となっている。
また、アプリケーション毎のリコメンデーション値Rを求める場合には、前述の図5に示した表の内容c2毎にリコメンデーション値Rが求められ、その総和が内容c1のリコメンデーション値Rとなり、さらに、当該内容c1毎に求められたリコメンデーションR値の総和が当該アプリケーションのリコメンデーション値Rとなる。なお、図14の例の場合、「メール」の内容c1は「友人uの未開封メール確認」、「ゲーム」の内容c1は「最近ダウンロードしたゲームをする」(データ通信の発生により課金が伴う)、「音楽プレーヤ」の内容c1は「音楽を聴く」、「スケジュール」の内容c1は「スケジュール同期」ブルートゥース通信による同期、「TV」の内容c1は「TVを観る」のみを考慮に入れている。
〔ディスプレイ上の表示レベル〕
前述の図5には、アプリケーションとコンテンツ(内容c1,c2)の階層構造が示されており、リコメンデーション値Rに基づいてアプリケーションやコンテンツをディスプレイ上に表示する際には、例えば、上記階層毎にリコメンデーション値Rを求めると共にその階層毎にアプリケーションやコンテンツを表示する場合と、各階層を跨いでリコメンデーション値Rを求めると共にそれら階層を跨いでアプリケーションやコンテンツを表示する場合とが考えられる。
前述した図4の表示例は、前述の図12の例を用い、上記アプリケーションの階層毎にリコメンデーション値Rを求めて各アプリケーションをランク順に並べた表示レベルの例である。この例のように、アプリケーションの階層毎にリコメンデーション値Rを求める時は、そのアプリケーションに対応した図5の内容c2のリコメンデーション値Rを求め、さらにその内容c2のリコメンデーション値Rの総和により内容c1のリコメンデーション値Rを求め、さらにその内容c1のリコメンデーション値Rの総和を当該アプリケーションの階層のリコメンデーション値Rとする。なお、この例では、図14の例と同様に、簡略化の目的で、内容c1とc2の項目に制限を加えているが、実際には、図5に例示した内容c1とc2を考慮に入れてリコメンデーション値Rを計算することになる。
また、ディスプレイ上の表示レベルについて、アプリケーションの階層でのリコメンデーション値Rに基づくランク順の表示では抽象度が高すぎる場合には、例えば内容c1の階層でのリコメンデーション値Rに基づくランク順の表示レベルや、内容c2の階層でのリコメンデーション値Rに基づくランク順の表示レベルでの表示を行っても良く、それらアプリケーション階層と内容c1階層,内容c2階層を跨いだリコメンデーション値Rに基づくランク順の表示レベルでの表示を行っても良い。上記階層を跨いだランク順の表示レベルによる表示を行う際の指標としては、例えば、上位階層のリコメンデーション値Rと下位階層のリコメンデーション値Rが同じになった場合、若しくは、下位階層のリコメンデーション値Rが上位階層のリコメンデーション値Rに占める割合で一定比率を超えた場合、すなわち下位階層のリコメンデーション値Rが支配的であると判断できる場合などが考えられる。また、例えば、単純にリコメンデーション値Rが一定値を越えた場合に、階層を問わない表示レベルでの表示を行うことも可能である。
図15には、アプリケーションの階層毎にリコメンデーション値Rを求め、各アプリケーションを主表示エリア上にランク順に並べた表示レベルの一例を示している。なお、この例では、各アプリケーション名の横に内容c2のうちリコメンデーション値Rが最大となっているものを表示している。
図16には、内容c2の階層毎にリコメンデーション値Rを求め、その内容c2を主表示エリア上にランク順に並べた表示レベルの一例を示している。
図17には、上記アプリケーション階層と内容c1階層,内容c2階層を跨いだリコメンデーション値Rを求め、各アプリケーションや内容c1,c2を主表示エリア上にランク順に並べた表示レベルの一例を示している。
図18には、例えば図4のようにアプリケーションの階層毎に求めたリコメンデーション値Rに応じたランク順に各アプリケーションを並べた表示レベルにおいて、例えば第1位のランクの「メール」アプリケーションがユーザにより選択されたことで、その下位階層の各内容c2が別ウィンドウにランク順に並べて表示された例を示している。
以上のように、アプリケーション、内容c1、内容c2の各階層を変更した表示レベルや、階層を跨いだ表示レベルでの表示を行うようにすれば、適切な抽象度でユーザにアプリケーションやコンテンツの利用を推奨することが可能となる。
その他、主表示エリアに並べるアプリケーションやコンテンツは、例えば、ユーザのスケジュール情報を考慮に入れてランク順を変更することも可能である。
