JP5412083B2 - 携帯端末装置、操作オブジェクトの表示方法、及び操作オブジェクトの表示プログラム - Google Patents

携帯端末装置、操作オブジェクトの表示方法、及び操作オブジェクトの表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、現在時刻検出機能及び現在位置検出機能を備えた、例えば携帯電話機、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型のパーソナルコンピュータ装置、携帯型のゲーム機等の携帯端末機器に設けて好適な携帯端末装置、操作オブジェクトの表示方法、及び操作オブジェクトの表示プログラムに関する。
特には、現在時刻及び現在位置等に対応するアプリケーションプログラムを自動的に起動して、そのアプリケーションプログラムの操作パネルや操作ボタン等の操作オブジェクトを表示部に表示することで、アプリケーションプログラムの面倒な起動操作等を省略可能として、操作性の向上等を図った携帯端末装置、操作オブジェクトの表示方法、及び操作オブジェクトの表示プログラムに関する。
特開2006−094431号の公開特許公報(特許文献1)に、機器操作用の多くの操作ボタンを表示する操作パネルを、機器の現在状態に応じて、次に必要な操作ボタンのみをブロック分割表示することで、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図った放送受信装置が開示されている。
この放送受信装置の場合、操作パネルの画像情報として、複数の操作パネルの画像情報を記憶した記憶手段と、複数の機器のうちいずれかが選択されて、この機器に記録されている画像が再生されて表示器に表示されるときに、前記複数の操作パネルを再生画像に重ねて表示させる第1の表示制御手段と、前記複数の操作パネルが表示されている状態が一定時間経過したときに、所定の操作パネルを非表示状態にする第2の表示制御手段とを有する。これにより、次の操作に必要な部分のみを操作パネルとして表示することができ、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図ることができる。
特開2006−278556号(第11頁、図13)
ここで、近年において広く普及している携帯電話機には、電子メール送受信機能の他、例えばテレビジョン放送受信機能や音楽プレーヤ機能等の多種多様の機能が設けられており、例えば早朝にはテレビジョン放送受信機能を用いてニュース等を視聴し、通勤時には音楽プレーヤ機能を用いて好みの音楽を聴き、昼時には電子メール送受信機能を用いて電子メールの送受信を行う等のように、携帯電話機に設けられている各機能は、時刻や場所に応じて使い分けられることが多い。
しかし、特許文献1に開示されている放送受信装置は、ユーザにより画像の再生が選択された機器用の操作パネルであるか否かを判断基準として、表示或いは非表示とする操作パネルを決定するようになっている。このため、この特許文献1に開示されている技術を上記携帯電話機に適用しても、該特許文献1に開示されている技術では、ユーザにより用いられることが予測される機能に対応する操作パネルや操作ボタンを、表示部に予め表示しておくことは困難となることから、ユーザの操作性の向上を図ることは期待できない。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、時刻や場所に応じて使用が予測されるアプリケーションプログラムに対応する操作パネルや操作ボタンを表示部に表示することで、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図ることができるような携帯端末装置、操作オブジェクトの表示方法、及び操作オブジェクトの表示プログラムの提供を目的とする。
本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するために、
表示部と、
現在時刻を示す時刻情報を出力する現在時刻検出部と、
当該携帯端末装置の現在位置を検出し、この現在位置を示す位置情報を出力する現在位置検出部と、
複数のアプリケーションプログラムが記憶されたアプリケーションプログラム記憶部と、
ユーザにより操作部を介して、起動するアプリケーションプログラムの指定操作がなされた際に、上記現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、上記現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得し、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記操作部を介してユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブルに記憶する関連付け記憶制御部と、
上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を基準とする所定の地理的範囲内であった場合に、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている上記アプリケーションプログラムを示す情報に対応するアプリケーションプログラムを、上記アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御すると共に、この起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを上記表示部に表示制御する制御部と
無線基地局を介して無線通信を行う無線通信部と、
上記無線通信部の無線通信レベルを検出する無線通信レベル検出部とを有し、
上記関連付け記憶制御部は、ユーザにより操作部を介して、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録操作がなされた際に、上記現在の時刻情報、上記現在の位置情報、及び上記無線通信レベル検出部で検出された無線通信レベルを示す無線通信レベル情報に関連付けて、上記操作部を介してユーザにより登録操作された上記アプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御し、
上記制御部は、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報で示される所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報で示される所定の地理的範囲内であった場合に、上記無線通信レベル検出部からの無線通信レベル検出出力を取得し、この取得した無線通信レベル検出出力で示される無線通信レベルが、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている無線通信レベル情報で示される無線通信レベルに対応する無線通信レベルであった場合に、上記時刻情報、上記位置情報、及び上記無線通信レベル情報に関連付けされて記憶されている上記起動アプリケーション情報に対応する表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して上記表示部に表示制御する
このような本発明は、ユーザにより操作部を介して、起動するアプリケーションプログラムの指定操作がなされると、関連付け記憶制御部が、現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得する。そして、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記操作部を介してユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブルに記憶する。
制御部は、現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて、この起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、この起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、現在位置検出部を起動制御して現在の位置情報を取得する。
そして、制御部は、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を中心とする所定の地理的範囲内であった場合に、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに記憶されているアプリケーションプログラムを示す情報に対応するアプリケーションプログラムを、上記アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御すると共に、この起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを上記表示部に表示制御する。
起動アプリケーションテーブルに記憶されているアプリケーションプログラムを示す情報は、ユーザの上記指定操作がなされた際に検出された時刻情報及び位置情報に関連付けされて記憶されている。換言すれば、ユーザが起動を希望する時刻及び位置に対応するアプリケーションプログラムを示す情報が、この起動アプリケーションテーブルに記憶されている。
このため、この起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報及び位置情報に対応するアプリケーションプログラムを起動して、このアプリケーションプログラムの操作オブジェクトを表示部に表示することで、その時刻及びその場所でユーザによる使用が予測されるアプリケーションプログラムに対応する操作パネル、操作ボタン、操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部に予め表示しておくことができ、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図ることができる。
また、本発明に係る携帯端末装置は、上述の課題を解決するために、
表示部と、
現在時刻を示す時刻情報を出力する現在時刻検出部と、
当該携帯端末装置の現在位置を検出し、この現在位置を示す位置情報を出力する現在位置検出部と、
複数のアプリケーションプログラムが記憶されたアプリケーションプログラム記憶部と、
上記アプリケーションプログラム記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムにそれぞれ対応し、該各アプリケーションプログラムの起動を指定操作するための表示オブジェクトがそれぞれ記憶された表示オブジェクト記憶部と、
ユーザにより操作部を介して、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録操作がなされた際に、上記現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、上記現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得し、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記起動を希望するアプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブルに記憶する関連付け記憶制御部と、
上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を基準とする所定の地理的範囲内であった場合に、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている上記起動アプリケーション情報に対応するアプリケーションプログラムの表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して上記表示部に表示制御すると共に、この表示部に表示制御した表示オブジェクトを介してアプリケーションプログラムの起動が指定操作された際に、該表示オブジェクトに対応するアプリケーションプログラムを上記アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御する制御部と
無線基地局を介して無線通信を行う無線通信部と、
上記無線通信部の無線通信レベルを検出する無線通信レベル検出部とを有し、
上記関連付け記憶制御部は、ユーザにより操作部を介して、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録操作がなされた際に、上記現在の時刻情報、上記現在の位置情報、及び上記無線通信レベル検出部で検出された無線通信レベルを示す無線通信レベル情報に関連付けて、上記操作部を介してユーザにより登録操作された上記アプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御し、
上記制御部は、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報で示される所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報で示される所定の地理的範囲内であった場合に、上記無線通信レベル検出部からの無線通信レベル検出出力を取得し、この取得した無線通信レベル検出出力で示される無線通信レベルが、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている無線通信レベル情報で示される無線通信レベルに対応する無線通信レベルであった場合に、上記時刻情報、上記位置情報、及び上記無線通信レベル情報に関連付けされて記憶されている上記起動アプリケーション情報に対応する表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して上記表示部に表示制御する
このような本発明は、ユーザにより操作部を介して、起動するアプリケーションプログラムの登録操作がなされると、関連付け記憶制御部が、現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得する。そして、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記操作部を介してユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを起動するための起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブルに記憶する。
制御部は、現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて、この起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、この起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、現在位置検出部を起動制御して現在の位置情報を取得する。
そして、制御部は、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を中心とする所定の地理的範囲内であった場合に、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに登録されている起動アプリケーション情報に対応する表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して表示部に表示制御する。
起動アプリケーションテーブルに記憶されている起動アプリケーション情報は、ユーザの上記登録操作がなされた際に検出された時刻情報及び位置情報に関連付けされて記憶されている。換言すれば、ユーザが起動を希望する時刻及び位置に対応する起動アプリケーション情報が、この起動アプリケーションテーブルに記憶されている。
このため、この起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報及び位置情報に対応する起動アプリケーション情報で示される、例えば操作メニューやアイコン画像等の表示オブジェクトを表示部に表示することで、その時刻及びその場所でユーザによる使用が予測されるアプリケーションプログラムを起動するための表示オブジェクトを表示部に予め表示しておくことができ、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図ることができる。
本発明は、時刻及び場所に応じてユーザによる使用が予測されるアプリケーションプログラムに対応する操作パネル、操作ボタン、操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部に、予め表示しておくことができる。このため、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図ることができる。
また、本発明は、時刻及び場所に応じてユーザによる使用が予測されるアプリケーションプログラムを起動するための操作メニュー、アイコン画像等の表示オブジェクトを表示部に、予め表示しておくことができる。このため、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図ることができる。
本発明は、携帯電話機に適用することができる。
[第1の実施の形態]
〔第1の実施の形態の携帯電話機の構成〕
