JP2014060651A - 携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラム - Google Patents
携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラム Download PDFInfo
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Abstract
【課題】アプリケーションを利用する際のユーザの利便性を向上させることが可能な携帯端末装置を提供する。
【解決手段】表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置は、ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して状況においてユーザに利用されたアプリケーションごとの利用情報とが関連付けられて格納された情報格納部と、現在の日時を示す日時情報を取得する日時情報取得部と、現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、取得された日時情報および位置情報に従うユーザの状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを表示画面に配置する表示制御部とを含む。
【選択図】図5
【解決手段】表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置は、ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して状況においてユーザに利用されたアプリケーションごとの利用情報とが関連付けられて格納された情報格納部と、現在の日時を示す日時情報を取得する日時情報取得部と、現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、取得された日時情報および位置情報に従うユーザの状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを表示画面に配置する表示制御部とを含む。
【選択図】図5
Description
本発明は、オブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラムに関する。
従来、携帯電話などの移動通信端末の普及は社会に様々な利便性をもたらしている。手軽に携帯できる携帯電話は、様々な状況において使用される可能性があることから、状況に応じてセキュリティ、マナーあるいは操作性を向上させるために携帯電話の動作モードや所定の設定を変更するようにしている。このような携帯端末装置において、時刻または位置などの情報に基づいて、携帯端末装置の動作モードまたは設定を変更する技術が開示されている。
例えば、特開2003−87361号公報(特許文献1)には、移動通信端末装置が開示されている。移動通信端末装置は、通信網を形成する基地局との間で無線回線を介して通信するとともにGPS衛星からのGPS信号を受信する。移動通信端末装置は、GPS信号の受信強度としきい値とを比較し、しきい値以上の受信強度を有するGPS信号の有無を出力する比較手段と、しきい値以上の受信強度を有するGPS信号の有無に応じて屋内または屋外のモードを判定する判定手段と、判定結果に基づいて端末インターフェイスの設定を変更する制御手段と、を有する。
特開2004−364122号公報(特許文献2)には、携帯型情報処理装置が開示されている。携帯型情報処理装置は、場所、時刻及び動作モードを含むスケジュール情報を予め設定して記憶するとともに、現在位置に関する現在地情報を取得し、該取得した現在地情報と上記スケジュール情報中の場所情報とを比較して該両情報が一致するか否かを判別し、該判別結果に基づき自動的に、上記スケジュール情報中の上記動作モードの設定を制御するように構成されている。
特開2009−177376号公報(特許文献3)には、所定処理に対応して設定されている設定時刻に応じて当該所定処理を実行する携帯端末装置が開示されている。携帯端末装置は、ユーザの行動を監視して特定行動であるか否かを検出する監視手段と、この監視手段によって特定行動であることが検出された際の時刻を行動時刻として取得する時刻取得手段と、特定行動を起す標準的な行動時刻を記憶する時刻記憶手段と、時刻取得手段によって得られた行動時刻と標準的な行動時刻とに基づいて所定処理の設定時刻を変更する時刻変更手段とを含む。
特開2010−206668号公報(特許文献4)には、複数の動作モードを有する携帯端末装置が開示されている。携帯端末装置は、当該携帯端末装置との間で近距離通信が可能な外部機器が人体に装着されているか否かを判別する装着判別手段と、当該携帯端末装置の現在の状態を取得する状態取得手段と、装着判別手段による判別結果及び状態取得手段によって取得された現在の状態に基づいて動作モードの切り替えを制御する制御手段とを含む。
ところで、上記のような携帯端末装置においては、一般的には、内蔵された様々なアプリケーションを利用することが可能である。ユーザは、自身のおかれている状況(環境)またはユーザのその時の趣向に応じてアプリケーションの利用形態を変更する。典型的には、ユーザは、勤務時間内においては、業務に関連するアプリケーションを利用する場合が多く、勤務時間外においては、趣味に関連するアプリケーションを利用する場合が多い。
上記の技術は、いずれも携帯端末装置におけるアプリケーションのユーザごとの利用形態を考慮して携帯端末装置の設定を自動的に変更するものではない。したがって、ユーザは、状況に応じてアプリケーションを利用しやすいように携帯端末装置の設定の変更をその都度行なう必要がある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであって、アプリケーションを利用する際のユーザの利便性を向上させることが可能な携帯端末装置、その制御方法、およびその制御プログラムを提供することを目的とする。