〔定期的なリコメンデーション値計算に関するフローチャート〕
図19には、一例として、予め決められた一定期間毎に行われるリコメンデーション値Rの計算処理の流れを示す。なお、このフローチャートでは、携帯電話端末の電源が入れられた時、又は、表示レベル設定が変更された時にスタートへ移行する。
この図19において、本実施形態の携帯電話端末の制御部10は、携帯電話端末の電源が入れられた時、又は表示レベル設定が変更された時、先ず、ステップS1の処理として、内容c2のリコメンデーション値Rを計算する。
次に、制御部10は、ステップS2の処理として、アプリケーション、内容c1の各階層の表示レベルやコンテンツについてリコメンデーション値Rを求める。なお、内容c1のリコメンデーション値Rは、対応する内容c2のリコメンデーション値Rの総和により求め、アプリケーションのリコメンデーション値Rは、対応する内容c1のリコメンデーション値Rの総和により求める。
そして、制御部10は、ステップS3の処理として、上述のように求めたリコメンデーション値Rと、以前に求めてデータ保持部19にリスト化されているリコメンデーション値Rとを比較し、値に変更があったものを例えば上書き等して当該リストの更新を行う。
その後、制御部10は、ステップS4の処理として、時計部18からの時間情報により、予め決められている一定期間が経過したか否か判定し、一定時間が経過したならばステップS1へ処理を戻す。
〔表示レベルの切り替えを加味した定期的なリコメンデーション値計算に関するフローチャート〕
図20には、表示レベルの切り替えに対応して一定期間毎に行われるリコメンデーション値Rの計算処理の流れを示す。
この図20において、本実施形態の携帯電話端末の制御部10は、ステップS10の処理として、現在の表示レベルを確認する。
ここで、制御部10は、表示レベルがアプリケーションの階層の表示レベルである場合、又は、アプリケーションの階層の表示レベルではなく内容c1か又は内容c2の階層の表示レベルである場合(La)には、ステップS11へ処理を進める。また例えば、単純にリコメンデーション値Rが一定値を越えて、階層を問わない表示レベルでの表示を行う場合(Lb)、制御部10は、ステップS21へ処理を進める。また、アプリケーション階層と内容c1階層,内容c2階層を跨いだ表示レベルである場合において、例えば上位階層のリコメンデーション値Rと下位階層のリコメンデーション値Rが同じになった場合、若しくは、下位階層のリコメンデーション値Rが上位階層のリコメンデーション値Rに占める割合で一定比率を超えた場合(Lc)、制御部10は、ステップS31へ処理を進める。また、アプリケーションの階層の表示レベル、又は、内容c1の階層の表示レベルで、且つ、補足内容の表示を行う場合(Ld)、制御部10は、ステップS41へ処理を進める。なお、Ldのフローでは、2通りの表示レベルをユーザが選択設定可能となる。
ステップS10からステップS11へ処理を進めた場合、制御部10は、内容c2のリコメンデーション値Rを計算し、次いで、ステップS12の処理として、該当する表示レベルのリコメンデーション値Rを求める。
そして、制御部10は、ステップS13の処理として、当該求めたリコメンデーション値Rと、以前に求めてデータ保持部19にリスト化されているリコメンデーション値Rとを比較し、値に変更があったものを例えば上書き等して当該リストの更新を行う。
その後、制御部10は、ステップS14の処理として、時計部18からの時間情報により、予め決められている一定期間が経過したか否か判定し、一定時間が経過したならばステップS11へ処理を戻す。
また、ステップS10からステップS21へ処理を進めた場合、制御部10は、内容c2のリコメンデーション値Rを計算し、次いで、ステップS22の処理として、内容c2のリコメンデーション値Rの総和により内容c1のリコメンデーション値Rを計算する。
次に、制御部10は、ステップS23の処理として、所定の閾値Th2と内容c2のリコメンデーション値Rの大小比較とによる閾値判定、及び、所定の閾値Th1と内容c1のリコメンデーション値Rとの大小比較による閾値判定を行い、所定の閾値Th2よりも内容c2のリコメンデーション値Rの方が大きい時には表示レベルを内容c2の階層レベルに設定し、所定の閾値Th1よりも内容c1のリコメンデーション値Rの方が大きい時には表示レベルを内容c1の階層レベルに設定し、それ以外のときには表示レベルをアプリケーションの階層レベルに設定する。