この本発明の第1の実施の形態となる携帯電話機は、図1に示すように、無線基地局との間で音声通話、テレビ電話通話、電子メール、Webデータ(Web:World Wide Web)、画像データ(動画像、静止画像)、音声データ等の無線通信を行うアンテナ1及び通信回路2と、受話音声等を出力するためのスピーカ部3と、送話音声等を集音するためのマイクロホン部4と、例えば待ち受け画像、操作メニュー、電子メール、画像(静止画像及び動画像)、所定のメッセージ等を表示するための表示部5と、この表示部5上に設けられた抵抗膜方式或いは静電容量方式等のタッチパネル6とを有している。
タッチパネル6は、透明電極等により全体が透明色となるように形成されており、表示部5の表示面の略々全面(或いは一部)を被覆するように、該表示部5上に設けられている。後述するが、ユーザは、表示部5に表示された所望のアプリケーションプログラムを起動操作するためのアイコン等の表示オブジェクトを、全体が透明となるように形成されたタッチパネル6を介して視認することとなる。
また、この携帯電話機は、例えば十字キー、決定キー、数字キー等の複数の操作キーを備えた操作部7と、電話や電子メールの発着信等を光でユーザに通知するための発光部8(LED:Light Emitting Diode)と、所望の被写体を撮像するためのカメラ部9と、当該携帯電話機の筐体を振動させて発着信等をユーザに通知するためのバイブレーションユニット10と、現在時刻をカウントし、この現在時刻を示す現在時刻情報を出力するタイマ11とを有している。
また、この携帯電話機は、例えば地上波デジタル放送等のテレビジョン放送を受信するためのテレビジョンアンテナ12及びテレビジョンユニット13(TVユニット)と、当該携帯電話機の現在位置を検出し、この現在位置を示す現在位置情報を出力するGPSアンテナ14(GPS:Global Positioning System)及びGPSユニット15と、後述する起動アプリケーションテーブル16と、無線基地局を介した無線通信処理を行うためのコミュニケーションプログラムや各種アプリケーションプログラムの他、これら各アプリケーションプログラムで取り扱われる各種データ等が記憶されたメモリ17と、当該携帯電話機全体の動作を制御する制御部18とを有している。
起動アプリケーションテーブル16には、ユーザにより所望のアプリケーションプログラムが起動操作された際に、上記タイマ11で検出された現在時刻(=そのアプリケーションプログラムの起動時刻)、及び上記GPSユニット15で検出された現在位置(=そのアプリケーションプログラムを起動した際における当該携帯電話機の位置)に関連付けされて、上記ユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを示す情報が登録されるようになっている。
メモリ17には、上記コミュニケーションプログラムの他、当該携帯電話機の現在位置及び現在時刻に対応するアプリケーションプログラムの、例えば操作パネル、操作ボタン、操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部5に表示制御するための操作オブジェクト表示プログラムと、撮像した静止画像や動画像のビューア機能を備えた、カメラ部9の撮像制御を行うためのカメラ制御プログラムと、電子メールの作成や送受信を制御するための電子メール管理プログラムとが記憶されている。
また、メモリ17には、ユーザのスケジュールが登録されたスケジュール帳の管理を行うためのスケジュール帳管理プログラムと、コミュニケーションネットワークやインターネット等の所定のネットワーク上に設けられたサーバ装置上で公開されているWebページを閲覧するためのWebブラウジングプログラムと、電話帳の管理を行うための電話帳管理プログラムと、音楽データの再生を行うための音楽プレーヤプログラムと、上記テレビジョン放送の受信制御を行うためのTVアプリケーションプログラムと、一方の国の言語に対応する他方の国の言語を表示するための電子辞書プログラムとが記憶されている。
また、メモリ17には、ユーザの所望のスケジュールが登録されるスケジュール帳と、ユーザの知人や友人等のユーザ名、静止画像(顔写真等)、住所、電話番号、電子メールアドレス、生年月日等が登録された電話帳と、音楽プレーヤプログラムに基づいて再生される音楽データと、上記カメラ制御プログラムのビューワ機能に基づいて再生される静止画像データ及び動画像データと、送受信された電子メールデータと、電話及び電子メールの発着信履歴と、各国及び各地域毎のテレビジョン放送の受信可能チャンネルや放送局名等を示す国/地域別テレビジョン情報と、各国及び各地域毎の公用語を示す国/地域別公用語情報等が記憶されている。
上記電子辞書プログラムとしては、例えば日本語に対応する英語を表示するための和英辞書、英語に対応する日本語を表示するための英和辞書、日本語に対応する中国語を表示するための和中辞書、中国語に対応する日本語を表示するための中和辞書、日本語に対応するフランス語を表示するための和仏辞書、フランス語に対応する日本語を表示するための仏和辞書、日本語に対応するロシア語を表示するための和露辞書、ロシア語に対応する日本語を表示するための露和辞書等の各種の辞書プログラムがメモリ17に記憶されている。
また、上記国/地域別テレビジョン情報としては、例えば日本国の北海道に対応する受信可能チャンネル及び放送局名や、日本国の東京都に対応する受信可能チャンネル及び放送局名や、日本国の富山県に対応する受信可能チャンネル及び放送局名等がメモリ17に記憶されている。また、上記国/地域別テレビジョン情報としては、例えばアメリカ合衆国のニューヨークに対応する受信可能チャンネル及び放送局名、グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)のロンドンに対応する受信可能チャンネル及び放送局名、大韓民国のソウルに対応する受信可能チャンネル及び放送局名、ブラジル連邦共和国のブラジリアに対応する受信可能チャンネル及び放送局名等の、各国、各地域毎の受信可能チャンネル及び放送局名がメモリ17に記憶されている。
また、上記国/地域別公用語情報としては、例えばアメリカ合衆国→「英語」、大韓民国→「韓国語」、フランス共和国→「フランス語」、ブラジル連邦共和国→「ポルトガル語」等のように、各国及び各地域毎の公用語を示す情報がメモリ17に記憶されている。
[アプリケーションプログラムの登録動作]
このような第1の実施の形態の携帯電話機は、ユーザにより所望のアプリケーションプログラムの起動操作がなされると、この起動操作がなされた時刻及び位置(場所)に関連付けて、ユーザにより起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に自動的に登録するようになっている。
図2のフローチャートに、この起動アプリケーションテーブル16に対するアプリケーションプログラムを示す情報の登録動作の流れを示す。当該携帯電話機の制御部18は、ユーザにより所望のアプリケーションプログラムが起動操作されると、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図2のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS1では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS2に進める。ステップS2では、制御部18が、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS3に進める。
ステップS3では、制御部18が、上記ステップS1で取得した現在時刻を示す時刻情報、及び上記ステップS2で取得した当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報に関連付けて、ユーザにより起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報を表示オブジェクトテーブル16に登録し、処理をステップS4に進める。
ステップS4では、制御部18が、ユーザにより新たなアプリケーションプログラムの起動操作がなされたか否かを判別する。そして、制御部18は、新たなアプリケーションプログラムの起動操作がなされていないものと判別した場合は、そのまま、この図2のフローチャートに示す全処理を終了する。これに対して、新たなアプリケーションプログラムの起動操作がなされたものと判別した場合、制御部18は、処理をステップS1に戻し、上述と同様に、時刻情報及び位置情報を取得し、この取得した時刻情報及び位置情報に関連付けて、ユーザにより新たに起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する動作を繰り返し実行する。
図3に、起動アプリケーションテーブル16の模式図を示す。この図3から分かるように、例えばカメラ制御プログラムが起動操作された場合、制御部18は、このカメラ制御プログラムが起動操作された時刻となる例えば午後3時00分の時刻情報、及びこのカメラ制御プログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報に関連付けて、当該起動操作されたカメラ制御プログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、例えば電子メール管理プログラムが起動操作された場合、制御部18は、この電子メール管理プログラムが起動操作された時刻となる例えば午後12時00分の時刻情報、及びこの電子メール管理プログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報に関連付けて、当該起動操作された電子メール管理プログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、例えば音楽プレーヤプログラムが起動操作された場合、制御部18は、この音楽プレーヤプログラムが起動操作された時刻となる例えば午前8時00分の時刻情報、及びこの音楽プレーヤプログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報に関連付けて、当該起動操作された音楽プレーヤプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、例えばTVアプリケーションプログラムが起動操作された場合、制御部18は、このTVアプリケーションプログラムが起動操作された時刻となる例えば午後9時00分の時刻情報、及びこのTVアプリケーションプログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報に関連付けて、当該起動操作されたTVアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
このように、制御部18は、各アプリケーションプログラムが起動操作される毎に、そのアプリケーションプログラムを起動した時刻及び位置と、該起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報とを関連付けして起動アプリケーションテーブル16に順次登録する。
〔アプリケーションプログラムの登録動作の第1の変形例〕
上述の説明では、一度でも所望のアプリケーションプログラムを起動操作すると、その起動操作されたアプリケーションプログラムの情報が上記時刻情報及び上記位置情報と共に起動アプリケーションテーブル16に登録されるのであるが、この場合、使用頻度の低いアプリケーションプログラムの情報までもが、起動アプリケーションテーブル16に登録される不都合を生ずる。換言すれば、たまたま起動させたアプリケーションプログラムの情報までもが起動アプリケーションテーブル16に登録される不都合を生ずる。
このため、同じ時間帯及び同じ地理的範囲において、複数回の起動操作がなされた時点で、起動アプリケーションテーブル16に対する登録を行うようにしてもよい(学習登録機能)。図4のフローチャートに、この複数回の起動操作を条件として、起動アプリケーションテーブル16に対してアプリケーションプログラムの情報を登録する動作の流れを示す。当該携帯電話機の制御部18は、ユーザにより所望のアプリケーションプログラムが起動操作された際に、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図4のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS11では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS12に進める。ステップS12では、制御部18が、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS13に進める。
ステップS13では、制御部18が、図1に示す起動操作回数テーブル20に記憶されている、ユーザにより起動操作されたアプリケーションプログラムに対応する起動操作回数を「1」インクリメントして、処理をステップS13に進める。
具体的には、制御部18は、アプリケーションプログラムの起動制御を行うと、図5に示すように、そのアプリケーションプログラムを起動した時刻、起動した位置、及び起動操作回数を起動操作回数テーブル20に登録するようになっている。
例えば、この図5に示す例の場合、カメラ制御プログラムは、午後3時00分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、及び所定の地理的範囲内において「1回」起動操作がなされ、午後7時30分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、及び所定の地理的範囲内において「3回」起動操作がなされ、午後11時00分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、及び所定の地理的範囲内において「1回」起動操作がなされたことを示している。
同様に、電子メール管理プログラムは、午後12時00分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、及び所定の地理的範囲内において「4回」起動操作がなされ、午前7時30分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、及び所定の地理的範囲内において「1回」起動操作がなされ、午前7時30分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、及び所定の地理的範囲内において「2回」起動操作がなされたことを示している。
このように、制御部18は、アプリケーションプログラムを「1回」起動制御すると、所定の時間的範囲及び地理的範囲毎に、起動操作回数を「1」ずつインクリメントして起動操作回数テーブル20に登録するようになっている。
次に、制御部18は、図4のフローチャートのステップS14において、起動操作回数テーブル20の起動操作回数を参照することで、当該起動制御したアプリケーションプログラムの起動操作回数が、例えば5回等の所定の起動操作回数以上の起動操作回数となったか否かを判別する。そして、当該起動制御したアプリケーションプログラムの起動操作回数が所定の起動操作回数よりも少ない起動操作回数であった場合は、そのまま、この図4のフローチャートに示す全処理を終了する。
これに対して、当該起動制御したアプリケーションプログラムの起動操作回数が所定の起動操作回数以上であった場合、制御部18は、ステップS15に所定を進め、所定の起動操作回数以上の起動操作回数となったアプリケーションプログラムを示す情報を、その起動操作時刻及び起動操作位置に関連付けして上記起動アプリケーションテーブル16に登録する。
これにより、起動アプリケーションテーブル16に対するアプリケーションプログラムを示す情報の登録は、その時刻及びその場所での起動操作回数が所定の起動操作回数以上となった時点で、はじめて行われることとなるため、使用頻度の低いアプリケーションプログラムの情報が起動アプリケーションテーブル16に登録される不都合を防止することができ、使用頻度の高いアプリケーションプログラムの情報のみを起動アプリケーションテーブル16に登録可能とすることができる。
〔アプリケーションプログラムの登録動作の第2の変形例〕
次に、上述の各説明では、起動アプリケーションテーブル16に対する上記登録は、制御部18が自動的に行うこととしたが、この起動アプリケーションテーブル16に対する上記登録をユーザが手動で行うようにしてもよい。この場合、ユーザは、所望のアプリケーションプログラムを起動操作した際に、操作部7を介して起動アプリケーションテーブル16に対する登録を指定する。
この指定操作がなされると、制御部18は、上述と同様にタイマ11から現在の時刻情報を取得すると共に、GPSユニット15から現在の位置情報を取得し、この取得した時刻情報及び位置情報に関連付けて、上記起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
上記登録を制御部18が自動的に行う場合、ユーザが登録を希望しないアプリケーションプログラムの情報までもが、起動アプリケーションテーブル16に登録される不都合を生ずる。しかし、起動アプリケーションテーブル16に対する上記登録をユーザの手動操作に委ねることで、ユーザがその時間、及びその場所で、真に起動を希望するアプリケーションプログラムの情報のみを起動アプリケーションテーブル16に登録可能とすることができる。
[第1の実施の形態における操作オブジェクトの表示動作]