ある実施の形態に従うと、表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置が提供される。携帯端末装置は、ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して状況においてユーザに利用されたアプリケーションごとの利用情報とが関連付けられて格納された情報格納部と、現在の日時を示す日時情報を取得する日時情報取得部と、携帯端末装置の現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、取得された日時情報および位置情報に従うユーザの状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを表示画面に配置する表示制御部とを含む。
好ましくは、表示制御部は、日時情報と位置情報と状況情報とに基づいて、現在のユーザの状況を判定し、判定された状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、配置される複数のオブジェクトの優先順位を決定する。
好ましくは、表示制御部は、予め定められたオブジェクトの配置順序に従って、決定された優先順位の高い方から順に複数のオブジェクトを表示画面に配置する。
好ましくは、携帯端末装置は、ユーザのスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得部をさらに含む。表示制御部は、日時情報と位置情報と状況情報とスケジュール情報とに基づいて、現在のユーザの状況を判定し、判定された状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、配置される複数のオブジェクトの優先順位を決定する。
好ましくは、携帯端末装置は、状況においてアプリケーションが実行された場合に、アプリケーションの利用情報を更新する利用情報更新部をさらに含む。
好ましくは、利用情報更新部は、アプリケーションが実行された後、所定の時間以内にアプリケーションの実行が終了された場合には、アプリケーションの利用情報を更新しない。
好ましくは、利用情報は、アプリケーションの起動回数またはアプリケーションの起動時間のうち少なくとも1つを含む。
別の実施の形態に従うと、表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置の制御方法が提供される。携帯端末装置の制御方法は、ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して状況においてユーザに利用されたアプリケーションごとの利用情報とを関連付けて格納するステップと、現在の日時を示す日時情報を取得するステップと、携帯端末装置の現在の位置を示す位置情報を取得するステップと、取得された日時情報および位置情報に従うユーザの状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを表示画面に配置するステップとを含む。
さらに別の実施の形態に従うと、表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置のコンピュータに実行させる制御プログラムが提供される。制御プログラムは、コンピュータに、ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して状況においてユーザに利用されたアプリケーションごとの利用情報とを関連付けて格納するステップと、現在の日時を示す日時情報を取得するステップと、携帯端末装置の現在の位置を示す位置情報を取得するステップと、取得された日時情報および位置情報に従うユーザの状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを表示画面に配置するステップとを実行させる。
以上より、ある局面では、アプリケーションを利用する際のユーザの利便性を向上させることが可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<A.外観>
まず、本実施の形態に従う携帯端末装置10の外観について説明する。
まず、本実施の形態に従う携帯端末装置10の外観について説明する。
図1は、本実施の形態に従う携帯端末装置10の外観を示す模式図である。以下の説明では、携帯端末装置10がスマートフォンである場合について説明する。但し、本実施の形態に従う携帯端末装置10は、表示部にオブジェクトを表示可能に構成された装置であれば、種類を問わず任意の装置として実現できる。例えば、携帯端末装置10は、携帯電話、タブレット端末装置、PDA(Personal Digital Assistance)などとして実装することもできる。
図1を参照して、携帯端末装置10は、表示部としてのディスプレイ140と、ディスプレイ140に対してタッチ入力された位置(タッチ位置)を検出可能な位置検出部としてのタッチパネル130と、各種の操作を行なうためのボタン160とを含む。ディスプレイ140には、アプリケーションのコンテンツやデータなどが表示される。ディスプレイ140は、例えば、液晶ディスプレイあるいは有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイである。また、ディスプレイ140には透明なタッチパネル130が取り付けられており、携帯端末装置10は、ユーザからのタッチ操作に伴う各種の指示を受け付けることが可能である。
携帯端末装置10は、基本的に、ユーザが片手または両手で把持して使用することが想定される。また、ユーザが携帯端末装置10の長手方向および短手方向のいずれを把持した場合であっても、その把持方向に適した方向に画面表示を切替えるように構成されていてもよい。本願明細書において、画面の「上下方向」および「左右方向」という表現をする場合には、原則として、ユーザが携帯端末装置10を把持した状態におけるユーザから見たそれぞれの方向を意味するものとする。言い換えれば、ディスプレイ140に表示される画像を基準として、「上下方向」および「左右方向」が決定される。
携帯端末装置10のディスプレイ140には、ユーザによる直感的な操作が可能となるように1つまたは複数のオブジェクトが表示される。本願明細書において、「オブジェクト」は、ユーザの操作を受け付ける機能またはユーザへ何らかの情報を提示する機能、あるいは両者を併せた機能を発揮するための、ディスプレイ140に表示される各種の画像を意味する。「オブジェクト」の一例としては、アプリケーションに関連して設けられるアイコンやウィジェットなどが挙げられる。以下の説明においては、主としてユーザの操作を受け付けるための「オブジェクト」を適切に配置するための処理例について説明するが、配置される「オブジェクト」として、単にユーザへ何らかの情報を通知する機能のみを有するものが含まれていてもよい。