そして、制御部10は、ステップS24の処理として、ステップS23の閾値判定結果を基に、実際の表示レベルを決定、すなわち、内容c1,c2の階層の表示レベル、アプリケーションの階層の表示レベルを決定する。
次に、制御部10は、ステップS25の処理として、既に求められている各アプリケーションに対応した内容c1,c2のリコメンデーション値Rから、それぞれ各アプリケーションのリコメンデーション値Rを計算する。但し、後述のように比較基準を同一にする場合には、例外となる。
なお、アプリケーションの階層の表示レベルにて表示されるものが一つも無い場合、制御部10は、上記ステップS24,S25の処理をスキップする。
ここで、内容c1の階層の表示レベルでの表示を行うと決定した場合には、例えば、内容c1が属するアプリケーションを表示対象から外しても良いし、外さなくても良い。また、内容c1の階層の表示レベルでの表示を行うと決定された場合(内容c2でも同様)、他は、アプリケーション階層レベルでのリコメンデーション値Rを計算すると、比較の基準が変わってしまうので、内容c1の階層レベルで表示されるリコメンデーション値Rに、同じアプリケーションの他の内容c1のリコメンデーション値Rを加算し、リコメンデーション値Rの計算はアプリケーションの階層レベルで行うことにより、比較の基準を同一にすることも可能である。これらは、後述するステップS31以降の処理(Lc)でも同様である。
次に、制御部10は、ステップS26の処理として、当該求めたリコメンデーション値Rと、以前に求めてデータ保持部19にリスト化されているリコメンデーション値Rとを比較し、値に変更があったものを例えば上書き等して当該リストの更新を行う。
その後、制御部10は、ステップS27の処理として、時計部18からの時間情報により、予め決められている一定期間が経過したか否か判定し、一定時間が経過したならばステップS21へ処理を戻す。
また、ステップS10からステップS31へ処理を進めた場合、制御部10は、内容c2のリコメンデーション値Rを計算する。
次に、制御部10は、ステップS32の処理として、ステップS31で求めた内容c2階層でのリコメンデーション値Rを用いて、内容c1階層のリコメンデーション値Rとアプリケーション階層のリコメンデーション値Rを算出し、さらに、ステップS33の処理として、それら各階層レベル間でリコメンデーション値Rの比率を計算する。
次に、制御部10は、ステップS34の処理として、ステップS33での比率計算結果から、アプリケーション階層、内容c1階層、内容c2階層での表示レベルを決める。
そして、制御部10は、ステップS35の処理として、当該求めたリコメンデーション値Rと、以前に求めてデータ保持部19にリスト化されているリコメンデーション値Rとを比較し、値に変更があったものを例えば上書き等して当該リストの更新を行う。
その後、制御部10は、ステップS36の処理として、時計部18からの時間情報により、予め決められている一定期間が経過したか否か判定し、一定時間が経過したならばステップS31へ処理を戻す。
また、ステップS10からステップS41へ処理が進んだ場合、ユーザにより、アプリケーション階層か内容c1階層の2通りの表示レベルが選択可能となされ、何れかの表示レベルがユーザにより設定された場合、制御部10は、先ず、内容c2のリコメンデーション値Rを計算し、次いで、ステップS42の処理として、上記ユーザ設定された表示レベルのリコメンデーション値Rを計算する。
次に、制御部10は、ステップS43の処理として、上記ユーザ設定された表示レベルについての補足内容表示を決定する。また、ここで、アプリケーション階層の表示レベルの場合には、ユーザ設定により、内容c1階層又は内容c2階層についての補足内容表示を行うことが可能となる。なお、内容c1階層の表示レベルの場合には、内容c2階層についての補足内容表示が行われる。
また、このステップS43において、制御部10は、補足内容表示の選択を行う。例えば、制御部10は、当該補足内容表示の該当レベル(内容c1階層又は内容c2階層)の中で、最大のリコメンデーション値Rのものを選択する。
なお、図15には、アプリケーション階層の表示レベルにおいて、内容c2階層の補足内容表示の一例を示している。
そして、制御部10は、ステップS44の処理として、当該求めたリコメンデーション値Rと、以前に求めてデータ保持部19にリスト化されているリコメンデーション値Rとを比較し、値に変更があったものを例えば上書き等して当該リストの更新を行う。
その後、制御部10は、ステップS45の処理として、時計部18からの時間情報により、予め決められている一定期間が経過したか否か判定し、一定時間が経過したならばステップS41へ処理を戻す。