次に、このように起動アプリケーションテーブル16に各アプリケーションプログラムの情報が登録されると、制御部18は、現在時刻及び現在位置に対応するアプリケーションプログラムを自動的に起動制御すると共に、この起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、このアプリケーションプログラムに対応する、例えば操作パネル、操作ボタン、操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部5に表示制御するようになっている。
図6のフローチャートに、この操作オブジェクトの表示動作の流れを示す。制御部18は、当該携帯電話機のメイン電源が投入されると、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図6のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS21では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS22に進める。ステップS22では、制御部18が、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS23に進める。
ステップS23では、制御部18が、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該アプリケーションプログラムを示す情報が起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS21に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報の有無の監視を実行する。
これに対して、アプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16から検出した場合、制御部18は、処理をステップS24に進め、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS25に進める。
ステップS25では、制御部18が、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を、起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS26に進める。そして、制御部18は、このステップS26において、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS21に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報の有無の監視を実行する。
これに対して、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16から検出した場合、制御部18は、ステップS27に処理を進め、当該携帯電話機の現在時刻及び現在位置に対応するアプリケーションプログラムを示す情報に基づいて、メモリ17から対応するアプリケーションプログラムを読み出して起動制御する。
次に、制御部18は、ステップS28において、この起動したアプリケーションプログラムに基づいて、当該アプリケーションプログラムに対応する、例えば操作パネル、操作ボタン、操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部5に表示制御する。
このように表示部5に対する操作オブジェクトの表示制御を行うと、制御部18は、処理をステップS29に進め、操作部7の操作状況に基づいて、当該携帯電話機のメイン電源がオフ操作されたか否かを判別し、当該携帯電話機のメイン電源がオフ操作されたものと判別した場合は、この図6のフローチャートに示す操作オブジェクトの表示処理を終了する。
これに対して、当該携帯電話機のメイン電源のオフ操作を検出しない場合、制御部18は、処理をステップS21に戻し、再度、上述のステップS21〜ステップS29の各処理を繰り返し実行する。これにより、その時刻及びその位置(場所)でユーザにより起動操作される可能性の高いアプリケーションプログラムを、予め起動しておくことができ、また、このアプリケーションプログラムの操作オブジェクトを予め、表示部5に表示しておくことができる。
このような時刻及び場所に対応するアプリケーションプログラムの操作オブジェクトの表示例を図7(a)〜図7(g)に示す。この図7(a)〜図7(g)の表示例は、図3に示した起動アプリケーションテーブル16の模式図に対応する表示例となっている。すなわち、午前8時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17から音楽プレーヤプログラムを起動し、この起動した音楽プレーヤプログラムに基づいて、当該音楽プレーヤを操作するための操作ボタン等を表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、例えば午前8時の通勤時に音楽プレーヤを起動させようとすると、既に音楽プレーヤは起動済みであるため、スムーズに所望の曲の再生操作に移行することができる。
また、午前10時30分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17からスケジュール帳管理プログラムを起動し、この起動したスケジュール帳管理プログラムに基づいて、所望のスケジュールの入力画面を表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、日課となっているスケジュールの更新を行おうとすると、既にスケジュールの入力画面が表示されているため、スムーズに所望のスケジュールの入力操作に移行することができる。
また、午後12時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17から電子メール管理プログラムを起動し、この起動した電子メール管理プログラムに基づいて、電子メールの操作メニューを表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、日課となっているメールチェックを行おうとすると、既に電子メールの操作メニューが表示されているため、スムーズに所望の操作に移行することができる。
また、午後15時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、カメラ制御プログラムの起動の是非を問うメッセージを表示部5に表示制御する。そして、ユーザがこのメッセージに応答することで、カメラ制御プログラムの起動が指定された場合、制御部18は、メモリ17からカメラ制御プログラムを起動し、この起動したカメラ制御プログラムに基づいて操作ボタン等の表示を行う。
これにより、ユーザは、日課となっているカメラ撮像を行う場合に、上記メッセージに対応してカメラ制御プログラムの起動を指定するだけで、該カメラ制御プログラムが起動するため、スムーズに所望の被写体の撮像操作に移行することができる。
なお、この例では、カメラ制御プログラムの起動の是非を問うメッセージを表示することとしたが、午後15時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、上記メッセージを表示することなく、メモリ17からカメラ制御プログラムを起動してもよい。これにより、ユーザは、日課となっているカメラ撮像を行おうとすると、既にカメラ制御プログラムが起動されているため、さらにスムーズに所望の被写体の撮像操作に移行することができる。
また、午後19時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、ネットワーク接続の是非を問うメッセージを表示部5に表示制御する。そして、ユーザがこのメッセージに応答することで、Webブラウジングプログラムの起動が指定された場合、制御部18は、メモリ17からWebブラウジングプログラムを起動し、この起動したWebブラウジングプログラムに基づいて操作ボタン等の表示を行う。
これにより、ユーザは、日課となっている所望のホームページの閲覧を行う場合に、上記メッセージに対応してWebブラウジングプログラムの起動を指定するだけで、該Webブラウジングプログラムが起動するため、スムーズに所望のホームぺページの閲覧操作に移行することができる。
なお、この例では、Webブラウジングプログラムの起動の是非を問うメッセージを表示することとしたが、午後19時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、上記メッセージを表示することなく、メモリ17からWebブラウジングプログラムを起動してもよい。これにより、ユーザは、日課となっているホームページの閲覧を行おうとすると、既にWebブラウジングプログラムが起動されているため、さらにスムーズに所望のホームページの閲覧操作に移行することができる。
また、午後21時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17からTVアプリケーションプログラムを起動し、この起動したTVアプリケーションプログラムに基づいて、所望のチャンネルの選局操作ボタンや音量調節ボタン等の各操作ボタンを表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、毎日視聴しているニュース等を視聴しようとすると、既に選局操作ボタン等が表示されているため、スムーズに所望のチャンネルの選局操作等に移行することができる。
また、午後22時00分に当該携帯電話機が所定の場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17に記憶されている電子辞書プログラムに基づいて、所望の電子辞書プログラムの選択メニューを表示部5に表示制御する。これにより、ユーザは、勉強時間となったことで電子辞書を閲覧しようとすると、既に電子辞書の選択メニューが表示されているため、スムーズに所望の電子辞書プログラムの選択操作に移行することができる。
[第1の実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この第1の実施の形態の携帯電話機は、起動を希望するアプリケーションプログラムを示す情報を、起動を希望する位置、及び起動を希望する時刻に関連付けて起動アプリケーションテーブル16に予め登録しておく。そして、制御部18は、この起動アプリケーションテーブル16に登録されている時刻及び位置となった際に、この時刻及び位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを起動制御して、当該アプリケーションプログラム用の操作ボタンや操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部5に表示制御する。
これにより、その時刻及びその位置(場所)でユーザによる使用が予測されるアプリケーションプログラムに対応する操作ボタン等の操作オブジェクトを表示部5に予め表示しておくことができ、ユーザによる機器操作の操作性の向上を図ることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態の携帯電話機の説明をする。上述の第1の実施の形態の携帯電話機は、時刻及び位置に関連付けてアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録するものであったが、この第2の実施の形態の携帯電話機は、アプリケーションプログラムを示す情報を、時刻及び位置と共に、その位置における通信レベルに関連付けて起動アプリケーションテーブル16に登録するようにしたものである。なお、第1の実施の形態と第2の実施の形態との差異は、この点のみであるため、以下、両者の差異の部分の説明のみ行い、重複説明を省略する。
〔第2の実施の形態の構成〕
この第2の実施の形態の携帯電話機は、上述の第1の実施の形態の携帯電話機の構成と共に、図1に点線のブロック図で示す通信レベル検出部21を有している。この通信レベル検出部21は、例えば電界強度に基づいて現在の通信レベルを検出し、この通信レベル検出出力を制御部18に供給するようになっている。
〔第2の実施の形態におけるアプリケーションプログラムの登録動作〕
図8に、この第2の実施の形態の携帯電話機におけるアプリケーションプログラムを示す情報の登録動作のフローチャートを示す。当該携帯電話機の制御部18は、ユーザにより所望のアプリケーションプログラムが起動操作されると、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図8のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS31では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS32に進める。ステップS32では、制御部18が、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS33に進める。ステップS33では、制御部18が、図1に点線のブロック図で示す通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベルを示す通信レベル情報を取得して処理をステップS34に進める。
ステップS34では、制御部18が、上記ステップS31で取得した現在時刻を示す時刻情報、上記ステップS32で取得した当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報、及び上述ステップS33で取得した現在位置における通信レベルを示す通信レベル情報に関連付けて、ユーザにより起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報を表示オブジェクトテーブル16に登録し、処理をステップS35に進める。
ステップS35では、制御部18が、ユーザにより新たなアプリケーションプログラムの起動操作がなされたか否かを判別する。そして、制御部18は、新たなアプリケーションプログラムの起動操作がなされていないものと判別した場合は、そのまま、この図8のフローチャートに示す全処理を終了する。これに対して、新たなアプリケーションプログラムの起動操作がなされたものと判別した場合、制御部18は、処理をステップS31に戻し、上述と同様に、時刻情報、位置情報、通信レベル情報を取得し、この取得した時刻情報、位置情報及び通信レベル情報に関連付けて、ユーザにより新たに起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する動作を繰り返し実行する。
図9に、起動アプリケーションテーブル16の模式図を示す。この図9から分かるように、例えばカメラ制御プログラムが起動操作された場合、制御部18は、このカメラ制御プログラムが起動操作された時刻となる例えば午後3時00分の時刻情報、このカメラ制御プログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報、及びこのカメラ制御プログラムが起動操作されたときに通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベル(この図9に示す例の場合、レベル5)に関連付けて、当該起動操作されたカメラ制御プログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、例えば電子メール管理プログラムが起動操作された場合、制御部18は、この電子メール管理プログラムが起動操作された時刻となる例えば午後12時00分の時刻情報、この電子メール管理プログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報、及びこの電子メール管理プログラムが起動操作されたときに通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベル(この図9に示す例の場合、レベル3)に関連付けて、当該起動操作された電子メール管理プログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、例えば音楽プレーヤプログラムが起動操作された場合、制御部18は、この音楽プレーヤプログラムが起動操作された時刻となる例えば午前8時00分の時刻情報、この音楽プレーヤプログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報、及びこの音楽プレーヤプログラムが起動操作されたときに通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベル(この図9に示す例の場合、レベル5)に関連付けて、当該起動操作された音楽プレーヤプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、例えばTVアプリケーションプログラムが起動操作された場合、制御部18は、このTVアプリケーションプログラムが起動操作された時刻となる例えば午後9時00分の時刻情報、このTVアプリケーションプログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報、及びTVアプリケーションプログラムが起動操作されたときに通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベル(この図9に示す例の場合、レベル4)に関連付けて、当該起動操作されたTVアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