<B.ハードウェア構成>
次に、携帯端末装置10のハードウェア構成について説明する。
次に、携帯端末装置10のハードウェア構成について説明する。
図2は、本実施の形態に従う携帯端末装置10のハードウェア構成を示すブロック図である。
図2を参照して、携帯端末装置10は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)110と、メモリ120と、タッチパネル130と、ディスプレイ140と、スピーカ150と、ボタン160と、メモリインターフェイス(I/F)170と、通信インターフェイス(I/F)180と、無線通信部190と、通信アンテナ192と、時計部194と、GPSコントローラ196とを含む。
CPU110は、メモリ120に格納されたプログラムを読み出して実行することで、携帯端末装置10の各部の動作を制御する。より詳細にはCPU110は、当該プログラムを実行することによって、後述する携帯端末装置10の処理(ステップ)の各々を実現する。CPU110は、例えば、マイクロプロセッサ(Microprocessor)である。なお、当該ハードウェアは、CPU以外のFPGA(Field Programmable Gate Array)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)およびその他の演算機能を有する回路などであってもよい。
メモリ120は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read-Only Memory)、ハードディスクなどによって実現される。メモリ120は、CPU110によって実行されるプログラム、データ、設定情報などを記憶する。
タッチパネル130は、表示部としての機能を有するディスプレイ140上に設けられており、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などのいずれのタイプであってもよい。タッチパネル130は、光センサ液晶を含んでもよい。タッチパネル130は、所定時間毎に外部の物体によるタッチパネル130へのタッチ操作を検知して、タッチ座標(タッチ位置)をCPU110に入力する。すなわち、CPU110は、タッチパネル130からタッチ座標を取得する。
スピーカ150は、CPU110からの命令に基づいて、音声を出力する。例えば、CPU110は、音声データに基づいて、スピーカ150に音声を出力させる。
ボタン160は、携帯端末装置10の表面に配置されており、ユーザからの命令を受け付けて、当該命令をCPU110に入力する。ボタン160は、例えば、表示画面を遷移させる画面遷移ボタン、確定ボタン、キャンセルボタンなどを含む。
メモリインターフェイス(I/F)170は、外部の記憶媒体172からデータを読み出す。すなわち、CPU110は、メモリインターフェイス170を介して外部の記憶媒体172に格納されているデータを読み出して、当該データをメモリ120に格納する。CPU110は、メモリ120からデータを読み出して、メモリインターフェイス170を介して当該データを外部の記憶媒体172に格納する。
なお、記憶媒体172としては、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk)、BD(Blu-ray Disc)、USB(Universal Serial Bus)メモリ、メモリカード、FD(Flexible Disk)、ハードディスク、磁気テープ、カセットテープ、MO(Magnetic Optical Disc)、MD(Mini Disc)、IC(Integrated Circuit)カード(メモリカードを除く)、光カード、EPROM、EEPROM(Electronically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの、不揮発的にプログラムを格納する媒体が挙げられる。
通信インターフェイス(I/F)180は、携帯端末装置10と外部装置との間で各種データをやり取りするための通信インターフェイスであり、アダプタやコネクタなどによって実現される。なお、通信方式としては、Bluetooth(登録商標)、無線LAN(Local Area Network)などによる無線通信であってもよいし、USBバスなどを利用した有線通信であってもよい。
無線通信部190は、通信アンテナ192を介して通信のための信号を送受信する。すなわち、無線通信部190は、CPU110からの通信データを通信信号に変換し、その通信信号を通信アンテナ192を介して通信相手に送信したり、通信アンテナ192を介して通信相手から受信した通信信号を通信データに変換し、その通信データをCPU110に入力したりする。これにより、携帯端末装置10は、たとえば、第3世代移動通信システム(3G)、LTE(Long Term Evolution)などの無線通信網を介してインターネットなどに接続することが可能となる。
時計部194は、カレンダー機能および時刻機能を有しており、時刻、日付、および曜日などの日時情報を管理する。時計部194は、CPU110の指示に従って、日時情報をCPU110に入力する。なお、時計部194は、測定開始からの時間を管理するタイマー機能を有していてもよい。
GPSコントローラ196は、GPS信号または基地局からの位置信号(測位信号)を受信して携帯端末装置10の位置情報を取得する。GPSコントローラ196は、取得した携帯端末装置10の位置情報をCPU110に入力する。
<C.動作例>
次に、本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供する動作例について説明する。
次に、本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供する動作例について説明する。
概略として、携帯端末装置10は、ディスプレイ140にホーム画面として複数のアプリケーションに関連してそれぞれ設けられる複数のオブジェクトを表示可能に構成されている。携帯端末装置10は、複数のシチュエーション(状況)ごとに、その状況においてユーザによって利用された複数のアプリケーションの利用情報をメモリ120に格納している。携帯端末装置10は、現在の日時情報と現在の位置情報とを取得することによって、ユーザの現在の状況がメモリ120に格納された状況のいずれに該当するかを判定する。そして、携帯端末装置10は、該当する状況における複数のアプリケーションの利用情報に基づいて、複数のオブジェクトを配置する。