なお、ステップS14,S27,S36,S45において、一定時間が経過していない場合でも、例えばユーザから表示レベルの切り替え指示が入力された場合、或いは、「特定ボタン」が押された場合、制御部10は、スタートへ処理を戻す。
また、図20のフローチャートにおいて、リコメンデーション値Rを比較する時は、図4に示されるタブ構成に対応した形で表示できるように比較が行われると共に、そのデータが保持される。
〔表示に関するフローチャート〕
図21には、例えば、予め決められた一定期間毎にリコメンデーション値Rの計算が行われ、そのリコメンデーション値Rに基づいてアプリケーションやコンテンツの推奨度が決定されており、その後、「特定ボタン」が押下された時に、上記推奨度のランク順に各アプリケーションやコンテンツがディスプレイ上に表示されるまでの処理の流れを示す。
この図21において、本実施形態の携帯電話端末の制御部10は、ステップS51の処理として、操作部16を介してユーザにより「特定ボタン」が押下されたか否か判定しており、「特定ボタン」が押下されたことを検知すると、ステップS52の処理として、先に計算してデータ保持部19内にリスト化して保存しておいたリコメンデーション値Rのリストを取得する。
次に、制御部10は、ステップS53の処理として、前述した「電波・アクセス状況カテゴリー」、「バッテリー残量カテゴリー」、「課金状況カテゴリー」のアプリケーション使用条件のカテゴリーに関連する情報を情報取得制御部20から取得し、それらアプリケーション使用条件カテゴリーを、予め決められている設定情報に応じて適用する。そして、このステップS53において、制御部10は、その使用条件を基に、リコメンデーション値Rの再計算を行う。具体的には、リコメンデーション値Rの計算に用いるWg*G、Wh*H、Wi*Iを計算し、それを適用してリコメンデーション値Rを再計算する。
なお、例えば、予めWg*G、Wh*H、Wi*Iを計算しておくことも可能である。その際には、ステップS53にて行われる処理も予め行われることになる。但し、例えば電波状況については、瞬時性が要求される情報であるので、上記予め計算を行う時には計算周期を上げる必要がある。一方、電波状況に合わせて計算周期を設定すると、他の情報の計算周期が早くなり過ぎる可能性がある。このような場合には、計算周期を別々に持つことで対応することが可能である。
次に、制御部10は、ステップS54の処理として、各アプリケーションやコンテンツのリコメンデーション値Rを比較し、前述の各タブ毎にランク分けした後、ステップS55の処理として、ランク順にアプリケーションやコンテンツを並べて表示部15のディスプレイ上に表示させる。
その後、制御部10は、ステップS56の処理として、上記ディスプレイ上に並べられたアプリケーションやコンテンツの何れかの利用がユーザにより選択されたか否か判定し、何れも選択されていない時にはステップS57へ処理を進め、何れかが選択されたときにはステップS58へ処理を進める。
ステップS57の処理に進んだ場合、制御部10は、別のタブを選択する表示切替指示がユーザから入力されたか否か判定し、表示切替指示がなされた時には、ステップS50の処理として、その切替指示されたタブについてランク順にアプリケーションやコンテンツを表示させる。
一方、ステップS57にて表示切替指示がなされず、表示終了指示がユーザから入力された場合、つまり、アプリケーションやコンテンツの利用を行わない旨の入力がユーザからなされた場合、制御部10は、この図21のフローチャートの処理を終了する。
また、ステップS56にてアプリケーションやコンテンツの何れかの選択がなされてステップS58の処理に進むと、制御部10は、その選択されたアプリケーションやコンテンツについて係数やカテゴリ値の更新を行うための情報取得を行った後、ステップS59の処理として当該選択されたアプリケーションの起動、若しくは、選択されたコンテンツの実行を行った後、当該図21の処理を終了する。
なお、使用条件に関する制限を用いない時には、上記ステップS53,ステップS54の処理は必要ない。この場合、リコメンデーション値RをステップS52で取得し、ステップS55で表示することになる。
また、図21のフローチャートにおいて、リコメンデーション値Rを比較する時は、図4に示されるタブ構成に対応した形で表示できるように比較が行われると共に、そのデータが保持される。
〔情報取得に関するフローチャート〕
図22には、本実施形態の携帯電話端末の情報取得制御部20における情報取得処理の流れを示す。