このように、制御部18は、各アプリケーションプログラムが起動操作される毎に、そのアプリケーションプログラムを起動した時刻、位置、通信レベルと、該起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報とを関連付けして起動アプリケーションテーブル16に順次登録する。
例えば、社外に位置している場合の通信レベルはレベル5であるのに対して、社屋内に位置している場合の通信レベルはレベル3となる等のように、同じ地理的範囲内に位置している場合でも、屋内に居る場合と屋外に居る場合とでは、通信レベルが異なるものである。このため、時刻、位置、通信レベルと、該起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報とを関連付けして起動アプリケーションテーブル16に登録することで、屋内に位置していいるか、或いは屋外に位置しているか等の判別を可能とすることができる。
〔アプリケーションプログラムの登録動作の変形例〕
この第2の実施の形態の携帯電話機におけるアプリケーションプログラムを示す情報の登録動作においても、上述の第1の実施の形態と同様に、ユーザが手動で該登録を指定しても良いし、起動操作回数が所定回数以上となった際に起動アプリケーションテーブル16に登録するようにしてもよい。
図10のフローチャートに、この起動操作回数を条件として、起動アプリケーションテーブル16に対してアプリケーションプログラムの情報を登録する動作の流れを示す。当該携帯電話機の制御部18は、ユーザにより所望のアプリケーションプログラムが起動操作された際に、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図10のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS41では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS42に進める。ステップS42では、制御部18が、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS43に進める。ステップS43では、制御部18が、図1に点線のブロック図で示す通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベルを示す通信レベル情報を取得して処理をステップS44に進める。
ステップS44では、制御部18が、図1に示す起動操作回数テーブル20に記憶されている、ユーザにより起動操作されたアプリケーションプログラムに対応する起動操作回数を「1」インクリメントして、処理をステップS45に進める。
具体的には、制御部18は、アプリケーションプログラムの起動制御を行うと、図11に示すように、そのアプリケーションプログラムを起動した時刻、起動した位置、起動した位置における通信レベル、及び起動操作回数を起動操作回数テーブル20に登録するようになっている。
例えば、この図11に示す例の場合、カメラ制御プログラムは、午後3時00分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、所定の地理的範囲内、及び通信レベルがレベル5である際に、「1回」起動操作がなされ、午後7時30分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、所定の地理的範囲内、及び通信レベルがレベル3である際に「3回」起動操作がなされ、午後11時00分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、所定の地理的範囲内、及び通信レベルがレベル3である際に「1回」起動操作がなされたことを示している。
同様に、電子メール管理プログラムは、午後12時00分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、所定の地理的範囲内、及び通信レベルがレベル4である際に「4回」起動操作がなされ、午前7時30分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、所定の地理的範囲内、及び通信レベルがレベル5である際に「1回」起動操作がなされ、午前7時30分を基準とする例えば前後30分等の所定の時間的範囲内、所定の地理的範囲内、及び通信レベルがレベル4である際に「2回」起動操作がなされたことを示している。
このように、制御部18は、アプリケーションプログラムを「1回」起動制御すると、所定の時間的範囲、地理的範囲、及びそのときの通信レベル毎に、起動操作回数を「1」ずつインクリメントして起動操作回数テーブル20に登録するようになっている。
次に、制御部18は、図10のフローチャートのステップS45において、起動操作回数テーブル20の起動操作回数を参照することで、当該起動制御したアプリケーションプログラムの起動操作回数が、例えば5回等の所定の起動操作回数以上の起動操作回数となったか否かを判別する。そして、当該起動制御したアプリケーションプログラムの起動操作回数が所定の起動操作回数よりも少ない起動操作回数であった場合は、そのまま、この図10のフローチャートに示す全処理を終了する。
これに対して、当該起動制御したアプリケーションプログラムの起動操作回数が所定の起動操作回数以上であった場合、制御部18は、ステップS15に所定を進め、所定の起動操作回数以上の起動操作回数となったアプリケーションプログラムを示す情報を、その起動操作時刻及び起動操作位置に関連付けして上記起動アプリケーションテーブル16に登録する。
これにより、起動アプリケーションテーブル16に対するアプリケーションプログラムを示す情報の登録は、その時刻、その場所、及びその通信レベルでの起動操作回数が所定の起動操作回数以上となった時点で、はじめて行われることとなるため、使用頻度の低いアプリケーションプログラムの情報が起動アプリケーションテーブル16に登録される不都合を防止することができ、使用頻度の高いアプリケーションプログラムの情報のみを起動アプリケーションテーブル16に登録可能とすることができる他、屋内における起動、及び屋外における起動までも区別したうえで、該起動アプリケーションテーブル16に対する登録を行うことを可能とすることができる。
[第2の実施の形態における操作オブジェクトの表示動作]
次に、このように起動アプリケーションテーブル16に各アプリケーションプログラムの情報が登録されると、制御部18は、現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応するアプリケーションプログラムを自動的に起動制御すると共に、この起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、このアプリケーションプログラムに対応する、例えば操作パネル、操作ボタン、操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部5に表示制御するようになっている。
図12のフローチャートに、この操作オブジェクトの表示動作の流れを示す。制御部18は、当該携帯電話機のメイン電源が投入されると、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図12のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS51では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS52に進める。ステップS52では、制御部18が、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS53に進める。
ステップS53では、制御部18が、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該アプリケーションプログラムを示す情報が起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS51に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報の有無の監視を実行する。
これに対して、アプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16から検出した場合、制御部18は、処理をステップS54に進め、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS55に進める。
ステップS55では、制御部18が、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を、起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS56に進める。そして、制御部18は、このステップS56において、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS51に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報の有無の監視を実行する。
これに対して、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16から検出した場合、制御部18は、ステップS57に処理を進め、図1に点線のブロック図で示す通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベルを示す通信レベル情報を取得して処理をステップS58に進める。
ステップS58では、制御部18が、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、なおかつ、現在の無線通信レベルを基準とする所定のレベル範囲内の無線通信レベルに関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を、起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS59に進める。
そして、制御部18は、このステップS59において、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、なおかつ、現在の無線通信レベルを基準とする所定のレベル範囲内の無線通信レベルに関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS51に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報の有無の監視を実行する。
これに対して、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報であって、なおかつ、現在の無線通信レベルを基準とする所定のレベル範囲内の無線通信レベルに関連付けされているアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブル16から検出した場合、制御部18は、ステップS60に処理を進め、図1に点線のブロック図で示す通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベルを示す通信レベル情報を取得して処理をステップS58に進める。
ステップS58では、制御部18が、現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応するアプリケーションプログラムをメモリ17から読み出して起動すると共に、この起動したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作オブジェクトを表示部5に表示する。
このように表示部5に対する操作オブジェクトの表示制御を行うと、制御部18は、処理をステップS61に進め、操作部7の操作状況に基づいて、当該携帯電話機のメイン電源がオフ操作されたか否かを判別し、当該携帯電話機のメイン電源がオフ操作されたものと判別した場合は、この図12のフローチャートに示す操作オブジェクトの表示処理を終了する。
これに対して、当該携帯電話機のメイン電源のオフ操作を検出しない場合、制御部18は、処理をステップS51に戻し、再度、上述のステップS51〜ステップS61の各処理を繰り返し実行する。これにより、その時刻、及びその通信レベルの位置(場所)でユーザにより起動操作される可能性の高いアプリケーションプログラムを、予め起動しておくことができ、また、このアプリケーションプログラムの操作オブジェクトを予め、表示部5に表示しておくことができる。なお、表示例は、図7(a)〜図7(g)、及びこの図7(a)〜図7(g)の説明を参照されたい。
[第2の実施の形態の効果]
以上の説明から明らかなように、この第2の実施の形態の携帯電話機は、起動を希望するアプリケーションプログラムを示す情報を、起動を希望する位置、起動を希望する時刻、及び起動を希望する位置に対応する通信レベルに関連付けて起動アプリケーションテーブル16に予め登録しておく。そして、制御部18は、この起動アプリケーションテーブル16に登録されている時刻、位置及び通信レベルとなった際に、この時刻、位置及び通信レベルに関連付けされているアプリケーションプログラムを起動制御して、当該アプリケーションプログラム用の操作ボタンや操作メニュー等の操作オブジェクトを表示部5に表示制御する。
これにより、その時刻及びその位置(場所)でユーザによる使用が予測されるアプリケーションプログラムに対応する操作ボタン等の操作オブジェクトを表示部5に予め表示しておくことができるのであるが、この第2の実施の形態の携帯電話機の場合、同じ地理的範囲内における屋内であるか、或いは屋外であるかまでも判別して、アプリケーションプログラムの起動及び操作オブジェクトの表示制御を行うことができる。このため、ユーザにより、より使用される可能性の高いアプリケーションプログラムを起動することができる他(=起動するアプリケーションプログラムの正確性の向上を図ることができる他)、上述の第1の実施の形態の携帯電話機と同様の効果を得ることができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態の携帯電話機の説明をする。上述の第1の実施の形態の携帯電話機は、時刻及び位置に対応するアプリケーションプログラムを起動し、上述の第2の実施の形態の携帯電話機は、時刻、位置、及び通信レベルに対応するアプリケーションプログラムを起動するものであったが、この第3の実施の形態の携帯電話機は、メモリ17のスケジュール帳に登録されているスケジュールを解析し、実行するスケジュールが存在した場合は、そのスケジュールの実行に用いられるアプリケーションプログラムを優先して起動するようにしたものである。なお、上述の各実施の形態との差異は、この点のみであるため、以下、差異の部分の説明のみ行い、重複説明を省略する。
〔第3の実施の形態の構成〕
この第3の実施の形態の携帯電話機の場合、制御部18は、アプリケーションプログラムを起動する前に、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、スケジュール帳に登録されているスケジュールを解析するスケジュール解析部として機能するようになっている。
〔第3の実施の形態の操作オブジェクトの表示動作〕
図13に、上述の第2の実施の形態の携帯電話機の操作オブジェクトの表示動作に、この第3の実施の形態の携帯電話機のスケジュール解析動作を付加したフローチャートを示す。この図13のフローチャートにおいて、該図13中、太線の枠の処理が、この第3の実施の形態の携帯電話機の特徴的な処理となっている。なお、この図13のフローチャートにおいて、図12のフローチャートと同じ処理を行うステップには、該図12のフローチャートと同じステップ番号を記してある。このため、この図13のフローチャートにおけるステップS51〜ステップS61の各処理の説明は、上述の第2の実施の形態の説明における図12のフローチャートの説明を参照されたい。以下、この図13のフローチャートのステップS71〜ステップS73の説明のみを行う。
すなわち、この図13のフローチャートのステップS51〜ステップS59において、現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応するアプリケーションプログラムを起動アプリケーションテーブル16から検出すると、制御部18は、処理をステップS71に進める。
ステップS71では、制御部18が、メモリ17のスケジュール帳(スケジュール帳メモリ)に登録されているスケジュールを解析し、各スケジュールを実行する時刻、実行する位置、及び各スケジュールの実行に用いられるアプリケーションプログラムを検出して処理をステップS72に進める。
ステップS72では、制御部18が、ステップS51で取得した現在時刻が、上記スケジュールの解析結果に対応するスケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻であり、かつ、ステップS54で取得した現在位置が、上記スケジュールの解析結果に対応するスケジュールを実行する位置であるか否かを判別する。そして、現在時刻が、上記スケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻ではないものと判別した場合、又は現在時刻は上記スケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻ではあるが、現在位置が、上記スケジュールを実行する位置ではないものと判別した場合、或いは現在時刻が、上記スケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻ではなく、現在位置も、上記スケジュールを実行する位置ではないものと判別した場合、制御部18は、処理をステップS60に進め、上述のように現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応するアプリケーションプログラムを起動すると共に、この起動したアプリケーションプログラムの操作オブジェクトを表示部5に表示制御する。