以下、図面を参照しながら携帯端末装置10の詳細な動作例について説明する。
図3は、本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供するホーム画面が状況に応じて変化することを説明するための図である。
図3は、本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供するホーム画面が状況に応じて変化することを説明するための図である。
図4は、本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供する情報テーブル700である。情報テーブル700は、各々の状況において、アプリケーションが利用された回数を示している。携帯端末装置10は、各々の状況においてユーザによってアプリケーションが利用されたときに、当該状況におけるアプリケーションの利用回数を更新していくことで、当該情報テーブル700が作成される。
以下の説明では、「会社」および「自宅」の位置情報がメモリ120に予め登録されているものとする。また、平日の午前9時から午後6時までを勤務時間帯(オンタイム)として、それ以外の時間帯を勤務外時間帯(オフタイム)としてメモリ120に予め登録されているものとする。なお、「平日」とは、ユーザが仕事を休む休日以外の日であり、平日/休日の設定は予めユーザによって設定されているものとする。
図3の画面(a)では、携帯端末装置10のユーザの状況が、「平日の午前10時」に「会社」である場合のホーム画面の例を示している。このとき、携帯端末装置10は、時計部194を介して日時情報を取得することで現在の日時が「平日の午前10時」であると判断し、GPSコントローラ196を介して位置情報を取得し、メモリ120を参照することで現在の位置が「会社」であると判断している。
次に、携帯端末装置10は、図4における情報テーブル700を参照して、現在の状況がメモリ120に格納された複数の状況のうち、どの状況に該当するかを判定する。上述したように、「平日の午前10時」は勤務時間帯であることから、携帯端末装置10は、現在のユーザの状況が「勤務時間帯」に「会社」にいる状況(a)であると判定する。そして、携帯端末装置10は、現在のユーザの状況であると判定された状況(a)に関連付けられたアプリケーションごとの利用回数(利用履歴)に基づいて、複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを表示画面に配置する。より具体的には、携帯端末装置10は、アプリケーションの利用回数に基づいて、配置されるオブジェクトの優先順位を決定する。詳細には、携帯端末装置10は、起動回数が多いアプリケーションから順に、当該アプリケーションに対応するオブジェクトの優先順位が高いと判断する。そして、携帯端末装置10は、予め定められたオブジェクトの配置順序に従って、決定された優先順位が高いオブジェクトから順に複数のオブジェクトを表示画面に配置する。
本実施の形態では、オブジェクトの配置順序は、表示画面の左上から右下方向に向かって順序付けがされているものとし、優先順位が高い方から6つのオブジェクトを表示するように設定されているものとする。なお、当該配置順序は、これに限られず、右上から左下方向などであってもよい。また、オブジェクトの表示個数についても、これに限られず、表示画面に表示可能な個数分のオブジェクトを表示させる場合などであってもよい。なお、上記の配置順序およびオブジェクトの表示個数については、ユーザによって任意に設定可能に構成されている。
情報テーブル700を参照すると、状況(a)における各々のアプリケーションの起動回数は、アプリケーション「メール」、「スケジュール」、「表計算」、「ブラウザ」、「地図」、「辞書」の順に多い。したがって、携帯端末装置10は、図3の画面(a)のように、これらのアプリケーションにそれぞれ対応するオブジェクトを表示画面の左上から右下方向に向かって配置する。
なお、利用回数が同じ場合には、予め定められたアプリケーションの優先順位に従って、対応するオブジェクトの優先順位が決定される。また、起動回数ではなく、アプリケーションが起動されてから終了されるまでの起動時間に基づいて当該優先順位を決定する場合であってもよい。この場合、典型的には、携帯端末装置10は、当該起動時間が長い方から順に当該優先順位が高いと判断する。さらに、起動回数と起動時間とを考慮して、当該優先順位を決定する場合であってもよい。
次に、図3の画面(b)では、携帯端末装置10のユーザの状況が、「平日の午後1時」に「外出先」である場合のホーム画面の一例を示している。携帯端末装置10は、時計部194を介して日時情報を取得することで現在の日時が「平日の午後1時」であると判断し、GPSコントローラ196を介して位置情報を取得し、メモリ120を参照して「会社」および「自宅」の位置情報ではないことから、現在の位置が「外出先」であると判断している。
そして、携帯端末装置10は、図4における情報テーブル700を参照して、現在のユーザの状況が「勤務時間帯」に「外出先」にいる状況(b)であると判定する。情報テーブル700を参照すると、状況(b)におけるアプリケーションの起動回数は、アプリ「メール」、「地図」、「交通情報」、「表計算」、「スケジュール」、「ブラウザ」の順に多い。したがって、携帯端末装置10は、図3の画面(b)のように、各アプリケーションに対応するオブジェクトを配置する。
次に、図3の画面(c)では、携帯端末装置10のユーザの状況が、「午後7時」に「自宅」である場合のホーム画面の一例を示している。携帯端末装置10は、時計部194により現在の日時が「平日の午後7時」であると判断し、GPSコントローラ196を介して位置情報を取得し、メモリ120を参照することで現在の位置が「自宅」であると判断している。
そして、携帯端末装置10は、図4における情報テーブル700を参照して、現在のユーザの状況が「勤務外時間帯」に「自宅」にいる状況(c)であると判定する。情報テーブル700を参照すると、状況(c)における各アプリの起動回数は、アプリ「ゲーム」、「ブラウザ」、「動画」、「メール」、「地図」、「カメラ」の順に多い。したがって、携帯端末装置10は、図3の画面(c)のように、各アプリケーションに対応するオブジェクトを配置する。