この図22において、本実施形態の携帯電話端末の情報取得制御部20は、ステップS70の処理として、何らかのイベントが発生したか否か制御部10からの情報により判定しており、そのイベントがアプリケーションの起動であるときにはステップS72へ処理を進め、アプリケーションの起動以外のイベントであるときにはステップS71へ処理を進める。
ステップS72の処理に進むと、情報取得制御部20は、アプリケーション起動に応じて、リコメンデーション値Rの計算に用いられる各種情報や係数、ユーザからの指示に基づく選択情報等を取得すると共に、それら取得した情報によりそれ以前の情報の更新を行った後、当該図22のフローチャートの処理を終了する。
一方、ステップS71の処理に進んだ場合、情報取得制御部20は、上記イベントがアプリケーションやコンテンツのアップデートであるか否かを判定する。そして、情報取得制御部20は、アプリケーションやコンテンツのアップデートでないときには当該図22のフローチャートの処理を終了し、アプリケーションやコンテンツのアップデートであるときにはステップS73へ処理を進める。
ステップS73の処理に進むと、情報所得制御部20は、アプリケーションやコンテンツのアップデートに応じて、リコメンデーション値Rの計算に用いられる各種情報や係数等の情報を取得すると共に、それら取得した情報によりそれ以前の情報の更新を行った後、当該図22のフローチャートの処理を終了する。なお、アプリケーションやコンテンツのアップデートにより、新しいアプリケーションやコンテンツが追加された場合には、その新しいアプリケーションやコンテンツについて、新たにリコメンデーション値Rの計算に用いられる各種情報や係数等の情報を生成することになる。
この図22のフローチャートの処理は、図21のステップS59でアプリケーション起動後、実行中にも起こり得る。例えば、ステップS59で電子メールアプリケーションを立ち上げ、下書きフォルダに電子メールを保存したような場合、図22のステップS70でNoとなり、ステップS71でYesとなり、ステップS73で新たな内容c2が作成された旨の情報更新が行われる。
〔情報取得に関するフローチャート〕
図23には、本実施形態の携帯電話端末の情報取得制御部20において情報取得を行った場合の各所定の係数、重み付け係数の更新処理の流れを示す。当該図23のフローチャートの処理は、図22のステップS72又は図21のステップS58の処理がトリガとなり、周期的に又は毎回起動される処理である。
この図23において、情報取得を行った場合、情報取得制御部20は、ステップS80の処理として、各所定の係数やリアルタイム係数、キーワード用係数の更新を行うか否か判定し、係数更新を行うと判定した場合にはステップS82へ処理を進めて、それぞれ対応した係数更新の処理を行う。
一方、ステップS80にて各所定の係数やリアルタイム係数、キーワード用係数の更新を行わないと判断した場合、情報取得制御部20は、ステップS81の処理として、重み付け係数の更新を行うか否か判定し、重み付け係数更新を行うと判定した場合にはステップS83へ処理を進めて、その重み付け係数更新の処理を行う。
なお、ステップS82の係数更新処理やステップS83の重み付け係数更新の処理では、例えば、係数の2乗や、所定回数のアプリケーション起動当たり1回の係数更新、各係数値の相対的比率を一定にするような更新などを行うことも可能である。
〔まとめ〕
以上説明したように、本発明実施形態の携帯電話端末によれば、「途中カテゴリー」、「更新日時カテゴリー」、「リアルタイム性カテゴリー」、「履歴カテゴリー」、「頻度カテゴリー」等の各基本情報、さらには、「電波・アクセス状況カテゴリー」、「バッテリー残量カテゴリー」、「課金状況カテゴリー」等の各基本情報を基に、ユーザに対して利用を推奨するアプリケーションやコンテンツを求め、それらに優先順位を付けてディスプレイ上に表示することにより、ユーザの嗜好やアプリケーションの使用条件に合ったアプリケーションやコンテンツをユーザに対して提示することが可能となっている。特に、本実施形態によれば、複数のアプリケーションやコンテンツを跨いでユーザへの推奨を行うことができるため、携帯電話端末に搭載されている多種多様のアプリケーションやコンテンツの中から、よりユーザに嗜好にマッチしたアプリケーションやコンテンツを選び出すことができる。
なお、上述した各実施形態の説明は、本発明の一例である。このため、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることはもちろんである。