これに対して、現在時刻が上記スケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻であり、かつ、現在位置が上記スケジュールを実行する位置であるものと判別した場合、制御部18は、処理をステップS73に進め、上記スケジュールの解析結果に対応するスケジュールの実行に用いられるアプリケーションプログラムを、メモリ17から読み出して起動すると共に、この起動したアプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを表示部5に表示制御する。
〔第3の実施の形態の効果〕
これにより、実行すべきスケジュールが存在する場合には、このスケジュールの実行に用いるアプリケーションプログラムを、他のアプリケーションプログラムよりも優先して起動制御できる。これにより、その時、その場所でユーザが真に必要とするアプリケーションプログラムを予め起動して、その操作オブジェクトを表示部5に表示しておくことができ、さらなる利便性の向上、及び操作性の向上を図ることができる他、上述の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態の携帯電話機の説明をする。この第4の実施の形態の携帯電話機は、上述のように起動されるアプリケーションプログラムがTVアプリケーションプログラムであった場合に、当該携帯電話機の現在位置が属する地域のテレビジョン放送を視聴可能なTVアプリケーションプログラムを起動するようにしたものである。
具体的には、ユーザが、例えば東京都に在住の場合、通常、この東京都の地域のテレビジョン放送を視聴可能なようにTVアプリケーションプログラムの設定がなされているのであるが、ユーザが、例えば大阪府に出張した場合、この東京都の設定のままで、大阪府の地域のテレビジョン放送を視聴できないこととなる。
このため、当該第4の実施の形態の携帯電話機は、当該携帯電話機の現在位置に応じて起動するアプリケーションプログラムを予め自動的に変更設定しておくことで、上述のように起動するアプリケーションプログラムがTVアプリケーションプログラムであった場合に、当該携帯電話機の現在位置に対応する地域のテレビジョン放送を視聴可能なTVアプリケーションプログラムが起動するようにしたものである。なお、この第4の実施の形態の携帯電話機は、この点のみが、上述の各実施の形態の携帯電話機とは異なる。このため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明は省略する。
〔第4の実施の形態の構成〕
この第4の実施の形態の携帯電話機は、図1に示すようにメモリ17に記憶された国地域別テレビジョン情報を有している。この国地域別テレビジョン情報としては、GPSユニット15で検出される各位置情報が属する日本国内の地域を示す情報と、各地域のテレビジョン放送を受信するための受信可能チャンネル及び放送局名等が記憶されている。また、この国地域別テレビジョン情報としては、GPSユニット15で検出される各位置情報が属する、アメリカ合衆国や大韓民国等の諸外国の地域を示す情報と、該諸外国の各地域のテレビジョン放送を受信するための受信可能チャンネル及び放送局名等が記憶されている。
制御部18は、操作オブジェクト表示プログラムに基づいて動作すると、上述のようにGPSユニット15から取得した当該携帯電話機の現在位置と、メモリ17に記憶されている国地域別テレビジョン情報とに基づいて、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域のテレビジョン放送に対応するTVアプリケーションプログラムが起動されるように、起動アプリケーションテーブル16に登録されているTVアプリケーションプログラムを自動的に変更する自動変更部として機能するようになっている。
〔TVアプリケーションプログラムの自動変更動作〕
図14に、このようなTVアプリケーションプログラムの自動変更動作のフローチャートを示す。制御部18は、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づく動作を開始することで、この図14のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS81では、制御部18が、GPSユニット15から取得した当該携帯電話機の現在位置を示す現在位置情報に基づいて、メモリ17に記憶されている国地域別テレビジョン情報を参照し、当該携帯電話機の現在位置が属する地域を検出する。
次に、制御部18は、このように検出した当該携帯電話機の現在位置が属する地域を示す情報をメモリ17に記憶しておくのであるが、新たに当該携帯電話機の現在位置が属する地域を検出すると、ステップS82において、先にメモリ17に記憶しておいた上記地域を示す情報と、新たに検出した当該携帯電話機の現在位置が属する地域を示す情報とを比較し、当該携帯電話機の現在位置が属する地域が変化したか否かを判別する。そして、当該携帯電話機の現在位置が属する地域に変化は無いものと判別した場合、制御部18は、そのまま、この図14のフローチャートに示す処理を終了し、当該携帯電話機の現在位置が属する地域が変化したものと判別した場合は、処理をステップS83に進める。
ステップS83では、制御部18が、当該携帯電話機の現在位置が属する地域に対応したチャンネル(テレビジョン放送局)の選局が可能なように、起動するTVアプリケーションプログラムを示す情報を変更して、この図14のフローチャートの処理を終了する。
図15(a)、(b)は、起動アプリケーションテーブル16に登録されたTVアプリケーションプログラムを示す情報を示している。この図15(a)、(b)に示すように、起動アプリケーションテーブル16には、北海道、東京都、神奈川県等の各地域毎のTVアプリケーションプログラムを示す情報と共に、該各TVアプリケーションプログラムの設定の有無を示すフラグ情報が起動アプリケーションテーブル16に登録されるようになっている。
図15(a)は、東京都用のTVアプリケーションプログラムに対応するフラグ情報が「1」となっており、その他の地域用のTVアプリケーションプログラムに対応するフラグ情報は「0」となっている。これは、現在、TVアプリケーションプログラムを起動する場合は、この東京都用のTVアプリケーションプログラムが起動されることを意味している。
今、当該携帯電話機の現在位置が、例えば神奈川県内に移動した場合、制御部18は、GPSユニット15から取得した位置情報に基づいて、現在、当該携帯電話機は神奈川県内に位置しているものと判別することとなる。このような判別を行うと、制御部18は、図15(b)に示すように、それまで「1」としていた東京都用のTVアプリケーションプログラムに対応するフラグ情報を「0」とすると共に、代わって、それまで「0」としていた神奈川県用のTVアプリケーションプログラムに対応するフラグ情報を「1」とする。すなわち、起動すべきTVアプリケーションプログラムを、東京都用のTVアプリケーションプログラムから神奈川県用のTVアプリケーションプログラムへ変更する。
これにより、起動すべきTVアプリケーションプログラムを、当該携帯電話機の現在位置が属する地域に対応するTVアプリケーションプログラムに予め変更しておくことができる。このため、TVアプリケーションプログラムを実際に起動した場合には、当該携帯電話機の現在位置が属する地域に対応するTVアプリケーションプログラムを起動することができ、ユーザは、何の操作も行うことなく、その地域に対応するテレビジョン放送を視聴可能とすることができる。
なお、この例は、日本国内におけるTVアプリケーションプログラムの変更制御の例であったが、制御部18は、当該携帯電話機の現在位置がアメリカ合衆国内であった場合には、上述と同様にフラグ情報の書き換えを行うことで、このアメリカ合衆国内における当該携帯電話機の現在位置が属する地域に対応するTVアプリケーションプログラムを起動アプリケーションテーブル16に設定する。同様に、当該携帯電話機の現在位置が大韓民国内であった場合には、上述と同様にフラグ情報の書き換えを行うことで、この大韓民国内における当該携帯電話機の現在位置が属する地域に対応するTVアプリケーションプログラムを起動アプリケーションテーブル16に設定する。
〔第4の実施の形態の効果〕
以上の説明から明らかなように、この第4の実施の形態の携帯電話機は、GPSユニット15で当該携帯電話機の現在位置が検出された際に、当該携帯電話機の地域間移動の有無を判別し、該地域間移動を検出した際に、起動アプリケーションテーブル16に設定しているTVアプリケーションプログラムを、前に位置していた地域用のTVアプリケーションプログラムから、当該携帯電話機の現在位置が属する地域に対応するTVアプリケーションプログラムへ、該TVアプリケーションプログラムの設定を変更する。
これにより、各国間や各地域間のユーザの移動に追従して、起動アプリケーションテーブル16に設定するTVアプリケーションプログラムを変更することができ、TVアプリケーションプログラムが起動される際には、常に、当該携帯電話機の現在位置が属する地域用のTVアプリケーションプログラムが起動されるようにすることができる。このため、当該携帯電話機の利便性のさらなる向上を図ることができる他、上述の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第5の実施の形態]
次に、本発明の第5の実施の形態の携帯電話機の説明をする。この第5の実施の形態の携帯電話機は、上述のように起動されるアプリケーションプログラムが電子辞書アプリケーションプログラムであった場合に、当該携帯電話機の現在位置が属する国(及び地域)の公用語に対応する電子辞書プログラムを起動するようにしたものである。
具体的には、ユーザの母国語が日本語であり、例えばアメリカ合衆国に滞在の場合、辞書アプリケーションプログラムが起動される際に、和英辞書及び英和辞書が起動されるように、起動される電子辞書プログラムを予め変更しておき、また、ユーザが大韓民国に滞在の場合、辞書アプリケーションプログラムが起動される際に、和韓辞書及び韓和辞書が起動されるように、起動される電子辞書プログラムを予め変更しておくようにしたものである。なお、この第5の実施の形態の携帯電話機は、この点のみが、上述の各実施の形態の携帯電話機とは異なる。このため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明は省略する。
〔第5の実施の形態の構成〕
この第5の実施の形態の携帯電話機は、図1に示すようにメモリ17に記憶された国/地域別公用語情報を有している。この国/地域別公用語情報としては、GPSユニット15で検出される各位置情報が属する国及び地域を示す情報と、各国及び各地域の公用語を示す情報等が記憶されている。
制御部18は、操作オブジェクト表示プログラムに基づいて動作すると、上述のようにGPSユニット15から取得した当該携帯電話機の現在位置と、メモリ17に記憶されている国/地域別公用語情報とに基づいて、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域の公用語に対応する電子辞書プログラムが起動されるように、起動アプリケーションテーブル16に登録されている電子辞書プログラムを自動的に変更する自動変更部として機能するようになっている。
〔電子辞書プログラムの自動変更動作〕
図16に、このような電子辞書プログラムの自動変更動作のフローチャートを示す。制御部18は、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づく動作を開始することで、この図16のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS91では、制御部18が、GPSユニット15から取得した当該携帯電話機の現在位置を示す現在位置情報に基づいて、メモリ17に記憶されている国/地域別公用語情報を参照し、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域を検出する。
次に、制御部18は、このように検出した当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域を示す情報をメモリ17に記憶しておくのであるが、新たに当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域を検出すると、ステップS92において、先にメモリ17に記憶しておいた上記国及び地域を示す情報と、新たに検出した当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域を示す情報とを比較し、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域が変化したか否かを判別する。そして、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域に変化は無いものと判別した場合、制御部18は、そのまま、この図16のフローチャートに示す処理を終了し、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域が変化したものと判別した場合は、処理をステップS93に進める。
ステップS93では、制御部18が、GPSユニット15から取得した当該携帯電話機の現在位置を示す現在位置情報に基づいて、メモリ17に記憶されている国/地域別公用語情報を参照することで、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域で用いられている公用語を検出し、処理をステップS94に進める。
ステップS94では、制御部18が、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域で用いられている公用語に対応した電子辞書プログラムが起動されるように、起動アプリケーションテーブル16に設定されている電子辞書プログラムを示す情報を変更して、この図16のフローチャートの処理を終了する。
図17(a)、(b)は、起動アプリケーションテーブル16に登録された電子辞書プログラムを示す情報を示している。この図17(a)、(b)は、ユーザの母国語が日本語である場合における起動アプリケーションテーブル16の登録例を示しており、起動アプリケーションテーブル16には、英和辞書、和英辞書、和仏辞書、仏和辞書・・・等の各国の公用語に対応する電子辞書プログラムを示す情報と共に、該各電子辞書プログラムの設定の有無を示すフラグ情報が登録されるようになっている。
図17(a)は、英和辞書及び和英辞書の各電子辞書プログラムに対応するフラグ情報が「1」となっており、その他の公用語用の電子辞書プログラムに対応するフラグ情報は「0」となっている。これは、現在、ユーザが、例えばアメリカ合衆国やグレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国(イギリス)等の英語圏に滞在しており、電子辞書プログラムを起動する場合は、この英和辞書及び和英辞書の各電子辞書プログラムが起動されることを意味している。
今、当該携帯電話機の現在位置が、例えばアメリカ合衆国からフランス共和国に移動した場合、制御部18は、GPSユニット15から取得した位置情報に基づいて、現在、当該携帯電話機はフランス共和国内に位置しているものと判別することとなる。このような判別を行うと、制御部18は、図17(b)に示すように、それまで「1」としていた英和辞書及び和英辞書の各電子辞書プログラムに対応するフラグ情報を「0」とすると共に、代わって、それまで「0」としていた和仏辞書及び仏和辞書の電子辞書プログラムに対応するフラグ情報を「1」とする。すなわち、起動すべき電子辞書プログラムを、英語対応用の電子辞書プログラムからフランス語対応用の電子辞書プログラムへ変更する。
これにより、起動すべき電子辞書プログラムを、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域に対応する電子辞書プログラムに予め変更しておくことができる。このため、電子辞書プログラムを実際に起動した場合には、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域に対応する電子辞書プログラムを起動することができ、ユーザは、何の操作も行うことなく、その国及び地域に対応する電子辞書プログラムを使用可能とすることができる。
なお、この例は、ユーザがアメリカ合衆国からフランス共和国に移動した場合における電子辞書プログラムの変更制御の例であったが、ユーザが他の国及び地域に移動した場合も同様であり、制御部18は、移動先の国及び地域の公用語に対応する電子辞書プログラムが起動されるように、起動アプリケーションテーブル16に設定している電子辞書プログラムの変更制御を行う。
〔第5の実施の形態の効果〕
以上の説明から明らかなように、この第5の実施の形態の携帯電話機は、GPSユニット15で当該携帯電話機の現在位置が検出された際に、当該携帯電話機の移動前後における公用語の変化の有無を判別し、該公用語の変化を検出した際に、起動アプリケーションテーブル16に設定している電子辞書プログラムを、前に位置していた国及び地域で用いられている公用語用の電子辞書プログラムから、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域で用いられている公用語用の電子辞書プログラムへ、該電子辞書プログラムの設定を変更する。