次に、図3の画面(d)では、携帯端末装置10のユーザの状況が、「休日の午後3時」に「外出先」である場合のホーム画面の一例を示している。この場合、携帯端末装置10は、時計部194により現在の日時が「休日の午後3時」であることを認識し、GPSコントローラ196を介して位置情報を取得し、メモリ120を参照することで現在の位置が「外出先」であると判断している。
そして、携帯端末装置10は、図4における情報テーブル700を参照して、現在の状況が「勤務外時間帯」に「外出」している状況(d)であると判定する。情報テーブル700を参照すると、状況(d)における各アプリケーションの起動回数は、アプリケーション「カメラ」、「地図」、「交通情報」、「スケジュール」、「メール」、「ブラウザ」の順に多い。したがって、携帯端末装置10は、図3の画面(d)のように、各アプリケーションに対応するオブジェクトを配置する。
なお、携帯端末装置10は、スケジュール情報を利用して現在のユーザの状況を判定する場合であってもよい。例えば、スケジュール情報の予定内容としては、「残業」、「休日出勤」、「有休」などが考えられる。そして、携帯端末装置10は、スケジュール情報を利用する場合には、スケジュール情報の予定内容を優先して現在のユーザの状況を判定する。より具体的には、例えば、スケジュール情報として、平日の午後6時から午後8時まで「残業」の予定内容が設定されている場合には、携帯端末装置10は、(本来は「勤務外時間帯」である)平日の午後6時から午後8時までを「勤務時間帯」であるとして判断する。そのため、携帯端末装置10は、日時情報と位置情報とに基づいて、ユーザが「平日の午後7時」に「会社」にいると判断した場合であっても、(「勤務外時間帯」ではなく)「勤務時間帯」に「会社」にいると判断して、現在の状況は状況(a)であると判定する。
また、同様に、休日にスケジュール情報として「休日出勤」の予定内容が設定されている場合には、携帯端末装置10は、休日(「勤務外時間帯」)であっても「勤務時間帯」として判断する。そのため、携帯端末装置10は、日時情報と位置情報とに基づいて、ユーザが「休日の午後3時」に「外出先」であると判断した場合であっても、(「勤務外時間帯」ではなく)「勤務時間帯」に「外出先」であると判断して、現在の状況はユーザの状況(b)であると判定する。
また、同様に、平日にスケジュール情報として「有休」の予定内容が設定されている場合には、携帯端末装置10は、平日(「勤務時間帯」)であっても休日(「勤務外時間帯」)として判断する。そのため、携帯端末装置10は、日時情報と位置情報とに基づいて、ユーザが「平日の午前10時」に「自宅」にいると判断した場合であっても、(「勤務時間帯」ではなく)「勤務外時間帯」に「自宅」であると判断して、現在のユーザの状況は状況(c)であると判定する。
以上のように、携帯端末装置10は、ユーザの状況に応じたアプリケーションの利用情報に基づいて、アプリケーションに関連するオブジェクトの配列を自動的に変更する。したがって、アプリケーションを利用する際のユーザの利便性を向上させることができる。
<D.機能構成>
次に、上述したような本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供する動作例を実現するための機能構成について説明する。
次に、上述したような本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供する動作例を実現するための機能構成について説明する。
図5は、本実施の形態に従う携帯端末装置10の機能ブロック図である。
図5を参照すると、携帯端末装置10は、主たる機能構成として、日時情報取得部200と、位置情報取得部202と、利用情報格納部204と、表示制御部210と、利用情報更新部211と、スケジュール情報取得部212とを含む。これらの機能は、基本的には、携帯端末装置10のCPU110がメモリ120に格納されたプログラムを実行し、携帯端末装置10の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。すなわち、CPU110は、携帯端末装置10の動作全体を制御する制御部としての機能を有する。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。
図5を参照すると、携帯端末装置10は、主たる機能構成として、日時情報取得部200と、位置情報取得部202と、利用情報格納部204と、表示制御部210と、利用情報更新部211と、スケジュール情報取得部212とを含む。これらの機能は、基本的には、携帯端末装置10のCPU110がメモリ120に格納されたプログラムを実行し、携帯端末装置10の構成要素へ指令を与えることなどによって実現される。すなわち、CPU110は、携帯端末装置10の動作全体を制御する制御部としての機能を有する。なお、これらの機能構成の一部または全部はハードウェアで実現されていてもよい。
日時情報取得部200は、時計部194を介して現在の時刻、日付、曜日などの日時情報を取得する。また、日時情報取得部200は、取得した情報を後述する状況判定部206に出力する。
位置情報取得部202は、GPSコントローラ196を介して現在の携帯端末装置10の位置情報を取得する。また、位置情報取得部202は、取得した情報を後述する状況判定部206に出力する。
利用情報格納部204は、ユーザの状況を示す時間(時間帯)および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して状況別にユーザに利用されたアプリケーションごとの利用情報とを関連付けて格納している。典型的には、利用情報格納部204は、情報テーブル700のようなデータを格納している。状況情報は、日付、曜日などの情報を含んでいてもよい。状況情報は、想定される様々な状況を考慮して予め利用情報格納部204に登録されている。なお、状況情報は、ユーザによって追加可能であってもよいし、削除可能であってもよい。
表示制御部210は、取得された日時情報および位置情報に従うユーザの状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを表示画面に配置する。換言すると、表示制御部210は、オブジェクトを配置するようにディスプレイ140に表示させる。表示制御部210は、より具体的には、状況判定部206と、配置部208とを含む。