例えば、上述の実施形態では、携帯電話端末を例に挙げているが、本発明は、放送受信機能や通信機能を備えたPDA(Personal Digital Assistant),カーナビゲーション装置,携帯型テレビゲーム装置等の携帯通信端末にも適用可能である。
本発明実施形態の携帯電話端末の概略的な内部回路構成を示すブロック図である。 本実施形態の携帯電話端末を含む本実施形態システムの概略的なシステム構成を示す図である。 本実施形態の携帯電話端末の表示部ディスプレイ上に表示されるユーザインターフェース画面例を示す図である。 図3のユーザインターフェース画面の主表示エリア上の表示例であり、アプリケーション階層の表示レベルの一例を示す図である。 アプリケーション階層と内容c1,c2階層の説明に用いる図である。 ユーザ嗜好に関連したカテゴリーの説明に用いる図である。 「キーワードカテゴリー」のキーワード例とキーワード用係数の例を示す図である。 「リアルタイム性カテゴリー」におけるアプリケーション毎のキーワード例とリアルタイム性係数の例を示す図である。 「リアルタイム性カテゴリー」の或るアプリケーションにおけるキーワード例とリアルタイム性係数の一例を示す図である。 係数更新がなされた後の「リアルタイム性カテゴリー」におけるアプリケーション毎のキーワード例とリアルタイム性係数の例を示す図である。 ユーザ嗜好に関連した各カテゴリーにおける重み付け係数の一例を示す図である。 ユーザ嗜好に関連したアプリケーション毎の各カテゴリー値と重み付け係数の例と、それら各カテゴリー値と重み付け係数を用いて計算されるリコメンデーション値の一例を示す図である。 ユーザ嗜好に関連したアプリケーションとコンテンツの階層を跨いだ各カテゴリー値と重み付け係数の例と、それら各カテゴリー値と重み付け係数を用いて計算されるリコメンデーション値の一例を示す図である。 ユーザ嗜好とアプリケーション使用条件に関連したアプリケーション毎の各カテゴリー値と重み付け係数の例と、それら各カテゴリー値と重み付け係数を用いて計算されるリコメンデーション値の一例を示す図である。 図3のユーザインターフェース画面の主表示エリア上の表示例であり、アプリケーションの階層とそれに対応した内容c2の階層の表示レベルの一例を示した図である。 図3のユーザインターフェース画面の主表示エリア上の表示例であり、内容c2の階層の表示レベルの一例を示した図である。 図3のユーザインターフェース画面の主表示エリア上の表示例であり、アプリケーション階層と内容c1階層,内容c2階層を跨いだ表示レベルの一例を示した図である。 図3のユーザインターフェース画面の主表示エリア上の表示例であり、図4のアプリケーション階層の表示レベルにおいて、「メール」アプリケーション選択に応じた各内容c2が別ウィンドウにランク順に並べて表示された一例を示す図である。 予め決められた一定期間毎に行われるリコメンデーション値の計算処理の流れを示すフローチャートである。 表示レベルの切り替えに対応して一定期間毎に行われるリコメンデーション値の計算処理の流れを示すフローチャートである。 「特定ボタン」が押下された時に各アプリケーションやコンテンツがディスプレイ上に表示されるまでの処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の携帯電話端末の情報取得制御部における情報取得処理の流れを示すフローチャートである。 本実施形態の携帯電話端末の情報取得制御部において情報取得を行った場合の各所定の係数、重み付け係数の更新処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 制御部、11 通信回路、12 通信アンテナ、13 テレビジョン放送受信部、14 テレビジョンアンテナ、15 表示部、16 操作部、17 メモリ、18 時計部、19 データ保持部、20 情報取得制御部、21 パワーマネージメントIC、22 バッテリー、23 スピーカ、24 マイクロホン、25 音声処理部、26 画像処理部、27 GPS制御部、28 GPSアンテナ、29 近距離通信制御部、30 近距離通信アンテナ、31 WLAN制御部、32 WLANアンテナ、33 撮像制御部33、34 カメラ、35 外部メモリインターフェース、40 インターネット、41 課金管理サーバ、42 コンテンツサーバ、43 交換局、44 制御局、45 基地局、46 ワイヤレスLANアクセスポイント、47 ブルートゥース付きの近距離通信装置、48 テレビジョン放送装置、49 携帯電話端末

Claims (11)