これにより、各国間や各地域間のユーザの移動に追従して、起動アプリケーションテーブル16に設定する電子辞書プログラムを変更することができ、電子辞書プログラムが起動される際には、常に、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域で用いられている公用語用の電子辞書プログラムを起動可能とすることができる。このため、当該携帯電話機の利便性のさらなる向上を図ることができる他、上述の各実施の形態と同様の効果を得ることができる。
[第6の実施の形態]
次に、本発明の第6の実施の形態の携帯電話機の説明をする。上述の各実施の形態の携帯電話機は、現在時刻、及び現在位置(及び現在位置の通信レベル)に対応するアプリケーションプログラムを起動し、このアプリケーションプログラムの操作オブジェクトを表示するものであったが、この第6の実施の形態の携帯電話機は、現在時刻、及び現在位置(及び現在位置の通信レベル)に対応するアプリケーションプログラムを起動操作するためのアイコンや操作メニュー等の起動指示オブジェクトを表示するようにしたものである。なお、この第6の実施の形態の携帯電話機は、この点のみが、上述の各実施の形態の携帯電話機とは異なる。このため、以下、この差異の説明のみ行い重複説明は省略する。
〔第6の実施の形態の構成〕
この第6の実施の形態の携帯電話機は、図1に示すようにメモリ17に記憶された各アプリケーションプログラムの起動をそれぞれ指定するための各種アイコン情報(=アイコン画像情報)を有している。
また、この実施の形態の携帯電話機は、ユーザにより所望のアプリケーションプログラムを起動するためのアイコンの登録が指定された際の時刻情報、位置情報、及び通信レベル情報と共に、該ユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを起動するためのアイコン画像情報が記憶されているメモリ17上のアドレスを上記起動アプリケーション情報として起動アプリケーションテーブル16に記憶するようになっている。
そして、この実施の形態の携帯電話機は、現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応する起動アプリケーション情報を上記起動アプリケーションテーブル16から検出した際に、この起動アプリケーション情報で示されるメモリ17上のアドレスからアイコン画像情報を読み出し、これを表示部5に表示するようになっている。
なお、この例では、現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応する起動アプリケーション情報を上記起動アプリケーションテーブル16に登録することとして説明を進めるが、上述の第1の実施の形態と同様に、現在時刻及び現在位置に対応する起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブル16に登録するようにしてもよい。
〔第6の実施の形態におけるアプリケーションプログラムの登録動作〕
図18に、この第6の実施の形態の携帯電話機におけるアプリケーションプログラムの登録動作の流れとなるフローチャートを示す。制御部18は、ユーザにより操作部7を介して所望のアプリケーションプログラムが指定操作され、このアプリケーションプログラムの登録操作がなされると、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図18のフローチャートの処理を開始する。
ステップS101では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS102に進める。ステップS102では、制御部18が、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS103に進める。ステップS103では、制御部18が、図1に示す通信レベル検出部21で検出された、当該携帯電話機の現在位置における通信レベルを取得し、処理をステップS104に進める。
ステップS104では、制御部18が、ユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを起動するためのアイコン画像情報が記憶されているメモリ17上のアドレスを検出し、このアドレス情報を、上記各ステップS101〜ステップS103で取得した現在時刻を示す時刻情報、当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報、及び当該携帯電話機の現在位置の通信レベルを示す通信レベル情報に関連付けて表示オブジェクトテーブル16に登録する。
そして、制御部18は、ステップS105において、ユーザにより新たなアプリケーションプログラムの登録指定操作がなされたか否かを判別し、新たなアプリケーションプログラムの登録指定操作がなされていないものと判別した場合は、そのまま、この図18のフローチャートに示す全処理を終了する。これに対して、新たなアプリケーションプログラムの登録指定操作がなされたものと判別した場合、制御部18は、処理をステップS101に戻し、上述と同様に、時刻情報、位置情報及び通信レベル情報を取得し、この取得した時刻情報、位置情報及び通信レベル情報に関連付けて、ユーザにより新たに登録指定されたアプリケーションプログラムを起動するためのアイコン画像情報のアドレス情報を、起動アプリケーションテーブル16に登録する動作を繰り返し実行する。
図19に、この第6の実施の形態の携帯電話機に設けられる起動アプリケーションテーブル16の模式図を示す。この図19から分かるように、ユーザにより例えばカメラ制御プログラムの登録が指定された場合、制御部18は、この登録指定操作がなされた時刻となる例えば午後3時00分の時刻情報、この登録指定操作がなされた位置となる緯度及び経度の位置情報、及びこの登録指定操作がなされた位置における通信レベル情報に関連付けて、当該登録指定操作されたカメラ制御プログラムのアイコン画像情報が記憶されているメモリ17上のアドレス情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、ユーザにより、例えば電子メール管理プログラムの登録が指定された場合、制御部18は、この電子メール管理プログラムの登録が指定された時刻となる例えば午後12時00分の時刻情報、この電子メール管理プログラムの登録が指定された位置となる緯度及び経度の位置情報、及びこの電子メール管理プログラムの登録が指定された位置における通信レベル情報に関連付けて、当該登録指定された電子メール管理プログラムのアイコン画像情報が記憶されているメモリ17上のアドレス情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、ユーザにより、例えば音楽プレーヤプログラムの登録が指定された場合、制御部18は、この音楽プレーヤプログラムの登録が指定された時刻となる例えば午前8時00分の時刻情報、この音楽プレーヤプログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報、及びこの音楽プレーヤプログラムが起動操作された位置における通信レベル情報に関連付けて、当該登録指定された音楽プレーヤプログラムのアイコン画像情報が記憶されているメモリ17上のアドレス情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
同様に、ユーザにより、例えばTVアプリケーションプログラムの登録が指定された場合、制御部18は、このTVアプリケーションプログラムの登録が指定された時刻となる例えば午後9時00分の時刻情報、このTVアプリケーションプログラムが起動操作された位置となる緯度及び経度の位置情報、及びこのTVアプリケーションプログラムが起動操作された位置における通信レベル情報に関連付けて、当該登録指定されたTVアプリケーションプログラムのアイコン画像情報が記憶されているメモリ17上のアドレス情報を起動アプリケーションテーブル16に登録する。
このように、制御部18は、アプリケーションプログラムの登録指定操作がなされる毎に、そのアプリケーションプログラムを起動した時刻及び位置と、該起動操作されたアプリケーションプログラムを示す情報とを関連付けして起動アプリケーションテーブル16に順次登録する。
なお、この例では、現在の時刻情報、現在の位置情報、及び現在位置における通信レベルに関連付けて上記起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブル16に登録することとしたが、これは上述の第1の実施の形態と同様に、現在の時刻情報、及び現在の位置情報に関連付けて上記起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブル16に登録するようにしてもよい。
〔第6の実施の形態における操作オブジェクトの表示動作〕
次に、このように起動アプリケーションテーブル16に起動アプリケーション情報が登録されると、制御部18は、現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応するアプリケーションプログラムのアイコン画像を、この例における操作オブジェクトとして表示部5に表示制御するようになっている。
図20のフローチャートに、このアイコン画像の表示動作の流れを示す。制御部18は、当該携帯電話機のメイン電源が投入されると、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、この図20のフローチャートに示す処理を開始する。
ステップS111では、制御部18が、タイマ11でカウントされている現在時刻を示す時刻情報を取得し、処理をステップS112に進める。ステップS112では、制御部18が、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS113に進める。
ステップS113では、制御部18が、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該起動アプリケーション情報が起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS111に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報の有無の監視を実行する。
これに対して、起動アプリケーションテーブル16から、対応するアプリケーション情報を検出した場合、制御部18は、処理をステップS114に進め、GPSユニット15を起動制御すると共に、このGPSユニット15で検出された当該携帯電話機の現在位置を示す位置情報を取得して、処理をステップS115に進める。
ステップS115では、制御部18が、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされている起動アプリケーション情報を、起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS116に進める。そして、制御部18は、このステップS116において、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされている起動アプリケーション情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS111に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報の有無の監視を実行する。
これに対して、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされている起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブル16から検出した場合、制御部18は、ステップS117に処理を進め、図1に点線のブロック図で示す通信レベル検出部21で検出された、その現在位置における通信レベルを示す通信レベル情報を取得して処理をステップS118に進める。
ステップS118では、制御部18が、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、なおかつ、現在の無線通信レベルを基準とする所定のレベル範囲内の無線通信レベルに関連付けされている起動アプリケーション情報を、起動アプリケーションテーブル16から検出し、処理をステップS119に進める。そして、制御部18は、このステップS119において、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、なおかつ、現在の無線通信レベルを基準とする所定のレベル範囲内の無線通信レベルに関連付けされている起動アプリケーション情報が、起動アプリケーションテーブル16から検出されたか否かを判別し、該起動アプリケーションテーブル16から検出されないものと判別した場合は処理をステップS111に戻し、再度、現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報の有無の監視を実行する。
これに対して、上記現在時刻を基準とする所定の時間的範囲内の時刻に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、かつ、当該携帯電話機の現在位置を基準とする所定の地理的範囲内の位置に関連付けされている起動アプリケーション情報であって、なおかつ、現在の無線通信レベルを基準とする所定のレベル範囲内の無線通信レベルに関連付けされている起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブル16から検出した場合、制御部18は、ステップS120に処理を進め、現在時刻、現在位置、及び現在位置における通信レベルに対応する起動アプリケーション情報で示されるメモリ17上のアドレスからアイコン画像を読み出し、これを表示部5に表示する。これにより、表示部5には、ユーザにより予め登録された時刻、位置、及び通信レベルに対応するアイコン画像が表示部5に表示されることとなる。
なお、このようなアイコン画像の表示は、制御部18が、上述のように時刻、位置、及び通信レベルに対応するアイコン画像のみを表示しても良いし、主要なアプリケーションプログラムの起動を指定するためのアイコン画像と共に表示してもよい。また、各アプリケーションプログラムの起動回数等に基づいて使用頻度の高いアプリケーションプログラムを学習し、いくつかの使用頻度の高いアプリケーションプログラムの起動を指定するためのアイコン画像と共に表示してもよい。
このように表示部5に対するアイコン画像の表示制御を行うと、制御部18は、処理をステップS121に進め、操作部7の操作状況に基づいて、当該携帯電話機のメイン電源がオフ操作されたか否かを判別し、当該携帯電話機のメイン電源がオフ操作されたものと判別した場合は、この図20のフローチャートに示すアイコン画像の表示処理を終了する。
これに対して、当該携帯電話機のメイン電源のオフ操作を検出しない場合、制御部18は、処理をステップS111に戻し、再度、上述のステップS111〜ステップS121の各処理を繰り返し実行する。これにより、その時刻、及びその位置(場所)でユーザにより起動操作される可能性の高いアプリケーションプログラムのアイコン画像を、表示部5に予め起動しておくことができる。このため、この表示部5に表示されているアイコン画像を選択操作するだけで、ユーザは所望のアプリケーションプログラムを迅速に起動させることを可能とすることができる。
図21(a)〜図21(i)に、このような時刻、場所、及び通信レベルに対応するアプリケーションプログラムのアイコン画像の表示例を示す。この図21(a)〜図21(i)の表示例は、図19に示した起動アプリケーションテーブル16の模式図に対応する表示例となっている。すなわち、午前7時00分に当該携帯電話機が所定の通信レベルの場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17からTVアプリケーションプログラムの起動を指定するためのアイコン画像を読み出して、これを図21(a)に示すように表示部5に表示制御する。これにより、ユーザが例えば午前7時00分に起床した際にTVアプリケーションプログラムを起動させようとすると、該TVアプリケーションプログラムのアイコン画像のみが表示部5に表示されていることとなる。このため、ユーザは、このアイコン画像を選択操作することで、スムーズにTVアプリケーションプログラムを起動して、所望のテレビジョン放送番組を視聴することができる。
また、午前8時00分に当該携帯電話機が所定の通信レベルの場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17から音楽プレーヤプログラムの起動を指定するためのアイコン画像を読み出して、これを図21(b)に示すように表示部5に表示制御する。これにより、ユーザが例えば午前8時00分の通勤の際に音楽プレーヤプログラムを起動させようとすると、該音楽プレーヤプログラムのアイコン画像のみが表示部5に表示されていることとなる。このため、ユーザは、このアイコン画像を選択操作するだけで、スムーズに音楽プレーヤプログラムを起動して、所望の音楽を聞くことが可能となる。