状況判定部206は、日時情報と位置情報と状況情報とに基づいて、現在のユーザの状況を判定する。より具体的には、状況判定部206は、利用情報格納部204に格納されている複数の状況のうち、現在の日時および位置に該当する状況を判定する。例えば、状況判定部206は、取得した日時情報および位置情報に基づいて、携帯端末装置10のユーザが「平日の午前10時」に「会社」にいると判断している場合には、利用情報格納部204に格納された状況情報から、現在の状況が状況(a)であると判定する。
配置部208は、判定された状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、配置される複数のオブジェクトの優先順位を決定する。そして、配置部208は、予め定められたオブジェクトの配置順序に従って、決定された優先順位の高い方から順に複数のオブジェクトを表示画面に配置する。換言すると、配置部208は、上記のように複数のオブジェクトを配置するようにディスプレイ140の表示を制御する。
利用情報更新部211は、判定された状況において、アプリケーションが実行された場合に、当該状況におけるアプリケーションの利用情報を更新する。例えば、利用情報更新部211は、アプリケーションが実行されたことを示す信号を検出すると、アプリケーションの利用情報を更新する。利用情報更新部211は、当該利用情報としてアプリケーションの起動回数が適用される場合には、当該状況においてアプリケーションが起動されるごとに起動回数を加算していくことで、利用情報を更新する。利用情報更新部211は、利用情報としてアプリケーションの起動時間(起動してから終了するまでの時間)が適用される場合には、当該状況におけるアプリケーションの起動時間を追加していくことで、利用情報を更新する。
また、利用情報更新部211は、アプリケーションが実行された後、所定の時間以内に当該アプリケーションの実行が終了された場合には、アプリケーションの利用情報を更新しなくてもよい。例えば、利用情報更新部211は、アプリケーションの起動時間が当該所定の時間より短い場合には、起動回数を加算したり、起動時間を追加したりしない。これは、ユーザの誤操作によりアプリケーションが起動された場合など、意図しないアプリケーションの利用を当該利用情報からは排除するためである。
スケジュール情報取得部212は、ユーザによって設定される時間、日付、曜日、予定内容などを含むスケジュール情報を取得する。例えば、スケジュール情報取得部212は、スケジュール用のアプリケーション、あるいはネットワーク上などからスケジュール情報を取得する。予定内容は、上述したように、「残業」、「有休」、「休日出勤」などが想定される。
状況判定部206は、スケジュール情報を利用する場合には、日時情報と位置情報と状況情報とスケジュール情報とに基づいて、現在のユーザの状況を判定する。より具体的には、状況判定部206は、状況情報に含まれる時間帯と重複する時間帯にスケジュール情報がある場合には、スケジュール情報の予定内容を優先して判断する。平日の午後6時から午後8時までを「勤務外時間帯」として予め登録されている場合でも、スケジュール情報に平日の午後6時から午後8時まで「残業」の予定内容が設定されている場合には、状況判定部206は、午後6時から午後8時までを「勤務時間帯」であると判断する。同様に、休日に「休日出勤」の予定内容が設定されている場合には、休日(「勤務外時間帯」)であっても平日(「勤務時間帯」)として判断し、平日に「有休」の予定内容が設定されている場合には、平日(「勤務時間帯」)であっても休日(「勤務外時間帯」)として判断する。
<E.処理手順>
次に、図3に示す複数のオブジェクトの配置設定を実現するために携帯端末装置10が実行する処理手順について説明する。
次に、図3に示す複数のオブジェクトの配置設定を実現するために携帯端末装置10が実行する処理手順について説明する。
(e1.利用情報の更新処理手順)
まず、携帯端末装置10が、ユーザのアプリケーションの利用情報をメモリ120に更新する際の処理手順について説明する。
まず、携帯端末装置10が、ユーザのアプリケーションの利用情報をメモリ120に更新する際の処理手順について説明する。
図6は、本実施の形態に従う携帯端末装置10が利用情報を格納する際の処理手順を示すフローチャートである。図6に示す各ステップは、基本的には、CPU110がプログラムを実行することで実現される。
図6を参照して、携帯端末装置10のCPU110は、アプリケーションが利用されたか否かを判断する(ステップS100)。より具体的には、CPU110は、アプリケーションが起動されたか否かを判断する。このとき、CPU110は、アプリケーションが実行されてから所定の時間内に終了された場合には、アプリケーションが起動されていないとみなしてもよい。
アプリケーションが利用されていない場合には(ステップS100においてNOの場合)、ステップS100の処理を繰り返す。これに対して、アプリケーションが利用された場合には(ステップS100においてYESの場合)、CPU110は、アプリケーションの利用情報を取得する(ステップS101)。例えば、CPU110は、アプリケーションの起動回数、起動時間等を取得する。
次に、CPU110は、時計部194を介して現在の日時を取得する(ステップS102)。続いて、CPU110は、GPS194を介して携帯端末装置10の現在の位置を取得する(ステップS104)。ステップS102およびステップS104の処理は、順序が逆である場合であってもよい。
次に、CPU110は、取得した現在の日時および携帯端末装置10の現在の位置に基づいて、メモリ120(例えば、情報テーブル700)に格納された複数の状況のうち、現在の状況に該当するものがあるか否かを判断する(ステップS106)。現在の状況に該当するものがある場合には(ステップS106においてYESの場合)、CPU110は、該当する状況が現在のユーザの状況である判定する(ステップS108)。そして、CPU110は、取得したアプリケーションの利用情報に基づいて、判定された状況におけるアプリケーションの利用情報を更新する(ステップS110)。より具体的には、例えば、CPU110は、当該状況におけるアプリケーションの起動回数を加算したり、起動時間を追加したりする。
これに対して、現在の状況に該当するものがない場合には(ステップS106においてNOの場合)、CPU110は、当該状況を新たにメモリ120に登録するようにユーザからの指示を受け付けたか否かを判断する(ステップS112)。