  1. 実行途中の状態となっている複数のアプリケーションの利用をユーザへ推奨する推奨度合いを示すリコメンデーション値を、所定の基本情報を基に算出するリコメンデーション算出部と、
    上記リコメンデーション算出部が上記リコメンデーション値を算出するために使用する所定の基本情報として、上記実行途中の状態となっている複数のアプリケーション毎にそのアプリケーションを続けて実行させることへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報を取得する情報取得部と、
    上記リコメンデーション算出部が算出したリコメンデーション値に基づいて、上記複数のアプリケーションに優先順位を付ける優先順位付け部と、
    上記優先順位付け部により決められた優先順位の高い順に、上記複数の各アプリケーションをそれぞれ表すとともに選択可能とするアイコン情報を、ユーザに提示する提示部と
    を有する携帯端末。
  2. 上記情報取得部は、上記複数のアプリケーションがそれぞれ実行途中の状態となった日時情報をも上記基本情報として取得する請求項1記載の携帯端末。
  3. 上記リコメンデーション算出部は、上記実行途中の状態となった上記各アプリケーションの種類に応じた係数により、上記各アプリケーションに対応した基本情報を調整して、上記リコメンデーション値を算出する請求項1記載の携帯端末。
  4. 上記情報取得部は、上記複数のアプリケーションのそれぞれ更新日時情報をも上記基本情報として取得する請求項1記載の携帯端末。
  5. 上記情報取得部は、上記複数のアプリケーションのそれぞれ作成又は発売日時情報をも上記基本情報として取得する請求項1記載の携帯端末。
  6. 上記情報取得部は、上記複数のアプリケーションをリアルタイムに利用することへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報をも上記基本情報として取得する請求項1記載の携帯端末。
  7. 上記情報取得部は、上記複数のアプリケーションのそれぞれ利用頻度若しくは利用履歴の情報をも上記基本情報として取得する請求項1記載の携帯端末。
  8. 上記情報取得部は、上記複数のアプリケーションのそれぞれ使用に伴う課金情報をも上記基本情報として取得する請求項1記載の携帯端末。
  9. ユーザからの指示操作入力を取り込むための操作部を有し、
    上記操作部からの特定操作情報の入力に基づいて、上記提示部は上記アイコン情報をユーザへ提示する請求項1記載の携帯端末。
  10. 実行途中の状態となっている複数のアプリケーションの利用をユーザへ推奨する推奨度合いを示すリコメンデーション値を算出するために使用する所定の基本情報として、上記実行途中の状態となっている複数のアプリケーション毎にそのアプリケーションを続けて実行させることへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報を、情報取得部が取得するステップと、
    上記情報取得部が取得した上記基本情報を基に、リコメンデーション算出部が上記リコメンデーション値を算出するステップと、
    上記リコメンデーション算出部が算出したリコメンデーション値に基づいて、優先順位付け部が上記複数のアプリケーションに優先順位を付けるステップと、
    上記優先順位付け部により決められた優先順位の高い順に、提示部が、上記複数の各アプリケーションをそれぞれ表すとともに選択可能とするアイコン情報をユーザに提示するステップと
    を有する情報推奨方法。
  11. 実行途中の状態となっている複数のアプリケーションの利用をユーザへ推奨する推奨度合いを示すリコメンデーション値を、所定の基本情報を基に算出するリコメンデーション算出部と、
    上記リコメンデーション算出部が上記リコメンデーション値を算出するために使用する所定の基本情報として、上記実行途中の状態となっている複数のアプリケーション毎にそのアプリケーションを続けて実行させることへのユーザ要求若しくは嗜好の大きさを表す情報を取得する情報取得部と、
    上記リコメンデーション算出部が算出したリコメンデーション値に基づいて、上記複数のアプリケーションに優先順位を付ける優先順位付け部と、
    上記優先順位付け部により決められた優先順位の高い順に、上記複数の各アプリケーションをそれぞれ表すとともに選択可能とするアイコン情報を、ユーザに提示する提示部として、
    携帯端末を機能させる情報推奨プログラム。
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