また、午前10時30分に当該携帯電話機が所定の通信レベルの場所に位置していた場合、制御部18は、メモリ17からスケジュール帳管理プログラムの起動を指定するためのアイコン画像を読み出して、これを図21(c)に示すように表示部5に表示制御する。これにより、ユーザが例えば午前10時30分に職場で本日のスケジュールを確認するためにスケジュール帳管理プログラムを起動させようとすると、該スケジュール帳管理プログラムのアイコン画像のみが表示部5に表示されていることとなる。このため、ユーザは、このアイコン画像を選択操作するだけで、スムーズにスケジュール帳管理プログラムを起動して、当日のスケジュール確認や所望のスケジュールの入力等を行うことができる。
同様に、図21(d)は、電子メール管理プログラムのアイコン画像の表示例、図21(e)は、カメラ制御プログラムのアイコン画像の表示例、図21(f)は、Webブラウジングプログラムのアイコン画像の表示例、図21(g)は、電子辞書プログラムのアイコン画像の表示例である。いずれの場合も、ユーザは、その時刻、その通信レベルの場所に対応するアプリケーションプログラムをスムーズに起動することができる。
また、図21(h)は、ユーザがTVアプリケーションプログラム及びスケジュール帳管理プログラムの、2つのアプリケーションプログラムを登録した場合の表示例である。この場合、制御部18は、登録時に対応する時刻、位置、及び通信レベルを検出すると、この図21(h)に示すようにTVアプリケーションプログラム及びスケジュール帳管理プログラムの各アイコン画像を表示部5に表示する。これにより、ユーザは、所望のテレビジョン放送を視聴しながら当日のスケジュールの確認や所望のスケジュールの入力等を行うことができる。
さらに、図21(i)は、ユーザがTVアプリケーションプログラム、スケジュール帳管理プログラム、及び音楽プレーヤプログラムの、3つのアプリケーションプログラムを登録した場合の表示例である。この場合、制御部18は、登録時に対応する時刻、位置、及び通信レベルを検出すると、この図21(i)に示すようにTVアプリケーションプログラム、スケジュール帳管理プログラム、及び音楽プレーヤプログラムの各アイコン画像を表示部5に表示する。これにより、ユーザは、その時刻、及びその通信レベルの場所で使用する3つのアプリケーションプログラムの中から、所望のアプリケーションプログラムを選択して起動させることができる。
〔第6の実施の形態における学習動作〕
次に、この第6の実施の形態の携帯電話機も、図4にフローチャートを用いて説明したように、同じ時間帯、同じ地理的範囲、及び同じ通信レベル範囲において、複数回の起動操作がなされた時点で、起動アプリケーションテーブル16に対して起動アプリケーション情報の登録を行うようになっている(学習登録機能)。
この場合、制御部18は、アプリケーションプログラムが起動制御される毎に、上記タイマ11から現在の時刻情報を取得し、上記GPSユニット15から現在位置を示す位置情報を取得すると共に、上記通信レベル検出部21から現在位置における通信レベルを取得する動作を繰り返し実行することで、同じ時間的範囲及び同じ地理的範囲において起動制御したアプリケーションプログラムの起動制御回数をカウントし、上記起動操作回数テーブル20に登録する。
そして、制御部18は、この起動操作回数テーブル20に登録されている起動制御回数が所定回数以上となった際に、該起動制御回数が所定回数以上となったアプリケーションプログラムを起動するための起動アプリケーション情報を、上記タイマ11から取得した現在の時刻情報、上記GPSユニット15から取得した現在位置を示す位置情報、及び上記通信レベル検出部21から取得した現在位置における通信レベルを示す通信レベル情報に関連付けて上記起動アプリケーションテーブル16に登録する。
これにより、起動アプリケーションテーブル16に対する起動アプリケーション情報の登録は、その時刻及びその通信レベルの位置(場所)での起動操作回数が所定の起動操作回数以上となった時点で、はじめて行われることとなるため、使用頻度の低いアプリケーションプログラムの起動アプリケーション情報が起動アプリケーションテーブル16に登録される不都合を防止することができ、使用頻度の高いアプリケーションプログラムの起動アプリケーション情報のみを起動アプリケーションテーブル16に登録可能とすることができる。
〔スケジュール解析結果に基づくアイコン画像の表示動作〕
次に、この第6の実施の形態の携帯電話機も、上述の第3の実施の形態と同様に、メモリ17のスケジュール帳に登録されているスケジュールを解析し、実行するスケジュールが存在した場合は、そのスケジュールの実行に用いられるアプリケーションプログラムを起動するためのアイコン画像を表示部5に表示するようになっている。
この場合、制御部18は、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて、スケジュール解析部として機能することで、該メモリ17のスケジュール帳に登録されているスケジュールを解析する。そして、制御部18は、上記タイマ11で検出される現在の時刻が、上記スケジュールの解析結果に対応するスケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻であり、上記GPSユニット15から取得した現在位置が、上記スケジュールの解析結果に対応するスケジュールを実行する位置であった場合に、このスケジュールの実行に用いるアプリケーションプログラムの起動を指定するためのアイコン画像を、他のアプリケーションプログラムのアイコン画像と共に表示部5に表示制御する。
これにより、実行すべきスケジュールが存在する場合には、このスケジュールの実行に用いるアプリケーションプログラムを起動するためのアイコン画像を、他のアプリケーションプログラムのアイコン画像と共に表示部5に表示することができる。このため、その時、その場所でユーザが真に必要とするアプリケーションプログラムを起動するためのアイコン画像を表示部5に表示しておくことができ、さらなる利便性の向上、及び操作性の向上を図ることができる。
〔TVアプリケーションプログラムの自動変更動作〕
次に、この第6の実施の形態の携帯電話機も、上述の第4の実施の形態と同様に、起動アプリケーションテーブル16に登録されている起動アプリケーション情報と、メモリ17に記憶されているTVアプリケーションプログラムとの対応関係を、GPSユニット15で検出される当該携帯電話機の現在位置に基づいて自動的に変更制御するようになっている。
この場合、制御部18は、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて自動変更部として機能し、GPSユニット15から取得した当該携帯電話機の現在位置と、メモリ17に記憶されている国地域別テレビジョン情報とに基づいて、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域のテレビジョン放送に対応するTVアプリケーションプログラムが起動されるように、起動アプリケーションテーブル16に登録されている起動アプリケーション情報と、メモリ17に記憶されているTVアプリケーションプログラムとの対応関係を自動的に変更制御する。
これにより、各国間や各地域間のユーザの移動に追従して、起動するTVアプリケーションプログラムを変更することができる。このため、TVアプリケーションプログラムが起動される際には、常に、当該携帯電話機の現在位置が属する地域用のTVアプリケーションプログラムが起動されるようにすることができ、当該携帯電話機の利便性のさらなる向上を図ることができる。
〔辞書アプリケーションプログラムの自動変更動作〕
次に、この第6の実施の形態の携帯電話機も、上述の第5の実施の形態と同様に、起動アプリケーションテーブル16に登録されている起動アプリケーション情報と、メモリ17に記憶されている辞書アプリケーションプログラムとの対応関係を、GPSユニット15で検出される当該携帯電話機の現在位置に基づいて自動的に変更制御するようになっている。
この場合、制御部18は、メモリ17に記憶されている操作オブジェクト表示プログラムに基づいて自動変更部として機能し、GPSユニット15から取得した当該携帯電話機の現在位置と、メモリ17に記憶されている国地域別公用語情報とに基づいて、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域の公用語に対応する辞書アプリケーションプログラムが起動されるように、起動アプリケーションテーブル16に登録されている起動アプリケーション情報と、メモリ17に記憶されている辞書アプリケーションプログラムとの対応関係を自動的に変更制御する。
これにより、各国間や各地域間のユーザの移動に追従して、起動アプリケーションテーブル16に登録されている起動アプリケーション情報と、メモリ17に記憶されている辞書アプリケーションプログラムとの対応関係を自動的に変更することができ、電子辞書プログラムが起動される際には、常に、当該携帯電話機の現在位置が属する国及び地域で用いられている公用語用の電子辞書プログラムを起動可能とすることができる。このため、当該携帯電話機の利便性のさらなる向上を図ることができる。
[変形例]
上述の実施の形態の説明では、本発明を携帯電話機に適用することとしたが、本発明は、この携帯電話機に限らず、PHS電話機(PHS:Personal Handyphone System)、PDA装置(PDA:Personal Digital Assistant)、ノート型のパーソナルコンピュータ装置、携帯型のゲーム機等の通信機能を備えた様々な携帯機器に適用することができる。
最後に、上述の実施の形態は、本発明の一例である。このため、本発明は上述の実施の形態に限定されることはなく、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論であることを付け加えておく。
本発明を適用した第1の実施の形態となる携帯電話機のブロック図である。 第1の実施の形態の携帯電話機における現在時刻及び現在位置に対応するアプリケーションプログラムの登録動作を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態の携帯電話機に設けられている起動アプリケーションテーブルの模式図である。 第1の実施の形態の変形例となる携帯電話機における、起動アプリケーションテーブルに対する学習機能付きの登録動作の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態の変形例となる携帯電話機に設けられている操作回数テーブルの模式図である。 第1の実施の形態の携帯電話機における操作オブジェクトの表示動作の流れを示すフローチャートである。 第1の実施の形態の携帯電話機における操作オブジェクトの表示例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態となる携帯電話機における、現在時刻、現在位置及び通信レベルに対応するアプリケーションプログラムの登録動作を説明するためのフローチャートである。 第2の実施の形態の携帯電話機に設けられている起動アプリケーションテーブルの模式図である。 第2の実施の形態の変形例となる携帯電話機における、起動アプリケーションテーブルに対する学習機能付きの登録動作の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態の変形例となる携帯電話機に設けられている操作回数テーブルの模式図である。 第2の実施の形態の携帯電話機における操作オブジェクトの表示動作の流れを示すフローチャートである。 スケジュール解析結果に基づくアプリケーションプログラムを優先的に起動する、本発明の第3の実施の形態の携帯電話機における操作オブジェクトの表示動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の携帯電話機における、ユーザの現在位置に対応したTVアプリケーションプログラムの設定変更動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態の携帯電話機における、TVアプリケーションプログラムの設定変更動作を説明するための起動アプリケーションテーブルの模式図である。 本発明の第5の実施の形態の携帯電話機における、ユーザの現在位置に対応した電子辞書プログラムの設定変更動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第5の実施の形態の携帯電話機における、電子辞書プログラムの設定変更動作を説明するための起動アプリケーションテーブルの模式図である。 本発明の第6の実施の形態の携帯電話機における、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録の流れを示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態の携帯電話機に設けられている起動アプリケーションテーブルの模式図である。 本発明の第6の実施の形態の携帯電話機におけるアイコン画像の表示動作の流れを示すフローチャートである。 本発明の第6の実施の形態の携帯電話機におけるアイコン画像の表示例を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ、2 通信回路、3 スピーカ部、4 マイクロホン部、5 表示部、6 タッチパネル、7 操作部、8 発光部(LED)、9 カメラ部、10 バイブレーションユニット、11 タイマ、12 テレビジョンアンテナ、13 テレビジョンユニット(TVユニット)、14 GPSアンテナ、15 GPSユニット、16 起動アプリケーションテーブル、17 メモリ、18 制御部

Claims (14)

  1. 表示部と、
    現在時刻を示す時刻情報を出力する現在時刻検出部と、
    当該携帯端末装置の現在位置を検出し、この現在位置を示す位置情報を出力する現在位置検出部と、
    複数のアプリケーションプログラムが記憶されたアプリケーションプログラム記憶部と、
    ユーザにより操作部を介して、起動するアプリケーションプログラムの指定操作がなされた際に、上記現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、上記現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得し、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記操作部を介してユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブルに記憶する関連付け記憶制御部と、
    上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を基準とする所定の地理的範囲内であった場合に、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている上記アプリケーションプログラムを示す情報に対応するアプリケーションプログラムを、上記アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御すると共に、この起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを上記表示部に表示制御する制御部と
    無線基地局を介して無線通信を行う無線通信部と、
    上記無線通信部の無線通信レベルを検出する無線通信レベル検出部とを有し、
    上記関連付け記憶制御部は、ユーザにより操作部を介して、起動するアプリケーションプログラムの指定操作がなされた際に、上記現在の時刻情報、上記現在の位置情報、及び上記無線通信レベル検出部で検出された無線通信レベルを示す無線通信レベル情報に関連付けて、上記操作部を介してユーザにより指定された上記アプリケーションプログラムを示す情報を上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御し、
    上記制御部は、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報で示される所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報で示される所定の地理的範囲内であった場合に、上記無線通信レベル検出部からの無線通信レベル検出出力を取得し、この取得した無線通信レベル検出出力で示される無線通信レベルが、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている無線通信レベル情報で示される無線通信レベルに対応する無線通信レベルであった場合に、上記時刻情報、上記位置情報、及び上記無線通信レベル情報に関連付けされて記憶されている上記アプリケーションプログラムを示す情報に対応するアプリケーションプログラムを、上記アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御すると共に、この起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを上記表示部に表示制御する
    携帯端末装置。