当該指示を受け付けていない場合には(ステップS112においてNOの場合)、CPU110は、処理を終了する。当該指示を受け付けた場合には(ステップS112においてYESの場合)、CPU110は、当該状況をメモリ120に登録する(ステップS114)。このとき、CPU110は、取得した日時情報および位置情報をそのまま状況情報として登録してもよいし、予め定められた設定により、日時情報および位置情報を一部加工して状況情報として登録してもよい。例えば、CPU110は、取得した現在の時刻から前後1時間の時間帯を状況情報として登録してもよいし、取得した現在の位置から所定の範囲内の位置情報を状況情報として登録してもよい。あるいは、CPU110は、登録用の以下の図7のようなユーザインターフェイス画面を表示して、ユーザからの操作を受け付けることで当該状況を登録してもよい。
図7は、本実施の形態に従う携帯端末装置10が提供するユーザインターフェイス画面の一例である。
図7を参照して、ユーザインターフェイス画面800は、現在の位置を示す情報802と、現在の時刻を示す情報804と、ユーザの状況を定めるための時間帯を入力する欄806と、位置を入力する欄808と、登録ボタン810と、登録をキャンセルするためのキャンセルボタン812とを含む。
ユーザは、現在の位置および時刻を参照しながら、時間帯および位置を入力することで自身の状況を決定し、登録ボタンを選択すると、入力された当該時間帯および位置を含む状況情報が新たな状況として登録される。なお、ユーザインターフェイス画面800には、状況の名前を入力する欄が設けられていてもよい。
再び、図6を参照して、CPU110は、登録された状況が現在のユーザの状況であると判定して(ステップS116)、判定された状況におけるアプリケーションの利用情報を更新する(ステップS110)。そして、CPU110は、処理を終了する。
(e2.オブジェクトの配置処理手順)
次に、オブジェクトを表示画面に配置する際の処理手順について説明する。
次に、オブジェクトを表示画面に配置する際の処理手順について説明する。
図8は、本実施の形態に従う携帯端末装置10がオブジェクトを配置する際の処理手順を示すフローチャートである。図8に示す各ステップは、基本的には、CPU110がプログラムを実行することで実現される。
CPU110は、時計部194を介して現在の日時を取得する(ステップS202)。続いて、CPU110は、GPSコントローラ196を介して携帯端末装置10の現在の位置を取得する(ステップS204)。ステップS202およびステップS204の処理は、順序が逆である場合であってもよい。
CPU110は、取得された日時および位置に従う状況において、スケジュールが設定されているか否かを判断する(ステップS205)。典型的には、CPU110は、アプリケーション「スケジュール」からスケジュール情報を取得して、日時および位置に従う状況においてスケジュールが設定されているか否かを判断する。また、CPU110は、通信インターフェイス180または無線通信部190を介してネットワーク上からスケジュール情報を取得する場合であってもよい。
スケジュール情報がない場合には(ステップS205においてNOの場合)、CPU110は、取得した現在の日時および現在の位置に基づいて、メモリ120(情報テーブル700)に登録された複数の状況のうち、現在の状況に該当するものがあるか否かを判断する(ステップS206)。現在の状況に該当するものがない場合には(ステップS206においてNOの場合)、CPU110は、予め定められた初期設定に従ってオブジェクトを配置する(ステップS214)。例えば、CPU110は、初期状態(出荷状態など)の設定に従って、オブジェクトを配置する。そして、CPU110は、処理を終了する。これに対して、現在の状況に該当するものがある場合には(ステップS206においてYESの場合)、CPU110は、該当する状況が現在の状況であると判定する(ステップS208)。
また、ステップS205において、CPU110は、スケジュール情報があると判断した場合には(ステップS205においてYESの場合)、取得したスケジュール情報を反映した上で、現在の日時および現在の位置に基づいて、メモリ120(情報テーブル700)に登録された複数の状況のうち、現在の状況に該当するものがあるか否かを判断する(ステップS207)。現在の状況に該当するものがない場合には(ステップS207においてNOの場合)、上述したステップS214の処理を実行する。これに対して、現在の状況に該当するものがある場合には(ステップS207においてYESの場合)、上述したステップS208の処理を実行する。
次に、CPU110は、メモリ120を参照して、判定された状況に関連付けられたアプリケーションごとの利用情報に基づいて、配置される複数のオブジェクトの優先順位を決定する(ステップS210)。
そして、CPU110は、予め定められたオブジェクトの配置順序に従って、決定された優先順位の高い方から順に複数のオブジェクトを表示画面に配置して(ステップS212)、処理を終了する。
なお、CPU110は、所定の時間ごと(例えば、1時間ごと)、予め定められた時刻(例えば、就業時間が終了)または位置が変化した場合などに上記のオブジェクトの配置処理を行なうことで、当該オブジェクトの配置の更新を行なう。
<F.その他の実施の形態>
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローチャートで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
なお、コンピュータを機能させて、上述のフローチャートで説明したような制御を実行させるプログラムを提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)、ROM、RAMおよびメモリカードなどの一時的でないコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
プログラムは、コンピュータのオペレーティングシステム(OS)の一部として提供されるプログラムモジュールのうち、必要なモジュールを所定の配列で所定のタイミングで呼出して処理を実行させるものであってもよい。その場合、プログラム自体には上記モジュールが含まれずOSと協働して処理が実行される。このようなモジュールを含まないプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
また、本実施の形態にかかるプログラムは他のプログラムの一部に組込まれて提供されるものであってもよい。その場合にも、プログラム自体には上記他のプログラムに含まれるモジュールが含まれず、他のプログラムと協働して処理が実行される。このような他のプログラムに組込まれたプログラムも、本実施の形態にかかるプログラムに含まれ得る。
<G.利点>
本実施の形態によると、様々な状況におけるユーザのアプリケーションの利用履歴を反映してホーム画面において、アプリケーションに対応するオブジェクトを配置することができる。したがって、ユーザは、手間をかけることなく自分の現在の状況に適したアプリケーションを利用することができる。
本実施の形態によると、様々な状況におけるユーザのアプリケーションの利用履歴を反映してホーム画面において、アプリケーションに対応するオブジェクトを配置することができる。したがって、ユーザは、手間をかけることなく自分の現在の状況に適したアプリケーションを利用することができる。
また、ユーザによってアプリケーションが利用される度に、利用情報が更新されていくため、オブジェクトの配置に対して、状況に応じたユーザの利用形態をリアルタイムで反映することができる。
また、スケジュール情報を利用することにより、スケジュール情報を反映して現在のユーザの状況が判定されるため、現在のユーザの状況をより正確に判断することができる。
以上より、アプリケーションを利用する際のユーザの利便性を向上させることが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 携帯端末装置、110 CPU、120 メモリ、130 タッチパネル、140 ディスプレイ、150 スピーカ、160 ボタン、170 メモリインターフェイス、172 記憶媒体、180 通信インターフェイス、190 無線通信部、192 通信アンテナ、194 時計部、196 コントローラ、200 日時情報取得部、202 位置情報取得部、204 利用情報格納部、206 状況判定部、208 配置部、210 表示制御部、211 利用情報更新部、212 スケジュール情報取得部。
Claims (9)
- 表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置であって、
ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して前記状況においてユーザに利用された前記アプリケーションごとの利用情報とが関連付けられて格納された情報格納部と、
現在の日時を示す日時情報を取得する日時情報取得部と、
前記携帯端末装置の現在の位置を示す位置情報を取得する位置情報取得部と、
取得された前記日時情報および前記位置情報に従うユーザの前記状況に関連付けられた前記アプリケーションごとの前記利用情報に基づいて、前記複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを前記表示画面に配置する表示制御部とを備える、携帯端末装置。 - 前記表示制御部は、前記日時情報と前記位置情報と前記状況情報とに基づいて、現在のユーザの前記状況を判定し、前記判定された状況に関連付けられた前記アプリケーションごとの前記利用情報に基づいて、配置される前記複数のオブジェクトの優先順位を決定する、請求項1に記載の携帯端末装置。
- 前記表示制御部は、予め定められた前記オブジェクトの配置順序に従って、前記決定された優先順位の高い方から順に前記複数のオブジェクトを前記表示画面に配置する、請求項2に記載の携帯端末装置。
- ユーザのスケジュール情報を取得するスケジュール情報取得部をさらに備え、
前記表示制御部は、前記日時情報と前記位置情報と前記状況情報と前記スケジュール情報とに基づいて、現在のユーザの前記状況を判定し、前記判定された状況に関連付けられた前記アプリケーションごとの前記利用情報に基づいて、配置される複数の前記オブジェクトの優先順位を決定する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯端末装置。 - 前記状況において前記アプリケーションが実行された場合に、前記アプリケーションの前記利用情報を更新する利用情報更新部をさらに備える、請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
- 前記利用情報更新部は、前記アプリケーションが実行された後、所定の時間以内に前記アプリケーションの実行が終了された場合には、前記アプリケーションの前記利用情報を更新しない、請求項5に記載の携帯端末装置。
- 前記利用情報は、前記アプリケーションの起動回数または前記アプリケーションの起動時間のうち少なくとも1つを含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の携帯端末装置。
- 表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置の制御方法であって、
ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して前記状況においてユーザに利用された前記アプリケーションごとの利用情報とを関連付けて格納するステップと、
現在の日時を示す日時情報を取得するステップと、
前記携帯端末装置の現在の位置を示す位置情報を取得するステップと、
取得された前記日時情報および前記位置情報に従うユーザの前記状況に関連付けられた前記アプリケーションごとの前記利用情報に基づいて、前記複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを前記表示画面に配置するステップとを含む、携帯端末装置の制御方法。 - 表示画面にオブジェクトを表示可能に構成された携帯端末装置のコンピュータに実行させる制御プログラムであって、
前記制御プログラムは、前記コンピュータに、
ユーザの状況を示す時間および位置の情報を含む状況情報と、複数のアプリケーションに関して前記状況においてユーザに利用された前記アプリケーションごとの利用情報とを関連付けて格納するステップと、
現在の日時を示す日時情報を取得するステップと、
前記携帯端末装置の現在の位置を示す位置情報を取得するステップと、
取得された前記日時情報および前記位置情報に従うユーザの前記状況に関連付けられた前記アプリケーションごとの前記利用情報に基づいて、前記複数のアプリケーションにそれぞれ関連して設けられる複数のオブジェクトを前記表示画面に配置するステップとを実行させる、携帯端末装置の制御プログラム。
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