  2. 上記関連付け記憶制御部は、アプリケーションプログラムが起動制御される毎に、上記現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、上記現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得する動作を繰り返し実行することで、同じ時間的範囲及び同じ地理的範囲において起動制御したアプリケーションプログラムの起動制御回数をカウントし、この起動制御回数が所定回数以上となった際に、該起動制御回数が所定回数以上となったアプリケーションプログラムを示す情報を、上記現在時刻検出部で検出された現在の時刻情報、及び上記現在位置検出部で検出された現在位置を示す位置情報に関連付けて上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御する
    請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. ユーザの各日付毎のスケジュールが記憶されているスケジュール帳メモリと、
    上記スケジュール帳メモリに記憶されている各日付のスケジュールを解析して、該各スケジュールを実行する時刻及び位置と共に、該スケジュールの実行に用いられるアプリケーションプログラムを検出するスケジュール解析部を有し、
    上記制御部は、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻が、上記スケジュール解析部からの解析結果に対応するスケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻であり、上記現在位置検出部で検出された現在の位置情報で示される現在位置が、上記スケジュール解析部からの解析結果に対応するスケジュールを実行する位置であった場合に、上記スケジュール解析部からの解析結果に対応するアプリケーションプログラムを、他のアプリケーションプログラムよりも優先して起動制御すると共に、この起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを上記表示部に表示制御する
    請求項1又は2に記載の携帯端末装置。
  4. 上記起動制御されるアプリケーションプログラムとして、上記現在位置検出部で検出される当該携帯端末装置の現在位置に対応するアプリケーションプログラムが起動制御されるように、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されているアプリケーションプログラムを示す情報を自動的に変更制御する自動変更部を有する
    請求項1から請求項のうち、いずれか一項に記載の携帯端末装置。
  5. 上記自動変更部は、上記現在位置検出部で検出される当該携帯端末装置の現在位置が属する地域のテレビジョン放送視聴用のアプリケーションプログラムが起動するように、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されているアプリケーションプログラムを示す情報を自動的に変更制御する
    請求項に記載の携帯端末装置。
  6. 上記自動変更部は、少なくとも一方の国の公用語を、上記現在位置検出部で検出される当該携帯端末装置の現在位置が属する国及び地域の公用語に変換する辞書アプリケーションプログラムが起動するように、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されているアプリケーションプログラムを示す情報を自動的に変更制御する
    請求項又は請求項に記載の携帯端末装置。
  7. 表示部と、
    現在時刻を示す時刻情報を出力する現在時刻検出部と、
    当該携帯端末装置の現在位置を検出し、この現在位置を示す位置情報を出力する現在位置検出部と、
    複数のアプリケーションプログラムが記憶されたアプリケーションプログラム記憶部と、
    上記アプリケーションプログラム記憶部に記憶されている各アプリケーションプログラムにそれぞれ対応し、該各アプリケーションプログラムの起動を指定操作するための表示オブジェクトがそれぞれ記憶された表示オブジェクト記憶部と、
    ユーザにより操作部を介して、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録操作がなされた際に、上記現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、上記現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得し、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記起動を希望するアプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を起動アプリケーションテーブルに記憶する関連付け記憶制御部と、
    上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を基準とする所定の地理的範囲内であった場合に、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている上記起動アプリケーション情報に対応するアプリケーションプログラムの表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して上記表示部に表示制御すると共に、この表示部に表示制御した表示オブジェクトを介してアプリケーションプログラムの起動が指定操作された際に、該表示オブジェクトに対応するアプリケーションプログラムを上記アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御する制御部と
    無線基地局を介して無線通信を行う無線通信部と、
    上記無線通信部の無線通信レベルを検出する無線通信レベル検出部とを有し、
    上記関連付け記憶制御部は、ユーザにより操作部を介して、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録操作がなされた際に、上記現在の時刻情報、上記現在の位置情報、及び上記無線通信レベル検出部で検出された無線通信レベルを示す無線通信レベル情報に関連付けて、上記操作部を介してユーザにより登録操作された上記アプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御し、
    上記制御部は、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報で示される所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報で示される所定の地理的範囲内であった場合に、上記無線通信レベル検出部からの無線通信レベル検出出力を取得し、この取得した無線通信レベル検出出力で示される無線通信レベルが、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている無線通信レベル情報で示される無線通信レベルに対応する無線通信レベルであった場合に、上記時刻情報、上記位置情報、及び上記無線通信レベル情報に関連付けされて記憶されている上記起動アプリケーション情報に対応する表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して上記表示部に表示制御する
    携帯端末装置。
  8. 上記関連付け記憶制御部は、アプリケーションプログラムが起動制御される毎に、上記現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、上記現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得する動作を繰り返し実行することで、同じ時間的範囲及び同じ地理的範囲において起動制御したアプリケーションプログラムの起動制御回数をカウントし、この起動制御回数が所定回数以上となった際に、該起動制御回数が所定回数以上となったアプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を、上記現在時刻検出部で検出された現在の時刻情報、及び上記現在位置検出部で検出された現在位置を示す位置情報に関連付けて上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御する
    請求項に記載の携帯端末装置。
  9. ユーザの各日付毎のスケジュールが記憶されているスケジュール帳メモリと、
    上記スケジュール帳メモリに記憶されている各日付のスケジュールを解析して、該各スケジュールを実行する時刻及び位置と共に、該スケジュールの実行に用いられるアプリケーションプログラムを検出するスケジュール解析部を有し、
    上記制御部は、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻が、上記スケジュール解析部からの解析結果に対応するスケジュールを実行する時刻の所定時間前の時刻であり、上記現在位置検出部で検出された現在の位置情報で示される現在位置が、上記スケジュール解析部からの解析結果に対応するスケジュールを実行する位置であった場合に、上記スケジュール解析部からの解析結果に対応するアプリケーションプログラムの起動を指定するための表示オブジェクトを、他のアプリケーションプログラムの表意オブジェクトと共に上記表示部に表示制御する
    請求項7又は8に記載の携帯端末装置。
  10. 上記起動制御されるアプリケーションプログラムとして、上記現在位置検出部で検出される当該携帯端末装置の現在位置に対応するアプリケーションプログラムが起動制御されるように、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている起動アプリケーション情報と、上記アプリケーションプログラム記憶部に記憶されているアプリケーションプログラムとの対応関係を自動的に変更制御する自動変更部を有する
    請求項から請求項のうち、いずれか一項に記載の携帯端末装置。
  11. 上記自動変更部は、上記現在位置検出部で検出される当該携帯端末装置の現在位置が属する地域のテレビジョン放送視聴用のアプリケーションプログラムが起動するように、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている起動アプリケーション情報と、上記アプリケーションプログラム記憶部に記憶されているテレビジョン放送視聴用のアプリケーションプログラムとの対応関係を自動的に変更制御する
    請求項10に記載の携帯端末装置。
  12. 上記自動変更部は、少なくとも一方の国の公用語を、上記現在位置検出部で検出される当該携帯端末装置の現在位置が属する国及び地域の公用語に変換する辞書アプリケーションプログラムが起動するように、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている起動アプリケーション情報と、上記アプリケーションプログラム記憶部に記憶されている辞書アプリケーションプログラムとの対応関係を自動的に変更制御する
    請求項10又は請求項11に記載の携帯端末装置。
  13. 携帯端末装置において、ユーザにより操作部を介して、起動するアプリケーションプログラムの指定操作がなされた際に、関連付け記憶制御部が、現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得し、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記操作部を介してユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブルに記憶するステップと、
    制御部が、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得するステップと、
    上記ステップで取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を基準とする所定の地理的範囲内であった場合に、制御部が、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている上記アプリケーションプログラムを示す情報に対応するアプリケーションプログラムを、アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御するステップと、
    制御部が、上記ステップで起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを表示部に表示制御するステップと
    上記関連付け記憶制御部が、さらに、ユーザにより操作部を介して、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録操作がなされた際に、上記現在の時刻情報、上記現在の位置情報、及び、無線基地局を介して無線通信を行う無線通信部の無線通信レベルを検出する無線通信レベル検出部で検出された無線通信レベルを示す無線通信レベル情報に関連付けて、上記操作部を介してユーザにより登録操作された上記アプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御するステップと、
    上記制御部が、さらに、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報で示される所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報で示される所定の地理的範囲内であった場合に、上記無線通信レベル検出部からの無線通信レベル検出出力を取得し、この取得した無線通信レベル検出出力で示される無線通信レベルが、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている無線通信レベル情報で示される無線通信レベルに対応する無線通信レベルであった場合に、上記時刻情報、上記位置情報、及び上記無線通信レベル情報に関連付けされて記憶されている上記起動アプリケーション情報に対応する表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して上記表示部に表示制御するステップと
    を有する操作オブジェクトの表示方法。
  14. 携帯端末装置において、ユーザにより操作部を介して、起動するアプリケーションプログラムの指定操作がなされた際に、関連付け記憶制御部が、現在時刻検出部から現在の時刻情報を取得すると共に、現在位置検出部から現在位置を示す位置情報を取得し、この取得した現在の時刻情報及び現在の位置情報に関連付けして、上記操作部を介してユーザにより指定されたアプリケーションプログラムを示す情報を起動アプリケーションテーブルに記憶するステップと、
    制御部が、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報を基準とする所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得するステップと、
    上記ステップで取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報を基準とする所定の地理的範囲内であった場合に、制御部が、上記時刻情報及び上記位置情報に関連付けされて上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている上記アプリケーションプログラムを示す情報に対応するアプリケーションプログラムを、アプリケーションプログラム記憶部から読み出して起動制御するステップと、
    制御部が、上記ステップで起動制御したアプリケーションプログラムに基づいて、該アプリケーションプログラムに対応する操作を行うための操作オブジェクトを表示部に表示制御するステップと、
    上記関連付け記憶制御部が、さらに、ユーザにより操作部を介して、起動を希望するアプリケーションプログラムの登録操作がなされた際に、上記現在の時刻情報、上記現在の位置情報、及び、無線基地局を介して無線通信を行う無線通信部の無線通信レベルを検出する無線通信レベル検出部で検出された無線通信レベルを示す無線通信レベル情報に関連付けて、上記操作部を介してユーザにより登録操作された上記アプリケーションプログラムを示す起動アプリケーション情報を上記起動アプリケーションテーブルに記憶制御するステップと、
    上記制御部が、さらに、上記現在時刻検出部で検出される現在の時刻情報に基づいて上記起動アプリケーションテーブルを参照し、該現在時刻検出部で検出された現在時刻が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている時刻情報で示される所定の時間的範囲内であった場合に、上記現在位置検出部を起動制御して上記現在の位置情報を取得し、この取得した現在の位置情報で示される現在位置が、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている位置情報で示される所定の地理的範囲内であった場合に、上記無線通信レベル検出部からの無線通信レベル検出出力を取得し、この取得した無線通信レベル検出出力で示される無線通信レベルが、上記起動アプリケーションテーブルに記憶されている無線通信レベル情報で示される無線通信レベルに対応する無線通信レベルであった場合に、上記時刻情報、上記位置情報、及び上記無線通信レベル情報に関連付けされて記憶されている上記起動アプリケーション情報に対応する表示オブジェクトを、上記表示オブジェクト記憶部から読み出して上記表示部に表示制御するステップと
    をコンピュータに実行させる、操作オブジェクトの表示プログラム。
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